JP5185232B2 - ロック装置及び防火建具 - Google Patents

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Description

本発明は、建具の戸体が熱により変形して枠体との間に隙間が生じることを防ぐロック装置及びこのロック装置を備える防火建具に関する。
火災時においては、窓や戸等の建具を閉鎖することで炎や煙を遮断し、延焼を防ぎ、避難経路を確保することができる。しかし、建具の戸体が熱により変形して枠体との間に隙間が生じると、そこから炎や煙が浸出してしまう。そこで、所定の温度に達したときに戸体と枠体とをロックする装置を設けることで、変形を抑えることができる。例えば、特許文献1及び2には、所定の温度に達すると破断する温度ヒューズと弾性体を組み合わせたロック装置が記載されている。
特開2001−321455号公報 特公平7−47914号公報
しかしながら、特許文献1及び2のロック装置は、戸体又は枠体の何れか一方に内蔵した本体から他方に向けてピンやボルトが突出し、他方に設けた穴に係合するものであり、ピン等が戸体及び枠体の内外周方向に移動可能なように、戸体と枠体の両方に穴開け等の大きな加工が必要であり、既存の建具に後付けすることは困難である。また、ピン等が弾性体を介して戸体又は枠体に取り付けてあるから、突出したピン等がぐらつき、ロックした戸体にガタツキが生じるおそれがある。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、既存の建具に後付け容易で、ロックした戸体にガタツキが生じないロック装置及びこのロック装置を備える防火建具を提供することを目的とする。
本発明のうち請求項1の発明は、戸体の外周面又は戸体を納める枠体の内周面の何れか一方の面に設けたロック本体と、他方の面に設けたロック受具からなり、ロック本体は、固定部と、可動部と、弾性体と、温度ヒューズとを備え、固定部は、一方の面に固定してあり、可動部は、固定部に結合しており見付方向に移動自在であり、ロック受具に設けた被係合部に係合する係合部を有しており、弾性体は、可動部をロック受具に向けて付勢しており、温度ヒューズは、固定部と可動部とを連結しており、弾性体の付勢力に抗して可動部を保持していることを特徴とする。なお、枠体は枠を四周枠組みするものであって、見付方向とは、ロック本体又はロック受具を取り付けた枠の長手方向のことである。
本発明のうち請求項2の発明は、係合部は、可動部から外周方向に立ち上がる突起であり、被係合部は、他方の面と平行に設けた板状の受部に、突起側に向けて開口する切欠部を形成したものであり、突起が切欠部に嵌り込むことで戸体の動作を規制することを特徴とする。
本発明のうち請求項3の発明は、戸体と、戸体を納める枠体とを備え、請求項1又は2記載のロック装置を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、所定の温度に達して温度ヒューズが破断することで、弾性体に付勢された可動部が移動して係合部が被係合部に係合し、戸体と枠体とがロックされるので、戸体の熱による変形を抑えることができる。そして、係合部は可動部に形成され、可動部が固定部に結合しているから、係合部が見付方向以外の方向に動くことはなく、ロックした戸体にガタツキが生じない。また、請求項1の発明によれば、戸体の外周面又は枠体の内周面の何れか一方にロック本体を、他方にロック受具を取り付けるだけでよく、戸体及び枠体に大きな加工を施す必要がないから、既存の建具に後付けすることも容易である。さらに、可動部が見付方向に移動するものであるから、装置全体の見込方向の幅を小さくすることができるので、見込幅の狭い建具にも取り付けることができる。また、請求項2の発明によれば、被係合部が板状の受部に切欠部を形成したものであるから、装置全体の内外周方向の厚さを小さくすることができるので、戸体の外周面と枠体の内周面との間隔が狭い建具にも取り付けることができる。
ロック装置の待機状態を示す説明図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(b)のA−A線断面図である。 ロック装置の作動状態を示す説明図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 ロック装置を備える防火窓の断面図(図4のB−B線断面図)である。 ロック装置を備える防火窓の室内側正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明の防火建具には、防火窓や防火戸など、躯体の開口部に開閉自在に設けられるものであって、火災時に閉鎖して炎や煙の浸出を防ぐものを全て含むが、ここでは、戸体の下端側に水平方向回転軸を有し、上端側が室外側に向けて開く防火窓の場合について示す。この防火窓は、図4に示すように、躯体開口部に設けた枠体4に戸体3を開閉自在に納めたものであって、枠体4は、上枠42a、下枠42b及び左右の縦枠42cを四周枠組みしたものであり、戸体3は、上框32a、下框32b及び左右の縦框32cを四周框組みして、パネル33を嵌め込んだものである。そして、図3に示すように、戸体3(上框32a)の外周面31(上記の一方の面)及びそれに対向する枠体4(上枠42a)の内周面41(上記の他方の面)には、本発明のロック装置Lが設けてある。
次に、図1及び図3に基づき、ロック装置について説明する。ただし、以下において上下左右とは、図1(b)における上下左右を示し、上下方向は外周・内周方向と、左右方向は見付方向(上枠42aの長手方向)と一致する。ロック装置は、上框32aの外周面31に設けたロック本体1と、上枠42aの内周面41に設けたロック受具2からなる。なお、ロック本体1はスライダー用の溝34内に取り付けてある。スライダーは戸体を開閉させるもので縦框32cに取り付けてあるが(図示省略)、縦框32cと上框32aは型材を共用しているので、上框32aにも溝34が形成されている。
ロック本体1は、固定部11と、可動部12と、弾性体13と、温度ヒューズ14とを備えている。固定部11は、左右方向に長尺で、見込方向断面が略コ字形であり、開口部が下側を向くようにして、外周面31にネジ止めされている。また、固定部11の上面の左右方向中間部には、左右方向に延びる長孔11aが形成されている。そして、固定部11の上側には可動部12が取り付けてある。可動部12は、左右方向に長い略矩形の板状で、左右方向中間部には、上向きに突出する突起が形成され、係合部15としてある。係合部15の右側には左右方向に延びる長孔12aが形成され、この長孔12aに第一ネジ16aが挿入されており、第一ネジ16aは固定部11の上面に形成されたネジ孔に螺合している。一方、係合部15の左側にはネジ孔が形成されて第二ネジ16bが螺合しており、第二ネジ16bは固定部11の長孔11aに挿入されている。第一ネジ16a及び第二ネジ16bには下方からナットが螺合されており、可動部12は、固定部11に対して左右方向にスライド自在であるが上下及び見込方向には動かないように結合されている。スライドする際、可動部12は長孔12aに挿入された第一ネジ16aに沿って移動し、同時に可動部12に固定された第二ネジ16bが固定部11の長孔11a内を移動する。さらに、第一ネジ16aと第二ネジ16bとは、コイルバネからなる弾性体13により連結されており、この弾性体13により可動部12が右側に向けて付勢されている。弾性体13は、断面略コ字形の固定部11の内側に納まっている。また、固定部11の長孔11aの左側には、ネジ孔が形成され第三ネジ16cが螺合されていて、第二ネジ16bと第三ネジ16cとが、所定温度で破断する温度ヒューズ14により連結されている。ここで、弾性体13は引き伸ばされた状態であり、温度ヒューズ14が弾性体13の付勢力に抗して可動部12を保持している。
一方、ロック受具2は、一枚の矩形の板材を折り曲げて形成したもので、上枠42aの内周面41に当接する取付部24と、取付部24の室外側端から下方へ延びる立設部25と、立設部25の下端から室外側へ延びる受部22とを有し、取付部24が上枠42aの内周面41にネジ止めしてある。そしてこのロック受具2は、ロック本体1の係合部15より右側に位置しており、受部22の上下方向位置は係合部15の上端よりも下側であって、その左側辺には係合部15が嵌り込む大きさの切欠部23が形成されている。
次に、このように構成したロック装置の動作について説明する。平常時においては、ロック装置は図1に示す待機状態にあり、ロック本体1とロック受具2との間で係合している箇所はないから、ロック装置は戸体3の開閉動作に影響しない。そして、火災時においては、温度ヒューズ14が熱せられて所定の温度に達すると、破断する(図2の14a,14b)。すると、図2に示すように、引き伸ばされていた弾性体13が収縮するのに伴って第二ネジ16bを右方向へ引き寄せ、同時に第二ネジ16bが固定された可動部12も右方向へ移動し、可動部12に形成された係合部15が受部22に形成された切欠部23に嵌り込んで、係合部15と被係合部21とが係合する。これにより、戸体3の見込方向の動作が規制されるので、防火窓は確実に閉鎖され、戸体3が熱変形して枠体4との間に隙間が生じることを防ぐ。また、係合部15が可動部12に形成され、可動部12が固定部11に対して左右方向以外には動かないように結合されているから、ロックした戸体3にガタツキが生じない。
このように、本発明のロック装置は、ロック本体の固定部とロック受具の取付部とを、それぞれ戸体の外周面又は枠体の内周面にネジ止めするだけでよく、戸体及び枠体に大きな加工を施す必要がない。また、可動部が見付方向に移動するものであるから、ロック装置全体の見込方向の幅が小さく、本実施例のようにスライダー用の溝内に取り付けることもできるし、その他の見込幅が狭い建具にも取り付けることができる。さらに、被係合部が板状の受部に切欠部を形成したものであるから、ロック装置全体の内外周方向の厚さが小さく、戸体の外周面と枠体の内周面との間隔が狭い建具にも取り付けることができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。例えば、ロック装置は、戸体の開閉方向に応じて縦框や下框に設けてもよいし、一つの建具に複数のロック装置を設けてもよい。また、ロック本体を枠体に取り付け、ロック受具を戸体に取り付けてもよい。さらに、上記の作用効果を奏する限り、各部の形状は自由に設定できる。
1 ロック本体
2 ロック受具
3 戸体
4 枠体
11 固定部
12 可動部
13 弾性体
14 温度ヒューズ
15 係合部(突起)
21 被係合部
22 受部
23 切欠部
31 外周面
41 内周面

Claims (3)

  1. 戸体の外周面又は戸体を納める枠体の内周面の何れか一方の面に設けたロック本体と、他方の面に設けたロック受具からなり、ロック本体は、固定部と、可動部と、弾性体と、温度ヒューズとを備え、固定部は、一方の面に固定してあり、可動部は、固定部に結合しており見付方向に移動自在であり、ロック受具に設けた被係合部に係合する係合部を有しており、弾性体は、可動部をロック受具に向けて付勢しており、温度ヒューズは、固定部と可動部とを連結しており、弾性体の付勢力に抗して可動部を保持していることを特徴とするロック装置。
  2. 係合部は、可動部から外周方向に立ち上がる突起であり、被係合部は、他方の面と平行に設けた板状の受部に、突起側に向けて開口する切欠部を形成したものであり、突起が切欠部に嵌り込むことで戸体の動作を規制することを特徴とする請求項1記載のロック装置。
  3. 戸体と、戸体を納める枠体とを備え、請求項1又は2記載のロック装置を設けたことを特徴とする防火建具。
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