JP3081914U - ベッド - Google Patents
ベッドInfo
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- JP3081914U JP3081914U JP2001003103U JP2001003103U JP3081914U JP 3081914 U JP3081914 U JP 3081914U JP 2001003103 U JP2001003103 U JP 2001003103U JP 2001003103 U JP2001003103 U JP 2001003103U JP 3081914 U JP3081914 U JP 3081914U
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- Japan
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C20/00—Head -, foot -, or like rests for beds, sofas or the like
- A47C20/04—Head -, foot -, or like rests for beds, sofas or the like with adjustable inclination
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Nursing (AREA)
- Bedding Items (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使い勝手の良いベッドを提供する。
【解決手段】 寝台面Cが、平坦な水平状態と、少なく
とも寝台面Cの一部に折り曲がり部K1、K2を有しそ
の折曲げにより頭部側の端部領域を幅方向の軸線周りで
上向きに折り曲げたリクライニング状態とに変化しうる
マットレス3aを具えたベッド1である。マットレス3
aは、弾性板状のマットレス本体4と、伸縮可能な開口
部Oを有する下開口の袋状をなしかつ該開口部Oから前
記マットレス本体4を挿入、取り外し自在なカバー5と
を具える。マットレス3aは、リクライニング状態にお
いて、マットレス本体4の前記折り曲がり部K1、K2
からのカバー5の浮き上がりを防止する浮き上がり防止
具Uを具えることを特徴とする。
とも寝台面Cの一部に折り曲がり部K1、K2を有しそ
の折曲げにより頭部側の端部領域を幅方向の軸線周りで
上向きに折り曲げたリクライニング状態とに変化しうる
マットレス3aを具えたベッド1である。マットレス3
aは、弾性板状のマットレス本体4と、伸縮可能な開口
部Oを有する下開口の袋状をなしかつ該開口部Oから前
記マットレス本体4を挿入、取り外し自在なカバー5と
を具える。マットレス3aは、リクライニング状態にお
いて、マットレス本体4の前記折り曲がり部K1、K2
からのカバー5の浮き上がりを防止する浮き上がり防止
具Uを具えることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、マットレス本体から取り外し自在かつリクライニング時の浮き上が りを防止しうるカバーを具えたベッドに関する。
【0002】
従来、例えば図9に示すように、ベッドフレームaにマットレスb、bを固着 した簡易型の折り畳みベッドcが種々提案されている。このものは、通常、ウレ タンチップ等の弾性材からなる弾性板状のマットレス本体を、布地材からなるカ バーで取り外し不能に被覆して構成されていた。
【0003】 しかしながら、マットレスは寝汗や食べこぼし等により汚損されるため、この 種のベッドcについてもマットレスbのカバーを容易に取り外して洗濯等を可能 とすることが望まれている。そこで、例えば図10に示すように、下面側に伸縮 自在な開口部Oを有する袋状のカバーdを形成し、これをマットレス本体から脱 着自在に装着することが考えられる。
【0004】 ところが、図9に示したように、近年ではマットレスbの寝台面がその頭部側 の端部領域Fを上向きに折り曲げたリクライニング状態としうるベッドが種々販 売されている。このようなベッドcにあっては、図10のカバーdを装着してリ クライニング状態とした場合、一点鎖線で示すように、マットレス本体の折り曲 げ部でカバーdがマットレス本体から大きく浮き上がってしまいベッドの外観を 損ねる他、カバーdが外れ易くなるなど使い勝手が悪いという問題があった。
【0005】 本考案は、以上のような実状に鑑み案出なされたもので、マットレスを、弾性 板状のマットレス本体と、伸縮可能な開口部を有する下開口の袋状をなしかつ該 開口部から前記マットレス本体を挿入、取り外し自在なカバーとで構成し、しか もリクライニング状態において、マットレス本体が折れ曲がる折り曲がり部から のカバーの浮き上がりを防止する浮き上がり防止具を設けることを基本として上 述の問題点を解決しうるベッドを提供することを目的としている。
【0006】
本考案のうち請求項1記載の考案は、寝台面が、平坦な水平状態と、少なくと も寝台面の一部に折り曲がり部を有しその折曲げにより頭部側の端部領域を幅方 向の軸線周りで上向きに折り曲げたリクライニング状態とに変化しうるマットレ スを具えたベッドであって、前記マットレスは、弾性板状のマットレス本体と、 伸縮可能な開口部を有する下開口の袋状をなしかつ該開口部から前記マットレス 本体を挿入、取り外し自在なカバーとを具え、しかも該マットレスは、前記リク ライニング状態において、マットレス本体の前記折り曲がり部からのカバーの浮 き上がりを防止する浮き上がり防止具を具えることを特徴としている。
【0007】 また請求項2記載の考案は、前記浮き上がり防止具は、前記マットレス本体の 下面に設けられた係止具と、前記カバーに設けられかつ前記係止具に脱着自在に 固定される取付具とからなることを特徴とする請求項1記載のベッドである。
【0008】 また請求項3記載の考案は、前記係止具は、ボタン状をなすとともに、前記取 付具は、一端部が前記カバーに固着されかつ他端部が前記係止具に引っ掛けしう る引掛部材からなることを特徴とする請求項2記載のベッドである。
【0009】 また請求項4記載の考案は、前記引掛部材が伸縮自在なゴムを含むことを特徴 とする請求項3記載のベッドである。
【0010】 また請求項5記載の考案は、前記引掛部材がループ状部を有することを特徴と する請求項3又は4記載のベッドである。
【0011】 また請求項6記載の考案は、前記折り曲がり部は、最も頭部側の第1の折り曲 がり部と、この第1の折り曲がり部よりも足下側の第2の折り曲がり部とを含み 、前記浮き上がり防止具を、この第1、第2の折り曲がり部にそれぞれ設けたこ とを特徴とする請求項2に記載のベッドである。
【0012】 また請求項7記載の考案は、前記カバーは、略矩形の開口部を有しかつその4 隅にゴムを配したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のベッドで ある。
【0013】 また請求項8記載の考案は、1つのマットレス本体と、取替用の複数種類のカ バーとをセットとしたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のベッ ドである。
【0014】 また請求項9記載の考案は、前記マットレスは、頭部側に配され前記リクライ ニング状態をなしうる頭部側のマットレスと、足下側に配された足下側のマット レスとからなり、中央部で逆V字状に折畳み可能なことを特徴とする請求項3記 載のベッドである。
【0015】
以下、本考案の実施の一形態を図面に基づき説明する。 図1は本考案の実施形態を示すベッドの斜視図、図2はその底面図、図3はリ クライニング状態を示す側面図、図4は分解斜視図、図5は折り畳み状態の斜視 図をそれぞれ示している。図において、ベッド1は、ベッドフレーム2と、この ベッドフレーム2上に載置されたマットレス3とを具え、本実施形態ではベッド をその長さ方向の中央部で逆V字状に山形で折畳みしうる折畳み式のものが示さ れている。
【0016】 ベッドフレーム2は、本例ではその長さ方向で2つ割りされ、頭部側に配され る第1のベッド枠体2Aと、足元側に配される第2のベッド枠体2Bとを含む。 第1のベッド枠体2Aと第2のベッド枠体2Bとは、互いに向き合う側で継ぎ材 jにピン結合される。これにより、図5に示すように逆V字状に折り畳みしうる 。
【0017】 前記第1のベッド枠体2Aは、本例では通常の半分の長さの半割マットレス3 aを載置しうる矩形状の枠組からなる第1の載置枠7と、水平状態においてこの 第1の載置枠7の荷重を支えうる第1の支脚部9とを具える。この第1の支脚部 9は、一端が前記第1の載置枠7に固着された一対の脚部材10と、該脚部材1 0の下端部に固着された車輪11とから構成されている。なお第1の支脚部9に は、宮板12が固着されている。
【0018】 前記第2のベッド枠体2Bは、前記半割マットレス3aを載置しうる矩形状の 枠組からなる第2の載置枠14と、水平状態においてこの第2の載置枠14の荷 重を支えうる第2の支脚部15とを具える。第2の支脚部15は、上端部が前記 第2の載置枠14にピン等にて回転可能に枢着された逆T字状の脚部材15aと 、この脚部材15aの下端部側に固着された床面に接する車輪15bとからなる ものが例示される。
【0019】 なお前記継ぎ材j、j間には、中間支脚部17が設けられ、ベッド1の水平状 態の安定性を高めるのに役立つ。さらに本例のベッド1は、図2に示す如く、中 間支脚部17と前記第1の載置枠7の一端部Aとの間、及び、前記中間支脚部1 7と前記第2の載置枠14の一端部Bとの間には、第1、第2の載置枠7、14 を、常時折り畳む向きに付勢するバネSを配している。これにより、軽微な力で 折畳みでき、使い勝手を向上しうる。
【0020】 本実施形態のマットレス3は、前記のように2つの半割のマットレス3a、3 bをい並べて用いている。そして、頭部側に配される頭部側のマットレス3aは 、図3に示す如く、寝台面Cが、平坦な水平状態(実質的な水平状態を意味して いる。)と、寝台面Cに折り曲がり部Kを有しその折り曲げにより本例では頭部 側の端部領域Fを幅方向の軸線L周り(図2に示す)で上向きに折り曲げたリク ライニング状態とに変化しうる。他方、足元側に配された足下側のマットレス3 bは、前記第2のベッド枠体2Aの第2の載置枠14に平坦状に固定されて固着 されたものを示す。
【0021】 前記リクライニング状態は、例えば半割マットレス3aの内部に屈曲可能な枠 材を配するとともに、この枠材の屈曲部に例えばラチェット方式ないし電動機等 を用いて係止、解除をなしうるリクライニングギヤ等を配することによって、所 定の角度でマットレスを折り曲げかつその状態を保持できるとともに、保持状態 でさらに折り曲げることにより元の水平状態に復元しうる。なお頭部側のマット レス3aは、その足下側の基端部Eが第1の載置枠7に固着される。
【0022】 また図1、図3に示すように、本例のマットレス3aの折り曲がり部Kは、最 も頭部側の第1の折り曲がり部K1と、この第1の折り曲がり部K1よりも足下 側の第2の折り曲がり部K2とを含むものが示される。またこれらの各折り曲が り部K1、K2は、それぞれ独立して折り曲げでき、例えば、第1の折り曲げ部 K1だけを小角度で折り曲げしうる他、さらに第2の折り曲げ部K2で折り曲げ ることにより、ベッド上での食事なども容易となり使い勝手を高めうる。なお足 下側のマットレス3bに折り曲がり部が形成されても良い。
【0023】 前記マットレス3aは、弾性板状のマットレス本体4と、伸縮可能な開口部O を有する下開口の袋状をなしかつ該開口部Oから前記マットレス本体4を挿入、 取り外し自在なカバー5とから構成されている。なお本実施形態では、各マット レス3a、3bは、前記第1、第2の載置枠7、14よりも大寸で形成され、各 載置枠7、14の周囲から側方に小巾ではみ出ししている。
【0024】 前記マットレス本体4は、ウレタンチップなどを圧縮した弾性材を含み、必要 によりその下部に木質ないし金属製のベース板などを配して剛性を高めることも できる。また本例のマットレス本体4は、その表面を下地材としての布地で被覆 されたものを示しており、カバー5を装着しなくても使用可能に構成されている 。
【0025】 図6には、カバー5を下面側から見た斜視図を示す。カバー5は、本例ではマ ットレス本体4の上面部を覆う上覆い部5aと、マットレス本体4の側面部を覆 う側面覆い部5bとを含み、必要によりまた本例のようにマットレス本体4の下 面の一部を小巾で覆う下覆い部5cを形成する。前記開口部Oは、例えば略矩形 の開口部からなり、本例ではその4隅のコーナに伸縮自在なバンド状のゴムGを 配したものを例示している。なお開口部Oは、拡縮自在かつ縮んだ状態において マットレス本体4の平面視の輪郭形状よりも小に形成されている。従って、マッ トレス本体4を開口部から挿入した後、該開口部Oの縮み作用によってマットレ ス本体4にカバー5を密に装着できる。
【0026】 また本実施形態では、マットレス3aは、前記リクライニング状態において、 マットレス本体4の前記折り曲がり部Kからのカバー5の浮き上がりを防止する 浮き上がり防止具Uを具えることを特徴事項の一つとしており、本例では この 浮き上がり防止具Uを、前記第1、第2の折り曲がり部K1、K2にそれぞれ設 けたものを示す。
【0027】 前記浮き上がり防止具Uは、本例では図1に示す如く、前記マットレス本体4 の下面に設けられた係止具U1と、前記カバー5に設けられかつ前記係止具U1 に脱着自在に固定される取付具U2とからなるものが示される。より具体的には 、前記係止具U1は、図7(a)及びそのA−A断面である図7(b)に示すよ うに、ボタン状のボタン部材21からなるものを示す。前記ボタン部材21は、 本例では平面視が円形をなす基片20に、中心に向かってのびる一対の切り込み 23、23を半径方向に形成して構成されている。切り込み23、23の間には 、厚さ方向に凹む凹み部24が形成されている。
【0028】 また、このボタン部材21は、図2に示すように、頭部側のマットレス本体4 の下面かつ前記第1、第2の折り曲げ部K1、K2の軸線L1、L2の各近傍に 設けたものを例示する。より具体的にはそれぞれのボタン状部材21、21は、 近傍の軸線L1、L2からベッドの長さ方向に前後100mm以内程度に設けられ ることが望ましい。なお本例では足下側のマットレス本体4にもボタン部材21 を設けたものを示す。
【0029】 図8には、このようなボタン部材21の取付方法の一例を示している。この例 では、同図(a)のようにマットレス本体4の上面Fa、下面Fbに、ボタン部 材21、21を配するとともに、これらのボタン部材21、21を、マットレス 本体4を貫通してのびる縫い紐25により連結する。縫い紐25は、前記ボタン 部材21の切り込み23、23間の凹み部24に係合している。なお本例ではマ ットレス本体4の上面のボタン部材21は装飾用として用いられる。また図8( b)に示すように、マットレス本体4を厚さ方向に圧縮力fで押圧することによ りマットレス本体4の下面Fbとボタン部材21との間に空所26を形成でき、 この空所26を用いて後述の取付具U2を縫い紐25に引っ掛けしうる。
【0030】 前記取付具U2は、図6(a)、(b)に示すように、一端部が前記カバー5 に固着されかつ他端部を係止具U1となるボタン部材21に引っ掛けしうる引掛 部材30から構成したものを示す。この引掛部材30は、係止具U1の位置にそ れぞれ対応して形成される。引掛部材30は、伸縮自在な例えばゴム紐等を用い て構成するのが望ましい。この場合、ゴム紐は、引掛部材30の全体に用いても 良いし、その一部だけに用いても良い。本例の引掛部材30は、環状となるルー プ状部31を有している。このようなループ状部は、前記ボタン状部材21への 引っ掛けがきわめて容易に行えるため、装着性を容易としうる。
【0031】 カバー5をマットレス本体4に装着するには、カバー5の前記開口部Oを広げ つつ、マットレス本体4の寝台面側から覆い被せることで容易に行うことができ る。カバー5の開口部Oは伸縮可能に形成されているため、例えばマットレス本 体4を包み込んだ後、開口部Oをマットレス本体4の下面側で縮ませることによ り、マットレス本体4にカバー5を密着させて取り付けすることが可能になる。 なおカバー5の取付に際しては、マットレス3a、3bの向き合う部分での装着 性を向上するため、ベッド1を図5のように折り畳んで行うこともできる。また リクライニング状態をなしうる頭部側のマットレス本体4については、図1のよ うにリクライニング状態でカバー5を装着することにより、マットレス本体4の 下面を上部に位置させることができ、係止具U1と取付具U2とを容易に係止さ せることができる。
【0032】 また、引掛部材30は、前記空所26を利用してボタン状部材21の縫い紐2 5に引っ掛けた後、マットレス本体4の圧縮を開放することにより、引掛部材3 0はボタン状部材21とマットレス本体4との間で挟まれて抜け止めされる。こ れによりカバー5の取付具U2は、確実にマットレス本体4の下面に設けた係止 具U1に係止される。
【0033】 マットレス3aがリクライニング状態に折り曲げられた場合、前記引掛部材3 0がカバー5をマットレス本体4側に密着させる。このため、折り曲がり部K1 、K2からのカバー5の浮き上がりが防止され、リクライニング状態での見映え を向上できる。また、係止具U1をボタン状とし、かつ引掛部材30にループ状 部31を設けることで、この引掛部材30を係止具U1に容易に係止することが でき、カバー5の装着性を向上できる。
【0034】 さらに取付具U2が伸縮自在なゴムを含むときには、カバーに引張力が作用し 、さらにマットレス本体4により強く密着させうるなど、装着時の見映えを高め うる。なお本例ではリクライニング状態とならない足元側のマットレス3aにつ いても係止具U1と取付部U2とを設けたものを示しているが、省略することも できる。
【0035】 また本例では、引掛部材30が、図6(b)のように1本のゴム紐をループ状 に折り曲げてその両端部を前記カバー5に縫いつけることでループ状部31を形 成したものを例示したが、例えば図6(c)のように、ゴム紐32の他端部に樹 脂製ないし金属製のリング33などを装着してループ部31を構成することもで きる。また引掛部材30は非伸張性の紐を用いても良く、本考案は種々変形する ことができる。またリング33に代えて釣り針状のフックなどを装着することも できる(図示省略)。
【0036】 また、1つのマットレス本体4と、取替用の複数種類のカバー5とをセットと することができる。この場合、一のカバーを洗濯している間でも他のカバーを装 着することができ、さらに使い勝手を向上できる。またこのとき、カバーに複数 の色柄、模様等のものを準備しておくことで、カバー5の交換によってベッド1 の美観を変化させることができ、使用感を向上できる。
【0037】
上述したように、請求項1記載の考案では、マットレスは、弾性板状のマット レス本体と、伸縮可能な開口部を有する下開口の袋状をなしかつ該開口部から前 記マットレス本体を挿入、取り外し自在なカバーとからなるため、ジッパーやフ ァスナを用いたものに比してカバーをマットレス本体に容易に装着できるととも に、簡単に取り外して洗濯、交換、補修することができ、使い勝手を高めうると ともに衛生面からも好ましい。
【0038】 また、このようなカバーは、ベッドのリクライニング状態において、マットレ ス本体の折り曲がり部から浮き上がりやすいが、本考案ではカバーの浮き上がり を防止する浮き上がり防止具を具えることによって、カバーのマットレス本体へ の装着性を容易としつつもマットレス本体からの浮き上がりを確実に防止できる 。よって、ベッドの美観を損ねずしかも使い勝手を高めうる。
【0039】 また請求項2記載の考案では、浮き上がり防止具は、前記マットレス本体の下 面に設けられた係止具と、前記カバーに設けられかつ前記係止具に脱着自在に固 定される取付具とで構成したときには、係止具を目立ち難くし、ベッドの美観を 損ねることを防止できる。またカバーに前記係止具に脱着自在に固定しうる取付 具を設けているため、カバーの取り外しを損ねることもない。
【0040】 また請求項3記載の考案のように、係止具がボタン状をなすとともに、取付具 は、一端部が前記カバーに固着されかつ他端部が前記係止具に引っ掛けしうる引 掛部材からなるときには、容易に浮き上がり防止具を装着できる。
【0041】 また請求項4記載の考案のように、引掛部材が伸縮自在なゴムを含むときには 、カバーに引張力を作用させるため該カバーをさらにマットレス本体により強く 密着させるため、カバーのずれを防止しかつ装着時の見映えを高めうる。またリ クライニング時においても引掛部材が伸縮し、カバーの突張りなどを防止しうる 。
【0042】 また請求項5記載の考案のように、引掛部材がループ状部を有するときには、 係止具への係止を容易としうる。
【0043】 また請求項6記載の考案のように、前記折り曲がり部は、最も頭部側の第1の 折り曲がり部と、この第1の折り曲がり部よりも足下側の第2の折り曲がり部と を含み、前記浮き上がり防止具を、この第1、第2の折り曲がり部にそれぞれ設 けたときには、より複雑なリクライニング形態であっても、カバーの右記上がり を確実に防止できる。
【0044】 また請求項7記載の考案のように、前記カバーは、略矩形の開口部を有しかつ その4隅にゴムを配したときには、マットレス本体への装着性、取り外し性を向 上できる。
【0045】 また請求項8記載の考案のように、1つのマットレス本体と、取替用の複数種 類のカバーとをセットとしたときには、一のカバーを洗濯している間でも他のカ バーを装着することができ、さらにベッドの使い勝手を向上できる。またこのと き、カバーに複数の色柄、模様等のものを準備しておくことで、カバーの交換に よってベッドの美観を変化させることができ、新鮮な雰囲気が味わえかつ使用感 を向上できる。
【図1】本考案の実施形態を示すベッドの斜視図であ
る。
る。
【図2】その底面図である。
【図3】リクライニング状態の側面図である
【図4】ベッドの分解斜視図である。
【図5】折畳み状態を示す斜視図である。
【図6】(a)はカバーを下面側から見た斜視図、
(b)、(c)は取り付け具の一例を示す斜視図であ
る。
(b)、(c)は取り付け具の一例を示す斜視図であ
る。
【図7】(a)は係止具の一例を示すボタン状部材の平
面図、(b)はそのA−A線断面図である。
面図、(b)はそのA−A線断面図である。
【図8】マットレス本体への係止具の取付方法の一例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図9】従来のベッドの側面図である。
【図10】従来のカバーの斜視図である。
1 ベッド 2 ベッドフレーム 3、3a マットレス 4 マットレス本体 5 カバー C 寝台面 K、K1、K2 折り曲げ部 O 開口部 U 浮き上がり防止具
Claims (9)
- 【請求項1】寝台面が、平坦な水平状態と、少なくとも
寝台面の一部に折り曲がり部を有しその折曲げにより幅
方向の軸線周りで上向きに折り曲げたリクライニング状
態とに変化しうるマットレスを具えたベッドであって、 前記マットレスは、弾性板状のマットレス本体と、伸縮
可能な開口部を有する下開口の袋状をなしかつ該開口部
から前記マットレス本体を挿入、取り外し自在なカバー
とを具え、 しかも該マットレスは、前記リクライニング状態におい
て、マットレス本体の前記折り曲がり部からのカバーの
浮き上がりを防止する浮き上がり防止具を具えることを
特徴とするベッド。 - 【請求項2】前記浮き上がり防止具は、前記マットレス
本体の下面に設けられた係止具と、前記カバーに設けら
れかつ前記係止具に脱着自在に固定される取付具とから
なることを特徴とする請求項1記載のベッド。 - 【請求項3】前記係止具は、ボタン状をなすとともに、
前記取付具は、一端部が前記カバーに固着されかつ他端
部が前記係止具に引っ掛けしうる引掛部材からなること
を特徴とする請求項2記載のベッド。 - 【請求項4】前記引掛部材が伸縮自在なゴムを含むこと
を特徴とする請求項3記載のベッド。 - 【請求項5】前記引掛部材がループ状部を有することを
特徴とする請求項3又は4記載のベッド。 - 【請求項6】前記折り曲がり部は、最も頭部側の第1の
折り曲がり部と、この第1の折り曲がり部よりも足下側
の第2の折り曲がり部とを含み、前記浮き上がり防止具
を、この第1、第2の折り曲がり部にそれぞれ設けたこ
とを特徴とする請求項2に記載のベッド。 - 【請求項7】前記カバーは、略矩形の開口部を有しかつ
その4隅にゴムを配したことを特徴とする請求項1乃至
6のいずれかに記載のベッド。 - 【請求項8】1つのマットレス本体と、取替用の複数種
類のカバーとをセットとしたことを特徴とする請求項1
乃至7のいずれかに記載のベッド。 - 【請求項9】前記マットレスは、頭部側に配され前記リ
クライニング状態をなしうる頭部側のマットレスと、足
下側に配された足下側のマットレスとからなり、中央部
で逆V字状に折畳み可能なことを特徴とする請求項3記
載のベッド。
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