JP2671787B2 - 出力バッファ回路 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は出力バッファ回路に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】出力バッファ回路の第1の従来例は、図
8に示すように、入力信号Aおよび制御信号Cを入力と
する2NOR7と、2NOR7の出力を入力とする第1
のインバータ5と、インバータ5の出力をゲートに入力
し、ソース側が電源に接続された第1のP型MOSトラ
ンジスタ1と、ソース側が接地された第1のN型MOS
トランジスタ2と、入力信号Aおよび制御信号Cの反転
信号を入力とする2NAND8と、2NAND8の出力
を入力とする第2のインバータ6と、インバータ6の出
力がソース側と接続され、ドレイン側が第1のN型MO
Sトランジスタ2のゲートに接続され、外部電圧回路5
0からの信号をゲートSに入力するN型ノンドープトト
ランジスタ11で構成されたトランスファとを有し、第
1のP型MOSトランジスタ1と第1のN型MOSトラ
ンジスタ2のドレイン側が共通に接続されて出力信号B
を出力する。
8に示すように、入力信号Aおよび制御信号Cを入力と
する2NOR7と、2NOR7の出力を入力とする第1
のインバータ5と、インバータ5の出力をゲートに入力
し、ソース側が電源に接続された第1のP型MOSトラ
ンジスタ1と、ソース側が接地された第1のN型MOS
トランジスタ2と、入力信号Aおよび制御信号Cの反転
信号を入力とする2NAND8と、2NAND8の出力
を入力とする第2のインバータ6と、インバータ6の出
力がソース側と接続され、ドレイン側が第1のN型MO
Sトランジスタ2のゲートに接続され、外部電圧回路5
0からの信号をゲートSに入力するN型ノンドープトト
ランジスタ11で構成されたトランスファとを有し、第
1のP型MOSトランジスタ1と第1のN型MOSトラ
ンジスタ2のドレイン側が共通に接続されて出力信号B
を出力する。
【0003】この出力バッファ回路は、トランスファを
構成するN型ノンドープトランジスタ11を外部電圧回
路50から一定電圧をゲートSに入力することで電流能
力を定めた抵抗素子として用いて、特に第1のN型MO
Sトランジスタ2とゲート電位4の上昇を抑えることで
接地電位出力時に流れる放電電流を抑制し、出力信号B
を入力とする外部回路を含めた誤動作を防止している。
この出力バッファ回路は、特に接地電位出力時の放電電
流の電流変化量を抑制していることで、入力信号Aが入
力されて出力信号Bが出力されるまでの動作速度を速く
することが困難である。
構成するN型ノンドープトランジスタ11を外部電圧回
路50から一定電圧をゲートSに入力することで電流能
力を定めた抵抗素子として用いて、特に第1のN型MO
Sトランジスタ2とゲート電位4の上昇を抑えることで
接地電位出力時に流れる放電電流を抑制し、出力信号B
を入力とする外部回路を含めた誤動作を防止している。
この出力バッファ回路は、特に接地電位出力時の放電電
流の電流変化量を抑制していることで、入力信号Aが入
力されて出力信号Bが出力されるまでの動作速度を速く
することが困難である。
【0004】出力バッファ回路の第2の従来例は、図9
に示すように、入力信号Aをゲートに入力し、ソース側
が電源に接続された第3のP型MOSトランジスタ51
と、第3のP型MOSトランジスタ51のドレイン側が
ゲート3に接続され、ソース側が電源と接続された第1
のP型MOSトランジスタ1と、入力信号Aを入力とし
ソース側が接地された第4のN型MOSトランジスタ5
2と、第4のN型MOSトランジスタ52のドレイン側
がゲート4に接続され、ソース側が接地された第1のN
型MOSトランジスタ2と、ドレイン側が第3のP型M
OSトランジスタ51のドレイン側と接続され、ソース
側が第4のN型MOSトランジスタ52のドレイン側と
接続された第4のP型MOSトランジスタ53および第
5のN型MOSトランジスタ54とで構成されるトラン
スファとを有し、トランスファを構成する第4のP型M
OSトランジスタ53のゲートが接地され、第5のN型
MOSトランジスタ54のゲートTを外部から制御し、
第1のP型MOSトランジスタ1および第1のN型MO
Sトランジスタ2のドレイン側が共通に接続され、出力
信号Bを出力する。
に示すように、入力信号Aをゲートに入力し、ソース側
が電源に接続された第3のP型MOSトランジスタ51
と、第3のP型MOSトランジスタ51のドレイン側が
ゲート3に接続され、ソース側が電源と接続された第1
のP型MOSトランジスタ1と、入力信号Aを入力とし
ソース側が接地された第4のN型MOSトランジスタ5
2と、第4のN型MOSトランジスタ52のドレイン側
がゲート4に接続され、ソース側が接地された第1のN
型MOSトランジスタ2と、ドレイン側が第3のP型M
OSトランジスタ51のドレイン側と接続され、ソース
側が第4のN型MOSトランジスタ52のドレイン側と
接続された第4のP型MOSトランジスタ53および第
5のN型MOSトランジスタ54とで構成されるトラン
スファとを有し、トランスファを構成する第4のP型M
OSトランジスタ53のゲートが接地され、第5のN型
MOSトランジスタ54のゲートTを外部から制御し、
第1のP型MOSトランジスタ1および第1のN型MO
Sトランジスタ2のドレイン側が共通に接続され、出力
信号Bを出力する。
【0005】この出力バッファ回路は、出力信号Bを開
放状態と設定することはなく、常に電源電位または接地
電位を出力している。
放状態と設定することはなく、常に電源電位または接地
電位を出力している。
【0006】この出力バッファ回路は、トランスファを
構成する第5のN型MOSトランジスタ54のゲートT
を外部から制御することで、第1のP型MOSトランジ
スタ1から出力信号B側へ流れる電流と出力信号B側か
ら第1のN型MOSトランジスタ2へ流れる電流の立ち
上がりまたは立ち下がりの期間に差を生じさせ、貫通電
流を防いでいる。例えば、入力信号Aが電源電位から接
地電位へ変化した場合、第4のN型MOSトランジスタ
52が活性状態から非活性状態となり、第3のP型MO
Sトランジスタ51が非活性状態から活性状態となり、
電源電位が第1のP型MOSトランジスタ1のゲート3
へ伝わり非活性状態となる。次に、トランスファを構成
し、常時活性状態とすることで抵抗素子として用いてい
る第4のP型MOSトランジスタ53および第1のN型
MOSトランジスタ2のゲート容量とを含む負荷と容量
で遅延して第1のN型MOSトランジスタ2が活性状態
となり、接地電位の出力を行う。電源電位出力について
も同様の動作を行う。
構成する第5のN型MOSトランジスタ54のゲートT
を外部から制御することで、第1のP型MOSトランジ
スタ1から出力信号B側へ流れる電流と出力信号B側か
ら第1のN型MOSトランジスタ2へ流れる電流の立ち
上がりまたは立ち下がりの期間に差を生じさせ、貫通電
流を防いでいる。例えば、入力信号Aが電源電位から接
地電位へ変化した場合、第4のN型MOSトランジスタ
52が活性状態から非活性状態となり、第3のP型MO
Sトランジスタ51が非活性状態から活性状態となり、
電源電位が第1のP型MOSトランジスタ1のゲート3
へ伝わり非活性状態となる。次に、トランスファを構成
し、常時活性状態とすることで抵抗素子として用いてい
る第4のP型MOSトランジスタ53および第1のN型
MOSトランジスタ2のゲート容量とを含む負荷と容量
で遅延して第1のN型MOSトランジスタ2が活性状態
となり、接地電位の出力を行う。電源電位出力について
も同様の動作を行う。
【0007】このトランスファを構成している第4のP
型MOSトランジスタ53は、常時活性状態にあり、か
つ、出力信号Bの貫通電流を防止することを目的として
第1のP型MOSトランジスタ1および第1のN型MO
Sトランジスタ2のゲート電位の立ち上がりまたは立ち
下がりを遅延による時間差を設けるために、高抵抗素子
として設定されなければならない。
型MOSトランジスタ53は、常時活性状態にあり、か
つ、出力信号Bの貫通電流を防止することを目的として
第1のP型MOSトランジスタ1および第1のN型MO
Sトランジスタ2のゲート電位の立ち上がりまたは立ち
下がりを遅延による時間差を設けるために、高抵抗素子
として設定されなければならない。
【0008】図9の出力信号Bの出力電流波形は、図1
0に示したように、出力電流が流れ始める期間57では
トランスファを構成する第4のP型MOSトランジスタ
53のみ動作を行い、その期間の次にトランスファを構
成する第4のP型MOSトランジスタ53および第5の
N型MOSトランジスタ54が共に動作して、出力電流
55を制御している。
0に示したように、出力電流が流れ始める期間57では
トランスファを構成する第4のP型MOSトランジスタ
53のみ動作を行い、その期間の次にトランスファを構
成する第4のP型MOSトランジスタ53および第5の
N型MOSトランジスタ54が共に動作して、出力電流
55を制御している。
【0009】その結果、電源電位の高い範囲で高抵抗素
子を設定した場合、電源電位の低い範囲で動作すると、
トランジスタの能力低化に伴ない高抵抗素子は更に高い
抵抗値をとり、トランスファを通過する電流が減少し、
第1のP型MOSトランジスタ1または第1のN型MO
Sトランジスタ2のゲート電位の立ち上がりまたは立ち
下がりの時間差が増加することで、貫通電流が防止で
き、出力電流56が減少することで電流変化量を抑え外
部の回路の誤動作を防止できるが、出力電流値56の減
少のために動作速度の遅延が生じる。
子を設定した場合、電源電位の低い範囲で動作すると、
トランジスタの能力低化に伴ない高抵抗素子は更に高い
抵抗値をとり、トランスファを通過する電流が減少し、
第1のP型MOSトランジスタ1または第1のN型MO
Sトランジスタ2のゲート電位の立ち上がりまたは立ち
下がりの時間差が増加することで、貫通電流が防止で
き、出力電流56が減少することで電流変化量を抑え外
部の回路の誤動作を防止できるが、出力電流値56の減
少のために動作速度の遅延が生じる。
【0010】逆に、電源電位の低い範囲で高抵抗素子を
設定した場合、電源電位の高い範囲で動作すると、トラ
ンジスタの能力向上に伴ない高抵抗素子が高い抵抗値を
維持できなくなり、出力信号Bに充電または放電される
電流の電流変化量が増加して、出力信号Bを入力とする
外部の回路の誤動作を引き起こすという問題が生じる。
設定した場合、電源電位の高い範囲で動作すると、トラ
ンジスタの能力向上に伴ない高抵抗素子が高い抵抗値を
維持できなくなり、出力信号Bに充電または放電される
電流の電流変化量が増加して、出力信号Bを入力とする
外部の回路の誤動作を引き起こすという問題が生じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の出力バ
ッファ回路では、出力信号を入力とする外部回路への誤
動作を防ぐために、出力電流の電流変化量を低く抑えて
いたために、出力バッファ回路の動作速度を速くするこ
とが困難であった。また、抵抗素子として用いれれるト
ランスファの電源電圧の低い範囲での能力低下が生じ、
出力電流の電流変化量を抑制し、かつ、動作速度を速く
することが困難であった。
ッファ回路では、出力信号を入力とする外部回路への誤
動作を防ぐために、出力電流の電流変化量を低く抑えて
いたために、出力バッファ回路の動作速度を速くするこ
とが困難であった。また、抵抗素子として用いれれるト
ランスファの電源電圧の低い範囲での能力低下が生じ、
出力電流の電流変化量を抑制し、かつ、動作速度を速く
することが困難であった。
【0012】本発明の目的は、動作速度が速い出力バッ
ファ回路を提供することにある。
ファ回路を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の出力バッファ回
路は、入力信号および制御信号を入力とする2NOR
と、前記2NORの出力を入力とする第1のインバータ
と、ソース側が電源と接続された第1のP型MOSトラ
ンジスタと、ソース側が接地されドレイン側が第1のP
型MOSトランジスタのドレイン側と接続されて出力信
号を出力する第1のN型MOSトランジスタと、前記第
1のインバータの出力がソース側と接続され、ドレイン
側が第1のP型MOSトランジスタのゲートと接続され
た第2のP型MOSトランジスタおよび第3のN型MO
Sトランジスタとで構成された第1のトランスファと、
前記入力信号および前記制御信号の反転信号を入力とす
る2NANDと、前記2NANDの出力を入力すると第
2のインバータと、前記第2のインバータの出力がソー
ス側と接続され、ドレイン側が第1のN型MOSトラン
ジスタのゲートと接続された第2のN型MOSトランジ
スタで構成された第2のトランスファと、前記制御信号
および前記2NORの出力および前記2NANDの出力
を入力とし、第1の出力が前記第2のP型MOSトラン
ジスタのゲートに接続され、第2の出力が前記第2のN
型MOSトランジスタのゲートに接続され、前記第3の
出力が前記第3のN型MOSトランジスタのゲートに接
続された電圧制御回路とを有し、前記電圧制御回路は、
定電圧回路と前記第1、第2および第3の出力を発生さ
せる制御回路とから構成され、前記定電圧回路は、ゲー
トとドレインが共通に接続され第4のN型MOSトラン
ジスタと、該第4のN型MOSトランジスタのソースに
ゲートとドレインが接続され、ソースが接地に接続され
た第5のN型MOSトランジスタを有し、前記出力信号
が電源電位または接地電位へ変化する期間において、前
記第1または第2のトランスファのゲート電圧を電源電
位以下の中間電位であるN型MOSトランジスタの閾値
の2倍程度の電圧から電源電位へと段階的に変化させ
る。
路は、入力信号および制御信号を入力とする2NOR
と、前記2NORの出力を入力とする第1のインバータ
と、ソース側が電源と接続された第1のP型MOSトラ
ンジスタと、ソース側が接地されドレイン側が第1のP
型MOSトランジスタのドレイン側と接続されて出力信
号を出力する第1のN型MOSトランジスタと、前記第
1のインバータの出力がソース側と接続され、ドレイン
側が第1のP型MOSトランジスタのゲートと接続され
た第2のP型MOSトランジスタおよび第3のN型MO
Sトランジスタとで構成された第1のトランスファと、
前記入力信号および前記制御信号の反転信号を入力とす
る2NANDと、前記2NANDの出力を入力すると第
2のインバータと、前記第2のインバータの出力がソー
ス側と接続され、ドレイン側が第1のN型MOSトラン
ジスタのゲートと接続された第2のN型MOSトランジ
スタで構成された第2のトランスファと、前記制御信号
および前記2NORの出力および前記2NANDの出力
を入力とし、第1の出力が前記第2のP型MOSトラン
ジスタのゲートに接続され、第2の出力が前記第2のN
型MOSトランジスタのゲートに接続され、前記第3の
出力が前記第3のN型MOSトランジスタのゲートに接
続された電圧制御回路とを有し、前記電圧制御回路は、
定電圧回路と前記第1、第2および第3の出力を発生さ
せる制御回路とから構成され、前記定電圧回路は、ゲー
トとドレインが共通に接続され第4のN型MOSトラン
ジスタと、該第4のN型MOSトランジスタのソースに
ゲートとドレインが接続され、ソースが接地に接続され
た第5のN型MOSトランジスタを有し、前記出力信号
が電源電位または接地電位へ変化する期間において、前
記第1または第2のトランスファのゲート電圧を電源電
位以下の中間電位であるN型MOSトランジスタの閾値
の2倍程度の電圧から電源電位へと段階的に変化させ
る。
【0014】
【作用】出力信号を出力する第1のP型MOSトランジ
スタと第1のN型MOSトランジスタのゲートにトラン
スファを配置し、トランスファのゲートを電圧制御回路
により制御し、出力動作を行っている期間、電圧制御回
路の出力を選択的に中間電位から電源電位へと制御し、
出力信号を出力する側のトランジスタのゲート電位を段
階的に駆動することで、出力電流の電流変化量は従来の
ものと同程度に抑えながら出力電流を従来のものに比べ
て速く流すことができる。その結果、出力バッファ回路
の動作速度が高速化される。
スタと第1のN型MOSトランジスタのゲートにトラン
スファを配置し、トランスファのゲートを電圧制御回路
により制御し、出力動作を行っている期間、電圧制御回
路の出力を選択的に中間電位から電源電位へと制御し、
出力信号を出力する側のトランジスタのゲート電位を段
階的に駆動することで、出力電流の電流変化量は従来の
ものと同程度に抑えながら出力電流を従来のものに比べ
て速く流すことができる。その結果、出力バッファ回路
の動作速度が高速化される。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例の出力バッファ回
路の回路図である。
て説明する。図1は本発明の一実施例の出力バッファ回
路の回路図である。
【0016】本実施例の出力バッファ回路は、入力信号
Aおよび制御信号Cを入力とする2NOR7と、2NO
R7の出力Pを入力とする第1のインバータ5と、ソー
ス側が電源と接続された第1のP型MOSトランジスタ
1と、ソース側が接地され、ドレイン側が第1のP型M
OSトランジスタ1のドレイン側と接続されて出力信号
Bを出力する第1のN型MOSトランジスタ2と、第1
のインバータ5の出力がソース側と接続され、ドレイン
側が第1のP型MOSトランジスタ1のゲートと接続さ
れた第2のP型MOSトランジスタ10および第3のN
型ノンドープトランジスタ9とで構成された第1のトラ
ンスファと、入力信号Aおよび制御信号Cの反転信号を
入力とする2NAND8と、2NAND8の出力Gを入
力とする第2のインバータ6と、第2のインバータ6の
出力がソース側と接続され、ドレイン側が第1のN型M
OSトランジスタ2のゲートと接続された第2のN型ノ
ンドープトランジスタ11で構成された第2のトランス
ファと、制御信号Cおよび2NOR7の出力Dおよび2
NAND8の出力Gを入力とし、第1の出力が第2のP
型MOSトランジスタ10のゲートに接続され、第2の
出力が第2のN型ノンドープトランジスタ11のゲート
に接続され、第3の出力が第3のN型ノンドープトラン
ジスタ9のゲートに接続された電圧制御回路12で構成
されている。
Aおよび制御信号Cを入力とする2NOR7と、2NO
R7の出力Pを入力とする第1のインバータ5と、ソー
ス側が電源と接続された第1のP型MOSトランジスタ
1と、ソース側が接地され、ドレイン側が第1のP型M
OSトランジスタ1のドレイン側と接続されて出力信号
Bを出力する第1のN型MOSトランジスタ2と、第1
のインバータ5の出力がソース側と接続され、ドレイン
側が第1のP型MOSトランジスタ1のゲートと接続さ
れた第2のP型MOSトランジスタ10および第3のN
型ノンドープトランジスタ9とで構成された第1のトラ
ンスファと、入力信号Aおよび制御信号Cの反転信号を
入力とする2NAND8と、2NAND8の出力Gを入
力とする第2のインバータ6と、第2のインバータ6の
出力がソース側と接続され、ドレイン側が第1のN型M
OSトランジスタ2のゲートと接続された第2のN型ノ
ンドープトランジスタ11で構成された第2のトランス
ファと、制御信号Cおよび2NOR7の出力Dおよび2
NAND8の出力Gを入力とし、第1の出力が第2のP
型MOSトランジスタ10のゲートに接続され、第2の
出力が第2のN型ノンドープトランジスタ11のゲート
に接続され、第3の出力が第3のN型ノンドープトラン
ジスタ9のゲートに接続された電圧制御回路12で構成
されている。
【0017】本実施例の出力バッファ回路の動作は以下
の通りである。入力信号Aが接地電位で、制御信号Cが
電源電位の場合、2NOR7の接地電位出力Dをインバ
ータ5で電源電位とし、トランスファを介し電源電位を
ゲート入力するP型MOSトランジスタ1は非活性状態
となり、2NAND8の電源電位出力Gをインバータ6
で接地電位とし、トランスファを介して接地電位をゲー
トに入力するN型MOSトランジスタ2は非活性状態と
なり、出力信号Bは開放状態となる。制御信号Cおよび
2NOR7の出力Dおよび2NAND8の出力Gを入力
する電圧制御回路12は、トランスファを構成するN型
ノンドープトランジスタ9,11のゲートへ電源電位を
出力し、また、P型MOSトランジスタのゲートへ接地
電位を出力する。
の通りである。入力信号Aが接地電位で、制御信号Cが
電源電位の場合、2NOR7の接地電位出力Dをインバ
ータ5で電源電位とし、トランスファを介し電源電位を
ゲート入力するP型MOSトランジスタ1は非活性状態
となり、2NAND8の電源電位出力Gをインバータ6
で接地電位とし、トランスファを介して接地電位をゲー
トに入力するN型MOSトランジスタ2は非活性状態と
なり、出力信号Bは開放状態となる。制御信号Cおよび
2NOR7の出力Dおよび2NAND8の出力Gを入力
する電圧制御回路12は、トランスファを構成するN型
ノンドープトランジスタ9,11のゲートへ電源電位を
出力し、また、P型MOSトランジスタのゲートへ接地
電位を出力する。
【0018】図2(a)、(b)は図1で示した電圧制
御回路12の回路図である。図2(a)は、図1で示し
た電圧制御回路12のP型MOSトランジスタ1のゲー
トに接続されたトランスファを構成するP型MOSトラ
ンジスタ10とN型ノンドープトランジスタ9のゲート
を制御する回路を示す。
御回路12の回路図である。図2(a)は、図1で示し
た電圧制御回路12のP型MOSトランジスタ1のゲー
トに接続されたトランスファを構成するP型MOSトラ
ンジスタ10とN型ノンドープトランジスタ9のゲート
を制御する回路を示す。
【0019】この電圧制御回路は、図1の2NOR7の
出力Dを反転するインバータ13と、制御信号Cとイン
バータ13による信号Dを反転した信号を入力とする2
NOR14と、2NOR14の出力を入力とするインバ
ータ15と、インバータ15の出力Iを入力とする定電
圧回路19と、インバータ15の出力Iをゲートに入力
し、定電圧回路19の出力Jがソース側と接続され、図
1のN型ノンドープトランジスタ9のゲートとドレイン
側が接続されたP型MOSトランジスタ16と、図1の
2NOR7の出力Dをゲートに入力し、ソース側が電源
に接続され、P型MOSトランジスタ16とドレイン側
が共通に接続されたP型MOSトランジスタ17と、図
1のN型ノンドープトランジスタ9のゲート信号を反転
し、図1のP型MOSトランジスタ10のゲートFへ出
力するインバータ18とで構成されている。
出力Dを反転するインバータ13と、制御信号Cとイン
バータ13による信号Dを反転した信号を入力とする2
NOR14と、2NOR14の出力を入力とするインバ
ータ15と、インバータ15の出力Iを入力とする定電
圧回路19と、インバータ15の出力Iをゲートに入力
し、定電圧回路19の出力Jがソース側と接続され、図
1のN型ノンドープトランジスタ9のゲートとドレイン
側が接続されたP型MOSトランジスタ16と、図1の
2NOR7の出力Dをゲートに入力し、ソース側が電源
に接続され、P型MOSトランジスタ16とドレイン側
が共通に接続されたP型MOSトランジスタ17と、図
1のN型ノンドープトランジスタ9のゲート信号を反転
し、図1のP型MOSトランジスタ10のゲートFへ出
力するインバータ18とで構成されている。
【0020】図2(a)の回路の動作は、以下の通りで
ある。
ある。
【0021】入力信号Aが接地電位で、制御信号Cが電
源電位の場合、制御信号Cを入力とする2NOR14の
出力が接地電位となり、2NOR14の出力を入力とす
るインバータ15の出力Iが電源電位となるので、定電
圧回路19の出力Jに配置されているP型MOSトラン
ジスタ16が非活性状態となり、図1の2NOR7の接
地電位出力Dをゲートに入力するP型MOSトランジス
タ17が活性状態となり、図1のN型ノンドープトラン
ジスタ9のゲートEに電源電位を出力し、反転する電位
が予め設定されたインバータ18で、図1のN型ノンド
ープトランジスタ9のゲート電位Eを反転し、図1のP
型MOSトランジスタ10のゲートFへ接地電位を出力
する。
源電位の場合、制御信号Cを入力とする2NOR14の
出力が接地電位となり、2NOR14の出力を入力とす
るインバータ15の出力Iが電源電位となるので、定電
圧回路19の出力Jに配置されているP型MOSトラン
ジスタ16が非活性状態となり、図1の2NOR7の接
地電位出力Dをゲートに入力するP型MOSトランジス
タ17が活性状態となり、図1のN型ノンドープトラン
ジスタ9のゲートEに電源電位を出力し、反転する電位
が予め設定されたインバータ18で、図1のN型ノンド
ープトランジスタ9のゲート電位Eを反転し、図1のP
型MOSトランジスタ10のゲートFへ接地電位を出力
する。
【0022】次に、入力信号Aが接地電位で、制御信号
Cが電源電位から接地電位へ変化した場合、N型MOS
トランジスタ2は非活性状態を維持し、P型MOSトラ
ンジスタ1は非活性状態から活性状態へ変化し、出力信
号Bに電源電位を出力する動作を始める。
Cが電源電位から接地電位へ変化した場合、N型MOS
トランジスタ2は非活性状態を維持し、P型MOSトラ
ンジスタ1は非活性状態から活性状態へ変化し、出力信
号Bに電源電位を出力する動作を始める。
【0023】この時、図1の2NOR7の電源電位出力
Dをゲートに入力したP型MOSトランジスタ17が非
活性状態となり、制御信号Cおよび図1の2NOR7の
出力Dをインバータ13で反転した信号を入力とする2
NOR14の電源電位出力をインバータ15で反転した
信号Iが接地電位となり、定電圧回路19が接地電位か
ら電源電位の間の中間電位を出力する動作を行い、ま
た、P型MOSトランジスタ16が活性状態となり、図
1のN型ノンドープトランジスタ9のゲートEに中間電
位が出力される。トランスファを構成するP型MOSト
ランジスタ10は、インバータ18の反転する入力電位
が高く設定されているために、ゲートは電源電位とな
り、非活性状態となる。これにより、開放状態でP型M
OSトランジスタ1のゲート3に蓄積された電荷を、2
NOR7の電源電位出力を入力とするインバータ5で放
電を行う期間についてトランスファを構成したN型ノン
ドープトランジスタ9で放電する電流値を制御して、P
型MOSトランジスタ1のゲート3の電位を制御し、出
力信号Bを電源電位へ上昇させる出力電流の電流変化量
を抑制している。
Dをゲートに入力したP型MOSトランジスタ17が非
活性状態となり、制御信号Cおよび図1の2NOR7の
出力Dをインバータ13で反転した信号を入力とする2
NOR14の電源電位出力をインバータ15で反転した
信号Iが接地電位となり、定電圧回路19が接地電位か
ら電源電位の間の中間電位を出力する動作を行い、ま
た、P型MOSトランジスタ16が活性状態となり、図
1のN型ノンドープトランジスタ9のゲートEに中間電
位が出力される。トランスファを構成するP型MOSト
ランジスタ10は、インバータ18の反転する入力電位
が高く設定されているために、ゲートは電源電位とな
り、非活性状態となる。これにより、開放状態でP型M
OSトランジスタ1のゲート3に蓄積された電荷を、2
NOR7の電源電位出力を入力とするインバータ5で放
電を行う期間についてトランスファを構成したN型ノン
ドープトランジスタ9で放電する電流値を制御して、P
型MOSトランジスタ1のゲート3の電位を制御し、出
力信号Bを電源電位へ上昇させる出力電流の電流変化量
を抑制している。
【0024】N型ノンドープトランジスタは、N型エン
ハンスメントMOSトランジスタよりも、しきい値電圧
が低く、零ボルト近傍にあるために、常時、活性状態と
することで、P型MOSトランジスタ1およびN型MO
Sトランジスタ2のゲート3、4が浮遊電位となること
を防ぎ、低いゲート電圧でも電流能力の急激な劣化を防
止している。
ハンスメントMOSトランジスタよりも、しきい値電圧
が低く、零ボルト近傍にあるために、常時、活性状態と
することで、P型MOSトランジスタ1およびN型MO
Sトランジスタ2のゲート3、4が浮遊電位となること
を防ぎ、低いゲート電圧でも電流能力の急激な劣化を防
止している。
【0025】次に、制御信号Cが接地電位のまま、入力
信号Aが接地電位から電源電位に変化した場合は、前述
した制御信号Cが電源電位の時と同じ動作を行なう。
信号Aが接地電位から電源電位に変化した場合は、前述
した制御信号Cが電源電位の時と同じ動作を行なう。
【0026】図2(b)は、図1で示した電圧制御回路
12のN型MOSトランジスタ2のゲート4に接続され
たトランスファを構成するN型ノンドープトランジスタ
11のゲートHを制御する回路を示す。
12のN型MOSトランジスタ2のゲート4に接続され
たトランスファを構成するN型ノンドープトランジスタ
11のゲートHを制御する回路を示す。
【0027】この電圧制御回路は、図2(a)に示した
回路に、2NAND8の出力Gを入力として正相で、か
つ時間差を含む出力Mを出力するタイミング制御回路2
1と、2NAND8の出力Gおよび出力Mを入力とする
2NOR20を加え、2NOR20の出力22をインバ
ータ23のゲートと、ソース側が電源に接続され、ドレ
イン側が図1のN型ノンドープトランジスタ11のゲー
トと接続されたP型MOSトランジスタ27のゲートに
接続し、図2(a)で用いたインバータ18を除いた構
成である。
回路に、2NAND8の出力Gを入力として正相で、か
つ時間差を含む出力Mを出力するタイミング制御回路2
1と、2NAND8の出力Gおよび出力Mを入力とする
2NOR20を加え、2NOR20の出力22をインバ
ータ23のゲートと、ソース側が電源に接続され、ドレ
イン側が図1のN型ノンドープトランジスタ11のゲー
トと接続されたP型MOSトランジスタ27のゲートに
接続し、図2(a)で用いたインバータ18を除いた構
成である。
【0028】図2(b)の回路の動作は、以下の通りで
ある。
ある。
【0029】入力信号Aが接地電位で、制御信号Cが電
源電位の場合、制御信号Cを入力とする2NOR24の
出力が接地電位となり、2NOR24の出力を入力とす
るインバータ25の出力Kが電源電位となるので、定電
圧回路28の出力に配置されたP型MOSトランジスタ
26が非活性状態となり、図1の2NAND8の電源電
位出力Gをゲート入力する2NOR20が接地電位を出
力し、ゲート電圧22が接地電位となることでP型MO
Sトランジスタ27が活性状態となり、電源電位を図1
のN型ノンドープトランジスタ11のゲートHへ出力す
る。
源電位の場合、制御信号Cを入力とする2NOR24の
出力が接地電位となり、2NOR24の出力を入力とす
るインバータ25の出力Kが電源電位となるので、定電
圧回路28の出力に配置されたP型MOSトランジスタ
26が非活性状態となり、図1の2NAND8の電源電
位出力Gをゲート入力する2NOR20が接地電位を出
力し、ゲート電圧22が接地電位となることでP型MO
Sトランジスタ27が活性状態となり、電源電位を図1
のN型ノンドープトランジスタ11のゲートHへ出力す
る。
【0030】次に、入力信号Aが接地電位で、制御信号
Cが電源電位から接地電位へ変化した場合、図1の2N
AND8の出力Gは変化せず電源電位を維持しているの
で、制御信号Cを一入力とする2NOR24の出力は変
化せず、図1のN型MOSトランジスタ2は非活性状態
のままである。
Cが電源電位から接地電位へ変化した場合、図1の2N
AND8の出力Gは変化せず電源電位を維持しているの
で、制御信号Cを一入力とする2NOR24の出力は変
化せず、図1のN型MOSトランジスタ2は非活性状態
のままである。
【0031】次に、制御信号Cが接地電位のまま、入力
信号Aが接地電位から電源電位に変化した場合、図1の
P型MOSトランジスタ1は活性状態から非活性状態へ
移り、図1のN型MOSトランジスタ2は非活性状態か
ら活性状態へ変化し、出力信号Bを接地電位にする動作
を始める。この時、2NOR20の出力22は図1の2
NAND8の出力Gを入力とするタイミング制御回路2
1の出力Mにより決まる。タイミング制御回路21は、
図1の2NAND8の出力Gが電源電位から接地電位へ
変化すると、一定期間の遅延後、信号Gの反転電位を出
力する動作を行ない、一定期間の遅延時間を第1の出力
動作期間44とし、遅延後の信号Gの反転信号を出力し
始めた時点以降の期間を第2の出力動作期間45とす
る。
信号Aが接地電位から電源電位に変化した場合、図1の
P型MOSトランジスタ1は活性状態から非活性状態へ
移り、図1のN型MOSトランジスタ2は非活性状態か
ら活性状態へ変化し、出力信号Bを接地電位にする動作
を始める。この時、2NOR20の出力22は図1の2
NAND8の出力Gを入力とするタイミング制御回路2
1の出力Mにより決まる。タイミング制御回路21は、
図1の2NAND8の出力Gが電源電位から接地電位へ
変化すると、一定期間の遅延後、信号Gの反転電位を出
力する動作を行ない、一定期間の遅延時間を第1の出力
動作期間44とし、遅延後の信号Gの反転信号を出力し
始めた時点以降の期間を第2の出力動作期間45とす
る。
【0032】第1の出力動作期間44では、タイミング
制御回路21の出力Mが接地電位であるために、2NO
R20の出力22が電源電位で、P型MOSトランジス
タ27が非活性状態であり、インバータ25がインバー
タ23と2NOR24を介して2NOR20の出力22
を入力し接地電位を出力することで、P型MOSトラン
ジスタ26が活性状態となり、定電圧回路28からの中
間電位が図1のN型ノンドープトランジスタ11のゲー
トHへ出力される。
制御回路21の出力Mが接地電位であるために、2NO
R20の出力22が電源電位で、P型MOSトランジス
タ27が非活性状態であり、インバータ25がインバー
タ23と2NOR24を介して2NOR20の出力22
を入力し接地電位を出力することで、P型MOSトラン
ジスタ26が活性状態となり、定電圧回路28からの中
間電位が図1のN型ノンドープトランジスタ11のゲー
トHへ出力される。
【0033】次に、一定の遅延期間後の第2の出力動作
期間45では、タイミング制御回路21の出力Mが接地
電位から電源電位へ変化し、2NOR20の出力22が
電源電位から接地電位へ移動することで、インバータ2
5が、インバータ23と2NOR24を介して電源電位
となり、P型MOSトランジスタ26が非活性状態とな
り、P型MOSトランジスタ27が活性状態となり、図
1のN型ノンドープトランジスタ11のゲートHを中間
電位から電源電位へ変化させる。
期間45では、タイミング制御回路21の出力Mが接地
電位から電源電位へ変化し、2NOR20の出力22が
電源電位から接地電位へ移動することで、インバータ2
5が、インバータ23と2NOR24を介して電源電位
となり、P型MOSトランジスタ26が非活性状態とな
り、P型MOSトランジスタ27が活性状態となり、図
1のN型ノンドープトランジスタ11のゲートHを中間
電位から電源電位へ変化させる。
【0034】入力信号Aが接地電位から電源電位へ変化
すると、2NOR8を介したインバータ6の出力が電源
電位となり、第1の出力動作期間44では、ゲートHを
中間電位で制御されたN型ノンドープトランジスタ11
でN型MOSトランジスタ2のゲート4の電荷蓄積が抑
えられ、次に第2の出力動作期間45では、N型ノンド
ープトランジスタ11のゲート電位が中間電位から電源
電位へ移動していくことで、N型MOSトランジスタ2
のゲート4の電荷蓄積量が制御されながら段階的に増加
していく。このためにN型MOSトランジスタ2のゲー
ト4が段階的に電位を上昇することで、出力信号Bの放
電電流の電流変化量が段階的に抑制され出力される。
すると、2NOR8を介したインバータ6の出力が電源
電位となり、第1の出力動作期間44では、ゲートHを
中間電位で制御されたN型ノンドープトランジスタ11
でN型MOSトランジスタ2のゲート4の電荷蓄積が抑
えられ、次に第2の出力動作期間45では、N型ノンド
ープトランジスタ11のゲート電位が中間電位から電源
電位へ移動していくことで、N型MOSトランジスタ2
のゲート4の電荷蓄積量が制御されながら段階的に増加
していく。このためにN型MOSトランジスタ2のゲー
ト4が段階的に電位を上昇することで、出力信号Bの放
電電流の電流変化量が段階的に抑制され出力される。
【0035】図3は、図2(a)で示した定電圧回路1
9の回路図である。この定電圧回路19は、入力される
信号Iをゲートに入力し、ソース側が電源に接続された
P型MOSトランジスタ29と、入力される信号Iをゲ
ートに入力し、ソース側が接地されたN型MOSトラン
ジスタ32と、N型MOSトランジスタ32のドレイン
側が共通に接続されて外部へ信号Jを出力し、ゲートと
ドレイン側がP型MOSトランジスタ29のドレイン側
と接続されたN型MOSトランジスタ30と、ゲートと
ドレイン側がN型MOSトランジスタ30のソース側と
接続され、ソース側が接地されたN型MOSトランジス
タ31とで構成されている。
9の回路図である。この定電圧回路19は、入力される
信号Iをゲートに入力し、ソース側が電源に接続された
P型MOSトランジスタ29と、入力される信号Iをゲ
ートに入力し、ソース側が接地されたN型MOSトラン
ジスタ32と、N型MOSトランジスタ32のドレイン
側が共通に接続されて外部へ信号Jを出力し、ゲートと
ドレイン側がP型MOSトランジスタ29のドレイン側
と接続されたN型MOSトランジスタ30と、ゲートと
ドレイン側がN型MOSトランジスタ30のソース側と
接続され、ソース側が接地されたN型MOSトランジス
タ31とで構成されている。
【0036】入力される信号Iが電源電位の場合、P型
MOSトランジスタ29が非活性状態となり、N型MO
Sトランジスタ32が活性状態となることで接地電位を
外部へ出力Jする。
MOSトランジスタ29が非活性状態となり、N型MO
Sトランジスタ32が活性状態となることで接地電位を
外部へ出力Jする。
【0037】入力される信号Iが接地電位の場合、N型
MOSトランジスタ32が非活性状態となり、P型MO
Sトランジスタ29が活性状態となり、N型MOSトラ
ンジスタ30、31を微少な電流が流れることで外部へ
出力される信号Jは、N型MOSトランジスタ30、3
1の2倍のしきい値の分だけ上昇した中間電位をとるこ
とになる。
MOSトランジスタ32が非活性状態となり、P型MO
Sトランジスタ29が活性状態となり、N型MOSトラ
ンジスタ30、31を微少な電流が流れることで外部へ
出力される信号Jは、N型MOSトランジスタ30、3
1の2倍のしきい値の分だけ上昇した中間電位をとるこ
とになる。
【0038】図4は、図2(b)で示した定電圧回路2
8の回路図である。この定電圧回路28は、図3に示し
た定電圧回路28と同じ構成(P型MOSトランジスタ
29’とN型MOSトランジスタ30’〜32’)をし
て、入力される信号Kに対して、接地電位または中間電
位を出力する。
8の回路図である。この定電圧回路28は、図3に示し
た定電圧回路28と同じ構成(P型MOSトランジスタ
29’とN型MOSトランジスタ30’〜32’)をし
て、入力される信号Kに対して、接地電位または中間電
位を出力する。
【0039】図5は、図2(b)に示したタイミング制
御回路21の回路図である。このタイミング制御回路2
1は、入力される信号Gを反転するインバータ33と、
インバータ33の出力Qを入力とし設定された時間だけ
遅延し、インバータ33の出力波形と正相の出力Rを出
力する遅延回路36と、インバータ33の出力Qと遅延
回路36の出力Rを入力とする2NAND34と、2N
AND34の出力を入力とし、外部へ出力Mを出力する
インバータ35とで構成されている。
御回路21の回路図である。このタイミング制御回路2
1は、入力される信号Gを反転するインバータ33と、
インバータ33の出力Qを入力とし設定された時間だけ
遅延し、インバータ33の出力波形と正相の出力Rを出
力する遅延回路36と、インバータ33の出力Qと遅延
回路36の出力Rを入力とする2NAND34と、2N
AND34の出力を入力とし、外部へ出力Mを出力する
インバータ35とで構成されている。
【0040】このタイミング制御回路21の動作は、以
下に示す通りである。入力される信号Gが接地電位の場
合、インバータ33と遅延回路36が共に電源電位を出
力し、2NAND34が接地電位を出力し、インバータ
35が外部へ電源電位Mを出力する。
下に示す通りである。入力される信号Gが接地電位の場
合、インバータ33と遅延回路36が共に電源電位を出
力し、2NAND34が接地電位を出力し、インバータ
35が外部へ電源電位Mを出力する。
【0041】入力される信号Gが接地電位から電源電位
へ変化した場合、インバータ33の出力Qが接地電位へ
変化することで、2NOR34の出力が電源電位とな
り、インバータ35から外部へ接地電位Mが出力され
る。
へ変化した場合、インバータ33の出力Qが接地電位へ
変化することで、2NOR34の出力が電源電位とな
り、インバータ35から外部へ接地電位Mが出力され
る。
【0042】入力される信号Gが電源電位から接地電位
へ変化した場合、インバータ33の出力Qが接地電位か
ら電源電位へ変化して、2NAND34の出力は遅延回
路36の出力Rで決まり、出力Qの電源電位が遅延回路
36の出力Rに伝わるまでの期間では2NAND34が
電源電位を出力して、インバータ35を介して外部へ接
地電位Mを出力し、遅延回路36の出力Rが接地電位か
ら電源電位へ変化していくことで、2NAND34の出
力が電源電位から接地電位へ変わり、インバータ35を
介して外部への出力Mが接地電位から電源電位へと移動
していく動作を行なう。
へ変化した場合、インバータ33の出力Qが接地電位か
ら電源電位へ変化して、2NAND34の出力は遅延回
路36の出力Rで決まり、出力Qの電源電位が遅延回路
36の出力Rに伝わるまでの期間では2NAND34が
電源電位を出力して、インバータ35を介して外部へ接
地電位Mを出力し、遅延回路36の出力Rが接地電位か
ら電源電位へ変化していくことで、2NAND34の出
力が電源電位から接地電位へ変わり、インバータ35を
介して外部への出力Mが接地電位から電源電位へと移動
していく動作を行なう。
【0043】図6は、図5に示した遅延回路36の回路
図である。この遅延回路36は、入力される信号Qを反
転出力するインバータ37と、インバータ37の出力を
入力とするインバータ38と、インバータ37の出力を
ゲートに入力しソース側とドレイン側が共に接地されて
容量として使用されるN型MOSトランジスタ39とで
構成されている。
図である。この遅延回路36は、入力される信号Qを反
転出力するインバータ37と、インバータ37の出力を
入力とするインバータ38と、インバータ37の出力を
ゲートに入力しソース側とドレイン側が共に接地されて
容量として使用されるN型MOSトランジスタ39とで
構成されている。
【0044】この遅延回路36の動作は、入力される信
号Qに対して、インバータ37、38のゲート幅および
ゲート長とN型MOSトランジスタ39のゲート容量に
よる負荷で、遅延して正相の波形の出力Rを外部へ出力
する。
号Qに対して、インバータ37、38のゲート幅および
ゲート長とN型MOSトランジスタ39のゲート容量に
よる負荷で、遅延して正相の波形の出力Rを外部へ出力
する。
【0045】図7は、制御信号Cが接地電位で、入力信
号Aが接地電位から電源電位へ変化した時の出力信号B
を電源電位から接地電位へ出力する波形に関し、本実施
例と図8に示した従来例とを対比させて示した動作波形
図である。
号Aが接地電位から電源電位へ変化した時の出力信号B
を電源電位から接地電位へ出力する波形に関し、本実施
例と図8に示した従来例とを対比させて示した動作波形
図である。
【0046】図7(a)は、入力信号AとN型MOSト
ランジスタ2のゲート電位4と出力信号Bの電源電位か
ら接地電位へ変化する出力波形を示している。図7
(b)は、図7(a)で示した出力信号Bに出力される
放電電流の電流波形を示している。図7(c)は、図7
(b)で示した放電電流の電流変化量の時間推移を示し
ている。
ランジスタ2のゲート電位4と出力信号Bの電源電位か
ら接地電位へ変化する出力波形を示している。図7
(b)は、図7(a)で示した出力信号Bに出力される
放電電流の電流波形を示している。図7(c)は、図7
(b)で示した放電電流の電流変化量の時間推移を示し
ている。
【0047】図8の従来例では、出力信号Bを入力とす
る外部の回路の誤動作を防止するために、図7(a)に
示したようにゲート電圧4を一定の中間電位40とし、
出力される放電電流46を図7(b)に示すように低く
抑えることで、図7(c)に示すように電流変化量48
を抑制していた。そのために、出力信号Bの出力波形4
1が図7(a)に示したようになだらかとなり、動作速
度の向上が困難であった。
る外部の回路の誤動作を防止するために、図7(a)に
示したようにゲート電圧4を一定の中間電位40とし、
出力される放電電流46を図7(b)に示すように低く
抑えることで、図7(c)に示すように電流変化量48
を抑制していた。そのために、出力信号Bの出力波形4
1が図7(a)に示したようになだらかとなり、動作速
度の向上が困難であった。
【0048】本実施例では、図7(a)に示すようにゲ
ート4の電位42を第1の出力動作期間44では中間電
位とし、第2の出力動作期間45で、中間電位から電源
電位へ段階的に制御することで、第1の出力動作期間4
4では、図8の従来例の放電電流と同様の出力を行な
い、第2の出力動作期間45では、ゲート電位42が段
階的に上昇することにより、放電電流値47が増加す
る。しかしながら、図7(c)に示すように、放電電流
の電流変化量の時間推移49は、第1の出力動作期間4
4では従来例と同じであり、第2の出力動作期間45で
は第1の出力動作期間44の電流変化量以下に設定され
ているので、出力電流の電流変化量は増加せず従来例と
同程度の電流抑制能力を持つ。
ート4の電位42を第1の出力動作期間44では中間電
位とし、第2の出力動作期間45で、中間電位から電源
電位へ段階的に制御することで、第1の出力動作期間4
4では、図8の従来例の放電電流と同様の出力を行な
い、第2の出力動作期間45では、ゲート電位42が段
階的に上昇することにより、放電電流値47が増加す
る。しかしながら、図7(c)に示すように、放電電流
の電流変化量の時間推移49は、第1の出力動作期間4
4では従来例と同じであり、第2の出力動作期間45で
は第1の出力動作期間44の電流変化量以下に設定され
ているので、出力電流の電流変化量は増加せず従来例と
同程度の電流抑制能力を持つ。
【0049】この場合、放電電流47を時間的に速く流
すことで、図7(a)に示すように、出力信号Bの出力
波形43は、第2の出力動作期間45で従来例41より
も速く接地電位に変化することができて、動作速度を速
くすることができる。
すことで、図7(a)に示すように、出力信号Bの出力
波形43は、第2の出力動作期間45で従来例41より
も速く接地電位に変化することができて、動作速度を速
くすることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、出力信号
を出力する第1のP型MOSトランジスタと第1のN型
MOSトランジスタのゲートにトランスファを接続し、
トランスファのゲートを電圧制御回路により駆動して、
トランスファの電流能力を制御し、出力信号を出力する
側の第1のP型MOSトランジスタまたは第1のN型M
OSトランジスタのゲートを段階的に駆動することによ
り、出力電流の電流変化量を従来のものと同程度に抑制
するが、出力電流量は時間的に速く流れることで、動作
速度が速くなるという効果を有する。
を出力する第1のP型MOSトランジスタと第1のN型
MOSトランジスタのゲートにトランスファを接続し、
トランスファのゲートを電圧制御回路により駆動して、
トランスファの電流能力を制御し、出力信号を出力する
側の第1のP型MOSトランジスタまたは第1のN型M
OSトランジスタのゲートを段階的に駆動することによ
り、出力電流の電流変化量を従来のものと同程度に抑制
するが、出力電流量は時間的に速く流れることで、動作
速度が速くなるという効果を有する。
【図1】本発明の第1の実施例の出力バッファ回路の回
路図である。
路図である。
【図2】図1中の電圧制御回路12の回路図である。
【図3】図2(a)に示した定電圧回路19の回路図で
ある。
ある。
【図4】図2(b)に示した定電圧回路28の回路図で
ある。
ある。
【図5】図2(b)に示したタイミング制御回路21の
回路図である。
回路図である。
【図6】図5に示した遅延回路36の回路図である。
【図7】出力信号が電源電位から接地電位へ出力される
場合の本実施例の動作波形と図8の従来回路の動作波形
との対比図である。
場合の本実施例の動作波形と図8の従来回路の動作波形
との対比図である。
【図8】出力バッファ回路の第1の従来例の回路図であ
る。
る。
【図9】出力バッファ回路の第2の従来例の回路図であ
る。
る。
【図10】図9の出力バッファ回路の出力電流波形図で
ある。
ある。
A 入力信号 B 出力信号 C 制御信号 D、G、I、J、K、L、M、Q、R、3、4、22
出力 E、F、H、S、T トランスファゲート制御信号 CC 電源 GND 接地 1、10、16、17、26、27、29、29’、5
1、53 P型MOSトランジスタ 2、30、30’、31、31’、32、32’、3
9、52、54 N型MOSトランジスタ 5、6、13、15、18、23、25、33、35、
37、38 インバータ 7、14、20、24 2NOR 8、34 2NAND 9、11 N型ノンドープトランジスタ 12 電圧制御回路 19、28 定電圧回路 21 タイミング制御回路 36 遅延回路 40 図8に示した従来例の出力4の電圧波形 41 図8に示した従来例の出力信号の出力波形 42 本発明の回路の出力4の電圧波形 43 本発明の出力信号の出力波形 44 第1の出力動作期間 45 第2の出力動作期間 46 図8に示した従来例の出力信号の出力電流波形 47 本発明の出力信号の出力電流波形 48 図8に示した従来例の出力電流の電流変化量の
時間推移 49 本発明の出力電流の電流変化量の時間推移 50 外部電圧回路 55 図9に示した従来例の高い電源範囲で動作した
場合の出力電流波形 56 図9に示した従来例の低い電源範囲で動作した
場合の出力電流波形 57 出力電流が流れ始める期間 58 トランスファのP型およびN型MOSトランジ
スタが共に動作している期間
出力 E、F、H、S、T トランスファゲート制御信号 CC 電源 GND 接地 1、10、16、17、26、27、29、29’、5
1、53 P型MOSトランジスタ 2、30、30’、31、31’、32、32’、3
9、52、54 N型MOSトランジスタ 5、6、13、15、18、23、25、33、35、
37、38 インバータ 7、14、20、24 2NOR 8、34 2NAND 9、11 N型ノンドープトランジスタ 12 電圧制御回路 19、28 定電圧回路 21 タイミング制御回路 36 遅延回路 40 図8に示した従来例の出力4の電圧波形 41 図8に示した従来例の出力信号の出力波形 42 本発明の回路の出力4の電圧波形 43 本発明の出力信号の出力波形 44 第1の出力動作期間 45 第2の出力動作期間 46 図8に示した従来例の出力信号の出力電流波形 47 本発明の出力信号の出力電流波形 48 図8に示した従来例の出力電流の電流変化量の
時間推移 49 本発明の出力電流の電流変化量の時間推移 50 外部電圧回路 55 図9に示した従来例の高い電源範囲で動作した
場合の出力電流波形 56 図9に示した従来例の低い電源範囲で動作した
場合の出力電流波形 57 出力電流が流れ始める期間 58 トランスファのP型およびN型MOSトランジ
スタが共に動作している期間
Claims (2)
- 【請求項1】 入力信号および制御信号を入力とする2
NORと、 前記2NORの出力を入力とする第1のインバータと、 ソース側が電源と接続された第1のP型MOSトランジ
スタと、 ソース側が接地され、ドレイン側が第1のP型MOSト
ランジスタのドレイン側と接続されて出力信号を出力す
る第1のN型MOSトランジスタと、 前記第1のインバータの出力がソース側と接続され、ド
レイン側が第1のP型MOSトランジスタのゲートと接
続された第2のP型MOSトランジスタおよび第3のN
型MOSトランジスタとで構成された第1のトランスフ
ァと、 前記入力信号および前記制御信号の反転信号を入力とす
る2NANDと、 前記2NANDの出力を入力とする第2のインバータ
と、 前記第2のインバータの出力がソース側と接続され、ド
レイン側が第1のN型MOSトランジスタのゲートと接
続された第2のN型MOSトランジスタで構成された第
2のトランスファと、 前記制御信号および前記2NORの出力および前記2N
ANDの出力を入力とし、第1の出力が前記第2のP型
MOSトランジスタのゲートに接続され、第2の出力が
前記第2のN型MOSトランジスタのゲートに接続さ
れ、前記第3の出力が前記第3のN型MOSトランジス
タのゲートに接続された電圧制御回路とを有し、 前記電圧制御回路は、定電圧回路と前記第1、第2およ
び第3の出力を発生させる制御回路とから構成され、前
記定電圧回路は、ゲートとドレインが共通に接続された
第4のN型MOSトランジスタと、該第4のN型MOS
トランジスタのソースにゲートとドレインが接続され、
ソースが接地に接続された第5のN型MOSトランジス
タを有し、前記出力信号が電源電位または接地電位へ変
化する期間において、前記第1または第2のトランスフ
ァのゲートへの出力を電源電位以下の中間電位から電源
電位へと段階的に変化させる出力バッファ回路。 - 【請求項2】 前記第1のトランスファを構成する前記
第3のN型MOSトランジスタおよび前記第2のトラン
スファを構成する前記第2のN型MOSトランジスタが
N型ノンドープトランジスタである請求項1記載の出力
バッファ回路。
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---|---|---|---|
JP5327061A JP2671787B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 出力バッファ回路 |
US08/362,896 US5552719A (en) | 1993-12-24 | 1994-12-23 | Output buffer circuit having gate voltage control circuit of gate current controlling transistor connected to output transistor |
KR1019940036585A KR0163775B1 (ko) | 1993-12-24 | 1994-12-24 | 출력 트랜지스터에 연결된 게이트 전류제어 트랜지스터의 게이트 전압 제어 회로를 갖는 출력 버퍼 회로 |
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JP5327061A JP2671787B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 出力バッファ回路 |
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JPH0353715A (ja) * | 1989-07-21 | 1991-03-07 | Nec Corp | 出力バッファ回路 |
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JP2930440B2 (ja) * | 1991-04-15 | 1999-08-03 | 沖電気工業株式会社 | 半導体集積回路 |
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-
1993
- 1993-12-24 JP JP5327061A patent/JP2671787B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-12-23 US US08/362,896 patent/US5552719A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-24 KR KR1019940036585A patent/KR0163775B1/ko not_active IP Right Cessation
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KR0163775B1 (ko) | 1999-03-20 |
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