JP6052790B2 - ギャッチベッド用マットレス - Google Patents

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Description

本発明は、ギャッチベッドの背上げ動作時に、ベッドの背ボトムの背上げ動作に対して、屈曲性を向上させたギャッチベッド用マットレスに関する。
ギャッチベッドのボトム上には、マットレスが載置されており、患者等のベッド使用者は、マットレス上に横臥する。そして、ギャッチベッドにおいては、ボトムが、使用者の背の部分に対応する背ボトムと、腰の部分に対応する腰ボトムと、大腿部の部分に対応する膝ボトムと、足の部分に対応する足ボトムとに分割されており、通常、腰ボトムは固定されているが、背ボトムは、腰ボトム側の端部を回動中心として、揺動するようになっている。この背ボトムが上昇し、背上げ動作がなされると、マットレス上の使用者の上半身が起こされ、使用者は、読書又はテレビジョン鑑賞等がしやすい体勢になる。
一方、ギャッチベッドのボトム上に載置されるマットレスは、ウレタン製等のマットレス本体を、布製のカバーで被包して構成されている。このギャッチベッドにおいては、背ボトムが腰ボトムに対して揺動して、上昇する際に(背上げ時に)、マットレスも背ボトムと腰ボトムとの境界の部分で、鋭角で又は滑らかに屈曲する必要がある。このマットレスが屈曲する際、マットレス本体には、その上面側で縮む方向の応力が印加され、その下面側で伸びる方向の応力が印加される。そこで、背上げ時におけるマットレス本体の上面側の長さと、下面側の長さとの相対差による屈曲性の劣化を解消するために、マットレス本体(芯材)に、蛇腹状の伸縮部を埋め込み、この伸縮部が伸縮することにより、マットレス本体の屈曲性を向上させたマットレスが開示されている(特許文献1)。
特許第3562940号公報
しかしながら、上述の従来のマットレスは、マットレス本体の屈曲性は向上したものの、マットレスとしてみた場合には、未だ、屈曲性に問題がある。ギャッチベッド用のマットレスのカバーは、背上げ時に屈曲部分の外周側(下面側)に伸びる応力が作用するため、一般的に、ニット等の伸縮性が優れた生地が使用されている。しかしながら、カバー素材として、伸縮性が優れた素材を使用しても、幅が1mにも及ぶマットレス下面のカバー部分を十分に伸ばすことは、大きな負荷がかかり、マットレス本体の下面の伸びを阻害する要因になる。即ち、カバー素材として、伸縮性が優れた素材のものを使用しても、背上げ時におけるマットレスの屈曲性を阻害している。
このため、背上げ時に、マットレスの上面側にて、マットレス(マットレス本体及びカバー)が縮みやすく、マットレス上に横臥するベッド使用者(患者)の身体の下面が伸びやすいために、背上げによるマットレス上面と身体下面との間の相対的な位置変動差が大きくなりやすい。これにより、マットレス使用者には、皮膚への剪断力が作用することになり、ベッド使用者は、背上げ時に不快な応力を受けることになる。
また、カバーの生地の伸縮性を高めようとすると、洗濯による寸法変化が生じやすくなり、伸びた状態で縮まらなくなる虞が高い。引っ張ったときに抵抗なく伸びる生地素材ほど、このような問題点が大きい。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、背上げ時のマットレスの屈曲性が向上し、ベッド使用者に対する不快な応力の印加を防止したギャッチベッド用マットレスを提供することを目的とする。
本発明に係るギャッチベッド用マットレスは、ベッド使用者の背を支持する背ボトム、腰を支持する腰ボトム及び大腿部を支持する脚部ボトムを少なくとも備え、背ボトムが腰ボトムに対して揺動するギャッチベッドに使用されるギャッチベッド用マットレスにおいて、
クッション性を有し、ベッド使用者の体重を支えるマットレス本体と、
このマットレス本体を被包するカバーと、
を有し、
前記カバーは、前記背ボトムの背上げ及び背下げ動作時に前記マットレス本体が屈曲する屈曲部を含む一部にて、ギャザー加工により、下面及び側面にマットレス長手方向の余長が設けられていることを特徴とする。
このギャッチベッド用マットレスにおいて、前記ギャザー加工の部分は、平坦な状態のマットレスの長手方向について、長さLが500mm以下の領域に形成され、L+75乃至200mm分の長さのカバー素材がLの領域にひだ付き加工されていることが好ましい。
本発明によれば、マットレスのカバーにおける屈曲部を含む部分の下半部に、ギャザー加工が施されているので、背上げ時にマットレス本体が屈曲しようとしたときに、ギャザー加工の部分がマットレス長手方向に拡がり、カバーにおける屈曲部下面がマットレス長手方向に伸びた状態となる。このため、カバーによる屈曲性阻害の拘束がなくなり、マットレス本体の屈曲性が向上し、マットレスの上面の縮みが防止される。これにより、マットレス上のベッド使用者の身体の下面と、マットレス上面との間の位置の相対的差が可及的に小さくなり、ベッド使用者の皮膚に剪断力が作用することもなく、ベッド使用者が背上げ時に不快感を感じることもない。
(a)は本発明の実施形態に係るマットレスの上面を示す平面図、(b)はその正面図である。 本発明の実施形態に係るマットレスのマットレス本体を示す斜視図である。 同じくマットレス本体の正面図である。 本発明の実施形態の動作を示す斜視図である。 (a)は本実施形態で使用するマットレス本体の変形例を示す斜視図、(b)はその正面図である。 (a)は本実施形態で使用するマットレス本体の他の変形例を示す斜視図、(b)はその正面図である。
以下、本発明の実施形態に係るギャッチベッド用マットレスについて添付の図面を参照して説明する。図1乃至図3は本発明の実施形態に係るマットレスを示す図であり、図1は、マットレス本体がカバー40に被包されたマットレスを示し、図2及び図3はマットレス本体を示す。
ギャッチベッドは、通常、ベッド長手方向に、背ボトム、腰ボトム、膝ボトム及び足ボトムが配置され、腰ボトムが固定されており、背ボトムが腰ボトムに対して腰ボトム側の端部を揺動中心として揺動する。なお、この膝ボトム及び足ボトムは、脚ボトムを構成し、夫々、別個、独立して揺動することができる場合が多いが、脚ボトムは、膝ボトム及び足ボトムに分割されておらず、一体的に固定されたものである場合もある。背ボトムはベッド使用者の背を支持し、腰ボトムは腰を支持する。よって、ベッド使用者の大腿部は、膝ボトム又は脚ボトムに支持される。
マットレス本体1は、ベッドの全面に対応する幅及び長さを有する第1部材2と、この第1部材2の頭部側及び足部側の部分の下面に接合された第2部材3,4と、第1部材2の腰部の部分の上面に接合された第3部材6と、平面視で第1部材2における第3部材6と足部側第2部材4との間の部分における下面に接合された第4部材5とから構成される。第1部材2と第3部材6の上面はほぼ面一であり、第2部材3,4及び第4部材5の下面と、第1部材2における腰部の部分の下面とは、ほぼ面一である。従って、マットレス本体1は全体で板状をなす。第1部材2は、例えば、硬さが200N(40%圧縮)以上のポリエステル硬綿製であり、第2部材3,4及び第3部材6は、例えば、硬さが50乃至130N(40%圧縮)のウレタン製である。第4部材5は、同様に、ウレタン製であるが、硬さが150乃至500N(40%圧縮)であり、第2部材3,4及び第3部材6より高硬度である。ポリエステル硬綿製の第1部材2は、マットレス本体1の基本的な構造材となり、ベッドの長手方向の一部又は全域に延びる基材である。また、腰部に相当する第3部材6は若干軟らかい素材で形成されている。一方、大腿部に相当する第4部材5は硬い素材で形成されており、腰部の第3部材6よりも硬い素材で形成された補助材である。なお、この補助材、即ち第4部材5の断面形状は、図2に示すように、腰部側の部分がくさび形になっており、足部側の部分は均一な厚さの平板状をなす。この補助材は、ベッド長手方向に100mm以上の長さを有し、幅は150mm以上であることが好ましい。
図1は、本実施形態のカバー40を示す上面図である。この図3に示すように、カバー40は、袋状をなし、マットレス本体1を内部に収納して、マットレス本体1を被包する。カバー40のベッド長手方向の端部の辺と、それに続く両側の辺の一部に、ファスナー41が設けられていて、このファスナー41を開閉することにより、マットレス本体1を内部に収納する。このファスナー41は、ベッドの足側に設けられている。カバー40の両側部には、取っ手42が2対設けられていて、マットレスを運搬する際の便宜に供するようになっている。例えば、カバー40は、その上半部40aがニット製であり、下半部40bが織物製であって、これらの上半部40a及び下半部40bをカバー40の側部で接合することにより、袋状にしている。なお、カバー40の上面には、製品ロゴ等をシルク印刷により表示することができる。
而して、本実施形態においては、カバー40の下半部40bの一部に、マットレス本体1の幅方向にわたって、ギャザー加工が施されて、伸張部50が形成されている。この伸張部50は、背ボトムが腰ボトムに対して揺動するときに、背ボトムと腰ボトムとの境界において、マットレス本体1が屈曲する屈曲部を含む部分である。そして、この屈曲部を含む部分に設けられた伸張部50の領域は、マットレス長手方向について、500mm以下の領域である。この領域の長さをLとすると、伸張部50におけるギャザー加工は、L+70乃至200mmの長さのカバー素材を、Lの長さになるように、ひだ付き加工したものである。
即ち、ギャザー加工は、洋服等において、プリーツ加工又はタック加工ともいわれているが、生地にひだを付けて縫製したものである。即ち、カバー40の下半部40bとして、上半部40aよりも、75乃至200mm、例えば100mm長いものを用意する。この素材段階で、下半部40bが上半部40aより長い寸法をΔLとする。そして、長さがLの伸張部50においては、下半部40bの側部の上端部を、ひだ状に折りたたんでいき、L+ΔLの部分をLの長さに折りたたむ。その後、上半部40aと下半部40bとをそれらの側面の下端部及び上端部で接合又は縫製すると、下半部40bにおいては、長さがLの伸張部50の領域に、L+ΔLの長さに相当する部分が、ひだ状に集まる。
なお、伸張部50は、背ボトムの背上げ及び背下げ動作時にマットレス本体1が屈曲する屈曲部を含むカバー40一部に設けられたものであり、ギャザー加工により、カバー40の下面のみ又は下面及び側面にマットレス長手方向の余長を設けるものである。上記実施形態では、伸張部50は、カバー40の下半部に設けられている。しかし、カバー40の下面を含む位置にギャザー加工をすれば、マットレス長手方向に余長を設けることができるので、この伸張部50は、カバー40の下面のみ又は下面及び側面に設ければ良い。側面については、側面の全域でも良いし、側面の下面から1/2又は1/3の領域等、側面の一部であっても良い。但し、カバーの上面には、ギャザー加工が出現しないようにする必要がある。カバーの上面にギャザー加工が現れると、カバーの上面にシワが生じ、寝心地を損なう。ギャザー加工の方向は、例えば、上記実施形態のようにマットレス幅方向であり、マットレス長手方向に余長が生じるようにすることが必要である。
上述のごとく構成された本実施形態のマットレスにおいては、ギャッチベッドのボトム上にマットレスを載置し、背ボトムを背上げすると、図4に示すように、揺動する背ボトムと固定された腰ボトムとの間の領域において、マットレス本体1は屈曲し、カバー40も変形する。この場合に、カバー40には伸張部50が形成されているので、背上げによりカバー40の下半部40bが引っ張られたときに、この伸張部50のギャザー加工が伸びて、カバー40の下半部40bの長さが上半部40aに対して長くなる。即ち、伸張部50は折りたたまれていたひだが開放されて、長寸の長寸部50bとなる。このとき、カバー40の上半部40aの屈曲部50aは、その長さが若干縮小するものの、下半部40bが伸張部50bで伸張するので、下半部40bにより大きな拘束は受けず、上半部40aの屈曲部50aの縮小寸法は極めて小さい。よって、マットレス上のベッド使用者の身体の下面とマットレス上面との間の位置変動は小さく、身体の皮膚に剪断力が生じることはない。また、カバー40は、背上げ時に、下半部40bが十分な長さをもって伸張するので、カバー40がマットレス本体1を長手方向に拘束してしまい、マットレス本体1の屈曲を阻害してしまうことが防止される。
なお、マットレス本体1における背ボトムの屈曲部の近傍に、スリット等による切れ込みを設けると、マットレス本体1自体の屈曲性を向上させることができる。これにより、背上げ時に、マットレス本体1の屈曲性が向上すると共に、カバー40による拘束(マットレス本体1の屈曲を阻害する作用)がないため、マットレスの屈曲性が更に向上する。
なお、本実施形態のマットレスにおいては、補助材(第4部材5)が150乃至500Nと硬い素材で形成されており、腰部を支持する第3部材6が50乃至130Nと軟らかい素材で形成されているので、ベッド使用者の腰部は第3部材6で相対的に沈みやすく、大腿部を支持する補助材(第4部材5)は150乃至500Nと硬い素材で形成されているので、ベッド使用者の大腿部は補助材(第4部材5)により支持されて、相対的に沈まない。このため、使用者の臀部(腰部)は、補助材(第4部材5)に係止されて、ベッド長手方向(足元方向)にずれることがない。また、カバー40には滑り止め加工部43が設けられているので、マットレス自体も、膝ボトム(脚部ボトム)との間に、大きな摩擦力が作用して、ベッド長手方向にずれが生じることはない。更に、ベッド使用者がマットレス上に座した場合、臀部が補助材(第4部材5)からの反力を受けて、骨盤が立った座位姿勢をとりやすくなる。
また、このカバー40の下面に、硬い第4部材5に対応する部分、即ち、マットレス上に横臥したベッド使用者の大腿部に対応する部分に、滑り止め加工することにより、滑り止め部を設けることもできる。この滑り止め部の滑り止め加工は、平面状にゴム素材を被着することにより行うことができるが、この手段は、その他の種々の手段を講じることができる。この滑り止め部は、ベッド長手方向に100mm以上の長さを有し、幅が150mm以上であることが好ましい。
マットレス本体1は、第1部材2が硬さが200N以上のポリエステル硬綿で成形されており、この第1部材2が、ベッド長手方向の全域に配置されているが、ベッド上に横臥した使用者の腰部の部分は、第1部材2上に、硬さが50乃至130Nの軟らかいウレタン製の第3部材6が配置されているので、ベッド使用者の背部及び脚部は、硬い素材に支持され、腰部は、柔らかい素材に支持されることになる。このため、本実施形態の下層マットレス部材1は、腰部が沈み込みやすく、背部及び脚部が沈み込みにくいという特性をもつものとなる。そして、このマットレス本体1の表裏を逆にした場合は、マットレスは、ベッド使用者の腰部が沈み込みにくく、背部及び脚部が沈み込みやすい特性をもつ。このように、マットレス本体1の表裏を選択するだけで、マットレス特性を変更することができる。
図5は、マットレス本体1と上層マットレス部材10とを積層したマットレスの変形例を示す図である。図5に示すように、上層マットレス部材10は、マットレス本体1の上に、分離可能に重ねられる。この上層マットレス部材10はマットレス本体1と同様の平面形状(幅及び長さ)を有し、その中央部分の第5部材11と、幅方向の両端部の第6部材13とから構成される。第5部材11は、例えば、硬さが50乃至130N(40%圧縮)のウレタン製であり、第6部材13は、例えば、同じくウレタン製であるが、硬さが150乃至500N(40%圧縮)と、中央部の第5部材11より硬くなっている。また、端部の第6部材13の表面は、粗面化処理12が施されている。
この場合、上層マットレス部材10とマットレス本体1は、重ねられた状態で、カバー40内に収納される。上層マットレス10は、例えば、その下面の一部に面ファスナーを接合しておき、マットレス本体1の上面の素材として、面ファスナーの機能をもつものを使用すると、上層マットレス部材10とマットレス本体1とを、この面ファスナー同士で、分離可能に係止し、相互に固定することができる。このマットレス本体1の面ファスナーの機能をもつものとして、マットレス本体1の第3部材6を、例えば、膜なしウレタンで形成することができる。この膜なしウレタンは、洗浄時の流水性及び乾燥時の通気性を良くするために、通常のウレタンフォームの組織にある小さな膜を飛ばし、骨格のみ残したウレタンのことをいう。これにより、第3部材6は、その上面が面ファスナーとしての機能をもち、上層マットレス部材10の下面の面ファスナーとの間で、上層マットレス部材10とマットレス本体1とを相互に係止することができる。
このマットレスの場合も、図2及び図3に示すマットレスと同様の効果を奏する。即ち、マットレス上のベッド使用者の身体の下面とマットレス上面との間の位置変動は小さく、身体の皮膚に剪断力が生じることはない。また、カバー40は、背上げ時に、下半部40bが十分な長さをもって伸張するので、カバー40がマットレス本体1を長手方向に拘束してしまい、マットレス本体1の屈曲を阻害してしまうことが防止される。更に、補助材(第4部材5)により、ベッド使用者のずれを防止することができる。
しかし、このマットレス本体においては、更に、上層マットレス部材10により、マットレスの硬さを種々調整でき、寝心地を改善できるという効果を奏する。即ち、このマットレスの場合は、ベッドの幅方向の端部に患者が座して、ベッドから離床しようとする端座位の姿勢をとったときに、上層マットレス部材10の端部の第6部材13の硬度が中央部よりも硬いので、患者はベッドから離床しやすい。そして、マットレス本体1の上に配置される上層マットレス部材10は、その幅方向中央部の部分が、長手方向の全域にわたって、硬さが50乃至130Nの軟らかいウレタン製の第5部材11で占められているので、マットレス本体1による支持の相対的な硬軟の関係は、変化しない。つまり、マットレス本体1上に上層マットレス部材10が重ねられたマットレスとして、ベッド使用者の背部及び脚部は、比較的硬い素材に支持され、腰部は、比較的軟らかい素材に支持される。
このように、ベッド使用者(患者)がベッド上に横臥した場合、その腰部(臀部)は、最下層に硬さが200N以上の硬い第1部材2をおいて、その上に、硬さが50乃至130Nの第5部材11と硬さが50乃至130Nの第3部材6の積層体が配置されたものの上に位置するので、実質的に硬さが50乃至130Nのウレタンにより支持される。また、患者の背部は、硬さが50乃至130Nの第2部材3を最下層において、硬さが200N(40%圧縮)以上の硬いポリエステル硬綿からなる第1部材2と、硬さが50乃至130Nの第5部材11との積層体が配置されたものの上に位置しているので、硬い第1部材2の影響が強く、腰部(臀部)よりも硬い部材に支持されることになる。脚部は背部と同様の硬さの部分に支持される。更に、患者の大腿部は、硬さが150乃至500Nの第4部材5と、ポリエステル硬綿からなる第1部材2と、硬さが50乃至130Nの第5部材11との積層体の上に位置しているので、腰部はもとより、背部及び脚部よりも硬い部材に支持されることになる。このように、臀部が最も軟らかい部材(硬さ50乃至130N)に支持され、背部及び脚部が臀部の部材より硬い部材に支持され、大腿部が背部及び脚部の部材より硬い部材に支持されることになる。このため、このマットレスは、患者が寝返りをしやすいと共に、患者の臀部は硬さが50乃至130Nの部材に支持されるので、体圧分散性が優れていて、寝心地と体圧分散性との双方が優れたバランスが良いものとなる。しかも、前述のごとく、患者はベッドから離床しやすい。従って、マットレス本体1と上層マットレス部材10との組み合わせは、寝心地と体圧分散性が優れ、端座位が安定するという機能をもつスタンダードタイプのマットレスとなる。
図6は別の上層マットレス部材20を示す。この上層マットレス部材20は、ベッド幅方向に中央にてベッド長手方向に並置された2個の第7部材21及び第8部材22を有する。この第8部材22は、均一な厚さの部分と、厚さが徐々に小さくなって、その上面が傾斜した傾斜面23である部分とが、ベッドの長手方向に連なっている。そして、第7部材21及び第8部材22の平坦な表面上に、第9部材24及び第10部材25が配置されており、第8部材22の傾斜面23上に、第11部材26が配置されている。これらの第9部材24,第10部材25及び第11部材26は均一な厚さを有する。ベッド幅方向におけるこれらの第7部材21及び第8部材22の両側方には、ベッド長手方向の全長に延びる第12部材27が配置されており、この第12部材27の上には、ベッド長手方向に延びる第13部材28が配置されている。これらの第7部材21〜第13部材28は、相互に接合されて、一体的に構成されている。第7部材21は、例えば、硬さが50乃至130N(40%圧縮)のウレタン製であり、第8部材22は、例えば、硬さが150乃至500N(40%圧縮)のウレタンであり、第9部材24,第10部材25及び第11部材26は、例えば、硬さが50乃至130N(40%圧縮)のウレタン製である。そして、第12部材27は、例えば、硬さが200N(40%圧縮)以上のポリエステル硬綿製であり、第13部材28は、例えば、硬さが50乃至130N(40%圧縮)のウレタン製である。この上層マットレス部材20は2層構造であり、マットレス上の位置における硬さをより任意に且つ広範に調整することができる。
なお、マットレス本体1は、それだけで、ベッド上のマットレスとして必要な機能をもつ。従って、マットレス本体1は、種々の患者等にとって、共通に必要な機能を備えており、最低限の寝心地を有していて、それだけでも、患者が横臥するマットレスとしての機能を有する。マットレス本体1は、前述のごとく、その上に横臥した患者は、動きやすいと共に、臀部の体圧分散性がすぐれている。図2及び図3に示すマットレス本体1は、例えば、厚さが7cmであり、薄型タイプのマットレスといえる。図5に示すマットレス本体1と上層マットレス部材10との組み合わせのスタンダードタイプのプラットホーム化マットレスは、上層マットレス部材10の厚さが例えば9cmであり、図6に示すマットレス本体1と上層マットレス部材20との組み合わせの床ずれ防止タイプのプラットホーム化マットレスは、上層マットレス部材20の厚さが例えば12.5cmである。このように、上層マットレス部材の厚さが異なるので、カバー40は、各厚さに対応したものを用意することが好ましい。即ち、患者等のベッド使用者の特性に応じて付加すべき機能、即ち、個々のベッド使用者にとって必要な機能は、上層マットレス部材がもつが、マットレス全体の厚さは、この上層マットレス部材の厚さにより変化するので、それに応じて適切なカバーを用意することが好ましい。
図6に示すように、上層マットレス部材10の代わりに、上層マットレス部材20をマットレス本体1と組み合わせて使用した場合には、硬さが50乃至130Nの第7部材21と硬さが150乃至500Nの第8部材22とがベッド長手方向に配置されており、硬さが150乃至500Nの第8部材22は、傾斜面23の部分で厚さがベッド長手方向に徐々に減少しているので、硬さも同様に徐々に低下している。よって、上層マットレス部材20の場合は、ベッド長手方向に硬さが変化する。即ち、ベッド使用者は、背部が軟らかい第7部材21により支持され、臀部が比較的硬い第8部材22により支持され、第8部材22の硬さは、足部側になるにつれて低くなっている。そして、上層マットレス部材20は2層構造でその上層には、軟らかい第9部材24,第10部材25及び第11部材26が配置されているので、ベッド使用者の感触が心地よいものとなっている。また、臀部の第8部材22の硬さが比較的硬いので、人体の中で比較的重い臀部が上層マットレス部材20内で沈み込んだ場合でも、この臀部が下層マットレス部材1まで到達する所謂底付きが生じることが防止される。また、上層マットレス部材20の場合も、ベッドの端座位の位置では硬さが高いので、端座位が安定し、例えば、リハビリテーション中の患者が端座位で立ち上がりやすくなる。但し、上層マットレス部材10と異なり、上層マットレス部材20の場合は、端座位が2層構造になっており、下層の第12部材27は硬さが200N以上と硬いが、その上層の第13部材28は硬さが50乃至130Nと軟らかくなっているので、ベッド使用者の触感が心地よいものとなっている。
更に、上層マットレス部材20の場合は、前述の如く、端座位が安定すると共に、仰臥位及び側臥位のいずれの場合も、また30°以下の背上げ時においても、優れた体圧分散性が得られる。上層マットレス部材20は、2層構造であり、例えば厚さが12.5cmと、単層構造の上層マットレス部材10(例えば,厚さが9cm)よりも3.5cm厚いため、ベッド使用者との接触面積が上層マットレス部材10よりも増大している。よって、この上層マットレス部材20とマットレス本体1とを組み合わせたマットレスの場合は、体圧分散性が極めて優れており、床ずれ防止に極めて有効である。即ち、このマットレスは、仰臥位、側臥位、及び背上げ時の体圧分散性が優れているという機能をもつ床ずれ防止タイプのマットレスとなる。なお、上層マットレス部材を、より軟らかく、厚さをより厚くすると、患者の身体との接触面積がより増大し、体圧分散性がより優れたものとなり、褥瘡の予防に有効なマットレスを組み立てることができる。
上述のごとく、ベッド使用者の固有の特性に応じて、必要となる機能をもつ上層マットレス部材を選択し、これを共通に使用する1個のマットレス本体1と組み合わせて、所望の特性をもつマットレスを得ることができる。一般的な患者の場合は、上層マットレス部材10を使用し、床ずれが著しい患者の場合は、上層マットレス部材20を使用する。マットレス本体1は、全ての患者に共通に使用する。このため、本実施形態においては、患者の固有の特性に応じて必要な機能を、上層マットレス部材を交換するだけで得ることができるので、その機能をもつ専用のマットレスを用意しておく必要がなく、病院及び介護施設においては、設備コストを低減できる。在宅介護の場合も、被介護者は、月単位又は年単位で、その容体が変化する。当初は、褥瘡がなかった被介護者が、年月の経過と共に、褥瘡が酷くなる場合があるが、このように容体が変化した場合も、上層マットレス部材を交換するだけで、その時に最適な特性のマットレスを得ることができる。よって、介護に必要な費用を節約することができる。このように、本実施形態においては、患者に必要な特有の機能を、上層マットレス部材のみを、適切なものに変更することにより、ベッド使用者固有の特性に応じた機能を付加することができるので、ベッド使用者にとって最適の機能をもつマットレスを容易に且つ低コストで得ることができ、このカスタマイズのための費用を著しく低減することができる。
本発明においては、ギャッチベッドの背上げ時に、カバーがマットレス本体の屈曲性を阻害してしまうことがなく、マットレス上に横臥するベッド使用者に対し、その身体に不快な応力を印加してしまうことがない。よって、本発明は、ギャッチベッドの好適な使用に多大の貢献をなす。
1:マットレス本体
2:第1部材
3、4:第2部材
5:第4部材
6:第3部材
10、20:上層マットレス部材
11:第5部材
13:第6部材
21:第7部材
22:第8部材
24:第9部材
25:第10部材
26:第11部材
27:第12部材
28:第13部材
40:カバー
40a:上半部
40b:下半部
50:伸張部
50a:屈曲部
50b:長寸部

Claims (2)

  1. ベッド使用者の背を支持する背ボトム、腰を支持する腰ボトム及び大腿部を支持する脚部ボトムを少なくとも備え、背ボトムが腰ボトムに対して揺動するギャッチベッドに使用されるギャッチベッド用マットレスにおいて、
    クッション性を有し、ベッド使用者の体重を支えるマットレス本体と、
    このマットレス本体を被包するカバーと、
    を有し、
    前記カバーは、前記背ボトムの背上げ及び背下げ動作時に前記マットレス本体が屈曲する屈曲部を含む一部にて、ギャザー加工により、下面及び側面にマットレス長手方向の余長が設けられていることを特徴とするギャッチベッド用マットレス。
  2. 前記ギャザー加工の部分は、マットレスの長手方向について、長さLが500mm以下の領域に形成され、L+75乃至200mm分の長さのカバー素材がLの領域にひだ付き加工されていることを特徴とする請求項1に記載のギャッチベッド用マットレス。
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