JP2652278B2 - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JP2652278B2
JP2652278B2 JP6243691A JP6243691A JP2652278B2 JP 2652278 B2 JP2652278 B2 JP 2652278B2 JP 6243691 A JP6243691 A JP 6243691A JP 6243691 A JP6243691 A JP 6243691A JP 2652278 B2 JP2652278 B2 JP 2652278B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光材料を処理液に浸漬
して湿式処理する感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料の発色現像処理においては、各
工程において消費される処理剤を適宜補充して、各処理
液の機能を一定に維持している。例えば発色現像工程で
は新鮮な発色現像補充液を補充タンクから発色現像処理
槽に補充し、疲労した現像液はオーバーフローにより排
出することにより、感光材料から溶出されるハロゲンイ
オン濃度を一定に維持して写真処理が行われている。
【0003】また、漂白工程では感光材料中の現像銀を
漂白するための漂白剤が減少するので新鮮な漂白補充液
を補充タンクから漂白処理槽に補充し、疲労した漂白液
をオーバーフロー排出することにより、漂白剤の量を一
定に維持して写真処理が行われている。この場合、オー
バーフローした漂白液は一時貯蔵し、必要に応じてエア
レーションした後に漂白再生剤を加えて再利用すること
により、系外へ排出する廃液量を少なくすることができ
る。
【0004】定着工程(場合によっては漂白定着でも)
では、感光材料からハロゲンの溶出と銀の溶出が起こり
処理能力が低下するので定着補充液を定着槽に補充し、
疲労した定着液をオーバーフローさせて処理能力を一定
に維持して写真処理が行われる。この場合、オーバーフ
ローした定着液を一時貯蔵し、電解装置により除銀を行
った後、消費された薬剤を補うために定着再生剤を加
え、これを補充液として再利用すると系外へ排出する廃
液量を少なくすることができる。しかし、この方法では
ハロゲンを除去できないため、一定量以上の疲労定着液
を必ず系外に排出して定着槽からハロゲンを除去する必
要がある。
【0005】上述の処理液の補充と余剰液の排出による
各処理能力の維持方法では、処理能力の維持のために補
充液が多量に必要であり、廃液の排出量も多くなる。ま
た、廃液の排出量を少なくするためには、廃液を再生す
るための一時貯蔵槽や定電流発生装置の必要な高価な電
解装置等を必要とし、かつ再生のための管理に多大の労
力を要する。その上排出される各種の処理液の廃液処理
のためにも高いコストがかかる。
【0006】そこで、このような問題に鑑み廃液量を低
減しかつ処理液の機能を一定に維持する方法が本出願人
により提案されている(特願平2−334916号)。
この方法は、発色現像液を満たした現像槽内に陰極を設
置し、漂白能を有する処理液を満たした処理槽内に陽極
を設置し、かつ発色現像液及び漂白能を有する処理液を
両液が混合しないようにして電気的に連結し両極に通電
するものである。この方法によれば、疲労した処理液を
電気的に酸化及び還元することにより、処理機能を回復
することができる。したがって、補充液の量も少なくて
すむ。更に、流す電流も小さくて済むため、電解装置に
備えるような定電流発生装置も必要なくコストも安くな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ランニ
ング処理装置のように漂白能を有する処理槽へ現像液の
持込みがある装置の場合、現像槽に陰極を設け、漂白能
を有する処理槽に陽極を設けて通電すると、処理の進行
に伴って陽極にタールが付着し、通電効率が低下すると
いう問題がある。この問題を回避するためには、陽極を
頻繁に清掃又は交換する必要があり、煩雑な作業が要求
される。また、清掃を頻繁に行わないとタールが液面に
浮遊し、搬送ローラに付着したり場合によっては感光材
料に付着し、感光材料に汚れが生じる。また、タールが
搬送ローラ等に付着すると感光材料が汚れてしまう。
【0008】本発明の目的は、感光材料を良好に処理で
き、しかも保守が容易な感光材料処理装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明に係る上
記目的は、下記(1)から(4)により達成される。 (1)現像液と漂白能を有する処理液とが、アニオン交
換膜を介して電気的に連結されて各処理槽に充填され、
前記現像液に陰極を接触させて設け、漂白能を有する前
記処理液に陽極を接触させて設け、両液間で通電処理を
行う感光材料処理装置において、漂白能を有する前記処
理液を充填した処理槽に、導電性粒子を充填したフィル
タを着脱可能に設け、該フィルタに漂白能を有する処理
液を循環させて前記導電性粒子を前記陽極として通電処
理することを特徴とする感光材料処理装置。
【0010】(2)漂白能を有する処理液と定着能を有
する処理液とが、アニオン交換膜を介して電気的に連結
されて各処理槽に充填され、前記定着能を有する前記処
理液に陰極を接触させて設け、漂白能を有する前記処理
液に陽極を接触させて設け、両液間で通電処理を行う感
光材料処理装置において、漂白能を有する前記処理液を
充填した処理槽に、導電性粒子を充填したフィルタを着
脱可能に設け、該フィルタに漂白能を有する処理液を循
環させて前記導電性粒子を前記陽極として通電処理する
ことを特徴とする感光材料処理装置。
【0011】(3)現像液と、漂白能を有する処理液
と、定着能を有する処理液とが、アニオン交換膜を介し
て電気的に連結されて各処理槽に充填され、前記現像液
及び前記定着能を有する前記処理液に陰極を接触させて
設け、漂白能を有する前記処理液に陽極を接触させて設
け、3液間で通電処理を行う感光材料処理装置におい
て、前記漂白能を有する前記処理液を充填した処理槽
に、導電性粒子を充填したフィルタを着脱可能に設け、
該フィルタに漂白能を有する前記処理液を循環させて前
記導電性粒子を前記陽極として通電処理することを特徴
とする感光材料処理装置。
【0012】(4)前記(1)から(3)に記載の装置
において、感光材料処理の信号に基づいて感光材料の処
理前から処理後の間のいずれかの時期に前記電極に通電
して処理することを特徴とする感光材料処理装置。
【0013】本発明によれば、フィルタ内に導電性粒子
を充填してあり、この導電性粒子を陽極として用いるの
で、多数の導電性粒子は電解処理及び濾過処理に寄与す
る。すなわち、導電性粒子は有効な活性面を有する電極
として作用し、更にタール成分の濾過及び酸化消滅効果
を有するので、処理液を清浄に保ちかつ機能を一定に維
持することができる。多数の導電性粒子を用いることに
より、処理液と接する陽極の面積が広くなり、通電効率
を長期間にわたって良好に維持することができる。した
がって、感光材料を良好に処理することができる。
【0014】また、フィルタ交換時に陽極も交換される
ことになり、感光材料処理液の通電処理によりタールが
付着しがちな陽極を容易に交換することができる。更
に、漂白液に混入した現像主薬は陽極に付着して集めら
れるので、他の部材にタール状の変質物が付着すること
はない。したがって、感光材料にタール状の汚れが発生
することも防止できる。
【0015】本発明において、カラー感光材料を処理す
る場合には、露光後の感光材料を発色現像処理した後、
漂白能を有する処理液を用いて脱銀処理する。このと
き、発色現像処理に用いる発色現像液を満たした現像槽
内に陰極を設置し、また漂白能を有する処理液を満たし
た漂白能を有する処理槽内に陽極を設置し、かつ発色現
像液及び漂白能を有する処理液を両液が混合しないよう
にアニオン交換膜により遮断しながらも電気的に連結
し、各電極に通電する。
【0016】また、定着能を有する処理液を満たした定
着能を有する処理槽内に陰極を設置し、漂白能を有する
処理液を満たした漂白能を有する処理槽内に陽極を設置
し、前記定着能を有する処理液と前記漂白能を有する処
理液とをやはり両液が混合しないようにして電気的に連
結し、両極に通電する。
【0017】この場合の漂白能を有する処理液として
は、漂白液、漂白定着液が挙げられ、定着能を有する処
理液としては、定着液、漂白定着液が挙げられる。発色
現像ないし脱銀処理工程としては、以下のものが挙げら
れる。
【0018】発色現像→漂白→定着 発色現像→漂白→水洗→定着 発色現像→漂白→漂白定着 発色現像→漂白→漂白定着→定着 発色現像→漂白定着→漂白定着 発色現像→漂白定着→漂白定着→定着 このようななかでも、発色現像→漂白の処理工程を含む
、、、の工程に本発明を適用することが好まし
い。
【0019】なお、、の工程では、発色現像槽に陰
極を、漂白槽に陽極を設置することが好ましいが、場合
によっては、漂白槽の後方に位置する漂白定着槽に陽極
を設置してもよい。
【0020】また、、の工程では、いずれの漂白定
着槽に陰極を設置してもよいが、前方に位置する漂白定
着槽に陽極を設置する方が好ましい。各電極への通電
は、例えば電流密度で表示すれば、0.05〜1000
mA/cm2 、好ましくは0.2〜100mA/cm2
となるように電圧を印加すればよい。印加電圧は、使用
する液、処理装置の形態、電極間距離、アニオン交換膜
の性質や種類等により全く異なるが、概念的には0.0
5〜100V、好ましくは0.1〜10Vとなる。ま
た、電極への通電は連続でもよく間欠でもよい。
【0021】本発明においては、処理を開始するにあた
り通電を開始し、処理中に通電を行うことが好ましい。
これは、感光材料の処理中における発色現像液及び漂白
能を有する処理液の処理性能を一定に維持することが可
能となるからである。
【0022】発色現像液の酸化劣化は、感光材料の処理
量が少ない(1週間当たり処理する感光材料に対する補
充量がタンク液量の0.3倍以下)、いわゆる閑散処理
のとき顕著になる。処理直前ないし処理中に通電するこ
とによって、処理中感光材料により巻き込まれて発色現
像液に含有される空気中の酸素を還元したり、ハロゲン
化銀が還元(現像)されるときに生成する発色現像主薬
酸化体のなかでカプラーと反応せずに発色現像液中に溶
出されてくるものを還元したりするので、発色現像主薬
の劣化が小さくなる。
【0023】漂白能を有する処理液における酸化力の低
下は、感光材料の処理量が多い(1週間当たり処理する
感光材料に対する補充量がタンク液量の2倍以上)とき
顕著になるが、処理中にて通電を行うことによって酸化
力を一定に保持することが可能となる。
【0024】一般に、感光材料の処理量が少ない時に
は、発色現像液の液劣化の問題が大きくなり、一方処理
量が多い時には漂白能を有する処理液の酸化力低下の問
題が大きくなるが、本発明は、このような問題を是正す
る方向に働くので、処理条件のいかんにかかわらず、常
に適正な処理性能を維持することが可能となる。
【0025】そして、本発明では、処理中にて、漂白液
の酸化還元電位を随時測定し、所定の電位以下になって
ときに電圧を印加するように通電のON/OFFを制御
することが好ましい。
【0026】なお、上記の電位は、陽極電位を標準水素
電極等と比較して測定するか、酸化還元電位計により測
定して求めればよい。この場合、上記電位は酸化剤によ
って異なるが、例えば、エチレンジアミン四酢酸第二鉄
錯塩では、0〜210mV程度、1,3−ジアミノプロ
パン四酢酸第二鉄錯塩では20〜260mV程度であ
る。
【0027】上記のように、本発明においては、簡易な
電気的手段によって、発色現像液、漂白能を有する処理
液及び定着能を有する処理液の処理性能を維持管理して
いる。
【0028】したがって、従来、発色現像液において
は、現像力の劣化を補充液の添加量を増すという方法に
よって解決せざるを得なかったが、本発明では、このよ
うな方法によらなくても、現像機能を回復させることが
できる。
【0029】また、漂白能を有する処理液においては、
従来、漂白剤の漂白力(酸化力)を回復するためにエア
レーションする方法が採られており、この方法では飛沫
が飛びカラー現像液を劣化させたり、周辺機器等を汚染
するという弊害等が生じていたが、本発明はこれを未然
に防止するものである。発色現像処理の後、直ちに脱銀
処理するような工程で、漂白能を有する処理液の機能回
復をエアレーションにより行うと、漂白能を有する処理
液が飛散して発色現像液を汚染して劣化させるが、本発
明によれば漂白能を有する処理液の混入による発色現像
液の劣化を防止することができる。
【0030】そして、発色現像液、漂白能を有する処理
液及び定着能を有する処理液の処理性能を維持できる結
果、本発明では、各液の補充量を低減できるという効果
が得られる。
【0031】特に、発色現像液では発色現像主薬の使用
量を減ずることができ、コスト面でも有利となる。発色
現像処理及び漂白能を有する処理液による処理を施され
た感光材料は、次にその後、前記した処理工程に示され
るように、定着能を有する処理液によって処理される。
【0032】本発明では、定着能を有する処理液を満た
した定着能を有する処理槽内に陰極を設置し、隣接して
設置されている電解質水溶液を満たした電解質槽内に陽
極を設置し、かつ定着液及び電解液を両液が混合しない
ようにアニオン交換膜で遮断しながらも電気的に連結
し、両極に通電する。
【0033】感光材料の処理開始の信号を受けると同時
に、あるいは所定の時間を経た後、陰極、陽極間に、そ
れぞれ通電が開始される。この場合の通電の条件は、現
像槽と漂白能を有する処理液を充填した処理槽での通電
の場合と同様の制御でよい。
【0034】また、通電は制御手段からの陰極、陽極間
の通電を制御する信号で制御を受けてもよいが、別個に
制御されるようになっていてもよい。定着能を有する処
理液の場合においても、処理中にて通電を行うことが好
ましく、それによって感光材料の処理中における処理性
能を一定に維持することが可能となる。
【0035】定着能を有する処理液では、処理の休止中
などに空気酸化された保恒剤や定着剤が還元されること
になり、定着力の劣化が防止される。この定着剤等の酸
化は、感光材料が持ち込む漂白液によって促進される
が、この方法により有効に防止される。
【0036】また、定着剤や保恒剤の酸化分解を防止す
ることができ、硫化物の生成が抑制される。定着液の酸
化劣化は、感光材料の処理量が少ない(1週間当たり処
理する感光材料に対する補充量がタンク液量の0.3倍
以下)、いわゆる閑散処理の時著しい。これは、処理中
に持ち込まれた漂白液が経時中に空気中の酸素を取り込
み、定着液の酸化を促進するからであるが、上記のよう
に処理直前ないし処理中に通電することによって還元的
雰囲気となって液が回復し処理時の漂白液の持込みに対
する耐性ができてくる。
【0037】したがって、定着液の酸化劣化は、特に閑
散処理で懸念されるが、本発明を適用することによっ
て、処理条件のいかんにかかわらず、各処理液において
欠点を是正する方向に働くことになり適正な処理性能を
維持することが可能となる。
【0038】このように、簡易な電気的手段によって、
さらに、定着液の処理性能を維持管理することができ
る。定着液においては、従来、定着力の劣化を補充量を
増すという方法によって解決せざるを得なかったが、こ
のような方法によらなくともよく、本発明においては、
各処理液の補充量を低減できるという効果が得られる。
【0039】なお、本工程において、定着槽に隣接する
電解槽を設置せず、漂白槽内にいま1本陽極を設置し、
漂白槽と定着槽とを電気的に塩橋、より好ましくは陰イ
オン交換膜等で連結する方法によっても本発明を適用す
ることが可能である。さらにこの場合において、漂白槽
内の2ケの陽極は別個のものとせず、単一の陽極として
もよい。
【0040】既に上記した通り本発明はの工程に適用
することが最も好ましい。しかしながら、の工程には
含まれない、漂白定着液を含めた前記種々の工程におい
て本発明の方法を適用することは可能である。
【0041】すなわち、の工程では、漂白槽と漂白定
着槽との間、或いは漂白定着槽と定着槽との間、或いは
漂白槽と定着槽との間で、各槽内に電極を設置し、各槽
内の処理液を電気的に連結することが可能である。
【0042】の工程では、漂白槽と漂白定着槽との間
で槽内に電極を設置し、槽内の処理液を電気的に連結す
ることが可能である。また、の工程では、発色現像槽
に隣接して電解質溶液を満たした電解質槽を設置して、
電解質槽内に陽極を設置し、かつ両液が混合しないよう
にイオン交換膜で遮断し、電気的に連結すればよい。
【0043】本発明に用いる陰極は長時間の使用に耐え
うる電気伝導体または半導体であれば何れでもよいが、
特にステンレスが好ましい。陰極の形状は槽内に設置し
易い板状か網目入りの板状または突起付の板状が好まし
い。大きさは、槽容量により適宜選択すればよい。陽極
は不溶性の材質でかつ導電性粒子であればよく、具体的
には炭素(黒鉛)、二酸化鉛、白金、金、チタン等が挙
げられ、場合によってはステンレスを用いてもよい。
【0044】本発明に用いるアニオン交換膜としては、
例えば 旭硝子(株) 製 AMV/AMR,ASV/ASR
等、 旭化成(株) 製 A−101、 三菱油化(株)製 XYA、 徳山曹達(株)製 ACH−45T,ACS,AFN
等、 Ionics Inc. 製 AR103PZL−386,AK1
03QZL−386,AR103PZL−389,AR
204SXZL−389等、がある。
【0045】前記アニオン交換膜は1つでもよいが、2
つのアニオン交換膜を対向させて設け、該アニオン交換
膜間に電解質溶液を充填してもよい。電解質溶液に用い
る電解質としては、発色現像ないし漂白液に接触して反
応しないものがよく、NaCl,KCl,LiCl,K
NO3 等を挙げることができる。さらに場合によっては
各処理液の希釈水液または各液が少しでも混入した水溶
液を用いてもよい。
【0046】なお、本発明において、各処理槽の材質
は、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ABS樹脂、フェノール樹脂、エポキ
シ樹脂、ポリスチレン等の非導電性の樹脂材料とすれば
よい。
【0047】
【実施態様】以下、添付図面を参照して本発明の一実施
態様を説明する。ただし本発明は本実施態様のみに限定
されず、本発明の技術的思想に基づいていかなる変更も
可能である。
【0048】図1は本発明の実施態様である感光材料処
理装置の平面図である。隣設する2つの処理槽10,1
2は、アニオン交換膜14で仕切られており、両処理槽
10,12内の処理液が混合しないように遮断され、か
つ陰イオンのみがアニオン交換膜14を通過可能に電気
的に連結されている。第1処理槽10には陰極16が浸
漬して設けられ、第2処理槽12には陽極18が処理液
に接触して設けられている。陰極16は例えば導電性金
属の平板であり、感光材料Sの搬送障害とならない位置
に浸漬されている。また、陽極18は導電性粒子を充填
したフィルタ20に設けた電極であり、第2処理槽12
内の処理液はポンプ22によりフィルタ20へ供給され
て処理液は第2処理槽12とフィルタ20とを循環する
ようになっている。電源24により陰極16及び陽極1
8に通電することにより、第1処理槽10及び第2処理
槽12内の処理液が通電される。通電処理は感光材料処
理中に行うことが好ましく、処理液の機能を一定に維持
することができる。
【0049】第1処理槽10及び第2処理槽12内に充
填する処理液としては下記の組合せがあり、処理液の組
合せにより感光材料Sの搬送方向が異なる。 第1処理槽(陰極側) 第2処理槽(陽極側) 搬送方向 現像液 漂白液 A 定着液 漂白液 B 水洗水 漂白液 B 漂白液中には感光材料Sに付着した現像液の持込みがあ
り、持ち込まれた現像主薬はタール状に変質する。そし
て、漂白液と接する槽壁や搬送ローラ等にタールが付着
し、これが更に感光材料Sに転移して感光材料Sを汚す
恐れがある。
【0050】ところが、導電性粒子を充填したフィルタ
20により漂白液を濾過しながら漂白液を通電処理する
ことにより、現像主薬が陽極に移動して導電性粒子上で
タールに変質するので、搬送ローラ等にタールが付着す
ることはない。
【0051】図2は電極18を備えたフィルタ20の断
面図である。フィルタ20は、テフロン製織布からなる
通液性の袋26内に導電性粒子28を最密に充填し、こ
れを容器30内に充填した構成である。容器30及び袋
26を貫通して棒状電極18が設けられ、電極18は導
電性粒子28と接して上端のみ露出し、電源24と接続
される。したがって、導電性粒子28は棒状電極18と
共に陽極として作用し電解処理を行る。また、導電性粒
子28は袋26内に最密に充填されているので濾過機能
も有する。容器30には処理液の流入口32及び排出口
34が設けられ、これらは処理槽12内と連通するパイ
プ38にコネクタ40により連結される。フィルタ20
はコネクタ40により容易に処理槽12と連結及び離脱
が可能であり、交換が容易である。なお、処理槽側のパ
イプ38に弁等を設け、フィルタ20を交換する際に処
理液が槽外に流出しないように構成される。
【0052】フィルタ20はコネクタ40を外すことに
より処理槽12から外すことができるが、図3に示すよ
うなフィルタ交換装置を用いることにより、フィルタ2
0の交換が更に容易になる。図3はフィルタ交換装置の
斜視図である。基台42内のモータ(図示せず)により
回転可能な主軸44には、保持部材46により複数のフ
ィルタ20が着脱可能に装着されており、フィルタ20
は保持部材46から外さずに所定の位置で処理槽12と
連結されるようになっている。処理槽12と連結されて
いたフィルタ20の能力が低下すると、このフィルタ2
0は処理槽との連結が解除される。次いで、主軸44を
回転(図示の場合は1/4回転)させて新しいフィルタ
20を所定の連結位置に移動させ、新しいフィルタ20
をコネクタ40により処理槽12と連結する。この装置
によれば、モータを作動させる操作とコネクタ40の操
作だけでフィルタ20を容易に交換することができる。
なお、主軸44は手動で回転する構成でもよい。
【0053】図4はカラー感光材料に対して一連の処理
を行う感光材料処理装置の概略平面図である。図中左方
から順に現像槽50、漂白槽52、第1水洗槽54、定
着槽56、第2水洗槽58、安定化槽60が連設されて
おり、感光材料Sは右方へ向けて搬送される過程で浸漬
処理される。現像槽50、漂白槽52、定着槽56、安
定化槽60には、補充液が適宜供給される。また第2水
洗槽58には水洗水の新液が補充され、第2水洗槽58
のオーバーフロー液は第1水洗槽54に補充されるよう
になっている。現像槽50と漂白槽52とに隣設して電
解槽62が設けられ、電解槽62には電解質溶液(例え
ばKCl)が充填されている。現像槽50と電解槽62
との間、及び漂白槽52と電解槽62との間にはアニオ
ン交換膜14が設けられており、各液は混合しないよう
に充填されているが、アニオン交換膜14により両液は
電気的に連結されている。また、第1水洗槽54と定着
槽56との間にもアニオン交換膜14が設けられてお
り、水洗水と定着液が混合しないように充填されている
が、両液はアニオン交換膜14により電気的に連結され
ている。
【0054】現像槽50及び定着槽56には平板状電極
からなる陰極16が浸漬して設けられており、漂白槽5
2及び第1水洗槽54には陽極18を有するフィルタ2
0が設けられている。
【0055】両電極16,18へは感光材料Sの処理開
始と同時に通電し、感光材料Sの処理中は処理液を連続
又は間欠に通電処理することが好ましい。また、処理開
始から所定時間経過後に通電を開始してもよい。通電の
終了は感光材料Sの処理終了と同時でもよい。
【0056】また、処理中に漂白液の酸化還元電位を随
時測定し、所定の電位以下になったときに電圧を印加す
るように通電のON/OFFを制御することが好まし
い。上記電位は、陽極電位を標準水素電極等と比較して
測定するか、酸化還元電位計により測定して求めればよ
い。この場合、上記の電位は酸化剤によって異なるが、
例えばエチレンジアミン四酢酸第二鉄錯塩では0〜21
0mV程度、1,3−ジアミノプロパン四酢酸第二鉄錯
塩では20〜260mV程度である。
【0057】現像槽50では、処理の休止中などに空気
酸化された保恒剤や発色現像主薬が電極面で還元される
ことになり、現像力の劣化が防止される。一方、漂白槽
52では、感光材料Sの処理によって還元状態にある漂
白剤が、再び酸化されることになり、酸化力が回復す
る。
【0058】発色現像液の酸化劣化は、感光材料Sの処
理量が少ない(一週間当たり処理する感光材料Sに対す
る補充量がタンク液量の0.3倍以下)、いわゆる閑散
処理のとき顕著になるが、処理直前ないし処理中に通電
することによって、処理中に感光材料Sにより巻き込ま
れて発色現像液に含有される空気中の酸素を還元した
り、処理中にハロゲン化銀が還元(現像)されたときに
生成する発色現像主薬酸化体の中でカプラーと反応せず
に発色現像液中に溶出するものを還元したりするので、
発色現像主薬の劣化が小さくなる。
【0059】漂白液における酸化力の低下は、感光材料
Sの処理量が多い(一週間当たり処理する感光材料Sに
対する補充量がタンク容量の2倍以上)とき顕著になる
が、処理中に通電することによって、酸化力を一定に維
持することができる。
【0060】一般に、感光材料Sの処理量が少ないとき
には、発色現像液の液劣化の問題が大きくなり、一方、
処理量が多いときには漂白液での酸化力の低下の問題が
大きくなる。しかし、上記構成によれば、常に適正な処
理性能を維持することができる。
【0061】更に、発色現像液及び漂白液の処理性能を
一定に維持できる結果、両液の補充両を低減できえる。
特に、発色現像液では発色現像主薬の使用両を減ずるこ
とができ、コスト面でも有利になる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、フィルタ内に導電性粒
子を充填してあり、この導電性粒子を陽極として用いる
ので、多数の導電性粒子は電解処理及び濾過処理に寄与
する。すなわち、導電性粒子は処理液から塵埃を除去す
ることはもちろん、タール状に変質する陰イオンを電着
することができるので、処理液を清浄に保ちかつ機能を
一定に維持することができる。多数の導電性粒子を用い
ることにより、処理液と接する陽極の面積が広くなり、
電解効率を長期間にわたって良好に維持することができ
る。したがって、感光材料を良好に処理することができ
る。
【0063】また、フィルタ交換時に陽極も交換される
ことになり、感光材料処理液の通電処理によりタールが
付着しがちな陽極を容易に交換することができる。更
に、漂白液に混入した現像主薬は陽極に付着して集めら
れるので、他の部材にタール状の変質物が付着すること
はない。
【0064】
【実施例】比較例 感光材料 感光材料として富士写真フイルム(株)製フジGカラー
フィルムGF8703(支持体はPETで厚み175μ
m)を使用した。
【0065】処理工程 富士写真フイルム(株)製処理剤GP−26を使用して
下記処理工程により処理した。
【0066】処理工程 温 度 処理時間 渡り時間 発色現像 33℃ 4分 0 〜45秒 漂 白 33℃ 3分30秒 同上 水 洗 24〜34℃ 30秒 同上 定 着 33℃ 1分30秒 同上 水 洗 24〜34℃ 3分30秒 同上 安 定 24〜34℃ 30秒 同上 乾 燥 50℃以下 ─
【0067】 処理薬品(すべて富士写真フイルム(株)製) 名 称 品 名 サイズ 発色現像剤 CP−20A P1 40リットル 発色現像補充剤 CP−20A P1−R 40リットル CP−20A P1−RA 200リットル CP−20A P1−RBCD 200リットル 漂白剤 CN−16 N2 40リットル 漂白補充剤 CN−16 N2−R 10リットル×3 漂白再生剤 CN−16 N2−G 40リットル 定着補充剤 CN−16 N3−R 40リットル 安定補充剤 CN−16 N4−R 40リットル 安定液添加剤 GP−4RA 40リットル
【0068】ホスタート製シートプロセッサー・モデル
LL90/46C41V〔発色現像は83リットルタン
ク)46cm/分の搬送速度〕を上記処理剤GP−26
用に改造した処理機を用いた。上記感光材料を1日当た
り大全紙サイズ100枚ずつ処理し、2か月間ランニン
グ処理した。
【0069】この結果、漂白槽の搬送ローラにタールが
大量に付着した。また処理後のフィルムに黒色のタール
が付着しており、アセトンや酢酸エチルでタールを拭き
取る必要があった。
【0070】しかも、このタールが付着したローラは、
硫酸カリウムの3%液に1日浸漬しておかないとタール
が完全に取れなかった。更に、ローラ洗浄のために多量
の水を必要とし多量の汚水(廃液)が生じ、かつ多量の
布切れも必要であった。
【0071】実施例 上記シートプロセッサーを図4に示すように改良した。
ここで、アニオン交換膜として徳山曹達(株)製ネオセ
プターAFN−7、電解質の液として塩化カリウム3%
液、発色現像槽及び定着槽における陰極としてSUS3
16ステンレス(厚み2mm、高さ800mm、幅20
0mm)、陽極として図2に示す構成のフィルタ電極を
用いた。陽極は直径0.5mmのグラファイト粒子をテ
トロン製織布の袋内に最密充填し、この袋内に直径2m
mのカーボン棒を差し込んで構成した。
【0072】各電極には、発色現像槽と漂白槽との間で
は感光材料1m2当たり3V、0.5Aを4分間通電
し、第一水洗槽と定着槽との間では感光材料1m2 当た
り3V、2Aを4分間通電した。陰極及び陽極の大きさ
は12cm×16cmである。したがって、電流密度
は、現像槽と漂白槽との間では2.6mA/cm2 であ
り、定着槽と水洗槽との間では10.4mA/cm2
ある。
【0073】比較例1と同様に上記感光材料を1日当た
り大全紙サイズ100枚ずつ処理し、2か月間ランニン
グ処理した。この結果、漂白槽のローラにタールの付着
はなく処理済フィルムにもタール付着のトラブルは発生
しなかった。更に、その後4か月間の追加ランニング処
理したが、ローラ及びフィルムにタールは付着しなかっ
た。
【0074】更に、発色現像液の補充量を625ml/
2 から500ml/m2 に、漂白液の補充量を100
0ml/m2 から500ml/m2 に、定着液の補充量
を1000ml/m2 から300ml/m2 に減じて処
理しても写真性能に問題はなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施態様である感光材料処理装
置の概略構成図である。
【図2】図2はフィルタの拡大断面図である。
【図3】図3はフィルタ交換装置の斜視図である。
【図4】図4は感光材料処理装置の変形例の概略平面図
である。
【符号の説明】
S 感光材料 10 第1処理槽 12 第2処理槽 14 アニオン交換膜 16 平板状電極(陰極) 18 棒状電極(陽極) 20 フィルタ 22 ポンプ 24 電源 26 袋 28 導電性粒子 30 容器 32 流入口 34 排出口 38 処理槽側パイプ 40 コネクタ 42 基台 44 主軸 46 保持部材 50 現像槽 52 漂白槽 54 第1水洗槽 56 定着槽 58 第2水洗槽 60 安定化槽 62 電解槽
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−37731(JP,A) 特開 昭61−232452(JP,A) 特開 平3−273237(JP,A) 特開 平4−45886(JP,A) 実開 平1−140148(JP,U) 実開 平3−141348(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像液と漂白能を有する処理液とが、アニ
    オン交換膜を介して電気的に連結されて各処理槽に充填
    され、前記現像液に陰極を接触させて設け、漂白能を有
    する前記処理液に陽極を接触させて設け、両液間で通電
    処理を行う感光材料処理装置において、漂白能を有する
    前記処理液を充填した処理槽に、導電性粒子を充填した
    フィルタを着脱可能に設け、該フィルタに漂白能を有す
    る処理液を循環させて前記導電性粒子を前記陽極として
    通電処理することを特徴とする感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】漂白能を有する処理液と定着能を有する処
    理液とが、アニオン交換膜を介して電気的に連結されて
    各処理槽に充填され、前記定着能を有する前記処理液に
    陰極を接触させて設け、漂白能を有する前記処理液に陽
    極を接触させて設け、両液間で通電処理を行う感光材料
    処理装置において、漂白能を有する前記処理液を充填し
    た処理槽に、導電性粒子を充填したフィルタを着脱可能
    に設け、該フィルタに漂白能を有する処理液を循環させ
    て前記導電性粒子を前記陽極として通電処理することを
    特徴とする感光材料処理装置。
  3. 【請求項3】現像液と、漂白能を有する処理液と、定着
    能を有する処理液とが、アニオン交換膜を介して電気的
    に連結されて各処理槽に充填され、前記現像液及び前記
    定着能を有する前記処理液に陰極を接触させて設け、漂
    白能を有する前記処理液に陽極を接触させて設け、3液
    間で通電処理を行う感光材料処理装置において、前記漂
    白能を有する前記処理液を充填した処理槽に、導電性粒
    子を充填したフィルタを着脱可能に設け、該フィルタに
    漂白能を有する前記処理液を循環させて前記導電性粒子
    を前記陽極として通電処理することを特徴とする感光材
    料処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3に記載の装置において、感
    光材料処理の信号に基づいて感光材料の処理前から処理
    後の間のいずれかの時期に前記電極に通電して処理する
    ことを特徴とする感光材料処理装置。
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