JP2001104091A - 肘パッド - Google Patents
肘パッドInfo
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- JP2001104091A JP2001104091A JP29033099A JP29033099A JP2001104091A JP 2001104091 A JP2001104091 A JP 2001104091A JP 29033099 A JP29033099 A JP 29033099A JP 29033099 A JP29033099 A JP 29033099A JP 2001104091 A JP2001104091 A JP 2001104091A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elbow
- cushion material
- elbow rest
- bag body
- bag
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 肘載せ部への取り付け、取り外しが容易で、
しかも、肘載せ部に取り付けたときに回転や、前後の移
動を防止できる肘パッドを提供する。 【解決手段】 肘パッド10は袋体11と、該袋体内に
収容されたクッション材12とを有し、袋体は、クッシ
ョン材の外側を覆う張地13と、クッション材の内側に
位置する滑り止めシート14とを有する。また、袋体
は、椅子の肘載せ部に対する巻回方向両端部に互いに接
合可能な留め具、例えば面ファスナー15、16を備え
ている。
しかも、肘載せ部に取り付けたときに回転や、前後の移
動を防止できる肘パッドを提供する。 【解決手段】 肘パッド10は袋体11と、該袋体内に
収容されたクッション材12とを有し、袋体は、クッシ
ョン材の外側を覆う張地13と、クッション材の内側に
位置する滑り止めシート14とを有する。また、袋体
は、椅子の肘載せ部に対する巻回方向両端部に互いに接
合可能な留め具、例えば面ファスナー15、16を備え
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は椅子の肘載せ部に簡
単に取り付けることができる肘パッドに関する。
単に取り付けることができる肘パッドに関する。
【0002】
【従来の技術】肘載せ部を備えた椅子は従来より広く知
られており、肘載せ部にクッション材を取り付けて柔ら
かい感触が得られるようにした椅子も広く知られてい
る。この種の椅子においては、例えば、肘載せ部が木製
の場合、その肘載せ面にクッション材を貼り付け、さら
にその上を皮、合成樹脂シート、布等からなるカバー材
で覆い、このカバー材の周縁をピン、釘等で固定するの
が一般的である。また、肘載せ部が金属製の場合、その
外側にクッション材を一体成形により形成したり、予め
成形した肘用クッション部をねじ止め、接着、溶接等の
方法で固定したり、面ファスナーを用いて椅子の肘載せ
部に取り付けるようにしたものが知られている。
られており、肘載せ部にクッション材を取り付けて柔ら
かい感触が得られるようにした椅子も広く知られてい
る。この種の椅子においては、例えば、肘載せ部が木製
の場合、その肘載せ面にクッション材を貼り付け、さら
にその上を皮、合成樹脂シート、布等からなるカバー材
で覆い、このカバー材の周縁をピン、釘等で固定するの
が一般的である。また、肘載せ部が金属製の場合、その
外側にクッション材を一体成形により形成したり、予め
成形した肘用クッション部をねじ止め、接着、溶接等の
方法で固定したり、面ファスナーを用いて椅子の肘載せ
部に取り付けるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の椅子は、肘載せ部にクッション材等を椅子の部品とし
て固定したものとなっているため、取り付けや取り外し
が困難であり、衛生面上好ましくない。また、面ファス
ナーを用いただけの従来の取り付け方法においては、ク
ッション材が肘載せ部の周りを自由に回転し得るため、
椅子を高齢者、身障者等が利用する場合、立ち上がり時
の補助手段として肘載せ部をつかみ立ち上がろうとして
バランスを崩す可能性があり、安全面の点で好ましくな
い。
の椅子は、肘載せ部にクッション材等を椅子の部品とし
て固定したものとなっているため、取り付けや取り外し
が困難であり、衛生面上好ましくない。また、面ファス
ナーを用いただけの従来の取り付け方法においては、ク
ッション材が肘載せ部の周りを自由に回転し得るため、
椅子を高齢者、身障者等が利用する場合、立ち上がり時
の補助手段として肘載せ部をつかみ立ち上がろうとして
バランスを崩す可能性があり、安全面の点で好ましくな
い。
【0004】したがって、本発明の目的は、肘載せ部へ
の取り付け、取り外し、交換等が容易で衛生面上の管理
が容易であり、しかも、肘載せ部に取り付けたときに回
転や、前後の移動を防止できる安全性の高い肘パッドを
提供することにある。
の取り付け、取り外し、交換等が容易で衛生面上の管理
が容易であり、しかも、肘載せ部に取り付けたときに回
転や、前後の移動を防止できる安全性の高い肘パッドを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、袋体と、該袋体内に収容されたクッショ
ン材とを有し、前記袋体は、椅子の肘載せ部に巻回可能
であるとともに、巻回方向両端部に互いに接合可能な留
め具を備え、さらに、前記袋体が、前記クッション材の
外側を覆う張地と、クッション材の内側に位置する滑り
止めシートを有することを特徴とする肘パッドを提供す
る。
に、本発明は、袋体と、該袋体内に収容されたクッショ
ン材とを有し、前記袋体は、椅子の肘載せ部に巻回可能
であるとともに、巻回方向両端部に互いに接合可能な留
め具を備え、さらに、前記袋体が、前記クッション材の
外側を覆う張地と、クッション材の内側に位置する滑り
止めシートを有することを特徴とする肘パッドを提供す
る。
【0006】上記構成を有する肘パッドは、椅子の肘載
せ部に巻回可能であるとともに、肘載せ部への取り付け
手段として、巻回方向両端部に接合及び離脱が容易な留
め具を備えているので、椅子の肘載せ部に対し容易に取
り付け、取り外しをすることができる。したがって、例
えば肘パッドが汚れたときの取り換えや、椅子を廃棄す
るときの分別廃棄等を容易に行うことができる。また、
肘載せ部と接する前記袋体の内面側に滑り止めシートを
備えているので、肘載せ部に巻き付けて取り付けた際に
肘パッドが回転したり前後に移動することを防止でき
る。つまり、肘パッドを肘載せ部上の好みの位置に取り
付けてその位置に保持することができるので、使い勝手
のよい肘パッドを提供することができる。
せ部に巻回可能であるとともに、肘載せ部への取り付け
手段として、巻回方向両端部に接合及び離脱が容易な留
め具を備えているので、椅子の肘載せ部に対し容易に取
り付け、取り外しをすることができる。したがって、例
えば肘パッドが汚れたときの取り換えや、椅子を廃棄す
るときの分別廃棄等を容易に行うことができる。また、
肘載せ部と接する前記袋体の内面側に滑り止めシートを
備えているので、肘載せ部に巻き付けて取り付けた際に
肘パッドが回転したり前後に移動することを防止でき
る。つまり、肘パッドを肘載せ部上の好みの位置に取り
付けてその位置に保持することができるので、使い勝手
のよい肘パッドを提供することができる。
【0007】好ましくは、前記クッション材と前記滑り
止めシートとが袋体の巻回方向両端部において互いに固
定される。係る構成によれば、肘パッドを椅子の肘載せ
部に巻回して取り付けるときに、たとえクッション材と
肘載せ部の外面との間に隙間が生じる場合であっても、
滑り止めシートを肘載せ部の外面に強く密着させること
ができるので、大きな滑り止め効果を確保することがで
きる。
止めシートとが袋体の巻回方向両端部において互いに固
定される。係る構成によれば、肘パッドを椅子の肘載せ
部に巻回して取り付けるときに、たとえクッション材と
肘載せ部の外面との間に隙間が生じる場合であっても、
滑り止めシートを肘載せ部の外面に強く密着させること
ができるので、大きな滑り止め効果を確保することがで
きる。
【0008】さらに好ましくは、前記クッション材が肘
載せ部に対する巻回方向両端部にそれぞれ薄肉部を有
し、且つ、この薄肉部の箇所で前記袋体の張地及び滑り
止めシートに縫い着けられる。係る構成により、クッシ
ョン材を容易に袋体の内部に固定することができる。
載せ部に対する巻回方向両端部にそれぞれ薄肉部を有
し、且つ、この薄肉部の箇所で前記袋体の張地及び滑り
止めシートに縫い着けられる。係る構成により、クッシ
ョン材を容易に袋体の内部に固定することができる。
【0009】また好ましくは、前記留め具が面ファスナ
ーからなる。係る構成によれば、面ファスナーは互いの
接合位置を自在に調整できるので、椅子の肘載せ部に巻
回する際に締め付け具合を調整し、滑り止めシートの滑
り止め効果を発揮させることができることとなる。
ーからなる。係る構成によれば、面ファスナーは互いの
接合位置を自在に調整できるので、椅子の肘載せ部に巻
回する際に締め付け具合を調整し、滑り止めシートの滑
り止め効果を発揮させることができることとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態を説明する。
ましい実施形態を説明する。
【0011】
【実施例】図1から図4までは本発明の一実施例を示し
たものである。図1において、(a)は肘パッドの内面
側を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面断
面図、(d)は平面断面図、(e)は底面図である。図
2は図1に示す肘パッドの要部拡大断面図である。図3
は図1に示す肘パッドを介護用椅子の肘載せ部に取り付
けた例を示す斜視図である。図4は図1に示す肘パッド
を図3に示す肘載せ部に取り付けた状態を示す断面図で
ある。
たものである。図1において、(a)は肘パッドの内面
側を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面断
面図、(d)は平面断面図、(e)は底面図である。図
2は図1に示す肘パッドの要部拡大断面図である。図3
は図1に示す肘パッドを介護用椅子の肘載せ部に取り付
けた例を示す斜視図である。図4は図1に示す肘パッド
を図3に示す肘載せ部に取り付けた状態を示す断面図で
ある。
【0012】これらの図を参照すると、肘パッド10は
袋体11と、この袋体11内に収容されたクッション材
12を有する。クッション材12は発泡ウレタン等の弾
性を有する材料からなる。袋体11は椅子1の肘載せ部
2に巻回可能な横幅Dと、肘載せ部2の前後方向に沿っ
て延びる縦幅Hとを有する(図1参照)。また、図4か
ら容易にわかるように、袋体11の横幅Dは肘載せ部2
の外周寸法よりも重ね代D1分だけ長く設定されてい
る。
袋体11と、この袋体11内に収容されたクッション材
12を有する。クッション材12は発泡ウレタン等の弾
性を有する材料からなる。袋体11は椅子1の肘載せ部
2に巻回可能な横幅Dと、肘載せ部2の前後方向に沿っ
て延びる縦幅Hとを有する(図1参照)。また、図4か
ら容易にわかるように、袋体11の横幅Dは肘載せ部2
の外周寸法よりも重ね代D1分だけ長く設定されてい
る。
【0013】袋体11は、クッション材12の外側を覆
う張地13と、クッション材12の内側に位置する滑り
止めシート14とからなっており、張地13と滑り止め
シート14は互いに縫い合わされている。滑り止めシー
ト14はその周縁部領域のみを張地13及びクッション
材12と一緒に縫い合わされており、それ以外の領域で
は張地13及びクッション材12から分離されている。
滑り止めシート14としては、例えばゴム引き糸で網状
に織ったメッシュ地や、布表面に小さなゴム突起を点在
させたものなどを用いることができる。
う張地13と、クッション材12の内側に位置する滑り
止めシート14とからなっており、張地13と滑り止め
シート14は互いに縫い合わされている。滑り止めシー
ト14はその周縁部領域のみを張地13及びクッション
材12と一緒に縫い合わされており、それ以外の領域で
は張地13及びクッション材12から分離されている。
滑り止めシート14としては、例えばゴム引き糸で網状
に織ったメッシュ地や、布表面に小さなゴム突起を点在
させたものなどを用いることができる。
【0014】肘載せ部2に対する袋体11の巻回方向両
端部、すなわち、横幅方向両端部において、袋体11の
内面側及び外面側には互いに接合可能な留め具としての
面ファスナー15、16がそれぞれ取り付けられてい
る。面ファスナー15、16はそれぞれ袋体11の重ね
代D1とほぼ等しい幅と、袋体11の縦幅Hとほぼ等し
い長さを有し、袋体11の巻回方向両端部に沿って袋体
11に縫い付けられている。
端部、すなわち、横幅方向両端部において、袋体11の
内面側及び外面側には互いに接合可能な留め具としての
面ファスナー15、16がそれぞれ取り付けられてい
る。面ファスナー15、16はそれぞれ袋体11の重ね
代D1とほぼ等しい幅と、袋体11の縦幅Hとほぼ等し
い長さを有し、袋体11の巻回方向両端部に沿って袋体
11に縫い付けられている。
【0015】図2に示すように、クッション材12は、
厚肉部12aと、その横幅方向両端部すなわち肘載せ部
2に対する巻回方向両端部に位置する薄肉部12b、1
2cとを有しており、袋体11と、クッション材12
と、面ファスナー15、16は、袋体11の張地13と
滑り止めシート14との間にクッション材12の薄肉部
12b、12cを挟んだ状態で互いに縫い合わされてい
る。なお、図2において符号Cは縫合糸を示している。
これにより、クッション材12と滑り止めシート14と
は巻回方向両端部の箇所のみで互いに固定されている。
また、図1(c)に示すように、クッション材12は肘
パッド10が肘載せ部2に巻き付けられて筒状とされた
ときに肘パッド10の長さ方向両端に位置する端部の外
周側角部が丸くカットされている。そして、張地13は
クッション材12の丸いカット面を覆う端部がこの丸い
カット面にフィットするように、ひだ縫いされている
(図1(b)及び図3参照)。
厚肉部12aと、その横幅方向両端部すなわち肘載せ部
2に対する巻回方向両端部に位置する薄肉部12b、1
2cとを有しており、袋体11と、クッション材12
と、面ファスナー15、16は、袋体11の張地13と
滑り止めシート14との間にクッション材12の薄肉部
12b、12cを挟んだ状態で互いに縫い合わされてい
る。なお、図2において符号Cは縫合糸を示している。
これにより、クッション材12と滑り止めシート14と
は巻回方向両端部の箇所のみで互いに固定されている。
また、図1(c)に示すように、クッション材12は肘
パッド10が肘載せ部2に巻き付けられて筒状とされた
ときに肘パッド10の長さ方向両端に位置する端部の外
周側角部が丸くカットされている。そして、張地13は
クッション材12の丸いカット面を覆う端部がこの丸い
カット面にフィットするように、ひだ縫いされている
(図1(b)及び図3参照)。
【0016】図1(d)及び図2に示すように、クッシ
ョン材12の厚肉部12aは薄肉部12b、12cの近
傍からその厚みが徐々に減少して外面側に傾斜面を形成
し薄肉部12b、12cに達している。また、図1
(c)に示すように、クッション材12の厚肉部12a
はその縦幅方向両端部においてもその近傍から厚みが徐
々に減少して外面側に傾斜面を形成している。
ョン材12の厚肉部12aは薄肉部12b、12cの近
傍からその厚みが徐々に減少して外面側に傾斜面を形成
し薄肉部12b、12cに達している。また、図1
(c)に示すように、クッション材12の厚肉部12a
はその縦幅方向両端部においてもその近傍から厚みが徐
々に減少して外面側に傾斜面を形成している。
【0017】上記構成を有する肘パッド10は、椅子1
の肘載せ部2に巻回可能であるとともに、肘載せ部2へ
の取り付け手段として、巻回方向両端部に接合及び離脱
が容易な留め具として面ファスナー15、16を備えて
いるので、椅子1の肘載せ部2に対し容易に取り付け、
取り外しをすることができる。したがって、肘パッド1
0が汚れたときの取り換えが容易であるので、介護を要
する身障者、高齢者等が利用する椅子に適用すれば、肘
パッド10が汚れてもその交換により衛生状態を保つこ
とができる。また、肘パッド10の取り外しが容易であ
るので、椅子1の分別廃棄等を容易に行うことができ
る。さらに、袋体11は、肘載せ部2と接する内面側に
滑り止めシート14を備えているので、肘載せ部2に巻
き付けて取り付けた際に肘パッド10が回転したり前後
に移動することを防止できる。つまり、肘パッド10を
肘載せ部2上の好みの位置に取り付けてその位置に保持
することができるので、使い勝手のよい肘パッドを提供
することができる。また、身障者や高齢者等が利用する
場合、肘載せ部2を支えにして立ち上がろうとするとき
に肘パッド10が不用意に回転したり肘載せ部2の長さ
方向に移動したりすることを防止できるので、肘載せ部
2が立ち上がり時の補助手段として用いられるときの安
全性を高めることができる。
の肘載せ部2に巻回可能であるとともに、肘載せ部2へ
の取り付け手段として、巻回方向両端部に接合及び離脱
が容易な留め具として面ファスナー15、16を備えて
いるので、椅子1の肘載せ部2に対し容易に取り付け、
取り外しをすることができる。したがって、肘パッド1
0が汚れたときの取り換えが容易であるので、介護を要
する身障者、高齢者等が利用する椅子に適用すれば、肘
パッド10が汚れてもその交換により衛生状態を保つこ
とができる。また、肘パッド10の取り外しが容易であ
るので、椅子1の分別廃棄等を容易に行うことができ
る。さらに、袋体11は、肘載せ部2と接する内面側に
滑り止めシート14を備えているので、肘載せ部2に巻
き付けて取り付けた際に肘パッド10が回転したり前後
に移動することを防止できる。つまり、肘パッド10を
肘載せ部2上の好みの位置に取り付けてその位置に保持
することができるので、使い勝手のよい肘パッドを提供
することができる。また、身障者や高齢者等が利用する
場合、肘載せ部2を支えにして立ち上がろうとするとき
に肘パッド10が不用意に回転したり肘載せ部2の長さ
方向に移動したりすることを防止できるので、肘載せ部
2が立ち上がり時の補助手段として用いられるときの安
全性を高めることができる。
【0018】さらに、上記実施例においては、クッショ
ン材12と滑り止めシート14とが袋体11の巻回方向
両端部領域のみにおいて互いに固定され、他の領域では
互いに分離しているとともに、図2に示すように、クッ
ション材12と滑り止めシート14の長さが異なってい
る(滑り止めシート14の長さがクッション材12の内
周側の長さよりも短い)ので、肘パッド10を椅子1の
肘載せ部2に巻回して取り付けるときに、たとえクッシ
ョン材12と肘載せ部2の外面との間に隙間が生じる場
合であっても、滑り止めシート14を肘載せ部2の外面
に強く密着させることができ、大きな滑り止め効果を確
保することができる。このような滑り止め効果は、肘載
せ部2が断面略四角形等の多角形である場合に特に有効
であるが、肘載せ部2が断面略円形、長円形、楕円形等
であっても、滑り止めシート14の密着により十分な滑
り止め効果を発揮することができる。
ン材12と滑り止めシート14とが袋体11の巻回方向
両端部領域のみにおいて互いに固定され、他の領域では
互いに分離しているとともに、図2に示すように、クッ
ション材12と滑り止めシート14の長さが異なってい
る(滑り止めシート14の長さがクッション材12の内
周側の長さよりも短い)ので、肘パッド10を椅子1の
肘載せ部2に巻回して取り付けるときに、たとえクッシ
ョン材12と肘載せ部2の外面との間に隙間が生じる場
合であっても、滑り止めシート14を肘載せ部2の外面
に強く密着させることができ、大きな滑り止め効果を確
保することができる。このような滑り止め効果は、肘載
せ部2が断面略四角形等の多角形である場合に特に有効
であるが、肘載せ部2が断面略円形、長円形、楕円形等
であっても、滑り止めシート14の密着により十分な滑
り止め効果を発揮することができる。
【0019】さらに、上記実施例においては、クッショ
ン材12が肘載せ部2に対する巻回方向両端部にそれぞ
れ薄肉部12b、12cを有しているので、この薄肉部
12b、12cの箇所で袋体11の張地13及び滑り止
めシート14に縫い着けることにより、クッション材1
2を容易に袋体11の内部に固定することができる。
ン材12が肘載せ部2に対する巻回方向両端部にそれぞ
れ薄肉部12b、12cを有しているので、この薄肉部
12b、12cの箇所で袋体11の張地13及び滑り止
めシート14に縫い着けることにより、クッション材1
2を容易に袋体11の内部に固定することができる。
【0020】さらに、上記実施例においては、留め具と
して面ファスナー15、16を用いており、面ファスナ
ー15、16は互いの接合位置を自在に調整できるの
で、椅子1の肘載せ部2に巻回する際にその締め付け具
合を調整し、滑り止めシート14の滑り止め力を調整す
ることができる。
して面ファスナー15、16を用いており、面ファスナ
ー15、16は互いの接合位置を自在に調整できるの
で、椅子1の肘載せ部2に巻回する際にその締め付け具
合を調整し、滑り止めシート14の滑り止め力を調整す
ることができる。
【0021】以上、本発明の好ましい実施例につき説明
したが、本発明は上記実施例の態様のみに限定されるも
のではなく、例えば、留め具として面ファスナーに代え
てホック、ボタン等を用いても本発明の所期目的を達成
することができる。
したが、本発明は上記実施例の態様のみに限定されるも
のではなく、例えば、留め具として面ファスナーに代え
てホック、ボタン等を用いても本発明の所期目的を達成
することができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、肘載せ部への取り付け、取り外しが容易で、
しかも、肘載せ部に取り付けたときに回転や、前後の移
動を防止できる肘パッドを提供することができる。
によれば、肘載せ部への取り付け、取り外しが容易で、
しかも、肘載せ部に取り付けたときに回転や、前後の移
動を防止できる肘パッドを提供することができる。
【図1】(a)は本発明の一実施例を示す肘パッドの内
面側を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面
断面図、(d)は平面断面図、(e)は底面図である。
面側を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面
断面図、(d)は平面断面図、(e)は底面図である。
【図2】図1に示す肘パッドの要部拡大断面図である。
【図3】図1に示す肘パッドを介護用椅子の肘載せ部に
取り付けた例を示す斜視図である。
取り付けた例を示す斜視図である。
【図4】図1に示す肘パッドを図3に示す肘載せ部に取
り付けた状態を示す断面図である。
り付けた状態を示す断面図である。
1 椅子 2 肘載せ部 10 肘パッド 11 袋体 12 クッション材 13 張地 14 滑り止めシート 15、16 面ファスナー(留め具)
Claims (4)
- 【請求項1】 袋体と、該袋体内に収容されたクッショ
ン材とを有し、前記袋体は、椅子の肘載せ部に巻回可能
であるとともに、巻回方向両端部に互いに接合可能な留
め具を備え、さらに、前記袋体が、前記クッション材の
外側を覆う張地と、クッション材の内側に位置する滑り
止めシートを有することを特徴とする肘パッド。 - 【請求項2】 前記クッション材と前記滑り止めシート
とが袋体の巻回方向両端部において互いに固定されてい
ることを特徴とする請求項1記載の肘パッド。 - 【請求項3】 前記クッション材は肘載せ部に対する巻
回方向両端部にそれぞれ薄肉部を有し、且つ、この薄肉
部の箇所で前記袋体の張地及び滑り止めシートに縫い着
けられていることを特徴とする請求項2記載の肘パッ
ド。 - 【請求項4】 前記留め具が面ファスナーからなる請求
項1記載の肘パッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29033099A JP2001104091A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | 肘パッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29033099A JP2001104091A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | 肘パッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001104091A true JP2001104091A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=17754684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29033099A Pending JP2001104091A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | 肘パッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001104091A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014210177A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | アディダス アーゲー | シューズ、特にスポーツシューズ |
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