JP2661731B2 - シートベルトの懸吊位置調節機構 - Google Patents

シートベルトの懸吊位置調節機構

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JP2661731B2
JP2661731B2 JP63313068A JP31306888A JP2661731B2 JP 2661731 B2 JP2661731 B2 JP 2661731B2 JP 63313068 A JP63313068 A JP 63313068A JP 31306888 A JP31306888 A JP 31306888A JP 2661731 B2 JP2661731 B2 JP 2661731B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はシートベルトの懸吊位置調節機構に関するも
のである。
[従来の技術] 従来のシートベルトの懸吊位置調節機構(シヨルダ・
アンカ・アジヤスタ)の内、特に自動式の3点式シート
ベルトの肩部分に位置されるシートベルトの部分を懸吊
部材に保持させて、この懸吊部材を移動自在に遠隔駆動
するとともに、所定位置で固定するように構成するシー
トベルトの懸吊位置調節機構が各種提案されている。
このようなシートベルトの懸吊位置調節機構を使用す
ることで、シートベルトを使用者の体格に合わせる状態
にして、シートベルトの効果を改善するようにしてい
る。
一方、このようなシートベルトの懸吊位置調節機構の
改善策は既に周知であり、例えば、上部ベルト部分を懸
吊支持している懸吊部材を、懸吊部材に設けられた戻り
止めボタンを押圧することで、非掛止状態にしてから懸
吊部材を新たな使用位置に移動させた後に、戻り止めボ
タンを再度掛止状態にするようにして、シートベルトの
たるみを無くす提案がある。
さらには、シートベルトの懸吊調節を行なう手段とし
て、電動モータのスピンドル軸を駆動するシートベルト
の懸吊調節装置が周知であり、操作を簡便にするように
している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のシートベルトの懸吊位置調節機
構は、上述のように構成されているので、前者において
は、シートベルトを懸吊支持している懸吊部材を移動す
る際に、戻り止めボタンを手動で操作して掛止状態と非
掛止状態とにする操作があるが、この操作は不快であ
り、しかも飽き飽きする操作であるので、しばしば調整
を行わないという問題点があつた。
また、後者の電動モータを構成要素とする、従来のシ
ートベルトの懸吊位置調節機構においては構成部品の重
量加算とコスト高を招く問題点がある。
したがつて、本発明のシートベルトの懸吊位置調節機
構は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、3点式自動式のシートベルトを装着するときに肩
部付近部位を懸吊部材により懸吊するための調整操作
を、簡単にすることができ、かつ簡単な構造及び軽量に
構成することができ、しかも衝突時の信頼性に富むシー
トベルトの懸吊位置調節機構を提供する点にある。
[課題を解決するための手段ならびに作用] 上述した問題点を解決し、目的を達成するために、本
発明になるシートベルトの懸吊位置調節機構によれば、
3点式自動式のシートベルト(12)を装着後の肩部付近
部位を懸吊部材(11)により懸吊するためのシートベル
トの懸吊位置調節機構であつて、前記懸吊部材(11)を
設けた案内部材(15)を上下に移動自在に案内する支持
部材(16)と、制御部材(28、48、49)により回動自在
に軸支されるとともに、前記支持部材に形成された複数
の係合孔(22)に対して常時歯合する複数の歯部(23)
を有したギア手段(24)と、前記ギア手段(24)の前記
歯部(23)間の谷部に係合して回動を規制する戻り止め
部(31、41)と、前記戻り止め部(31、41)が前記ギア
手段(24)に係合するように付勢する付勢部材(32)
と、前記付勢部材の付勢力に抗して前記戻り止め部(3
1、41)の係合を解除する方向に付勢するための制御部
材(28、48、49)を具備してなり、前記シートベルト
(12)に対する張力により、前記ギア手段(24)に前記
戻り止め部(31、41)が係合するように構成することを
特徴としている。
また、前記制御部材(28、48、49)はワイア手段(3
6)により変位可能に構成されることを特徴としてい
る。
また、前記懸吊部材(11)が前記シートベルトに対す
る張力により、前記戻り止め部(31)が前記ギア手段
(24)に対して変位して係合するように構成することを
特徴としている。
また、前記支持部材(16)は、互いに対向する1対の
側面部(18、19)と、前記ギア手段(24)と係合する係
合孔(22)とを備えることを特徴としている。
また、前記支持部材(16)は横断面形状が略U字形を
なし、前記側面部(18、19)は案内部を形成する一方、
前記ギア手段(24)と係合する係合部を係合孔(22)と
して前記支持部材(16)の桁腹部(17)に形成すること
を特徴としている。
また、前記支持部材(16)は横断面形状が略U字形を
なし、前記側面部(18、19)は案内部を形成する一方
で、前記ギア手段(24)と係合する係合部を係合部(2
2)として前記側面部(18、19)のいづれかに形成する
ことを特徴としている。
また、前記戻り止め部(31)は板状の案内部材(15)
と一体的に形成される一方で、前記案内部材(15)は前
記制御部材(28)に対して平行に支持部材(16)内を案
内されることを特徴としている。
また、前記ギア手段(24)は、制御部材(28)におい
て回動自在に取付けられることを特徴としている。
また、前記戻り止め部(41)は前記係合孔(22)に対
して係合する前記ギア手段(24)の歯部の直径方向に沿
う範囲で係合することを特徴としている。また、前記ギ
ア手段(24)と前記戻り止め部(41)とは、前記案内部
材(15)により回動自在に軸支されるとともに、前記シ
ートベルト(12)に対する張力により、前記制御部材
(28)の前記制御部(48、49)を介して、前記戻り止め
部(41)は自由位置から変位して、前記ギア手段(24)
に前記戻り止め部(41)が係合するように構成すること
を特徴としている。
また、前記係合孔(22)の長手方向に沿うように移動
される前記案内部材(15)において、前記ギア手段(2
4)が回動自在に軸支され、また、前記戻り止め部(3
1)は前記案内部材(15)に形成され、前記戻り止め部
(31)の両側に形成される湾曲部位(52、53)の曲率中
心と前記ギア手段(24)の回転中心とが一致するように
構成されることを特徴としている。
また、前記制御部材(28)はバネ(38)により移動方
向にバイアスされていることを特徴としている。
また、前記ワイア手段(36)は、変移のために前記制
御部材(28)に対して接続されることを特徴としてい
る。
そして、前記ワイア手段は、同じ変移方向に沿う2本
のケーブルから構成されることを特徴としている。
上記の構成において、シートベルト(12)に張力が作
用する際に、前記ギア手段(24)の回動を規制ようにし
て乗員を拘束して保護するように働く。
[実施例] 以下に、本発明が適用される好適な実施例を図面に戻
づいて詳細に説明する。第1図は第1実施例のシートベ
ルトの懸吊位置調節機構10の縦断面図であり、シートベ
ルトの図示のように方向転換するとともに案内及び調節
するために設けられるものである。
第1図において、シートベルトの懸吊位置調節機構10
は、破線図示のシートベルト12を懸吊してる懸吊部材11
を所望位置に調節するためのものであるが、この懸吊部
材11は従来通りにピン13により回動自在に軸支されてい
る。このピン13はボルトでも良いが、このピン13の頭部
14は板状の案内部材15に固定されており、板状の案内部
材15が支持部材16内を摺動自在に案内される結果、ピン
13に軸支されている懸吊部材11も支持部材16内を摺動自
在に案内されるようにしている。
次に第2図は第1図の破断線II−IIによる矢視図であ
る。第2図において、上記の支持部材16は桁腹部17と側
面部18、19とを有する略U字型の横断面形状を有してい
る。そして、これらの側面部18、19の縁部20、21は支持
部材16と平行になるようにされて互いに対向するように
曲げ加工されている。また、この支持部材16の桁腹部17
の長手方向の中心線上には長手方向に沿い複数の穴部22
が穿設されている。
一方、第1図と第2図の両図において、これらの穴部
22に、ギア24の歯部23が各々係合するようにするため
に、歯部23は円周方向に沿う間隔寸法と支持部材16に穿
設されている穴部22の間隔寸法が一致するような外形形
状にされてギア24が加工形成されている。
次に、第3図は第2図の破断線III−IIIによる矢視図
である。
第3図と第2図において、ギア24は制御部材28の一部
分から曲げ上げ加工されているラグ26、27に対してピン
25により回動自在にされて軸支されている。この制御部
材28には開口部29が形成されており、上記のギア24を挿
通させる一方、上記の穴部22の少なくとも1個にギア24
の歯部23が係合するようにされている。
このギア24は、さらに案内部材15に穿設された開口部
30に対しても挿通するとともに、この開口部30を十分な
寸法を有するように形成して、第1図〜第3図に図示の
状態においては、ギア24の回転を阻害しないようにして
いる。この案内部材15には戻り止め部31が一体的に設け
られており、戻り止め部31はギア24の歯部23の谷部との
係合状態となるようにしている。(但し、第1図〜第3
図は全て非係合状態を示す) この戻り止め部31は、上記のシートベルト12に張力が
作用するに伴ない懸吊部材11が移動する方向で係合する
ように働く。また、この戻り止め部31は圧縮バネ32の作
用により図示の非係合状態に保持されるが、この圧縮バ
ネ32は案内部材15の端部33の制御部材28の曲げ部34との
間に設けられている。
この制御部材28の下端部35には、不図示のシートスラ
イド調節機構(縦方向)に機械的に連結されるワイア36
が固定されている。一方、支持部材16の上端部39と制御
部材28の上端部37との間には引つ張りバネ38が張設され
ている。このようにされている制御部材28は上方に向か
う付勢力を引つ張りバネ38から得るようにして長手方向
に沿つて調節できるようにされている。ここで、以上の
構成の引つ張りバネ38に代えて、ワイア36を直接、制御
部材28の上端部37に接続して不図示のプーリにより方向
転換した後に、不図示のシート縦方向調節機構に機械的
に連結するようにしてもよい。このプーリは支持部材16
の上端部39の内側に回動自在に設けるようにする。
つぎに、以上説明した、第1実施例の動作について説
明すると、支持部材16に対して移動自在にされて設けら
れる懸吊部材11の調節はワイア36による、また、ギア24
は穴部22との係合状態を保持する。また、シートベルト
12に張力が作用すると、懸吊部材11は圧縮バネ32の圧縮
力に抗して、案内部材15を曲げ部34に向かつて移動させ
る結果、案内部材15の戻り止め部31がギア24の歯部23の
間の谷部に潜入することになる。
その結果、ギア24は効果的な掛止状態にされるので、
衝突時を含むかなりの外力が作用しても案内部材15と戻
り止め部31とにより、ギア24は穴部22との掛止状態を確
保できるようになる。
次に、第4図は第2実施例のシートベルトの懸吊位置
調節機構40の縦断面図である。
第4図において、第1実施例の説明で既に説明済みの
構成部品には同一の番号を付して説明を省略する。シー
トベルトの懸吊位置調節機構40が、上述のシートベルト
の懸吊位置調節機構10と相違する構成としては、支持部
材16の穴部22にギア24の歯部23が係合している歯部23と
直径方向に対向している歯部23に対して図示のようにブ
ロツク部材41が掛止している点である。
このブロツク部材41は回動軸部分42を一体的に形成し
ており、この回動軸部分42を案内部材15から曲げ加工さ
れて垂設されている曲げ部43、44により軸支するように
している。
第5図は第4図の破断線V−Vによる矢視図であり、
曲げ部43、44により回動軸部分42が軸支されている様子
が表されている。この案内部材15にはさらにカバー45が
連結されており、上記のブロツク部材41を不図示のラチ
エツトもしくはギア24との掛止状態に付勢する板バネ46
をカバー45の間に付勢状態で設けるようにしている。
また、ブロツク部材41の回動軸部分42の両端部位には
カム47が一体的に形成されているが、これらのカム47は
制御部材28の両側面から曲げ加工されて垂設されるとと
もに、ギア24の横方向に近接して設けられる2枚のプレ
ート48、49と押圧するようにされている。
以上の説明の第2実施例の動作は、懸吊部材11を下方
に引くと圧縮バネ32の圧縮力を介して下方に引く力が制
御部材28に伝達され、2枚のプレート48、49が板バネ46
の付勢力に打ち勝つて、カム47を押圧させる結果、ブロ
ツク部材41をギア24との非掛止状態にする。すなわち、
案内部材15にシートベルト張力が作用する場合のみ、ブ
ロツク部材41をギア24との非掛止状態にされて案内部材
15が制御部材28に対して相対移動するようにしている。
ここで、ブロツク部材41に不図示の手動式の曲がりレバ
ーを一体的に設けてレバーを直接操作してもよい。
最後に、第6図は第3実施例のシートベルトの懸吊位
置調節機構50の縦断面であり、また第7図は第6図の破
断線VII−VIIによる矢視図を表したものである。両図に
おいて、第1実施例の説明で既に説明済みの構成部品に
は同一の番号を付して説明を省略する。
シートベルトの懸吊位置調節機構50が、上述のシート
ベルトの懸吊位置調節機構10と相違している重要な構成
部分を述べると、支持部材16の穴部22は桁腹部17上にで
はなく側面部18に穿設されていることから、不図示の歯
付き輪あるいはギア24は桁腹部17に対して垂直にされて
制御部材28に設けられる軸体により回動自在に軸支され
るとともに、制御部材28の曲げ部34と案内部材15との間
には、圧縮バネ32が同様に設けられている。このため、
案内部材15にはラグ51が固定されている。説明の簡略化
のために第6図と第7図においては、曲げ部34と連結さ
れるワイア36、懸吊部材11、引つ張りバネ38等は全て省
いて表している。
ここで、シートベルトの懸吊位置調節機構50が特に特
徴的である点は、案内部材15に形成されている戻り止め
部31と、ギア24の回動中心とが支持部材16の長手方向の
中心線より偏つている部分である。つまり、第7図にお
いて明らかなように、台形の戻り止め部31を挟んで凸部
52、53がギア24と係合する方向に向けて形成されている
が、これらの凸部52、53はギア24の外周面が形成する円
弧と略同一の同心円の円弧を図示のように形成してい
る。また、凸部53はギア24の外周面に凸部53よりも余計
に係るようにしているが、このことは動作時の安定性を
確保するためには重要である。つまり、シートベルト12
に張力が作用してギア24を穴部22と案内部材15とによる
掛止状態にする際に、凸部53の円弧面がギア24をより確
実に掛止状態にするように働くからである。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、3点式自動式
のシートベルトを装着するときに肩部付近部位を懸吊部
材により懸吊するための調整操作を、簡単にすることが
でき、かつ簡単な構造及び軽量に構成することができ、
しかも衝突時の信頼性に富むシートベルトの懸吊位置調
節機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例のシートベルトの懸吊位置調節機構
10の縦断面図、 第2図は第1図の破断線II−IIによる矢視図、 第3図は第2図の破断線III−IIIによる矢視図、 第4図は第2実施例のシートベルトの懸吊位置調節機構
40の縦断面図、 第5図は第4図の破断線V−Vによる矢視図、 第6図は第3実施例のシートベルトの懸吊位置調節機構
50の縦断面図、 第7図は第6図の破断線VII−VIIによる矢視図である。 図中、11……懸吊部材、12……シートベルト、13……ピ
ン、14……頭部、15……案内部材、16……支持部材、17
……桁腹部、18、19……側面部、20、21……縁部、22…
…穴部、23……歯部、24……ギア(手段)、25……ピ
ン、26、27……ラグ、28……制御部材、29、30……開口
部、31……戻り止め部、32……圧縮バネ、33……端部、
36……ワイア、37……上端部、38……引つ張りバネ、41
……ブロツク部材、42……回動軸部分、43、44……曲げ
部、45……カバー、46……板バネ、47……カム、48、49
……プレート、51……ラグ、52、53……凸部である。

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3点式自動式のシートベルト(12)を装着
    後の肩部付近部位を懸吊部材(11)により懸吊するため
    のシートベルトの懸吊位置調節機構であつて、 前記懸吊部材(11)を設けた案内部材(15)を上下に移
    動自在に案内する支持部材(16)と、 制御部材(28、48、49)により回動自在に軸支されると
    ともに、前記支持部材に形成された複数の係合孔(22)
    に対して常時噛合する複数の歯部(23)を有したギア手
    段(24)と、 前記ギア手段(24)の前記歯部(23)間の谷部に係合し
    て回動を規制する戻り止め部(31、41)と、 前記戻り止め部(31、41)が前記ギア手段(24)に係合
    するように付勢する付勢部材(32)と、 前記付勢部材の付勢力に抗して前記戻り止め部(31、4
    1)の係合を解除する方向に付勢するための制御部材(2
    8、48、49)を具備してなり、 前記シートベルト(12)に対する張力により、前記ギア
    手段(24)に前記戻り止め部(31、41)が係合するよう
    に構成することを特徴とするシートベルトの懸吊位置調
    節機構。
  2. 【請求項2】前記制御部材(28、48、49)はワイア手段
    (36)により変位可能に構成されることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載のシートベルトの懸吊位置調
    節機構。
  3. 【請求項3】前記懸吊部材(11)が前記シートベルトに
    対する張力により、前記戻り止め部(31)が前記ギア手
    段(24)に対して変位して係合するように構成すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載
    のシートベルトの懸吊位置調節機構。
  4. 【請求項4】前記支持部材(16)は、互いに対向する1
    対の側面部(18、19)と、前記ギア手段(24)と係合す
    る係合孔(22)とを備えることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項から第4項のいずれかに記載のシートベルト
    の懸吊位置調節機構。
  5. 【請求項5】前記支持部材(16)は横断面形状が略U字
    形をなし、前記側面部(18、19)は案内部を形成する一
    方、前記ギア手段(24)と係合する係合部を係合孔(2
    2)として前記支持部材(16)の桁腹部(17)に形成す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載のシー
    トベルトの懸吊位置調節機構。
  6. 【請求項6】前記支持部材(16)は横断面形状が略U字
    形をなし、前記側面部(18、19)は案内部を形成する一
    方で、前記ギア手段(24)と係合する係合部を係合部
    (22)として前記側面部(18、19)のいずれかに形成す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載のシー
    トベルトの懸吊位置調節機構。
  7. 【請求項7】前記戻り止め部(31)は板状の案内部材
    (15)一体的に形成される一方で、前記案内部材(15)
    は前記制御部材(28)に対して平行に支持部材(16)内
    を案内されることを特徴とする特許請求の範囲第1項か
    ら第6項のいずれかに記載のシートベルトの懸吊位置調
    節機構。
  8. 【請求項8】前記ギア手段(24)は、制御部材(28)に
    おいて回動自在に取付けられることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載のシートベルトの懸吊位置調節機
    構。
  9. 【請求項9】前記戻り止め部(41)は、前記係合孔(2
    2)に対して係合する前記ギア手段(24)の歯部の直径
    方向に沿う範囲で係合することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載のシートベルトの懸吊位置調節機構。
  10. 【請求項10】前記ギア手段(24)と前記戻り止め部
    (41)とは、前記案内部材(15)により回動自在に軸支
    されるとともに、前記シートベルト(12)に対する張力
    により、前記制御部材(28)の前記制御部(48、49)を
    介して、前記戻り止め部(41)は自由位置から変位し
    て、前記ギア手段(24)に前記戻り止め部(41)が係合
    するように構成することを特徴とする特許請求の範囲第
    9項に記載のシートベルトの懸吊位置調節機構。
  11. 【請求項11】前記係合孔(22)の長手方向に沿うよう
    に移動される前記案合部材(15)において、前記ギア手
    段(24)が回動自在に軸支され、 また、前記戻り止め部(31)は前記案内部材(15)に形
    成され、前記戻り止め部(31)の両側に形成される湾曲
    部位(52、53)の曲率中心と前記ギア手段(24)の回転
    中心とが一致するように構成されることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載のシートベルトの懸吊位置調
    節機構。
  12. 【請求項12】前記制御部材(28)はバネ(38)により
    移動方向にバイアスされていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項乃至第11項に記載のシートベルトの懸吊
    位置調節機構。
  13. 【請求項13】前記ワイア手段(36)は、変移のために
    前記制御部材(28)に対して接続されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項乃至第12項に記載のシートベル
    トの懸吊位置調節機構。
  14. 【請求項14】前記ワイア手段は、同じ変移方向に沿う
    2本のケーブルから構成されることを特徴とする特許請
    求の範囲第12項に記載のシートベルトの懸吊位置調節機
    構。
  15. 【請求項15】前記制御部材は前記ギア手段と係合する
    方向に付勢されるとともに、前記ケーブルに接続される
    手動式レバーにより係合が解除されるように構成される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載のシート
    ベルトの懸吊位置調節機構。
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