JP3218912U - 敷きパッド - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な規格のマットレスや敷布団などとの着脱作業を容易にし、耐久性にも優れた敷きパッドを提供する。
【解決手段】敷きパッドは、布団5やベッドの上面に戴置され、パッド体2と、パッド体の相互に対向する一対の第1辺および第1辺に隣接して相互に対向する一対の第2辺にそれぞれ端部6が固設され、パッド体の4隅に斜めに架設される複数本のゴム帯3と、ゴム帯の各々の裏側に、少なくとも一対の互いに係脱自在な雄要素と雌要素とを有する留具であるスナップボタン4と、を備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、布団またはベッドに着脱自在に取り付けられる敷きパッドに関する。
特許文献1に記載の考案は、ベッドパッドの四隅部の一方の側辺に帯状片の1端を取付け、この帯状片をマットレスまたは敷布団の角部下面へ巻き付けるようにしてくぐらせた状態で、その先端を、ベッドパッド四隅部のコーナーを挟んだ他方の側に取り付けた帯状片または係止部に係合させて、前記ベッドパッドをマットレスまたは敷布団に装着するようにするベッドパッドである。
実登3057861号公報
しかしながら、特許文献1に記載の考案は、ベッド用のマットレスのような厚さを事前に把握できる場合には、ベッドパッドをベッドに係止する帯状片のボタンとボタン穴が係合する位置をあらかじめ計測しておくことにより、ボタンとボタン穴の位置を一致させることができるが、厚さを事前に把握できないマットレスや、敷き布団のようにいろいろな厚みがあるものと係止する場合には、ボタンとボタン穴の位置をあらかじめ定めておくことができず、そのような場合には不十分なものであった。
とりわけ、帯状片が布製の場合には、一般的には布の伸縮性が十分ではないので、ボタンとボタン穴とを係合させようとしても帯状片の長さの調節ができず、係合が困難であった。
このような不都合を避けるため、帯状片に伸縮性のあるゴムバンドを用いると、ベッドパッドをマットレスや敷布団に装着して使用する際に、ゴムバンドを強く引っ張って係止したり、マットレス等に装着された後は、使用中、常に強く引っ張られた状態にあるため、使用による疲弊によりゴムバンドの弾性が比較的短い期間で失われ、すぐに伸びきってしまったり切れたりして使いものにならなくなる等の欠点があった。
敷きパッドは、人体の直下に敷いて使用するものであり、季節の変化や気温に応じて、冬は暖かく、夏は涼感が得られるなど、より快適な睡眠を得るために用いられる。一方、睡眠中の発汗作用による汗を大量に吸収するため、衛生的に管理する必要があり、洗濯や乾燥は欠かせない。洗濯や乾燥の都度、敷きパッドをマットレスや布団から着脱する作業は煩雑であるため、敷きパッドを係止する手段は操作がしやすく、しかも耐久性のあるものが求められる。
そこで、本考案は上記問題に鑑み、様々な規格のマットレスや敷布団などとの着脱作業を容易にし、耐久性にも優れた敷きパッドを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の考案は、布団やベッドの上面に戴置される敷きパッドであって、パッド体と、前記パッド体の相互に対向する一対の第1辺および前記第1辺に隣接して相互に対向する一対の第2辺にそれぞれ端部が固設されることにより、前記パッド体に架設される複数本の取付帯と、前記取付帯の各々に設けられ、少なくとも一対の互いに係脱自在な雄要素および雌要素を有する留具とを備え、前記取付帯の全長が前記端部の距離より長く設定されることを特徴とする。
上記考案において、前記取付帯は、例えば、一方の端部が前記パッド体の前記第1辺に、他方の端部が前記第2辺に固設されることにより、前記取付帯は、前記パッド体の裏面の4隅に、前記パッド体のコーナーを挟んで隣り合う二辺にまたがって斜めに架設され、前記パッド体の4隅に弧状に設けられる。前記弧状の取付帯を布団やベッドの長手方向の辺および短手方向の辺に係合させることで、本考案の敷きパッドを布団やベッドと係合させることができる。
上記考案において、前記取付帯は伸縮性のあるバンドが好ましいが、それ以外のものであってもよい。伸縮性のあるバンドは、布団やベッドの厚さに対する敷きパッドの適合性を向上させるとともに、前記パッド体を布団やマットレスに係合する際の操作性を向上させ、作業内容の軽減と作業時間の短縮に資する。
上記考案において、前記留具は、前記取付帯に複数設けることが好ましい。前記留具を複数設ける場合は、前記取付帯の長手方向の延長を多段階に調整することができ、取付帯の伸縮性に頼らずに取付帯の長さを調整することができる。
請求項2に記載の考案は、前記取付帯が前記パッド体の相互に対向する一対の第1辺にそれぞれ端部が固設されるか、または前記第1辺に隣接して相互に対向する一対の第2辺にそれぞれ端部が固設されることにより、前記パッド体に架設されることを特徴とする。
上記考案において、前記取付帯のそれぞれの端部が前記パッド体の相互に対向する辺に固設されることから、前記取付帯は、前記パッド体の裏面の長手方向または短手方向に平行に架設される。
上記考案は、前記パッド体を取り付ける布団などの面積が小さいか、厚さが薄いか、構造が柔軟かなどの理由により、布団などの4隅のコーナー部が前記パッド体を十分に保持できない場合にも、前記パッド体と布団などとを安定して係合させることができる。
請求項3に記載の考案は、前記留具が前記取付帯の裏面にて係脱することを特徴とする。前記留具を前記取付帯の裏面で係脱することにより、敷パッドを布団やマットレスに着脱する際の操作性を向上させ、作業内容の軽減と作業時間の短縮を図ることができる。
請求項4に記載の考案は、前記留具がスナップボタンであることを特徴とする。前記スナップボタンの雄要素と雌要素とが前記取付帯の長手方向において離間して設けられる。前記スナップボタンは、前記雄要素と前記雌要素の係脱が容易で、敷パッドを布団やマットレスに取り付ける際の作業内容の軽減と作業時間の短縮を図ることができる。
上記考案において、前記雄要素と前記雌要素との離間距離は、前記スナップボタンの前記雄要素と前記雌要素の数により異なる。例えば、一対のスナップボタンを設ける場合は、前記雄要素および前記雌要素の間隔は、例えば、前記取付帯の長さ方向の距離の30〜60%、好ましくは40%〜50%の間隔で設ける。二対のスナップボタンを設ける場合は、前記雄要素および前記雌要素の間隔は、一対目は前記取付帯の全長(長さ方向の端部6間の距離)の30〜60%、好ましくは40%〜50%の間隔で設ける。二対目は前記取付帯の全長(長さ方向の端部6間の距離)の10〜25%、好ましくは15%〜20%の間隔で設けることが好ましい。
以上のとおり、本考案によると、厚さや大きさなど様々な規格のマットレスや布団に対しても着脱作業が容易で、作業内容の軽減と作業時間の短縮を図ることができ、また耐久性にも優れた敷きパッドを提供できる。
本考案による実施例1の敷きパッド1を布団・マットレス5に取り付けた状態を示す斜視図である。使用面を下側にして示している(以下、特に断りの無い限り同様である)。 同実施例の敷きパッド1の平面図である。 本考案による実施例1および実施例2の敷きパッド1および201の断面図である。 本考案による実施例1の取付帯3の拡大図である。 同実施例の取付帯3の係合状態を示す拡大図である。 本考案による実施例1および実施例2の取付帯3および203の係合状態を示す断面図である。 本考案による実施例1の取付帯3に複数のスナップボタン4を設けた状態を示す拡大図である。 本考案による実施例2の敷きパッド201を布団・マットレス205に取り付けた状態を示す斜視図である。 同実施例の敷きパッド201の平面図である。
本考案の好適な実施例1による敷きパッド1について図1〜図7を参照して説明する。敷きパッド1は、図1〜図4に示すとおり、柔軟な布地からなるパッド体2と、パッド体2の4隅のコーナーに架設される4本の取付帯であるゴム帯3と、ゴム帯3の各々の裏面に設けられる留具であるスナップボタン4とを備えた敷きパッドで、布団・マットレス5に戴置して使用する。以下、各部について説明する。
パッド体2は、図1に示すとおり、布団・マットレス5への取付け状態において布団・マットレス5の少なくとも上面(図1における底面)を被覆する大きさのものである。本実施例では100×205(cm)を例示するが、使用する布団・マットレス5の大きさに応じて適宜選択し得るものである。パッド体2は、図2および図3に示すとおり、人体との接触面となる表地21と、布団・マットレス5との接触面となる裏地22と、これらの間に充填される中綿23と、縁取りをするバイアステープ24とを備える。図示は省略するが、表地21、中綿23、裏地22は、使用による生地のずれが生じないよう一体的にキルティング加工を施してある。表地21はナイロンを、裏地22はポリプロピレンを、中綿23はポリエステルを例示できる。その他の材質として、綿、絹、麻、ウール等の天然繊維やアクリル、レーヨン等の合成繊維を用いることができる。また、季節によって好適な素材を用いることができる。例えば、夏期には接触冷感素材を、冬季には吸湿発熱素材を用いることができる。また、生地としてガーゼ、タオル地、起毛生地、ワッフル織、ちりめん、またはその他の織物、編物、不織布等の布帛を用いることができる。
ゴム帯3は、図2に示すとおり、パッド体2の相互に対向する一対の第1辺のいずれか一辺および第1辺に隣接して相互に対向する一対の第2辺のいずれか一辺の中点から架設されるコーナーに近い位置に、ゴム帯3のそれぞれの端部6が縫合して固設され、パッド体2の裏地22側に架設される。端部6は四隅から辺長の25%〜40%が例示される。ゴム帯3の端部6は、裏地22とバイアステープ24との間に挟持して縫合される。ゴム帯3は、パッド体2の裏面に、4隅のコーナーを挟んで隣り合う二辺にまたがって架設される。パッド体2の4隅に、弧状のゴム帯3が設けられ、パッド体2の一部とゴム帯3から環状体が構成される。ゴム帯3の全長は、接続する一対の端部6の距離よりも長く設定されているので、スナップボタン4が係合するときには、ゴム帯3に環状の余剰部分7が生じる。ゴム帯3の全長に対する、端部6間の距離の比率は30%〜60%、好ましくは35%〜55%の間の適宜の数値が例示される。ゴム帯3を布団・マットレス5の隣り合う長手方向の辺および短手方向の辺と係合させることで、敷きパッド1と布団・マットレス5とを係合させる(図1)。
本実施例では、取付帯にゴム帯を例示したがこれに限らず、伸縮性を有する布帯を用いることができる。また、伸縮性を有しない布帯を用いてもよい。
留具としてのスナップボタン4は、図6に示すとおり、互いに係脱自在な雄要素41および雌要素42からなる押留ボタンである。雄要素41および雌要素42は、その係合部がゴム帯3の裏側において端部6から適宜、離間して設けられる(図2)。例えば、端部6と雄要素41の間隔17cm、端部6と雌要素42の間隔17cm、雄要素41と雌要素42の間隔32cmである。雄要素41と雌要素42を係合した状態では、ゴム帯3に余剰部分7が生じる。本実施例では雄要素41および雌要素42の間隔は、適宜ゴム帯3の伸縮力等に合わせて、ゴム帯3の全長に対する適宜の割合、例えば、30〜60%、好ましくは40%〜50%の間隔で設ける。本実施例では、1本のゴム帯3に対して一対の雄要素41および雌要素42をそれぞれ1つずつ設けているが、雄要素41または雌要素42のいずれか一方、または両方をゴム帯3の長さ方向において複数個設けてもよい(図7参照)。複数個設けることでゴム帯3の長さを多段階に調整でき、パッド体2を装着できる布団・マットレス5のサイズに対する許容度が増す。雄要素41および雌要素42の間隔を異ならせてもよい。例えば、図7に示す通り、二対のスナップボタン4を設ける場合の雄要素41および雌要素42の間隔は、一対目はゴム帯3の全長(長さ方向の距離)の30%〜60%、好ましくは40%〜50%の間隔で設けることが好ましく、二対目はゴム帯3の全長(長さ方向の距離)の10〜25%、好ましくは、15%〜20%の間隔で設けることが好ましい。
本実施例では、留具としてスナップボタンを例示したがこれに限られず、面ファスナーを用いてもよい(図示しない)。面ファスナーは、互いに係脱自在な留具の雄要素および雌要素からなる。雄要素および雌要素は取付帯の裏側において、所定の間隔をもって設けられる。このほか留具は、カギホック、ボタン、ホックなどを使用してもよい(図示しない)。留具として面ファスナーを用いると、取付帯の長さを無段階に、より広範囲の長さに調整でき、使用者の希望に応じてより細かく調整することができる。
本考案の実施例1による敷きパッド1の使用について説明する。図1は、敷きパッド1の使用状態を使用面を下側にして示している。敷きパッド1を布団・マットレス5に取り付ける際、敷きパッド1を布団・マットレス5の上面に戴置し、パッド体2の4隅に弧状に設けたゴム帯3を布団・マットレス5の4隅のコーナーに潜らせて、弧状のゴム帯3を布団・マットレス5の隣り合う長手方向の辺および短手方向の辺に係合させてパッド体2を布団・マットレス5に取り付ける。
敷きパッド1を取り付ける前に、あらかじめゴム体3に設けたスナップボタン4の雄要素41および雌要素42を解除しておく(図2)。これによりゴム体3に十分な延長を確保することができ、ゴム体3を布団・マットレス5の4隅のコーナーに取り付ける際に、ゴム体3の輪になった部分を強く引っ張って係止する必要がないため、ゴム体3が、取り付けの際に疲弊して伸びきってしまったり、切れたりして使いものにならなくなったりする恐れがない。
ゴム体3の輪を布団・マットレス5の4隅のコーナー下面をくぐらせた後に、留具のスナップボタン4の雄要素41および雌要素42を嵌合することで、環状の余剰部分7が設けられ、ゴム体3の弾性を活かし、また強い引っ張りによる疲弊を防ぎながらパッド体2を布団・マットレス5に係止する。図1ではスナップボタン4の雄要素41および雌要素42が嵌合する位置は、布団・マットレス5の下面を例示するが、布団・マットレス5の側面であってもよく、適宜操作のしやすい位置に配置してよい。
敷きパッド1を布団・マットレス5から取り外す際には上記と逆の手順で行う。この際にも留具のスナップボタン4の雄要素41および雌要素42の係合を解除することで、ゴム体3に十分な延長を確保することができ、ゴム体3の輪になった部分を強く引っ張って取り外す必要がないため、敷きパッド1を取り外す際にゴム体3が、疲弊して伸びきってしまったり、切れたりして使いものにならなくなったりする恐れがない。
敷きパッド1は、人体に直接触れるため、汗などによる汚れが避けられない。このため、衛生的に使用するためには頻繁な洗濯が必要であるが、敷きパッド1の布団・マットレス5への取り付けおよび取り外しの際にゴム体3にかかる負荷を、留具のスナップボタン4の雄要素41および雌要素42の解除により容易に軽減でき、敷きパッド1自体の寿命も長くなり、経済的である。また、より厚みのある布団やマットレスに使用する場合には雄要素41および雌要素42を解除したままにしておけば、装着中(使用中)にもゴム体3にかかる負荷を軽減できる。
本実施例では、ゴム体3の留具のスナップボタン4の雄要素41または雌要素42を一対設ける場合を例示するが、スナップボタン4の雄要素41または雌要素42のいずれか一方、または両方を複数個設けてもよい(図7)。複数個設けることで、ゴム体3の延長を簡単に、最適の長さに調整できる。敷きパッド1が布団・マットレス5に装着されている間も、ゴム体3が常に強く引っ張られる状態を避けることができる。このため、ゴム体3の弾性が長期間維持でき、経済的である。
また、長期間の使用によりゴム帯3がヘタってしまった場合にもヘタリに合わせてゴム帯3の長さを短くすることができる。ゴム帯3の長さの調整は、スナップボタン4の係脱というワンタッチにより簡単に行うことができる。
本考案の実施例1による敷きパッド1の効果について説明する。敷きパッド1は、ゴム帯3の留具のスナップボタン4の雄要素41または雌要素42の係脱により布団・マットレス5への取付けを容易に行うことができ、作業内容および作業時間の軽減を図ることができる。
また、スナップボタン4の係脱により、ゴム帯3の長さを段階的に調整することができる(図1および図2、図4〜図7参照)。これにより、敷きパッド1の装着、取り外しの際のゴム体3への負荷、および、装着中のゴム体3への負荷をともに軽減でき、敷きパッド1自体の寿命も長くなり、経済的である。また、厚さの異なる布団・マットレス5についても容易に対応できる。
また、長期間の使用によりゴム帯3にヘタリが生じてしまった場合は、ヘタリに合わせてゴム帯3を短くすることができる。これにより敷きパッド1を長期間使用することができ、経済的である。
本実施例では、留具のスナップボタン4の雄要素41または雌要素42を一対設ける場合を例示するが、スナップボタン4のうち、雄要素41または雌要素42のいずれか一方、または両方を複数個設けることとすれば、ゴム帯3の長さ調整を多段階に行うことができ、厚さの異なる布団・マットレス5への装着の許容度がさらに増す(図7)。
本実施例ではパッド体2を100×205(cm)の大きさとしたが、このような多段階の調整は、パッド体2を上記以外の大きさとして例えばダブルサイズの布団・マットレス5に用いる場合等にも好適である。また、ゴム帯3とパッド体2は、敷きパッド1が自然状態において平面状となり、収納に便利である(図2)。
以下、本考案の実施例2による敷きパッド201について図3、図6、図8および図9を参照して説明する。各構成に付す符合は実施例1におけるものの200番台とし、実施例1と共通する点についてはこれを援用し、説明を省略する。
実施例2では、ゴム帯203は、図9に示すとおり、パッド体202の対向する二つの辺にそれぞれ端部206が縫合して固設され、パッド体202の裏地側に架設される。ゴム帯203の端部206は、裏地222とバイアステープ224との間に挟持して縫合される。ゴム帯203はパッド体202の二つの対向する端辺に架設されることにより、弧状に設けられる。ゴム帯203は互いに離間しつつ平行に設けることが好ましい。本実施例ではゴム帯203は3本設けられるが、2本でも、4本以上でもよい。
布団・マットレス205の面積が小さいか、厚さが薄いか、構造が柔軟かなどの理由により、ゴム帯203を布団・マットレス205の4隅のコーナー下面に潜らせてパッド体202を取り付けた場合に、横臥する人が寝返りをうつなどした際に、布団・マットレス205の4隅のコーナー部がパッド体202を保持できないことがある。実施例2は、このようなときに、パッド体202の二つの対向する端辺に架設された弧状に設けられたゴム帯203を布団・マットレス205の下面に潜らせてパッド体202を取り付けることにより、布団・マットレス205の全体でパッド体202を保持することができ、パッド体202のずれを防ぐことができる。
敷きパッド201は、敷きパッド201の使用面を下にして床に置き、架設された弧状のゴム帯203を広げて、パッド体202とゴム帯203で構成される環の中を布団・マットレス205を通して布団・マットレス205に取り付けてもよい(図8および図9)。
敷きパッド201を取り付ける前に、あらかじめゴム体203に設けたスナップボタン204の雄要素241および雌要素242を解除しておく(図9)。これによりゴム体203に十分な延長を確保することができ、布団・マットレス5をパッド体202とゴム帯203で構成される環の中に通す際の操作がしやすくなる(図8)。
布団・マットレス205のサイズが小さい場合は、スナップボタン204の雄要素241および雌要素242を嵌合し、ゴム帯203の長さを短くして使用する。
以上、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得るものである。また、本考案の技術的思想を逸脱しない範囲において、改変等を加えることができるものであり、それらの改変、均等物等も本考案の技術的範囲に含まれることとなる。
1、201・・・敷きパッド
2、202・・・パッド体
21、221・・・表地
22、222・・・裏地
23、223・・・中綿
24、224・・・バイアステープ
3、203・・・ゴム帯
4、204・・・スナップボタン(留具)
41、241・・・雄要素
42、242・・・雌要素
5、205・・・布団・マットレス
6、206・・・端部
7、207・・・余剰部分

Claims (4)

  1. 布団やベッドの上面に戴置される敷きパッドであって、パッド体と、
    前記パッド体の相互に対向する一対の第1辺および前記第1辺に隣接して相互に対向する一対の第2辺にそれぞれ端部が固設されることにより、前記パッド体に架設される複数本の取付帯と、
    前記取付帯の各々に設けられ、少なくとも一対の互いに係脱自在な雄要素および雌要素を有する留具と、
    を備え、前記取付帯の全長が前記端部の距離より長く設定される敷きパッド。
  2. 布団やベッドの上面に戴置される敷きパッドであって、パッド体と、
    前記パッド体の相互に対向する一対の第1辺にそれぞれ端部が固設されるか、または前記第1辺に隣接して相互に対向する一対の第2辺にそれぞれ端部が固設されることにより、前記パッド体に架設される複数本の取付帯と、
    前記取付帯の各々に設けられ、少なくとも一対の互いに係脱自在な雄要素および雌要素を有する留具と、
    を備え、前記取付帯の全長が前記端部の距離より長く設定される敷きパッド。
  3. 前記留具は、前記取付帯の裏面にて係脱する請求項1または2に記載の敷きパッド。
  4. 前記留具は、スナップボタンである請求項1ないし3のいずれかに記載の敷きパッド。
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