JPS62278301A - 可変再生回路 - Google Patents

可変再生回路

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JPS62278301A
JPS62278301A JP61122493A JP12249386A JPS62278301A JP S62278301 A JPS62278301 A JP S62278301A JP 61122493 A JP61122493 A JP 61122493A JP 12249386 A JP12249386 A JP 12249386A JP S62278301 A JPS62278301 A JP S62278301A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 この発明は油圧シリンダなどのアクチュエータに圧油を
供給し、その戻り油を選択再生する再生回路弁の構造を
簡略化し、かつ再生中および作動中の管路抵抗を減少せ
しめる油圧回路に関するものである。
従来の技術 従来から、油圧シリンダのロッド側油室からの戻り油を
ヘッド側油室へ再生台2Itさせる可変式再生回路弁で
は、戻り油を小径スプールなどで閉塞して再生回路を形
成し、作動圧が一定値を越えると解除し、また、外部か
らの信号圧力などにより、再生解除圧力を可変にさせて
いた。
例えば、第6図は可変再生回路弁の一例を示す断面図で
あるが、この図において、可変再生回路弁53のスプー
ル55における、油圧ソリンダ2のロンド側油室りに通
ずる油路を開閉する側に中空穴を設け、スプリング63
により付勢され、軸線方向に移動自在に中心穴を有する
小径スプール62を嵌挿し、外周から中空穴に通ずるノ
ツチ穴70.68.71を設け、スプール55が中立時
においては、上記ノツチ穴70は弁本体54内のブリフ
ジ通路67に通じ、ノツチ穴68はブリッジ通路67と
高圧通路50との中間に開口し、弁本体54により閉塞
され、ノツチ穴71はタンク連通路51に連通し、更に
、スプール55を右方に移動させるとノツチ穴70は引
続きブリフジ通路67に連通し、同時に油路65により
ピストン油室59に通じ、ノツチ穴68は高圧通路50
に連通し、ノツチ穴71は引続きタンク連通路51に通
じる位置にある。また、小径スプール62の中心穴には
、チェック弁60を介し隣接して、ピストン61を端部
に嵌挿したピストン油室59と、小径スプール油室69
とを設け、外周から該小径スツール油室69に連通ずる
ノツチ穴56.57を設け、該小径スプール62がスプ
リング63の付勢力により左方にあるときは、ノツチ穴
56はノツチ穴68と連通し、ノツチ穴57はスプール
55の内壁で閉塞され、また、小径スプール62がスプ
リング63の付勢力に抗して右方に移動すると、ノツチ
穴72.56は、それぞれノツチ穴70.68に連通し
たままの状態で、ノツチ穴57はタンク連通路51に通
じているノツチ穴71に連通する位置に設けである。更
にスプリング63はスプール55の中空穴に設けてあり
、小径スプール62をスプール55との間で付勢してお
り、このスプリング室は小径スプール62の端面とプラ
グ66とにより油室58を形成し、核油室58にはスプ
ール55が右方に移動するとパイロット油口52から外
部圧力信号を導入するノツチ穴25を設けである。
上記構成の可変再生回路弁53において、スプール55
を右方に切換えて油圧シリンダ2を伸長させ、その負荷
が少ないときにはロッド側油室りからの戻り油は、高圧
通路50、ノツチ穴68.56、小径スプール油室69
、チェ7り弁60、ノツチ穴72.70を通りブリフジ
通路67に合流する再生回路を形成する0次に油圧シリ
ンダ2への負荷が増大し、ヘッド側油室C圧力、従って
ブリッジ通路67の圧力が上昇すると、その圧油は同時
に油路65を通りピストン油室59にも流入するので、
ピストン61は外方に抜は出そうとし、その反力がスプ
リング63の付勢力よりも大きくなると小径スプール6
2はスプール55の内部を右方に移動してゆき、閉塞さ
れていたノツチ穴71.57が開口して小径スプール油
室69とタンク連通路51は連通ずるので、ロンド側油
室りの戻り油の再生は解除される。また、パイロット油
口52からの信号圧力がノツチ穴25を通って油室58
に達すると、その圧力に比例した力が小径スプール62
に、スプリング63の付勢力に付加して作用し小径スプ
ール62の右方への移動条件を加減することとなるので
、再生解除時期を外部からの信号圧力の大小に応して、
自由に指令することができる。
なお、第6回における6、6゛はスプール55を切換え
るためのパイロット油室、7.7゛は高通路15.50
の最高圧力を規整するリリーフ弁、16はタンク連通路
、39は油圧切換弁53の切換過渡期において圧油が逆
流をすることを防止するロードチェック弁であり、一般
に使用されるパイロット操作式の油圧切換弁の構成と同
様である。
また、22はスプール55の内部に設けられた油路であ
り、小径スプール62の外周あるいはピストン油室59
から漏れた高圧油をノツチ穴23を経由してタンク連通
路16へ流出させ、閉じ込み圧油による作動不良を起さ
せないようにしである。
発明が解決しようとする問題点 ところで、このような従来の可変再生回路弁にあっては
、再生機能を付与する装置がすべて3ケ弁のスプール内
に収納されているため、スプールの構造は複雑であるば
かりではなく、再生回路における通路抵抗を最小限にし
ようとすると、再生回路弁口体が大形となったり、さも
なくばスプールの肉厚が少なくなり、強度上から好まし
くないという欠点と、通路の有効面積が確保できず、再
生油量に限界を生ずる。
ここにおいて、従来技術による実施例である第6図の可
変再生回路弁における具備すべき機能構成を大別すると
、第1要件は、再生中、油圧シリンダ2のロッド側油室
りからヘッド側油室Cに圧油を流入させる通路となるノ
ツチ穴68.56、小径スプール油室69、チェック弁
60、ノツチ穴70などを有し、ヘッド側油室Cの圧力
が一定値以内においては、ロッド側油室りからの戻り油
をヘッド側油室Cに再生させる機能、第2要件は、ヘッ
ド側油室Cの圧力がロッド側油室りよりも高くなったと
きにヘッド側油室Cの回路からロッド側油室の回路へ圧
油が流失することを防止するチェック弁60を小径スプ
ール62の内部中空穴の中に設けること、第3要件は、
ヘッド側油室Cの圧力が更に上昇し、油圧シリンダ2が
最大の能力を発揮すべきときには、ロッド側油室りから
の戻り油を小径スプール62に設けたノツチ穴57、ス
プール55に設けたノツチ穴71を経てタンク連通路5
1に通じさせる機能、および第4要件として、パイロッ
ト油口52から外部の圧力信号を、スプール55、小径
スプール62、プラグ66で形成する油室58に導き、
その圧力信号の大小により上記ノツチ穴57.71が連
通する条件を調整する機能である。
上述のように、従来の可変再生回路弁には前記4つの機
能をすべてスプール55に具備させるために非常に複雑
な形状となり、また圧油通路となる開閉口部断面積を大
きくするため、どうしても肉薄となり強度も低下すると
共に、内蔵される関連部品も複雑となる。ここにおいて
、本発明は、前記4つの機能のうち、第1、第2の機能
をスプール以外の作動回路において行なわしめ、第3、
第4のa能はそのまま再生回路弁において果たすことに
より、可変再生回路弁の構造を簡略化し、スプール強度
を強化すると共に、再生中における再生圧油通路の通過
抵抗を最小に止めるような再生油圧回路を実現しようと
するものである。
問題点を解決するための手段 この発明は前記問題点を解決するものであって、以下に
その内容を実施例に対応する第1図および第2図を用い
て説明する。
第2図の油圧回路図に示す如く、パイロット弁29の圧
力信号により切換えられる油圧切換弁3と常時は内部通
路を閉路し、圧力信号が加わると内部通路を開路する切
換弁24、および該切換弁24の出口ポートに連なる油
路に流入を阻止する方向にチェック弁10を内蔵し、そ
の出口ポート・は油路33により、油圧シリンダ2のヘ
ッド側油室Cに連通ずるようにした再生機能弁27とを
設け、該再生機能弁27の流入側ポートと油圧シリンダ
2のロッド側油室りとを油路34により連通し、更に前
記油圧切換弁3の一方の出口ポートAに通ずる油路35
は油路33の中間点に、他方の出口ポートBに通ずる油
路36は油路34の中間点に合流しており、前記再生回
路弁27に内蔵された切換弁24のスプール切換用パイ
ロット油室には、油圧切換弁3のスプールを油圧シリン
ダ2のヘッド側油室Cに圧油を供給する側に切換えるパ
イロット油室へのパイロット油路30から分岐したパイ
ロット油路32を導く。
また、油圧切換弁3は第1図に示す如く、スプール5の
油圧シリンダ2のロッド側油室りに通ずる油路を開閉す
る側に中空穴を設け、スプリング13により付勢され軸
線方向に移動自在の、中間が細径となり、スプール5の
中心穴の内面との間で小径スプール油室工9を形成する
小径スプール12を嵌挿し、外周から中心穴に通じるノ
ツチ穴18.21を設け、スプール5が中立時において
は、上記ノツチ穴18はブリフジ通路17と高圧通路1
5°との中間に開口し、弁本体4により閉塞され、ノツ
チ穴21はタンク連通路16゛に連通しており、スプー
ル5を右方に移動させるとノツチ穴18は高圧通路15
′に連通し、ノツチ穴21は引続きタンク連通路16”
に通じる位置にある。また、小径スプール12がスプリ
ング13の付勢力により左方にある限り、図示の小径ス
プール右端大径部の外周はノツチ穴21を閉塞している
が、スプリング13の付勢力に抗し、ストッパ26に当
接するまで右方に移動するとノツチ穴21を開ロする形
状にしである。更に、スプール5は、小径スプール12
をスプリング13の付勢力に抗する方向に作用するピス
トン11、ピストン油室9とを内蔵しており、該ピスト
ン油室9にはAポートに連通ずる高圧通路15から油路
28が通じている。
なお、スプリング13はスプール5の中空穴に遊挿して
あり、小径スプール12をスプール5に対して付勢して
おり、このスプリング室は小径スプール12の端面とプ
ラグ40とにより油室8を形成しており、杉油室8には
スプール5が右方に移動するとパイロット油口14から
外部圧力信号を導入するノツチ穴25が設けられてあり
、また油路22はノツチ穴23によりスプール5が中立
および右方に移動しているときは常時タンク連通路16
に通じ、小径スプール12、ピストン11の外周から漏
出するドレンをタンクに戻す役目を果たす。
作用 第1図および第2図において、パイロ7)バルブ29の
操作レバをJ方向に引き、パイロット油路30に信号圧
力が発生すると油圧切換弁3はG位置に切換えられ、同
時にパイロット油路32を経て再生機能弁27の切換弁
24もE位置からF位置に切換えられる。従って、油圧
切換弁3に供給された圧油はAポート、油路35.33
を通り油圧シリンダ2のヘッド側油室Cに流入するが、
油圧シリンダ2の伸長時負荷が少ないときは、その作動
圧力も低く、ピストン11に作用する力はスプリング1
3の付勢力よりも小さく、小径スプール12は右方に移
動せずノツチ穴21を閉塞しているので、ロッド側油室
りからの戻り油は圧力が上昇し、油路34、切換弁24
のF位置通路を通り、チェ”/り弁10を押開いて油路
33に合流する再生回路を形成する。
油圧シリンダ2の負荷が増大し高圧通路15の圧力が上
昇し、その圧油が油路28を通ってピストン油室9に流
入してピストン11の作用力がスプリング13の付勢力
よりも大きくなると、小径スプール12はピストン5の
内部を右方に移動してゆき、閉塞されていたノツチ穴2
1を開口させる結果、高圧通路15゛はノツチ穴18、
小径スプール油室19、ノツチ穴21によりタンク連通
路16’と連通ずるので四ノド側油室りからの戻り油は
油路34.36、油圧切換弁3のBポートを経てタンク
連通路に導かれ再生は解除される。
また、パイロット油口14から信号圧力を油室8に送油
すると、その圧力に比例した力が小径スプール12に、
スプリング13の付勢力に付加して作用するので再生回
路の解除条件を可変にすることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明油圧回路に使用する油圧切換弁3のスプ
ール5が中立位置にあるときの縦断面図、第2図は本発
明の可変再生回路を示す油圧回路図、第3図は油圧切換
弁3のスプール5を右方に切換えたときAポートの負荷
圧力が比較的低いときの、第4図は第3回と同様の状態
からAポートの負荷圧力が増大したとき、それぞれにつ
いての油圧切換弁3の縦断面図を示す。第2図において
lは作動回路の高圧油を発生させる油圧ポンプで、その
高圧油を油圧切換弁3に供給し、2はヘッド側油室C、
ロッド側油室りを有する油圧シリンダで、これに加わる
負荷により発生する油圧は主としてヘッド側油室Cであ
り、作動を終了して復帰を主目的とする動作時にはロッ
ド側油室りに圧油を供給する。3はバイロフト圧切換式
の油圧切換弁で、該油圧切換弁3のAポートは油路35
、再生ag能弁27、油路33を経てヘッド側油室Cへ
、またBポートは油路36、再生機能弁27、油路34
を経てロッド側油室りに1ffiしている。
上記の再生機能弁27はパイロット油路32の圧力信号
により内部通路を開路し、圧力信号が消滅すると内部通
路を閉路する切換弁24と該切換弁24の下流側には油
路33の接合ポート方向に自由油路を形成するチェック
弁10とを内蔵し、上流側油路は油圧切換弁3のBポー
トに通ずる油路36との接合ポートおよび油圧シリンダ
2の口、・ド側油室りに通ずる油路34との接合ポート
とに分岐し、また、チェック弁10から油路33との接
合ポートに到る内部油路は分岐して油路35との接合ポ
ートに通じている。29は油圧切換弁3を切換える圧力
信号を発生させるパイロット弁であり、パイロット油路
30.31はそれぞれ上記油圧切換弁3のバイロノBi
h室6.6°に連通しており、同時に油圧シリンダ2を
伸長させる側のパイロット油路30は分岐してパイロッ
ト油路32となり、切換弁24のパイロット油室に通し
ている。なお、41はバイロフト弁29などの油圧源と
なるバイロフトポンプであり、その吐出油は油路37に
よりパイロット弁29などに接続されている。また、油
圧切換弁3は、その縦断面を示す第1図において、4は
その弁本体であり、パイロット油室6または6゛に作用
する圧力信号により左右に移動するスプール5を内装し
、ポートAに連通ずる高圧通路15、ポートBに連通す
る高圧通路15’、ポートAまたはBからの戻り油並び
にリリーフ弁7.7°のリリーフ油、その他のドレン油
などをも集合させ、タンクに導くタンク連通路16.1
6゛、油圧ポンプ1からロードチェック弁39を径て流
入する高圧油を高圧通路15または15’の何れかへ選
択的に供給するプリフジ通路17があり、また該弁本体
4に付属して、スプール5を中立位置に、一定の強制力
で保持するスプリングセンタ装置を有しているなどは、
既知の油圧切換弁と全く同様であるが、本可変油圧回路
に使用する油圧切換弁では、内装されるスプール5が異
なり、本本体4には、外部から再生条件を変更する指令
用バイロフト圧導入口が追加して設けである。すなわち
、切換用スプール5は、前項において詳述した如く、B
ポート側に中空穴を設け、内部にスプリング室3により
付勢された小径スプール12、ピストン11を内蔵して
おり、スプール5が右方に切換えられブリッジ通路17
と高圧通路15とが連通し、高圧通路15の圧力が低い
間、すなわち、油圧シリンダ2の伸長時の負荷が比較的
少ないときは、高圧通路15’は低圧通路16゛に連通
せず、反面、高圧通路15の圧力が上昇し、その圧油の
一部が油路28を通ってピストン油室9に流入し、ピス
トン11の発生する押力がスプリング13の付勢力に打
勝つと小径スプール12はスプール5の中空穴の中でス
トッパ26に当接するまで右方に移動し、高圧通路15
°をノツチ穴18、小径スプール油室19、ノツチ穴2
1を経てタンク連通路16″に連通させるようにしであ
る。また、スプリング13を収納しているスプリング室
は、小径スプール12、プラグ40の端面およびスプー
ル5の中空穴内周面とにより密室状態の油室8を形成し
ており、油路20から送られる設定自由な指令圧力は弁
本体4に設けられたパイロット油口14および油路から
、スプール5が右方に移動すると、該スプール5の外周
に設けたノツチ穴25を経て上記油室8に導いている。
なお、スプール5の中空穴を設けた側の反対にある実体
軸部分には油路22が設けてあり、小径スプール12、
ピストン11の外周から漏出するドレンをノツチ穴23
を経てタンク連通路16に導くようになっている。以上
の形状のほかは、例えば高圧通路15、タンク連通路1
6に対応するスプール5の細径部で形成する油路は公知
の油圧切換弁と同じである。
以上の油圧回路構成からなる可変再生回路の作動につい
て説明する。
第2図におけるパイロ−/ )弁29の操作レバをJ方
向に傾倒させると、バイロフトポンプ41の圧油は調圧
されてパイロット圧となり、パイロット油路30を通り
油圧切換弁3のパイロット油室に入り、スプールをG位
置に切換え、同時にパイロット油路32のパイロット圧
は再生機能弁27の切換弁24のパイロット油室に入り
スプールをE位置からF位置に切換える。この状態では
、油圧ポンプlの圧油は油圧切換弁3のG位置通路、油
路35.33を通り油圧シリンダ2のヘッド側油室Cに
流入し、該シリンダ2を伸長させ、口。
ド側油室りの戻り油は油路34に流出するが、油圧切換
弁3がG位置であって、しかも油圧シリンダ2の伸長時
の負荷抵抗が小さいときはヘッド側油室Cの圧力もさほ
ど上昇していないので、第3図に示す如く、ノツチ穴2
1は小径スプール12の外周部で閉止されているのでB
ポートから高圧通路15゛、ノツチ穴18、小径スプー
ル油室19、ノツチ穴21、タンク連通路16’に至る
油路は遮断され、従って、上記油路34からの戻り油は
油路36へ流入することはなく、切換弁24のF位置通
路を経てチェック弁10を押し開き、油路33へ再生合
流しヘッド側油室Cへと流入し、油圧シリンダ2の伸長
速度を早める。
上記状態から、油圧シリンダ2の伸長時の負荷が増大す
ると、ヘッド側油室Cの作動圧力は上昇し、これにとも
ない高圧通路15の圧力も当然高くなり、第4回に示す
通り高圧油は、高圧通路15、油路28を通ってピスト
ン油室9に流入し、ピストン11、これに当接する小径
スプール12を右方に押し、その作動力がスプリング1
3の付勢力よりも大きくなると小径スプール12は、頂
部がストッパ26に当接するまで移動し、その結果小径
スプール12の外周部で閉止されていたノツチ穴21は
開口し、油路34からの戻り油は油路36、Bポート、
高圧通路15゛、ノツチ穴18、小径スプール油室19
、ノツチ穴21を通りタンク連通路16′を経てタンク
に開放され、油路34の圧力は降下するので切換弁24
がF位置に切換ねっていても油路33側が高圧となって
おり、チェック弁10を押し開くこともなく、また、油
路33側の高圧油は、チェック弁10により逆流するこ
ともない。また、再生機能を解除する条件は、上述の如
く、ヘッド側油室Cの圧油により発生するピストン11
の押力がスプリング13の付勢力より大きくなったとき
であるが、外部の調整可能のパイロット圧油をパイロッ
ト油路20、パイロット油口14、ノツチ穴25を経て
油室8に導入すると、そのパイロット圧に比例した力が
スプ′Jング13の付勢力の方向に付加され、ピストン
11の押力に対抗することとなるので、外部からのパイ
ロット圧油の圧力を加減して供給することりこより自由
に再生機能の解除時期を選択、決定することのできる可
変再生回路の形成が可能である。
また、パイロット弁29の操作レバを1方向に傾倒する
と、パイロット油路31のパイロット圧のみが上昇する
ので、切換弁24はE位置に復帰し、油路34とチェッ
ク弁10の間の通路は遮断され、一方、油圧切換弁3は
H位置となり、油圧シリンダ2は通常の縮小作動を行う
第5図は本発明の第2実施例を示す油圧・電気回路図で
ある。第1実施例においては、油圧切換弁3がパイロ7
ト圧により切換えられる方式についてであるのに対して
、第2実施例は、手動式の場合に関する。すなわち、第
5図において3′は手動操作式の油圧切換弁、42はそ
の操作レバで、該操作レバ42に連動して、油圧シリン
ダ2を伸長させる方向に操作レバ42を操作したときに
のみ閉路するリミ7)スイッチ43を設け、再生機能弁
27”には電磁切換弁24″を内蔵させ、前記リミット
スイッチ43が閉路して電気信号が電線44を経て送ら
れると電磁切換弁24°が動磁され、内部通路を開路す
るようにしである他は第1実修例と同様の構成であり、
作動についても同しである。
発明の詳細 な説明したように、この発明の回路は、油圧シリンダ作
動用可変再生回路弁における再生機能部のみを油圧切換
弁から独立して設けたので、従来の可変再生回路弁のス
プールに比し、簡単な形状のスプールを備えた油圧切換
弁を使用することができ、従って、内部通路断面積を大
きくとり流体の通過抵抗を少なくし、かつ、スプールの
強度を十分に保つことができる。また、独立した単体の
再生機能弁は油圧切換弁の設置位置2こ関係なく設ける
ことができるので、機器、配管の構成上有利であるばか
りではなく、上記再生機能弁を1lII圧/’Jンダ直
近の位置に設けることにより再生中の圧油経路は最短と
なり配管中の圧力fQ失も少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回路に使用する油圧切換弁の中立状態
の縦断面図、第2図:よ本発明の油圧回路図、第3図は
第1図に示す油圧切換弁のスプールを打方に切換えたと
きの縦断面図、第4図2!第32!の状態から小径スプ
ールが右方にf多動したときの縦断面図、第5図は本発
明の第2実施例を示す油圧・電気回路図、第6図は従来
の可変再生回路弁の縦断面図である。 3・・・・・・・・・油圧切換弁 8・・・・・・・・・油室 9・・・・・・・・・ピストン油室 10・・・・・・・・・チェック弁 11・・・・・・・・・ピストン 12・・・・・・・・・小径スプール 19・・・・・・・・・小径スプール油室24・・・・
・・・・・切換弁 27・・・・・・・・・再生機能弁 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 油圧切換弁を切換えて油圧シリンダを伸縮させる作動シ
    ステムにおいて、油圧シリンダを伸長作動せしめたとき
    に、その作動圧力が低圧のときはロッド側油室からの戻
    り油がタンク連通路に通ずる油路を閉路し、高圧のとき
    は開路し、かつ、戻り油通路の開閉切換条件を外部から
    の信号圧力の大小により可変となす如き油圧切換弁と、
    該油圧切換弁を油圧シリンダが伸長する側に作動させる
    素子に連動して油路を開路し、常時は閉路している切換
    弁の下流側油路に油圧シリンダのヘッド側油室に通ずる
    油路に向け自由油路を形成するチェック弁を備え、上流
    側には油圧シリンダのロッド側油室に通ずる油路の接続
    口を有する再生機能弁とを設け、前記油圧切換弁の油圧
    シリンダ伸長側圧油出口ポートと上記チェック弁の下流
    側油路と、および他方の圧油出口ポートと上記切換弁の
    上流側油路とを、それぞれ油路により連通したことを特
    長とする油圧シリンダの可変再生回路。
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