JP2651206B2 - 複写機用原稿押え板の製造方法 - Google Patents

複写機用原稿押え板の製造方法

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JP2651206B2 JP63200440A JP20044088A JP2651206B2 JP 2651206 B2 JP2651206 B2 JP 2651206B2 JP 63200440 A JP63200440 A JP 63200440A JP 20044088 A JP20044088 A JP 20044088A JP 2651206 B2 JP2651206 B2 JP 2651206B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機用原稿押え板の製造方法に係り、特
に成型加工が容易で、且つヒンジ特性が良好な複写機用
原稿押え板の製造方法に関する。
〔従来技術〕
第3図及び第4図に本発明の背景となる複写機用原稿
押え板の一例を示す。
一般に、複写機用原稿押え板2は、第3図に示すよう
に、一端が複写機本体1に固着され、他端に把手3が成
型されている。そして、複写機本体1に固着されている
側に、ヒンジ手段4が成型されている。
上記ヒンジ手段4は、第4図に横断面で示すように、
一対のソリッド部6,6と、その間に介在する屈曲部5と
からなる。
そして、上記把手3を上方に持ち上げることにより、
ヒンジ手段4が屈曲して原稿押え板2が開かれる。そこ
で、上記複写機本体1の原稿台に原稿を載置し、上記把
手3を下方に引き下げ、原稿台と原稿押え板2との間に
原稿を挟持して複写を行うようにしている。
このような複写機用原稿押え板は、従来、ポリプロピ
レン等の樹脂を射出成型することにより製造される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような、従来の複写機用原稿押え板の製造方法
では、屈曲部5が自在に曲がるように、即ちヒンジ特性
を良好にするために、肉厚tが0.2〜0.33mmに薄く成型
されている。肉厚tが0.5mm以上になると、そのヒンジ
特性が失われる。
しかし、上記屈曲部5の肉厚tが0.2〜0.33mmでは、
噴射成型時に、樹脂の流れが悪く充填不良となり、第1
図に示す原稿押え板2の平坦部8の平面度が悪くなり、
ソリを生じる。これは上記屈曲部5が薄肉であるため湯
の流れが阻害されるためである。そこで、このソリを抑
えるために上記平坦部8に鉄板等の補強材を入れて使用
している。しかし、これでは原稿押え板2の重量が増大
し、原稿押え板2の開閉を繰り返しているうちに、ソリ
ッド部6と屈曲部5との接合部7に応力が集中し破損し
易い。
従って、本発明の主たる目的は、ヒンジ特性が良好で
耐久性が高く、且つ成型加工における湯の流れを良好に
して平坦部の平面度を向上させることのできる複写機用
原稿押え板の製造方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明が採用する第1の
製造方法は、一対のソリッド部と、その間に介在する屈
曲部とからなるヒンジ手段を有する複写機用原稿押え板
の製造方法において、上記ヒンジ手段の屈曲部の肉厚が
0.4〜0.6mmとなるように射出成型する成型工程と、上記
成型工程により得られた屈曲部に、巾方向の中心線を中
心として左右に均等な1個以上の穴を設けるプレス打抜
き工程とを具備したことを特徴とするものである。
また、第2の製造方法は、一対のソリッド部と、その
間に介在する屈曲部とからなるヒンジ手段を射出成型す
る成型工程と、成型後の樹脂に穴を設けるプレス打抜き
工程とを具備した複写機用原稿押え板の製造方法におい
て、上記成型工程で、プレス打抜き前の屈曲部の肉厚
を、プレス打抜き部は厚く、プレス打抜きされずに残る
部分は薄くなるように射出成型することを特徴とするも
のである。
〔作用〕
本発明によれば、ヒンジ手段の屈曲部の肉厚が、従来
のものより厚いため、射出成型時に樹脂が円滑に流れ充
填不良がなくなる。そして、肉厚が厚い分だけそのまま
ではヒンジ特性が低下するが、プレス打抜き工程で穴を
設けてなる屈曲部の幅を狭めることにより、ヒンジ特性
を向上させている。
〔実施例〕
本発明の一実施例製造方法により製造された複写機用
原稿押え板を第1図及び第2図に示す。ここに第1図
は、その正面図,第2図は、その変形例を示す正面図で
ある。なお、第3図及び第4図に示した従来の複写機用
原稿押え板2と共通する要素には、同一の符号を使用し
て説明を省略する。
この実施例製造方法により製造された原稿押え板9aに
おいて、従来の原稿押え板2と異なる点は、第1図に示
すように、ヒンジ手段4の屈曲部5にプレス打抜き部10
a,10cを設けた点である。
このような原稿押え板9aを製造する本発明の第1の製
造方法においては、まずヒンジ手段4を射出成型する成
型工程で、屈曲部5の肉厚が0.4〜0.6mmになるような寸
法の型を使用して成型する。このように屈曲部5が比較
的厚いので湯の流れが良く、平坦部8にソリが生じるよ
うな不都合がない。
次に屈曲部5の肉厚が0.4〜0.6mmでは厚すぎてヒンジ
特性が低下するため、上記屈曲部5の巾方向の中心線11
を中心として、左右に均等な1個以上のプレス打抜き部
10a,10cを形成する。
このようにして得られた原稿押え板9aは、従来の原稿
押え板2と同様のヒンジ特性が得られる。ここで、上記
屈曲部5の巾方向の両端に設けられた打抜き部10cは、
打抜かなくてもよく、この打抜き部10cをあまり大きく
打抜くと、そこでねじれるため破損し易くなる。
第2図は、打抜き部10b,10cを4個設けた例である、 次に説明する第2の製造方法では、まずヒンジ手段4
を射出成型する成型工程で、次工程でプレス打抜きを行
う部分の肉厚を厚く、プレス打抜きを行わずに残す部分
の肉厚を薄く成型する。このように成型された樹脂の上
記肉厚の厚い部分をプレス打抜きする。従って打抜きを
行う部分の肉厚は例えば0.4〜0.6mmにして、残す部分を
0.2〜0.3mm程度にすると湯の流れは確保できると共に、
ヒンジ特性も阻害されない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、一対のソリッド部と、その間に介在
する屈曲部とからなるヒンジ手段を有する複写機用原稿
押え板の製造方法において、上記ヒンジ手段の屈曲部の
肉厚が0.4〜0.6mmとなるように射出成型する成型工程
と、上記成型工程により得られた屈曲部に、巾方向の中
心線を中心として左右に均等な1個以上の穴を設けるプ
レス打抜き工程とを具備したことを特徴とする複写機用
原稿押え板の製造方法、及び一対のソリッド部と、その
間に介在する屈曲部とからなるヒンジ手段を射出成型す
る成型工程と、成型後の樹脂に穴を設けるプレス打抜き
工程とを具備した複写機用原稿押え板の製造方法におい
て、上記成型工程で、プレス打抜き前の屈曲部の肉厚
を、プレス打抜き部は厚く、プレス打抜きされずに残る
部分は薄くなるように射出成型することを特徴とする複
写機用原稿押え板の製造方法が提供され、これにより成
型工程で、樹脂が円滑に流れ、原稿押え板の平坦部のソ
リがなくなる。このため、上記平坦部に鉄板等の補強材
を使用しなくてもよい。そして、この成型後の樹脂をプ
レス工程でプレス打抜きすることにより、従来のヒンジ
特性と同様なヒンジ手段が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例製造方法により製造された
複写機用原稿押え板の正面図,第2図は、その変形例を
示す正面図である。 また、第3図は、本発明の背景となる製造方法により製
造された複写機用原稿押え板の斜視図,第4図は、その
ヒンジ手段の拡大断面図である。 〔符号の説明〕 2……複写機用原稿押え板 4……ヒンジ手段 5……屈曲部 6……ソリッド部 9a,9b……複写機用原稿押え板 10a,10b,10c……打抜き部 11……中心線。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のソリッド部と、その間に介在する屈
    曲部とからなるヒンジ手段を有する複写機用原稿押え板
    の製造方法において、 上記ヒンジ手段の屈曲部の肉厚が0.4〜0.6mmとなるよう
    に射出成型する成型工程と、 上記成型工程により得られた屈曲部に、巾方向の中心線
    を中心として左右に均等な1個以上の穴を設けるプレス
    打抜き工程とを具備したことを特徴とする複写機用原稿
    押え板の製造方法。
  2. 【請求項2】一対のソリッド部と、その間に介在する屈
    曲部とからなるヒンジ手段を射出成型する成型工程と、
    成型後の樹脂に穴を設けるプレス打抜き工程とを具備し
    た複写機用原稿押え板の製造方法において、 上記成型工程で、プレス打抜き前の屈曲部の肉厚を、プ
    レス打抜き部は厚く、プレス打抜きされずに残る部分は
    薄くなるように射出成型することを特徴とする複写機用
    原稿押え板の製造方法。
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