JP4713127B2 - 家庭用豆腐製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、家庭用豆腐製造装置に関する。より詳細には、本発明は、安全で、衛生的で、かつ、優れた品質の豆腐を効率的に製造し得る家庭用豆腐製造装置に関する。
一般に、豆腐は、豆乳や豆汁を収容した容器を蒸気等を用いて加熱することにより豆乳等を間接的に加熱する間接加熱方式を用いて製造されている。間接加熱方式では、装置が大型化するだけでなく、加熱効率が悪いので、当該方式を用いて家庭で豆腐を製造することは困難である。さらに、間接加熱方式では、容器内の温度を均一に保持することが困難であるので、均質な豆腐を得ることが困難である。
近年、対向する一対の電極を豆乳等に浸漬し、電極間に所定の電圧を印加して通電することによって、豆乳等をジュール熱を利用して直接加熱して豆腐や湯葉を製造する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような装置は小型化が可能であり、容器内の温度を均一に保持することも比較的容易であるので、家庭における使用の可能性を開くものである。
しかし、特許文献1に記載の装置によれば、容器や電極板の洗浄が困難であり、洗浄に非常に長時間を要するという問題がある。さらに、電極板が豆乳容器中の豆乳に浸漬されるので、充電部である電極が露出することとなる。その結果、豆乳(導電性液体)を電極周辺に誤ってこぼし、筐体の外に滲み出た豆乳が電気の流路を形成した場合には、人がそれに触れると感電するおそれがある。
特開2004−24233号公報
以上のように、家庭において誰でも気楽にかつ安全に豆腐を作ることができる装置が望まれている。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、安全で、衛生的で、かつ、優れた品質の豆腐を効率的に製造し得る家庭用豆腐製造装置を提供することにある。
本発明の家庭用豆腐製造装置は、豆乳が収容される豆乳容器と該豆乳容器内に対向配置され該豆乳に電圧を印加する一対の電極と該一対の電極と接触させて給電する一対の接点金具と、該一対の接点金具の近傍に露出して配置された一対の金属片と、該豆乳容器が収納される容器収納部及び該容器収納部を覆う開閉自在の蓋部を有する本体と該蓋部を開けることに連動して、該電極への電圧の印加を遮断する手段とを備え、該一対の接点金具の一方と、その近傍に配置された該金属片とは、それぞれ電源の相異なる極に接続され、また、該金属片と該電源との間には高抵抗が直列に接続されており、該接点金具と該金属片とが短絡すると、そこに流れる電流を感知して、該接点金具への給電を遮断する。このような構成によれば、蓋部を開けることに連動して、電極への電流供給を遮断するので、蓋部が開いたときには常に電極の電位がゼロになる。その結果、使用者が出来上がった豆腐を取り出す際の安全性を高めることができる。また、仮に誤って豆乳(導電性液体)をこぼし接点金具を濡らしたとしても、その近傍の金属片との間に回路が形成される。この回路に流れる電流を感知して、接点金具−電極への電源を遮断すれば、豆乳をこぼした場合であっても、そのことによって使用者が感電する可能性はなく、安全性をさらに高めることができる。また、短時間に流れる電流を微弱にするために、金属片と電源との間には高抵抗を直列に接続しているので、仮に金属片を直接手で触れても電撃を受ける心配はない。
本発明の家庭用豆腐製造装置は、豆乳が収容される豆乳容器と、該豆乳容器内に対向配置され該豆乳に電圧を印加する一対の電極と、該一対の電極と接触させて給電する一対の接点金具と、該豆乳容器が収納される容器収納部及び該容器収納部を覆う開閉自在の蓋部を有する本体と、該蓋部を開けることに連動して、該電極への電圧の印加を遮断する手段と、を備え、該豆乳容器の対向する側壁には、それらの側壁上端部から外側に向かって形成された一対の電極当接部が設けられ、該一対の電極の各上端部には、該一対の電極当接部の下面と当接する一対の電極延設部が設けられ、また、該容器収納部の両側には、該一対の接点金具が配設された一対の接点支持部が設けられており、該豆乳容器が該容器収納部に収納されると、該一対の接点金具と該一対の電極延設部の下面とが当接し、且つ、該一対の電極延設部の上面と該一対の電極当接部の下面とが当接する。このような構成によれば、豆乳容器を容器収納部に収納することによって、一対の電極延設部の下面を一対の接点金具に当接させることができる。
好ましい実施形態においては、上記家庭用豆腐製造装置は、上記接点金具が配置された部分の周囲に、断面円弧状の先端を有する突出部を有する。このような構成によれば、仮に豆乳をこぼしても、突出部にこぼれた豆乳は該突出部から下に流れ落ちる。その結果、こぼれた豆乳は突出部によって分離されるので、突出部より外側への回路の形成が防止される。したがって、感電の可能性が顕著に減少する。
好ましい実施形態においては、上記豆乳容器と上記一対の電極とは、それぞれ着脱可能な別部材である。このような構成によれば、豆乳容器や電極の組立ておよび分解が容易となり、結果として、掃除が容易となり、非常に衛生的である。
好ましい実施形態においては、上記家庭用豆腐製造装置は、上記容器収納部の底部から上方に突出した部分に設けられた温度検知部と、上記豆乳容器の底面の外面に形成され該温度検知部の上端部が当接する凹部とをさらに備える。このような構成によれば、豆乳温度と温度検知部表面温度との差が小さくなり、かつ、外気温度等の外的要因の影響を受けることも少なくなるので、優れた品質を有する豆腐を安定して得ることができる。
好ましい実施形態においては、上記温度検知部は、上記本体の底部に設けられた弾性手段により付勢されている。このような構成によれば、温度検知部が豆乳容器と密着するので、豆乳温度をより正確に検知できるので、より優れた品質を有する豆腐をより安定して得ることができる。
好ましい実施形態においては、上記一対の電極のうち少なくとも一方は、複数の独立した電極板から構成され、該複数の電極板の各々に電流遮断手段が接続されている。このような構成によれば、均質で固さのばらつきのない豆腐を得ることができる。より具体的には、豆乳(実質的には、豆乳と凝固剤との混合液)は凝固するにしたがって電流を流しやすくなる。したがって、凝固が進んだ部位に接する電極板に流れる電流を遮断することにより(当該電極に流れる電流が一定値以上になった場合に遮断することにより)、豆乳全体の凝固反応が平均化され、固さのばらつきのない豆腐を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、安全で、衛生的で、かつ、優れた品質の豆腐を効率的に製造し得る家庭用豆腐製造装置が提供される。
本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図1は、本発明の好ましい実施形態による家庭用豆腐製造装置の開蓋状態における概略斜視図である。図2(a)は、図1の装置の概略断面図であり、(b)は、温度検出部の拡大断面図である。図3は、図1の装置に用いられる豆乳容器および電極を説明する概略斜視図である。豆腐製造装置100は、豆乳が収容される豆乳容器10と、豆乳容器10内に対向配置された一対の電極20aおよび20bと、この電極20aおよび20bと接触させて給電する一対の接点金具30aおよび30bと、本体40とを備える。本体40は、豆乳容器10が収納される容器収納部41と、容器収納部41を覆う開閉自在の蓋部42と、操作部43とを有する。操作部43は、電圧を印加する電源(図示せず)のオン/オフを行う操作スイッチ43aと、通電状態を知らせる電源ランプ43bと、装置の動作状態を知らせる調理中ランプ43cとを有する。例えば、調理中ランプ43cは、豆腐を製造中の場合には点灯し、製造が終了すると(電極への給電が停止すると)消灯する。調理中ランプの消灯に連動させて、音声で豆腐ができたことを知らせるようにしてもよい。
容器収納部41は、本体40のほぼ中央部に開口して形成されている。容器収納部41の両側には、所定の高さで本体40と一体的に成形された支持台部44が設けられ、支持台部44の上端のほぼ中央部には、合成樹脂、ガラス、陶器などの絶縁物で形成された接点支持部45が設けられている。接点支持部45の上面には、上記接点金具30aおよび30bが設けられている。接点金具30aおよび30bは、金属等の導電性物質から形成されている。接点金具30aおよび30bは、接点支持部45から上方に突起状や突条に突出させて設けてもよく、導電性物質の小片を接点支持部に固着させてもよい(図1では、小片を固着させた例を示している)。容器収納部41の底部には、温度検知部60が設けられている。温度検知部60の詳細については後述する。また、容器収納部41の底部には、こぼれた豆乳等を排出するための排出孔70が形成されている。
蓋部42は、容器収納部41を覆うようにして、本体40に開閉自在に取り付けられている。蓋部42は、代表的には、枢着部42aを介して本体に枢着されている。蓋部42には、当該蓋部を閉じた際に豆乳容器10の上端部の電極当接部に当接されるような高さに形成された蓋部当接部46が設けられている。また、蓋部42には、蓋部42および本体40の係止と解除とを自在に行う開閉ボタン47が設けられている。
本発明の豆腐製造装置においては、蓋部42を開けることに連動して、電極20aおよび20bへの電圧の印加を遮断する手段50が設けられている。この遮断手段50は、代表的には、いわゆる両切りスイッチである。すなわち、豆腐製造装置は家庭用電源(単相100V)に接続して用いられるが、蓋部42を開けることに連動して、2本の電線の両側ともに遮断するようにされている。
豆乳容器10は、上部が開口した有底の箱状に形成され、豆乳を収容する。豆乳容器10は、代表的には、合成樹脂(代表的には、ポリアセタール等のエンジニアリングプラスチック、または、ポリアクリル酸エステル等の汎用熱可塑性樹脂)から形成されている。図4に示すように、豆乳容器10には、取手81(図3では省略)が着脱可能に取り付けられている。取手81は、取手を介して豆乳容器を持つ状態では外れず、取手を横に倒した状態(例えば、豆乳容器をテーブルに置いた場合、豆乳容器の装置本体への収容時)でのみ取り外し可能なように設計されている。取手81を着脱可能とすることにより、豆乳容器の洗浄が容易となり、衛生的である。豆乳容器10には、一対の電極20aおよび20bが取り付けられる。すなわち、豆乳容器と電極とは別部材であり、互いに着脱可能である。図3に示す実施形態においては、豆乳容器10の側壁には、側壁上端部から外側に向かって水平に形成され、その下面が電極延設部21の上面と当接する電極当接部11と、電極切込部22が挿着される側壁切込部12とが形成されている。別の実施形態においては、図5に示すように、電極20aおよび20bに豆乳容器挿着部23を設け、側壁上端部から上方に突出して形成された電極挿着部13に挿着することにより、電極当接部11の下面と電極延設部21の上面とを当接させてもよい。電極20aおよび20bを豆乳容器10に取り付けて容器収納部41に収納し、蓋部42を閉じると、蓋部当接部46が豆乳容器の電極当接部11と電極延設部21と接点金具30aおよび30bとを押圧するので、電極20aおよび20b(電極延設部21)と接点金具30aおよび30bとの間に十分な接触圧が得られ、かつ、豆乳容器と電極とのぐらつきが防止され得る。例えば、図6に示すように、接点金具を弓なりの凸形状として弾性を付与することにより、きわめて良好な接触状態が達成され、結果として、非常に優れた品質(均一性)を有する豆腐が得られる。
上記電極20aおよび20bは、それぞれが単一の電極板から構成されてもよく、少なくとも一方が2つ以上の独立した電極板から構成されてもよい。図3は、一方の電極20bが2つの独立した電極板から構成される実施形態を示している。両方の電極が複数の電極板から構成されてもよい。また、電極板の数としては、目的に応じて任意の適切な数が採用され得る。複数の電極板を有する電極を用いる場合には、それぞれの電極板ごとに電流遮断手段(代表的には、ブレーカー)が接続されることが好ましい。豆乳(実質的には、豆乳と凝固剤との混合液)は凝固するにしたがって電流を流しやすくなるので、電極板が1枚の場合には、凝固が進んだ部位ほどさらに凝固スピードが速くなり、得られる豆腐の固さにばらつきが出る場合がある。複数の電極板を用いて、それぞれの電極に流れる電流が一定値以上になった場合に遮断することにより、豆乳全体の凝固反応が平均化され、固さのばらつきのない豆腐を得ることができる。
図7は、本発明の別の実施形態による家庭用豆腐製造装置の開蓋状態における概略斜視図である。本実施形態においては、接点金具30aおよび30bの近傍に、金属片31aおよび31bが露出して配置されている。代表的には、金属片31aおよび31bは、接点金具30aおよび30bを取り囲むようにして配置されている。金属片31aおよび31bと、接点金具30aおよび30bとは、電源の相異なる極に接続されており(図8の回路図参照)、金属片31aおよび31bと接点金具30aおよび30bとが短絡すると、そこに流れる電流を感知してフォトカプラーが作動し、接点金具への給電を遮断するリレーへ信号を送り、電源回路が両切りされる。なお、短時間に流れる電流を微弱にするために、金属片と電源との間には高抵抗を直列に接続してあるので、仮に金属片を直接手で触れても電撃を受ける心配はない。このような金属片を配置することにより、仮に誤って豆乳(導電性液体)をこぼし接点金具を濡らしたとしても、その近傍の金属片との間に回路が形成される。この電流を感知して、接点金具−電極への電源を遮断すれば、豆乳をこぼした場合であっても、そのことによって使用者が感電する可能性はなく、安全性がさらに高めることができる。
図9は、本発明のさらに別の実施形態による家庭用豆腐製造装置を説明する概略斜視図である。本実施形態においては、接点金具30aおよび30bの周囲に溝部32が設けられる。溝部32を設けることにより、仮に誤って豆乳(導電性液体)をこぼし接点金具を濡らしたとしても、その豆乳は溝部に入り込むので、豆腐製造装置の外郭に至る回路の形成が防止される。したがって、感電の可能性が顕著に減少する。このような観点から、溝部32は、こぼれた豆乳と接点金具との接触を防止するに十分に深いことが好ましい。
図10は、本発明のさらに別の実施形態による家庭用豆腐製造装置を説明する概略断面図である。なお、図10においては、電極が省略されていることに留意されたい。本実施形態においては、接点金具30aおよび30bの周囲に断面円弧状の先端を有する突出部33が設けられる。このような突出部33を設けることにより、仮に豆乳をこぼしても、突出部33にこぼれた豆乳は該突出部から下に流れ落ちる。その結果、こぼれた豆乳は突出部33によって分離されるので、突出部33より外側への回路の形成が防止される。したがって、感電の可能性が顕著に減少する。なお、突出部33の形成位置は、接点金具の近傍(代表的には、周囲)に限られず、装置外郭部と接点金具との間に形成される電気の流路を横切る位置であれば、任意の適切な位置に設けられる。
次に、温度検知部60について説明する。温度検知部60は、容器収納部41の底部のほぼ中央に突出して形成された温度検知部配設部61内に配設されている。温度検知部60は、本体の底部に設けられた弾性手段(例えば、スプリング)62により付勢され、豆乳容器10に良好に密着されている。その結果、より正確に豆乳温度を測定することができ、品質に優れた豆腐が得られる。なお、豆乳容器の底面の外面には、温度検知部配設部61に対応して、凹部63が形成されている。当該凹部の下面と、弾性手段により付勢された温度検知部配設部61の上面とが当接することにより、温度検知部60が豆乳容器10に良好に密着する。温度検知部を設けることにより、検知した豆乳の温度に応じて電極への印加電圧を変化させ、所定の温度範囲内に豆乳温度を制御することが可能となる。その結果、非常になめらかでおいしい豆腐を製造することができる。温度検知部に用いられる温度検知手段としては、代表的にはサーミスタが挙げられる。
図11は、装置本体の脚部を説明する概略断面図である。本発明の好ましい実施形態によれば、豆腐製造装置は、本体40の底部に、該本体と一体的に成形された脚部70を有し、脚部70の根元部分に脚部70を取り囲むアンダーカット部71を有する。図11から明らかなように、アンダーカット部とは、脚部70に周囲であって、かつ、本体40の底部よりも上方に規定された空洞部である。アンダーカット部を形成することにより、排出された豆乳と接点金具や電極とが回路を形成することが防止され得る。その結果、豆腐製造装置下部における感電の可能性を格段に減らすことができる。
好ましくは、本発明の豆腐製造装置は、豆乳容器10の内側底面に所定の模様を形成する凹凸を有する部分を備える。当該凹凸部分は、豆乳容器の底面に直接形成してもよく、図12に示すような別部材を豆乳容器底面に取り付けてもよい。別部材とすれば、用途や目的に応じて模様を変更することが容易となる。凹凸により形成される模様の具体例としては、布目模様、切り分ける際の目安となる格子模様、幼児向けのキャラクターや動物、料亭や商店の屋号が挙げられる。家庭用途としては、切り分ける際の目安となる格子模様、幼児向けのキャラクターや動物が好ましい。
別の実施形態においては、上記本体40は、図13に示すように、取手収容部80をさらに備える。取手収容部80においては、取手81のリブ88が取手収容部80に形成された嵌合部(図示せず)に嵌合する。その結果、取手81には、取手81のリブ88を有する面に対して垂直方向(紙面の右斜め方向)に反発力を受ける。当該反発力により、取手ストッパー85と本体のストッパー86とが係合し、取手81(したがって、豆乳容器10)が容器収納部41に強固に固定される。このような状態で蓋部42を閉じると、接点金具と電極とが良好に接触し、かつ、その接触圧を良好に維持することができるので、安定した給電が可能となる。その結果、均一性に優れた豆腐が得られる。
以下、上記豆腐製造装置の使用方法(すなわち、豆腐の製造方法)について説明する。最初に、十分に洗浄および乾燥した豆乳容器と電極とを取り付け(例えば、図3および図5参照)、電極30aおよび30bを対向配置させる。また、図4に示すように、豆乳容器10の係止突部82に取手81の挿通孔部83を挿通させて、取手81を豆乳容器10に取り付ける。この状態で、豆乳を豆乳容器10に注ぎこむ。なお、豆乳容器10の容積は、代表的には500ml程度である。さらに、所定量の凝固剤(代表的には、にがり)を加え、所定のへらを用いて攪拌する。取手81を掴んで豆乳を収容した豆乳容器10を持ち上げると、豆乳容器および豆乳の自重により豆乳容器の係止突部82が取手81の孔83と係合し、持ち運び可能となる。
次いで、装置本体40の容器収納部41に豆乳容器10を収納する。そうすると、接点金具と電極延設部21の下面とが当接し、かつ、電極延設部21の上面と電極当接部11の下面とが当接する。蓋部42を閉じると、蓋部当接部46が電極当接部11と電極延設部21と接点金具30aおよび30bとを押圧するので、電極20aおよび20b(電極延設部21)と接点金具30aおよび30bとの間に十分な接触圧を付与し、かつ、豆乳容器と電極とのぐらつきを防止して固定する。このような状態で装置の電源スイッチを入れると、電極20aおよび20bの間に電圧が印加され、豆乳がジュール熱で加熱される。加熱された豆乳の温度を温度検知部60で検出し、検出された温度を電源(図示せず)にフィードバックすることにより、豆乳を所定の温度および/または速度で加熱し、均質な豆腐を製造することができる。
所定の温度に達すると、電極に接続されたブレーカーにより給電が遮断されて、豆腐の製造が終了する。ブレーカーの遮断に連動して、ランプおよび/または音声により、終了を使用者に知らせることができる。電極が複数の電極板から構成される場合には、すべての電極板への給電が遮断された時点で、豆腐の製造が終了する。なお、次に豆腐の製造を行う場合には、遮断したブレーカーを1つずつリセットするのではなく、ワンタッチですべてのブレーカーのリセットを行うようにしておけば、操作が簡単であり好ましい。
本発明の家庭用豆腐製造装置をこのようにして用いることにより、業務用並のスピードで豆腐が製造され、かつ、豆腐の品質の安定性も実現される。特に、凝固剤として反応速度が速く家庭での使用が難しいにがりを用いて、簡便に豆腐を製造することが可能となる。さらに、上述したように、本発明の豆腐製造装置は、あらゆる局面において感電等の心配がなく、非常に安全であり、かつ、洗浄が容易で衛生的である。
本発明の豆腐製造装置は、家庭で高品質の豆腐を製造することができるので、新しい家電製品として利用可能である。
本発明の好ましい実施形態による家庭用豆腐製造装置の開蓋状態における概略斜視図である。 図1の装置の概略断面図である。 図1の装置に用いられる豆乳容器および電極を説明する概略斜視図である。 豆乳容器の取手を説明する概略図である。 別の実施形態による豆乳容器および電極を説明する概略斜視図である。 1つの実施形態における接点金具の状態を説明する概略断面図である。 本発明の別の実施形態による家庭用豆腐製造装置の開蓋状態における概略斜視図である。 接点金具と金属片との関係を説明する回路図である。 本発明のさらに別の実施形態による家庭用豆腐製造装置の開蓋状態における概略斜視図である。 本発明のさらに別の実施形態による家庭用豆腐製造装置の概略断面図である。 装置本体の脚部を説明する概略断面図である。 豆腐に模様を形成するための部材を説明する概略斜視図である。 1つの実施形態における装置の取手収容部を説明する概略斜視図である。
符号の説明
100 豆乳製造装置
10 豆乳容器
20a、20b 電極
30a、30b 接点金具
40 本体
50 遮蔽手段
60 温度検出部


Claims (7)

  1. 豆乳が収容される豆乳容器と
    該豆乳容器内に対向配置され該豆乳に電圧を印加する一対の電極と
    該一対の電極と接触させて給電する一対の接点金具と
    該一対の接点金具の近傍に露出して配置された一対の金属片と、
    該豆乳容器が収納される容器収納部及び該容器収納部を覆う開閉自在の蓋部を有する本体と
    該蓋部を開けることに連動して、該電極への電圧の印加を遮断する手段と
    を備え
    該一対の接点金具の一方と、その近傍に配置された該金属片とは、それぞれ電源の相異なる極に接続され、また、該金属片と該電源との間には高抵抗が直列に接続されており、該接点金具と該金属片とが短絡すると、そこに流れる電流を感知して、該接点金具への給電を遮断することを特徴とする家庭用豆腐製造装置。
  2. 豆乳が収容される豆乳容器と、
    該豆乳容器内に対向配置され該豆乳に電圧を印加する一対の電極と、
    該一対の電極と接触させて給電する一対の接点金具と、
    該豆乳容器が収納される容器収納部及び該容器収納部を覆う開閉自在の蓋部を有する本体と、
    該蓋部を開けることに連動して、該電極への電圧の印加を遮断する手段と、
    を備え、
    該豆乳容器の対向する側壁には、それらの側壁上端部から外側に向かって形成された一対の電極当接部が設けられ、該一対の電極の各上端部には、該一対の電極当接部の下面と当接する一対の電極延設部が設けられ、また、該容器収納部の両側には、該一対の接点金具が配設された一対の接点支持部が設けられており、
    該豆乳容器が該容器収納部に収納されると、該一対の接点金具と該一対の電極延設部の下面とが当接し、且つ、該一対の電極延設部の上面と該一対の電極当接部の下面とが当接することを特徴とする家庭用豆腐製造装置。
  3. 前記接点金具が配置された部分の周囲に、断面円弧状の先端を有する突出部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の家庭用豆腐製造装置。
  4. 前記豆乳容器と前記一対の電極とが、それぞれ着脱可能な別部材であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の家庭用豆腐製造装置。
  5. 前記容器収納部の底部から上方に突出した部分に設けられた温度検知部と、前記豆乳容器の底面の外面に形成され該温度検知部の上端部が当接する凹部とをさらに備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の家庭用豆腐製造装置。
  6. 前記温度検知部が、前記本体の底部に設けられた弾性手段により付勢されていることを特徴とする請求項に記載の家庭用豆腐製造装置。
  7. 前記一対の電極のうち少なくとも一方が、複数の独立した電極板から構成され、該複数の電極板の各々に電流遮断手段が接続されていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の家庭用豆腐製造装置。
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