JPH05276009A - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JPH05276009A
JPH05276009A JP4000053A JP5392A JPH05276009A JP H05276009 A JPH05276009 A JP H05276009A JP 4000053 A JP4000053 A JP 4000053A JP 5392 A JP5392 A JP 5392A JP H05276009 A JPH05276009 A JP H05276009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
circuit
effect transistor
field effect
gate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4000053A
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English (en)
Inventor
Yuji Nakaoka
裕司 中岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】出力データ信号のレベルが遷移する時の出力ノ
イズのピークを、アクセスの高速性を確保しつつ抑制し
た出力回路を提供する。 【構成】出力用NMOSトランジスタN2 のゲート電位
がロウレベルからハイレベルに遷移する時に、NMOS
トランジスタN3 およびN4 で、一度(VCC−2VTN
の中間電位に上げることで、出力ノイズのピークを抑え
る。その後、更に容量Cによってブート・アップしてN
MOSトランジスタN2 のゲート電位を高位電源電圧V
CCまで上げることによりアクセスの高速性を確保する。
この一連の回路動作に要する時間差は、遅延回路5およ
びNOR回路6によって得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MOSFETによって
構成された出力回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の出力回路の一例の回路図を図4
(a)に示す。図4(a)を参照するとこの出力回路
は、2つのNAND回路1および2と、2つの反転回路
3および4と、直列に接続された2つのNMOSトラン
ジスタN1 およびN2 と、抵抗Rとからなっている。尚
同図中で信号OEは、アウトプット・イネーブル信号
を、信号DN およびその反転信号DR は前段の回路(図
示せず)で増幅されたデータ信号を、DOUT は、この出
力回路からの出力データ信号である。以下に図4(b)
に示すタイムチャートを使ってこの出力回路の動作説明
をする。簡単のため、入出力が1ビット構成のランダム
アクセスメモリを考える。アドレス信号により行アドレ
スと列アドレスが決定され、メモリーアレイ内の1ビッ
トが選択される。選択された1ビットのデータはデータ
アンプにより増幅され、データ信号DN およびその反転
信号DR として出力回路に送られる。図4(b)に示さ
れるタイムチャートは、データ信号が送られ外部への出
力データが決定したところからはじまっている。外部出
力データが決定すると、外部信号により出力要請があっ
た場合は、アウトプット・イネーブル信号OEがロウか
らハイになる。この場合、データ信号DR がハイでデー
タ信号DN がロウであるので、NAND回路2の出力が
ロウからハイになる。従ってNMOSトランジスタN2
がオン状態となる。この時、前のサイクルで外部出力デ
ータがハイでその外部出力データが次のサイクルまで保
持される構成になっていたとすると、ハイレベル信号出
力時には、NMOSトランジスタN1 がオンして出力さ
れるので、前サイクルでの出力データ信号DOUT レベル
は(VCC−VTN)(但し、VCCは高位電源電圧,VTN
NMOSトランジスタのしきい値電圧)のレベルであ
る。その後、NMOSトランジスタN2 がオンし、出力
データ信号DOUT が(VCC−VTN)からグランドレベル
のロウとなり、ロウデータが出力される。この場合、抵
抗Rは出力データ信号DOUTがハイからロウになる時の
出力ノイズのピーク、つまりグランド電位の浮きを小さ
くするために設けられたものである。その後、外部から
の信号により外部出力用のNMOSトランジスタN2
オフする要請があると、アウトアップ・イネーブル信号
OEがハイからロウとなる。そして、NAND回路2お
よび反転回路4を介してNMOSトランジスタN2 のゲ
ート電位もハイからロウとなり、このNMOSトランジ
スタのN2 がオフして出力が遮断される。出力データ信
号DOUTがロウからハイへ遷移する場合も同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の出力回
路は、出力ノイズを低減させる為に、抵抗Rが設けられ
ているのでノイズ低減の効果を上げようとする程、出力
データ信号DOUT がハイレベルからロウレベルに変化す
る時に、出力データ信号DOUT が所定のロウレベルに達
するまでの時間、つまりロウ出力時のアクセスが遅れる
という問題点があった。また抵抗Rを大きくすると、出
力データ信号DOUT 出力端子に負荷抵抗があった場合
に、ロウレベルが高くなるという問題点があった。
【0004】また、出力データ信号DOUT がロウレベル
からハイレベルに変化する時、すなわちハイ出力時につ
いても、上と同様にアクセスの遅れとハイレベルの低下
が起る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の出力回路は、出
力点を駆動する出力MOS電界効果トランジスタのゲー
ト電位を、一度中間電位にした後に電源電位に遷移させ
る手段を有している。
【0006】
【作用】本発明の出力回路は、出力ノイズを低減させる
為に、出力データ信号DOUT 出力用NMOSトランジス
タのゲート電位をグランド電位から中間電位まで上げ
て、そこで止め、出力レベルがある程度変化するまで待
った後、ゲート電位を電源電位まで上げる回路構成とな
っている。この為、アクセスの速度を犠牲にすることな
しに出力のピークノイズが低減できる。又、抵抗を付け
る必要がないので、ロウレベルが高くならないしハイレ
ベルの低下も起らない。
【0007】
【実施例】次に本発明の最適な実施例について、図面を
参照して説明する。図1は、本発明の一実施例による出
力回路の回路図である。図1を参照すると、本実施例
は、2つのNAND回路1及び2と、2つの反転回路3
及び4と、遅延回路5と、容量Cと、6つのNMOSト
ランジスタN1 〜N6 と、NOR回路6とからなってい
る。尚、信号OEはアウトプット・イネーブル信号、信
号DN およびその反転信号DR は、前段の回路(図示せ
ず)で増幅されたデータ信号、信号DOUT は、外部への
出力データ信号である。
【0008】以下に、図2に示されるタイムチャートを
使って動作の説明をする。簡単のため、従来の出力回路
と同様に入出力が1ビット構成のランダムアクセスメモ
リを考える。アドレス信号により行アドレスと列アドレ
スが決定され、メモリーアレイ内の1ビットが選択され
る。選択された1ビットのデータはデータアンプ(図示
せず)により増幅され、データ信号DN およびその反転
信号DR として、出力回路に送られる。図2のタイムチ
ャートは、データ信号DN ,DR が出力回路に送られ外
部への出力データが決定したところからはじまってい
る。外部出力データが決定したあと外部からの信号によ
り出力要請があると、アウトプット・イネーブルOEが
ロウがハイとなる。この場合、データ信号DR がハイで
データ信号DN がロウであるので、NAND回路2の出
力がハイからロウになる。又、反転回路4の出力がロウ
からハイとなる。これにより、NMOSトランジスタN
3 がオン状態となる。この場合、NMOSトランジスタ
5 ,N6 がすでにオフ状態となっているので、節点B
(NMOSトランジスタN4 のゲート電極)は(VCC
TN)のレベルとなり、NMOSトランジスタN2 のゲ
ート電位は(VCC−2VTN)となる。これにより、NM
OSトランジスタN2 がオン状態となる。この時、出力
データ信号DOUT のレベルは、前サイクルでハイ出力で
あったとすると、(VCC−VTN)のレベルからロウレベ
ルへと変化する。この場合、NMOSトランジスタN2
のゲート電位が(VCC−2VTN)であるので、出力ノイ
ズのピークレベルは従来よりも低減されている。更に出
力データ信号DOUT のレベルがある程度、下がったとこ
ろで遅延回路5の出力端がハイからロウになるので、N
OR回路6の出力がロウからハイになる。このため節点
Bの電位が容量Cによりブート・アップされ、約(2V
CC−VTN)レベルとなる。この結果、NMOSトランジ
スタN2 のゲート電位もVCCレベルまで上りNMOSト
ランジスタN2 の電流能力も上るので、出力データ信号
OUT レベルは、それまでよりも速くロウレベルへと変
化する。すなわち、出力ノイズのピークレベルを低減さ
せつつ、アクセスの遅れも小さくできる。
【0009】出力をオフする場合は、アウトプット・イ
ネーブル信号OEがハイからロウとなりNAND回路2
の出力がロウからハイとなる。これにより、NMOSト
ランジスタN5 ,N6 がオン状態となり節点Bがロウレ
ベルになる。又、反転回路4の出力がロウになるので、
NMOSトランジスタN2 のゲート電位もロウレベルと
なり、このNMOSトランジスタN2 がオフし、出力が
遮断される。出力データ信号DOUT がロウからハイへ遷
移する場合の回路動作は従来の出力回路と同じである。
【0010】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図3は、本発明の第2の実施例による出力回路の
回路図である。図3を参照すると、本実施例は、2つの
NAND回路1,2と、2つの反転回路3,4と、遅延
回路5と、NOR回路6と、容量Cと、6つのNMOS
トランジスタN1 〜N6 とからなっている。本実施例で
は、データ信号DN ,DR のレベルが第1の実施例とは
逆の時に、効果が表われる。すなわち、データ信号DN
がハイでデータ信号DR がロウの時に、アウトプット信
号OEがハイになって、出力データ信号DOUT がハイに
遷移する時に、NAND回路1と出力のNMOSトラン
ジスタN1 のゲート電極との間に設けられた回路が、第
1の実施例の場合と同様の動作をする。これによって、
出力のNMOSトランジスタN1 のゲート電位がロウか
らハイに遷移する途中でいったん(VCC−2VTN)の中
間電位になった後さらに高位電源レベルVCCまで上昇す
るので、出力データ信号DOUT がハイになる時(ハイ出
力時)のアクセスは遅くならず、しかも出力ノイズが抑
制される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の出力回路
では、出力用NMOSトランジスタのゲート電位を、グ
ランドレベルから一度(VCC−2VTN)の中間電位にし
た後、出力データ信号DOUT のレベルがある程度変化し
た後、更に高位電源電圧VCCレベルまで上げている。こ
れにより、本発明によれば出力用のNMOSトランジス
タの電流能力を大きくしても出力ノイズのピークレベル
を抑制できるので、アクセスの高速性を確保できる。ま
たロウレベルを低く押え回路の動作マージンを確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による出力回路の回路図
である。
【図2】図1に示される回路の動作を説明するための動
作波形図である。
【図3】本発明の第2の実施例による出力回路図であ
る。
【図4】分図(a)は、従来の出力回路の一例の回路図
である。分図(b)は、分図(a)に示される回路の動
作を説明するための動作波形図である。
【符号の説明】
1,2 NAND回路 3,4 反転回路 5 遅延回路 6 NOR回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/0175 19/003 Z 8941−5J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力点を駆動する出力MOS電界効果ト
    ランジスタのゲート電位を、一度中間電位にした後に電
    源電位に遷移させる手段を有する出力回路。
  2. 【請求項2】 少なくとも、出力端子と低位電源端子と
    の間に接続されたプルダウン用の出力MOS電界効果ト
    ランジスタと、 出力側電極が前記出力MOS電界効果トランジスタのゲ
    ート電極に接続され、入力側電極には入力信号の反転信
    号が入力されるトランスファゲート用MOS電界効果ト
    ランジスタと、 高位電源端子と前記トランスファゲート用MOS電界効
    果トランジスタのゲート電極との間に接続され、ゲート
    には前記入力信号の反転信号が入力されるMOS電界効
    果トランジスタと、 遅延回路と一端が前記トランスファゲート用MOS電界
    効果トランジスタのゲート電極に接続された容量とを含
    み、前記入力信号の立ち下りに所定時間の遅延を加えて
    前記トランスファ用電界効果トランジスタのゲート電位
    を昇圧する回路とを有する出力回路。
  3. 【請求項3】 少なくとも、高位電源端子と出力端子と
    の間に接続されたプルアップ用の出力MOS電界効果ト
    ランジスタと、 出力側電極が前記出力MOS電界効果トランジスタのゲ
    ート電極に接続され、入力側電極には入力信号の反転信
    号が入力されるトランスファゲート用MOS電極効果ト
    ランジスタと、 高位電源端子と前記トランスファゲート用MOS電界効
    果トランジスタのゲート電極との間に接続され、ゲート
    には前記入力信号の反転信号が入力されるMOS電界効
    果トランジスタと、 遅延回路と一端が前記トランスファゲート用MOS電界
    効果トランジスタのゲート電極に接続された容量とを含
    み、前記入力信号の立ち下りに所定時間の遅延を加えて
    前記トランスファ用電界効果トランジスタのゲート電位
    を昇圧する回路とを有する出力回路。
JP4000053A 1992-01-06 1992-01-06 出力回路 Pending JPH05276009A (ja)

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JP4000053A JPH05276009A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 出力回路

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JPH05276009A true JPH05276009A (ja) 1993-10-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07183780A (ja) * 1993-12-24 1995-07-21 Nec Corp 出力バッファ回路

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323716A (ja) * 1989-06-20 1991-01-31 Mitsubishi Electric Corp 出力回路

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980512