JP2679653B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/40—Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/41—Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions
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- H01L29/42312—Gate electrodes for field effect devices
- H01L29/42316—Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低抵抗なオーミック電極
をもち、マイクロ波及びミリ波の波長領域に於て高速動
作する半導体装置に関するものである。
をもち、マイクロ波及びミリ波の波長領域に於て高速動
作する半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ノンアロイオーミック電極は金属〜半導
体界面はショットキー接触であるものの、そのショット
キー障壁の高さは低いかあるいは厚みが少ないため、ト
ンネル効果及び熱電子放出によりチャネルと電気的導通
がオーミック性接触によって現せる電極構造を指す。ゲ
ート電極をキャップ層よりもバンドギャップが大きく電
子親和力が小さい半導体により構成されているショット
キー層上に形成する際、オーミック電極に於けるトンネ
ル効率を向上させるため、該半導体層のゲート電極形成
位置より表面側に高In組成層で構成された第2のキャ
ップ層を設け、オーミック電極は該第2のキャップ層の
表面側に形成されている第1のキャップ層上に形成され
る例がある。このような構造がInP基板上のInAl
As/InGaAs系HEMTに応用された例が、例え
ばアイ・イー・イー・イー・エレクトロン・デバイス・
レターズ、第11巻、第11号、502頁(IEEE
ELECTRON DEVICE LETTERS、V
OL.11、No.11、P.502)にEnokiら
(T.Enoki et al.)に報告されている。
ここでは第1のキャップ層としてInGaAs層、第2
のキャップ層としてInAlAs層を用いている。この
報告では電極金属としてAuGe/Niがノンアロイの
状態で用いられており、オーミック電極のコンタクト抵
抗として0.14Ω・mmが得られている。このような
構造はオーミック電極はキャップ層にショットキー接触
しているにも関わらずショットキー層のバリアが薄いた
めトンネル効率が上がり、低ソース抵抗及び低ドレイン
抵抗なオーミック電極が作製できる。
体界面はショットキー接触であるものの、そのショット
キー障壁の高さは低いかあるいは厚みが少ないため、ト
ンネル効果及び熱電子放出によりチャネルと電気的導通
がオーミック性接触によって現せる電極構造を指す。ゲ
ート電極をキャップ層よりもバンドギャップが大きく電
子親和力が小さい半導体により構成されているショット
キー層上に形成する際、オーミック電極に於けるトンネ
ル効率を向上させるため、該半導体層のゲート電極形成
位置より表面側に高In組成層で構成された第2のキャ
ップ層を設け、オーミック電極は該第2のキャップ層の
表面側に形成されている第1のキャップ層上に形成され
る例がある。このような構造がInP基板上のInAl
As/InGaAs系HEMTに応用された例が、例え
ばアイ・イー・イー・イー・エレクトロン・デバイス・
レターズ、第11巻、第11号、502頁(IEEE
ELECTRON DEVICE LETTERS、V
OL.11、No.11、P.502)にEnokiら
(T.Enoki et al.)に報告されている。
ここでは第1のキャップ層としてInGaAs層、第2
のキャップ層としてInAlAs層を用いている。この
報告では電極金属としてAuGe/Niがノンアロイの
状態で用いられており、オーミック電極のコンタクト抵
抗として0.14Ω・mmが得られている。このような
構造はオーミック電極はキャップ層にショットキー接触
しているにも関わらずショットキー層のバリアが薄いた
めトンネル効率が上がり、低ソース抵抗及び低ドレイン
抵抗なオーミック電極が作製できる。
【0003】また、キャップ層の材料は1種類に限定さ
れているもののその組成を変化させてノンアロイオーミ
ック電極を実現している例が例えば、ジャパニーズ・ジ
ャーナル・オブ・アプライド・フィジックス(Japa
nese Journalof Applied Ph
isics)1988年第27巻第9号1718頁に記
載のNittonoらの論文や、アイ・イー・イー・イ
ー エム・ティー・ティー・エス・ダイジェスト(IE
EE MTT−S Digest)1994年261頁
に記載のOndaらの論文が挙げられる。前者はInG
aAs層に於けるIn組成をグレーティッド状に0〜5
0%まで変化させたもの、後者はInGaAs層をIn
の組成が53%のものと70%のものの2層に分けたも
のであり、ともにノンアロイオーミック電極に於ける接
触抵抗を下げることを意図したものである。
れているもののその組成を変化させてノンアロイオーミ
ック電極を実現している例が例えば、ジャパニーズ・ジ
ャーナル・オブ・アプライド・フィジックス(Japa
nese Journalof Applied Ph
isics)1988年第27巻第9号1718頁に記
載のNittonoらの論文や、アイ・イー・イー・イ
ー エム・ティー・ティー・エス・ダイジェスト(IE
EE MTT−S Digest)1994年261頁
に記載のOndaらの論文が挙げられる。前者はInG
aAs層に於けるIn組成をグレーティッド状に0〜5
0%まで変化させたもの、後者はInGaAs層をIn
の組成が53%のものと70%のものの2層に分けたも
のであり、ともにノンアロイオーミック電極に於ける接
触抵抗を下げることを意図したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例で述べた高濃度
InAlAs層を含む2層キャップ採用によるノンアロ
イオーミック電極構造では、ショットキー電極はこのキ
ャップ層をエッチング除去し、その下のゲートショット
キー層上に形成しなければならない。このエッチングプ
ロセスをリセス形成と呼ぶがその際、エッチング技術と
してはドライエッチング技術及びウェットエッチングの
2種類が考えられるが、一般に広く用いられているのは
酸と過酸化水素水と水の混合液に代表されるエッチャン
トを用いたウェットエッチングである。従来例で示した
InGaAa/InAlAsの2層キャップを用いた場
合、この異なる材料のエッチングを行わなければなら
ず、エッチングレートが異なることによるえぐれが生じ
る可能性がある。そのためにはこのInGaAsとIn
AlAsに対する等速エッチャントを開発する必要もあ
り、プロセス条件の最適化が重要となる。ドライエッチ
ングに関してもこの問題は同様である。従来例でのべた
InGaAs層に於けるInの組成を変化させたものに
於いてもIn組成の変化によってエッチングレートの変
化などが生じ易く、その組成は一定であることが望まし
い。
InAlAs層を含む2層キャップ採用によるノンアロ
イオーミック電極構造では、ショットキー電極はこのキ
ャップ層をエッチング除去し、その下のゲートショット
キー層上に形成しなければならない。このエッチングプ
ロセスをリセス形成と呼ぶがその際、エッチング技術と
してはドライエッチング技術及びウェットエッチングの
2種類が考えられるが、一般に広く用いられているのは
酸と過酸化水素水と水の混合液に代表されるエッチャン
トを用いたウェットエッチングである。従来例で示した
InGaAa/InAlAsの2層キャップを用いた場
合、この異なる材料のエッチングを行わなければなら
ず、エッチングレートが異なることによるえぐれが生じ
る可能性がある。そのためにはこのInGaAsとIn
AlAsに対する等速エッチャントを開発する必要もあ
り、プロセス条件の最適化が重要となる。ドライエッチ
ングに関してもこの問題は同様である。従来例でのべた
InGaAs層に於けるInの組成を変化させたものに
於いてもIn組成の変化によってエッチングレートの変
化などが生じ易く、その組成は一定であることが望まし
い。
【0005】本発明の課題は、InAlAs層に対し、
オーミック電極からチャネルへ流れる電子のトンネル効
率をInAlAs層中に伝導帯がInAlAsよりも低
い材料層を挿入することで高度化し、ノンアロイオーミ
ック電極形成時のオーミック抵抗を低減できる半導体装
置を提供することである。
オーミック電極からチャネルへ流れる電子のトンネル効
率をInAlAs層中に伝導帯がInAlAsよりも低
い材料層を挿入することで高度化し、ノンアロイオーミ
ック電極形成時のオーミック抵抗を低減できる半導体装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】これらの問題を回避する
ためにはエッチングすべきキャップ層の材料は1種にに
限るのが解決手段のひとつであると考えられる。またそ
の組成についても一定であることがプロセス条件の煩雑
化を招かずに済むことからより望ましい。以上の理由に
より、本材料系のヘテロ接合FETの場合のキャップ層
をInGaAsのみにしたうえで低抵抗のノンアロイオ
ーミック電極構造を提供するのが本発明の意図するもの
である。
ためにはエッチングすべきキャップ層の材料は1種にに
限るのが解決手段のひとつであると考えられる。またそ
の組成についても一定であることがプロセス条件の煩雑
化を招かずに済むことからより望ましい。以上の理由に
より、本材料系のヘテロ接合FETの場合のキャップ層
をInGaAsのみにしたうえで低抵抗のノンアロイオ
ーミック電極構造を提供するのが本発明の意図するもの
である。
【0007】本発明によれば、半絶縁性半導体基板上に
形成されてなる半導体装置であって、電子が蓄積されて
なるチャネルを構成する第1の半導体層を備え、かつ該
チャネルに比べ表面側に該チャネルよりも小なる電子親
和力をもつ第2の半導体層を備え、該第2の半導体層中
に、該第2の半導体層よりも低く伝導帯を形成しながら
電子の蓄積を生じさせない範囲で伝導帯不連続量をもつ
ような第3の半導体層が挿入されてなることを特徴とす
る半導体装置が得られる。
形成されてなる半導体装置であって、電子が蓄積されて
なるチャネルを構成する第1の半導体層を備え、かつ該
チャネルに比べ表面側に該チャネルよりも小なる電子親
和力をもつ第2の半導体層を備え、該第2の半導体層中
に、該第2の半導体層よりも低く伝導帯を形成しながら
電子の蓄積を生じさせない範囲で伝導帯不連続量をもつ
ような第3の半導体層が挿入されてなることを特徴とす
る半導体装置が得られる。
【0008】
【作用】第2の半導体層をたとえばInAlAsとした
とき、InAlAsショットキー層とInAlAsドナ
ー層間に第3の半導体層としてのAl組成比の低い歪層
を導入することで、その部分の伝導帯を下げ、InGa
Asキャップ層からInGaAsチャネル層へ電子が流
れるときのInAlAs層に対する電子のトンネル効率
を上げ、その結果としてノンアロイオーミック電極形成
時のオーミック抵抗を低減できる。これはInP基板上
に形成された電界効果トランジスタに於いて特に有効で
あると考えられる。前記第3の半導体層は、該InAl
Asショットキー層のバンドギャップEg1よりも小さ
なバンドギャップEg2をもつInAlAs層であるこ
とを特徴とする。また、この場合の第3の半導体層とし
て例えばInGaAsやInAlGaAsなどの材料も
考えられ、バンドギャップがInAlAs層よりも小さ
く設定できる材料であるならばここに述べた材料に限ら
ず同様の効果が期待できる。
とき、InAlAsショットキー層とInAlAsドナ
ー層間に第3の半導体層としてのAl組成比の低い歪層
を導入することで、その部分の伝導帯を下げ、InGa
Asキャップ層からInGaAsチャネル層へ電子が流
れるときのInAlAs層に対する電子のトンネル効率
を上げ、その結果としてノンアロイオーミック電極形成
時のオーミック抵抗を低減できる。これはInP基板上
に形成された電界効果トランジスタに於いて特に有効で
あると考えられる。前記第3の半導体層は、該InAl
Asショットキー層のバンドギャップEg1よりも小さ
なバンドギャップEg2をもつInAlAs層であるこ
とを特徴とする。また、この場合の第3の半導体層とし
て例えばInGaAsやInAlGaAsなどの材料も
考えられ、バンドギャップがInAlAs層よりも小さ
く設定できる材料であるならばここに述べた材料に限ら
ず同様の効果が期待できる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に
説明する。図1は、本発明の電界効果トランジスタの構
造を示した要部切断面図である。この電界効果トランジ
スタは半絶縁性InP基板1上に不純物無添加In0.52
Al0.48Asバッファ層2、不純物無添加In0.53Ga
0.47Asチャネル層3、不純物無添加In0.52Al0.48
Asスペーサ層4、一部にSiなどの不純物を添加した
In0.52Al0.48Asドナー層5、不純物無添加Inx
Al1-x As挿入層6、不純物無添加In0.52Al0.48
Asゲートバリア層7、不純物添加In0.53Ga0.47A
sキャップ層8のそれぞれが積層成長されており、キャ
ップ層8上にソース電極9とドレイン電極10が形成さ
れている。尚、ゲートバリア層7は、ショットキー層あ
るいはショットキーバリア層とも呼ばれている。又、本
実施例では、チャネル層3を第1の半導体層とし、ゲー
トバリア層7、ドナー層5、スペーサ層4のInAlA
s層を第2の半導体層とし、挿入層6を第3の半導体層
として説明を続ける。ソース電極9とドレイン電極10
の間にはリセス11が形成されている。リセスはキャッ
プ層8のみがエッチング除去されており、リセス11内
にはゲート電極12が形成されている。本デバイスの前
記不純物無添加In0.53Ga0.47Asチャネル層3には
2次元電子ガスが形成され、ゲート電極12に電圧を印
加することでこの2次元電子ガス量を制御し、デバイス
動作させる。図2は、本デバイスのバンド図であり、
(a)は同構造に対するオーミック電極からみたバンド
図で、(b)は同構造に対し、ゲート電極からみたバン
ド図である。ゲート電極12はIn0.52Al0.48Asゲ
ートバリア層7上にのっているので良好な耐圧が得られ
る。ノンアロイオーミック電極はIn0.53Ga0.47As
キャップ層8上にのっており、そのショットキー障壁高
さは小さく、また、In0.53Ga0.47Asキャップ層8
からIn0.53Ga0.47Asチャネル層3までの間にはI
nAlAs層が複数層にわたって存在するが、途中In
組成の異なるInx Al1-x As挿入層6が挿入されて
いるため、伝導帯はその部分のIn組成xによって異な
る。InGaAsキャップ層8の厚みを50nm、ゲー
トバリア層7の厚みを5nm、ドナー層の厚みを20n
m、ドナー層のドーピングを2.5×1018cm-3とし
た場合、挿入Inx Al1-x Asの厚みを5nm、xを
ゲートバリア層7と同じ組成の53%にした場合のオー
ミック電極(ソース電極及びドレイン電極)に於けるコ
ンタクト抵抗は0.5Ωmmであった。一方このxを8
0%とした場合のコンタクト抵抗は0.1Ωmmであっ
た。電極材料としてはTi/Pt/Auを用いた。図2
からわかるように、第3の半導体層として、ゲートバリ
ア層7とドナー層5の間に、第3の半導体層としてのI
nx Al1-x As挿入層6を挿入したので、伝導帯の図
の矢印領域(X,Y)において、曲がりを生じ、その部
分の伝導帯を下げ、InGaAsキャップ層からInG
aAsチャネル層へ電子が流れるときのInAlAs層
に対する電子のトンネル効率を上げる。その結果とし
て、ノンアロイオーミック電極形成時のオーミック抵抗
を低減できる。
説明する。図1は、本発明の電界効果トランジスタの構
造を示した要部切断面図である。この電界効果トランジ
スタは半絶縁性InP基板1上に不純物無添加In0.52
Al0.48Asバッファ層2、不純物無添加In0.53Ga
0.47Asチャネル層3、不純物無添加In0.52Al0.48
Asスペーサ層4、一部にSiなどの不純物を添加した
In0.52Al0.48Asドナー層5、不純物無添加Inx
Al1-x As挿入層6、不純物無添加In0.52Al0.48
Asゲートバリア層7、不純物添加In0.53Ga0.47A
sキャップ層8のそれぞれが積層成長されており、キャ
ップ層8上にソース電極9とドレイン電極10が形成さ
れている。尚、ゲートバリア層7は、ショットキー層あ
るいはショットキーバリア層とも呼ばれている。又、本
実施例では、チャネル層3を第1の半導体層とし、ゲー
トバリア層7、ドナー層5、スペーサ層4のInAlA
s層を第2の半導体層とし、挿入層6を第3の半導体層
として説明を続ける。ソース電極9とドレイン電極10
の間にはリセス11が形成されている。リセスはキャッ
プ層8のみがエッチング除去されており、リセス11内
にはゲート電極12が形成されている。本デバイスの前
記不純物無添加In0.53Ga0.47Asチャネル層3には
2次元電子ガスが形成され、ゲート電極12に電圧を印
加することでこの2次元電子ガス量を制御し、デバイス
動作させる。図2は、本デバイスのバンド図であり、
(a)は同構造に対するオーミック電極からみたバンド
図で、(b)は同構造に対し、ゲート電極からみたバン
ド図である。ゲート電極12はIn0.52Al0.48Asゲ
ートバリア層7上にのっているので良好な耐圧が得られ
る。ノンアロイオーミック電極はIn0.53Ga0.47As
キャップ層8上にのっており、そのショットキー障壁高
さは小さく、また、In0.53Ga0.47Asキャップ層8
からIn0.53Ga0.47Asチャネル層3までの間にはI
nAlAs層が複数層にわたって存在するが、途中In
組成の異なるInx Al1-x As挿入層6が挿入されて
いるため、伝導帯はその部分のIn組成xによって異な
る。InGaAsキャップ層8の厚みを50nm、ゲー
トバリア層7の厚みを5nm、ドナー層の厚みを20n
m、ドナー層のドーピングを2.5×1018cm-3とし
た場合、挿入Inx Al1-x Asの厚みを5nm、xを
ゲートバリア層7と同じ組成の53%にした場合のオー
ミック電極(ソース電極及びドレイン電極)に於けるコ
ンタクト抵抗は0.5Ωmmであった。一方このxを8
0%とした場合のコンタクト抵抗は0.1Ωmmであっ
た。電極材料としてはTi/Pt/Auを用いた。図2
からわかるように、第3の半導体層として、ゲートバリ
ア層7とドナー層5の間に、第3の半導体層としてのI
nx Al1-x As挿入層6を挿入したので、伝導帯の図
の矢印領域(X,Y)において、曲がりを生じ、その部
分の伝導帯を下げ、InGaAsキャップ層からInG
aAsチャネル層へ電子が流れるときのInAlAs層
に対する電子のトンネル効率を上げる。その結果とし
て、ノンアロイオーミック電極形成時のオーミック抵抗
を低減できる。
【0010】以上、これらの実施例においては特定の材
料、特定の具体的数字を挙げて説明したがこれは理解を
容易にするためのものであり、例えば前記オーミック電
極に用いる金属として使用できるものはTi/Pt/A
uに限るものではなく、WやWSi,Moなどでもよ
く、この金属組成が本発明の本質的な効果に変化をもた
らせるものではない。又、各層の厚さに関しても、必ず
しもここに例として示したものに限らない。更に、本実
施例に於いては挿入する前記第3の半導体層としてIn
の組成が80%のInAlAsを用いたが、この場合の
前記第3の半導体層として例えばInGaAsやInA
lGaAsなどの材料も考えられ、バンドギャップがI
nAlAs層よりも小さく設定できる材料であるならば
ここに述べた材料に限らず同様の効果が期待できる。
料、特定の具体的数字を挙げて説明したがこれは理解を
容易にするためのものであり、例えば前記オーミック電
極に用いる金属として使用できるものはTi/Pt/A
uに限るものではなく、WやWSi,Moなどでもよ
く、この金属組成が本発明の本質的な効果に変化をもた
らせるものではない。又、各層の厚さに関しても、必ず
しもここに例として示したものに限らない。更に、本実
施例に於いては挿入する前記第3の半導体層としてIn
の組成が80%のInAlAsを用いたが、この場合の
前記第3の半導体層として例えばInGaAsやInA
lGaAsなどの材料も考えられ、バンドギャップがI
nAlAs層よりも小さく設定できる材料であるならば
ここに述べた材料に限らず同様の効果が期待できる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、オーミック抵抗を低減
できるノンアロイオーミック電極の実現が可能となる。
また、従来のようにキャップ層の組成や材料に変化を用
いることを一切していないので、電界効果トランジスタ
に於けるリセス構造の採用が容易であり、プロセス条件
な煩雑さを招かずに済む。
できるノンアロイオーミック電極の実現が可能となる。
また、従来のようにキャップ層の組成や材料に変化を用
いることを一切していないので、電界効果トランジスタ
に於けるリセス構造の採用が容易であり、プロセス条件
な煩雑さを招かずに済む。
【図1】本発明による電界効果トランジスタの要部切断
面図である。
面図である。
【図2】図2(a)はオーミック電極直下におけるエネ
ルギーバンド図であり、図2(b)はゲート電極直下に
おけるエネルギーバンド図である。
ルギーバンド図であり、図2(b)はゲート電極直下に
おけるエネルギーバンド図である。
1 半絶縁性InP基板 2 InAlAsバッファ層 3 InGaAsチャネル層 4 InAlAsスペーサ層 5 InAlAsドナー層 6 Inx Al1-x As挿入層 7 InAlAsゲートバリア層 8 InGaAsキャップ層 9 ソース電極 10 ドレイン電極 11 リセス 12 ゲート電極
Claims (3)
- 【請求項1】 半絶縁性半導体基板上に形成されてなる
半導体装置であって、電子が蓄積されてなるチャネルを
構成する第1の半導体層を備え、かつ該チャネルに比べ
表面側に該チャネルよりも小なる電子親和力をもつ第2
の半導体層を備え、該第2の半導体層中に、該第2の半
導体層よりも低く伝導帯を形成しながら電子の蓄積を生
じさせない範囲で伝導帯不連続量をもつような第3の半
導体層が挿入されてなることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記第2の半導体層がInAlAsから
なることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記第1の半導体層がInGaAsチャ
ネル層であり、前記第2の半導体層がInAlAsゲー
トバリア層、InAlAsドナー層、及びInAlAs
スペーサ層であり、前記第3の半導体層が、Al組成比
の低いInAlAs層であることを特徴とする請求項1
又は2記載の半導体装置。
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