JP4610116B2 - 弁装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は建設機械等の油圧シリンダや油圧モータ等のアクチュエータの停止時に発生するショックを低減するための弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の弁装置は種々知られており、例へば実開平2‐19901号公報等に記載されている。図4により実開平2‐19901号公報について説明すると、油圧ポンプ11から吐出された圧油は管路15より切換弁13、ショック低減用の弁装置12を経て油圧シリンダ17に作用し、負荷20を図中右方向に移動させる。これにより油圧シリンダ17のロッド側油室19内の圧油は油路16より弁装置12、切換弁13を経てタンク18へ戻るように構成されている。
【0003】
弁装置12について詳しく説明する。この弁装置12は弁本体14の中心内径部に貫通孔23を介して連通し、弁本体14の両端をキャップ24、54で蓋をした2個の空間部を設けてあり、この空間部内には空間部と同一軸の夫々スリーブ22および52を液蜜的に固着し、夫々弁本体14とスリーブ22および52の外周面との間に油路42と62を形成するとともに、前者は管路15へ、後者は管路16へと連通している。キャップ24、54の内径部には夫々チェック25、55が設けてあり、油路42と62からの圧油を油路40と50を介して選択的に作用させ、夫々チェック25、55を押し開いて穴41および53を介してスリーブ22および52内径部に流入させる。
【0004】
スリーブ22および52内径部にはポペット31と61が摺動自在に液蜜的に嵌着されており、両ポペット31と61はポペット先端部31aと61aが連結して一体的となっていて、バネ33、63により互いに貫通孔23方向に押付けられるようになっている。貫通孔23の両端側にはシート21、51が取付けてあり、選択的に両ポペット31と61のいずれか一方がシート21或いは51側に押付けられたとき、他方側はシート51或いは21から離れるようになっており、シート21とポペット31或いはシート51とポペット61が接したとき貫通孔23と管路15或いは管路16は遮断される。
【0005】
ポペット31(ここで両ポペット31、61は同一構成であるから、ポペット31についてのみ説明する)の内径部には圧力補償スプール28が摺動自在、かつ液蜜的に挿入されており、バネ30の押付け力とチェック25からスリーブ22内径部に流入された圧油力によりバランスされ、圧力補償スプール28に設けたオリフィス29を介してスリーブ22内径部の背室34の圧油を油室32から圧力補償スプール28の外周部に設けた溝38へ貫通している小穴39、ついでポペット31の外周面から油路37を経てスリーブ22に設けた油路35より油路42、続いて管路15へ繋がっている。
【0006】
ここで圧力補償スプール28内から圧油が同圧力補償スプール28の外周部に設けた溝38へ貫通している小穴39からポペツト31の油路37へ抜ける場合、圧力補償スプール28内の背室34と油室32の油圧の大きさにより圧力補償スプール28が選択的に軸方向に摺動し、外周面がポペツト31の油路37の開口面積を調整し、流れる圧油の量を調整するようにしている。
【0007】
同様にポペット61内も同一構成となっており、バネ63の押付け力とチェック55によりスリーブ52内径部に流入された圧油力によりバランスされ、圧力補償スプール58に設けたオリフィス29を介してスリーブ52内径部の背室64の圧油を油室60から圧力補償スプール58の外周部に設けた溝へ貫通している小穴69、ついでポペット61の外周面から油路67を経てポペット61に設けた油路68を経てスリーブ52に設けた油路65より油路62、続いて管路16へ繋がっている。圧力補償スプール58内から外周部に設けた溝へ貫通している小穴69からスリーブ52の油路67へ抜ける場合、圧力補償スプール58内の背室64と油室60の油圧の大きさにより圧力補償スプール58が選択的に軸方向に摺動し、外周面がスリーブ52の油路67の開口面積を調整し、流れる圧油の量を調整することも同一である。
【0008】
次にその作用について説明する。切換弁13を左位置とし、油圧ポンプ11からの圧油は管路15より弁装置12の油路42を経て油圧シリンダ17に作用し、負荷20を図中右方向に移動させる。一方、油圧シリンダ17のロッド側油室19内の圧油は管路16より弁装置12の油路62を通り切換弁13を経てタンク18へ戻るようになっている。
【0009】
ここで負荷20の移動を停止するべく切換弁13を中立位置に戻すと、管路15および16はポンプ回路およびタンク回路から遮断されるが、慣性で負荷20はなお右方向に移動しようとし、管路16内は管路15内より高圧となり、従って圧油は油路62から油路50を経てチェック55を押し開きスリーブ52内の背室64へ導かれ、ポペット61は管路16と管路15内の差圧およびバネ63の附圧により図中左方向に移動し、シート21に接していたポペット31が離れ、管路16からの圧油は油路62からスリーブ52の小穴66より貫通穴23を通ってスリーブ22の油路36へ抜ける。一方、チェック55を押し開きスリーブ52内の背室64へ導かれた圧油は圧力補償スプール58のオリフィス29から圧力補償スプール58の小穴69からポペット61の油路67を経てスリーブ52の油路65へ抜けるようになっていて、ショック防止をする。
【0010】
ポペット31が左方向に移動するのでチェック25は左方向に移動し、閉じられるためポペット31の背室34内の圧油は流出を阻まれ、圧力補償スプール28のオリフィス29からのみ小穴39、溝38およびポペット31の小穴37、スリーブ22の小穴35を経て管路15へ排出されるが、このときオリフィス29により背室34と油室32の間には差圧が発生し、圧力補償スプール28はバネ30の押し圧力に打ち勝って図中右方向へ移動する。
【0011】
この結果、圧力補償スプール28の溝38からポペット31の小穴37への油通路が狭まり、油室32から管路15の圧油の流量が制限され、最終的には圧力補償スプール28は背室34と油室32の夫々の圧力とバネ30の附勢力とがつり合った位置に維持され、背室34内の圧油は一定量率で管路15へ排出されることになり、この間ポペット31および61はシート21および51から夫々離れた状態となっているので、前述のように管路16の圧油は貫通穴23を経て管路15へ流出し、サージ圧力によるショックの防止を行う。
【0012】
所定時間経過後、背室34内の圧油が排出され、ポペット61はシート51に接し、同時に背室64内の圧力およびバネ63の押し圧力により押し付けられるので、貫通穴23と管路16は完全に分離される。このようにして負荷20の停止時のサージ圧力によるショックの発生は防止される。
【0013】
【発明が解決しょうとする課題】
しかしながら、前述のように従来の弁装置は構成が複雑で、製作時間と費用も掛かり、弁装置も大形となるという欠点があった。
【0014】
本発明の目的は、従来の建設機械等の油圧シリンダや油圧モータ等のアクチュエータの停止時に発生するショックを低減するための構成が簡単で、製作時間と費用も掛からない、小形の弁装置を提供することに有る。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するため本発明は、油圧ポンプからの圧油をアクチュエータへの流入・排出を切換える切換弁と、アクチュエータを結ぶ管路中に設けられ、通路を介して連通し、夫々アクチュエータと切換弁へ繋がる管路を設けた第1油室と第2油室を有する弁本体と、第2油室内に設けられ、一端が弁本体の通路を介して第1油室に開口するとともに、小径の油路を介して連通した第3油室と第4油室を有し、第3油室と第4油室に夫々第2油室に連通する小穴通路を設けたスリーブと、スリーブの第3油室内に摺動自在に設けられ、第3油室を更に小油室1と小油室2に別けるとともに、第1油室側に位置する小油室1にスリーブの小孔通路を介して弁本体の第2油室へ連通し、選択的の摺動により外周面が小孔通路を塞ぐことにより、その塞ぎ量により小孔通路の開口面積を変化させる外周面からの貫通孔を有するスプールと、スリーブの第4油室内に摺動自在に設けられ、第4油室をオリフィスを介して繋がるバネ室1とバネ室IIに別けるとともに、反スプール側に位置するバネ室IIにスリーブの小孔通路を介して弁本体の第2油室へ連通し、選択的の摺動により外周面が小孔通路を塞ぐことにより、その塞ぎ量により小孔通路の開口面積を変化させる外周面からの貫通孔を有するフロコンスプールと、両バネ室に夫々設けた互いにフロコンスプールを押し合うバネとを有してなることを特徴とする弁装置とした。
【0016】
また弁装置は切換弁とアクチュエータを結ぶ回路中に換えてアクチュエータのケーシングと一体的に設ければより好適である。
【0017】
これにより、従来の構成が簡単で、製作時間と費用も掛からない、装置も小形な建設機械等の油圧シリンダや油圧モータ等のアクチュエータの停止時に発生するショックを低減するための弁装置となった。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図1、図2、図3により説明する。油圧ポンプ70から吐出された圧油は切換弁71、管路106、ショック低減用の弁装置72を経て管路73よりアクチュエータである油圧モータ74に作用し、負荷75を駆動させる。これにより油圧モータ74からの戻り油は管路76より弁装置72、管路107、切換弁71を経てタンク77へ戻るように構成されている。
【0019】
弁装置72について詳しく説明する。この弁装置72は弁本体78内径部に通路79を介して連通する第1油室80と第2油室81を有し、夫々アクチュエータである油圧モータ74と切換弁71へ繋がる管路106および管路73、管路107および管路76が連結されている。第2油室81には一端がシール材82、通路79および108を介して第1油室80に開口するとともに、小径の油路83を介して連通した第3油室84と第4油室85を設け、同油室84と油室85に夫々前記第2油室に連通する小孔通路86、87を設けたスリーブ89が液蜜的に固着されている。
【0020】
スリーブ89の第3油室84内には同第3油室84を更に小油室190と小油室291に別けるスプール92が摺動自在に嵌着されており、第1油室80側に位置する小油室190にスリーブ89の小孔通路86を介して弁本体78の第2油室81へ連通し、スプール92の選択的な摺動により図2に示すように溝93の肩88が前記小孔通路86を塞ぎ、その塞ぎ量により小孔通路86の開口面積を変化させ小油室190から溝93へ貫通した貫通孔94を通って前記小孔通路86へ抜ける圧油の流量を制限するようにしている。
スリーブ89の第4油室85内には同第4油室85をバネ室I95とバネ室II96に別けるとともに、オリフィス97を介して同バネ室I95とバネ室II96が繋がっているフロコンスプール98が摺動自在に嵌着されており、図3に示すように反スプール92側に位置するバネ室II96にはスリーブ89の小孔通路87を介して弁本体78の第2油室81へ連通し、フロコンスプール98の選択的な摺動により外周面が小孔通路87を塞ぎ、その塞ぎ量により小孔通路87の開口面積を変化させ、第2油室81へ抜ける圧油の流量を制限するようにしている。
【0021】
前記バネ室I95とバネ室II96には夫々、互いにフロコンスプール98を押し合うバネ101、102が取付けてある。
【0022】
次にその動作を説明する。切換弁71を左位置とし、油圧ポンプ71からの圧油は管路106より弁装置72の油室80、管路73を経て油圧モータ74に作用し、負荷75を駆動させる。一方、油圧モータ74から排出された圧油は管路76より弁装置72の油室81、管路107を通り切換弁71を経てタンク77へ戻るようになっている。
【0023】
ここで負荷75の駆動が停止するべく切換弁71を中立位置に戻すと、管路106および107はポンプ回路およびタンク回路から遮断され、管路73および76内に圧油が封入されるが、負荷75の慣性力が大きい場合、この油圧力が負荷75の慣性で動かされ、その都度ショックが発生することになる。仮に慣性力の反動で油圧モータ74の図中左側、即ち管路73側が管路76側より高圧となり、従って弁装置72の第1油室80が高圧となった場合、圧油は通路79、108、第3油室84、即ち、スプール92の小油室190、続いて貫通孔94を経て外周面の溝93から前記小孔通路86を抜けて弁装置72の第2油室81へ流れる。
【0024】
このときスプール92には第1油室80から圧油が作用し、スプール92は図中右方向に移動するとともに、小油室291内の圧油はスプール92の移動により押されて小径の油路83を通り、フロコンスプール98のバネ室I95、オリフィス97、続いてバネ室II96、貫通孔100を経て外周面の溝99から前記小孔通路87を抜けて弁装置72の第2油室81へ流れ、バネ室I95およびバネ室II96の圧力は圧油がオリフィス97を介してバネ室I95からバネ室II96へ流れるので、その際の圧力損失により差圧が生じ、つまり、バネ室I95の圧力がバネ室II96のそれを上回り、バネ室II96のバネ102の押し圧力に打ち勝ってフロコンスプール98を右方向に移動させる。
【0025】
このフロコンスプール98の右方向への移動は最初はバネ室I95の圧力にバネ101の押し圧力も加算され行われるが、フロコンスプール98の移動が進むに従い、バネ101の押し圧力は小さくなり、一方バネ102は圧縮されるので、フロコンスプール98に作用する力はバネ室I95の圧力とバネ102の押し圧力が支配的になる。このようにフロコンスプール98がバネ102の押し圧力に抗してバネ室I95の圧力により移動すると、フロコンスプール98外周面にある溝99の肩104が小孔通路87の開口面積を小さくさせ、バネ室II96から貫通孔100を抜けて弁装置72の第2油室81へ排出される圧油は絞られ、バネ室II96の圧力は上昇する。
【0026】
最終的にはバネ室I95とバネ室II96との差圧による力がバネ101とバネ102とがフロコンスプール98に作用する力の差に等しくなった位置でバランスする。つまり、バネ101とバネ102の荷重を比較的小さく設定すればバネ室I95の圧油がオリフィス97を経てバネ室II96へ抜ける際の差圧を非常に小さく設定できることになる。このことはスプール92が小油室190の圧力に押されて図中右方向に移動する際、小油室291から通路83を通ってバネ室I95へ排出される圧油の量はオリフィス97の面積が一定の場合、小油室291、即ちバネ室I95とバネ室II96の差圧の平方根に比例するので、バネ101とバネ102の荷重を適切な小さい値に設定することにより小油室291からバネ室II96へ排出される単位時間当たりの油量を小さく設定できる。
【0027】
フロコンスプール98の移動過程で溝99の肩104が小孔通路87の開口面積を制限する位置までは小孔通路87の面積は大きく、フロコンスプール98は直ちに移動するので、スプール92の移動速度は速い。その後スプール93の速度は小油室291の圧油が通路83、バネ室I95からオリフィス97を経てバネ室II96、次いで貫通孔100を抜けて溝99の肩104と小孔通路87によって形成される可変絞りを経て弁装置72の第2油室81へ排出される単位時間当たりの油量によって決まる。
【0028】
従って、スプール92およびフロコンスプール98の移動距離L1、L2、スプール92およびフロコンスプール98の溝93、99の肩88、104の位置、バネ101とバネ102の荷重、オリフィス97の面積、スリーブ89の小孔通路86の位置と面積等を適切に設定することにより、第1油室80から第2油室81へ小孔通路86を経て排出される圧油の量および排出時間を調整することが出来る。
【0029】
前述の説明は第1油室80が第2油室81より高圧の場合を説明したが、この反対に第2油室81が第1油室80より高圧になった場合も、各油室、通路を流れる圧油の方向およびスプール92、フロコンスプール98の移動方向が前述の説明と逆方向になるだけで同様に第2油室81から小孔通路86を経て第1油室80へ排出される圧油の量および排出時間を適切に調整することが出来る。
【0030】
本発明による弁装置は前述の説明のように油圧モータに限らず、油圧シリンダ等にも適用可能なことは勿論、切換弁とアクチュエータを結ぶ回路中ばかりでなく、アクチュエータ例へば旋回モータのケーシングと一体的に設けることも可能である。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、非常に簡単な構成で先行技術と同様な機能、性能を得ることができ、非常に低コストでコンパクトな建設機械等の油圧シリンダや油圧モータ等のアクチュエータの停止時に発生するショックを低減するための弁装置を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態例を示す弁装置の説明図である。
【図2】本発明の1実施形態例を示す弁装置の説明図で、図1の“イ”部詳細図である。
【図3】本発明の1実施形態例を示す弁装置の説明図で、図1の“ロ”部詳細図である。
【図4】従来の弁装置の説明図である。
【符号の説明】
70 油圧ポンプ
71 切換弁
72 弁装置
73、76、106、107 管路
74 油圧モータ
75 負荷
77 タンク
78 弁本体
79 通路
80 第1油室
81 第2油室
82 シール材
83 小径の油路
84 第3油室
85 第4油室
86、87 小孔通路
88、104 肩
89 スリーブ
90 小油室1
91 小油室2
92 スプール
93、99 溝
94、100 貫通孔
95 バネ室I
96 バネ室II
97 オリフィス
98 フロコンスプール
101、102 バネ
Claims (2)
- 油圧ポンプからの圧油のアクチュエータへの流入・排出を切換える切換弁と、アクチュエータを結ぶ管路中に設けられ、通路を介して連通し、夫々アクチュエータと切換弁へ繋がる管路を設けた第1油室と第2油室を有する弁本体と、前記第2油室内に設けられ、一端が弁本体の通路を介して第1油室に開口するとともに、小径の油路を介して連通した第3油室と第4油室を有し、第3油室と第4油室に夫々前記第2油室に連通する小孔通路を設けたスリーブと、スリーブの第3油室内に摺動自在に設けられ、第3油室を更に小油室1と小油室2に別けるとともに、前記第1油室側に位置する小油室1にスリーブの小孔通路を介して弁本体の第2油室へ連通し、選択的の摺動により外周面が前記小孔通路を塞ぎ、その塞ぎ量により小孔通路開口面積を変化させる外周面からの貫通孔を有するスプールと、スリーブの第4油室内に摺動自在に設けられ、第4油室をオリフィスを介して繋がるバネ室Iとバネ室IIに別けるとともに、反スプール側に位置するバネ室IIにスリーブの小孔通路を介して弁本体の第2油室へ連通し、選択的の摺動により外周面が前記小孔通路を塞ぎ、その塞ぎ量により小孔通路開口面積を変化させる外周面からの貫通孔を有するフロコンスプールと、両バネ室に夫々設けた互いにフロコンスプールを押し合うバネとを有してなることを特徴とする弁装置。
- 前記弁装置は切換弁とアクチュエータを結ぶ回路中に換えてアクチュエータのケーシングと一体的に設けたことを特徴とする請求項1記載の弁装置。
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