JP2016030536A - シートベルト装置 - Google Patents

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JP2016030536A JP2014154094A JP2014154094A JP2016030536A JP 2016030536 A JP2016030536 A JP 2016030536A JP 2014154094 A JP2014154094 A JP 2014154094A JP 2014154094 A JP2014154094 A JP 2014154094A JP 2016030536 A JP2016030536 A JP 2016030536A
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Abstract

【課題】乗員によるシートベルト装着時の操作性と乗員に対する拘束性を向上することができるシートベルト装置を提供する。
【解決手段】シートベルト12の一端側の巻き取り及び引き出しを可能としたリトラクタ装置14と、シートベルト12の他端を固定したベルトアンカ16と、シートベルト12の一端側を支持する支持起点部材30と、ベルトアンカ16と支持起点部材30との間のシートベルト12の一部に移動可能に保持されたタング18と、ベルトアンカ16とシートクッションを挟む位置に配置したシートベルトバックル20と、を備え、支持起点部材30に設けられてシートベルト12の一端側の始点位置を乗員の肩よりも上方の初期位置と乗員の肩に接近した移動位置とに変位可能な変位部材と、変位部材を初期位置から移動位置に変位させる駆動装置と、を備える
【選択図】図2

Description

本発明は、乗員を拘束するシートベルト装置に関する。
従来から、乗員を拘束するシートベルト装置として、例えば、リヤシートベルトの場合、乗員の後方上部に位置するショルダーアンカ付近のタングを手前に移動させつつシートベルトをリトラクタ装置から引き出し、タングをシートベルトバックルに係合させるという装着動作を行っている。
この際、非使用時にあっては、シートベルトの引き出し側をリトラクタ装置に収納していることから、ショルダーアンカを車体のリヤピラーやその近傍の天井付近に位置させていればタングもショルダーアンカの近傍に位置させることができ、乗員がタングを持ってシートベルトの引き出しからタングのシートベルトバックルへの係合までの操作性を向上させることができる(例えば、特許文献1,2参照)。
一方、リトラクタ装置をリヤパーセルシェリフの上面等に設置したり、リヤシートバックの上端にスルーアンカを配置することによって、シートベルトの乗員に対する引き出し位置を肩付近に位置させることができる。
これにより、乗員の方とシートベルトの引き出し始端部とを接近させることができ、乗員の拘束性を向上させることができる(例えば、特許文献3参照)。
特開2010−159000号公報 特開2010−179705号公報 特開2011−063226号公報
上記従来技術においては、例えば、ショルダーアンカの近傍にタングが位置している場合、操作性は向上するものの、シートベルトの上端の位置がショルダーアンカの位置となってしまうため、乗員の肩から離れてしまう。
一方、リヤシートバックにスルーアンカ等を配置した場合、非使用時のタング位置がスルーアンカの近傍となることから、乗員の方に近すぎてしまい、タングを持ってシートベルトを引き出す際の操作性が低下してしまう。
このような構成であるシートベルト装置の最適化を図るうえでは、乗員によるシートベルト装着時の操作性と、乗員に対する拘束性の両方が高いことが望ましい。
本発明の目的は、乗員によるシートベルト装着時の操作性と乗員に対する拘束性を向上することができるシートベルト装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のシートベルト装置は、シートベルトの一端側の巻き取り及び引き出しを可能としたリトラクタ装置と、シートベルトの他端を固定したベルトアンカと、前記シートベルトの前記一端側を支持する支持起点部材と、前記ベルトアンカと前記支持起点部材との間のシートベルトの一部に移動可能に保持されたタングと、前記ベルトアンカとシートクッションを挟む位置に配置したシートベルトバックルと、を備え、前記タングを前記支持起点部材の近傍から前記シートベルトを引き出しつつ前記シートベルトバックルに係合操作して乗員を拘束可能としたシートベルト装置において、前記支持起点部材に設けられて前記シートベルトの一端側の始点位置を乗員の肩よりも上方の初期位置と乗員の肩に接近した移動位置とに変位可能な変位部材と、前記変位部材を初期位置から移動位置に変位させる駆動装置と、を備えることを特徴とする。
本発明のシートベルト装置は、所謂3点式のシートベルト装置であり、乗員を拘束していないときにはシートベルトの一端側は乗員の肩よりも上方の初期位置にあり、シートベルトの他端側のベルトアンカは床面等に固定されている。
そして、乗員をシートベルトにより拘束する場合には、初期位置の近傍に位置しているタングを引き寄せることによりシートベルトがリトラクタ装置から引き出され、乗員の反対側に設置のシートベルトバックルにタングを係合させることで乗員を拘束することができる。
ここで、本発明のシートベルト装置は、シートベルトの一端側の始点位置を乗員の肩よりも上方の初期位置と乗員の肩に接近した移動位置とに変位可能な変位部材が支持起点部材に設けられている。そして、この変位部材は駆動装置によって初期位置から移動位置へと変位させることができる。
これにより、乗員がシートベルトを装着する際には、シートベルトの一端側の始点位置は乗員の肩よりも上方の初期位置に位置して操作性を向上することができる。そして、乗員を拘束したときには、駆動装置の駆動によって始点位置を乗員の肩に接近した移動位置に変位させることにより、乗員に対する拘束性を向上することができる。
また、本発明のシートベルト装置は、車体に衝撃が加わった際に前記駆動装置を作動させる作動装置を備えることを特徴とする。
これにより、乗員を拘束してから車体に衝撃が発生する前までは降車時等のシートベルトによる拘束を解除する際の操作性を確保するとともに、車体に衝撃が加わった際には拘束性を向上することができる。
さらに、本発明のシートベルト装置は、前記支持起点部材は、車体の上下方向に沿って延びるガイドレールと、前記ガイドレールに案内される前記作動部材としてのスライダーと、前記スライダーと前記駆動装置との間に接続された引っ張り部材と、前記スライダーに設けられて前記シートベルトの一端側を折り返すショルダーアンカと、を備えることを特徴とする。
すなわち、支持起点部材は、車体ピラー等に設けられて車体上下方向に延びるガイドレールによってスライダーが初期位置と移動位置とに変位する。したがって、このスライダーを駆動装置で引っ張ることでショルダーアンカが乗員の肩よりも上方の初期位置から乗員の肩に接近した移動位置に変位することができる。
また、シートベルト装置は、前記ガイドレールは、前記スライダーを初期位置に位置させるとともに前記駆動装置の駆動力によって前記スライダーの移動位置への変位を許容する位置決め部を有する。
これにより、作動部材は、非使用時や乗員が装着しているときなどの通常時は初期位置にあり、駆動装置が作動した時にのみ移動位置に変位させることができる。
ここで、本発明のシートベルト装置において、前記支持起点部材は、前記シートベルトの一端側を折り返すショルダーアンカであり、前記駆動装置は、一端に前記ショルダーアンカを固定した少なくとも伸長又は収縮可能な作動部材であることを特徴とする。
これにより、ショルダーアンカを初期位置と移動位置とに直接変位させることができる。したがって、例えば、車体ピラーからシートベルトの一端側を引き出すタイプではなく、天井等からシートベルトの一端側を引き出したシートベルト装置等に容易に対応することができ、汎用性を向上することができる。
さらに、本発明のシートベルト装置は、前記支持起点部材は、前記リトラクタ装置に設けられたスルーアンカであり、前記駆動装置は、前記リトラクタ装置を昇降位置と下降位置及び車体外側と車体内側の少なくとも何れか一方に変位可能に固定した少なくとも伸長又は収縮可能な作動部材であることを特徴とする。
これにより、リトラクタ装置を初期位置と移動位置とに直接変位させることができる。したがって、例えば、車両トノボード等にリトラクタ装置を配置したシートベルト装置等に容易に対応することができ、汎用性を向上することができる。
本発明によれば、乗員によるシートベルト装着時の操作性と乗員に対する拘束性を向上することができる。
本発明のシートベルト装置の実施の形態1を示し、車体の内部鋼製の概略説明図である。 本発明のシートベルト装置の実施の形態1を示し、シートベルト装置の斜視図である。 本発明のシートベルト装置の実施の形態1を示し、支持起点部材の概略説明図である。 本発明のシートベルト装置の実施の形態1を示し、作動装置の機能ブロック図である。 本発明のシートベルト装置の実施の形態1を示し、(A)は位置決め部の一例の説明図、(B)は位置決め部の他例の説明図である。 本発明のシートベルト装置の実施の形態1を示し、(A)はシートベルトを装着した状態の乗員の正面図、(B)はシートベルトを装着した状態の乗員の側面図である。 本発明のシートベルト装置の実施の形態3を示し、車体の内部鋼製の概略説明図である。 本発明のシートベルト装置の実施の形態3を示し、シートベルト装置の斜視図である。 本発明のシートベルト装置の実施の形態4を示し、(A)やリヤシートの斜視図、(B)は支持起点部材の平面図、(C)は支持起点部材の正面図である。
以下、本発明の第1実施形態を図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、車体の前後・左右方向とは着座した乗員から見た車体の前後・左右方向をいう。
図1において、車体1は、車体1の前後方向の中央に配置して車体1の上下方向に延びるセンターピラー2と、車体1の前後方向の後方寄りに配置して車体1の上下方向に延びるリヤピラー3と、センターピラー2よりも車体1の前方に配置したフロントシート4と、センターピラー2とリヤピラー3との間に配置したリヤシート5と、車体ルーフ6と、車体フロア7と、を備える。
センターピラー2とリヤピラー3とには、図1において一部のみ図示するフロントシート用およびリヤシート用のシートベルト装置10が設けられている。
フロントシート4は、フロントシートクッション4a、フロントシートバック4b、フロントヘッドレスト4c、を有する。
リヤシート5は、リヤシートクッション5a、リヤシートバック5b、リヤヘッドレスト5c、を有する。
なお、シートベルト装置10は、フロントシート用とリヤシート用とで主たる構成はほぼ同一のものを用いているため、以下の説明においては、リヤシート用のシートベルト装置10で説明する。
シートベルト装置10は、図2に示すように、シートベルト12と、シートベルト12の一端側の巻き取り及び引き出しを可能としたリトラクタ装置14と、シートベルト12の他端を固定したベルトアンカ16と、リトラクタ装置14の一端側を支持する支持起点部材30と、ベルトアンカ16と支持起点部材30との間のシートベルト12の一部に移動可能に保持されたタング18と、
ベルトアンカ16とシートクッションを挟む位置に配置したシートベルトバックル20と、を備える。
シートベルト12は、帯状の布体から構成され、公知の構成のものが使用されている。また、シートベルト12は、リヤピラー3の下端等に固定したリトラクタ装置14からリヤピラー3の内部を車体1の下方から上方に向かって経由した後に、車体1の上方寄りから車体1の室内側に導き出されている。
リトラクタ装置14は、公知のものが使用されている。この際、リトラクタ装置14には、車体1に衝撃が加わった際にシートベルト12の一端側を巻き取るように作動する駆動装置としてのプリテンショナを備えたものが用いられている。
ベルトアンカ16は、車体フロア7或いはリヤシートクッション5aを車体1の前後方向に沿って変位可能に支持する図示しないシートレール等に固定されている。
タング18は、シートベルト12を使用していない状態のときに車体1の上方寄りの初期位置付近にあり、シートベルト12に設けたストッパ12aによってシートベルト12の他端側へのそれ以上の変位が阻止されている。
シートベルトバックル20は、公知の構成のものが使用されており、ベルトアンカ16とは、リヤシートクッション5aの乗員1人分を挟んで反対側のリヤシートクッション5aに一部が埋まるように図示しないクッションフレームに回動可能に支持されている。
これにより、シートベルト装置10は、乗員がタング18を握持して支持起点部材30の近傍からシートベルト12を引き出しつつシートベルトバックル20に係合操作することで乗員を拘束可能としている。
支持起点部材30は、図1に示すように、車体1の上下方向に沿って延びるガイドレール32と、図3に示すようにガイドレール32に案内される変位部材としてのスライダー34と、スライダー34とリトラクタ装置14の駆動装置(プリテンショナ)との間に接続された引っ張り部材としてのワイヤ36と、スライダー34に設けられてシートベルト12の一端側を折り返すショルダーアンカ38と、を備える。
ガイドレール32は、車体1の上部寄りにあって車体1の上下方向に沿うようにリヤピラー3の内部に固定されている。ガイドレール32は、金属による押し出し成形品等が用いられており、リヤピラー3に固定した状態において車体1の内側に向けて溝状に開放している。
スライダー34は、金属又は硬質樹脂から構成されたブロック体であり、ガイドレール32に装着した状態においてガイドレール32の開放から車体1の内側に一部が露出した状態でガイドレール32の内部を変位する。これにより、例えば、ガイドレール32の上端寄りを乗員の肩よりも上方の初期位置とし、ガイドレール32の下端寄りを乗員の肩に接近した移動位置とするように変位する。
ワイヤ36は、上端をスライダー34に接続し、下端をリトラクタ装置14の駆動装置(プリテンショナ)に接続している。なお、リトラクタ装置14の駆動装置は、シートベルト12を引き出す際、並びに、シートベルト12を通常で巻き取るときには、ワイヤ36が引き出されたり巻き取られたりすることがないようになっている。
ショルダーアンカ38は、車体1の下方から上方に延び、再び車体1の下方にあるベルトアンカ16に向かう始点位置としての機能を兼用している。したがって、始点位置はショルダーアンカ38の位置によって変化することとなるショルダーアンカ38は、図2に示すように、ねじ等の固定部材38aによってスライダー34に固定されている。したがって、リヤピラー3には、ガイドレール32に沿うようにガイド溝3aが形成されている。なお、センターピラー2にもガイドレール32に沿うようにガイド溝2aが形成されている。
一方、シートベルト装置10は、図4に示すように、例えば、図示しないエアバッグ装置と共有する制御装置(ECU)50によって制御可能となっている。制御装置50は、加速度センサ52、車速センサ54、障害物検知センサ56、衝突検知センサ58、に加え、シートベルトバックル20にタング18が装着されていることを検知するバックルスイッチ60からの出力信号が入力される。これにより、制御装置50は、車体1に衝突が発生した場合に、エアバッグ作動装置62と作動装置としてのシートベルト作動装置64とを作動させる。
すなわち、制御装置50は、車体1に衝突等による衝撃が発生すると、エアバッグ作動装置62を作動させ、エアバッグ装置のインフレータを作動させる。また、制御装置50は、車体1に衝突等による衝撃が発生すると、シートベルト作動装置64を作動させ、リトラクタ装置14の駆動装置を駆動させ、シートベルト12の巻き取りとワイヤ36の引き込みとを実行する。
これにより、スライダー34がガイドレール32に沿って初期位置から移動位置にまで変位する。なお、駆動装置は、スライダー34の変位によってシートベルト12に弛みができてしまうため、ベルトスラックを取るためにプリテンショナがリトラクタ装置14(或いはシートベルトバックル20)に必用となる。
この際、スライダー34は、例えば、図5(A)に示すように、ガイドレール32を貫通する樹脂製のボルト状のピン32Aや、図5(B)に示すように、ガイドレール32に貼り付けたストッパ32Bといった位置決め部によって、自重による初期位置から移動位置までの変位を阻止している。
このように、ガイドレール32は、スライダー34を初期位置に位置させるとともに駆動装置の駆動力によってスライダー34の移動位置への変位を許容する
ここで、非使用時や乗員が装着しているときなどの通常時はスライダー34は初期位置にあり、駆動装置が作動した時にのみスライダー34を移動位置に変位させることができる。したがって、駆動装置による引っ張り力やスライダー34の剛性は、ピン32Aの強度よりも高く、ストッパ32Bの貼り付き力よりも高く設定されている。
なお、ピン32Aやストッパ32Bに変えて、例えば、駆動装置よりも低い引っ張り力でスライダー34を引き上げるスプリング、ガイドレール32に設けた切り起こしやポンチ等によって形成した突起等により、通常時はスライダー34を初期位置に留まらせるように構成してもよい。
また、駆動装置であるプリテンショナは、リトラクタ装置14ではなくシートベルトバックル20に設けてもよい。
上記の構成において、図6に示すように、乗員Pをシートベルト12により拘束する場合には、初期位置の近傍に位置しているタング18を引き寄せることによりシートベルト12がリトラクタ装置14から引き出され、乗員Pの反対側に設置のシートベルトバックル20にタング18を係合させることで乗員Pを拘束することができる。
ここで、本発明のシートベルト装置10は、シートベルト12の一端側の始点位置を乗員Pの肩よりも上方の初期位置と乗員Pの肩に接近した移動位置とに変位可能なスライダー34が支持起点部材30に設けられている。そして、このスライダー34は駆動装置によって初期位置から移動位置へと変位させることができる。
これにより、乗員Pがシートベルト12を装着する際には、シートベルト12の一端側の始点位置は乗員Pの肩よりも上方の初期位置に位置して操作性を向上することができる。
また、シートベルト装置10は、車体1に衝撃が加わった際に駆動装置を作動させるシートベルト作動装置64を備えることにより、乗員Pを拘束してから車体1に衝撃が発生する前までは降車時等のシートベルト12による拘束を解除する際の操作性を確保するとともに、車体1に衝撃が加わった際には拘束性を向上することができる。
ところで、本実施の形態1では、リヤピラー3からシートベルト12の一端側を引き出し、ショルダーアンカ38による始点位置を乗員Pの肩よりも情報の初期位置と乗員Pの肩に接近した移動位置とに変位可能とするスライダー34を変位部材としたものを開示したが、これに限定されるものではない。
(実施の形態2)
例えば、支持起点部材30を廃止して、シートベルト12の一端側を折り返すショルダーアンカ38を支持起点部材としての機能を兼用させ、駆動装置としてショルダーアンカ38の一端にショルダーアンカ38を固定した少なくとも伸長又は収縮可能なソレノイドや電磁スプリング等の作動部材とし、この作動部材をシートベルト作動装置64によって駆動させてもよい。
これにより、ショルダーアンカ38を初期位置と移動位置とに直接変位させることができる。したがって、例えば、リヤピラー3からシートベルト12の一端側を引き出すタイプではなく、天井等からシートベルト12の一端側を引き出したシートベルト装置にも容易に対応することができ、汎用性を向上することができる。
(実施の形態3)
また、図7及び図8に示すように、支持起点部材30を廃止し、リヤシート5の後方に配置した車両トノボード8にスルーアンカ(図示せず)からシートベルト12の一端側を引き出したリトラクタ装置14を設け、このリトラクタ装置14を昇降位置と下降位置及び車体外側と車体内側の少なくとも何れか一方に変位可能に固定した少なくとも伸長又は収縮可能な作動部材としてのソレノイド等を駆動装置としてもよい。
これにより、リトラクタ装置14を初期位置と移動位置とに直接変位させることができる。したがって、例えば、車両トノボード8等にリトラクタ装置14を配置したシートベルト装置等に容易に対応することができ、汎用性を向上することができる。
(実施の形態4)
また、図7に示すように、車両トノボード8や車体フロア7にリトラクタ装置14を設けた場合、リヤシートバック5bに支持起点部材30を設けてもよい。
(その他の変形例)
なお、上記各実施の形態では、車体1に衝撃が加わった際に乗員Pへの拘束力を向上させる構成を開示したが、初期位置は、移動位置とは別に変更可能とすることも可能である。
例えば、乗員Pが小柄な女性や子供であった場合、初期位置は乗員Pの体格に応じた高さであることが望ましい。また、特に子供の場合、タング18に手が届き難くいという問題もある。
そこで、このような場合には、例えば、ガイドレール32の複数個所に切り起こし状の位置決め部を設け、スライダー34の位置を低くしたり高くするなどして初期位置を変更することができる。なお、上記実施の形態3及び実施の形態4の場合においても、初期位置の変更は可能である。
なお、障害物検知センサ56には、例えば、実際の衝突前に衝突を事前に感知するミリ波レーダー等を用い、この感知結果に基づいて制御装置50によりエアバッグ作動装置62及びシートベルト作動装置64を同時に作動させることも可能である。
この際、シートベルト作動装置64は、プリテンショナではなく、モーターリトラクターでシートベルト12を引き込むようにしてもよい。また、ショルダーアンカ38の位置も、モーター駆動によって初期位置から移動位置、或いは、初期位置の変更に変位可能とすることも可能である。
また、リトラクタ装置14とは別に、ラップアウター側であるベルトアンカ16にリトラクタ装置を配置したダブルリトラクタ方式(プリテンショナを含む)に対応することも可能である。
このように、本実施の形態のシートベルト装置10は、シートベルト12の一端側の巻き取り及び引き出しを可能としたリトラクタ装置14と、シートベルト12の他端を固定したベルトアンカ16と、リトラクタ装置14の一端側を支持する支持起点部材30と、ベルトアンカ16と支持起点部材30との間のシートベルト12の一部に移動可能に保持されたタング18と、ベルトアンカ16とシートクッションを挟む位置に配置したシートベルトバックル20と、を備え、タング18を支持起点部材30の近傍からシートベルト12を引き出しつつシートベルトバックル20に係合操作して乗員を拘束可能としたシートベルト装置10において、支持起点部材30に設けられてシートベルト12の一端側の始点位置を乗員の肩よりも上方の初期位置と乗員の肩に接近した移動位置とに変位可能なスライダー34と、スライダー34を初期位置から移動位置に変位させる駆動装置と、を備えることにより、乗員Pによるシートベルト装着時の操作性と乗員Pに対する拘束性を向上することができる。
10 シートベルト装置
12 シートベルト
14 リトラクタ装置(駆動装置)
16 ベルトアンカ
18 タング
20 シートベルトバックル
30 支持起点部材
32 ガイドレール
34 スライダー(変位部材)
36 ワイヤ(引っ張り部材)
38 ショルダーアンカ
64 シートベルト作動装置(作動装置)

Claims (6)

  1. シートベルトの一端側の巻き取り及び引き出しを可能としたリトラクタ装置と、
    シートベルトの他端を固定したベルトアンカと、
    前記シートベルトの前記一端側を支持する支持起点部材と、
    前記ベルトアンカと前記支持起点部材との間のシートベルトの一部に移動可能に保持されたタングと、
    前記ベルトアンカとシートクッションを挟む位置に配置したシートベルトバックルと、
    を備え、
    前記タングを前記支持起点部材の近傍から前記シートベルトを引き出しつつ前記シートベルトバックルに係合操作して乗員を拘束可能としたシートベルト装置において、
    前記支持起点部材に設けられて前記シートベルトの一端側の始点位置を乗員の肩よりも上方の初期位置と乗員の肩に接近した移動位置とに変位可能な変位部材と、
    前記変位部材を初期位置から移動位置に変位させる駆動装置と、
    を備えることを特徴とするシートベルト装置。
  2. 請求項1に記載のシートベルト装置において、
    車体に衝撃が加わった際に前記駆動装置を作動させる作動装置を備えることを特徴とするシートベルト装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシートベルト装置において、
    前記支持起点部材は、
    車体の上下方向に沿って延びるガイドレールと、
    前記ガイドレールに案内される変位部材としてのスライダーと、
    前記スライダーと前記駆動装置との間に接続された引っ張り部材と、
    前記スライダーに設けられて前記シートベルトの一端側を折り返すショルダーアンカと、
    を備えることを特徴とするシートベルト装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1の請求項に記載のシートベルト装置において、
    前記ガイドレールは、前記スライダーを初期位置に位置させるとともに前記駆動装置の駆動力によって前記スライダーの移動位置への変位を許容する位置決め部を有することを特徴とするシートベルト装置。
  5. 請求項1に記載のシートベルト装置において、
    前記支持起点部材は、
    前記シートベルトの一端側を折り返すショルダーアンカであり、
    前記駆動装置は、
    一端に前記ショルダーアンカを固定した少なくとも伸長又は収縮可能な作動部材である
    ことを特徴とするシートベルト装置。
  6. 請求項1に記載のシートベルト装置において、
    前記支持起点部材は、
    前記リトラクタ装置に設けられたスルーアンカであり、
    前記駆動装置は、
    前記リトラクタ装置を昇降位置と下降位置及び車体外側と車体内側の少なくとも何れか一方に変位可能に固定した少なくとも伸長又は収縮可能な作動部材であることを特徴とするシートベルト装置。
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