JPH0258481B2 - - Google Patents

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JPH0258481B2
JPH0258481B2 JP10023280A JP10023280A JPH0258481B2 JP H0258481 B2 JPH0258481 B2 JP H0258481B2 JP 10023280 A JP10023280 A JP 10023280A JP 10023280 A JP10023280 A JP 10023280A JP H0258481 B2 JPH0258481 B2 JP H0258481B2
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JP
Japan
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valve
hole
poppet
hydraulic motor
partition wall
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JP10023280A
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Shuji Sasaya
Masao Oohashi
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、揺戻り防止弁を備えた慣性体油圧制
御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の慣性体油圧制御装置は例えば第1図に示
すように方向制御弁1と油圧モータ4との間に油
圧モータ4両側の主管路5,8につながる公知の
ブレーキ弁を配設している。このブレーキ弁は図
では主管路5,8をつなぐクロスオーバ形のリリ
ーフ弁9とカウンタバランス弁2とで構成してい
る。図において方向制御弁1を例えば位置Aに切
換えた場合、カウンタバランス弁2はスプール左
端に作用するポンプ3の液圧で位置Aに切換わ
り、油圧モータ4は主管路5からのポンプ作動液
により慣性体(図示せず)を一方向に加速駆動せ
しめる。慣性体が定常速度になると、主管路5の
液圧P1は第5図に示す如く油圧モータ4が所定
回転速度を維持するに必要を圧力まで低下する。
ここで方向制御弁1を中立位置に切換えるとポン
プ3はタンク6と通じカウンタバランス弁2は両
端の圧力室がタンク6と連通するので両端のばね
7で中立位置へ切換わる。一方、油圧モータ4は
負荷の慣性力によりポンピングし、主管路5から
吸入したタンク側の作動液を、チエツク弁によつ
てタンク側との連通を断たれた主管路8へ排出す
る。そのため、主管路8の液圧が上昇しその液圧
がリリーフ弁9のセツト圧を越えるとリリーフ弁
9は弁開となり、リリーフ弁9と油圧モータ4と
を結ぶ閉回路が形成され、油圧モータ4はその前
後の圧力差で制動されやがて停止する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが前記するような装置は慣性体停止後慣
性体揺戻り現象が発生する。即ち、油圧モータ4
はリリーフ弁9の弁開により制御され、ついでリ
リーフ弁9が閉じると一旦停止するが、制動側主
管路8の液圧P2が高圧のため油圧モータ4はそ
の前後の差圧力によつて反転を始める。これによ
り差圧力は急速に減少して零となるが、油圧モー
タ4は負荷の慣性力により差圧力が零となる位置
を通り過ぎて回転するため、今度は主管路5の液
圧P1が昇圧してモータ前後の差圧力が増大し、
これにより再び油圧モータは反転して最終停止位
置を行き過ぎ、このようにして反転を繰返えす。
本発明は前記の点に鑑みてなされたもので、比
較的簡潔且つコンパクトな構成により慣性体制動
後の反転動作の初期に慣性体を停止させ、揺戻り
現象を排除した慣性体制御装置の提供を目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するための本発明装置において
は、孔部17,18を仕切る中間仕切壁16に通
孔15を貫設した弁本体14を一次ポート27及
び二次ポート35に設けたケース13に取付け、
中間仕切壁16寄りに二次ポート35を連通させ
た孔部17にはばね19により中間仕切壁16と
反対側のプラグ21の内側端に当接するポペツト
20を摺動自在に嵌挿すると共に、ポペツト20
のプラグ対向面に中間仕切壁16の通孔15より
大径のシリンダ部28を凹設してこれにピストン
29を摺動自在に嵌挿し、中間仕切壁16の通孔
15と残りの孔部18にはこれらに常時嵌合して
ばね23によりポペツト20の端面に当接する可
動シート22を摺動自在に嵌挿すると共に、孔部
18における可動シート22の段付部と中間仕切
壁16との間に形成した液室24をダンピング用
小孔25を介して一次ポート27に連通し、さら
にこの一次ポート27を可動軸線孔31とポペツ
ト軸線孔30を介して前記シリンダ部28に連通
させてなる揺戻り防止弁12,12′を、一次ポ
ート27で油圧モータ4の制動管路に、二次ポー
ト35で油圧モータ4の加速管路に接続するもの
である。
〔作用〕
第2図、第3図、第4図及び第6図を用いて本
発明の作用を説明する。第3図において、いま油
圧モータ4につながる一方の主管路5の圧力を
P1、他方の主管路8の圧力をP2、ポペツト20
の大径部の断面積をA3、ピストン29の断面積
をA2、可動シート22の小径部の断面積をA1
ばね19及びばね23の初期設定値をF0及びf0
すれば、方向制御弁1を位置Aに切換えてポンプ
3からの作動液を主管路5から油圧モータ4に導
き、油圧モータ4で慣性体10を加速する時に
は、第6図に示す如く主管路5(油圧モータの加
速管路)の液圧P1は主管路8(油圧モータの制
動管路)の液圧P2よりもかなり高圧ゆえ、一次
ポート27を主管路5に、二次ポート35を主管
路8に接続する揺戻り防止弁12ではP1(A2
A1)−P2(A3−A1)≧F0+f0でポペツト20は一次
ポート27側にストロークしているが、圧力P1
は増加あるいはほぼ一定値でP2はほぼ一定値で
あり、弁が閉じている。又、一次ポート27を主
管路8に、二次ポート35を主管路5に接続する
揺戻り防止弁12′では、主管路5の圧力P1が二
次ポート35を経てポペツト20に作用していて
ポペツト20はプラグ21の内側端に、可動シー
ト22はばね23によりポペツト20に当接して
いるため、弁が閉じている。
慣性体10が加速状態から定常速度状態になる
とき、揺戻り防止弁12のポペツト20は圧力
P1の低下による力{P1(A2−A1)−P2(A3−A1)}
の減少により図において左方へ押し戻され、可動
シート22もばね23によつて押し戻されるが、
主管路5の圧力P1の降下は第6図に示す如く緩
やかであるため、液圧による作用力{P1(A2
A1)−P2(A3−A1)}がばね19の押付力Fより
小さくなる前に、ポペツト20と可動シート22
は当接したままプラグ21の内側端に係止され、
弁閉の状態を保つ。他方、揺戻り防止弁12′は、
ポペツト20がばね19,23及び液圧による作
用力{P1(A3−A1)−P2(A2−A1)}によりプラグ
21の内側端に、可動シート22がばね23によ
りポペツト20に当接していて、弁が閉じてい
る。
ここで慣性体10を停止させるべく方向制御弁
1を中立位置に切換えると、油圧モータ4は負荷
の慣性力によりポンピングして主管路8(油圧モ
ータの制動管路)の液圧が上昇しこの液圧がリリ
ーフ弁9のセツト圧を越えると、リリーフ弁9は
弁開となり、油圧モータ4は両主管路5,8の圧
力差で制動される。このモータ制動時、揺戻り防
止弁12は、高圧となる主管路8の液圧P2が二
次ポート35を経てポペツト20に作用するため
ポペツト20がプラグ21の内側端に、また可動
シート22がばね23によりポペツト20に当接
し、弁が閉じている。他方、揺戻り防止弁12′
では、主管路8の液圧P2がポペツト20と可動
シート22に作用し液圧による作用力{P2(A2
A1)−P1(A3−A1)}がばね19,23の合計初
期設定力(F0+fp)を越え、ポペツト20は可動
シート22を押して一次ポート27側へ移動して
いるが、圧力P1の低下による作用力{P2(A2
A1)−P1(A3−A1)}の急速な減少がないので、
弁が閉じている。
従つて、モータ制動時もモータ加速・定常速度
時と同様揺戻り防止弁12,12′による主管路
5,8の連通は起こらない。かくて油圧モータ4
は制動されリリーフ弁9が閉じて停止するに至
る。
油圧モータ4が制動作用で停止した時点での主
管路8の液圧P2はまだ大きいが、第6図に示す
如く油圧モータ4の反転開始と同時に主管路8か
らの作動液が主管路5へ送られるので液圧P2
急速に低下する。この間P1<P2であるため、揺
戻り防止弁12は依然弁閉の状態にある。一方、
揺戻り防止弁12′は圧力P1が急速に減少するた
め液圧による作用力{P2(A2−A1)−P1(A3
A1)}がばね19の押付力Fより小さくなり、ダ
ンピング用小孔25によるダンピング作用で速度
制限をうける可動シート22より速くポペツト2
0がプラグ21側へ移動するため、第4図に示す
如き開弁状態となる。これにより主管路8の液圧
が揺戻り防止弁12′を経て主管路5に導かれ、
両主管路8,5の液圧は短時間でほぼ等圧となる
ので、慣性体は反転後直ちに停止する。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基いて説明する。方向
制御弁1を介してポンプ3、タンク6に接続され
たカウンタバランス弁2と慣性体10に連結され
た油圧モータ4とを接続する主管路5,8の間に
互いに逆向きのリリーフ弁9,9を並設した油圧
回路において、油圧モータ4は方向制御弁1の操
作により正逆いずれの方向にも回転できるので、
一次ポート27を主管路5に二次ポート35を主
管路8に接続した揺戻り防止弁12と、一次ポー
ト27を主管路8に、二次ポート35を主管路5
に接続した揺戻り防止弁12′を配設する。
揺戻り防止弁12,12′は、第2図に示す如
くケース13に装着された弁本体14には、通孔
15を穿設せる中間仕切壁16で仕切られた孔部
17と18を設けている。孔部17にはばね1
9、ポペツト20を嵌挿しポペツト20に押し当
てるプラグ21でポペツト20を介しばね19を
所定ばね力に設定している。通孔15と孔部18
にはこれらに常時嵌合する段付きの可動シート2
2を摺動可能に嵌挿し、この可動シート22はケ
ース13との間に介装されたばね23(その所定
ばね力はばね19より小さく設定している)によ
りポペツト20の端面に押し当たると共に、可動
シート22の段付部と弁本体14の中間仕切壁1
6との間に液室24を形成する。この液室24は
弁本体14に形成したダンピング用小孔25、通
路26、孔部18を経てケース13に形成された
一次ポート27に連通している。また、ポペツト
20のプラグ対向面には、通孔15よりも大径の
シリンダ部28を凹設してこれにピストン29を
摺動可能に嵌挿し、可動シート22にはシート軸
線孔31をポペツト20にはポペツト軸線孔30
を貫設して一次ポート27とシリンダ部28とを
連通すると共に、ばね19を介装したばね室32
は弁本体14に形成された通孔33、ケース13
に形成された環状溝34を介して二次ポート35
に連通している。
次に、本実施例の作用につき説明する。第3図
において、方向制御弁1を位置Aに切換えると、
カウンタバランス弁2はスプール左端に作用する
ポンプ液圧で位置Aに切換わり、ポンプ3からの
作動液は方向制御弁1、カウンタバランス弁2、
主管路5を経て油圧モータ4に入り、油圧モータ
からの排出液は主管路8、カウンタバランス弁
2、方向制御弁1を経てタンク6へ還流し、油圧
モータ4は始動して慣性体10を一方向に加速駆
動せしめる。この加速時では第6図に示す如く主
管路5(油圧モータの加速管路)の液圧P1は主
管路8(油圧モータの制動管路)の液圧P2より
もかなり高圧のため、主管路5に一次ポート27
を接続する揺戻り防止弁12では、第2図に示す
ようにピストン29がプラグ21に当接しポペツ
ト20の大径部の断面積をA3、ピストン29の
断面積をA2、可動シート22の小径部の断面積
をA1とすれば、ポペツト20および可動シート
22には液圧による作用力{P1(A2−A1)−P2
(A3−A1)}がばね19,23の合計初期設定力
(F0+fp)以上で付与され、その圧力P1は増加あ
るいはほぼ一定値で圧力P2はほぼ一定値であり、
弁が閉じている。なお、液室24には通路26、
小孔25を介して液圧P1が導かれているため、
可動シート22は液圧的にバランスしている。他
方、主管路8に一次ポート27を接続する揺戻り
防止弁12′は、主管路5の液圧P1が二次ポート
35を経てばね室32に作用するため、ポペツト
20は液圧による作用力{P1(A3−A1)−P2(A2
−A1)}及びばね19,23によりプラグ21に
当接し、可動シート22はばね23によりポペツ
ト20に当接していて弁が閉じている。
慣性体10が加速状態から定常速度状態になる
とき、主管路5の液圧P1は油圧モータ4が所定
の回転速度を維持するに必要な圧力まで低下する
ので、揺戻り防止弁12のポペツト20は圧力
P1の減少により第2図から第3図の状態に左行
していき、これに伴い可動シート22もばね23
によつて左行する。その際可動シート22は、左
行により液室24の液体がダンピング用小孔2
5、通路26を経て一次ポート27へ流出する際
小孔25によるダンピング作用で移動速度が制限
される。しかし、主管路5の圧力P1の降下は第
6図に示す如く緩やかであるため、液圧による作
用力{P1(A2−A1)−P2(A3−A1)}がばね19の
押付力Fより小さくなる前に、ポペツト20と可
動シート22は当接したままプラグ21に係止さ
れるため、弁が閉じたままである。他方、揺戻り
防止弁12,12′はポペツト20がばね19,
23及び液圧による作用力{P1(A3−A1)−P2
(A2−A1)}によりプラグ21に当接し、可動シ
ート22がばね23によりポペツト20に当接し
ているので、弁が閉じている。
ここで慣性体10を停止させるべく方向制御弁
1を中立位置に切換えると、第6図に示すように
主管路5の液圧P1が低下し、カウンタバランス
弁2はスプール両端がタンク6に連通し両端のば
ね7で中立位置に復帰する。油圧モータ4は負荷
の慣性力によりポンピングし、主管路5から吸入
したタンク側の作動液を、カウンタバランス弁2
のチエツク弁でタンク6への排出を断たれた主管
路8に排出するため、主管路8の液圧P2が上昇
し、その液圧がリリーフ弁9のセツト圧を越える
とリリーフ弁9は弁開となり、リリーフ弁9と油
圧モータ4とを結ぶ閉回路が形成され、油圧モー
タ4はその前後の圧力差で制動される。モータ制
動時はP2>P1であり、揺戻り防止弁12は高圧
となる主管路8(油圧モータ制動管路)の液圧
P2が二次ポート35を経てばね室32に導かれ、
ポペツト20はばね19,23及び液圧による作
用力{P2(A3−A1)−P1(A2−A1)}によりプラグ
21に当接し、可動シート22はばね23により
ポペツト20に当接しているため、弁が閉じてい
る。他方、揺戻り防止弁12′は、第2図に示す
ように高圧となる主管路8の液圧P2がピストン
29をプラグ21に当接すると共にポペツト20
と可動シート22に作用して液圧による作用力
{P2(A2−A1)−P1(A3−A1)}がばね19,23
の合計初期設定力(F0+fp)を越え、ポペツト2
0は可動シート22を押して一次ポート27側へ
移動しているが、圧力P2の急速な減少がないの
で、弁が閉じている。
従つて、モータ制動時もモータ加速・定常速度
時と同様揺戻り防止弁12,12′による主管路
5,8の連通は起こらない。
油圧モータ4に対する制動作用が終わりに近づ
きやがてリリーフ弁9が閉じ、ついで油圧モータ
4が停止した時点での主管路8の液圧P2はまだ
大きいが、第6図に示す如く油圧モータ4の反転
開始と同時に主管路8の作動液が主管路5に送ら
れ液圧P2が急速に低下する。この間P1<P2であ
るため、揺戻り防止弁12は依然弁閉の状態にあ
る。一方、揺戻り防止弁12′は、圧力P2が急速
に減少するため液圧により作用力{P2(A2−A1
−P1(A3−A1)}がばね19の押付力Fより小さ
くなり、ダンピング用小孔25によるダンピング
作用で移動速度が制限された可動シート22より
速くポペツト20がプラグ21側へ移動するた
め、第4図に示す如く開弁状態となる。これによ
り、主管路8の液圧が揺戻り防止弁12′を経て
主管路5に導かれ、両管路8,5の液圧は短時間
で略等圧となるため、慣性体は反転後直ちに停止
する。
なお、一般に慣性体駆動時には、油圧モータ制
動停止後にみられるような急速な圧力低下がない
ので、揺戻り防止弁は開かないが、仮に開いたと
しても、揺戻り防止弁は小容量型となるもので例
えばシート軸線孔31は2〜3mm程度であるか
ら、過大流量が流れようとしてもシート軸線孔3
1の絞り効果により可動シート22は弁閉方向に
動き流量を絞るので、揺戻り防止弁12の開弁に
より慣性体駆動に実質的な影響を与えることがな
い。なおまた、本実施例では油圧モータ4の両側
にそれぞれ揺戻り防止弁を設けたが一方回転では
片側だけでよい。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明によれば、慣性体制動
後の反転動作の初期に慣性体を停止させるように
しているので、慣性体揺戻り現象を確実になくす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の慣性体油圧制御回路図、第2図
は本発明に用いる揺戻り防止弁の一部切欠き縦断
面図、第3図及び第4図は本発明に係る揺戻り防
止弁を備えた慣性体制御装置の作動説明図、第5
図及び第6図はそれぞれ主管路圧力並びに慣性体
の回転角度と時間との間係を示す図表で、第5図
は揺戻り防止弁を使用しない場合、第6図は本発
明の場合である。 1……方向制御弁、2……カウンタバランス
弁、4……油圧モータ、5,8……主管路、9…
…リリーフ弁、10……慣性体、12,12′…
…揺戻り防止弁、14……弁本体、15……通
孔、16……中間仕切壁、17,18……孔部、
19,23……ばね、20……ポペツト、21…
…プラグ、22……可動シート、24……液室、
25……ダンピング用小孔、27……一次ポー
ト、28……シリンダ部、29……ピストン、3
0……ポペツト軸線孔、31……可動シート軸線
孔、35……二次ポート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 慣性体を駆動する油圧モータ4と、この油圧
    モータの回転方向を制御する方向制御弁1と、油
    圧モータ4の加速管路と制動管路に接続され加速
    時及びブレーキ時の圧力を制限するリリーフ弁を
    含む慣性体制御装置において、油圧モータ4と方
    向制御弁1との間に一次ポート27を制動管路に
    二次ポート35を加速管路に接続した揺戻り防止
    弁12,12′を設け、この揺戻り防止弁は、二
    つの孔部17,18を仕切る中間仕切壁16に通
    孔15を貫設した弁本体14を一次ポート27及
    び二次ポート35を設けたケース13に取付け、
    中間仕切壁16寄りに二次ポート35を連通させ
    た孔部17にはばね19により中間仕切壁16と
    反対側のプラグ21の内側端に当接するポペツト
    20を摺動自在に嵌挿すると共に、ポペツト20
    のプラグ対向面に中間仕切壁16の通孔15より
    大径のシリンダ部28を凹設してこれにピストン
    29を摺動自在に嵌挿し、中間仕切壁16の通孔
    15と残りの孔部18にはこれらに常時嵌合して
    ばね23によりポペツト20の端面に当接する可
    動シート22を摺動自在に嵌挿すると共に、孔部
    18における可動シート22の段付部と中間仕切
    壁16との間に形成した液室24をダンピング用
    小孔25を介して一次ポート27に連通し、さら
    にこの一次ポート27を可動シート軸線孔31と
    ポペツト軸線孔30を介して前記シリンダ部28
    に連通させてなる揺戻り防止弁を備えた慣性体制
    御装置。
JP10023280A 1980-07-21 1980-07-21 Prevention valve against sway back of inertia body Granted JPS5725570A (en)

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