JP2646863B2 - 変速機の油圧制御装置 - Google Patents
変速機の油圧制御装置Info
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- JP2646863B2 JP2646863B2 JP3028047A JP2804791A JP2646863B2 JP 2646863 B2 JP2646863 B2 JP 2646863B2 JP 3028047 A JP3028047 A JP 3028047A JP 2804791 A JP2804791 A JP 2804791A JP 2646863 B2 JP2646863 B2 JP 2646863B2
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- Japan
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- engagement element
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/02—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
- F16H61/0262—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being hydraulic
- F16H61/0276—Elements specially adapted for hydraulic control units, e.g. valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H61/04—Smoothing ratio shift
- F16H61/06—Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
- F16H61/065—Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- Fluid Mechanics (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、変速機の油圧制御装置
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動変速機の場合、例えば２つのクラッ
チの締結状態を切換えることによって変速が行われる。
第１クラッチが第２速で締結されるとともに第３速では
解放され、第２クラッチが第２速では解放されるととも
に第３速では締結されるものの場合、第２速から第３速
への変速は、第１クラッチの締結を解除するとともに解
放状態にある第２クラッチを締結させることにより行わ
れる。この切換はシフトバルブによって行われる。すな
わち、シフトバルブは、変速すべきタイミングにおい
て、第１クラッチに油圧を供給する状態から、第２クラ
ッチに油圧を供給する状態に切換わる（例えば、１９８
９年６月日産自動車（株）発行「フルレンジ電子制御オ
ートマチックトランスミッション５Ｅ−ＡＴ整備要領書
ＲＥ５Ｒ０１Ａ型）。このような構成のものの場合にお
いて、例えば第２クラッチにライン圧を直接作用させた
のではトルク容量が大きくなりすぎるときには、シフト
バルブと第２クラッチとの間に調圧バルブが配置され
る。調圧バルブはシフトバルブから供給されるライン圧
を減圧して第２クラッチに供給する。
チの締結状態を切換えることによって変速が行われる。
第１クラッチが第２速で締結されるとともに第３速では
解放され、第２クラッチが第２速では解放されるととも
に第３速では締結されるものの場合、第２速から第３速
への変速は、第１クラッチの締結を解除するとともに解
放状態にある第２クラッチを締結させることにより行わ
れる。この切換はシフトバルブによって行われる。すな
わち、シフトバルブは、変速すべきタイミングにおい
て、第１クラッチに油圧を供給する状態から、第２クラ
ッチに油圧を供給する状態に切換わる（例えば、１９８
９年６月日産自動車（株）発行「フルレンジ電子制御オ
ートマチックトランスミッション５Ｅ−ＡＴ整備要領書
ＲＥ５Ｒ０１Ａ型）。このような構成のものの場合にお
いて、例えば第２クラッチにライン圧を直接作用させた
のではトルク容量が大きくなりすぎるときには、シフト
バルブと第２クラッチとの間に調圧バルブが配置され
る。調圧バルブはシフトバルブから供給されるライン圧
を減圧して第２クラッチに供給する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなシフトバ
ルブ及び調圧バルブを有するものの場合、これらの配置
に要するスペースが大きいという問題点がある。すなわ
ち、シフトバルブは２つのクラッチへの油圧を切り換え
る必要があるため、少なくとも５つのポートを必要とし
て軸方向寸法が大きくなり、更にこれとは別に調圧バル
ブを配置する必要があるため、バルブ穴も２つ必要であ
る。本発明はこのような課題を解決することを目的とし
ている。
ルブ及び調圧バルブを有するものの場合、これらの配置
に要するスペースが大きいという問題点がある。すなわ
ち、シフトバルブは２つのクラッチへの油圧を切り換え
る必要があるため、少なくとも５つのポートを必要とし
て軸方向寸法が大きくなり、更にこれとは別に調圧バル
ブを配置する必要があるため、バルブ穴も２つ必要であ
る。本発明はこのような課題を解決することを目的とし
ている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、シフトバルブ
と調圧バルブとを同一のバルブ穴内に配置し、シフトバ
ルブの作動によって調圧バルブの制御状態を変更可能と
して、上記課題を解決する。すなわち、本発明は、第１
の摩擦締結要素と、この第１の摩擦締結要素が解放され
ているときのみ締結可能な第２の摩擦締結要素を有する
変速機において、１つのバルブ穴内に第１スプール及び
第２スプールがはめ合わされており、第１スプールはこ
れに作用する信号油圧によって２位置間を切換わり、第
１摩擦締結要素への油圧を選択的に切換可能であり、第
２スプールは第２摩擦締結要素への油圧を調圧する調圧
バルブとして構成されており、第１スプールが一方の位
置にある場合には第１スプールと第２スプールとは分離
して第２スプールは調圧可能な状態となり、第１スプー
ルが他方の位置にある場合には第１スプールは第２スプ
ールと接触し、第２スプールを所定の状態に固定するよ
うに構成される。
と調圧バルブとを同一のバルブ穴内に配置し、シフトバ
ルブの作動によって調圧バルブの制御状態を変更可能と
して、上記課題を解決する。すなわち、本発明は、第１
の摩擦締結要素と、この第１の摩擦締結要素が解放され
ているときのみ締結可能な第２の摩擦締結要素を有する
変速機において、１つのバルブ穴内に第１スプール及び
第２スプールがはめ合わされており、第１スプールはこ
れに作用する信号油圧によって２位置間を切換わり、第
１摩擦締結要素への油圧を選択的に切換可能であり、第
２スプールは第２摩擦締結要素への油圧を調圧する調圧
バルブとして構成されており、第１スプールが一方の位
置にある場合には第１スプールと第２スプールとは分離
して第２スプールは調圧可能な状態となり、第１スプー
ルが他方の位置にある場合には第１スプールは第２スプ
ールと接触し、第２スプールを所定の状態に固定するよ
うに構成される。
【０００５】第１スプールは、これの一方の位置では第
１摩擦締結要素の油室の油圧をドレーンする状態にあ
り、他方の位置ではライン圧を第１摩擦締結要素の油室
に供給する状態にあり、第２スプールは第１スプールか
らの押し力を受けない状態では油圧を調節し、これを第
２摩擦締結要素の油室に供給する状態にあり、第１スプ
ールによって押された状態では第２摩擦締結要素の油室
の油圧をドレーンする状態にある。
１摩擦締結要素の油室の油圧をドレーンする状態にあ
り、他方の位置ではライン圧を第１摩擦締結要素の油室
に供給する状態にあり、第２スプールは第１スプールか
らの押し力を受けない状態では油圧を調節し、これを第
２摩擦締結要素の油室に供給する状態にあり、第１スプ
ールによって押された状態では第２摩擦締結要素の油室
の油圧をドレーンする状態にある。
【０００６】第１スプールが一方の位置にある場合に
は、第１スプールは第１クラッチの油圧を排出し、また
第２スプールは調圧状態となり、第２摩擦締結要素の油
室に油圧を供給する。すなわち、例えば低速段状態とな
る。信号油圧が変化して第１スプールが上記他方の位置
になると、これはライン圧を第１摩擦締結要素の油室に
供給する。また、この状態では第２スプールは第１スプ
ールによって押されて非調圧状態になり、第２摩擦締結
要素の油室には油圧が供給されない。すなわち、例えば
高速段状態となる。第１スプールは第１摩擦締結要素の
油室にライン圧を供給するかドレーンするかを切換える
だけでよいので、第１摩擦締結要素の油室と第２摩擦締
結要素の油室との油圧の切換を行う従来のシフトバルブ
と比較して軸方向寸法を小さくすることができ、また第
１スプールと調圧バルブに相当する第２スプールとが１
つのバルブ穴に配置されているので、この点でもバルブ
の配置スペースを小さくすることができる。
は、第１スプールは第１クラッチの油圧を排出し、また
第２スプールは調圧状態となり、第２摩擦締結要素の油
室に油圧を供給する。すなわち、例えば低速段状態とな
る。信号油圧が変化して第１スプールが上記他方の位置
になると、これはライン圧を第１摩擦締結要素の油室に
供給する。また、この状態では第２スプールは第１スプ
ールによって押されて非調圧状態になり、第２摩擦締結
要素の油室には油圧が供給されない。すなわち、例えば
高速段状態となる。第１スプールは第１摩擦締結要素の
油室にライン圧を供給するかドレーンするかを切換える
だけでよいので、第１摩擦締結要素の油室と第２摩擦締
結要素の油室との油圧の切換を行う従来のシフトバルブ
と比較して軸方向寸法を小さくすることができ、また第
１スプールと調圧バルブに相当する第２スプールとが１
つのバルブ穴に配置されているので、この点でもバルブ
の配置スペースを小さくすることができる。
【０００７】
【実施例】図１に示すように、１つのバルブ穴内に第１
スプール１０及び第２スプール１２が軸方向に移動可能
にはめ合わされている。第１スプール１０と第２スプー
ル１２との間には移動プラグ１４及び穴あきのリテーナ
１６が配置されている。また、第１スプール１０及び第
２スプール１２の図中右側にはそれぞれスプリング１８
及び２０が配置されている。第１スプール１０はスプリ
ング１８の力と油路２２から作用する信号油圧の力との
バランスによって図１に示す第１位置とこれから右方向
に移動した第２位置との間を移動可能である。第１スプ
ール１０の第１位置においては第１摩擦締結要素の油室
２４と連通する油路２６がドレーンされ、一方、第２位
置においては油路２６は油路２８と接続される。油路２
８にはライン圧が供給されている。なお、第１スプール
１０の図１中右端側の小径部１０ａはリテーナ１６に設
けられた穴１６ａを通過して移動プラグ１４に押圧力を
作用可能である。
スプール１０及び第２スプール１２が軸方向に移動可能
にはめ合わされている。第１スプール１０と第２スプー
ル１２との間には移動プラグ１４及び穴あきのリテーナ
１６が配置されている。また、第１スプール１０及び第
２スプール１２の図中右側にはそれぞれスプリング１８
及び２０が配置されている。第１スプール１０はスプリ
ング１８の力と油路２２から作用する信号油圧の力との
バランスによって図１に示す第１位置とこれから右方向
に移動した第２位置との間を移動可能である。第１スプ
ール１０の第１位置においては第１摩擦締結要素の油室
２４と連通する油路２６がドレーンされ、一方、第２位
置においては油路２６は油路２８と接続される。油路２
８にはライン圧が供給されている。なお、第１スプール
１０の図１中右端側の小径部１０ａはリテーナ１６に設
けられた穴１６ａを通過して移動プラグ１４に押圧力を
作用可能である。
【０００８】第２スプール１２は調圧機能を有するもの
として構成されている。すなわち、油路２８から供給さ
れるライン圧の一部をドレーンポート３０から排出する
ことによって、第２スプール１２の図１中の左端部に作
用する油圧がスプリング２０の力とつり合うように調圧
作用を行う。このために第２スプール１２には途中の小
径部と左端部とを連通させる穴１２ａが設けられてい
る。第２スプール１２によって調圧された油圧は油路３
２を介して第２摩擦締結要素の油室３４に供給するよう
に構成されている。なお、油路３２にはオリフィス３６
が設けられている。また、油路２８と油路３２とを接続
する油路が設けられており、この油路には油路２８から
油路３２への流れは阻止するが、逆向きの流れは許容す
る一方向バルブ３８が設けられている。なお、油路４０
には例えばエンジン負荷に対応して変化する油圧が供給
されており、これは第２スプール１２にこれによって調
圧される油圧が増大する向きの力を作用している。
として構成されている。すなわち、油路２８から供給さ
れるライン圧の一部をドレーンポート３０から排出する
ことによって、第２スプール１２の図１中の左端部に作
用する油圧がスプリング２０の力とつり合うように調圧
作用を行う。このために第２スプール１２には途中の小
径部と左端部とを連通させる穴１２ａが設けられてい
る。第２スプール１２によって調圧された油圧は油路３
２を介して第２摩擦締結要素の油室３４に供給するよう
に構成されている。なお、油路３２にはオリフィス３６
が設けられている。また、油路２８と油路３２とを接続
する油路が設けられており、この油路には油路２８から
油路３２への流れは阻止するが、逆向きの流れは許容す
る一方向バルブ３８が設けられている。なお、油路４０
には例えばエンジン負荷に対応して変化する油圧が供給
されており、これは第２スプール１２にこれによって調
圧される油圧が増大する向きの力を作用している。
【０００９】次にこの実施例の動作について説明する。
図示してないソレノイドバルブによって調整される油路
２２の信号油圧が低い場合には、第１スプール１０は図
示の第１位置にあり、第１摩擦締結要素の油室２４には
油圧が作用していない。一方、第２スプール１２は調圧
位置にあり、油路３２を通して第２摩擦締結要素の油室
３４に油圧を供給している。したがって、第２摩擦締結
要素は第２スプール１２によって調圧された比較的低い
油圧によって締結されており、低速段が実現されてい
る。
図示してないソレノイドバルブによって調整される油路
２２の信号油圧が低い場合には、第１スプール１０は図
示の第１位置にあり、第１摩擦締結要素の油室２４には
油圧が作用していない。一方、第２スプール１２は調圧
位置にあり、油路３２を通して第２摩擦締結要素の油室
３４に油圧を供給している。したがって、第２摩擦締結
要素は第２スプール１２によって調圧された比較的低い
油圧によって締結されており、低速段が実現されてい
る。
【００１０】この状態から運転条件が変化して変速すべ
き条件になると、ソレノイドバルブによって調整される
油路２２の信号油圧が上昇する。このため、第１スプー
ル１０は図中右方向へ移動し、これの小径部１０ａはリ
テーナ１６の穴１６ａを通り、移動プラグ１４を右方向
に押す。この第１スプール１０の移動によって油路２８
と油路２６とが連通し、第１摩擦締結要素の油室２４に
ライン圧が供給される。一方、第２スプール１２は第１
スプール１０によって押されて移動してきた移動プラグ
１４によって右方向に押され、油路３２をドレーンポー
ト３０に連通させる状態とする。このため、第２摩擦締
結要素の油室３４の油圧が排出され、第２摩擦締結要素
が解除状態となり、高速段が実現される。
き条件になると、ソレノイドバルブによって調整される
油路２２の信号油圧が上昇する。このため、第１スプー
ル１０は図中右方向へ移動し、これの小径部１０ａはリ
テーナ１６の穴１６ａを通り、移動プラグ１４を右方向
に押す。この第１スプール１０の移動によって油路２８
と油路２６とが連通し、第１摩擦締結要素の油室２４に
ライン圧が供給される。一方、第２スプール１２は第１
スプール１０によって押されて移動してきた移動プラグ
１４によって右方向に押され、油路３２をドレーンポー
ト３０に連通させる状態とする。このため、第２摩擦締
結要素の油室３４の油圧が排出され、第２摩擦締結要素
が解除状態となり、高速段が実現される。
【００１１】第１スプール１０は、油路２６を油路２８
に接続するかドレーンポートに接続するかを切換える３
つのポートを切換可能なものであればよく、従来のシフ
トバルブのように５つのポートを切換える必要のあるも
のと比較して（すなわち、従来のものは上記３つのポー
トの他に第２摩擦締結要素の油室３４用のポート及びド
レーンポートが必要である）軸方向寸法か短くなってい
る。また、第１スプール１０と第２スプール１２とは同
じバルブ穴に配置されており、この点でも効率のよい配
置が可能となり、バルブの配置に要するスペースを減少
させることができる。なお、リテーナ１６の実際の構造
は図２に示すようなものとしてあり、リテーナ１６はバ
ルブ穴の半径方向から挿入することによって組み付けら
れ、これの抜け止めは上に別のバルブボディを取り付け
ることによって行われる。
に接続するかドレーンポートに接続するかを切換える３
つのポートを切換可能なものであればよく、従来のシフ
トバルブのように５つのポートを切換える必要のあるも
のと比較して（すなわち、従来のものは上記３つのポー
トの他に第２摩擦締結要素の油室３４用のポート及びド
レーンポートが必要である）軸方向寸法か短くなってい
る。また、第１スプール１０と第２スプール１２とは同
じバルブ穴に配置されており、この点でも効率のよい配
置が可能となり、バルブの配置に要するスペースを減少
させることができる。なお、リテーナ１６の実際の構造
は図２に示すようなものとしてあり、リテーナ１６はバ
ルブ穴の半径方向から挿入することによって組み付けら
れ、これの抜け止めは上に別のバルブボディを取り付け
ることによって行われる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、油路切換機能を有する第１スプールによって調圧機
能を有する第２スプールの制御状態を切換可能としたの
で、従来のシフトバルブと調圧バルブとを別々に配置し
ていたものと比較してバルブ配置のための必要スペース
を減少させることができる。
と、油路切換機能を有する第１スプールによって調圧機
能を有する第２スプールの制御状態を切換可能としたの
で、従来のシフトバルブと調圧バルブとを別々に配置し
ていたものと比較してバルブ配置のための必要スペース
を減少させることができる。
【図１】本発明の実施例を示す図である。
【図２】リテーナの取付構造を示す図である。
１０ 第１スプール １２ 第２スプール １６ リテーナ ２４ 第１摩擦締結要素の油室 ３４ 第２摩擦締結要素の油室
Claims (2)
- 【請求項１】 第１の摩擦締結要素と、この第１の摩擦
締結要素が解放されているときのみ締結可能な第２の摩
擦締結要素を有する変速機において、１つのバルブ穴内
に第１スプール及び第２スプールがはめ合わされてお
り、第１スプールはこれに作用する信号油圧によって２
位置間を切換わり、第１摩擦締結要素への油圧を選択的
に切換可能であり、第２スプールは第２摩擦締結要素へ
の油圧を調圧する調圧バルブとして構成されており、第
１スプールが一方の位置にある場合には第１スプールと
第２スプールとは分離して第２スプールは調圧可能な状
態となり、第１スプールが他方の位置にある場合には第
１スプールは第２スプールと接触し、第２スプールを所
定の状態に固定するように構成される変速機の油圧制御
装置。 - 【請求項２】 第１スプールは、これの一方の位置では
第１摩擦締結要素の油室の油圧をドレーンする状態にあ
り、他方の位置ではライン圧を第１摩擦締結要素の油室
に供給する状態にあり、第２スプールは第１スプールか
らの押し力を受けない状態では油圧を調節し、これを第
２摩擦締結要素の油室に供給する状態にあり、第１スプ
ールによって押された状態では第２摩擦締結要素の油室
の油圧をドレーンする状態にある請求項１記載の変速機
の油圧制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3028047A JP2646863B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 変速機の油圧制御装置 |
| US07/826,381 US5305664A (en) | 1991-01-29 | 1992-01-27 | Hydraulic control device for an automatic transmission having a shift valve and a control valve coaxially aligned in a valve chamber |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3028047A JP2646863B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 変速機の油圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04244670A JPH04244670A (ja) | 1992-09-01 |
| JP2646863B2 true JP2646863B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=12237837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3028047A Expired - Fee Related JP2646863B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 変速機の油圧制御装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5305664A (ja) |
| JP (1) | JP2646863B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5762580A (en) * | 1994-06-06 | 1998-06-09 | Ford Global Technologies, Inc. | Operating range selection of an automatic transmission |
| JP3642101B2 (ja) * | 1996-04-16 | 2005-04-27 | トヨタ自動車株式会社 | 複合クラッチ式自動変速機の油圧制御装置 |
| JP6832768B2 (ja) * | 2017-03-28 | 2021-02-24 | 本田技研工業株式会社 | バルブ装置 |
Family Cites Families (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4020718A (en) * | 1972-02-15 | 1977-05-03 | Nissan Motor Co., Ltd. | Hydraulic system for an automatic power transmission |
| JPS545471B2 (ja) * | 1973-08-17 | 1979-03-16 | ||
| US4134313A (en) * | 1976-05-11 | 1979-01-16 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Automatic transmission for automobiles |
| JPS5822655B2 (ja) * | 1976-12-29 | 1983-05-10 | トヨタ自動車株式会社 | 自動変速機の油圧制御装置 |
| JPS5945864B2 (ja) * | 1977-04-28 | 1984-11-09 | トヨタ自動車株式会社 | 油圧制御装置を有する自動変速機 |
| JPS5631554A (en) * | 1979-08-18 | 1981-03-30 | Aisin Warner Ltd | Lock-up clutch controller of torque converter in automatic transmission |
| US4395926A (en) * | 1979-08-21 | 1983-08-02 | Toyota Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Hydraulic control system for automatic transmission |
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