JP2676672B2 - コアとシェルの間に改善された相結合を有するコア/シェル分散粒子のグラフト共重合体ラテックスの製造方法 - Google Patents

コアとシェルの間に改善された相結合を有するコア/シェル分散粒子のグラフト共重合体ラテックスの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二工程乳化重合法にお
けるコアとシェルの間に改善された相結合を有するコア
/シェル分散粒子のグラフト共重合体ラテックスの製
造、その方法により製造された分散液および、それから
得られるグラフト共重合体を含む各種用途の材料に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決すべき課題】二工程乳化重
合の助けによる微粒子グラフト重合体の製造は知られて
いる。この方法において、重合体分散液は乳化重合の助
けによって第一工程において生成され、次いで第二工程
において、別の重合体のシェルが従来の開始剤および別
の単量体を軽量しながら供給することにより前記重合体
分散体上にグラフトされる。この方法はまた、とりわ
け、硬質単量体を使用して、0℃よりも低いガラス転移
温度により特に特徴づけられる、弾性体の重合体分散粒
子にグラフトするために使用される。そのような手順
は、エチレン/酢酸ビニルゴム上に塩化ビニルをグラフ
ト重合するための西独特許公開第3743142号明細
書に記載されている。二工程法で合成されるこれらすべ
ての微粒子グラフト重合体の製造において、主要な問題
はグラフト基材に対するグラフトシェルの結合である。
不十分な相結合の場合には、対応する成形品の力学的性
質は事実上一般に不満足である。先行技術は、相結合を
向上するための多数の基準を既に開示してきた。
【0003】ヨーロッパ特許出願発行番号第23193
3は、いわゆるグラフト結合性単量体の使用を開示して
いる。定義により、それらは異なる反応性の複数のC=
C二重結合を有する多官能単量体であり、それらは皆第
一工程のフリーラジカル重合において反応するとは限ら
なくて、それらのいくつかはそれゆえグラフトされる単
量体に結合するために第二工程において役立つ。ここで
不利な点は、これらの多官能単量体のいくつかはまた第
一重合工程において架橋剤として作用することである。
その上、より少ない反応性二重結合は第一反応工程にお
いて遅延効果を有することがしばしば観察される。した
がって、これらのグラフト結合性単量体は、グラフト基
材中に任意の所望量を導入することができない。
【0004】グラフト率を向上するためのグラフト基材
中の共単量体としてのアクリル酸ヒドロキシアルキルの
使用は、西独特許公開第4006643号明細書に特許
請求されている。この方法の不利な点は、それらの共重
合パラメータによって、そこに提案されたアクリル酸ヒ
ドロキシアルキルは、第一工程においてすべてのビニル
単量体と共重合することができないことである。
【0005】開始剤のそれ以上の添加なしに第二工程に
おいてグラフト重合を開始することができるいわゆる巨
大開始剤を生じるためにグラフト基材の単量体と一緒に
第一工程において共重合される共重合可能な過酸化物開
始剤の使用は、特許文献、例えば西独特許公開第413
5984号明細書およびその中に引用された文献に幾度
もすでに記載されてきた。これらのすべての方法の不利
な点は、巨大開始剤を生じるために第一工程における共
重合の費用であり、そこでは過酸化物の機能が破壊され
ないことを確実にするために注意を払わなければならな
い。
【0006】西独特許公開第4000543号明細書の
方法において、粒子表面にヒドロペルオキシド基を有す
る微粒子の巨大開始剤の「その位置での」生成が特許請
求されている。この目的のために、エマルジョン中に生
成されたグラフト基材は、水溶性の過酸化物および大気
の酸素によって処理される。この刊行物によれば、ヒド
ロペルオキシド基が粒子表面に生成し、それらの基は還
元剤の助けによって第二工程のグラフト工程において活
性化され、そしてグラフトされる重合体シェルに対する
固着基として最終的に作用する。この方法の不利な点
は、分子の酸素の使用であり、そのジラジカル特性によ
り、フリーラジカル反応に遅延効果を有し、それゆえ次
のグラフト重合の前に費用の掛かる手順により除去され
なければならないことが知られている。
【0007】それゆえ、本発明の目的は、それによって
上述の手順の不利な点を避けることができる、グラフト
基材とグラフトシェルの間に改善された結合を有する微
粒子のグラフト共重合体製造方法を開発することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、炭素原子数1
〜14個のアルコールの(メタ)アクリルエステル、炭
素原子数が1〜14個の飽和脂肪族カルボン酸のビニル
エステル、オレフィン、ビニル芳香族化合物、ハロゲン
化ビニルおよび/またはビニルエーテルよりなる群から
の1種類またはそれ以上に基づくラテックスが第一工程
において重合され、ここで a)過酸化水素および過酸化水素の添加の時にラテック
スの温度にて48時間以上(以下「>48時間」と表わ
す。)の半減期を有するフリーラジカルに分解するフリ
ーラジカル開始剤が、同時にまたは任意の順序で第一工
程の重合体ラテックスに添加され、そして b)第二工程において、この混合物が、フリーラジカル
開始剤が48時間以下(以下「<48時間」と表わ
す。)の半減期を有するフリーラジカルに分解される温
度にまで加熱されおよび/または還元剤が添加され、そ
して c)20℃以上(以下「>20℃」と表わす。)のガラ
ス転移温度Tgを有するホモポリマーを生成する1種類
またはそれ以上の単量体を含有するグラフト単量体相の
添加後、ラテックス重合体が、必要ならば別の還元剤と
一緒に、グラフトされる、二工程乳化重合法におけるコ
アとシェルの間に改善された相結合を有するコア/シェ
ル分散粒子のグラフト共重合体ラテックスの製造方法に
関する。
【0009】炭素原子数が1〜14個のアルコールのメ
タクリル酸エステルまたはアクリル酸エステルよりなる
群からの好ましい基材単量体は、メタクリル酸メチル、
アクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸エ
チル、メタクリル酸イソプロピル、アクリル酸イソプロ
ピル、アクリル酸tert−ブチル、アクリル酸n−ブ
チルおよびアクリル酸エチルヘキシルである。炭素原子
数が1〜14個の飽和脂肪族カルボン酸のビニルエステ
ルよりなる群から次のものが好ましい:酢酸ビニル、2
−エチルヘキサン酸ビニル、酢酸イソプロピル、プロピ
オン酸ビニル、ラウリン酸ビニルおよび炭素原子数が9
〜10個のバーサチック酸(商標)ビニルエステル(飽
和α−分枝モノカルボン酸のビニルエステル、シェル社
の市販製品)。さらに、エチレン、プロピレンおよび
1,3−ブタジエンがオレフィンよりなる群から好まし
く、塩化ビニルがハロゲン化ビニルよりなる群から好ま
しく、そしてスチレンが好ましいビニル芳香族化合物で
ある。
【0010】必要ならば、本発明に係る共重合体は、基
材の単量体として、共重合体に基づいて、10重量%ま
でのエチレン性に不飽和の官能性単量体を更に含有して
もよい。これらの例は、メタクリル酸、アクリル酸また
はフマル酸のようなモノまたはジカルボン酸およびそれ
らのアミド、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸
2−ヒドロキシプロピルまたはN−メチロールアクリル
アミドのようなヒドロキシル官能基を有する単量体、ス
ルホン酸ビニルまたはスルホン酸2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンのようなスルホン酸エステル官能基
を有する単量体、および飽和または不飽和C4またはC
10ジカルボン酸のジビニルまたはジアリルエーテル、例
えばアジピン酸ジビニルまたはシアヌル酸トリアリルの
ような多不飽和単量体である。
【0011】酢酸ビニル、酢酸イソプロペニル、プロピ
オン酸ビニル、2−エチルヘキサン酸ビニル、ラウリン
酸ビニル、塩化ビニルおよび/またはエチレンまたは架
橋ポリアクリル酸ブチル共重合体よりなる群からの1種
類またはそれ以上の共単量体を含有する共重合体は特に
好ましい。0.01〜5.0重量%の規定された多不飽
単量体によって特に架橋されている、0〜50重量%の
エチレン、50〜100重量%の酢酸ビニルを含有する
共重合体は特に好ましく、重量%表示のデータは総計で
100重量%になる。
【0012】ラテックスは、好ましくは乳化液中でフリ
ーラジカル重合により製造される。重合は、0〜90℃
の範囲に及ぶ温度でフリーラジカル開始剤により開始さ
れる。好ましい乳化重合において、開始反応は水溶性フ
リーラジカル開始剤によって達成され、それらの開始剤
は、単量体の全重量に基づいて,0.01〜3.0重量
%の量にて好ましく使用される。これらの開始剤の例
は、アンモニウムおよびカリウムの過硫酸塩およびペル
オキソ二硫酸塩、過酸化水素、およびアゾビスイソブチ
ロニトリルまたはアゾビスシアノバレリン酸のようなア
ゾ化合物である。熱開始において、重合は好ましくは7
0〜90℃で行なわれる。比較的低温、好ましくは30
〜55℃で、フリーラジカルの生成は、アルカリ金属ホ
ルムアルデヒドスルホキシレート、アルカリ金属サルハ
イト、ビサルハイトおよびチオサルフェート並びにアル
コルビン酸のような、還元剤の助けによって加速するこ
とができる。
【0013】乳化重合において慣例的に使用されるすべ
てのアニオン性およびノニオン性乳化剤は、分散剤とし
て使用することができる。単量体の全重量に基づいて、
1〜6重量%の乳化剤が好ましく使用される。例えば、
炭素原子数8〜18個の鎖長のアルキルサルフェート、
疎水性基中に8〜18個の炭素原子および40個のエチ
レンオキシドまたはプロピレンオキシド単位を有するア
ルキルアリールエーテルサルフェート、炭素原子数が8
〜18個のアルキルまたはアルキルアリールスルホネー
ト、スルホコハク酸と1価アルコールまたはアルキルフ
ェノールとのエステルおよび半エステルが適している。
適当なノニオン性界面活性剤は、例えば、8〜40個の
エチレンオキシド単位を有するアルキルポリグリコール
エーテルまたはアルキルアリールポリグリコールエーテ
ルである。
【0014】一般に2.5〜10、好ましくは3〜8で
ある、重合にとって望ましいpH範囲は、酸、塩基また
はアルカリ金属リン酸塩またはアルカリ金属炭酸塩のよ
うな従来の緩衝塩によって既知の方法で得ることができ
る。慣例的に使用される調節剤、例えばメルカプタン、
アルデヒドおよびクロロ炭化水素は、重合において分子
量を確立するために添加することができる。
【0015】重合は、種ラテックスを使用してまたは使
用しないで、反応混合物のすべてのまたは個々の成分の
初期導入によって、または反応混合物の部分的初期導入
および次の個々の成分の計量供給によって、または初期
導入なしの計量供給方法によってバッチ様式でまたは連
続的に行うことができる。すべての計量供給は、好まし
くは特定の成分が消費される速度で達成される。
【0016】好ましいと言われそしてエチレンおよびビ
ニルエステルを含有する共重合体のラテックスの製造に
好ましい手順において、絶対圧10〜90バールのエチ
レン圧が重合の開始において確立され、エチレンの続く
押込みにより一定に維持される。ビニルエステル共単量
体は、好ましくは5〜20重量%の量を最初に取り入れ
られ、残りは重合の間に計量しながら供給される。エチ
レン性に不飽和の官能性共単量体は、完全に計量しなが
ら供給されるかまたは最初に一部導入されて残りは重合
の間に計量しながら供給される。乳化剤は任意の手順に
より添加してよいが、好ましくは、若干の乳化剤が最初
に導入されて残りは重合の間に計量しながら供給され
る。
【0017】ラテックスの重合は、ラテックスの全重量
に基づいて、残留単量体含量が1重量%よりも少なく、
20〜65重量%の固体含量が生じるような方法で行な
われる。
【0018】グラフト基材とグラフトされる重合体シェ
ルの間の相結合を改善するために、ヒドロペルオキシド
基がラテックス粒子の粒子表面に、本発明に係る方法に
より、過酸化水素を使用するラテックス重合体の処理に
より生成される。この目的のために、過酸化水素および
過酸化水素処理の間にラテックスの温度で>48時間の
半減期を有するフリーラジカルに分解するフリーラジカ
ル開始剤が、重合体ラテックスに、同時にまたは任意の
順序で添加される。
【0019】各々の場合に第一工程のラテックス重合体
の重量に基づいて、好ましくは0.1〜20重量%、特
に0.1〜10重量%の過酸化水素が添加される。添加
は、混合物を放置したままにしておくかまたは攪拌する
ことを可能にする、20〜40℃のラテックスの温度
で、好ましくは過酸化水素の添加後、言及された温度範
囲で、更に30分〜12時間の間に達成される。特に好
ましい実施態様において、ラテックス重合体に基づい
て、触媒量の、好ましくは0.001〜0.01重量%
の、複数の酸化状態を生じ得る重金属の塩、例えば硫酸
鉄(II)のような鉄塩もまた過酸化水素と一緒に添加さ
れる。
【0020】過酸化水素処理後、混合物をフリーラジカ
ル開始剤が<48時間の半減期を有するフリーラジカル
に分解する温度まで加熱する。代わりに、フリーラジカ
ル開始反応を還元剤を添加することにより更に加熱する
ことなしに達成してもよい。
【0021】グラフト反応を開始するために適している
フリーラジカル開始剤の例は、過硫酸アンモニウム、過
硫酸カリウム、ペルオキソ二硫酸アンモニウム、ペルオ
キソ二硫酸カリウムのような水溶性フリーラジカル開始
剤、またはアゾビスイソブチロニトリルまたはアゾビス
シアノバレイン酸のような水溶性アゾ化合物である。適
当な還元剤は、アルカリ金属ホルムアルデヒドスルホキ
シレート(ロンガリット、ブリュゴリッテ)、アルカリ
金属サルハイト、ビサルハイトおよびチオサルフェート
並びにアスコルビン酸のような、レドックス開始剤系に
慣例的に使用されるものである。還元剤および/または
水溶性フリーラジカル開始剤は、グラフト単量体相に基
づいて、好ましくは0.01〜3.0重量%の量で使用
される。
【0022】過酸化水素処理後、必要ならば温度平衡に
達した後、グラフトされる単量体を、必要ならば還元剤
と一緒に計量しながら供給する。グラフト単量体相は、
>20℃のガラス転移温度Tgを有するホモポリマーを
生成する1種類またはそれ以上の単量体を含有する。ス
チレン、ビニルトルエン、メタクリル酸メチル、塩化ビ
ニルまたはこれらの単量体の混合物が好ましくグラフト
される。グラフト単量体は、グラフト共重合体に基づい
て、グラフト重合体シェルの割合が5〜95重量%であ
るような量で添加される。
【0023】グラフトは、選ばれた開始剤系に依存し
て、30〜90℃の温度で行なわれる。必要ならば、グ
ラフト共重合体の全重量に基づいて、0.1〜5.0重
量%の上述のノニオン系またはアニオン系乳化剤もグラ
フトのために添加することができる。好ましい実施態様
において、還元剤は、グラフト単量体の添加の終了後
に、ラテックスの全重量に基づいて、残留単量体含量が
1重量%より少なくなるまで、続いて計量しながら供給
される。本発明に係る方法により製造されたグラフト共
重合体分散液の固形物含量は、20〜65重量%であ
り、そしてラテックスは、固形物含量を確立するため
に、過酸化水素処理前に水で適当に希釈することが可能
である。
【0024】グラフト共重合体を単離するための作業
は、例えば、噴霧乾燥またはドラム乾燥または凝集に続
いて乾燥により行うことができる。
【0025】本発明は更に、本発明に係る方法により製
造され、炭素原子数が1〜14個のアルコールの(メ
タ)アクリル酸エステル、炭素原子数が1〜14個の飽
和脂肪族カルボン酸のビニルエステル、オレフィン、ビ
ニル芳香族化合物、ハロゲン化ビニルおよび/またはビ
ニルエステルよりなる群からの1種類またはそれ以上の
単量体を含有するコア、および>20℃のガラス転移温
度を有するホモポリマーを生成する1種類またはそれ以
上の単量体からなるシェルを有するグラフト共重合体お
よびグラフト共重合体ラテックスに関する。そのコアが
Tg<20℃のガラス転移温度を有する架橋弾性体の重
合体からなるコア/シェル分散粒子が好ましい。酢酸ビ
ニルおよびエチレンを含有する架橋コアまたはアクリル
酸ブチルを含有する架橋コアを有するグラフト共重合体
が特に好ましく、シェルはスチレン、メタクリル酸メチ
ルおよび/または塩化ビニルからなる。
【0026】本発明は更に、繊維製品分野のためおよび
エマルジョン塗料の水性バインダーとして並びにプラス
ターの接着剤として本発明によって製造されたグラフト
共重合体ラテックスの使用に関する。分散液が作り上げ
られた後に得ることができるグラフト共重合体は、軟質
成形品(熱可塑性弾性体)に順応する製造のための熱可
塑性成形材料として、ポリマーアロイの相混和性を改良
または付与するための添加剤として、および不飽和ポリ
エステル(UP)樹脂添加剤として使用するために適
している。
【0027】本発明による手順においては、ヒドロペル
オキシド基は、過酸化水素処理によりグラフト基材の粒
子表面に生成される。グラフト反応は、次いでヒドロペ
ルオキシド基の熱または還元性活性化により次の工程に
おいて行なわれる。粒子表面にその時生成されたフリー
ラジカルにより、高度のグラフトが、直接比例的なやり
方で、それから生成された成形品の改善された機械的性
質に上昇を与えることを必然的に生じさせられる。先行
技術によって知られている手順に比べて、本発明の方法
は、グラフト結合性単量体の共重合と対照をなして、グ
ラフト基材の製造、および巨大開始剤の共重合と対照を
なして、グラフト工程は更に困難になされていなくそし
て、大気圧の酸素による処理と対照をなして、遅延効果
が生じないという利点を有する。
【0028】
【実施例】次の実施例は、本発明を更に説明するために
役立つ。
【0029】実施例1 グラフト基材として架橋エチレン/酢酸ビニル分散体の
製造 先ず、4種類の溶液を調製した: 開始剤溶液I:0.25重量部の過硫酸カリウムを5.
5重量部の水に溶解した。 開始剤溶液II:0.45重量部の過硫酸カリウムを1
4.6重量部の水に溶解した。 単量体溶液:0.45重量部のアジピン酸ジビニルを9
0重量部の酢酸ビニルに溶解した。 予備乳化液:0.8重量部の2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸ナトリウムおよび2.2重量
部のスルホコハク酸ジイソヘキシル(シアナミド社製の
Aerosol MA80)を42重量部の水に乳化さ
せた。攪拌されているオートクレーブ中で、9.75重
量部の酢酸ビニル、0.25重量部のスルホン酸ビニル
および0.515重量部のスルホコハク酸ジイソヘキシ
ル(シアナミド社製のAerosol MA80)を7
5℃まで加熱して80バールのエチレンを添加した。温
度平衡に達した後、上記の開始剤Iを10分間の間に添
加し、3種類の別の溶液を計量しながら供給した。計量
供給速度は、単量体溶液および予備乳化液の場合には5
時間の計量供給時間に、そして開始剤溶液IIの場合には
6時間の計量供給時間に対応するように選んだ。
【0030】50.2重量%の固形物含量および単一様
式の粒径分布を有する細かく分割された分散液が生じ、
平均粒径は172nmであった。共重合体は、41重量
%のエチレン含量を有し、重合体樹脂のガラス転移温度
(DSC)は−26.5℃であった。そのK値(THF
中の)は42.1であった。
【0031】実施例2 5重量%の過酸化水素で予備処理後のグラフト重合 1.070gの実施例1からのEVA分散液、61.6
gの35%濃度H22溶液および2.08gの過硫酸カ
リウムを、内部温度計、還流冷却器および攪拌機を有す
る容量3リットルのガラスフラスコ中に最初に取り入
れ、室温で2時間攪拌した。その後、混合物を65℃ま
で加熱した。温度平衡に達した後、108mlの水に溶
解した1.65gのヒドロキシメタンスルフィン酸のナ
トリウム塩(ブリュゴリッテ)、および180gのスチ
レン、2.88gのAerosolMA80および12
5mlの水からなる予備乳化液を3時間にわたって計量
しながら供給した。反応を65℃で1時間攪拌すること
により完了させた。
【0032】43.3重量%の固形物含量および単一様
式の粒径分布を有する細かく分割された分散液が得ら
れ、平均粒径は192nmであった。微粒子のグラフト
重合体は2相を有し、そのガラス転移温度(DSC)は
−25.1℃および+101.8℃であった。K値(T
HF中の)は42.1であった。残留単量体含量は、
0.88重量%として定量された。
【0033】実施例3 10重量%の過酸化水素で予備処理後のグラフト重合 123gの35%濃度H22溶液を最初に導入された混
合物中に攪拌したこと以外は、手順は実施例2と同様で
あった。
【0034】44.3重量%の固形物含量および単一様
式の粒径分布を有する細かく分割された分散液が得ら
れ、平均粒径は181nmであった。微粒子のグラフト
重合体は2相を有し、ガラス転移温度(DSC)は−2
6℃および+102.3℃であった。K値(THF中
の)は38.9であった。残留単量体含量は、0.57
重量%として定量された。
【0035】比較例1 過酸化水素による予備処理なしのグラフト重合 過酸化水素をグラフト反応前に添加しなかったこと以外
は、手順は実施例2および3と同様であった。
【0036】43.1重量%の固形物含量および単一様
式の粒径分布を有する細かく分割された分散液が得ら
れ、平均粒径は180nmであった。微粒子のグラフト
重合体は2相を有し、ガラス転移温度(DSC)は、−
25.1℃および+100.1℃であった。K値(TH
F中の)は36.9であった。残留単量体含量は0.9
8重量%として定量された。
【0037】性能特性の試験: 試験体の調製 生成物の品質および加工性に関して試験するために、分
散液を10%濃度のCaCl2溶液を添加して凝集さ
せ、得られた凝塊を濾過、洗浄および乾燥して白色の、
さらさらした粉体を得た。
【0038】170℃の研究室のロールミルによって初
めに加工を行った。練られた生成物を次に170℃およ
び10MPaで加圧して1mm厚のシートを得た。
【0039】試験方法:シートをDIN53,505に
よってショアA硬度を、DIN53,504によって引
張り強さおよび破壊伸度を、そしてDIN53,515
によって引裂強さを測定するために使用した。試験結果
を表1に要約する。
【0040】
【表1】
【0041】表1に示されるように、同様に20%だけ
増加する破壊伸度と共に約20%だけ引張り強度の増加
が、過酸化水素処理により得られた成形品に達成され
た。引裂強度は約75%ときわめて多く向上する。
【0042】以下、本発明の好適な実施態様を例示す
る。 1. 第一工程のラテックス重合体の重量に基づいて、
0.1〜20重量%の過酸化水素が添加される、請求項
1記載の方法。
【0043】2. 過酸化水素の添加が20〜40℃の
ラテックス温度にて達成される、請求項1または前項1
記載の方法。
【0044】3. 過酸化水素の添加後、混合物が放置
されるかまたは規定された温度範囲にて更に30分〜1
2時間攪拌される、請求項1、前項1または2のいずれ
かに記載の方法。
【0045】4. 複数の酸化状態において生じうる触
媒量の重金属の塩もまた過酸化水素と一緒に添加され
る、請求項1、前項1〜3のいずれかに記載の方法。
【0046】5. ラテックス重合体に基づいて、0.
001〜0.01重量%の、硫酸鉄(II)のような鉄塩
もまた、過酸化水素と一緒に添加される、請求項1、前
項1〜4のいずれかに記載の方法。
【0047】
【発明の効果】以上、述べてきた通り、本発明の方法に
より、グラフト基材とグラフトシェルの間に改善された
結合を有する微粒子のグラフト共重合体を得ることがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 263/04 MQL C08F 263/04 MQL 265/04 MQM 265/04 MQM C08L 67/06 LPB C08L 67/06 LPB C09D 151/06 PGX C09D 151/06 PGX

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素原子数が1〜14個のアルコールの
    (メタ)アクリル酸エステル、炭素原子数が1〜14個
    の飽和脂肪族カルボン酸のビニルエステル、オレフィ
    ン、ビニル芳香族化合物、ハロゲン化ビニルおよび/ま
    たはビニルエーテルよりなる群からの1種類またはそれ
    以上に基づくラテックスが第一工程において重合され、 ここで a)過酸化水素および過酸化水素の添加の時にラテック
    スの温度にて48時間以上の半減期を有するフリーラジ
    カルに分解するフリーラジカル開始剤が、同時にまたは
    任意の順序で第一工程の重合体ラテックスに添加され、
    そして b)第二工程において、この混合物が、フリーラジカル
    開始剤が48時間以下の半減期を有するフリーラジカル
    に分解される温度にまで加熱されおよび/または還元剤
    が添加され、そして c)20℃以上のガラス転移温度Tgを有するホモポリ
    マーを生成する1種類またはそれ以上の単量体を含有す
    るグラフト単量体相の添加後、ラテックス重合体が、必
    要ならば別の還元剤と一緒に、グラフトされる、 二工程乳化重合法におけるコアとシェルの間に改善され
    た相結合を有するコア/シェル分散粒子のグラフト共重
    合体ラテックスの製造方法。
  2. 【請求項2】 それらのコアが酢酸ビニルおよびエチレ
    ンまたはアクリル酸ブチルを含有する架橋された、弾性
    体の重合体からなり、そしてシェルがスチレン、メタク
    リル酸メチルおよび/または塩化ビニルよりなる、請求
    項1に記載の方法により製造されたグラフト共重合体ラ
    テックス。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のグラフト共重合体を含
    む、繊維製品用及びエマルジョン塗料用水性バインダー
    並びにプラスター用接着剤。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のグラフト共重合体ラテッ
    クスから得られるグラフト共重合体を含む、軟質成形品
    (熱可塑性弾性体)に順応する製造のための熱可塑性成
    形材料。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のグラフト共重合体ラテッ
    クスから得られるグラフト共重合体を含む、ポリマーア
    ロイの相混和性を改良または付与するた めの添加剤。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のグラフト共重合体ラテッ
    クスから得られるグラフト共重合体を含む、不飽和ポリ
    エステル樹脂添加剤。
JP5329560A 1992-12-03 1993-12-02 コアとシェルの間に改善された相結合を有するコア/シェル分散粒子のグラフト共重合体ラテックスの製造方法 Expired - Lifetime JP2676672B2 (ja)

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