JP2002348339A - エチレン・ビニルエステル共重合体含有水性エマルジョンならびに該エマルジョンと多価イソシアネート化合物とを含有する接着剤 - Google Patents

エチレン・ビニルエステル共重合体含有水性エマルジョンならびに該エマルジョンと多価イソシアネート化合物とを含有する接着剤

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JP2002348339A
JP2002348339A JP2001155061A JP2001155061A JP2002348339A JP 2002348339 A JP2002348339 A JP 2002348339A JP 2001155061 A JP2001155061 A JP 2001155061A JP 2001155061 A JP2001155061 A JP 2001155061A JP 2002348339 A JP2002348339 A JP 2002348339A
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aqueous emulsion
adhesive
ethylene
emulsion
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JP2001155061A
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English (en)
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Yutaka Shibata
裕 柴田
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた常態接着強度および初期
接着強度を有し、しかも、耐熱性および煮沸繰り返し強
度のいずれにも優れた接着剤を与える水性エマルジョン
を提供する。 【解決手段】 エチレンおよびビニルエステル
を重合して得られる重合体(A)を含有する水性エマル
ジョンを製造し、次に、重合体(A)を含有する水性エ
マルジョンにアクリル酸エステルを添加して得られる重
合体(B)を含有する水性エマルジョンであって、重合
体(B)に含有される1級水酸基含有エチレン性不飽和
単量体単位が重合体(B)を含有する水性エマルジョン
の固形分重量に対して1%以下であり、重合体(A)と
重合体(B)のそれぞれのガラス転移温度が−30〜1
0℃および30〜120℃であることを特徴とする水性
エマルジョン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エチレン・ビニル
エステル共重合体を含有する水性エマルジョンを製造し
たのち、(メタ)アクリル酸エステルを添加して得られ
る重合体を含有する水性エマルジョン、ならびに、(メ
タ)アクリル酸エステルを添加して得られる重合体を含
有する水性エマルジョンと多価イソシナネート化合物を
含有する接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】接着剤用の水性エマルジョンとして、第
1段階としてガラス転移温度(以下、Tgという)が1
0〜40℃の酢酸ビニル重合体を含有する水性エマルジ
ョンを製造したのち、第2段階として、第1段階で得ら
れた水性エマルジョンに(メタ)アクリル酸エステルを
添加して得られる重合体の水性エマルジョンが特開平2
−302485号公報に報告されているが、第2段階で
得られた水性エマルジョンと多価イソシナネート化合物
とを含有する接着剤は、煮沸繰り返し強度が十分ではな
いという問題があった。接着剤の煮沸繰り返し強度を改
良するために、第1段階としてエチレン・ビニルエステ
ル共重合体を含有する水性エマルジョンを製造したの
ち、第2段階として第1段階で得られた水性エマルジョ
ンに(メタ)アクリル酸エステルと1級水酸基含有エチ
レン性不飽和単量体とを添加し、第2段階で得られた水
性エマルジョンに含まれる重合体のTgが50℃未満で
あることを特徴とする水性エマルジョンが特開平5−7
8643号公報に提案されている。そして、該公報に
は、第2段階で得られた水性エマルジョンに含まれる重
合体に1級水酸基含有エチレン性不飽和単量体単位を含
有しないと煮沸強度および初期接着強度が低下するこ
と、および、第2段階で得られた水性エマルジョンに含
まれる重合体に1級水酸基含有エチレン性不飽和単量体
単位含有していても、Tgが50℃以上の重合体である
と、得られる接着剤の常態接着強度および初期接着強度
が低下することが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近、水性エマルジョ
ンと多価イソシアネート化合物を含有する接着剤につい
て、ガラス転移温度で代表される耐熱性の高いもの、お
よび、煮沸繰り返し強度がさらに優れたものが求められ
るようになってきた。本発明の目的は、優れた常態接着
強度および初期接着強度を有し、しかも、耐熱性および
煮沸繰り返し強度のいずれにも優れた接着剤を与える水
性エマルジョンを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような状況下、本発
明者らが、第1段階としてエチレン・ビニルエステル共
重合体を含有する水性エマルジョンを製造したのち、第
2段階として第1段階で得られた水性エマルジョンに
(メタ)アクリル酸エステルを添加して得られる水性エ
マルジョンについて鋭意検討したところ、第1段階のエ
チレン・ビニルエステル共重合体が特定のTgを有し、
第2段階で得られる水性エマルジョンに含有される重合
体が1級水酸基含有エチレン性不飽和単量体単位を実質
的に含有することがなく、かつ、特定のTgであると、
かかる課題を解決する接着剤を与えることを見出し、本
発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は、エチレンおよびビニ
ルエステルを重合して得られる重合体(A)を含有する
水性エマルジョンを製造し、次に、重合体(A)を含有
する水性エマルジョンにアクリル酸エステルを添加して
得られる重合体(B)を含有する水性エマルジョンであ
って、重合体(B)に含有される1級水酸基含有エチレ
ン性不飽和単量体単位が重合体(B)を含有する水性エ
マルジョンの固形分重量に対して1%以下であり、重合
体(A)と重合体(B)のそれぞれのガラス転移温度が
−30〜10℃および30〜120℃であることを特徴
とする水性エマルジョン、ならびに、該エマルジョンと
多価イソシアネート化合物とを含有することを特徴とす
る接着剤である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、詳細に説
明する。本発明の重合体(A)は、エチレン単位とビニ
ルエステル単位を含む共重合体である。ここで、ビニル
エステル単位としては、例えば、酢酸ビニル、酪酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニル、ラウリン
酸ビニル、イソノナン酸ビニル、バーサチック酸ビニル
などのアルキル酸ビニルエステルなどが挙げられる。ビ
ニルエステル単位として、2種類以上のビニルエステル
単位を用いても良い。ビニルエステル単位の中でも、酢
酸ビニルが好適である。
【0007】重合体(A)におけるエチレン単位とビニ
ルエステル単位の重量比率としては、ビニルエステル単
位100部に対して、通常、5〜70部程度であり、好
ましくは10〜50部程度である。エチレン単位が5部
以上の場合には作業性、初期接着性、耐水性が向上する
傾向にあることから好ましく、70部以下の場合には、
常態接着強度、煮沸繰返し強度が向上する傾向にあるの
で好ましい。
【0008】重合体(A)の単量体単位として、エチレ
ン単位、ビニルエステル単位の他に、これらと共重合可
能な単量体単位を含有していても良く、具体的には、塩
化ビニル、臭化ビニルなどのハロゲン化ビニル;塩化ビ
ニリデン等のハロゲン化ビニリデン類;ビニルホスホン
酸、ビニルスルホン酸およびそれらの塩などのビニル化
合物;スチレン、αーメチルスチレン、クロロスチレン
等の芳香族ビニル;メタクリル酸、アクリル酸などの
(メタ)アクリル酸;(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチル
ヘキシル等の(メタ)アクリル酸エステル;マレイン
酸、無水マレイン酸、コハク酸、イタコン酸等のα,β-
不飽和ジカルボン酸類;(メタ)アクリロニトリル等の
ニトリル類;N-メチロールアクリルアミド、N-ブトキシ
メチルアクリルアミド等のアクリルアミド類;ブタジエ
ン、イソプレン等の共役ジエン類;スルホン酸アリル、
ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレート、トリア
リルイソシアヌレートなどのアリル化合物等が例示され
る。
【0009】重合体(A)を含有する水性エマルジョン
は、通常、前記の単量体を乳化重合することによって製
造することができる。ここで、乳化重合に使用される乳
化剤としては、アニオン系、カチオン系、ノニオン系な
どの界面活性剤;でんぷん、変性でんぷん、酸化でんぷ
ん、アルギン酸ソーダ、カルボキシメチルセルロース、
メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロースなどの
水溶性高分子化合物、部分又は完全ケン化されたポリビ
ニルアルコール(以下、PVAという。)などの保護コ
ロイドなどが挙げられる。中でも、保護コロイドが好ま
しく、とりわけ、部分又は完全ケン化されたポリビニル
アルコールが好適である。PVAは、通常、平均重合度
が100〜3000程度、平均ケン化度80〜98モル
%程度である。また、カルボン酸、スルホン酸等を含有
する化合物で変性されたポリビニルアルコールであって
もよい。
【0010】重合体(A)を含有する水性エマルジョン
を製造する際に用いられるPVAの使用量としては、ビ
ニルエステル単位100部(重量基準)あたりPVAの
固形分0.5〜10部程度、好ましくは1〜8部であ
る。PVAの使用量が0.5部を以上の場合には、得ら
れる接着剤の初期接着性が向上する傾向にあり、該含有
量が10部以下の場合には、得られる接着剤の煮沸繰返
し強度などの耐水性が向上する傾向にあるので好まし
い。
【0011】更に、重合体(A)を含有する水性エマル
ジョンを製造する際にノニオン系界面活性剤を使用する
場合には、その使用量としては、重合体(A)のビニル
エステル単位100部(重量基準)に対してノニオン系
界面活性剤10部以下程度、好ましくは6部以下であ
る。ノニオン系界面活性剤の使用量が10部以下である
と、得られる接着剤の耐水性が向上する傾向にあるので
好ましい。ノニオン系界面活性剤としては、例えば、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルアリールエーテル、オキシエチレン・オキシ
プロピレンブロックコポリマーなどが挙げられる。
【0012】水系エマルジョンにおける重合体(A)の
平均粒径は、通常、0.5〜1.2μm程度であり、好
ましくは0.6〜1.0μmである。平均粒径が0.5
μm以上の場合は、得られる接着剤の初期接着性、耐熱
性及び耐水性が向上する傾向にあるので好ましい。一
方、平均粒子径が1.2μm以下の場合にはエマルジョ
ンの粒子が経時的に沈降しない傾向があるため、エマル
ジョンの均質性が向上したり、得られる接着剤を高速で
塗工する際の機械安定性が向上する傾向にあるので、好
ましい。
【0013】本発明で用いられる重合体(A)のTg
は、−30〜10℃である。Tgが−30℃以上の場合
は、得られる接着剤の初期接着性、耐熱性及び耐水性が
向上する傾向にあるので好ましい。一方、Tgが10℃
以下の場合には得られる接着剤の成膜性が改良されるの
で、常態接着強度の材破率が向上する傾向にあるので好
ましい。
【0014】重合体(A)を含有する水性エマルジョン
の製造方法を具体的に例示すると、耐圧容器にイオン交
換水、PVAを仕込み、ビニルエステル単位および、必
要に応じて、エチレンと共重合可能な単量体単位を添加
して乳化液を調製する。次に、窒素雰囲気とした後、3
0〜80℃程度、エチレン圧力0.5〜15MPa程度
に調整し、重合触媒として過硫酸塩、過酸化水素水など
の酸化剤、ロンガリットなどの還元剤を添加して重合す
る方法などが挙げられる。
【0015】重合体(A)を含有する水性エマルジョン
として、スミカフレックス400、401、305、455、410、5
00、510、700、751、900(以上、住友化学工業(株)
製)、パンフレックス OM-4000、OM-4200(以上、(株)
クラレ製)、ポリゾールEVA AD-2、AD-3、AD-4、AD-
5、AD-51、AD-56、AD-59、P-900(以上、昭和高分子
(株)製)、デンカEVAテックス #20、#30、#40M、#
60、#81、#82(以上、電気化学工業(株)製)等、市
販のエチレン・ビニルエステル共重合体の水性エマルジ
ョンをそのまま使用しても良い。
【0016】かくして得られた重合体(A)を含有する
水性エマルジョンに(メタ)アクリル酸エステルを添加
して得られる重合体(B)を含有する水性エマルジョン
が、本発明の水性エマルジョンである。ここで、添加さ
れる(メタ)アクリル酸エステルとしては、前記の(メ
タ)アクリル酸エステルと同様のものである。中でもメ
タクリル酸メチル、アクリル酸ブチルが好適である。
【0017】重合体(B)を製造する際に、ハロゲン化
ビニル、ハロゲン化ビニリデン類、ビニル化合物、芳香
族ビニル、ニトリル類、アクリルアミド類、アリル化合
物、(メタ)アクリル酸、α,β-不飽和ジカルボン酸
類、共役ジエン類等の(メタ)アクリル酸エステルと共
重合可能な単量体を添加しても良い。中でも、芳香族ビ
ニル、(メタ)アクリル酸が好ましく、とりわけ、スチ
レンが好適である。
【0018】重合体(B)に含有される単量体単位とし
て、アリルアルコール、ヒドロキシエチルアクリレー
ト,ヒドロキシエチルメタクリレート、カプロラクトン
変性(メタ)アクリル酸エステル、α,β−不飽和カル
ボン酸のN−アルキロールアミド類(N−メチロールア
クリルアミド、N−エタノールアクリルアミド、N−プ
ロパノールアクリルアミド、N−メチロールメタクリル
アミド、N−エタノールメタクリルアミド、N−メタノ
ールマレアミド等)などの1級水酸基含有エチレン性不
飽和単量体単位を、重合体(B)の水性エマルジョンの
固形分重量に対して1%以下含有しても良いが、0.1
%以下であることが好ましく、とりわけ、実質的に1級
水酸基含有エチレン性不飽和単量体単位を含有しないこ
とが好適である。1級水酸基含有エチレン性不飽和単量
体単位の含有量が重合体(B)を含有する水性エマルジ
ョンの固形分に対して1%以下であると、耐水性が向上
する傾向にあるので、好ましい。
【0019】本発明の重合体(B)のTgは、重合体
(A)を含有する水性エマルジョンに添加される単量体
の単独重合体のTgから、T.G.FOXの式(「エマルシ゛ョン
・ラテックスハント゛フ゛ック」280〜281頁、発行日 昭和50年3月25
日、発行所 株式会社 大成社)により求めることがで
きる。尚、重合体(B)を含む水性エマルジョンを乾燥
して得られたものを示差走査熱量計(DSC)によりT
gを測定すると、上記のTgと重合体(A)のTgの2
つを観測することができる。
【0020】重合体(B)のTgは、通常、30〜12
0℃であり、好ましくは45〜110℃であり、とりわ
け、50℃以上100℃以下が好適である。Tgが30
℃以上の場合は、得られる接着剤の耐熱性及び煮沸繰返
し強度が向上する傾向にあるので好ましい。一方、Tg
が120℃以下の場合には、得られる接着剤の成膜性が
改良されるので、常態強度の材破率が向上する傾向にあ
るので好ましい。重合体(B)のTgを高くするために
は、(メタ)アクリル酸メチルなどの(メタ)アクリル
酸低級アルキルエステルやスチレンなどの使用量を多く
すれば良い。
【0021】重合体(B)を含有する水性エマルジョン
の製造方法としては、例えば、重合体(A)を含有する
水性エマルジョンに、(メタ)アクリル酸エステル、必
要に応じて(メタ)アクリル酸エステル単位と共重合可
能な単量体単位を添加して乳化液を調製し、窒素雰囲気
下、30〜80℃に昇温し、重合触媒として過硫酸塩、
過酸化水素水などの酸化剤、ロンガリットなどの還元剤
を添加して重合する方法などが挙げられる。また乳化液
を調整する際、必要に応じて界面活性剤や保護コロイド
などの分散剤を添加することもできる。
【0022】重合体(A)を含有する水性エマルジョン
の固形分重量と、重合体(B)の製造時に添加される単
量体の重量比率としては、通常、9/1〜5/5であ
り、好ましくは8/2〜6/4である。上記の比率が9
/1よりも重合体(A)が少ない場合には煮沸繰返し強
度が向上する傾向があり、5/5よりも重合体(A)が
多い場合には初期接着性が向上する傾向があり、好まし
い。
【0023】本発明の接着剤は、かくして得られた水性
エマルジョンと多価イソシアネート化合物とからなる組
成物である。ここで、多価イソシアネート化合物として
は、例えば、分子内に2個以上のイソシアネート基を有
する化合物であり、具体的には、トリレンジイソシアネ
ート(TDI)、水素化トリメチロールプロパン・TD
Iアダクト、トリフェニルメタントリイソシアネート、
メチレンビス(ジフェニルイソシアネート)(MD
I)、水素化MDI、重合MDI、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、キシリレンジイソシアネート、4,4−
ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネート等が挙げられる。さらに、多価イソシ
アネート化合物として、ポリオールに過剰のポリイソシ
アネートで予めポリマー化した末端基がイソシアネート
基を持つプレポリマーを用いても良く、2種類以上の多
価イソシアネート化合物を用いても良い。接着剤におけ
る水性エマルジョンと多価イソシアネート化合物の重量
比率としては、水性エマルジョン(固形分)100部に
対して、多価イソシアネート化合物(固形分)は、通
常、5〜150部程度であり、好ましくは、20〜10
0部である。
【0024】接着剤には、水溶性高分子化合物;PV
A;ポリ(メタ)アクリル酸単位を含有するエマルジョ
ン;ポリ酢酸ビニルエマルジョン、ポリブタジエンエマ
ルジョン、スチレン・ブタジエン共重合体エマルジョ
ン、アクリロニトリル・ブタジエン共重合体エマルジョ
ン、ポリ(メタ)アクリル酸エステルエマルジョン、ポ
リ塩化ビニルエマルジョン、ポリクロロプレンエマルジ
ョン、ポリ塩化ビニリデンエマルジョン等の水性エマル
ジョンを、接着剤の性能を低下せしめない範囲で含有せ
しめても良い。中でも、水溶性高分子化合物;PVA;
ポリ(メタ)アクリル酸単位を含有するエマルジョン
等、水酸基、カルボキシル基などのイソシアネート基と
反応する官能基を含有する高分子化合物を接着剤に添加
することが好ましい。
【0025】接着剤には、さらに、例えば、尿素樹脂、
メラミン樹脂、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂、ク
レー、カオリン、タルク、炭酸カルシウムなどの充填
剤、防腐剤、防錆剤、消泡剤、発泡剤、増粘剤、粘度調
整剤、難燃剤、酸化チタンなどの顔料などの配合剤を含
有せしめても良い。
【0026】かくして得られた接着剤と多孔質素材とを
接着してなるものが、本発明の積層体である。ここで、
多孔質素材としては、例えば、綿、麻、絹、などの天然
繊維、ビスコースレーヨン、酢酸セルロースなどの化
繊、紙、布、木材などが挙げられる。また、接着剤をは
さむ被着材の一方が多孔質素材であれば、もう一方は、
例えば、鉄、鋼鉄、金、銀、銅、アルミニウム等の金
属、ガラス、石膏、陶磁器、セラミックスなどの無機
物、ポリオレフィン、ポリカーボネート、ポリスチレ
ン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリイミド、ポリア
ミド、エポキシ、ポリウレタン、ABS、ゴム等のプラ
スチックあるいは合成繊維、繊維強化複合材料、無機充
填剤等を含有するプラスチックなどの複合材料など非多
孔質素材を接着せしめても良い。
【0027】積層体を製造する際における接着剤の塗工
方法としては、例えば、はけ塗り、タンポ塗り、吹き付
け塗り、スプレー塗り、静電塗り、ローラー塗り、カー
テンフロー塗り、流し塗り、浸し塗り、電着塗り、粉体
塗装、ロールコーター塗り、ブレードコータ塗り、スク
リーン塗り、スピンコーターを用いる方法等が挙げられ
る。
【0028】本発明の積層体における接着剤の厚みとし
ては、通常、2〜200μm程度であり、好ましくは3
〜30μm程度である。厚みが上記の範囲である場合に
は接着性が向上する傾向にあるので、好ましい。
【0029】かくして得られた積層体は、例えば集成化
粧単板、構造用集成材、造作用集成材などといった木質
積層体、複合フロアなどの床材、断熱パネルなどといっ
た木質複合材のほか、紙、繊維、木材、金属類、無機質
材、各種プラスチックス等の複合材などに使用し得る。
中でも、木材同士を接着した集成材等の木質積層体に好
適に使用される。
【0030】
【実施例】以下に実施例を示して本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらによって限定されるもので
はない。例中の部および%は、特に断らないかぎり重量
基準を意味する。また、固形分は、予め乾燥させたアル
ミボードに水性エマルジョン約1gを正確に採取し、精
秤した後、105℃の恒温乾燥器に入れて2時間乾燥
し、採取された水性エマルジョンに対する得られた乾燥
物の重量比率(%)で求めた。
【0031】(実施例1) <水性エマルジョンの製造例>耐圧容器に、水に酢酸ビ
ニル100部、PVA(重合度800、ケン化度88%)5部、硫
酸第一鉄七水和物0.002部、酢酸ナトリウム0.06部及び
酢酸0.1部を溶解した溶液を添加した。次に、耐圧容器
内を窒素ガスで置換し、容器内を50℃まで昇温した後、
エチレンで5MPaまで加圧し、過硫酸ナトリウム0.13
8部を含む水溶液とロンガリット0.375部を含む水溶液と
を耐圧容器にほぼ連続的に添加して重合を開始させ、さ
らに容器内の液温を50℃に維持して5時間重合を続け
た。耐圧容器を冷却し、未反応のエチレンガスを除去し
た後、生成物を取り出した。酢酸ビニル単量体の残留量
は1%未満であった。酢酸ビニル単位100部に対してエ
チレン単位22部、固形分が55%、粘度1200mPa・s、ガ
ラス転移温度0℃のエチレン・酢酸ビニル(重合体A)
を含有する水性エマルジョンを得た。
【0032】次いで、得られた重合体Aの水性エマルジ
ョン100部にメチルメタクリレート(以下、MMA)/
ブチルアクリレート(以下、BA)=76/24の重量
比率で混合した混合液13.75部を添加したのち、攪拌し
ながら50℃まで昇温した。続いて、過硫酸ナトリウム
0.08部を含む水溶液とロンガリット0.08部を含む水溶液
とを2時間かけてほぼ連続的に添加したのち、さらに5
0℃にて1時間攪拌して、ガラス転移温度50℃の重合体
(B)を含有する固形分56.6%、粘度2000mPa・s
の水性エマルジョンを得た。
【0033】<接着剤および積層体の製造例>得られた
重合体(B)を含有する水性エマルジョン、PVA(ク
ラレ(株)製:ポバール217)15%水溶液、および
炭酸カルシウム(日東紛化(株)製:NS−100)を
見かけの重量比で40/40/20で配合したものを主
剤とした。接着剤は、この主剤100部に対し、ポリメ
チレンポリイソシアネート(住友バイエルウレタン
(株)製:スミジュール44V―20)を15部添加、
混合したものである。次に、2片の樺材柾目板(10m
m×25mm×30mm、含水量8%)のそれぞれ12
0g/m2ずつ、該接着剤を塗布し(両面で240g/
2)、塗布面同士を貼り合わせ、常態接着強度および
煮沸繰返し強度測定用の積層体は0.8MPa×24時
間圧締したのち得、初期接着性測定用の積層体は0.8
MPa×20分間圧締したのち得た。積層体の常態接着
強度、煮沸繰返し強度および初期接着性試験は以下の通
りであり、結果を表1にまとめた。
【0034】<常態接着強度>積層体を20℃×60R
h%で7日間養生した後、そのままの状態でJISK−
6852に準拠して圧縮剪断接着強度を測定した。 <煮沸繰返し強度>積層体を20℃×60Rh%で7日
間養生した後、沸騰水中に4時間浸漬し、60℃オーブ
ン中で20時間乾燥し、さらに沸騰水中に4時間浸漬し
た後、常温水に15分以上浸漬して試験片を常温まで冷
まし、試験片が濡れたままの状態でJIS K−685
2に準拠して圧縮剪断接着強度を測定した。 <初期接着性試験>得られた積層体をただちにJIS
K−6853に準拠して、圧締時間を20分の割裂強度
を測定した。
【0035】(実施例2〜6、比較例)表1に記載の配
合量で、実施例1に準じて水性エマルジョンを製造し
た。但し、エチレン含有量は得られた重合体(A)のT
gならびにその他の成分のTgおよび配合量から、T.
G.FOXの式を用いて求めた。得られた水性エマルジ
ョンから、実施例1と同様に接着剤および積層体を製造
し、それぞれの物性および性能を求めて、結果を表1に
記載した。尚、安定性は、得られた水性エマルジョンの
外観および製造後1ヶ月経過したときの粘度の状態から
判定した。作業性は、接着剤調整直後の接着剤の粘度
(25℃)に対し、90分後の接着剤の増粘倍率が2倍以
下のものを○、2〜3倍のものを△、3倍以上のものを
×とした。また、常態接着強度および煮沸繰返し強度を
求めたサンプルの剥離面を観察し、材破率(剥離面積の
すべてが樺材柾目板の破壊面であれば100%、すべて
が、接着剤と樺材柾目板の界面であれば0%)を求めて
[ ]内に記載した。
【0036】
【表1】
【0037】(表1の略称の説明) PVA:ポリビニルアルコール(平均重合度800、ケン
化度88%) HEC:ヒドロキシエチルセルロース NON:ノニオン界面活性剤 ANI:アニオン界面活性剤 2EHA:2−エチルヘキシルアクリレート(単独重合
体のTg=191 K) MMA:メタクリル酸メチル(単独重合体のTg=378
K) BA:アクリル酸n−ブチル(単独重合体Tg=219
K) St:スチレン(単独重合体Tg=373 K) 尚、Tgは「コロイド化学の進歩と実際」 504〜505頁
(発行日 昭和62年6月5日、発行所 日光ケミカルス゛株式
会社、日本サーファクタント工業株式会社)に記載の値を用い
た。
【0038】
【発明の効果】本発明の水性エマルジョンを用いた接着
剤は、接着剤を扱うときの作業性が良好で、耐熱性、初
期接着性、常態接着強度および煮沸繰返し強度のいずれ
にも優れた接着剤である。この優れた特性から、該接着
剤と多孔質材料からなる積層体は、集成化粧単板、構造
用集成材、造作用集成材などの木質積層体;複合フロア
などの床材;断熱パネルなどの木質複合材などに使用し
得る。また、紙、繊維、木材、などの多孔質材料と、該
接着剤と、金属類、無機質材、各種プラスチックなどの
非多孔質材料とを順次積層してなる積層体は、建築材
料、家具、電化製品などの筐体などに使用し得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 23/08 C08L 23/08 4J040 33/04 33/04 C09J 123/08 C09J 123/08 125/08 125/08 129/04 129/04 131/00 131/00 133/08 133/08 151/06 151/06 175/04 175/04 Fターム(参考) 4F100 AK12A AK21A AK51A AK70A AL05A AP01B BA02 CB00A DJ00B EH46 HB01B JA05A JJ03 JL11 JL11A JM01A YY00A 4J002 BB04W BB06W BG04X GL01 4J011 AA05 PA64 PC06 4J026 AA12 AC04 BA26 DA04 DB04 FA04 4J034 DP04 DP18 HA01 HA07 HA08 HA14 HA15 HC01 HC03 HC12 HC17 HC22 HC46 HC52 HC61 HC65 HC67 HC71 HC73 4J040 DA031 DA051 DA061 DB041 DD021 DE011 DE031 DF031 EF231 EF281 EF291 EF301 JA03 LA02 LA06 LA07 LA08 MA01 MA02 MA08 MA09 MA10 NA12 NA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エチレンおよびビニルエステルを重合して
    得られる重合体(A)を含有する水性エマルジョンを製
    造し、次に、重合体(A)を含有する水性エマルジョン
    にアクリル酸エステルを添加して得られる重合体(B)
    を含有する水性エマルジョンであって、重合体(B)に
    含有される1級水酸基含有エチレン性不飽和単量体単位
    が重合体(B)を含有する水性エマルジョンの固形分重
    量に対して1%以下であり、重合体(A)と重合体
    (B)のそれぞれのガラス転移温度が−30〜10℃お
    よび30〜120℃であることを特徴とする水性エマル
    ジョン。
  2. 【請求項2】水性エマルジョンが、重合体(A)の固形
    分重量と、重合体(B)を重合する際に添加される単量
    体の重量との比率が9/1〜5/5であることを特徴と
    する請求項1に記載の水性エマルジョン。
  3. 【請求項3】重合体(A)及び/又は重合体(B)を含
    有する水性エマルジョンに、ポリビニルアルコールを含
    有することを特徴とする請求項1又は2に記載の水性エ
    マルジョン。
  4. 【請求項4】重合体(A)におけるエチレン単位の含有
    量が、ビニルエステル単位100重量部に対して5〜7
    0重量部であることを特徴とする請求項1〜3いずれか
    に記載の水性エマルジョン。
  5. 【請求項5】重合体(B)を重合する際に、スチレンを
    用いて得られる重合体(B)を含有することを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の水性エマルジョン。
  6. 【請求項6】請求項1〜5いずれかに記載の水性エマル
    ジョンと多価イソシアネート化合物とを含有することを
    特徴とする接着剤。
  7. 【請求項7】接着剤における重量比率が、水性エマルジ
    ョン(固形分)100部に対して多価イソシアネート化
    合物(固形分)5〜150部であることを特徴とする請
    求項6に記載の接着剤。
  8. 【請求項8】請求項5又は6に記載の接着剤と多孔質素
    材とからなることを特徴とする積層体。
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