JP2023073880A - ナイトウェア - Google Patents

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康行 西川
Yasuyuki Nishikawa
陽一 堤
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Abstract

【課題】着用者の寝心地を向上できるナイトウェアを提供する。【解決手段】一実施形態に係るナイトウェアは、身頃2a及び一対の袖を備えるナイトウェアである。ナイトウェアは、ナイトウェアの着用者の腰に位置する少なくとも一つのアジャスタ30を備える。少なくとも一つのアジャスタ30は、帯状部材31と、挿通部32と、留め部33とを有する。帯状部材31は、身頃2aに固定されている部分と身頃2aに固定されていない自由端部31bとを含み着用者の胴回り方向D4に延在する。挿通部32は、身頃2aに設けられ、自由端部31bが挿通される開口32aが形成されている。留め部33は、挿通部32に挿通され挿通部32において折り返された帯状部材31が留められる。帯状部材31が挿通部32において折り返されて留め部33に留められるときに、身頃2aの胴回り方向D4への長さが縮小される。【選択図】図8

Description

本開示は、ナイトウェアに関する。
特開平08-113806号公報には、パジャマのパンツが記載されている。このパジャマは、ウエスト部分に長さ調節可能なゴム布が挿通される。ゴム布の周方向の長さは、アジャスタ手段によって調整される。
特開平08-113806号公報
ところで、パジャマには、着用者の寝冷えを抑制し、就寝中の着衣乱れを抑制することで、着用者の寝心地を向上することが求められうる。パジャマの上衣の裾が前述したパジャマのパンツに入るように着用者がパジャマを着る場合には、着用者の寝冷えが抑制され、就寝中の着衣乱れが抑制されうる。しかしながら、上衣の裾がパンツに入るように着用者がパジャマを着る場合には、不格好に見えることがあり、パジャマを着た着用者の見栄えが良くないということが起こりうる。従って、パジャマの上衣の裾をパンツに入れなくても、寝冷えを抑制して寝心地を向上させることが求められうる。
本開示は、着用者の寝心地を向上できるナイトウェアを提供することを目的とする。
本開示に係るナイトウェアは、身頃及び一対の袖を備えるナイトウェアである。ナイトウェアは、ナイトウェアの着用者の腰に位置する少なくとも一つのアジャスタを備える。少なくとも一つのアジャスタは、帯状部材と、挿通部と、留め部とを有する。帯状部材は、身頃に固定されている部分と身頃に固定されていない自由端部とを含み着用者の胴回り方向に延在する。挿通部は、身頃に設けられ、自由端部が挿通される開口が形成されている。留め部は、挿通部に挿通され挿通部において折り返された帯状部材が留められる。帯状部材が挿通部において折り返されて留め部に留められるときに、身頃の胴回り方向への長さが縮小される。
このナイトウェアは、ナイトウェアの着用者の腰に位置するアジャスタを備える。アジャスタは、帯状部材と、挿通部と、留め部とを有する。帯状部材が挿通部において折り返されて留め部に留められるときに、身頃の胴回り方向への長さは縮小される。従って、挿通部に挿通された帯状部材を折り返して留めることにより、身頃の胴回り方向への長さを縮小させて着用者の身頃の腰回りの部分を引き締めることができる。よって、裾をパンツに入れなくても身頃の腰回りの部分を引き締めることができるので、着用者の寝冷えを抑制して着衣乱れが生じないようにすることができる。また、裾をパンツに入れなくてもよいので、着用者の見栄えがよくないということを回避できる。一方、帯状部材が留め部に留められないときには、身頃の胴回り方向への長さは縮小されない。身頃の胴回り方向への長さが縮小されないときには、身頃の腰回りの部分が引き締められないので、着用者はゆったりとナイトウェアを着用できる。従って、ストレスフリーな感覚でナイトウェアを着用できる。着用者は、就寝前に、帯状部材を挿通部において折り返して留め部に留める状態、又は留めない状態を選択して身頃の胴回り方向への長さを調整できるので、着用者の寝心地を向上させることができる。
挿通部は、帯状部材の少なくとも一部を覆う袋状を呈してもよい。帯状部材の少なくとも一部が挿通部の袋状の部分に覆われることにより、帯状部材の垂れ下がる部分を見えにくくすることができるので、着用者の見栄えをより良好にすることができる。さらに、帯状部材の露出する部分を低減できるので、帯状部材の引っ掛かりを抑制できる。従って、帯状部材が引っ掛かることによる着用者への違和感をより確実に低減できるので、更なる寝心地の向上に寄与する。
留め部は、ボタンであってもよい。留め部がボタンである場合、例えば、帯状部材に形成されたボタンホールを留め部に留めることができるため、留め部から帯状部材を一層外れにくくできる。
少なくとも一つのアジャスタは、一対のアジャスタによって構成されてもよい。一対のアジャスタのうちの一方は、着用者の左側に位置してもよい。一対のアジャスタのうちの他方は、着用者の右側に位置してもよい。この場合、着用者の腰の左側及び右側のそれぞれにアジャスタが設けられるため、ナイトウェアを着用したまま胴回り方向への寸法の調整が可能となる。アジャスタが着用者の腰の左側及び右側のそれぞれに設けられることにより、左右それぞれにおいて胴回り方向への寸法の調整が可能となる。従って、着用者の腰の左右の部分が引き締まる外観にできるので、ナイトウェアの着用者をよりスタイリッシュに見せることができる。
身頃は、前身頃を含んでもよい。前身頃は、着用者の肌に面する肌側部と、肌側部を覆う透け防止部とを有してもよい。肌側部は、透け防止部より柔軟性が高い生地によって構成されていてもよい。透け防止部は、肌側部より光の透過性が低い生地によって構成されていてもよい。この場合、着用者の肌は透け防止部より柔軟性の高い生地によって構成された肌側部に面する。柔軟性が高い肌側部が着用者の肌に面することにより、着用者は肌触り良く感じうるため、着用者の寝心地をより一層向上できる。さらに、肌側部は、肌側部より光の透過性が低い生地である透け防止部によって覆われる。これにより、肌側部に面するプライベートゾーン等を光の透過性が低い透け防止部によって隠すことができる。透け防止部が肌側部を覆うことによってプライベートゾーン等の露出を抑制できるので、このナイトウェアはルームウェアとして兼用することもできる。
本開示によれば、着用者の寝心地を向上できるナイトウェアを提供できる。
第1実施形態に係るナイトウェアを示す正面図である。 第1実施形態に係るナイトウェアを示す背面図である。 図2の伸縮部の拡大図である。 着用者の肩甲骨を模式的に示す図である。 第2実施形態に係るナイトウェアを示す正面図である。 第2実施形態に係るナイトウェアを示す背面図である。 (A)及び(B)は、第2実施形態に係るナイトウェアのアジャスタの拡大図である。 (A)、(B)及び(C)は、アジャスタの使用方法の一例を示す模式図である。 (A)及び(B)は、第2実施形態に係るナイトウェアのロールアップの拡大図である。 (A)及び(B)は、ロールアップの使用方法の一例を示す模式図である。 アジャスタ及びロールアップによって寸法の調整がなされた第2実施形態に係るナイトウェアを示す正面図である。 第3実施形態に係るナイトウェア上衣を示す正面図である。 図12の透け防止部の一部切り欠き図である。 ナイトウェア上衣の内側から見た肌側部の拡大図である。 第3実施形態に係るナイトウェア下衣を示す正面図である。
以下では、図面を参照しながら本開示に係るナイトウェアの実施形態について説明する。図面の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、図面は、理解の容易化のため、一部を簡略化又は誇張して描いている場合があり、寸法等は図面に記載されたものに限定されない。
本開示に係るナイトウェアは、就寝するときに着用される衣類である。ナイトウェアは、就寝の前後にルームウェアとして着用されてもよい。ナイトウェアは、典型的には、パジャマ、寝間着又はナイトガウンである。ナイトウェアは、例えば、複数の生地によって構成されうる。この場合、ナイトウェアは、2種類の生地によって構成されていてもよいし、3種類の生地によって構成されていてもよい。本開示では、一例として、ナイトウェアは、縫着によって互いに接続されている複数の生地によって構成されている。しかしながら、複数の生地を互いに接続する方法は、縫着に限定されない。複数の生地は、接着又は溶着によって互いに接続されていてもよい。
以下では、ナイトウェアを着用した着用者から見たときの前方向を「前」、「前側」又は「前方」と称することがあり、当該前方向の逆方向を「後」、「後側」又は「後方」と称することがある。また、ナイトウェアを着用した着用者から見たときの左方向を「左」、「左側」又は「左方」と称することがあり、当該左方向の逆方向を「右」、「右側」又は「右方」と称することがある。また、ナイトウェアを着用した着用者から見たときの上方向を「上」、「上側」又は「上方」と称することがあり、当該上方向の逆方向を「下」、「下側」又は「下方」と称することがある。しかしながら、これらの方向は、説明の便宜のためのものであり、各部の位置又は向き等を限定するものではない。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係るナイトウェア1を示す正面図である。図2は、第1実施形態に係るナイトウェア1を示す背面図である。図1及び図2に示されるように、第1実施形態に係るナイトウェア1は、ナイトウェア上衣である。
ナイトウェア1は、身頃1a及び一対の袖1bを備える。身頃1aは、着用者の胴体を包む部分である。身頃1aは、前身頃101及び後身頃102を含んでいる。前身頃101は、着用者の前方に位置する身頃1aの部分である。前身頃101には、前立て110が設けられている。後身頃102は、着用者の後方に位置する身頃1aの部分である。各袖1bは、着用者の腕を包む部分である。本実施形態では、各袖1bは、長袖である。各袖1bは、上腕及び下腕を包むように延在する。
前身頃101及び後身頃102のそれぞれは、着用者の左右方向である第1方向D1、及び着用者の上下方向である第3方向D3に沿って延在している。前身頃101及び後身頃102は、着用者の前後方向である第2方向D2において、着用者を挟んで互いに反対向きに位置している。本実施形態では、前身頃101及び後身頃102は、第1方向D1における身頃1aの一対の端106の間で一方の端106から他方の端106まで延在している。前身頃101及び後身頃102は、各端106において互いに縫着されている。身頃1aは、着用者の胴回り方向D4に沿って延在している。前身頃101及び後身頃102は、襟首107と裾108との間で、第3方向D3に沿って延在している。
ナイトウェア1は、一対のマチ20を備える。一対のマチ20は、着用者の脇の下方に位置する。着用者の脇の下方において、各マチ20は、身頃1aと各袖1bとの間にゆとりをもたせるように構成される。本実施形態では、各マチ20は、身頃1aと各袖1bとを互いに接続している。
第2方向D2から見て、各マチ20は、短辺21、第1長辺22、第2長辺23及び第3長辺24を含んでいる。第2方向D2から見て、各マチ20は、略三角形状を呈する。短辺21は、身頃1aの端106の延長線上に設けられる。第1長辺22は、短辺21と連続しており、短辺21からナイトウェア1の第1方向D1の端部側に斜め上方に延びている。第1長辺22は、短辺21の上端から各袖1bまで延在している。第1方向D1において、第1長辺22は、各マチ20の端を構成する長辺である。例えば、第1長辺22は、マチ20を構成する生地の折り畳まれている部分である。
第2長辺23は、マチ20の身頃1aに縫着されている部分である。第2長辺23は、端106の上端からナイトウェア1の第1方向D1の中央側に斜め上方に延びている。第3長辺24は、各マチ20の各袖1bに縫着されている部分である。第3長辺24は、第1長辺22の上端と第2長辺23の上端とを互いに接続している。
ナイトウェア1は、一対の伸縮部10を備える。一対の伸縮部10は、例えば、第1方向D1に沿って並んでいる。一対の伸縮部10は、着用者の肩甲骨の後方に位置する。各伸縮部10は、後身頃102に配置される。本実施形態では、各伸縮部10は、各袖1bの少なくとも一部にまで達している。各伸縮部10と各マチ20とは、第2長辺23において互いに縫着されている。
後身頃102は、上身頃103及び下身頃104を有する。上身頃103は、一対の伸縮部10の間から各伸縮部10の下方まで延在している。例えば、上身頃103は逆T字状を呈する。本実施形態では、上身頃103は、襟首107から各マチ20まで延在している。上身頃103と下身頃104との間の境界線である長辺105は、第1方向D1に延在している。例えば、長辺105は、ナイトウェア1の第1方向D1の中央に向かうに従って上方に湾曲している。
上身頃103は、各伸縮部10の下方において、一対のマチ20の間で一方のマチ20から他方のマチ20まで延在している。上身頃103と各マチ20とは、第2長辺23において互いに縫着されている。長辺105は、第2長辺23まで延在している。長辺105は、例えば、各マチ20から離隔するにつれて、伸縮部10に近接するように湾曲している。
下身頃104は、上身頃103から裾108まで延在している。本実施形態では、下身頃104は、長辺105から裾108まで延在している。下身頃104は、一対の端106を含む。下身頃104と各マチ20とは、第2長辺23において互いに縫着されている。
図3は、図2の伸縮部10を拡大した図である。図2及び図3に示されるように、伸縮部10は、他の伸縮部10に対向する湾曲部11を有する。第1方向D1に沿って一対の湾曲部11が並んでいる。一対の湾曲部11は、一対の伸縮部10が互いに近接するように湾曲している部分である。一対の伸縮部10と上身頃103とは、一対の湾曲部11において互いに縫着されている。本実施形態では、各湾曲部11は、襟首107から各マチ20まで延在している。
各湾曲部11は、近接部12と、上部13と、下部14とを含んでいる。近接部12は、一対の伸縮部10が互いに最も近接している部分である。上部13は、近接部12から、襟首107の位置まで延在している部分である。上部13は、近接部12から離隔するにつれて、一対の伸縮部10が互いに離隔するように延在している。下部14は、近接部12から各マチ20まで延在している部分である。下部14は、近接部12から離隔するにつれて、一対の伸縮部10が互いに離隔するように延在している。下部14は、各マチ20に近づくにつれて、下身頃104から離隔するように湾曲していてもよい。近接部12と、上部13と、下部14とは、互いに異なる曲率半径で湾曲している。一例として、下部14の曲率半径は上部13の曲率半径より大きい。
各伸縮部10は、下身頃104より伸縮性が高い生地によって構成されている。本実施形態では、下身頃104は布帛(織布)によって構成され、各伸縮部10はニット素材(編布)によって構成されている。各伸縮部10は、下身頃104より薄手の生地で構成されていてもよく、メッシュ素材によって構成されていてもよい。
上身頃103は、例えば、下身頃104より通気性が高い生地によって構成されている。本実施形態では、上身頃103はメッシュ素材によって構成されている。上身頃103のメッシュ素材は、例えば、ポリエステルメッシュである。上身頃103は、下身頃104より薄手の生地で構成されていてもよい。
[第1実施形態の作用効果]
ナイトウェア1では、肩甲骨E(図4参照)の後方に位置する一対の伸縮部10が下身頃104より伸縮性が高いニット素材によって構成されている。肩甲骨Eの後方に伸縮部10が位置することにより、肩甲骨Eが移動しても伸縮部10が肩甲骨Eの移動に追従しやすくなる。従って、寝返りによって肩甲骨Eが移動しても、伸縮部10が伸縮して柔軟に変形するため、肩甲骨Eへの圧迫感が緩和される。よって、着用者が寝返りをしたときにおける肩甲骨Eに対する違和感を低減させることができる。
ナイトウェア1は、着用者の脇の下方に位置する一対のマチ20を備える。脇の下方に一対のマチ20が位置することにより、袖1bと身頃1aとの間にゆとりができ、その結果、身頃1aが吊り上げられる違和感を感じにくくすることができる。従って、就寝中の着用者が寝返りをしても、肩甲骨E及び上腕に生じる違和感が低減されるので、着用者の寝心地を向上できる。
上身頃103は、例えば、下身頃104より通気性が高いメッシュ素材によって構成されている。上身頃103がメッシュ素材によって構成されていることにより、着用者の上半身における通気性を向上させることができる。従って、着用者の上半身を蒸れにくくできるので、着用者の寝心地をより一層向上できる。
各マチ20は、例えば、下身頃104より通気性が高いメッシュ素材によって構成されている。各マチ20がメッシュ素材によって構成されていることにより、着用者の脇の下における通気性を向上させることができる。従って、着用者の脇の下を蒸れにくくできるので、着用者の寝心地をより一層向上できる。
一対の伸縮部10は、例えば、一対の伸縮部10が互いに近接するように湾曲している一対の湾曲部11を含んでいる。図4は、着用者の肩甲骨Eを模式的に示す図である。図4に示されるように、一対の肩甲骨Eは、身体の中心線L1を挟んで略対称に位置している。第2方向D2から着用者を見た場合において、一対の肩甲骨Eは、一対の肩甲骨Eが互いに対向する湾曲部E1を有する。本実施形態に係るナイトウェア1では、図2~図4に示されるように、一対の伸縮部10が一対の湾曲部11を含んでおり、伸縮部10の形状は肩甲骨Eの形状に模擬されている。従って、着用者が寝返りをしても伸縮部10の位置から肩甲骨Eをよりずれにくくできるので、肩甲骨Eに対する違和感をより確実に低減できる。
湾曲部11は、近接部12と、上部13と、下部14とを含んでいる。近接部12は、一対の伸縮部10が互いに最も近接している部分である。上部13は、近接部12から、襟首107の位置まで延在している部分である。下部14は、近接部12から各マチ20まで延在している部分である。上部13及び下部14は、近接部12から離隔するにつれて、一対の伸縮部10が互いに離隔するように湾曲している。一対の肩甲骨Eは、上端E2又は下端E3に向かうに従って互いに離隔する形状を呈する。よって、上部13及び下部14が近接部12から離隔するに従って互いに離隔するように湾曲していることにより伸縮部10の形状は肩甲骨Eの形状に模擬されている。従って、上記同様、伸縮部10の位置から肩甲骨Eをよりずれにくくできるので、肩甲骨Eに対する違和感をより確実に低減できる。
各伸縮部10は、各袖1bの少なくとも一部にまで達している。一対の肩甲骨Eは、肩関節E4において、上腕骨のそれぞれと接続している。各伸縮部10が各袖1bの少なくとも一部にまで達していることにより、寝返りによって上腕が移動しても伸縮部10が肩甲骨Eの移動に追従しやすくなる。従って、伸縮部10の位置から肩甲骨Eをよりずれにくくできるので、肩甲骨Eに対する違和感をより確実に低減できる。
以上の第1実施形態の変形例として、上身頃103は、下身頃104より通気性が高い生地によって構成されなくてもよい。上身頃103及び下身頃104は、同種の生地によって構成されていてもよい。例えば、上身頃103及び下身頃104は、一枚の生地から構成されていてもよい。上身頃103及び下身頃104は、一対の伸縮部10より伸縮性が低い生地で構成されていてもよい。この場合、一対の伸縮部10は、上身頃103及び下身頃104より伸縮性が高い生地によって構成される。伸縮性が低い生地で構成されている上身頃103及び下身頃104が、一対の伸縮部10の間から裾108まで延在していることで、ナイトウェア1の型崩れを抑制できる。
[第2実施形態]
図5は、第2実施形態に係るナイトウェア2を示す正面図である。図6は、第2実施形態に係るナイトウェア2を示す背面図である。第2実施形態に係るナイトウェア2は、ナイトウェア上衣である。ナイトウェア2は、身頃2a及び一対の袖2bを備える。身頃2aは、前身頃201及び後身頃202を含んでいる。前身頃201には、前立て210が設けられている。
ナイトウェア2は、アジャスタ30を備える。例えば、ナイトウェア2は、一対のアジャスタ30を備える。一対のアジャスタ30は、着用者の腰に位置する。一対のアジャスタ30のうちの一方は、着用者の左側に位置する。一対のアジャスタ30のうちの他方は、着用者の右側に位置する。各アジャスタ30は、例えば、ナイトウェア2の前身頃201及び後身頃202にまたがるように設けられている。
図7の(A)及び(B)は、アジャスタ30の拡大図である。図8の(A)、(B)及び(C)は、アジャスタ30の使用方法の一例を示す模式図である。以下では、図7及び図8を参照して、アジャスタ30の詳細について説明する。
アジャスタ30は、帯状部材31と、挿通部32と、留め部33とを有している。図7の(B)に示されるように、帯状部材31は、身頃2aに固定されている部分31aと、自由端部31bとを含む。自由端部31bは、身頃2aに固定されていない部分である。帯状部材31は、着用者の胴回り方向D4に沿って延在している。帯状部材31は、例えば、ナイトウェア2の前身頃201及び後身頃202にまたがるように延在している。本実施形態では、身頃2aに固定されている部分31aは、前身頃201に位置している。すなわち、部分31aは、前身頃201に固定されている。帯状部材31は、胴回り方向D4に沿って、部分31aから後身頃202に向かって延在している。
挿通部32には、自由端部31bが挿通される開口32aが形成されている。図7の(A)に示されるように、本実施形態では、挿通部32は、帯状部材31の少なくとも一部を覆う袋状を呈する。一例として、挿通部32は、帯状部材31の部分31aの全てを覆う袋状を呈する。挿通部32は、例えば、ナイトウェア2の前身頃201及び後身頃202にまたがるように延在している。一例として、挿通部32は長方形状を呈する。挿通部32の開口32aは、例えば、挿通部32の長手方向の端に形成されている。挿通部32の長手方向の端は、例えば、後身頃202に位置する。自由端部31bの一部は、例えば、後身頃202において、開口32aから露出している。
留め部33には、挿通部32に挿通され挿通部32において折り返された帯状部材31が留められる(図8の(C)参照)。自由端部31bには、留め部33に留められる掛け部31cが設けられている。自由端部31bには、胴回り方向D4に沿って並ぶ複数の掛け部31cが設けられていてもよい。本実施形態では、留め部33はボタンであり、掛け部31cはボタンホールである。自由端部31bには、胴回り方向D4に沿って複数(一例として2つ)のボタンホールが並ぶように形成されている。一例として、留め部33は、ナイトウェア2の前身頃201側の位置で挿通部32に固定されている。
帯状部材31が挿通部32において折り返されて留め部33に留められるときに、身頃2aの胴回り方向D4への長さが縮小される。図8の(A)、(B)及び(C)は、後方から見たアジャスタ30を示している。図8の(A)では、留め部33に帯状部材31は留められていない。すなわち、身頃2aの胴回り方向D4への長さは縮小されていない。胴回り方向D4において、挿通部32から露出している自由端部31bの長さは、挿通部32に覆われている帯状部材31の長さよりも短い。本実施形態では、留め部33が固定されている部分は、ナイトウェア2の前身頃201側に位置するため、図8の(A)には図示されていない。
図8の(B)では、図8の(A)の状態よりも挿通部32から自由端部31bが引き出されている。自由端部31bが引き出されることで、部分31aが固定されている前身頃201の部分は、後身頃202側に引っ張られる。従って、身頃2aの胴回り方向D4への長さは縮小されている。このとき、胴回り方向D4において、挿通部32から露出している自由端部31bの長さは、挿通部32に覆われている帯状部材31の長さ以上である。部分31aが固定されている前身頃201の部分が後身頃202側に引っ張られているので、留め部33は、前身頃201側から後身頃202側に移動している。
図8の(C)では、帯状部材31が挿通部32において折り返されて留め部33に留められている。詳細には、自由端部31bが開口32aにおいて折り返されて、自由端部31bに設けられた掛け部31c(ボタンホール)が、留め部33(ボタン)に留められている。帯状部材31が挿通部32において折り返されて留め部33に留められることにより、身頃2aの胴回り方向D4への長さは縮小された状態で維持される。
図5及び図6に示されるように、本実施形態では、ナイトウェア2は、一対のロールアップ40を備える。各ロールアップ40は、各袖2bに位置する。図9の(A)及び(B)は、ロールアップ40の部分拡大図である。図10の(A)及び(B)は、ロールアップ40の使用方法の一例を示す模式図である。以下では、図9及び図10を参照して、ロールアップ40の詳細について説明する。
ロールアップ40は、帯状部材41と、留め部42とを有している。帯状部材41は、袖2bに固定されている部分41aと、自由端部41bとを含む。自由端部41bは、袖2bに固定されていない部分である。帯状部材41は、部分41aから袖2bの袖口220に向かって延在している。図9の(B)に示されるように、帯状部材41は、袖2bの内側に位置している。すなわち、帯状部材41は、袖2bに覆われている。留め部42は、袖2bの表側に位置している。本実施形態では、留め部42は、ボタンである。自由端部41bには、掛け部41cが設けられている。本実施形態では、掛け部41cは、ボタンホールである。
帯状部材41が袖口220において折り返されて留め部42に留められるとき、袖2bの長さが縮小される。例えば、図10の(A)に示されるように、袖2bは、捲り上げられることで袖2bの長さが縮小される。一例として、図10の(A)では、袖2bは、袖口220が折り返されて捲り上げられている。袖2bは、自由端部41bが露出するまで捲り上げられる。例えば、袖2bから露出している自由端部41bの長さは、袖2bに覆われている帯状部材41の長さ以上である。
図10の(B)では、帯状部材41が袖口220において折り返されて留め部42に留められている。具体的には、自由端部41bに設けられた掛け部41c(ボタンホール)が、留め部42(ボタン)に留められている。帯状部材41が袖口220において折り返されて留め部42に留められていることで、袖2bの長さは縮小された状態で維持される。すなわち、袖2bは捲り上げられた状態で維持される。
[第2実施形態の作用効果]
図5、図6及び図8に示されるように、ナイトウェア2は、ナイトウェア2の着用者の腰に位置するアジャスタ30を備える。アジャスタ30は、帯状部材31と、挿通部32と、留め部33とを有する。帯状部材31が挿通部32において折り返されて留め部33に留められるときに、身頃2aの胴回り方向D4への長さは縮小される。従って、挿通部32に挿通された帯状部材31を折り返して留めることにより、身頃2aの胴回り方向D4への長さを縮小させて着用者の身頃2aの腰回りの部分を引き締めることができる。
図11は、アジャスタ30及びロールアップ40によって寸法の調整がなされたナイトウェア2を示す正面図である。図11に示されるように、本実施形態に係るナイトウェア2は、上衣の腰回りの部分がアジャスタ30によって締め付けられるので、ナイトウェア2の裾をパンツに入れなくても身頃2aの腰回りの部分を引き締めることができる。従って、着用者の寝冷えを抑制して着衣乱れが生じないようにすることができる。また、裾をパンツに入れなくてもよいので、着用者の見栄えがよくないということを回避できる。一方、図5に示されるように、帯状部材31が留め部33に留められないときには、身頃2aの胴回り方向D4への長さは縮小されない。身頃2aの胴回り方向D4への長さが縮小されないときには、身頃2aの腰回りの部分が引き締められないので、着用者はゆったりとナイトウェア2を着用できる。従って、ストレスフリーな感覚でナイトウェア2を着用できる。着用者は、就寝前に、帯状部材31を挿通部32において折り返して留め部33に留める状態、又は留めない状態を選択して身頃2aの胴回り方向D4への長さを調整できるので、着用者の寝心地を向上させることができる。
挿通部32は、例えば、帯状部材31の少なくとも一部を覆う袋状を呈する。帯状部材31の少なくとも一部が挿通部32の袋状の部分に覆われることにより、帯状部材31の垂れ下がる部分を見えにくくすることができるので、着用者の見栄えをより良好にすることができる。さらに、帯状部材31の露出する部分を低減できるので、帯状部材31の引っ掛かりを抑制できる。従って、帯状部材31が引っ掛かることによる着用者への違和感をより確実に低減できるので、更なる寝心地の向上に寄与する。
留め部33は、例えば、ボタンであり、帯状部材31にはボタンホールが形成される。この場合、帯状部材31のボタンホールを留め部33のボタンに留めることができるので、留め部33から帯状部材31を一層外れにくくできる。
例えば、一対のアジャスタ30のうちの一方は、着用者の左側に位置している。一対のアジャスタ30のうちの他方は、着用者の右側に位置している。この場合、着用者の腰の左側及び右側のそれぞれにアジャスタ30が設けられるため、ナイトウェア2を着用したまま胴回り方向への寸法の調整が可能となる。アジャスタ30が着用者の腰の左側及び右側のそれぞれに設けられることにより、左右それぞれにおいて胴回り方向D4への寸法の調整が可能となる。従って、図11に示されるように、着用者の腰の左右の部分が引き締まる外観にできるので、ナイトウェア2の着用者をよりスタイリッシュに見せることができる。
ナイトウェア2は、一対のロールアップ40を備える。各ロールアップ40は、各袖2bに位置する。ロールアップ40は、帯状部材41と、留め部42とを有している。帯状部材41が袖口220において折り返されて留め部42に留められるとき、袖2bの長さが縮小される。従って、着用者は、例えば、袖2bを七分袖に調整することで、ナイトウェア2をホームウェアとして着用できる。
以上の第2実施形態の変形例として、ナイトウェア2は、一対のアジャスタ30を備えなくてもよい。ナイトウェア2は、1つ又は3つ以上のアジャスタ30を備えていてもよい。アジャスタ30は、着用者の後側(背中側)に位置してもよく、着用者の前側に位置してもよい。
挿通部32は、袋状を呈しなくてもよい。自由端部31bが挿通される開口を有する輪状の挿通部が形成されていてもよい。
ボタンである留め部33に代えて、面ファスナー又はスナップボタンである留め部が設けられていてもよい。帯状部材31は、胴回り方向D4において、部分31aから一方向に延在している自由端部31bと、部分31aから他方向に延在している自由端部31bとを含んでいてもよい。留め部33は、挿通部32に固定されていなくてもよい。留め部33は、身頃2aに固定されていてもよい。例えば、留め部33は、他方向に延在している自由端部31bに固定されていてもよい。留め部33は、他方向に延在している自由端部31bであってもよい。この場合、一方向に延在している自由端部31bと、他方向に延在している自由端部31bとが結ばれることで、他方向に延在している自由端部31bは留め部33として機能する。
[第3実施形態]
図12は、第3実施形態に係るナイトウェア3のナイトウェア上衣3Aを示す正面図である。図13は、図12のナイトウェア上衣3Aに設けられた透け防止部61の一部切り欠き図である。図15は、ナイトウェア3のナイトウェア下衣3Bを示す正面図である。図12、図13及び図15に示されるように、ナイトウェア3は、ナイトウェア上衣3A及びナイトウェア下衣3Bを含んでいる。ナイトウェア3は、肌側部51,52と、透け防止部61,62とを有する。肌側部51,52は、着用者の肌に面する部分である。透け防止部61,62は、肌側部51,52を覆う部分である。肌側部51,52は、着用者のプライベートゾーンと面するように設けられる。
ナイトウェア上衣3Aは、身頃3a及び一対の袖3bを備える。身頃3aは、前身頃301、及び前身頃301の反対側を向く後身頃を含んでいる。前身頃301には、前立て310が設けられている。
ナイトウェア上衣3Aでは、前身頃301は、肌側部51と、透け防止部61とを有する。肌側部51及び透け防止部61は、前身頃301に縫着される部分である。図13は、破断線C1の部分で、透け防止部61が切り欠かれた状態を示している。図13の透け防止部61が切り欠かれている部分に示されるように、例えば、肌側部51は、着用者の胸部と面するように設けられる。透け防止部61は、肌側部51を覆うように設けられる。
図14は、ナイトウェア上衣3Aの内側から見た肌側部51の拡大図である。図14に示されるように、ナイトウェア上衣3Aの内側から見て、肌側部51は、第1長辺51a、第2長辺51b、短辺51c、第3長辺51d及び第4長辺51eを含んでいる。ナイトウェア上衣3Aの内側から見て、肌側部51は、略五角形状を呈する。第1長辺51a、第3長辺51d及び第4長辺51eは、肌側部51の前身頃301に縫着されている部分である。第1長辺51aは、前立て310に沿って延在している。
第1方向D1において、第2長辺51bと第1長辺51aとは互いに対向している。第2長辺51bは、肌側部51の袖3bに縫着されている部分である。肌側部51と袖3bとは、第2長辺51bにおいて互いに縫着されている。短辺51cは、第2長辺51bの下端から下方に延在する。短辺51cは、前身頃301の第1方向D1の端に位置している。短辺51cは、例えば、ナイトウェア3の後身頃に縫着されている部分である。
第3長辺51d及び第4長辺51eは、例えば、第1方向D1に沿って延在している。第3長辺51dは、第1長辺51aの上端と第2長辺51bの上端とを互いに接続している。第4長辺51eは、第1長辺51aの下端と第2長辺51bの下端とを互いに接続している。第3長辺51dと第4長辺51eとは、第3方向D3に沿って互いに対向している。
図13に示されるように、透け防止部61は、短辺61a、第1長辺61b、第2長辺61c及び第3長辺61dを含んでいる。短辺61a、第1長辺61b及び第2長辺61cは、透け防止部61の前身頃301に縫着されている部分である。短辺61aは、前立て310に沿って延在している。短辺61aは、肌側部50の第1長辺51aと重なるように配置されていてもよい。
第1長辺61bと短辺61aとは第1方向D1に沿って互いに対向している。第1長辺61bは、前身頃301の第1方向D1の端に位置している。第1長辺61bは、肌側部50の第2長辺51bと重なるように配置されていてもよい。第2長辺61cは、短辺61aの上端と第1長辺61bの上端とを互いに接続している。第2長辺61cは、肌側部50の短辺51cと重なるように配置されていてもよい。
第3長辺61dは、短辺61aの下端と第1長辺61bの下端とを互いに接続している。第3長辺61dは、透け防止部61の下端である。第3方向D3において、第3長辺61dは、第4長辺51eよりも下方に位置している。第3長辺61dの位置では、透け防止部61は、前身頃301に縫着されない。第3長辺61dの位置では、透け防止部61と前身頃301との間に開口が形成される。第3長辺61dの寸法は、透け防止部61が覆っている前身頃301の部分の寸法より大きい。透け防止部61は、第2長辺61cから垂れ下がるように前身頃301に縫製されている。透け防止部61には、ドレープが形成されている。すなわち、透け防止部61は、フリルを構成している。
図15に示されるように、ナイトウェア下衣3Bは、例えば、長ズボン状である。ナイトウェア下衣3Bは、股上3cと、一対の股下3dとを含む。股上3cは、着用者の下腹部と、着用者の太腿の付け根とを覆う部分である。各股下3dは、着用者の太腿の付け根から着用者の足首までを覆う部分である。
ナイトウェア下衣3Bは、肌側部52と、透け防止部62とを有する。肌側部52は、着用者の下腹部及び太腿の付け根と面するように設けられている。例えば、肌側部52は、ショートパンツ状とされている。透け防止部62は、肌側部52を覆うように設けられている。透け防止部62は、例えば、着用者の下腹部から着用者の足首までを覆うように設けられている。例えば、透け防止部62は、長ズボン状である。肌側部52と透け防止部62とは、股上3cの上端331の位置で互いに縫着されている。一例として、ナイトウェア下衣3Bは、肌側部52から構成される裏地と、透け防止部62から構成される表地とを有する長ズボンである。
肌側部51,52は、透け防止部61,62より柔軟性が高い生地によって構成されている。例えば、肌側部51,52は、透け防止部61,62より薄手の布帛で構成されていてもよい。肌側部51,52は、タオル生地によって構成されていてもよい。肌側部51,52を構成している布帛の材質は、例えば、絹であってもよい。
透け防止部61,62は、肌側部51,52より光の透過性が低い生地によって構成されている。例えば、透け防止部61,62は、肌側部51,52より厚手の布帛で構成されていてもよい。例えば、肌側部51を除く身頃3a及び袖3bは、透け防止部61,62と同じ生地で構成されている。
[第3実施形態の作用効果]
身頃3aは、前身頃301を含んでいる。前身頃301は、着用者の肌に面する肌側部51と、肌側部51を覆う透け防止部61とを有している。肌側部51は、透け防止部61より柔軟性が高い生地によって構成されている。透け防止部61は、肌側部51より光の透過性が低い生地によって構成されている。従って、着用者の肌は、透け防止部61より柔軟性が高い生地によって構成された肌側部51に面する。柔軟性が高い肌側部51が着用者の肌に面することにより、着用者は肌触り良く感じうるため、着用者の寝心地をより一層向上できる。さらに、肌側部51は、肌側部51より光の透過性が低い生地である透け防止部61によって覆われる。これにより、肌側部51に面するプライベートゾーン等を光の透過性が低い透け防止部61によって隠すことができる。透け防止部61が肌側部51を覆うことによってプライベートゾーン等の露出を抑制できるので、ナイトウェア3はルームウェアとして兼用することもできる。肌側部52及び透け防止部62を有するナイトウェア下衣3Bからも上記と同様の効果が得られる。
以上、本開示に係るナイトウェアの種々の実施形態について説明した。しかしながら、本開示に係るナイトウェアは、前述した種々の実施形態に限られず、特許請求の範囲に記載した要旨の範囲内において適宜変更可能である。すなわち、ナイトウェアは、前述の実施形態に限られず適宜変更可能である。本開示に係るナイトウェアは、前述した第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態のうちの2つ以上が組み合わされたものであってもよい。
1,2,3…ナイトウェア、3A…ナイトウェア上衣、3B…ナイトウェア下衣、1a,2a,3a…身頃、1b,2b,3b…袖、101,201,301…前身頃、102,202…後身頃、110,210,310…前立て、106…端、107…襟首、108…裾、103…上身頃、104…下身頃、105…長辺、220…袖口、3c…股上、3d…股下、331…上端、10…伸縮部、11…湾曲部、12…近接部、13…上部、14…下部、20…マチ、21…短辺、22…第1長辺、23…第2長辺、24…第3長辺、30…アジャスタ、31…帯状部材、31a…部分、31b…自由端部、31c…掛け部、32…挿通部、32a…開口、33…留め部、40…ロールアップ、41…帯状部材、41a…部分、41b…自由端部、41c…掛け部、42…留め部、51…肌側部、51a…第1長辺、51b…第2長辺、51c…短辺、51d…第3長辺、51e…第4長辺、52…肌側部、61…透け防止部、61a…短辺、61b…第1長辺、61c…第2長辺、61d…第3長辺、62…防止部、E…肩甲骨、D1…第1方向、D2…第2方向、D3…第3方向、D4…胴回り方向、L1…中心線、E1…湾曲部、E2…上端、E3…下端、E4…肩関節、C1…破断線。

Claims (5)

  1. 身頃及び一対の袖を備えるナイトウェアであって、
    前記ナイトウェアの着用者の腰に位置する少なくとも一つのアジャスタを備え、
    前記少なくとも一つのアジャスタは、
    前記身頃に固定されている部分と前記身頃に固定されていない自由端部とを含み前記着用者の胴回り方向に延在する帯状部材と、
    前記身頃に設けられ、前記自由端部が挿通される開口が形成されている挿通部と、
    前記挿通部に挿通され前記挿通部において折り返された前記帯状部材が留められる留め部と、
    を有し、
    前記帯状部材が前記挿通部において折り返されて前記留め部に留められるときに、前記身頃の前記胴回り方向への長さが縮小される、
    ナイトウェア。
  2. 前記挿通部は、前記帯状部材の少なくとも一部を覆う袋状を呈する、
    請求項1に記載のナイトウェア。
  3. 前記留め部は、ボタンである、
    請求項1又は2に記載のナイトウェア。
  4. 前記少なくとも一つのアジャスタは、一対のアジャスタによって構成されており、
    前記一対のアジャスタのうちの一方は、前記着用者の左側に位置し、
    前記一対のアジャスタのうちの他方は、前記着用者の右側に位置する、
    請求項1~3の何れか一項に記載のナイトウェア。
  5. 前記身頃は、前身頃を含み、
    前記前身頃は、
    前記着用者の肌に面する肌側部と、
    前記肌側部を覆う透け防止部と、
    を有し、
    前記肌側部は、前記透け防止部より柔軟性が高い生地によって構成されており、
    前記透け防止部は、前記肌側部より光の透過性が低い生地によって構成されている、
    請求項1~4の何れか一項に記載のナイトウェア。
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