JP3114976U - 体位変換ループシート - Google Patents

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Abstract

【課題】 自力で身体が動けない患者を、病院・在宅で支えている介護者は、体力的に大変な負担があります。老老介護が始まる今、優しい介護用品としてループシートは体位変換と同時に褥瘡防止を容易にする。
【解決手段】 患者はシート上部の(8)(9)の中央に首を当てる。上向に寝て充分の巾面積があり、丈は腰部分下までくる形。シート本体(1)の巾両端に握り手(3)(4)(5)(6)(7)を左右対照に付けた。介護者が移動方向へ握り手を引くとシート本体が患者を包み込んで自然体で移動し体圧分散をして床ずれを防ぐ。更に上部の(2)の左右に(8)(9)と握り手を付け頭部方向に引くと滑り落ちを直すことが出来た。
【選択図】 図1

Description

本考案は自力では移動が困難な患者を体位変換して褥瘡防止をすることで滑り落ちを直す、端座位させるなど介護用品として、容易に目的を果たすことが出来るループシートである。
従来、医療関係で患者は寝着とシーツの間にバスタオル等を敷き、介護者はバスタオルの端を引く他、力を入れるところがなく、容易に上がらなかった。
介護用シーツ、平成10年3053652号実用新案登録されているが、材質・形状・握り手部分等異なり、汚れ防止と体位変換のみを目的としている。
自力では動くことの困難な患者に対して、体位変換をこまめにすることは褥瘡を防ぐ大事なことですが、在宅介護者にとって昼夜を問わずの移動は体力的に耐久性が続かない。
従来は褥瘡を防ぐのは清潔にすれば良とされていたが近年はそれに加え体位変換で体圧の分散がより高い効果がある。簡単で楽な介護用品は介護者の負担が軽くてすむ。
バスタオルで滑り落ちを直す場合、上部に引くことは身体全体の重量が乗るのでしっかり固定されてないと持ち上がらない。
本考案は、シート本体(1)の巾両端に握り手(3)(4)(5)(6)(7)を左右対照に付けた。肩部から腰部分下にあたる所までの丈全部の両側に握り手を付けた。上部(2)は頭部・首部分が充分触れない距離に(8)(9)の握り手部分を付けた。沢山の握り手を付けることで力の弱い人でも何人かで、どの位置からでも患者を支えることで移動が楽に出来、患者にも優しい使い勝手の良い介護用品である。
本考案のループシートは、体位変換と褥瘡防止を同時に兼ねて行う。介護者は移動方向へ握り手を引くことで、テコの原理で患者は布に沿って、くるっと変換し、無理な力が加わることもない優しい介護が簡単に出来る。
端座位には本考案(3)(4)(5)左右対称にある握り手を引いて布に抱かれて上半身を起こすことになり、患者に安心感を与える。ベッド上の端座位が長時間で疲れる時は、(5)(6)(7)左右対称にある握り手を介護人が両側から持ってリハビリを続けることで患者の回復になる。
本考案は片手で移動方向に握り手を引いて体位変換を行い、片方で背中にクッションをポジションに置く等、片手でも介護が出来るもので、着替・清拭・シーツ交換にも使えるループシートです。
本考案はシーツのしわは寝心地を悪くするばかりか床ずれを起す。やわらかい素材も優しい反面、背中が曲がった姿勢になり床ずれを起す。介護用品で褥瘡になることは避けたい。
本考案のループシートは軽くバッグに入るほどに小さく出来、収納が容易で持ち運びが便利である。
本考案のループシートは沢山の握り手があり、(3)は肩甲骨部分、(4)は背中部分、(5)(6)は仙骨部分とそれぞれ握り場所に力が入り、中心となって回転する。おむつ替えで向きを変えるのに、(7)の握り手を移動方向に引くことで、上半身も移動する。(3)〜(7)のどれを引っ張ても体位変換が出来る。
本考案は災害、停電の有事にも設備を必要としないので、患者・介護者に負担のない適切な対応ができます。
本考案のループシートは充分の巾で丈も腰の下迄の広く安定した長方形で握り手も充分あり、包み込むので担架にしても違和感がない。サイズの選択も出来るので短距離救急用担架として使用できる。
本考案で枕の位置は上部(2)の中心に入れても(8)(9)の握り手は充分引けるので患者に合わせて枕を置いたり外したり出来る。
本考案ループシートはおむつ交換で汚すと全体の取替えになるため丈を短かめに選択してある。
本考案のループシートの握り手口は患者の腕・顔が誤って入らない長さの安全な介護用品にしてある。
本考案は摩擦係数の大きい材質を使用し、患者が上向きに寝て巾は充分の面積を有する。丈は腰部下までとし、シート本体(1)の形状にする。
シート本体(1)の巾端に握り手(3)(4)(5)(6)(7)を左右対照に付けた。上部(2)の左右に(8)(9)と握り手をつける。体重を持ち上げる握り手には幾重にも縫ってしっかり固定する。
本考案は滑り落ち、沈み込みの難問を除く材質を選び、シーツ・エアーマット・アクションパット等の上に広範囲に活用できる。サイズに於いても選択がある。
本考案は体位変換しても寝たきりの患者の背中は湿り気を持ち易く褥瘡の原因になる。従って、丈夫で容易に洗濯が出来て清潔なものが適している。
本考案の平面図である。 本考案のシートA−A′は断面拡大図である 本考案のシートB−B′は断面拡大図である 本考案のシートC−C′は断面拡大図である 本考案のシートの使用状態の例を示す略図である
符号の説明
1シートの本体
2上部
3握り手
4握り手
5握り手
6握り手
7握り手
8握り手
9握り手

Claims (1)

  1. 摩擦係数の大きい係止面よりなる材質で、シーツ・エアーマット上に敷くことで、滑り止め防止になる。患者が仰臥位状態で充分の巾広で、丈は首部分から腰部分下までの長方形を形成し、巾両端部・頭部分の三方に握り手を設けたことに特徴がある体位変換ループシートである。
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