JP2654492B2 - 枠体の横材と縦材の連結構造 - Google Patents

枠体の横材と縦材の連結構造

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JP2654492B2
JP2654492B2 JP3281945A JP28194591A JP2654492B2 JP 2654492 B2 JP2654492 B2 JP 2654492B2 JP 3281945 A JP3281945 A JP 3281945A JP 28194591 A JP28194591 A JP 28194591A JP 2654492 B2 JP2654492 B2 JP 2654492B2
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一郎 高橋
博 清川
光春 平澤
博 野島
達裕 嵯峨
博史 武田
功 横谷
英生 土田
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Fujita Kk
WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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  • Special Wing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サッシ等の枠体を構成
する横材と縦材を連結する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】横材と縦材を方形状に連結した枠体にガ
ラスを装着したサッシにおいては、枠体の強度を大とす
るために横材と縦材を突き合せてボルトや溶接等で強固
に連結している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる枠体であると火
災時等に横材・縦材が熱膨張すると弯曲変形してガラス
が外れたり、破損することがある。
【0004】ここで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした枠体の横材と縦材の連結構造を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】枠体11を構成する横材
と縦材の一方に沿って連結材15を長手方向に摺動自在
に配設し、この連結材15を横材と縦材の一方より長手
方向に突出して横材と縦材の他方に連結し、前記横材と
縦材の一方に形成した長手方向の長孔16よりビス17
を連結材15にネジ合し、このビス17の頭部17aと
横材と縦材の一方との間に低溶融材より成るワッシャ1
8を介在した枠体の横材と縦材の連結構造。
【0006】
【作 用】通常時には横材と縦材の一方と連結材15
をビス17で強固に連結して連結材15を介して横材と
縦材を強固に連結できるから枠体の剛性を大きくできる
し、火災時にはワッシャ18が軟化又は溶融して連結材
15が横材と縦材の一方に対して相対的に摺動可能とな
って横材と縦材の一方の熱膨張を吸収して弯曲変形を防
止できる。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように、上の横材1の両端面
は左右の縦材2,2に突き合せ連結され、上の横材1に
一対の中間の縦材3,3の上端部が伸縮継手4で連結さ
れ、左右の下の横材5の両端面は左右の縦材2と中間の
縦材3に突き合せ連結され、この下の横材5には補助横
材6が一対の連結部材7,7で連結され、この補助横材
6の両端面と左右の縦材2と中間の縦材3との間には隙
間が形成されて火災時の補助横材6の熱膨張を吸収して
弯曲変形しないようにしてあり、前記中間の縦材3の両
側面に中間の横材8が突き当て連結され、この中間の横
材8の一端部は伸縮継手9で左右の縦材2に連結されて
複数の開口部10を有する枠体11としてある。なお、
下の横材5と中間の縦材3を伸縮継手で連結しても良い
し、中間の横材8と中間の縦材3を伸縮継手で連結して
も良い。
【0008】次に伸縮継手4の詳細を説明する。図2,
図3に示すように、上の横材1は矩形断面中空長尺材と
なり、中間の縦材3は一対のコ字状チャンネル材12,
12を相対向して重ね合せた矩形断面中空長尺材となっ
て相対向した一対の第1壁13,13と相対向した一対
の第2壁14,14を有している。前記伸縮継手4は中
間の縦材3内に摺動自在に嵌合したコ字状断面の連結材
15を有し、この連結材15を中間の縦材3より突出さ
せて上の横材1に溶接等で固着して中間の縦材3の端面
と上の横材1との間に隙間を形成し、中間の縦材3の一
方の第2壁14に形成した長手方向の長孔16よりビス
17を連結材15に締付け、このビス17の頭部17a
と中間の縦材3の一方の第2壁14との間にアルミニウ
ム、プラスチック、銅等の上の横材1、中間の縦材3、
連結材15、ビス17に比べて溶融温度が低い低溶融材
より成るワッシャ18が介在してある。なお、前記伸縮
継手9も前述と同様に構成してある。つまり左右の縦材
2、中間の横材8は上の横材1、中間の縦材3と同一断
面形状となっている。
【0009】このようであるから、通常時には中間の縦
材3と連結材15がビス17で強固に連結されて摺動し
ないから中間の縦材3と上の横材1を強固に連結でき、
火災時には高温となってワッシャ18が軟化又は溶融し
てビス17の頭部17aと中間の縦材3の一方の第2壁
14との間に隙間が生じて連結材15と中間の縦材3は
相対的に摺動自在となるから、中間の縦材3の熱膨張を
吸収して弯曲変形することがない。
【0010】次に前述の枠体11の使用例を説明する。
図4,図5に示すように、上の横材1の面外方向両側面
下部に耐火板20をビス又は耐火接着剤でそれぞれ取付
け、その耐火板20に化粧材21をビスで取付けて下向
きのガラス取付凹部22を有する防火上枠23とし、左
右の縦材2の面外方向両側面内部に耐火板24をビス又
は耐火接着剤でそれぞれ取付け、その耐火板24に化粧
材25を取付けて内向きのガラス取付凹部26を有する
防火縦材27とし、下の横材5の面外方向両側面上部、
上面、補助横材6の面外方向両側面、下面に耐火板28
をビス又は耐火接着剤でそれぞれ取付け、この耐火板2
8に化粧材29をビスで取付けて上向きのガラス取付凹
部30を有する防火下枠31とし、中間の縦材3、横材
8の面外方向両側面に耐火板32をビス又は耐火接着剤
でそれぞれ取付け、その耐火板32に化粧材33をビス
で取付けてガラス取付凹部34を有する防火方立35、
防火無目36とし、その各ガラス取付凹部に耐火性のガ
ラス37を装着し、防火扉38を取付けて耐火ユニット
としてある。前記化粧材はビス止めせずにスナップ式に
取付けても良い。そして、上の横材1の上半分、下の横
材5の下半分、左右の縦材2の左右半分を建物躯体Bに
埋設して取付ける。
【0011】
【発明の効果】通常時には横材と縦材の一方に連結材1
5をビス17で強固に連結して連結材15を介して横材
と縦材を強固に連結できるから枠体の剛性を大きくでき
るし、火災時にはワッシャ18が溶融して連結材15が
横材と縦材の一方に対して相対的に摺動可能となって横
材と縦材の一方の熱膨張を吸収して弯曲変形を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】枠体の正面図である。
【図2】伸縮継手の正面図である。
【図3】伸縮継手の分解斜視図である。
【図4】枠体を用いた防火ユニットの正面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【符号の説明】
1…上の横材、2…左右の縦材、3…中間の縦材、4…
伸縮継手、5…下の横材、8…中間の横材、9…伸縮継
手、11…枠体、15…連結材、16…長孔、17…ビ
ス、17a…頭部、18…ワッシャ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平澤 光春 東京都渋谷区千駄ケ谷四丁目6番15号 株式会社フジタ内 (72)発明者 野島 博 東京都渋谷区千駄ケ谷四丁目6番15号 株式会社フジタ内 (72)発明者 嵯峨 達裕 東京都練馬区石神井3−18−5 (72)発明者 武田 博史 千葉県流山市東染井970−6 (72)発明者 横谷 功 埼玉県浦和市根岸3−8−1 (72)発明者 土田 英生 東京都足立区加平3丁目1−1

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体11を構成する横材と縦材の一方に沿
    って連結材15を長手方向に摺動自在に配設し、この連
    結材15を横材と縦材の一方より長手方向に突出して横
    材と縦材の他方に連結し、前記横材と縦材の一方に形成
    した長手方向の長孔16よりビス17を連結材15にネ
    ジ合し、このビス17の頭部17aと横材と縦材の一方
    との間に低溶融材よりなるワッシャ18を介在したこと
    を特徴とする枠体の横材と縦材の連結構造。
JP3281945A 1991-10-03 1991-10-03 枠体の横材と縦材の連結構造 Expired - Fee Related JP2654492B2 (ja)

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JP5994141B2 (ja) * 2012-10-04 2016-09-21 株式会社Lixil 開口部装置
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JP6727624B1 (ja) * 2019-02-04 2020-07-22 俊弥 相原 開き障子及び開き障子の製造方法

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