JP2821008B2 - 油圧切換バルブ - Google Patents

油圧切換バルブ

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JP2821008B2
JP2821008B2 JP18019090A JP18019090A JP2821008B2 JP 2821008 B2 JP2821008 B2 JP 2821008B2 JP 18019090 A JP18019090 A JP 18019090A JP 18019090 A JP18019090 A JP 18019090A JP 2821008 B2 JP2821008 B2 JP 2821008B2
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匡輔 森
郁夫 広瀬
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、自動変速機のコントロールバルブなどに用
いられる油圧切換バルブに関するものである。
(ロ)従来の技術 従来の油圧切換バルブとして、例えば特開昭63−2516
52号公報に示される第1シャトルバルブがある。この従
来の油圧切換バルブを第3図に示す。この油圧切換バル
ブは、スプール50及びスプリング52を有しており、ポー
ト54の油圧に応じてスプール50が図中上側位置と下側位
置との間を切換わる。図示のスプール50の上側位置にお
いてポート56とポート58とが連通し、またポート60とポ
ート62とが連通し、ポート64が遮断される。スプール50
が下側値になると、ポート56が遮断され、ポート58とポ
ート60とが連通し、またポート62とポート64とが連通す
る。ポート56及びポート64は常に所定圧が供給されてい
る油路66と接続されている。ポート60は油路66とオリフ
ィス68を介して接続された油路70と接続されている。油
路70には、これからの油圧の排出状態を制御可能なソレ
ノイド弁72が設けられている。ポート58及びポート62は
それぞれ油路74及び76と接続されている。油路74及び油
路76の油圧は図示してない他のバルブの切換信号圧とし
て用いられる。
この第3図に示す油圧切換バルブによって、スプール
50が上側位置では油路74に所定圧が供給され、一方油路
76の油圧はソレノイド弁72によって調整可能となる。逆
にスプール50が下側位置になると、油路74の油圧がソレ
ノイド弁72によって調整可能となり、油路76には所定圧
が供給される。したがって、この油圧切換バルブによっ
て、ポート54の油圧に応じて、油路74の油圧をソレノイ
ド弁72によって調整する状態と、油路76の油圧をソレノ
イド弁72によって調整する状態とを切換可能である。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、第3図に示すような従来の油圧切換バ
ルブには、軸方向寸法が大きいという問題がある。すな
わち、上述のように油路74及び油路76の油圧の調整状態
を切換えるためにポート56、58、60、62及び64という5
つのポートを必要とし、全長が長くなっている。本発明
はこのような課題を解決することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、3つのポートによって2つの油路の調整状
態を切換可能とすることによって、上記課題を解決す
る。すなわち、本発明による油圧切換バルブは、スプー
ル(10)が第1停止位置と第2停止位置との間を切換わ
り可能であり、スプールが第1停止位置にあるとき第1
油路(28)と第2油路(26)とが接続されるとともに第
3油路(30)が遮断され、スプールが第2停止位置にあ
るとき第1油路と第3油路とが接続されるとともに第2
油路が遮断され、第2油路及び第3油路はそれぞれ常に
所定圧が供給されている所定圧油路(32)と第1オリフ
ィス(34)及び第2オリフィス(36)を介して接続さ
れ、第1油路はこれからの油の排出状態を制御可能なソ
レノイド弁(38)と接続されている。なお、かっこ内の
符号は後述の実施例の対応する部材を示す。
(ホ)作用 スプールが第1停止位置にある場合は、第1油路と第
2油路とが接続され、第2油路には第1オリフィスを介
して一定圧が供給される。第1油路にはソレノイド弁が
設けられているため、これによって第2油路の油圧を調
整可能となる。第3油路には第2オリフィスを介して所
定圧が供給されている。
一方、スプールが第2停止位置になると、第1油路と
第3油路とが接続され、第3油路には第2オリフィスを
介して所定圧が供給される。第1油路のソレノイド弁に
よって第3油路の油圧が調整される。一方、第2油路に
は第1オリフィスを通して所定圧が供給されている。し
たがって、第2油路及び第3油路の油圧の状態は第3図
に示した従来のものとまったく同様となる。しかし、必
要なポートの数は3つであり、バルブの軸方向寸法が小
さくなっている。
(ヘ)実施例 第1及び2図に本発明の実施例を示す。第1図に示す
油圧切換バルブは、スプール10及びスプリング12を有し
ている。スプール10は5つのポート14、16、18、20及び
22を有する弁穴内に移動可能にはめ合わされている。ス
プール10が第1図に示す図中上部位置にある場合には、
ポート16とポート18とが連通し、ポート20は遮断され
る。一方、スプール10が第2図に示す図中下部位置にあ
ると、ポート18とポート20とが連通し、ポート16が遮断
される。ポート14は例えば第2速以上の場合に油圧が供
給される油路24と接続されている。ポート16は第2油路
26と接続され、ポート18は第1油路28と接続され、また
ポート20は第3油路30と接続されている。ポート22はド
レーンポートである。第2油路26は、常に所定圧が供給
されている所定圧油路32と第1オリフィス34を介して接
続されている。また、第3油路30は所定圧油路32と第2
オリフィス36を介して接続されている。第1油路28の一
端の開口部にはソレノイド弁38が設けられている。ソレ
ノイド弁38はデューティ比制御され、第1油路28の開口
部からの油の排出状態を制御可能である。
次に、この実施例の動作について説明する。油路24か
らポート14に油圧が作用していない場合、すなわち第1
速状態の場合には、スプール10はスプリング12によって
押されて第1図に示す第1停止位置にある。この状態で
はポート16とポート18とが接続されており、結局第2油
路26と第1油路28とが接続された状態となっている。第
2油路26には第1オリフィス34を通して所定圧油路32か
ら油圧が供給されている。したがって、ソレノイド弁38
の作動状態を制御することにより第2油路26及び第1油
路28の油圧を油圧0の状態(第1油路28の開口部を完全
に開いた状態)から所定圧の状態(第1油路28の開口部
を完全に封鎖した状態)まで油圧を制御することができ
る。第2油路26の油圧を図示してない他のバルブに信号
圧として作用させることにより、このバルブの作動状態
をソレノイド弁38によって制御することができることに
なる。一方、第3油路30には第2オリフィス36を通して
所定圧油路32から所定圧が供給されるため、第3油路30
は所定圧状態となる。
次に、第2速以上の変則段となってポート14に油圧が
作用すると、スプール10は第2図に示す第2停止位置に
切換わる。この状態ではポート18とポート20とが連通す
る。したがって、上述の場合と基本的には同様の作用に
より第1油路28及び第3油路30の油圧をソレノイド弁38
によって制御することができ、また第2油路26は所定圧
状態となる。したがって、第3油路30を図示してない更
に別のバルブに信号圧として作用させることにより、こ
のバルブの作動状態をソレノイド弁38によって制御する
ことができるようになる。
結局、第1速時には第2油路26の油圧をソレノイド弁
38によって制御することができ、また第2速以上では第
3油路30の油圧をソレノイド弁38によって制御すること
ができることになる。第2油路26及び第3油路30の一方
がソレノイド弁38によって制御されているとき、他方に
は所定圧が供給される。したがって、第2油路26及び第
3油路30の油圧の状態は第3図に示した従来例の油路74
及び油路76と同一となる。ただし、第1及び2図に示し
た本実施例の場合、油路の切換に用いられるポートは、
ポート16、ポート18及びポート20の3つだけであり、第
3図に示したものと比較してポートが2つ少なくなって
おり、この分だけ軸方向寸法を縮小することができる。
なお、この実施例では油路24には第2速以上の場合に
油圧が供給されるようにしたが、これ以外の例えばスロ
ットル圧などを供給するようにしてもよいことは明らか
である。
(ト)発明の効果 以上説明してきたように、本発明によると、上述のよ
うな構成としたので、油圧の切換制御のために必要とす
るポート数が減少し、油圧切換バルブの全長を短くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のスプールが第1停止位置にあ
る状態を示す図、第2図は本発明の実施例のスプールが
第2停止位置にある状態を示す図、第3図は従来の油圧
切換バルブを示す図である。 10……スプール、12……スプリング、26……第2油路、
28……第1油路、30……第3油路、32……所定圧油路、
34……第1オリフィス、36……第2オリフィス、38……
ソレノイド弁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプールが第1停止位置と第2停止位置と
    の間を切換わり可能であり、スプールが第1停止位置に
    あるとき第1油路と第2油路とが接続されるとともに第
    3油路が遮断され、スプールが第2停止位置にあるとき
    第1油路と第3油路とが接続されるとともに第2油路が
    遮断され、第2油路及び第3油路はそれぞれ常に所定圧
    が供給されている所定圧油路と第1オリフィス及び第2
    オリフィスを介して接続され、第1油路はこれからの油
    の排出状態を制御可能なソレノイド弁と接続されている
    油圧切換バルブ。
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