JP2003055804A - 乳児用衣服 - Google Patents

乳児用衣服

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JP2003055804A
JP2003055804A JP2001241670A JP2001241670A JP2003055804A JP 2003055804 A JP2003055804 A JP 2003055804A JP 2001241670 A JP2001241670 A JP 2001241670A JP 2001241670 A JP2001241670 A JP 2001241670A JP 2003055804 A JP2003055804 A JP 2003055804A
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Japan
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baby
slit
slits
garment
mesh
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JP2001241670A
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English (en)
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健造 ▲葛▼西
Kenzo Kasai
Yuji Nitta
祐士 新田
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Aprica Kassai KK
Original Assignee
Aprica Kassai KK
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Priority to US10/416,422 priority patent/US20050034204A1/en
Priority to KR10-2003-7005314A priority patent/KR100505941B1/ko
Priority to CNB028064364A priority patent/CN1232193C/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肌着としての機能を持ちながら外出着として
も抵抗なく使用可能であり、乳児の腹式呼吸を妨げず、
また、容易には着くずれせず、さらに、乳児の発汗にも
良好に対応できる、乳児用衣服を提供する。 【解決手段】 乳児用衣服1における乳児のたとえば腹
に当たる領域に、身丈方向に延びるたとえば2本のスリ
ット2を形成するとともに、スリット2の裏面側に、ス
リット2が開くことを許容する状態で、伸縮性のメッシ
ュ状素材3を設ける。スリット2の両側には、タックが
取られることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乳児用衣服に関
するもので、特に、肌着としての機能を持ちながら外出
着としても使用可能な乳児用衣服に関するものである。
【0002】
【従来の技術】新生児から満1歳程度に至るまでの乳児
期において着用させるべき乳児用衣服としては、種々の
ものが市場に出回っている。
【0003】たとえば、吸汗性に重点を置いた素材を用
いたもの、あるいは、外出着に適するようにデザイン上
の工夫を施したものなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】乳児は、いずれにして
も、寝かした状態にしておく時間が長く、また、24時
間中、動き続けているといっても過言ではない。したが
って、乳児用衣服は、このような状況下にあっても、容
易には着くずれせず、ある程度、身体にフィットしてい
ることが望まれる。
【0005】また、乳児の呼吸は、主として腹式呼吸に
よっている。そのため、乳児用衣服は、乳児の腹を圧迫
せず、このような腹式呼吸を妨げないようにすることが
望まれる。
【0006】また、乳児の発汗にも考慮されなければな
らず、吸汗性のほか、適当な通気性も要求される。
【0007】さらに、乳児用衣服は、肌着としての機能
を持ちながら外出着としても抵抗なく使用できれば、汎
用性に優れたものとすることができる。
【0008】そこで、この発明の目的は、上述のような
種々の要望を満たし得る乳児用衣服を提供しようとする
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乳児用衣
服は、上述した技術的課題を解決するため、身丈方向に
延びるスリットが形成され、このスリットの裏面側に
は、スリットが開くことを許容する状態で、伸縮性のメ
ッシュ状素材が設けられていることを特徴としている。
【0010】この発明において、好ましくは、スリット
の両側に、タックが取られていて、このタックの内側に
位置する布地とメッシュ状素材とが縫い合わされる。
【0011】上述したスリットおよびその裏側に設けら
れるメッシュ状素材は、乳児用衣服に対して、伸縮性お
よび通気性を与える。したがって、スリットは、これら
伸縮性および通気性が与えられることが好ましい領域に
形成されることになる。たとえば、スリットは、乳児の
腹に当たる領域に形成されたり、乳児の脇に当たる領域
に形成されたりすることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1および図2は、この発明の第
1の実施形態を説明するためのものである。ここで、図
1は、乳児用衣服1の外観を示す正面図であり、図2
は、図1の線II−IIに沿う断面を図解的に示したも
のである。
【0013】乳児用衣服1は、乳児の腹に当たる領域に
おいて、身丈方向に延びる2本のスリット2を形成して
いる。これらスリット2の裏面側には、スリット2が開
くことを許容する状態で、伸縮性のメッシュ状素材3が
設けられている。
【0014】より詳細には、図2によく示されているよ
うに、この乳児用衣服1を構成する布地4は、スリット
2の両側において、タック5を取るように折り返されて
いて、この布地4におけるタック5の内側に位置する部
分とメッシュ状素材3とが、たとえば縫い糸6によって
縫い合わされている。
【0015】また、布地4におけるスリット2の長手方
向の両端部に位置する部分は、縫い糸7によって縫い合
わされる。この縫い糸7の少なくと一部として、刺しゅ
う糸が用いられ、それによって、デザイン上のアクセン
トを与えるようにしてもよい。
【0016】メッシュ状素材3には、伸縮性および通気
性を与え得る限り、どのような編み組織または織り組織
が採用されてもよい。また、メッシュ状素材3は、吸汗
性を有する繊維素材をもって構成されることが好まし
い。
【0017】また、乳児用衣服1は、肌着としての機能
を有するものであるので、その縫製において形成される
縫い目が乳児の肌に直接当たらないようにするため、裏
縫いを採用することが好ましい。
【0018】この実施形態によれば、身丈方向に延びる
2本のスリット2が形成され、これらスリット2が開く
ことを許容する状態で、メッシュ状素材3が設けられ、
また、このメッシュ状素材3が伸縮性を有しているの
で、乳児の腹を圧迫することがなく、そのため、乳児の
腹式呼吸を妨げず、また、それにも関らず、乳児用衣服
1を、乳児の身体に対して、ある程度フィットさせるこ
とが可能であり、24時間中、動き続ける乳児に着用さ
せても、容易には着くずれすることがない。また、スリ
ット2およびメッシュ状素材3が与える通気性のため
に、発汗による不快感を乳児に与えることを防止するこ
とができる。
【0019】また、メッシュ状素材3は、スリット2の
裏面側に配置されているので、メッシュ状素材3が外部
から目立つことがなく、この乳児用衣服1は、外出着と
しても抵抗なく使用することができる。
【0020】図3は、この発明の第2の実施形態による
乳児用衣服11の外観を示す正面図である。図3におい
て、図1に示す要素に相当する要素には同様の参照符号
を付し、重複する説明は省略する。
【0021】図3に示した乳児用衣服11には、乳児の
腹に当たる領域の中央において身丈方向に延びる1本の
スリット2が形成され、このスリット2の裏面側には、
スリット2が開くことを許容する状態で、伸縮性のメッ
シュ状素材3が設けられている。
【0022】この実施形態においても、図2に示すよう
な態様で、スリット2が形成されかつメッシュ状素材3
が取り付けられる。
【0023】この実施形態によっても、前述した第1の
実施形態の場合と実質的に同様の効果が奏される。
【0024】図4は、この発明の第3の実施形態による
乳児用衣服21の外観を示す正面図である。図4におい
て、図1に示す要素に相当する要素には同様の参照符号
を付し、重複する説明は省略する。
【0025】図4に示した乳児用衣服21は、前述した
図1および図3にそれぞれ示した乳児用衣服1および1
1とは、その全体的形状が異なっているが、これは、本
質的な相違ではない。
【0026】図4に示した乳児用衣服21においては、
身丈方向に延びるスリット2が、乳児の脇にあたる領域
に形成され、これらスリット2の裏面側には、スリット
2が開くことを許容する状態で、伸縮性のメッシュ状素
材3が設けられている。
【0027】この実施形態においても、図2に示すよう
な態様で、スリット2が形成されかつメッシュ状素材3
が取り付けられる。
【0028】この実施形態によっても、前述した第1お
よび第2の実施形態の場合と同様の効果が奏されるが、
特に、この実施形態によれば、乳児の脇の部分におい
て、伸縮性および通気性を与えることができる。
【0029】以上、図示した実施形態に関連して説明し
たが、この発明の範囲内において、その他、種々の変形
例が可能である。
【0030】たとえば、乳児用衣服全体のデザインや、
スリットが形成される位置や、スリットを形成するため
の縫製・加工方法や、メッシュ状素材をスリットに関連
して設ける態様等については、必要に応じて、任意に変
更することができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、身丈
方向に延びるスリットが形成されるとともに、スリット
の裏面側には、スリットが開くことを許容する状態で、
伸縮性のメッシュ状素材が設けられているので、通気性
に加えて、身丈方向に対して交差する方向への伸縮性を
乳児用衣服に対して与えることができる。
【0032】したがって、乳児の腹式呼吸を妨げず、ま
た、容易には着くずれしないようにすることができ、さ
らには、乳児の発汗に対して不快感が及ぼされることを
防止することができる。
【0033】また、メッシュ状素材は、スリットの裏面
側に配置され、それによって、スリットを形成する布地
によって覆われた状態とすることができるので、乳児用
衣服を、肌着として用いながらも、外出着としても抵抗
なく用いることができるようになる。また、スリットの
形成によって、乳児用衣服のデザイン上の変化を容易に
与えることができる。
【0034】この発明において、スリットの両側には、
タックが取られていて、タックの内側に位置する布地と
メッシュ状素材とが縫い合わされていると、スリットの
形成による伸縮可能な範囲をより広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態による乳児用衣服1
の外観を示す正面図である。
【図2】図1の線II−IIに沿う断面を図解的に示す
ものである。
【図3】この発明の第2の実施形態による乳児用衣服1
1の外観を示す正面図である。
【図4】この発明の第3の実施形態による乳児用衣服2
1の外観を示す正面図である。
【符号の説明】
1,11,21 乳児用衣服 2 スリット 3 メッシュ状素材 4 布地 5 タック 6,7 縫い糸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身丈方向に延びるスリットが形成され、
    前記スリットの裏面側には、前記スリットが開くことを
    許容する状態で、伸縮性のメッシュ状素材が設けられて
    いる、乳児用衣服。
  2. 【請求項2】 前記スリットの両側には、タックが取ら
    れていて、前記タックの内側に位置する布地と前記メッ
    シュ状素材とが縫い合わされている、請求項1に記載の
    乳児用衣服。
  3. 【請求項3】 前記スリットは、乳児の腹に当たる領域
    に形成されている、請求項1または2に記載の乳児用衣
    服。
  4. 【請求項4】 前記スリットは、乳児の脇に当たる領域
    に形成されている、請求項1ないし3のいずれかに記載
    の乳児用衣服。
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TW091117108A TWI227116B (en) 2001-08-09 2002-07-31 Baby wear
PCT/JP2002/007937 WO2003015547A1 (fr) 2001-08-09 2002-08-02 Vetement pour nourrisson
EP02755802A EP1415555A4 (en) 2001-08-09 2002-08-02 CLOTHING FOR INFANTS
US10/416,422 US20050034204A1 (en) 2001-08-09 2002-08-02 Clothes for infant
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104116348A (zh) * 2013-04-23 2014-10-29 八乐梦医用床有限公司 活动靠背床用床垫
JP6027697B1 (ja) * 2016-02-09 2016-11-16 株式会社シャルレ ベビー肌着

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