JPH0729897Y2 - 自動車用座席の補助枕 - Google Patents
自動車用座席の補助枕Info
- Publication number
- JPH0729897Y2 JPH0729897Y2 JP1990123205U JP12320590U JPH0729897Y2 JP H0729897 Y2 JPH0729897 Y2 JP H0729897Y2 JP 1990123205 U JP1990123205 U JP 1990123205U JP 12320590 U JP12320590 U JP 12320590U JP H0729897 Y2 JPH0729897 Y2 JP H0729897Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- auxiliary pillow
- mounting
- pad portions
- attachment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、着席者の頭部の左右方向の振れを防止できる
ようにした自動車用座席の補助枕に関し、特に既存の座
席にも簡単に装着できるようにしたものに関する。
ようにした自動車用座席の補助枕に関し、特に既存の座
席にも簡単に装着できるようにしたものに関する。
自動車用座席においては、背もたれ部の上端に着席者の
頭部を後方から支えるヘッドレストを一体に、あるいは
着脱可能に設けるのが一般的であり、また、最近では上
記ヘッドレストに加えて、着席者の頭部を左，右から支
える補助枕を設けたものも提案されている。例えば、実
開昭60-70349号公報，実開昭61-19351号公報に記載され
ているように、ヘッドレスト自体の左，右側部に着席者
の頭部を左，右から支える側頭部支持面（補助枕）を回
動可能に取り付け、あるいは一体形成したものがある。
頭部を後方から支えるヘッドレストを一体に、あるいは
着脱可能に設けるのが一般的であり、また、最近では上
記ヘッドレストに加えて、着席者の頭部を左，右から支
える補助枕を設けたものも提案されている。例えば、実
開昭60-70349号公報，実開昭61-19351号公報に記載され
ているように、ヘッドレスト自体の左，右側部に着席者
の頭部を左，右から支える側頭部支持面（補助枕）を回
動可能に取り付け、あるいは一体形成したものがある。
ところで上記従来の補助枕は、ヘッドレストに一体形成
し、あるいは回動可能に取り付ける構造であるので、上
記従来の補助枕を既存の自動車用座席に新たに装着する
場合は、ヘッドレスト部分の設計変更を要する。
し、あるいは回動可能に取り付ける構造であるので、上
記従来の補助枕を既存の自動車用座席に新たに装着する
場合は、ヘッドレスト部分の設計変更を要する。
本考案は上記従来の状況に鑑みてなされたもので、設計
変更を要することなく、既存の自動車用座席にも簡単に
装着できる自動車用座席の補助枕を提供することを目的
としている。
変更を要することなく、既存の自動車用座席にも簡単に
装着できる自動車用座席の補助枕を提供することを目的
としている。
本考案は、着席者の頭部の左，右側方に位置する一対の
パッド部と、該両パッド部同士を連結するとともにヘッ
ドレストに着脱可能に取り付けられる取付部とを備え、
該取付部が、ヘッドレストの前面に当接する前側の取付
帯と、ヘッドレストの後面に当接し、先端部に接離布を
有する接続長さ調整可能の左，右取付帯からなる後側の
取付帯とで構成されており、ヘッドレストへの取付状態
で、該ヘッドレストの上端部が上記取付部より上方に突
出していることを特徴とする自動車用座席の補助枕であ
る。
パッド部と、該両パッド部同士を連結するとともにヘッ
ドレストに着脱可能に取り付けられる取付部とを備え、
該取付部が、ヘッドレストの前面に当接する前側の取付
帯と、ヘッドレストの後面に当接し、先端部に接離布を
有する接続長さ調整可能の左，右取付帯からなる後側の
取付帯とで構成されており、ヘッドレストへの取付状態
で、該ヘッドレストの上端部が上記取付部より上方に突
出していることを特徴とする自動車用座席の補助枕であ
る。
本考案に係る自動車用座席の補助枕は、左，右のパッド
部同士を連結するとともにヘッドレストに着脱可能に取
り付けられる取付部を備えているので、つまりヘッドレ
ストと別体で、かつヘッドレストに着脱可能になってい
るので、既存の自動車用座席に新たに装着する場合にも
ヘッドレスト自体の設計変更を要することはなく、また
既に市場で走行している自動車にも簡単に装着できる。
部同士を連結するとともにヘッドレストに着脱可能に取
り付けられる取付部を備えているので、つまりヘッドレ
ストと別体で、かつヘッドレストに着脱可能になってい
るので、既存の自動車用座席に新たに装着する場合にも
ヘッドレスト自体の設計変更を要することはなく、また
既に市場で走行している自動車にも簡単に装着できる。
本考案の補助枕をヘッドレストに取り付けるには、前側
の取付帯をヘッドレストの前面に当接させて後側の左，
右取付帯を内側に引きながら接離布同士を接着させるだ
けでよく、また取り外す場合には上記接離布同士を分離
させるだけでよい。従って、着脱作業が極めて容易であ
る。
の取付帯をヘッドレストの前面に当接させて後側の左，
右取付帯を内側に引きながら接離布同士を接着させるだ
けでよく、また取り外す場合には上記接離布同士を分離
させるだけでよい。従って、着脱作業が極めて容易であ
る。
また前側の取付帯と、長さ調節可能の後側の左，右取付
帯とをベンドレストに巻き付ける構造であるので、サイ
ズの異なるヘッドレストに対しても確実に取り付けるこ
とができ、使用時に補助枕がヘッドレスト４から外れる
ことがない。
帯とをベンドレストに巻き付ける構造であるので、サイ
ズの異なるヘッドレストに対しても確実に取り付けるこ
とができ、使用時に補助枕がヘッドレスト４から外れる
ことがない。
さらにまたヘッドレストへの取付状態で、ヘッドレスト
の上端部が取付部より上方に突出しているので、補助枕
のパッド部とヘッドレストの特に上方突出部とが一体に
なって乗員の頭部を確実に保持する。
の上端部が取付部より上方に突出しているので、補助枕
のパッド部とヘッドレストの特に上方突出部とが一体に
なって乗員の頭部を確実に保持する。
以下、本考案の実施例を図について説明する。
第１図ないし第３図は本考案の一実施例による自動車用
座席の補助枕を説明するための図であり、第１図は補助
枕の装着前の状態を示す斜視図、第２図は装着状態を示
す斜視図、第３図は第１図のIII−III線断面図である。
座席の補助枕を説明するための図であり、第１図は補助
枕の装着前の状態を示す斜視図、第２図は装着状態を示
す斜視図、第３図は第１図のIII−III線断面図である。
図において、１は本実施例が適用された自動車用座席で
あり、これはシートクッション２の後端部にシートバッ
ク（背もたれ部）３を回動可能に取り付けてなるもので
あり、該シートバック３の上端にはヘッドレスト４が一
体形成されている。なお、このヘッドレスト４はシート
バック３の上面に着脱可能に装着しても良い。
あり、これはシートクッション２の後端部にシートバッ
ク（背もたれ部）３を回動可能に取り付けてなるもので
あり、該シートバック３の上端にはヘッドレスト４が一
体形成されている。なお、このヘッドレスト４はシート
バック３の上面に着脱可能に装着しても良い。
そして上記ヘッドレスト４には、本実施例の補助枕５が
着脱可能に取り付けられている。この補助枕５は、左，
右一対のパッド部6,6と、該両パッド部6,6同士を連結す
るとともに、ヘッドレスト４に着脱可能に取り付けられ
る取付部９とから構成されている。
着脱可能に取り付けられている。この補助枕５は、左，
右一対のパッド部6,6と、該両パッド部6,6同士を連結す
るとともに、ヘッドレスト４に着脱可能に取り付けられ
る取付部９とから構成されている。
上記左，右のパッド部６は、ウレタンフォーム等の柔軟
性部材からなるパッド本体6aをパッドカバー6bで包んで
なる枕状のものであり、このパットカバー6bは柔軟性部
材を樹脂シート等の表皮で覆ってなるシート状のもので
ある。
性部材からなるパッド本体6aをパッドカバー6bで包んで
なる枕状のものであり、このパットカバー6bは柔軟性部
材を樹脂シート等の表皮で覆ってなるシート状のもので
ある。
また上記取付部９は前側，後側の取付帯7,8からなり、
前側の取付帯７は、柔軟性部材を表皮で覆ってなる帯状
のもので、これの左，右両端部は上記左，右のパッド部
６のパッドカバー6bに縫い付けられている。また上記後
側の取付帯８は、基本的には前側の取付帯７と同じ構造
であるが、左，右取付帯8a,8bに分割されており、かつ
該両取付帯8a,8bの内側端部の重なり合う部分に貼着さ
れた接離布であるマジックファスナ（登録商標）8cによ
って接続可能になっている。
前側の取付帯７は、柔軟性部材を表皮で覆ってなる帯状
のもので、これの左，右両端部は上記左，右のパッド部
６のパッドカバー6bに縫い付けられている。また上記後
側の取付帯８は、基本的には前側の取付帯７と同じ構造
であるが、左，右取付帯8a,8bに分割されており、かつ
該両取付帯8a,8bの内側端部の重なり合う部分に貼着さ
れた接離布であるマジックファスナ（登録商標）8cによ
って接続可能になっている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例の補助枕５をヘッドレスト４に装着するには、
上記後側の左，右取付帯8a,8bを分離させた状態で、前
側の取付帯７をヘッドレスト４に巻き付けるように当接
させ、上記左，右取付帯8a,8b同士を接着させて固定す
る。なお、補助枕５を取り外す場合は、そのまま，ある
いは左，右取付帯8a,8b同士を分離させた後、上方に取
り外す。
上記後側の左，右取付帯8a,8bを分離させた状態で、前
側の取付帯７をヘッドレスト４に巻き付けるように当接
させ、上記左，右取付帯8a,8b同士を接着させて固定す
る。なお、補助枕５を取り外す場合は、そのまま，ある
いは左，右取付帯8a,8b同士を分離させた後、上方に取
り外す。
このように本実施例では、ヘッドレスト４に補助枕５を
取り付けたので、着席者の頭部を左，右から支えること
ができ、例えば着席者が眠っている場合にも頭部の左，
右方向の振れを防止できる。そして本実施例の補助枕５
は、ヘッドレスト４に取付帯7,8を巻き付けるだけでよ
く、装着作業が容易であり、かつ容易に取り外すことが
できる。また、ヘッドレスト４の大きさが多少異なる場
合にも、上記左，右取付帯8a,8b同士の重なり代を調整
することによってヘッドレストの寸法差を吸収でき、従
って本実施例の補助枕５は多くの機種の座席に支障なく
取り付けることができる。
取り付けたので、着席者の頭部を左，右から支えること
ができ、例えば着席者が眠っている場合にも頭部の左，
右方向の振れを防止できる。そして本実施例の補助枕５
は、ヘッドレスト４に取付帯7,8を巻き付けるだけでよ
く、装着作業が容易であり、かつ容易に取り外すことが
できる。また、ヘッドレスト４の大きさが多少異なる場
合にも、上記左，右取付帯8a,8b同士の重なり代を調整
することによってヘッドレストの寸法差を吸収でき、従
って本実施例の補助枕５は多くの機種の座席に支障なく
取り付けることができる。
また本実施例の補助枕５はヘッドレスト４とは別体であ
り、かつヘッドレスト４に着脱可能になっているので、
ヘッドレスト自体に組み込む場合のようなヘッドレスト
の設計変更を要することはなく、従って市場走行中の自
動車にもそのまま装着することができる。
り、かつヘッドレスト４に着脱可能になっているので、
ヘッドレスト自体に組み込む場合のようなヘッドレスト
の設計変更を要することはなく、従って市場走行中の自
動車にもそのまま装着することができる。
なお、上記実施例の補助枕５は、第４図に示すように、
幼児用補助シート10を備えているシート11の場合に特に
有効である。図中、10aはシートバック11aに回動自在に
枢支されたシートクッション、10bはシートバック11aに
巻き込み可能に配設された安全ベルト、10cは該安全ベ
ルト10bに固定され幼児の腹部を保護する保護パッドで
あり、これは上記シートクッション10bに係脱可能にな
っている。
幼児用補助シート10を備えているシート11の場合に特に
有効である。図中、10aはシートバック11aに回動自在に
枢支されたシートクッション、10bはシートバック11aに
巻き込み可能に配設された安全ベルト、10cは該安全ベ
ルト10bに固定され幼児の腹部を保護する保護パッドで
あり、これは上記シートクッション10bに係脱可能にな
っている。
この例の場合、シートクッション10aに着座した幼児
（図では人形を示している）Ｍの頭部を補助枕５のパッ
ド部6,6で左，右側方から支えることになり、幼児Ｍの
頭部の左，右方向の振れを確実に防止でき、幼児の安眠
を確保できる。
（図では人形を示している）Ｍの頭部を補助枕５のパッ
ド部6,6で左，右側方から支えることになり、幼児Ｍの
頭部の左，右方向の振れを確実に防止でき、幼児の安眠
を確保できる。
以上のように本考案に係る自動車用座席の補助枕によれ
ば、左，右一対のパッド部と、該両パッド部同士を連結
するとともにヘッドレストに着脱可能に取り付けられる
取付部とで構成したので、つまりヘッドレストと別体
に、かつ着脱可能に構成したので、ヘッドレストの設計
変更を要することなく各種の機種の座席に容易に装着で
きる効果があり、また着脱作業が極めて容易であり、サ
イズの異なるヘッドレストにも確実に装着可能であり、
さらにパッド部とヘッドレストの上方突出部とで乗員の
頭部を確実に保持できる効果がある。
ば、左，右一対のパッド部と、該両パッド部同士を連結
するとともにヘッドレストに着脱可能に取り付けられる
取付部とで構成したので、つまりヘッドレストと別体
に、かつ着脱可能に構成したので、ヘッドレストの設計
変更を要することなく各種の機種の座席に容易に装着で
きる効果があり、また着脱作業が極めて容易であり、サ
イズの異なるヘッドレストにも確実に装着可能であり、
さらにパッド部とヘッドレストの上方突出部とで乗員の
頭部を確実に保持できる効果がある。
第１図ないし第３図は本考案の一実施例による自動車用
座席の補助枕を説明するための図であり、第１図は補助
枕の装着前の状態を示す斜視図、第２図は装着状態を示
す斜視図、第３図は第１図のIII−III線断面図、第４図
は他の使用例を示す斜視図である。 図において、1,11は座席、４はヘッドレスト、５は補助
枕、６はパッド部、９は取付部である。
座席の補助枕を説明するための図であり、第１図は補助
枕の装着前の状態を示す斜視図、第２図は装着状態を示
す斜視図、第３図は第１図のIII−III線断面図、第４図
は他の使用例を示す斜視図である。 図において、1,11は座席、４はヘッドレスト、５は補助
枕、６はパッド部、９は取付部である。
Claims (1)
- 【請求項１】着席者の頭部の左，右側方に位置する一対
のパッド部と、該両パッド部同士を連結するとともにヘ
ッドレストに着脱可能に取り付けられる取付部とを備
え、該取付部が、ヘッドレストの前面に当接する前側の
取付帯と、ヘッドレストの後面に当接し、先端部に接離
布を有する接続長さ調整可能の左，右取付帯からなる後
側の取付帯とで構成されており、ヘッドレストへの取付
状態で、該ヘッドレストの上端部が上記取付部より上方
に突出していることを特徴とする自動車用座席の補助
枕。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990123205U JPH0729897Y2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 自動車用座席の補助枕 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990123205U JPH0729897Y2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 自動車用座席の補助枕 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0479544U JPH0479544U (ja) | 1992-07-10 |
| JPH0729897Y2 true JPH0729897Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31870924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990123205U Expired - Lifetime JPH0729897Y2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 自動車用座席の補助枕 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729897Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011212046A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Hiroshi Yoshida | 補助枕 |
| JP6487884B2 (ja) * | 2016-09-02 | 2019-03-20 | 株式会社ホンダアクセス | 自動車用ヘッドレストカバー構造 |
| JP6577643B2 (ja) * | 2018-08-27 | 2019-09-18 | 株式会社ホンダアクセス | 自動車用ヘッドレストカバー構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS543859U (ja) * | 1977-06-10 | 1979-01-11 |
-
1990
- 1990-11-22 JP JP1990123205U patent/JPH0729897Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0479544U (ja) | 1992-07-10 |
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