JP3142000U - 車椅子用座位保持シート - Google Patents

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Abstract


【課題】車椅子使用者の身体を安定した状態で保持できる車椅子用座位保持シートで本体シートの取り替え作業も迅速化でき、生地に抗菌防臭加工も施し、洗濯もできる車椅子用座位保持シートを提供する。
【解決手段】車いす座位保持シートで背もたれ部8と、座部7を一体に連続して形成する。シート本体1の座部7の上方に縫合した両面にある組紐4A、4Bを車椅子9の背もたれ部分のフレームに結ぶ。背もたれ部8の上部に連続して、車椅子の背もたれ覆部の背面上部に折り返される第1の取り付け片と、背もたれ部8の上部両側に付着する面ファスナー3A、3Bで、固定手段で着脱可能に取り付けられる。
【選択図】図4

Description

本考案は、高齢者の歩行が不自由な人および認知症患者等が、使用する車椅子の座部上で身体のずれによる、車椅子からの滑落防止を目的とする車椅子座位保持シートに関するものである。
従来の車椅子用カバーで座部と背もたれ部の滑り止め加工した商品は存在する、例えば、車椅子の座席に主として取り付け、利用者の前方への滑り落ち防止、ならび、姿勢安定のための装置であるが車椅子のみならず車の座席やチャイルドシート等の様々な坐面に使用できる装置(特許文献1参照)。
要介助者の姿勢を長時間保持し、要介助者に対する褥瘡の発生を防止し、介助者の負担を軽減する、バケットシートタイプの厚手クッション材を用いた、要介護者用の介助用車椅子等が知られている(特許文献2参照)又、カバーの取り替え作業を迅速化すると共に、車椅子の使用者の身体を安定した状態で保持できる車椅子用カバー等がある(特許文献3参照)
特開2002−224167号公報 特開2005−160758号公報 特開2003−153960号公報
車椅子の使用者は日常生活の殆どの時間を、車椅子に座ったままの状態で過ごしているため姿勢がずれて車椅子からの滑落事故が多いのが実情である、車椅子の使用者の中には、高齢化に伴い背筋力が落ちて背中の姿勢を確保できず少しずつ前方にずれ、使用者のお尻が車椅子の座部から外れ滑落事故に繋がっている、その危険回避を目的とした予防シートである、又、汚した場合、脱着して簡単に洗濯でき、素材に抗菌防臭加工を施し衛生的に使用ができる商品である。
車椅子の使用者は座部に座ったまま動作を行うと、従来のカバーは座部と座覆部がすれて使用者が座部の前方へずり下がってしまい身体が不安定な状態になる。又、従来のカバーは座部と背もたれ部が別々に独立して構成されており、取り替え作業が面倒である。
上記点より本考案は車椅子の座部と背もたれ部が一体に連続され、車椅子の各部分に装着される座位保持シートを一挙に着脱して座位保持シートの取り替え作業を迅速化する事ができる。且つ車椅子の使用者の身体を座部から背もたれ部に掛けて、安定した状態で保持できる車椅子用座位保持シートを提供しようとするものである。
車椅子に着脱可能に取り付けられる姿勢の座位保持シートであり、このシート本体は滑り止め素材になって、車椅子の背もたれ部に装着される背もたれ覆部と、車椅子の座部に装着される座覆部が一体に連続して連結され、シート本体の上部の背もたれ覆部を面ファスナーで固定して、座部を組紐、および面ファスナーによって定着できるようにしている車椅子座位保持シートである。
車椅子に着脱可能に取り付けられる姿勢の座位保持シートの滑り止め素材は、高分子ポリウレタンとカバーリングしたポリエステル糸によって織られた繊維で抗菌防臭加工も施している。車椅子の座部に座位保持シートを定着できる組紐、および面ファスナーは、天然繊維、合成繊維であって、綿、ナイロン、エステルによって、できている。
背もたれ覆部は背もたれ覆部の上部に連続して、車椅子の背もたれ部の背面上部に折り返される取り付け片と、背もたれ覆部の上部両側に連続して、車椅子の背もたれ部の背面上部両側に折り返される取り付け片と固定手段で着脱可能に取り付けられる結合部を有し、座覆部にクッション性敷物を敷いて、車椅子の座部の前部に着脱可能に冠着する袋部にして、覆部を着脱可能に嵌合する屈曲部が上部に固定できる器具を設けられている車椅子座位保持シートである。
本発明車椅子用座位保持シートは、車椅子に着脱可能に取り付けられる座位保持シートであり、この座位保持シートは車椅子の背もたれ部に装着される背もたれ覆部と、車椅子の座部に装着される座覆部が、一体に連続して形成されていることを特徴とするものである。
車椅子用座位保持シートに於いて、車椅子の背もたれ部の背面上部に折り返される取り付け片と車椅子の背もたれ部の背面上部両側に折り返される取り付け片とで固定手段で着脱可能に取り付けられる。
車椅子の背もたれ部分のフレームに結んで固定できる取り付け片を有し、車椅子の座部と座位保持シートの座覆部のずれを、座位保持シート本体の滑り止め防止効果との二重で防ぐようになっている。
座覆部の前部裏側に車椅子の座部の前部に着脱可能に冠着する袋部を有していて、車椅子を長時間使用する人に対して、クッション性敷物を使用できることを特徴とするものである。
車椅子用座位保持シートに於いて、座覆部と背もたれ覆部の表裏の面に滑り止め加工が施されていることを特徴とし、車椅子使用者を座部から背もたれ部に掛けて安定した姿勢を保つ事ができる。
座位保持シート本体が背もたれ覆部と座覆部が一体に連続して形成されている事が特徴。又、座位保持シートの本体が汚れた場合は洗濯できる。尚、座位保持シートが背もたれ覆部と座覆部とが一体に連続しているため、座位保持シートの取り替えを一挙に行うことができる。
背もたれ覆部は背もたれ覆部の上部に連続して車椅子の背もたれ部の背面上部に折り返される取り付け片と、背もたれ覆部の上部両側に連続して背もたれ部の背面上部両側に折り返される取り付け片と結合でき、着脱可能出来る様に設けている。
車椅子のフレームの両サイドに結んで固定する取り付け片を有しているため、両取り付け片を結んだり、解いたりする事により車椅子の座覆部に着脱可能に固定される。又、座覆部は座覆部の前部裏側に設けた袋部が車椅子の座部の前部に冠着することにより、座部にクッション性敷物を着脱可能に固定する事ができる。
次に滑り止め加工を施すことにより、座ったまま動作を行ってもシート本体の座覆部が車椅子の座部からずれることがないので使用者は座部の前方へずり下がることは防止される。又、背もたれ部も滑り止め加工を施し使用者の背中の姿勢を安定して保つことができる。
本発明によれば、車椅子の使用者が長時間使用した場合の車椅子からの滑落事故を未然に防ぐことを目的としている。又、シート本体が汚れた場合、簡単に洗濯ができ、素材に抗菌防臭加工を施し、常に衛生的に使用することができる。シート本体は着脱式で外すことができ、その取り替え作業も容易で迅速に対応できる。例えば使用者が動いてもシート本体の座覆部が車椅子の座部からずれないので、使用者は座部の前方へずり下がることがなく、安定した状態で身体を保持することができる。
座部部分から車椅子のフレームに取り付ける組紐を外せば、シート本体を付けたまま車椅子を折り畳むことができる。且つシート本体から、使用者本人を、紐、ベルト等で固定する訳でもないので、無拘束に近い状態で座位保持姿勢を保つことができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づき説明する。
1205720788937_0
は本発明車椅子座位保持シートの形態を示す真上から見た平面図。
1205720788937_1
は同上の座覆部分を折り返し、クッション性敷物を敷いて使用できる座位保持シートの真上から見た 前方斜視図。
1205720788937_2
は図2のクッション性敷物保管袋部分の断面図および使用状態を示す断面図である。
1205720788937_3
は同上の使用状態を示す前方斜視図である。図5は本発明車椅子座位保持シートの使用状態を示す側面図である。
而して、図中1はシート本体であり、シート本体1は折り畳み可能な車椅子9の背もたれ部の前面を覆う背もたれ覆部8と、この背もたれ覆部8と連続して車椅子9の座覆部5の上面を覆う座部7が、一体に形成されている。
本発明車椅子座位保持シートの商品寸法図1は、縦96cm横38cmになっていて、背もたれ部8の上部に縦5cm横30cmの面ファスナー2を取り付け車いすに折り返して使用する。折り返された面ファスナー2に背もたれ部左右に装着されたポリエステルのテープ3A、3Bは縦1.9cm横25cmのサイズで先端から5cmまで面ファスナーを使用し、面ファスナー2とテープ3A、3Bとで固定して使用する。又、図2のクッション性敷物の冠着袋10を有する商品は、縦133cm横38cmのサイズになり、シート本体の座部7の部分を52cm折り返し厚さ5cmの冠着袋10を設け、両サイドに横5cm縦8cmゴムバンド6を装着して、車いすを長時間使用する人が使うクッション性敷物を包み込むようになっている。シート本体の生地は、優れた機能特性を持つ3種類の素材、高分子ポリウレタン糸とカバーリングした糸、さらにポリエステル糸で織り上げ、生地に抗菌防臭加工を施し衛生的に使用できる。又、シート本体は洗濯ができ、今までにない通気性があり夏場でも蒸れない特徴がある。
本発明車椅子座位保持シートを特別養護老人ホーム、介護老人保健施設等の車椅子使用者の多いところで試した結果、車椅子からの姿勢のずれによる滑落事故が少なくなった。又、背筋力の落ちた車椅子利用者の肩甲骨から腰部および臀部にかけ、本発明車椅子座位保持シートが支える役目を果たし姿勢が良くなり使用者本人の体の負担を軽くできた。
上記載同様に車椅子上での生活が長時間になる場合、臀部に掛かる負担を軽くするため座部と座覆部の間にクッション性敷物保管袋を設けている。
2は背もたれ部8の上部に連続して設けた、車椅子9の背もたれ部8の背面上部に折り返される長方形の第1の取り付け片である。4A、4Bは座部7の上部両側に設けた、車椅子9の背もたれ部8のサイドフレームに固定して結ぶ第2の取り付け片である。
第1の取り付け片2の表面に面ファスナーが設けられ、両側の第1の取り付け片3A、3Bの裏面の面ファスナーで着脱する取り付け片が設けられている。第2の取り付け片4A、4Bを背もたれ部8のサイドフレームに組紐で結ぶ事で固定される。
10は座部7と座覆部裏側に形成した座覆部5の間に渉って設けた袋部であり、この袋部10は車椅子9に使用するクッション性敷物を座覆部両側6にウレタン性ゴムを取り付け厚さの調整を行い、クッション性敷物を固定できる仕組みになっている。又、10は座部7と座覆部5の間に、長時間車椅子9に座る時、使用されるクッション性敷物をはさむ様に形成されている。
本実用新案車椅子用座位保持シートの実施の形態を示す真上から見た平面図である。 本実用新案車椅子用座位保持シートの実施の形態を示す袋部付の前方斜視図である。 本実用新案車椅子用座位保持シートのクッション性敷物保管袋部分の使用状態を示す一部切り欠いた断面図である。 本実用新案車椅子用座位保持シートの使用状態を示す前方斜視図である。 本実用新案車椅子用座位保持シートの使用状態を示す側面図である。
符号の説明
1.シート本体
2.第1の取り付け片
3.3A、3B 第1取り付け片へ着脱式の面ファスナー(両面)
4.4A、4B 第2取り付け片 組紐(両面)
5.座覆部裏面
6.クッション性敷物固定用ゴム
7.座部
8.背もたれ部
9.車椅子
10.クッション性敷物保管袋部

Claims (4)

  1. 車椅子に着脱可能に取り付けられる姿勢の座位保持シートであり、このシート本体を滑り止め素材にして、車椅子の背もたれ部に装着される背もたれ覆部と、車椅子の座部に装着される座覆部とを、一体で連続に連結して、シート本体の背もたれ部と背もたれ覆部を面ファスナーで固定して、座部を紐、およびテープによって装着できるようにしていることを特徴とする車椅子用座位保持シート。
  2. 請求項1記載において、車椅子に着脱可能に取り付けられる姿勢の座位保持シートの滑り止め素材は、高分子ポリウレタンとカバーリングしたポリエステル糸によって織られた繊維であることを特徴とする車椅子座位保持シート。
  3. 請求項1記載において、車椅子の座部に座位保持シートを装着できる紐、およびテープは、天然繊維、合成繊維であって、綿、ナイロン、エステルでできた靴紐、面ファスナーであることを特徴とする車椅子座位保持シート。
  4. 請求項1記載において、背もたれ覆部は背もたれ部の上部に連続して、車椅子の背もたれ部の背面上部に折り返される取り付け片と、背もたれ覆部の上部両側に連続して、車椅子の背もたれ部の背面上部両側に折り返される取り付け片と固定手段で着脱可能に取り付けられる取付部を有し、座覆部にクッション性敷物を敷いて、車椅子の座部の前部に着脱可能に冠着する袋部にして、覆部を着脱可能に嵌合する屈曲部が上部に固定できる器具を設けられていることを特徴とする車椅子座位保持シート。









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