JP2649926B2 - 家庭用全自動豆腐製造機 - Google Patents

家庭用全自動豆腐製造機

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JP2649926B2 JP62262387A JP26238787A JP2649926B2 JP 2649926 B2 JP2649926 B2 JP 2649926B2 JP 62262387 A JP62262387 A JP 62262387A JP 26238787 A JP26238787 A JP 26238787A JP 2649926 B2 JP2649926 B2 JP 2649926B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、家庭において極めて容易に豆腐を製造する
ことのできる家庭用自動豆腐製造機に関するものであ
る。
豆腐の製造は、大豆を水に浸漬する工程、浸漬した大
豆を粉砕する工程、粉砕した大豆を煮沸してご(豆汁)
を作る工程、ごを豆乳とおからに分離する工程、豆乳に
ニガリを投入、撹拌して豆乳を凝固する工程、凝固する
豆乳を型付けする工程を必要としており、それらの工程
が多岐にわたると共に、容器の移し変えも多く、連続的
な加工が困難であるところから、部分的な自動装置はあ
るものの全自動の家庭用豆腐製造機は未だ実用化されて
いない。
本発明は、このような実状に鑑み、原材料を粉砕、煮
沸するご製造釜、ごより豆乳を分離する豆乳分離槽、豆
乳と凝固剤とを混合する凝固沈澱槽、そして豆乳凝固物
を型付けする成型槽を本体内に一体に装着することによ
り、豆腐を全自動に製造することのできる家庭用全自動
豆腐製造機を提供するものである。
即ち、本発明は、本体に対し、その上側に位置して大
豆などの原材料を粉砕、煮沸するための粉砕装置と加熱
装置とを備えたご製造釜を設けると共に、そのご製造釜
の底部にご排出口を開口し、そのご排出口の下面に案内
筒を配設してその下側に豆乳絞り用圧縮板を設け、その
豆乳絞り用圧縮板が嵌合するように豆乳分離槽を昇降自
在に設けて豆乳分離槽の底部に設けた濾過部材と豆乳絞
り用圧縮板とを対向せしめ、かつ、案内筒の内側には上
部にご排出口を開閉する弁体を設けると共に内部を中空
として上下に開口を有するご導出部材を上下摺動自在に
設け、そのご導出部材の下側部を豆乳分離槽の底部に設
けた濾過部材上に配設し、その豆乳分離槽により分離さ
れた豆乳と凝固剤容器の凝固剤との供給を受けて豆乳の
蛋白質を凝固、沈殿させる傾倒自在の凝固沈殿槽と、そ
の凝固沈殿槽により凝固沈殿された豆乳凝固物の供給を
受けて型付けする成型槽と、これら装置を駆動する駆動
装置とを設けたことを特徴とする家庭用全自動豆腐製造
機の構造と要旨とするものである。
次に、本発明を図示実施例に従って説明すれば、
(1)は本体であって、適宜な枠組とそれを被覆するカ
バーとにより構成されている。(2)はご製造釜であっ
て、本体(1)の上側に位置して配設されており、豆腐
の原材料である大豆と水とが収容され、大豆の水に対す
る浸漬、浸漬した大豆の粉砕、粉砕した大豆の煮沸を行
うためのものである。このご製造釜(2)はステンレ
ス、アルミニュームなど従来釜、鍋の形成に使用される
金属材料などによって作られており、必要によりテフロ
ン加工を施すこともある。また、このご製造釜(2)の
下側部を漏斗状にしておけば、作られたごの取り出しに
効果的である。(3)は粉砕装置であって、ご製造釜
(2)の底部中央からご製造釜(2)内に貫通する回転
軸を切削刃を設けたものであり、モーター(4)によっ
て回転するようになっており、切削刃の回転によりご製
造釜(2)内に収容されている水に浸漬した大豆を粉砕
するのである。粉砕装置(3)における切削刃の形状は
自由に選択される。(5)は加熱装置であって、電熱に
よる加熱装置、加熱蒸気による加熱装置など、通常使用
される煮沸手段を自由に採用し得る。図示実施例の場合
は、電熱による加熱装置が示されており、それは電熱コ
イルをアルミに鋳込んで一体としたヒーターブロックと
して形成され、ご製造釜(2)の底板外側に密着するよ
うに取付けられている。このヒーターブロックは、ご製
造釜(2)の下側外側壁に密着するように設けることも
できる。また、ヒーターブロックは図示実施例のように
本体(1)に設けたアームに対して断熱片(6)を介し
て支持するようにすれば、本体(1)に対するヒーター
ブロックからの伝熱を遮断することができるので効果的
である。例えば、ヒーターブロックが280℃に加熱され
ている時でも、本体(1)の温度を50℃以下に保つこと
ができる。(7)は蓋であって、ご製造釜(2)の開口
部を閉じて加圧密封するものである。なお、この蓋
(7)を支える支点には、粉砕装置(3)の回転停止用
スイッチが設けられており、粉砕装置(3)の運転中に
蓋(7)を開けば、その回転停止用スイッチが作動して
粉砕装置(3)の回転が停止する安全装置となってい
る。(8)は保護ケースであって、加熱装置(5)を含
むご製造釜(2)の外側を被覆するものであり、着脱自
在としておくのが好ましい。(9)は温度検出器であっ
て、ご製造釜(2)内の温度を検出するためのものであ
る。即ち、水に浸漬された大豆の粉砕汁の検出温度が92
〜95℃に達するまで煮沸すれば、ごが出来上ることか
ら、その温度を検出し加熱装置(5)のスイッチを切る
ようにするのが効果的である。(10)はご排出口であっ
て、ご製造釜(2)の底部に開口するものであり、ご製
造釜(2)で作られたごを排出するためのものである。
(11)は案内筒であって、ご排出口(10)に連通し、ご
排出口(10)の下側に位置して垂直に設けられている。
この案内筒(11)には、ご導出部材(12)が摺動自在に
嵌合している。このご導出部材(12)の上端部には、ご
排出口(10)を開閉する弁体(13)が設けられており、
ご導出部材(12)が上昇位置にある時に弁体(13)がご
排出口(10)を閉塞するようになっている。また、ご導
出部材(12)は内部に中空に形成すると共に、上下部に
おける側面に開口(14)を設けており、ご排出口(10)
から排出されるごの排出路を形成している。なお、下部
の開口(14)はご導出部材(12)の底面に設けることも
ある。また、ご導出部材(12)の下側部は豆乳分離槽
(15)に支持されており、豆乳分離槽(15)の上下動に
伴ってご導出部材(12)も上下動する。(16)はスプリ
ングであって、ご導出部材(12)と豆乳分離槽(15)と
の間に介在し、ご導出部材(12)の支持を確実にすると
共に、豆乳分離槽(15)の下降に際して、ご排出口(1
0)からのごの流出を遅らせる効果を有する。即ち、ス
プリング(16)は豆乳分離槽(15)が上昇停止位置にあ
る時には、ご導出部材(12)を下方より押上げ、その上
端部に設けられている弁体(13)をご排出口(10)の弁
座に当接させその閉塞を確実にする。一方、豆乳分離槽
(15)が下降を開始するに際しては、その下降初期にお
いては依然スプリング(16)によってご導出部材(12)
は押圧されており弁体(13)によるご排出口(10)の閉
塞が続けられ、豆乳分離槽(15)がさらに下降して、豆
乳分離槽(15)における導出部材(12)の下側部にごを
受け入れることができるスペースが生じた時に、始めて
ご導出部材(12)はスプリング(16)による弾発力から
開放され、弁体(13)はご排出口(10)を開放し、ご製
造釜(2)からの豆乳分離槽(15)に対するごの供給を
開始する。豆乳分離槽(15)は、ご製造釜(2)によっ
て作られたごを受け入れ、これを豆乳とおからに分離す
るためのものであり、上下に昇降するように配設されて
いる。この豆乳分離槽(15)における内側の下部には豆
乳濾過部材(17)が設けられており、豆乳を濾過分離す
るようになっている。この豆乳濾過部材(17)としては
各種の濾過板を採用し得るが、ステンレス製のプレス打
抜き鋼板を採用するのが効果的である。また、この豆乳
濾過部材(17)の下側に位置する豆乳分離槽(15)を漏
斗状にして分離した豆乳の排出を容易にしておくとよ
い。(18)は豆乳絞り用圧縮板であって、案内筒(11)
の下側に設けられており、ごの供給を受けた豆乳分離槽
(15)が上昇することによって豆乳分離槽(15)内に嵌
合し、この豆乳絞り用圧縮板(18)と豆乳分離槽(15)
の豆乳濾過部材(17)との間でごは圧縮されて絞られ、
ごは豆乳とおからとに分離される。(19)は樋であっ
て、豆乳分離槽(15)によって分離された豆乳を凝固沈
澱槽(20)に供給するためのものである。凝固沈澱槽
(20)は豆乳の供給を受けると共に凝固剤の供給を受け
て豆乳中の蛋白質を凝固、沈澱させるためのものであ
り、上方を開放した容器として構成され、支軸(21)を
中心として傾倒自在に装着されており、傾倒した際にこ
の内容物が流出し易いようにその一側壁を傾斜させてあ
る。(22)は凝固剤容器であって、支軸(23)により反
転自在に支持されており、容器支え(24)に外すことに
よって凝固剤容器(22)は反転し、中に収容されていた
凝固剤を凝固沈澱槽(20)に落下供給するものである。
(25)は成型槽であって、凝固沈澱槽(20)により凝
固、沈澱した豆乳凝固物の供給を受けて型付けするため
のものである。この成型槽(25)は、凝固沈澱槽(20)
の傾倒位置におけるその凝固沈澱槽(20)の開口部に対
向して設けられ、凝固沈澱槽(20)からの流出内容物を
受けるようになっている。この成型槽(25)には適宜の
通水孔(26)が設けられており、豆乳中の蛋白質が凝固
することにより分離される水分を除去するためのもので
ある。特に凝固沈澱槽(20)からの豆乳凝固物の移し替
えに際して、分離されている水分が先きに流出すること
から、その大半の水分は一気に通水孔から排出されるの
で、脱水効率を高め豆腐の成型を容易にするのである。
図示実施例の場合は、成型槽(25)の内側に第7図に示
すような全面に多数の通水孔を配設した通水板、例えば
ステンレス製のプレス打抜鋼板などによって作られる内
側壁(27)を設けて二重構造にしてある。この内側壁
(27)を設せることによって脱水効果は著しく向上し、
布類によって豆腐を包み込む作業を省略することができ
る。
内側壁(27)は着脱自在、さらには分解自在に構成し
ておくとよい。(28)はガーゼであって、成型槽(25)
の底部に設けられている。このようにして、豆腐凝固物
を成型槽(25)において一定時間放置すれば、豆乳凝固
物は成型されて謂ゆる絹ごし豆腐が得られる。
さらには、スプリング(29)に保持されている押え板
(30)を設けると共に、成型槽(25)を昇降自在に構成
しておけば、成型槽(25)に豆乳凝固物を収容した後、
成型槽(25)を上昇させ、成型槽(25)内の豆乳凝固物
を押え板(30)によって押えながら、好ましくは押圧力
を段階的に加えながら脱水成型すれば謂ゆる木綿ごし豆
腐が得られる。なお、押え板(30)に凹凸を設けておく
ことにより、適宜な文字、模様を豆腐に型付けすること
ができる。
豆乳分離槽(15)、凝固沈澱槽(20)、凝固剤容器
(22)、そして成型槽(25)を昇降させ、或は傾倒、反
転させるための駆動装置としては、リンク機構、ピニオ
ン・ラック機構、カム機構、索条による牽引機構など適
宜な機構を採用し得る。その1例として索条による牽引
機構を利用した場合を第9〜12図に例示して説明する。
即ち、モーター(31)によって正逆転する送り用螺杆
(32)およびその両側にガイド杆(33)(33)を設け、
その送り用螺杆(32)には豆乳分離槽(15)を支持する
ための支持具(34)を設けた豆乳分離槽作動用ブロック
(35)を螺合しており、送り用螺杆(32)の正逆転に応
じて上昇し或は下降するようになっている。そして、そ
の豆乳分離槽作動用ブロック(35)の下側に位置して凝
固沈澱槽傾倒用索条(36)を張設した凝固沈澱槽作動用
ブロック(37)を送り用螺杆(32)に遊嵌すると共に、
豆乳分離槽作動用ブロック(35)の上側に位置して成型
槽昇降用索条(38)を張設した成型槽作動用ブロック
(39)を送り用螺杆(32)に遊嵌している。凝固沈澱槽
傾倒用索条(36)、成型槽昇降用索条(38)としては、
ワイヤロープ、合成樹脂性ロープ、繊維性ロープ、さら
にはチェーンなど各種のものを採用することができる。
(40)はリンクであって、豆乳分離槽作動用ブロック
(35)に設けられている。その上下位置にフック(41)
(42)が設けられており、コイルバネ(43)、板バネ
(44)によってそれぞれ弾性的に支持されている。この
リンク(40)のフック(41)(42)によって凝固沈澱槽
作動用ブロック(37)、成型槽作動用ブロック(39)が
係止されるようになっている。
そして、豆乳分離槽作動用ブロック(35)の基準位置
はX0であり、ご製造釜(2)のご排出口(10)を弁体
(13)が閉じている時、即ち、ご製造釜(2)に大豆や
水の原材料が収納され、浸漬、粉砕、煮沸が行なわれて
いる時には、第2図に示すように、豆乳分離槽(15)を
上方に位置させるため、豆乳分離槽作動用ブロック(3
5)はX1点にある。ご製造釜(2)内においてごが出来
上り、その検出温度が、例えば92〜95℃に達した時に温
度検出器(9)がこの温度を検出し、それにより加熱装
置(5)の電源を開放すると共にモータ(31)を始動さ
せて送り用螺杆(32)を逆回転し、豆乳分離槽作動用ブ
ロック(35)がX0点にまで下降すれば、第3図に示すよ
うに、弁体(13)はご製造釜(2)のご排出口(10)を
開放し、ごは豆乳分離槽(15)に充填される。豆乳分離
槽(15)に対するごの充填が終ればタイマーが作動して
モーター(31)を逆転し、送り用螺杆(32)を正回転に
して再び豆乳分離槽作動用ブロック(35)はX0点とX1
との中間点まで上昇し、第4図に示すように、豆乳分離
槽(15)も上昇しその豆乳濾過部材(17)と案内筒(1
1)に支持されている豆乳絞り用圧縮板(18)とによっ
てごは圧縮され、豆乳が絞り出されて分離し、豆乳はお
からを豆乳分離槽(15)に残し、樋(19)を介して凝固
沈澱槽(20)に供給される。その後、豆乳分離槽作動用
ブロック(35)は下降を始め、豆乳分離槽作動用ブロッ
ク(35)に設けられたカム(45)によって、第6図に示
すように、凝固剤容器(22)の容器支え(24)を支持す
る回転軸(46)のアーム(47)を作動して、容器支え
(24)を凝固剤容器(22)から外し、支軸(23)を軸と
して凝固剤容器(22)を反転させ、これに収容されてい
る凝固剤を凝固沈澱槽(20)内に落下させて豆乳に混合
させるのである。そして、豆乳分離槽作動用ブロック
(35)がX2点にまで達すると、そのリンク(40)のフッ
ク(41)が凝固沈澱槽作動用ブロック(37)に結合す
る。
次いで、凝固沈澱槽(20)内において豆乳中の蛋白質
が凝固し、水分を分離して適宜に沈澱した時にモーター
(31)を再び逆転し、豆乳分離槽作動用ブロック(35)
と共に凝固沈澱槽作動用ブロック(37)を上昇させ、凝
固沈澱槽傾倒用索条(36)を牽引して凝固沈澱槽(20)
の傾倒を開始し、豆乳分離槽作動用ブロック(35)がX3
点に達すれば、凝固沈澱槽(20)は第5図に示すように
90゜傾倒して、その内容物、即ち豆乳凝固物を成型槽
(25)に移すことができる。一方、豆乳分離槽作動用ブ
ロック(35)がX3点に達すると、そのリンク(40)のフ
ック(42)が成型槽作動用ブロック(39)に結合する。
そこで、再びモーター(31)を逆転すれば、豆乳分離槽
作動用ブロック(35)、凝固沈澱槽作動用ブロック(3
7)、成型槽作動用ブロック(39)は一体となって下降
し、凝固沈澱槽作動用ブロック(37)に結合された凝固
沈澱槽傾倒用索条(36)によって凝固沈澱槽(20)を旧
位置に戻すと共に、成型槽作動用ブロック(39)に結合
されている成型槽昇降用索条(38)を牽引して成型槽
(25)を上昇させて、成型槽(25)内の豆乳凝固物を押
え板(30)によって押圧し、脱水成型して豆腐が得られ
るのである。豆腐の成型が終れば、豆乳分離槽作動用ブ
ロック(35)、成型槽作動用ブロック(39)などは基準
位置X0点に戻り、成型槽(25)も旧位置まて下降して豆
腐製造作業は終了するのである。
これらの作業は、タイマーと開閉器を具備したデジタ
ル表示板などに適宜セットしておけば、全て自動的に作
用させることができるのである。
叙上のように、本発明による時には、家庭において極
めて容易に全自動によって豆腐を製造することができる
ものである。
また、本発明による時には、ご製造釜の底板に設けた
ご排出口に連通する案内筒の下即に豆乳絞り用圧縮板を
設け、その豆乳絞り用圧縮板が嵌合するように豆乳分離
槽を昇降自在に設けて豆乳分離槽の底部に設けた濾過部
材と豆乳絞り用圧縮板とを対向せしめてあるので、豆乳
分離槽内にごを供給した後、豆乳分離槽を上昇させれ
ば、豆乳分離槽に設けた濾過部材と豆乳絞り用圧縮板と
によってごは圧縮されて極めて容易に豆乳が絞り出さ
れ、豆乳とおからとに効果的に分離することができる実
益を有すると共に、その昇降作業に場所をとらず、構造
も簡単であるところから全体をコンパクトに製造し得る
実益を有する。
さらに、本発明のよる時には、豆乳の凝固沈澱槽を傾
倒自在に設けると共にその凝固沈澱槽の傾倒位置におけ
る凝固沈澱槽の開口部に対向して成型槽を設けてあるの
で、ごから分離された豆乳を先ず凝固沈澱槽に収容して
豆乳の凝固を進行させ水分を分離し、豆乳凝固物の大半
を凝固沈澱させた後に、凝固沈澱槽を傾倒してその豆乳
凝固物と分離水とを成型槽に移し替えるのであるから、
その際先に流出する分離水は成型槽の通水孔から一気に
排水することができ、豆乳凝固物からの脱水効率を高め
豆腐の成型を容易にすることができる実益を有する。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明の実施例を示し、第1図は一部分を切欠し
て示した自動豆腐製造機全体の正面図、第2図は上昇時
における豆乳分離槽の縦断正面図、第3図は下降時にお
ける豆乳分離槽の縦断正面図、第4図は豆乳絞り時にお
ける豆乳分離槽の縦断面図、第5図は凝固沈澱槽と成型
槽とを示す縦断正面図、第6図は凝固剤容器の関係を示
す斜視図、第7図は成型槽の内側壁を示す斜視図、第8
図は成型時における成型槽の縦断側面図、第9図は駆動
装置を示す要部の斜視図、第10〜12図は何れも豆乳分離
槽作動用ブロック、凝固沈澱槽作動用ブロック、成型槽
作動用ブロックの昇降状態と作動との関連を示す説明図
である。 図中の符号を説明すれば、次の通りである。 (1)は本体、(2)はご製造釜 (3)は粉砕装置、(4)はモーター (5)は加熱装置、(6)は断熱片 (7)は蓋、(8)は保護ケース (9)は温度検出器、(10)はご排出口 (11)は案内筒、(12)はご導出部材 (13)は弁体、(14)は開口 (15)は豆乳分離槽、(16)はスプリング (17)は豆乳濾過部材、(18)は豆乳絞り用圧縮板 (19)は樋、(20)は凝固沈澱槽 (21)は支軸、(22)は凝固剤容器 (23)は支軸(24)は容器支え (25)は成型槽、(26)は通水孔 (27)は内側壁、(28)はガーゼ (29)はスプリング、(30)は押え板 (31)はモーター、(32)は送り用螺杆 (33)はガイド杆、(34)は支持具 (35)は豆乳分離槽作動用ブロック (36)は凝固沈澱槽傾倒用索条 (37)は凝固沈澱槽作動用ブロック (38)は成型槽昇降用索条 (39)は成型槽作動用ブロック (40)はリンク、(41)(42)はフック (43)はコイルバネ、(44)は板バネ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に対し、その上側に位置して大豆など
    の原材料を粉砕、煮沸するための粉砕装置と加熱装置と
    を備えたご製造釜を設けると共に、そのご製造釜の底部
    にご排出口を開口し、そのご排出口の下面に案内筒を配
    設してその下側に豆乳絞り用圧縮板を設け、その豆乳絞
    り用圧縮板が嵌合するように豆乳分離槽を昇降自在に設
    けて豆乳分離槽の底部に設けた濾過部材と豆乳絞り用圧
    縮板とを対向せしめ、かつ、案内筒の内側には上部にご
    排出口を開閉する弁体を設けると共に内部を中空として
    上下に開口を有するご導出部材を上下摺動自在に設け、
    そのご導出部材の下側部を豆乳分離槽の底部に設けた濾
    過部材上に配設し、その豆乳分離槽により分離された豆
    乳と凝固剤容器の凝固剤との供給を受けて豆乳の蛋白質
    を凝固、沈殿させる傾倒自在の凝固沈殿槽と、その凝固
    沈殿槽により凝固沈殿された豆乳凝固物の供給を受けて
    型付けする成型槽と、これら装置を駆動する駆動装置と
    を設けたことを特徴とする家庭用全自動豆腐製造機。
  2. 【請求項2】成型槽に、押え板を設け、豆乳凝固物を押
    圧して型付けするようにしたことを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項記載の家庭用全自動豆腐製造機。
  3. 【請求項3】駆動装置が、モーターにより正逆回転する
    送り用螺杆を設け、その送り用螺杆に豆乳分離槽を昇降
    支持する豆乳分離槽作動用ブロックを螺合し、その下側
    に位置して凝固沈殿槽傾倒用索条を張設した凝固沈殿槽
    作動用ブロックを遊嵌すると共に、上側に位置して成型
    槽昇降用索条を張設した成型槽作動用ブロックを遊嵌し
    て、豆乳分離槽作動用ブロックに設けたリンクにこれら
    凝固沈殿槽作動用ブロックと成型槽作動用ブロックとを
    掛脱自在となし、送り用螺杆の正逆回転による豆乳分離
    槽作動用ブロックの昇降に伴って、凝固沈殿槽作動用ブ
    ロックと成型槽作動用ブロックとを昇降させるようにし
    たものであることを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項または第(2)項記載の家庭用全自動豆腐製造機。
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