JPH0248651A - 複写機用原稿押え板の製造方法 - Google Patents

複写機用原稿押え板の製造方法

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JPH0248651A
JPH0248651A JP63200440A JP20044088A JPH0248651A JP H0248651 A JPH0248651 A JP H0248651A JP 63200440 A JP63200440 A JP 63200440A JP 20044088 A JP20044088 A JP 20044088A JP H0248651 A JPH0248651 A JP H0248651A
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Atsuo Nomura
充生 野村
Susumu Takehara
進 竹原
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機用原稿押え板の製造方法に係り、特に
成型加工が容易で、且っヒンジ特性が良好な複写機用原
稿押え板の製造方法に関する。
(従来技術〕 第3図及び第4図に本発明の背景となる複写機用原稿押
え板の一例を示す。
一般に、複写機用原稿押え板2は、第3図に示すように
、一端が複写機本体1に固着され、他端に把手3が成型
されている。そして、複写機本体lに固着されている側
に、ヒンジ手段4が成型されている。
上記ヒンジ手段4は、第4図に横断面で示すように、一
対のソリッド部6.6と、その間に介在する屈曲部5と
からなる。
そして、上記把手3を上方に持ち上げることにより、ヒ
ンジ手段4が屈曲して原稿押え板2が開かれる。そこで
、上記複写機本体1の原稿台に原稿を載置し、上記把手
3を下方に引き下げ、原稿台と原稿押え板2との間に原
稿を挟持して複写を行うようにしている。
このような複写機用原稿押え板は、従来、ポリプロピレ
ン等の樹脂を射出成型することにより製造される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような、従来の複写機用原稿押え板の製造方法で
は、屈曲部5が自在に曲がるように、即ちヒンジ特性を
良好にするために、肉厚tが0.2〜0.33fiに薄
く成型されている。肉厚tが0.5鶴以上になると、そ
のヒンジ特性が失われる。
しかし、上記屈曲部5の肉厚tが0.2〜0.33鶴で
は、射出成型時に、樹脂の流れが悪く充填不良となり、
第1図に示す原稿押え板2の平坦部8の平面度が悪くな
り、ソリを生じる。これは上記屈曲部5が薄肉であるた
め湯の流れが阻害されるためである。そこで、このソリ
を抑えるために上記平坦部8に鉄板等の補強材を入れて
使用している。しかし、これでは原稿押え板2の重量が
増大し、原稿押え板2の開閉を繰り返しているうちに、
ソリッド部6と屈曲部5との接合部7に応力が集中し破
損し易い。
従って、本発明の主たる目的は、ヒンジ特性が良好で耐
久性が高く、且つ成型加工における湯の流れを良好にし
て平坦部の平面度を向上させることのできる複写機用原
稿押え板の製造方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明が採用する第1の製
造方法は、一対のソリッド部と、その間に介在する屈曲
部とからなるヒンジ手段を有する複写機用原稿押え板の
製造方法において、上記ヒンジ手段の屈曲部の肉厚が0
.4〜0.6fiとなるように射出成型する成型工程と
、上記成型工程により得られた屈曲部に、巾方向の中心
線を中心として左右に均等な1個以上の穴を設けるプレ
ス打抜き工程とを具備したことを特徴とするものである
また、第2の製造方法は、一対のソリッド部と、その間
に介在する屈曲部とからなるヒンジ手段を射出成型する
成型工程と、成型後の樹脂に穴を設けるプレス打抜き工
程とを具備した複写機用原稿押え板の製造方法において
、上記成型工程で、プレス打抜き前の屈曲部の肉厚を、
プレス打抜き部は厚く、プレス打抜きされずに残る部分
は薄(なるように射出成型することを特徴とするもので
ある。
(作用〕 本発明によれば、ヒンジ手段の屈曲部の肉厚が、従来の
ものより厚いため、射出成型時に樹脂が内情に流れ充填
不良がな(なる、そして、肉厚が厚い分だけそのままで
はヒンジ特性が低下するが、プレス打抜き工程で穴を設
けてなる屈曲部の幅を狭めることにより、ヒンジ特性を
向上させている。
(実施例〕 本発明の一実施例製造方法により製造された複写機用原
稿押え板を第1図及び第2図に示す、ここに第1図は、
その正面図、第2図は、その変形例を示す正面図である
。なお、第3図及び第4図に示した従来の複写機用原稿
押え板2と共通する要素には、同一の符号を使用して説
明を省略する。
この実施例製造方法により製造された原稿押え板9.に
おいて、従来の原稿押え板2と異なる点は、第1図に示
すように、ヒンジ手段4の屈曲部5にプレス打抜き部l
O□、10cを設けた点である。
このような原稿押え板91を製造する本発明の第1の製
造方法においては、まずヒンジ手段4を射出成型する成
型工程で、屈曲部5の肉厚が0.4〜0.6mになるよ
うな寸法の型を使用して成型する。このように屈曲部5
が比較的厚いので湯の流れが良(、平坦部8にソリが生
じるような不都合がない。
次に屈曲部5の肉厚が0.4〜0.6鶴では深すぎてヒ
ンジ特性が低下するため、上記屈曲部5の巾方向の中心
線11を中心として、左右に均等な1個以上のプレス打
抜き部10m、10eを形成する。
このようにして得られた原稿押え板9.は、従来の原稿
押え板2と同様のヒンジ特性が得られる。
ここで、上記屈曲部5の巾方向の両端に設けられた打抜
き部10cは、打抜かなくてもよく、この打抜き部10
cをあまり大きく打抜くと、そこでねじれるため破損し
易くなる。
第2図は、打抜き部10b 、  10cを411設け
た例である。
次に説明する第2の製造方法では、まずヒンジ手段4を
射出成型する成型工程で、次工程でプレス打抜きを行う
部分の肉厚を厚く、プレス打抜きを行わずに残す部分の
肉厚を薄く成型する。このように成型された樹脂の上記
肉厚の厚い部分をプレス打抜きする。従って打抜きを行
う部分の肉厚は例えば0.4〜0.6fiにして、残す
部分を0.2〜0.3日程度にすると湯の流れは確保で
きると共に、ヒンジ特性も阻害されない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、一対のソリッド部と、その間に介在す
る屈曲部とからなるヒンジ手段を有する複写機用原稿押
え板の製造方法において、上記ヒンジ手段の屈曲部の肉
厚が0.4〜0.6 mとなるように射出成型する成型
工程と、上記成型工程により得られた屈曲部に、巾方向
の中心線を中心として左右に均等な1個以上の穴を設け
るプレス打抜き工程とを具備したことを特徴とする複写
機用原稿押え板の製造方法、及び一対のソリッド部と、
その間に介在する屈曲部とからなるヒンジ手段を射出成
型する成型工程と、成型後の樹脂に穴を設けるプレス打
抜き工程とを具備した複写機用原稿押え板の製造方法に
おいて、上記成型工程で、プレス打抜き前の屈曲部の肉
厚を、プレス打抜き部は厚く、プレス打抜きされずに残
る部分は薄くなるように射出成型することを特徴とする
複写機用原稿押え板の製造方法が提供され、これにより
成型工程で、樹脂が円滑に流れ、原稿押え板の平坦部の
ソリがなくなる。このため、上記平坦部に鉄板等の補強
材を使用しなくてもよい、そして、この成型後の樹脂を
プレス工程でプレス打抜きすることにより、従来のヒン
ジ特性と同様なヒンジ手段が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例製造方法により製造された
複写墨用原稿押え板の正面図、第2図は、その変形例を
示す正面図である。 また、第3図は、本発明の背景となる製造方法により製
造された複写機用原稿押え板の斜視図。 第4図は、そのヒンジ手段の拡大断面図である。 〔符号の説明〕 2・・・複写機用原稿押え板 4・・・ヒンジ手段 5・・・屈曲部 6・・・ソリッド部 9、.9.・・・複写機用原稿押え板 10m 、  10b 、  10c・・・打抜き部1
1・・・中心線。 第3図 A 第4図 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対のソリッド部と、その間に介在する曲部とか
    らなるヒンジ手段を有する複写機用原稿押え板の製造方
    法において、 上記ヒンジ手段の屈曲部の肉厚が0.4〜0.6mmと
    なるように射出成型する成型工程と、上記成型工程によ
    り得られた屈曲部に、巾方向の中心線を中心として左右
    に均等な1個以上の穴を設けるプレス打抜き工程とを具
    備したことを特徴とする複写機用原稿押え板の製造方法
  2. (2)一対のソリッド部と、その間に介在する屈曲部と
    からなるヒンジ手段を射出成型する成型工程と、成型後
    の樹脂に穴を設けるプレス打抜き工程とを具備した複写
    機用原稿押え板の製造方法において、 上記成型工程で、プレス打抜き前の屈曲部の肉厚を、プ
    レス打抜き部は厚く、プレス打抜きされずに残る部分は
    薄くなるように射出成型することを特徴とする複写機用
    原稿押え板の製造方法。
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