JPS6124772Y2 - - Google Patents

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JPS6124772Y2
JPS6124772Y2 JP2680181U JP2680181U JPS6124772Y2 JP S6124772 Y2 JPS6124772 Y2 JP S6124772Y2 JP 2680181 U JP2680181 U JP 2680181U JP 2680181 U JP2680181 U JP 2680181U JP S6124772 Y2 JPS6124772 Y2 JP S6124772Y2
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JP
Japan
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spool
opening
spring
control valve
hollow member
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JP2680181U
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JPS57141202U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、油圧モータ等のアクチユエータを制
御する方向切換弁に関する。
この種の方向切換弁は、戻り側回路に低圧配
管、フイルタおよびクーラ等を装備しており、前
記方向切換弁を切換えた際戻り側回路に発生する
サージ圧力は取扱い流量が増加するにつれて増大
し前記戻り側回路の低圧配管、フイルタおよびク
ーラ等を損傷および寿命を短くする問題がある。
この問題を解決するためスプールの切換部にそ
の移動量に対して面積変化を有するメータリング
を設け、スプールを切換えた際メータリング特性
により戻り側回路のサージ圧力を低くするメータ
リング操作方法や、前記切換部にメータリングを
有するスプール側部とリモートコントロール弁の
間を接続する信号回路に固定絞りを設け、リモー
トコントロール弁の操作にて固定絞りに圧力降下
を与えてスプール移動速度を調整し、戻り側回路
のサージ圧力を許容の範囲まで押えるリモートコ
ントロール方法が採られている。
しかしながら、取扱い容量が増え、例えば500
/min以上になると、前者はメータリングの面
積変化をゆるやかにするのみでは限界があつてそ
の流量に対応しきれない。後者は回定絞りを極端
に小さくしてスプールの移動速度を遅くする程度
に絞らないとその効果が現われない。その結果、
オペレータの操作感覚と方向切換弁の作動に遅れ
が生じて円滑な運転ができない問題がある。
本考案は前述した問題に鑑みなされてもので、
その目的は方向切換弁を切換えた際流量の増減に
拘わらず、戻り回路のサージ圧を所定以下に抑え
ると共に、作動遅れを解消するようにした方向切
換弁を提供するにある。
以下本考案の一実施例を示す第1図ないし第3
図について説明する。第1図において、1は方向
切換弁、2は方向切換弁1の弁体で、その内部に
設けたスプール孔3に摺動可能にスプール4を収
めている。
前記弁体2には回路5を介してポンプ6に接続
する入口ポート7および戻り側回路8を介してタ
ンク9に接続する出口ポート10が設けられてい
る。その回路8にはフイルタ11およびクーラ1
2が設けられている。13a,13bはバイパス
コアで前記スプール4が中立位置にあるとき中央
コア21を介して入口ポート7と出口ポート10
を連通する。14,15はポンプコア、16,1
7は油圧モータ18に続するモータコア、19,
20はタンクコアである。22は切換弁で、補助
ポンプ23からの圧油を切換えることにより信号
回路24aまたは24bを介してスプール4の側
部に供給し、前記スプール4をいずれかの位置に
切換える。23aは補助ポンプ23の圧力を一定
に保つリリーフ弁、またスプール4には中立位置
のとき、バイパスコア13a,13bに接するメ
ータリング25,26およびモータコア16,1
7側に接するメータリング27,28を設けてい
る。
前記弁体2の両端面に固着されたバネカバ2
9,30にはその一側に液密的に保持されまたは
バネカバ29,30と一体的に成形された中空部
材31,32が設けられており、その中空部材3
1,32はスプールの突出部33,34に設けた
先取りの開口孔35,36に同軸的に挿入してい
る。そして開口孔35,36および中空部材3
1,32の端面とに形成された室37,38は中
空部材31,32の軸方向の内部通路39,40
を介して信号回路24a,24bに接続する。4
1,42はバネ室41a,42aに設けたバネで
常にスプール4を中立位置に復帰させるよう付勢
されているが、41,42のいずれか片側を省略
してもよい。
前記中空部材31,32の外周に設けた外周溝
43,44は横孔43a,44aを介して内部通
路39,40に接続されている。また突出部3
3,34には開口孔35,36のバネ室41a,
42aを接続する横孔45,46が設けられてい
る。
前記中空部材31とスプール突出部33、中空
部材32とスプール突出部34とはそれぞれスプ
ールの移動速度をゆるやかにする機構47,48
を構成する。機構48はスプール4が中立位置か
ら左行するにつれて中空部材32の溝44の左の
肩部が横孔46の開口を減じ、かつ、閉じる。ス
プール4が更に左行を続けると横孔46は中空部
材32の左端面の左側にスプール4の左行に応じ
て増加する開口を形成する。横孔46はスプール
4が中立位置より右行する場合は溝44の範囲内
で移動し開口が減ずることはない。機構47,4
8は対称に造られているので機構47はスプール
4の中立位置から右行に応じ横孔45の開口を減
じ、かつ、閉じ再び増加し、中立位置から左行に
おいては開口を減ずることはない。
また、中空部材31,32に設けた小孔49,
50は内部通路39,40とバネ室41a,42
aを接続している。
次に本考案の作動について説明する。まず、切
換弁22が第1図に示すように中立位置にあると
き、方向切換弁1は非作動状態にあり、スプール
4はバネ41,42の押圧力にて中立位置に保持
されており、入口ポート7の全流量はバイパスコ
ア13a,13b,中央コア21を介して出口ポ
ート10にアンロード状態で排出される。
いま、切換弁22を左方位置に切換えると、補
助ポンプ23からの圧油は回路24bを介して内
部通路40を通過し室38に導入され、同時に横
孔44a,外周溝44,横孔46を介してバネ室
42aに導入される。他方、外周溝43、横孔4
5を介して接続するバネ室41aおよび室37は
内部通路39,回路24aを介してタンク9に接
続する。そこでスプール4は室38およびバネ室
42aの圧力がその径に対して全端面に作用する
のでバネ42および他側のバネ41の合力に抗し
て左方へ移動する。このスプール4の移動量によ
つてバイパスコア13aと中央コア21の開口は
閉じバイパスコア13bと中央コア21の開口面
積が減少する。この開口面積の減少に応じて前記
突出部34の横孔46は中空部材32の外周溝4
4の肩にて徐々に開口面積を減少するので、バネ
室42aへの圧油の供給速度が減ずる。このバネ
室42aへの圧油の供給速度の減少によつてスプ
ール4の切換速度は切換初期に較べ除々に遅くな
る。さらにスプール4が移動すると、第2図に示
すように横孔46は中空部32の外周溝44に肩
にて閉じられ、バネ室42aへの圧油の供給は小
孔50を通じてのみとなり、この移動範囲ではス
プール4の動きが最も遅くなる。
スプール4がさらに移動すると横孔46の開口
が始まり、その開口面積の増加にともなつてバネ
室42aへの圧油の供給が増し、スプール4は移
動速度を徐々に早めて第3図に示す左方限界位置
に達する。このようにスプール4の全ストローク
中の中間メータリング範囲で移動速度を遅らせる
ことにより、入口ボート7から中央コア21に流
出する流量の急激な変化を抑制するので小孔4
9,50の径と機構47,48の作用位置を適当
に選ぶことによりプランジヤ4の減速の程度と減
速作用範囲が定められアクチユエータ18を円滑
に加減速できると共に回路8に発生するサージ圧
を所定値以下に押えることが可能であり、フイル
タ11およびクーラ12等の損傷を防止すること
ができる。
また切換弁22を右方位置に切換えると、補助
ポンプ23の圧油は信号回路24aを介してスプ
ール4のバネ室41aおよび室37に作用し、機
構47の横孔43の開口を変化し、かつ、閉じる
ようになり、その作動は逆になるほかは前述した
場合と同様なので説明を省略する。
以上述べたように本考案によれば、方向切換弁
のスプールは移動範囲内の中間部をゆつくり移動
させその前後の移動開始および終了間際をすばや
く動かすことにより、切換時の戻り側回路へ流出
する流量が調整されるので、回路に起り得るサー
ジ圧力を低く押えることができ、しかも、方向切
換弁は所定の時間内で切換わるので、作動遅れを
感じない操作感覚が保てる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す従断面図、第
2および第3図は第1図の作動状態を示す従断面
図である。 1……方向切換弁、2……弁体、4……スプー
ル、23……補助ポンプ、24a,24b……信
号回路、29,30……バネカバ、31,32…
…中空部材、33,34……突出部、35,36
……開口孔、41a,42a……バネ室、43,
44……外周溝、43a,44a,45,46…
…横孔、47,48……機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁体と、同弁体内にスプール孔に摺動するスプ
    ールを有し、その一端に信号回路を介して圧油を
    作用させ前記スプールを移動させるようにした方
    向切換弁において、前記スプールの端に開口孔を
    有する突出部を設け、その突出部の開口孔に同軸
    的に挿入しかつその一側をバネカバに固着された
    中空部材を設け、同中空部材と突出部との間に前
    記スプールの移動量に応じてバネ室への開度を変
    化する横孔を有する機構を設けたことを特徴とす
    る方向切換弁。
JP2680181U 1981-02-27 1981-02-27 Expired JPS6124772Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2680181U JPS6124772Y2 (ja) 1981-02-27 1981-02-27

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JP2680181U JPS6124772Y2 (ja) 1981-02-27 1981-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57141202U JPS57141202U (ja) 1982-09-04
JPS6124772Y2 true JPS6124772Y2 (ja) 1986-07-25

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JP2680181U Expired JPS6124772Y2 (ja) 1981-02-27 1981-02-27

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