JP3036514U - 雑誌を利用した携帯用枕 - Google Patents
雑誌を利用した携帯用枕Info
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- JP3036514U JP3036514U JP1996009708U JP970896U JP3036514U JP 3036514 U JP3036514 U JP 3036514U JP 1996009708 U JP1996009708 U JP 1996009708U JP 970896 U JP970896 U JP 970896U JP 3036514 U JP3036514 U JP 3036514U
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- Japan
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- pillow
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- magazines
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Abstract
(57)【要約】
【課題】長距離列車、乗用車等の乗り物の座席上での仮
眠に利用する枕で、軽くて携帯性に優れ、使用するのが
簡単で、使用感の良いものの考案。 【解決の手段】週刊誌等の雑誌及び書籍を丸め、あるい
は2ッ折りにして、当該考案の板状の枕本体に直接装着
することにより枕として使用する。
眠に利用する枕で、軽くて携帯性に優れ、使用するのが
簡単で、使用感の良いものの考案。 【解決の手段】週刊誌等の雑誌及び書籍を丸め、あるい
は2ッ折りにして、当該考案の板状の枕本体に直接装着
することにより枕として使用する。
Description
【0001】
当該考案は、旅行や出張など外出した際に利用する携帯用枕である。その主な 用途は、長距離列車、乗用車等の乗り物の座席上での仮眠などに簡易的に利用さ れる枕である。
【0002】 このような携帯用枕は、その利用上の特性から、かばんやバックの中に入れて 携帯することが多いため、出来る限り小さく、軽いことが求められる。また、枕 として使用する際には、簡単に装着できること、首が疲れず使用感が良いことが 求められる。
【0003】
従来の携帯用枕の主な構造は、表面処理を施した塩化ビニール等の気密な袋状 のものに、空気の出し入れ可能な弁を取り付けたものが一般的である。これは、 その弁から空気を入れ、膨らませて枕として使用し、かたづけるときや携帯する ときは弁から空気を抜き、折りたたむなどして使用するものである。つまり、携 帯性を持たすために枕のクッションにあたる部分に空気を入れるものである。
【0004】
このような携帯用枕は、空気を利用している点において、携帯性が優れている 反面、枕として使用する際に、使用者が口から空気を入れるため、特に高齢者の 方のなかには難儀を感じる人が多く、さらに枕として使用している際中に頭部の 熱が枕の中の空気を暖め、寝苦しさを感じるなど使用感に難点があった。
【0005】
このような課題を解決するにあたって、当該考案は、寝心地が良く、携帯性も 優れた枕の研究を進めた。その結果、長距離列車等の乗り物を利用している人の 多くが、新聞や雑誌等を携帯していることに注目し、これら雑誌等を枕のクッシ ョンの代わりに利用する構造の枕の考案をした。
【0006】
当該考案の携帯用枕の基本構造は、図3のように、板状をした本体(1)に切 込み(イ)を入れた雑誌取付部位(3)に直接雑誌等を挿入し、図1、図2のよ うに固定するものである。
【0007】 この枕の本体(1)の厚さは、装着する雑誌等がある程度の厚みがあるので、 最低限頭部もしくは頚部の装着部位に雑誌等の質感が伝わらない程度の厚みがあ れば良い。
【0008】 この枕の本体(1)の主な素材は、発砲ウレタン、スポンジ、ゴム等の弾力性 があり、かつ伸縮性がある素材で作成する。このことにより、雑誌取付部位(3 )が雑誌をしっかりとはさんで固定することができる。
【0009】 図5、図6のように、雑誌装着部位の切込みを左右一つずつにしたものでも図 3と同様に雑誌等を装着し、携帯用枕として使用できる。この場合、図3の本体 (1)より雑誌取付部位の強度が増し、本体の材質が多少裂け易くても枕として 使用することができる。
【0010】
雑誌等を当該枕に装着し、図9のように頚部に当てることによって、長距離列 車や自動車等の乗り物の座席で使用する。この際、座席を後方に傾けることによ って当該枕は、より安定して使用できる。
【0011】 装着する雑誌等の種類によって厚さに違いがあるが、当該枕は装着する雑誌等 の丸める大きさを加減するか、二つ折りにすることによって枕の高さ(厚さ)を 調整し、使用者の好みに対応することができる。
【0012】 このように枕としての使用後は、雑誌をはずし、元の板状にすることによって 、かさばらず鞄等に入れることができる。
【0013】 さらに、この枕の本体の表面を図7、図8のように突起や穴等を単独、もしく は組み合わすことで、通常一般的な寝具としての枕と同様に、頭部や頚部に指圧 効果など装着感を向上させることが期待できる。
【0014】 また、当該考案の枕は、このような形状なので、一般的で通常の寝具としての 枕やごろ寝の際の枕としても使用することができ、また、頭にあてる以外にも、 椅子に座る際の腰あてとしても使用できる。
【0015】 一般通常の寝具の枕と同様に当該枕に、布または紙などのカバーを施すことに よって枕本体を汚さず使用することができる。
【0016】
このように当該枕は、手持ちの雑誌等を装着するだけの簡単にして単純な構造 であるにもかかわらず、携帯性があり、使用感がよいなど、従来の課題を解決す ることができた。
【0017】 さらに発砲ウレタン、スポンジ、ゴム等の比較的廉価で一般的な素材を使用す ることができ、構造も複雑ではないため、加工にかかるコストも低く押さえるこ とが期待できる。
【図1】左右2個所ずつの切込みを入れ、雑誌装着部位
とした当該考案の枕に雑誌を装着した際の斜視図
とした当該考案の枕に雑誌を装着した際の斜視図
【図2】図1を下から見た斜視図
【図3】左右2個所ずつの切込みを入れて雑誌装着部位
とした当該枕本体の斜視図
とした当該枕本体の斜視図
【図4】図3のA−Aで切断した際の当該枕の本体の斜
視図
視図
【図5】左右1個所ずつの切込みを入れて雑誌装着部位
とした当該枕本体の斜視図
とした当該枕本体の斜視図
【図6】図5の当該枕本体に雑誌を装着した際の頚部を
乗せる方から見た斜視図
乗せる方から見た斜視図
【図7】当該枕本体に突起を施した際のデザイン例の図
【図8】当該枕本体に穴を施した際のデザイン例の図
【図9】当該枕に雑誌を装着し、長距離列車の座席での
使用例をあらわした図
使用例をあらわした図
1 枕本体 2 雑誌 3 雑誌取付部位 4 突起 5 穴 6 人体 7 雑誌を装着した状態の当該枕 8 長距離列車の座席 イ 切込み A−A 図4の枕本体の断面の方向を示す
Claims (1)
- 【請求項1】板状の本体に切込みを入れ、直接週刊誌等
の雑誌及び書籍を取り付けることにより使用できる携帯
用枕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009708U JP3036514U (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 雑誌を利用した携帯用枕 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009708U JP3036514U (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 雑誌を利用した携帯用枕 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3036514U true JP3036514U (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=43171276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996009708U Expired - Lifetime JP3036514U (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 雑誌を利用した携帯用枕 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3036514U (ja) |
-
1996
- 1996-08-21 JP JP1996009708U patent/JP3036514U/ja not_active Expired - Lifetime
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