JP5994141B2 - 開口部装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建物開口部に設けられる枠体内に障子を開閉自在に納めてなる開口部装置に関し、特に火災発生時にも障子が枠体に拘束されて開かないようにした開口部装置に関する。
建物開口部に設けられる枠体内に障子を開閉自在に納めた開口部装置では、障子が閉じた状態で枠体に対して拘束され、ロックされる。しかし、開口部装置の種類によっては、火災発生時に高温に晒されると、障子の拘束状態が解除され、障子が開いてしまう場合がある。例えば、滑車を介してワイヤーによって障子を拘束する開口部装置にあっては、高温に晒されることで樹脂製の滑車が溶融し、ワイヤーの拘束力を失ってしまうことがある。
火災発生時にも障子の拘束状態を維持するため、温度上昇に伴って作動するロック機構を開口部装置に設けたものが知られている。ロック機構としては、例えば特許文献1に示すように、所定温度で溶融するヒューズ部材と、ヒューズ部材が溶融することで作動するバネ部材と、バネ部材によって跳ね上がる板部材とを有して障子に取付けられ、火災が発生して開口部装置が高温に晒されると、跳ね上がった板部材が枠体に係止され、これによってロック状態を維持するものがある。また、特許文献2にはヒューズ部材及びバネ部材の代わりに形状記憶合金を用いたものが開示されている。
特開4−266771号公報 特開4−266772号公報
しかし、従来のロック機構は、取付位置が限定されるという問題があった。火災発生時の開口部装置における温度は、火災の状況などに応じて位置によって大きく異なるため、障子の拘束状態が解除されるまでの間に、ロック機構の取付位置における温度が所定値以上とならない場合も考えられる。また、ヒューズ部材やバネ部材、形状記憶合金の部品など、専用の部品を用意する必要があってコストを上昇させる要因となっていた。さらには、バネ部材については高温になるほど弾性力が弱くなる特性があるため、使用できない場合もあった。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、簡単な構成で火災発生時には確実に障子を拘束することのできるロック機構を備えた開口部装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る開口部装置は、建物開口部に設けられる枠体内に障子を納めてなる開口部装置において、
互いに対向する前記枠体を構成する枠材の内周面と前記障子を構成する框材の外周面のいずれか一方にはロック部品が、他方には立ち上がり部が設けられ、
前記ロック部品は、上下方向に伸びる支持面部に対し自重により移動可能に設けられた移動部材を有すると共に、前記立ち上がり部より高い位置に配置され、
前記移動部材は、樹脂製のスペーサー部材を介して前記立ち上がり部と干渉しない上位置で前記支持面部に固定され、前記スペーサー部材が脱落すると前記立ち上がり部と干渉して前記障子の開放を阻止する下位置に移動することを特徴として構成されている。
請求項1に係る発明によれば、火災発生時には樹脂製のスペーサー部材が脱落し、ロック部品の移動部材が立ち上がり部と干渉して障子の開放を阻止することができ、スペーサー部材の溶融のみで確実に移動部材を移動させて障子を枠体に拘束した状態を維持することができる。
また、請求項2の発明に係る開口部装置は、前記支持面部と移動部材はネジ固定され、前記スペーサー部材はワッシャーからなることを特徴として構成されている。
請求項2に係る発明によれば、簡単な部品でロック部品を構成でき、ワッシャーの厚みを調整することで、火災が発生した際には早期に脱落させて移動部材を移動させることができる。
さらに、請求項3の発明に係る開口部装置は、前記支持面部と移動部材のいずれか一方には上下方向に長い長孔が形成され、該長孔を介して前記支持面部と移動部材がネジ固定されることを特徴として構成されている。
請求項3に係る発明によれば、スペーサー部材が脱落して移動部材に対する固定が解除された際に、重力により確実に移動部材を移動させることができる。
さらにまた、請求項4の発明に係る開口部装置は、前記立ち上がり部は前記枠材の内周面または框材の外周面に対して取付けられる係止部材に形成されることを特徴として構成されている。
請求項4に係る発明によれば、枠材または框材に構造上立ち上がり部を形成できない場合であっても立ち上がり部を設けることができる。
そして、請求項5の発明に係る開口部装置は、前記框材の外周面に取付けられる前記ロック部品または係止部材は、前記枠材の内周面に取付けられて対向する前記係止部材またはロック部材より長尺状に形成されることを特徴として構成されている。
請求項5に係る発明によれば、ロック部材または係止部材を框材の強度を向上させる補強材としても用いることができる。
本発明に係る開口部装置によれば、樹脂製のスペーサー部材を溶融させ脱落させることによって移動部材を移動させ、障子を枠体に拘束した状態を維持できるので、バネや形状記憶合金などを用いることなく簡単な構成で火災発生時には確実に障子を拘束することができる。
本実施形態における開口部装置の正面図である。 開口部装置の縦断面図である。 開口部装置の横断面図である。 開口部装置の上枠及び上框付近の拡大縦断面図である。 ロック部品の分解側面図である。 ロック部品の斜視図である。 火災発生時の状態におけるロック部品の斜視図である。 火災発生時の状態における開口部装置の上枠及び上框付近の拡大縦断面図である。 開口部装置の下辺にロック部品と立ち上がり部を設けた場合の下枠及び下框付近拡大図である。 火災発生時におけるロック部品の状態を表した下枠と下框付近拡大図である。 開口部装置の縦辺にロック部品と立ち上がり部を設けた場合の縦枠及び縦框付近拡大図である。 ロック部品の側面図である。 火災発生時の状態におけるロック部品の側面図である。 火災発生時の状態における縦枠及び縦框付近拡大図である。 別の形態のロック部品及び立ち上がり部を有する縦枠と縦框付近の拡大図である。 移動部材の正面図である。 ロック部品と係止部材の側面図である。 火災発生時の状態におけるロック部品と係止部材の側面図である。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1には本実施形態における開口部装置の正面図を示している。この図に示すように、本実施形態の開口部装置は、上枠10と下枠11及び左右の縦枠12,12を方形状に枠組みしてなる枠体1内に障子2を開閉自在に納めてなるものである。この開口部装置は、障子2の下辺を中心に上辺が室外側に向かって傾倒自在な開き窓として構成されている。
図2には開口部装置の縦断面図を、図3には開口部装置の横断面図を示している。障子2は、上框20と下框21及び左右の縦框22,22を方形状に框組みしてなる框体3内に、ガラス板からなるパネル体4を納めて構成されている。
上枠10と下枠11及び縦枠12には、それぞれ長手方向に沿って気密材13が設けられており、気密材13が障子2の室内側面に当接していることで、枠体1と障子2の間の気密性が確保されている。
上枠10の内周面10aと上框20の外周面20aの間には、開閉機構5が設けられていて、枠体1が障子2を開閉自在に支持している。開閉機構5内には、樹脂製の滑車を介したワイヤーによって、障子2を枠体1側から支持している。一方、下枠11の内周面11aと下框21の外周面21aの間には、ヒンジ部6が設けられており、障子2を枠体1に対して下辺を中心に傾倒自在となるようにしている。
図1において開閉機構5は開口部装置の上辺部に設けられているが、火災が発生して開口部装置が高温に晒されると、開閉機構5内に設けられた樹脂製の滑車などは溶融し、ワイヤーによる障子2の拘束状態が解除されてしまうため、そのままでは障子2が室外側に開くように傾倒する。これを防止するため、開口部装置の上辺には火災発生時に障子2が開かないようにロックする構造が設けられている。
図4には、開口部装置の上枠10及び上框20付近の拡大縦断面図を示している。この図は、開閉機構5が設けられている位置と異なる位置における断面を表している。上枠10の内周面10aと上框20の外周面20aのうち、上方に位置する上枠10の内周面10aにはロック部品30が設けられ、下方に位置する上框20の外周面20aには係止部材35が設けられる。係止部材35は、上框20の外周面20aに当接してネジ止め固定される固定面部35aと、固定面部35aから上方に立ち上がる立ち上がり部35bとを有した略L字状に形成されている。
図5には、ロック部品30の分解側面図を示している。ロック部品30は、固定部材31と移動部材32とからなり、これらをスペーサー部材33を介してネジ34が連結固定して構成される。
固定部材31は、上枠10の内周面10aに当接してネジ止め固定される固定面部31aと、固定面部31aから下方に垂下される支持面部31bとを有した略L字状に形成されている。
移動部材32は、支持面部31bに当接する平面状に形成されていて、下端位置が支持面部31bの下端位置と略同じとなる位置に固定される。このとき、図4に示すように、移動部材32は、上框20に設けられる立ち上がり部35bとは見付方向に異なる位置にあるため、障子2を開閉させても立ち上がり部35bと干渉しない上位置にある。
スペーサー部材33は、樹脂製のワッシャーからなり、ネジ34の頭部と移動部材32の表面との間に挟まれる。また、スペーサー部材33は樹脂製であるため、所定以上の高温になると溶融して脱落する。
図6には、ロック部品30の斜視図を示している。この図に示すように、移動部材32は左右2箇所にネジ34を挿通させる長孔32a,32aを有している。長孔32aは、上下方向に長く形成されており、その下端部にネジ34が挿通され、移動部材32と固定部材31とが固定されている。
火災が発生した場合には、樹脂材からなるスペーサー部材33は溶融して脱落する。これによって、ネジ34の頭部と移動部材32の表面との間には隙間が生じるから、移動部材32はネジ34による締結力を受けなくなる。そして、移動部材32は上下に長い長孔32aにネジ34を挿通させているため、スペーサー部材33が脱落すると重力により下方にスライド移動する。
図7には、火災発生時の状態におけるロック部品30の斜視図を示している。この図に示すように、火災発生時に移動部材32が下方にスライド移動すると、移動部材32の下端部は支持面部31bの下端位置よりも下方に位置し、移動部材32は下位置の状態となる。
図8には、火災発生時の状態における開口部装置の上枠10及び上框20付近の拡大縦断面図を示している。この図に示すように、移動部材32が下位置の状態になると、移動部材32の下端部が立ち上がり部35bの室外側に位置することになる。この状態で障子2が開こうとすると、移動部材32が立ち上がり部35bと干渉するため、障子2は開くことができない。すなわち、火災発生時にも障子2を枠体1に拘束した状態を維持することができる。
このように、本実施形態では、枠体1の内周面と框体3の外周面のうち、上側に位置する方にロック部品30を設け、下側に位置する方に立ち上がり部35bを設け、ロック部品30には高温時に脱落するスペーサー部材33を介して移動部材32を上位置で固定し、移動部材32は通常時には立ち上がり部35bと干渉せず、火災発生時にスペーサー部材33が脱落すると下位置に移動して立ち上がり部35bと干渉し、障子2が開かないようにしている。スペーサー部材33は薄い平面状で樹脂製のワッシャーで構成できるので、開口部装置が高温に晒された場合には、所定温度で確実に溶融して脱落することができる。ワッシャーをできるだけ薄くすることで、火災発生時のより早期に脱落させて移動部材32を下位置にスライド移動させることができる。また、移動部材32の固定を解除できる構造とすればよいので、少ない部品で火災発生時における障子2の開き止めの構造を構成することができる。
上枠10の内周面10aに設けられるロック部品30は、図6に示すように短尺状の部材からなるが、上框20の外周面20aに設けられる係止部材35については、上框20の長手方向略全長に渡る長尺状に形成してもよい。これにより、上框20の強度を向上させる補強材としても係止部材35を用いることができる。
また、ロック部品と立ち上がり部からなる構造は、開口部装置の下辺に設けてもよい。図9には、開口部装置の下辺にロック部品40と立ち上がり部11bを設けた場合の下枠11及び下框21付近拡大図を示している。この図に示すように、開口部装置の下辺においては、下框21の外周面21aの方が下枠11の内周面11aよりも上方に位置するので、ロック部品40は下框21の外周面21aに設けられる。立ち上がり部11bは、下枠11の内周面11aに断面略L字状に突出するように形成される。
ロック部品40の構成は上枠10に設けられたものと同様である。すなわちロック部品40は、上下方向に伸びる支持面部41bを有する固定部材41と移動部材42とを有してなり、移動部材42を支持面部41bに対して樹脂製のワッシャーからなるスペーサー部材43を介してネジ44で固定し、移動部材42を上位置で保持してなるものである。移動部材42は、下枠11の立ち上がり部11bと通常時においては干渉せず、かつ室内外方向位置が立ち上がり部11bの室内側に隣接した位置となるように配置される。また、移動部材42は、上下方向に長い長孔42aにネジ44が挿通されている。
図10には、火災発生時におけるロック部品40の状態を表した下枠11と下框21付近拡大図を示している。火災が発生してスペーサー部材43が脱落すると、移動部材42は支持面部41bに対し下方にスライド移動して下位置の状態となる。これにより、移動部材42は下枠11の立ち上がり部11bと室内外方向において対向し、障子2が開こうとした際には互いに干渉するので、障子2が開かないように拘束することができる。
開口部装置の縦辺にも、同様の構成を設けることができる。図11には、開口部装置の縦辺にロック部品50と立ち上がり部22bを設けた場合の縦枠12及び縦框22付近拡大図を示している。この図に示すように、縦枠12の内周面12aにはロック部品50が設けられ、縦框22の外周面22aには立ち上がり部22bが突出状に形成されている。
ロック部品50は、上下方向に伸びる支持面部51bを有し縦枠12の内周面12aに固定される固定部材51と、支持面部51bに対し樹脂製のワッシャーからなるスペーサー部材53を介してネジ54により上位置に固定された移動部材52とからなっている。移動部材52は、上位置にある通常時には、縦框22の立ち上がり部22bと干渉せず、かつ、室内外方向において立ち上がり部22bの室外側に隣接する位置に配置される。
図12には、ロック部品50の側面図を示している。この図においては、縦枠12の内周面12aと縦框22の立ち上がり部22bとを破線で表している。この図に示すように、ロック部品50を構成する移動部材52は、下部にはネジ孔52aを有し、上部には縦枠12の内周面12a側に向かって開口するU字孔52bを有している。ネジ孔52aとU字孔52bには、それぞれスペーサー部材53を介してネジ54,54が挿通されて、移動部材52が支持面部51bに対して固定される。
図13には、火災発生時の状態におけるロック部品50の側面図を示している。火災が発生してスペーサー部材53が脱落すると、移動部材52は上部のネジ54及び下部のネジ54両方の締結力を失い、U字孔52bは縦枠12の内周面12a側が開口しているため、ネジ孔52aを中心に室外側に向かって回動する。なお、ここで移動部材52が確実に室外側に向かって回動するように、移動部材はネジ孔52aの位置よりも室外側に重心が位置するような形状に形成されている。
移動部材52は、先端部が縦框22の外周面22aに当接するまで回動する。図14には、火災発生時の状態における縦枠12及び縦框22付近拡大図を示している。このとき、移動部材52は縦框22の立ち上がり部22bの室外側に位置した状態となるから、障子2が開こうとすると互いに干渉し、障子2を枠体1に拘束した状態を維持することができる。
縦枠12及び縦框22におけるロック部品と立ち上がり部の構成は、別の形態を採ることもできる。図15には、別の形態のロック部品60及び立ち上がり部65bを有する縦枠12と縦框22付近の拡大図を示している。この形態では、縦框22の外周面22aにロック部品60が設けられ、縦枠12の内周面12aには立ち上がり部65bを有した係止部材65が設けられている。
ロック部品60は、上下方向に伸びる支持面部となる縦框22の外周面22aに対し、樹脂製のワッシャーからなるスペーサー部材62を介してネジ63により上位置に固定された移動部材61からなっている。移動部材61は、縦框22の外周面22aに対して当接固定される固定面部61aと、固定面部61aから外周側に突出する突出面部61bとで略L字状をなすように形成されている。図16には、移動部材61の正面図を示している。この図に示すように、固定面部61aには、上下方向に長い2つの長孔61c,61cが形成されていて、各長孔61cにネジ63が挿通される。また、図15に示すように移動部材61は、室内外方向において立ち上がり部65bの室内側に隣接する位置に配置される。
図17には、ロック部品60と係止部材65の側面図を示している。この図においては、縦枠12の内周面12aと縦框22の立ち上がり部22bとを破線で表している。この図に示すように、ロック部品60は係止部材65よりも上方に位置しており、上位置にある通常時には、縦枠12の立ち上がり部65bと干渉しない。
図18には、火災発生時の状態におけるロック部品60と係止部材65の側面図を示している。火災が発生してスペーサー部材62が脱落すると、移動部材61はネジ63の締結力を失い、長孔61cに沿って重力により下方にスライド移動する。これにより、移動部材61の下部は係止部材65の立ち上がり部65bの室内側に位置した状態となるから、障子2が開こうとすると互いに干渉し、障子2を枠体1に拘束した状態を維持することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。例えば、本実施形態の開口部装置は、障子2の下辺を中心に上辺が室外側に向かって傾倒自在な開き窓として構成されているが、それ以外の開き窓や引き違いサッシなど、枠体内に障子を納めてなる開口部装置であれば、どのような種類であっても本発明を適用することができる。また、障子としては扉(ドア)も含まれる。
1 枠体
2 障子
3 框体
4 パネル体
5 開閉機構
6 ヒンジ部
10 上枠
10a 内周面
11 下枠
11a 内周面
11b 立ち上がり部
12 縦枠
12a 内周面
13 気密材
20 上框
20a 外周面
21 下框
21a 外周面
22 縦框
22a 外周面
22b 立ち上がり部
30 ロック部品
31 固定部材
32 移動部材
32a 長孔
33 スペーサー部材
34 ネジ
35 係止部材
35b 立ち上がり部
40 ロック部品
41 固定部材
42 移動部材
42a 長孔
43 スペーサー部材
44 ネジ
50 ロック部品
51 固定部材
52 移動部材
52a ネジ孔
52b U字孔
53 スペーサー部材
54 ネジ
60 ロック部品
61 移動部材
61c 長孔
62 スペーサー部材
63 ネジ
65 係止部材
65b 立ち上がり部

Claims (5)

  1. 建物開口部に設けられる枠体内に障子を納めてなる開口部装置において、
    互いに対向する前記枠体を構成する枠材の内周面と前記障子を構成する框材の外周面のいずれか一方にはロック部品が、他方には立ち上がり部が設けられ、
    前記ロック部品は、上下方向に伸びる支持面部に対し自重により移動可能に設けられた移動部材を有すると共に、前記立ち上がり部より高い位置に配置され、
    前記移動部材は、樹脂製のスペーサー部材を介して前記立ち上がり部と干渉しない上位置で前記支持面部に固定され、前記スペーサー部材が脱落すると前記立ち上がり部と干渉して前記障子の開放を阻止する下位置に移動することを特徴とする開口部装置。
  2. 前記支持面部と移動部材はネジ固定され、前記スペーサー部材はワッシャーからなることを特徴とする請求項1記載の開口部装置。
  3. 前記支持面部と移動部材のいずれか一方には上下方向に長い長孔が形成され、該長孔を介して前記支持面部と移動部材がネジ固定されることを特徴とする請求項2記載の開口部装置。
  4. 前記立ち上がり部は前記枠材の内周面または框材の外周面に対して取付けられる係止部材に形成されることを特徴とする請求項1または2記載の開口部装置。
  5. 前記框材の外周面に取付けられる前記ロック部品または係止部材は、前記枠材の内周面に取付けられて対向する前記係止部材またはロック部材より長尺状に形成されることを特徴とする請求項4記載の開口部装置。
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