JPH0919346A - 部分洗濯可能な布団 - Google Patents
部分洗濯可能な布団Info
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- JPH0919346A JPH0919346A JP7171185A JP17118595A JPH0919346A JP H0919346 A JPH0919346 A JP H0919346A JP 7171185 A JP7171185 A JP 7171185A JP 17118595 A JP17118595 A JP 17118595A JP H0919346 A JPH0919346 A JP H0919346A
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
提供すること。 【構成】 中綿Cを収容せる布団ピースが、頭部布団ピ
ースF1 、胴部布団ピースF2 、足部布団ピースF3 の
3片から成り、これら布団ピースが連結部材1・1によ
って分離可能に連結されている。 【効果】 分離された布団ピースを洗濯機に投入して自
動洗濯をすることが可能なので、何処の家庭でも手軽に
苦痛なく布団を洗濯することができ、常時、布団を清潔
に保つことができる。その上、個別の特性を有する布団
ピースを自由に組み合わせることにより、各人の嗜好に
応じた布団を形成することも可能となる。
Description
団、更に詳しくは、家庭でも手軽に洗濯することがで
き、特に、高齢者の介護用布団として用いるのに適した
部分洗濯可能な布団に関するものである。
療養にとって、非常に大切な生理的行為である。日本人
の場合、この大切な睡眠を快適な状況の下で行なうのに
大きな役割を果たしているのが布団であり、布団には清
潔であること、吸湿性に富むこと、そして、適度な固さ
を有すること等の要件を備えていることが肝要である。
は、行動が布団の上だけに限られているので、これらの
人達は食べ物をこぼしたり、心ならずも失禁したりし
て、布団を汚すことが多く、このため、常に布団を清潔
な状態に保っていようとすると家人には大変な苦労が強
いられる。
衣服等と異なり家庭で手洗いや洗濯機によって簡単に洗
濯することができず、専門の業者に委託するにも費用が
嵩むといった問題が避けられない。
布団に用いることで布団を汚さないようにしていた。け
れども、これでは布団が持っている吸湿特性が失われて
しまうのに加えて、寝汗や失禁による汚物が介護される
人の身体まで汚してしまい、本人だけでなく、周囲への
負担も増すことになる。
に上記のような問題があることに鑑みて為されたもので
あり、その目的の第一は、部分洗濯可能な布団を提供す
ることにある。
部分、及び足部分に必要に応じて、3分割可能にして必
要部分を洗濯に供することができる布団を提供すること
を目的とする。
ーまたは面ファスナーによって簡易に分離・接続操作を
することができる部分洗濯可能な布団を提供することを
目的とする。
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、中綿C
を収容する複数の布団ピースが同一平面上に並設されて
成る布団であって、これら布団ピースを連結部材1・1
…によって分離可能に連結するという手段を採用したこ
とを特徴とするものである。
載の発明の構成のうち、布団ピースを、頭部布団ピース
F1 ・胴部布団ピースF2 ・足部布団ピースF3 の3片
とした点を特徴としている。
たは請求項2記載の発明の構成のうち、接続部材1・1
をスライドファスナーで構成した点を特徴としている。
たは請求項2記載の発明の構成のうち、接続部材1・1
を面ファスナーで構成した点を特徴としている。
施形態に基づいて更に詳しく説明する。尚、図1は第1
実施形態の斜視図、図2は第1実施形態の縦断面図、図
3は第2実施形態の頭部布団ピースF1 を分離して示し
た斜視図である。
構成したものについて説明する。この敷布団は、図1に
示すように、頭部布団ピースF1 、胴部布団ピース
F2 、足部布団ピースF3と、これらの布団ピースF1
・F2 ・F3 を順番に並列的に繋ぎ得るスライドファス
ナーを用いた連結部材1・1とにより構成されており、
胴部布団ピースF2の同一平面上の左右両側に、頭部布
団ピースF1 と足部布団ピースF3 が配置され、各布団
ピースF1 ・F2 ・F3 のそれぞれが隣接する辺に、舌
片11・12と、クローズドティース、スライド、およびプ
ルタブを含む従来周知のスライドファスナー1・1が縫
着されている。
スナー1の一方の舌片11が胴部布団ピースF2 の側面上
部(布団表側)に縫着されており、他方の舌片12は頭部
布団ピースF1 の側面上部(布団表側)に縫着されてい
る。胴部布団ピースF2 と頭部布団ピースF1 の間に
も、同様に、スライドファスナー1が縫着されている。
このように、本実施形態では布団表側にスライドファス
ナー1が設けられているため、簡単にスライドファスナ
ー1の開閉が行い得るようになっている。
は、図2中符号Cで示される中綿が収容されている。こ
の中綿Cは、繊維体内に蓮茎様の中空部を多数有するポ
リエステル繊維(デュポン<DuPont>社製:商品名「ク
ォロフィル」)からなる高乾燥性綿と、消臭性、抗菌、
防カビ性が付与され、吸湿することによって吸着熱を発
生する高架橋アクリレート繊維(東洋紡社製:商品名
「N−38」)からなる擬似ウール綿とが、7:3の割合
で混合されており、全体として耐洗濯特性が高くなって
いる。なお、図1に示すように、各布団ピースF1 ・F
2 ・F3 には格子状にキルティング加工Kが施されてお
り、洗濯時における中綿Cの偏りを防止している。
ドファスナー1・1を開閉着脱することにより、それぞ
れ連結されている各布団ピースF1 ・F2 ・F3 を簡単
に分離することができる。しかも、中綿Cに耐洗濯特性
の優れた素材を使用していることから、(汚れた布団ピー
ス<例えば、F2 >をファスナー1において分離しさえ
すれば、)家庭用洗濯機で洗濯可能なサイズになるので洗
濯することができる。
示すように、連結部材1として、フック片13とループ片
14とからなる面ファスナーを使用したところに特徴を有
し、その他の構成は第1実施形態と同様である。即ち、
本実施形態においては、同一平面上に並設された頭部布
団ピースF1 に対向する胴部布団ピースF2 の側面に、
面ファスナー1のフック片13が縫着され、頭部布団ピー
スF1 の側面に、面ファスナー1のループ片14が縫着さ
れている。同じく、足部布団ピースF3 に対向する胴部
布団ピースF2 の側面に、面ファスナー1のフック片13
が縫着され、足部布団ピースF3の側面に、面ファスナ
ー1のループ片14が縫着されていることで、各布団ピー
スF1 ・F2 ・F3 の分離・連結を可能としている。
して面ファスナーを使用しているので、布団の分離・連
結を素早く行うことができると共に、各布団ピースの何
れかの表裏を反転させて、他の布団ピースに連結し直す
ことも可能になる。よって、頭部布団ピースF1 の表側
だけが汚れた場合には、この頭部布団ピースF1 の表裏
を反転させて、胴部布団ピースF2 に連結し直すといっ
たことも可能になるのである。
るが、本発明は前述の実施形態に限定されるものでは決
してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変
更が可能である。例えば、上記実施形態では、敷布団を
例にして説明したけれども、掛布団として構成してもよ
い。また、上記実施形態では、計3つの布団ピースを横
分割式に構成したけれども、これに限定されるものでは
なく、より多数の布団ピースを組み合わせるようにした
り、縦分割式にしたりしてもよい。また、各布団ピース
の大きさや形状についても、状況に応じて、種々の変更
が可能である。
に個別の機能を持たせることも可能であり、例えば、足
元に配設される布団ピースの中綿を、保温特性の秀れた
ものに変更すれば、就寝時には足元はホカホカと温か
く、頭部は涼しいという、所謂「頭寒足熱」の状態にす
ることもでき、心地よい就寝の状態を実現することも可
能である。更には各布団ピースの大きさや中綿の量など
を個人の嗜好や個体特性に応じて選択し、自由に組み合
わせることも可能であり、これら何れの変更態様も本発
明の技術的範囲に属することはいうまでもない。
本発明に係る布団は、分離可能に構成されており、汚れ
た部分を取り外して洗濯機に投入して自動洗濯をするこ
とも可能なので、何処の家庭でも手軽に苦痛なく洗濯す
ることができ、常時、布団を清潔に保つことができる。
で、たとえ一つの布団ピースが、頻繁なる洗濯によって
破損した場合にも、布団全体を買い換えなくとも、その
布団ピースだけを買い換えることで済ませることがで
き、その上、個別の特性を有する布団ピースを自由に組
み合わせることにより、各人の嗜好に応じた布団を形成
することも可能となる。
る。
ースF1 を分離して示した斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 中綿Cを収容せる複数の布団ピースが同
一平面上に並設されて成る布団であって、各布団ピース
が連結部材1・1…によって分離可能に連結されている
ことを特徴とする部分洗濯可能な布団。 - 【請求項2】 中綿Cを収容せる布団ピースが、頭部布
団ピースF1 、胴部布団ピースF2 、および足部布団ピ
ースF3 の3片から成り、これらの布団ピースF1 ・F
2 ・F3 が連結部材1・1によって、分離可能に連結さ
れていることを特徴とする請求項1記載の部分洗濯可能
な布団。 - 【請求項3】 連結部材1にスライドファスナーを使用
したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の部
分洗濯可能な布団。 - 【請求項4】 連結部材1に面ファスナーを使用したこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載の部分洗濯
可能な布団。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17118595A JP3666757B2 (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 部分洗濯可能な布団 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17118595A JP3666757B2 (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 部分洗濯可能な布団 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0919346A true JPH0919346A (ja) | 1997-01-21 |
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Family
ID=15918586
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP17118595A Expired - Fee Related JP3666757B2 (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 部分洗濯可能な布団 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3666757B2 (ja) |
Cited By (5)
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-
1995
- 1995-07-06 JP JP17118595A patent/JP3666757B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3666757B2 (ja) | 2005-06-29 |
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