JPH01203702A - 油圧方向制御弁装置 - Google Patents
油圧方向制御弁装置Info
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- JPH01203702A JPH01203702A JP63027902A JP2790288A JPH01203702A JP H01203702 A JPH01203702 A JP H01203702A JP 63027902 A JP63027902 A JP 63027902A JP 2790288 A JP2790288 A JP 2790288A JP H01203702 A JPH01203702 A JP H01203702A
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 6
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 6
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 6
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Servomotors (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、特に、建設機械等の油圧アクチュエータの駆
動方向や速度を制御するための、油圧ポンプおよび油圧
アクチュエータと、その間に設けた油圧制御弁とからな
る油圧方向制御弁装置に係るもので、スプール弁の持つ
良好なメータイン・メータアウト流量制御特性や、ポペ
ット弁の持つ低漏洩性を犠牲にすることなく、パイロッ
ト圧力制御される油圧方向制御弁の構造を簡素化するこ
とに関するものである。
動方向や速度を制御するための、油圧ポンプおよび油圧
アクチュエータと、その間に設けた油圧制御弁とからな
る油圧方向制御弁装置に係るもので、スプール弁の持つ
良好なメータイン・メータアウト流量制御特性や、ポペ
ット弁の持つ低漏洩性を犠牲にすることなく、パイロッ
ト圧力制御される油圧方向制御弁の構造を簡素化するこ
とに関するものである。
[従来の技術]
パイロット圧力制御される油圧方向制御弁において、メ
ータイン弁にスプール弁を使用し、ポペット弁のリフト
量を制御して、メータアウト流量制御を行ない、該ポペ
ット弁とロードチェック弁でアクチュエータボートを中
立時にブロックし、中立時の低漏洩性能を向上させた従
来技術としては、特開昭55−149402号公報記載
「伝導装置」かある。
ータイン弁にスプール弁を使用し、ポペット弁のリフト
量を制御して、メータアウト流量制御を行ない、該ポペ
ット弁とロードチェック弁でアクチュエータボートを中
立時にブロックし、中立時の低漏洩性能を向上させた従
来技術としては、特開昭55−149402号公報記載
「伝導装置」かある。
[発明か解決しようとする課題]
しかしながら、従来技術による場合、ポペット弁の位置
を制御するために複雑なサーボ機構を使用することにな
り、油圧方向制御弁全体のコストを引きあげる結果とな
っていた。そこて本発明は、前述の従来技術の有するポ
ペット弁中立時の低漏洩性能や、アクチュエータ駆動時
のメータイン・メータアウト流量制御性スオを犠牲にす
ることなく、ポペット弁リフト量制御に複雑な機構を使
用せず簡素化して低コストの油圧方向制御弁を提供する
ことを目的とする。
を制御するために複雑なサーボ機構を使用することにな
り、油圧方向制御弁全体のコストを引きあげる結果とな
っていた。そこて本発明は、前述の従来技術の有するポ
ペット弁中立時の低漏洩性能や、アクチュエータ駆動時
のメータイン・メータアウト流量制御性スオを犠牲にす
ることなく、ポペット弁リフト量制御に複雑な機構を使
用せず簡素化して低コストの油圧方向制御弁を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するための本発明の構成における油圧
方向制御弁において、パイロット圧力によってスプール
弁か作動し、アクチュエータが駆動される時に、一対の
ロードチェック弁を設けて、メータイン流量か通過する
一方の側のロードチェック弁とは反対側のロードチェッ
ク弁の大径室を、同じくパイロット圧力によって作動す
る小径のパイロットスプールを作動させることによって
、タンクに連通させ、アクチュエータからの戻り油が流
入するアクチュエータ通路からオリフィスを通って、前
記′大径室にパイロット油を通し、該オリフィスの前後
に発生する圧力差によってロードチェック弁を開き、ア
クチュエータ通路からメータイン流量が流入しない側の
2次通路に油か流れるようにし、該2次通路とタンクに
接続した出口通路の開口面積を制御することによってメ
ータアウト流量制御を行なうようにする。
方向制御弁において、パイロット圧力によってスプール
弁か作動し、アクチュエータが駆動される時に、一対の
ロードチェック弁を設けて、メータイン流量か通過する
一方の側のロードチェック弁とは反対側のロードチェッ
ク弁の大径室を、同じくパイロット圧力によって作動す
る小径のパイロットスプールを作動させることによって
、タンクに連通させ、アクチュエータからの戻り油が流
入するアクチュエータ通路からオリフィスを通って、前
記′大径室にパイロット油を通し、該オリフィスの前後
に発生する圧力差によってロードチェック弁を開き、ア
クチュエータ通路からメータイン流量が流入しない側の
2次通路に油か流れるようにし、該2次通路とタンクに
接続した出口通路の開口面積を制御することによってメ
ータアウト流量制御を行なうようにする。
[作 用]
前記の手段により、スプール弁がパイロット圧力によっ
て一方の側へ作動すると、該一方の側の入口通路は2次
通路と連通し、可変オリフィスを介してメータイン流量
制御が行なわれる。また反対側のロードチェック弁の小
径のパイロットスプールが同しくパイロット圧力によっ
て作動し、アクチュエータ通路に流入する戻り油をオリ
フィスを介して大径室に通して該オリフィスの前後に圧
力差を発生させてロードチェック弁を開き、前記反対側
の2次1通路と出口通路か連通し、可変オリフィスを介
してメータアウト流量制御か行なわれる。
て一方の側へ作動すると、該一方の側の入口通路は2次
通路と連通し、可変オリフィスを介してメータイン流量
制御が行なわれる。また反対側のロードチェック弁の小
径のパイロットスプールが同しくパイロット圧力によっ
て作動し、アクチュエータ通路に流入する戻り油をオリ
フィスを介して大径室に通して該オリフィスの前後に圧
力差を発生させてロードチェック弁を開き、前記反対側
の2次1通路と出口通路か連通し、可変オリフィスを介
してメータアウト流量制御か行なわれる。
またロードチェック弁を使用することによって、チェッ
ク弁のシート部の特性と、かつパイロットスプールの径
が一般のスプール弁と比較して小さく設定可能であるこ
ととにより、中立位置において大径室をブロックさせて
漏洩量を極めて少なくする。
ク弁のシート部の特性と、かつパイロットスプールの径
が一般のスプール弁と比較して小さく設定可能であるこ
ととにより、中立位置において大径室をブロックさせて
漏洩量を極めて少なくする。
[実施例]
本発明の実施例を第1図に基づいて説明する。
lは可変容量ポンプであり、原動機によって駆動され、
油をタンク2より吸入しポンプライン3へ吐出するもの
で、ロードセンシング装置4を有している。ロードセン
シング装置4は構造を図示しないかパイロットライン5
の圧力よりも前記ポンプライン3の圧力が規定の制御圧
力だけ高くなるように可変容量ポンプlの吐出流量を制
御するものである。
油をタンク2より吸入しポンプライン3へ吐出するもの
で、ロードセンシング装置4を有している。ロードセン
シング装置4は構造を図示しないかパイロットライン5
の圧力よりも前記ポンプライン3の圧力が規定の制御圧
力だけ高くなるように可変容量ポンプlの吐出流量を制
御するものである。
6は油圧アクチュエータで、アクチュエータ機素7を両
方向に動かすために、入口と出口として交互に作用する
ことのできる一対の開口8a。
方向に動かすために、入口と出口として交互に作用する
ことのできる一対の開口8a。
8bを有している。9は前記可変容量ポンプlと前記油
圧アクチュエータ6の間に設首された油圧方向制御弁の
弁体て、前記アクチュエータの開口8a、8bに別々に
アクチュエータライン10a、10bを介して接続した
一対のアクチュエータ通路11a、llbと、前記ポン
プライン3に接続した入口通路12と、タンク2に接続
した出口通路13a、13bと、パイロット操作弁14
のレバー15の操作方向によりパイロットライン16a
あるいは16bに発生するパイロット圧力によって位置
制御されるスプール弁17と、該スプール弁17の移動
位置によフて、それぞれ入口通路12と可変オリフィス
18aまたは18bを介して連通ずる一対の2次通路1
9a。
圧アクチュエータ6の間に設首された油圧方向制御弁の
弁体て、前記アクチュエータの開口8a、8bに別々に
アクチュエータライン10a、10bを介して接続した
一対のアクチュエータ通路11a、llbと、前記ポン
プライン3に接続した入口通路12と、タンク2に接続
した出口通路13a、13bと、パイロット操作弁14
のレバー15の操作方向によりパイロットライン16a
あるいは16bに発生するパイロット圧力によって位置
制御されるスプール弁17と、該スプール弁17の移動
位置によフて、それぞれ入口通路12と可変オリフィス
18aまたは18bを介して連通ずる一対の2次通路1
9a。
19bと、該2次通路19a、19bと前記一対のアク
チュエータ通路11a、llbの間に位置し、該アクチ
ュエータ通路から入口通路12に油が逆流しないための
ロードチェック弁20a。
チュエータ通路11a、llbの間に位置し、該アクチ
ュエータ通路から入口通路12に油が逆流しないための
ロードチェック弁20a。
20bとを有している。また該ロードチェック弁20a
、20bは、圧縮バネ34a、34bを内設してぢり、
それぞれその大径側端面と、ストッパ一部材21a、2
1bと、チェック弁摺動穴22a、22bとて構成され
るチェック弁大径室23a、23bに面し、該チェック
弁大径室23a、23bはオリフィス24a、24bを
介して前記アクチュエータ通路11a、llbに連通し
ている。
、20bは、圧縮バネ34a、34bを内設してぢり、
それぞれその大径側端面と、ストッパ一部材21a、2
1bと、チェック弁摺動穴22a、22bとて構成され
るチェック弁大径室23a、23bに面し、該チェック
弁大径室23a、23bはオリフィス24a、24bを
介して前記アクチュエータ通路11a、llbに連通し
ている。
25a、25bは一対のパイロット弁体てあり、該弁体
内にパイロットスプール26a。
内にパイロットスプール26a。
26bが摺動自在に組み込まれ、該パイロットスプール
の一端面には、それぞれパイロットライン16a、16
bのパイロット圧力か作用しており、前記パイロット操
作弁14が中立に位置して前記パイロット圧力か発生し
ていない状態では圧縮バネ27a、27bの力によって
、例えば図の右側のパイロットスプール26bの場合で
は図示の位置に偏位して、前記大径室23bに連通した
パイロット通路28bをブロックしており、パイロット
ライン16bに規定の圧力か作用する状7JJになると
、前記パイロットスプール26bは図で左方に移動し、
パイロット通路28bかトレン通路29bと連通し、該
トレン通路29bはタンク2に連通する構成となってい
る。図の左側のパイロット弁体25aには、前記スプー
ル弁17の位置を制御するための圧縮バネ30.スプリ
ングガイド31.キャップ32などの部材は組み込まれ
ていないかその他の構成は25bと同等である。
の一端面には、それぞれパイロットライン16a、16
bのパイロット圧力か作用しており、前記パイロット操
作弁14が中立に位置して前記パイロット圧力か発生し
ていない状態では圧縮バネ27a、27bの力によって
、例えば図の右側のパイロットスプール26bの場合で
は図示の位置に偏位して、前記大径室23bに連通した
パイロット通路28bをブロックしており、パイロット
ライン16bに規定の圧力か作用する状7JJになると
、前記パイロットスプール26bは図で左方に移動し、
パイロット通路28bかトレン通路29bと連通し、該
トレン通路29bはタンク2に連通する構成となってい
る。図の左側のパイロット弁体25aには、前記スプー
ル弁17の位置を制御するための圧縮バネ30.スプリ
ングガイド31.キャップ32などの部材は組み込まれ
ていないかその他の構成は25bと同等である。
また、スプール弁17にはメータアウト流量制御のため
に一対の可変オソフイス37a、37bが設けられてお
り、スプール中立位置では前記一対の2次通路19a、
19bは微少な開口面積て、出口通路13a、13b’
と連通しており、スプール弁17が図で左へ移動すると
、左側の2次通路19aと出口通路13aの間はブロッ
クされ、これに反して右側の2次通路19bと出口通路
13bの間の開口面積かスプール弁17の左行に伴って
増加する。逆にスプール弁17か図で右へ移動すると、
右側の2次通路19bと出口通路13bの間がブロック
され、これに反して左側の2次通路19aと出口通路1
3aの間の開口面積がスプール弁17の右行に伴フて増
加する。
に一対の可変オソフイス37a、37bが設けられてお
り、スプール中立位置では前記一対の2次通路19a、
19bは微少な開口面積て、出口通路13a、13b’
と連通しており、スプール弁17が図で左へ移動すると
、左側の2次通路19aと出口通路13aの間はブロッ
クされ、これに反して右側の2次通路19bと出口通路
13bの間の開口面積かスプール弁17の左行に伴って
増加する。逆にスプール弁17か図で右へ移動すると、
右側の2次通路19bと出口通路13bの間がブロック
され、これに反して左側の2次通路19aと出口通路1
3aの間の開口面積がスプール弁17の右行に伴フて増
加する。
また、38はロートセンシング(負荷圧検知)通路で、
前記パイロットライン5と接続しており、スプール弁1
7か中立位置にある時は該スプール弁17に設けられた
軸直角穴39.軸心穴40および軸直角穴41a、41
bを介して2次通路19a、19bに連通しており、ス
プール弁17が図で左行すると軸直角穴41bかブロッ
クされ、ロードセンシング通路38は2次通路19aに
連通し、逆にスプール弁17が右行すると軸直角穴41
aかブロックされ、ロートセンシング通路38は2次通
路19bに連通ずる。
前記パイロットライン5と接続しており、スプール弁1
7か中立位置にある時は該スプール弁17に設けられた
軸直角穴39.軸心穴40および軸直角穴41a、41
bを介して2次通路19a、19bに連通しており、ス
プール弁17が図で左行すると軸直角穴41bかブロッ
クされ、ロードセンシング通路38は2次通路19aに
連通し、逆にスプール弁17が右行すると軸直角穴41
aかブロックされ、ロートセンシング通路38は2次通
路19bに連通ずる。
また、42は小容量の固定容量ポンプであり、タンク2
から油を吸入してパイロットポンプライン43に油を吐
出し、これに接続したパイロット操作弁14の油入口4
4にリリーフ弁45で設定された圧力が作用するように
構成されている。
から油を吸入してパイロットポンプライン43に油を吐
出し、これに接続したパイロット操作弁14の油入口4
4にリリーフ弁45で設定された圧力が作用するように
構成されている。
次に作動について説明する。
パイロット操作弁14のレバー15か中立位置にある時
は、パイロットライン16a、16bは、共に、該操作
弁14の内部通路(図示せず)を通ってタンク2に接続
しており、パイロット圧力が該パイロットラインに発生
しないので、弁体9内のスプール弁17は、図示の位置
にあり、入口通路12はブロックされ、ロードセンシン
グ通路38は、スプール弁内部通路39,40゜41a
または41b、2次通路19aまたは19b、出口通路
13を通ってタンク2に連通している。従って可変容量
ポンプlは、ロードセンシング装置4の働きで、ボンブ
ラインの圧力を規定の制御圧力に保ち、極めて徴かな流
量を吐出している。またパイロットライン16a、16
bは共にタンクに連通しているのて、パイロットライン
16bに連通したパイロット通路46bもタンク圧力に
なっており、パイロットスプール26bは圧縮バネ27
bの力によって図で右側に偏位して、ロードチェック弁
大径室23bに連通したパイロット通路28bをブロッ
クしている。また左側のパイロット弁体25a内のパイ
ロットスプール26aも同様にロードチェック弁大径室
23aに連通したパイロット通路28aをブロックして
いる。従ってアクチュエータ通路11a、llbに負荷
圧力か作用しても、該圧力かオリフィス24a、24b
を介して大径室23a、23bに作用し、2次通路19
a、19bはタンクに連通しているので、ロードチェッ
ク弁20a、20bは図示の位置を保ち、チェック弁の
特性からシート部からの漏洩量を極めて少なくすること
かできる。なお、パイロットスプール26a、26bは
スプール弁17のように大流量を流す必要はなく、その
直径は小に設定可能であり、漏洩量は通常、直径に比例
するから、一般のスプール弁と比較して漏洩量を少なく
することか可能である。
は、パイロットライン16a、16bは、共に、該操作
弁14の内部通路(図示せず)を通ってタンク2に接続
しており、パイロット圧力が該パイロットラインに発生
しないので、弁体9内のスプール弁17は、図示の位置
にあり、入口通路12はブロックされ、ロードセンシン
グ通路38は、スプール弁内部通路39,40゜41a
または41b、2次通路19aまたは19b、出口通路
13を通ってタンク2に連通している。従って可変容量
ポンプlは、ロードセンシング装置4の働きで、ボンブ
ラインの圧力を規定の制御圧力に保ち、極めて徴かな流
量を吐出している。またパイロットライン16a、16
bは共にタンクに連通しているのて、パイロットライン
16bに連通したパイロット通路46bもタンク圧力に
なっており、パイロットスプール26bは圧縮バネ27
bの力によって図で右側に偏位して、ロードチェック弁
大径室23bに連通したパイロット通路28bをブロッ
クしている。また左側のパイロット弁体25a内のパイ
ロットスプール26aも同様にロードチェック弁大径室
23aに連通したパイロット通路28aをブロックして
いる。従ってアクチュエータ通路11a、llbに負荷
圧力か作用しても、該圧力かオリフィス24a、24b
を介して大径室23a、23bに作用し、2次通路19
a、19bはタンクに連通しているので、ロードチェッ
ク弁20a、20bは図示の位置を保ち、チェック弁の
特性からシート部からの漏洩量を極めて少なくすること
かできる。なお、パイロットスプール26a、26bは
スプール弁17のように大流量を流す必要はなく、その
直径は小に設定可能であり、漏洩量は通常、直径に比例
するから、一般のスプール弁と比較して漏洩量を少なく
することか可能である。
次にパイロット操作弁を操作して、パイロットライン1
6bが加圧されると、(該パイロット圧力)×(スプー
ル17の受圧面積)の力か圧縮バネ30の力とつり合う
位置(図て左方)に移動する。すると、入口通路12と
2次通路19aがメータイン流量制御用可変オリフィス
18aを介して連通し、ロードセンシンク通路38か2
次通路19aと連通ずる。この時該可変オリフィス18
aに油か流れないとすれば、入口通路12に接続したボ
ンブライン3と、ロードセンシング通路38に接続した
パイロットライン5との間の差圧かなくなり、これを検
知したロードセンシング装置4か可変容量ポンプlの吐
出流量を可変オリフィス18aの前後に規定の圧力差が
発生するまで吐出量を増加させる。なおパイロットスプ
ール26bはスプール弁17の移動に先行して、図で左
側に移動するように圧縮バネ27bの力が調節されてお
り、アクチュエータ6からの戻り油がアクチュエータ通
路11bに流れ、該アクチュエータ通路に圧力が発生す
れば、パイロット油がオリフィス24b、ロードチェッ
ク弁大径室23b。
6bが加圧されると、(該パイロット圧力)×(スプー
ル17の受圧面積)の力か圧縮バネ30の力とつり合う
位置(図て左方)に移動する。すると、入口通路12と
2次通路19aがメータイン流量制御用可変オリフィス
18aを介して連通し、ロードセンシンク通路38か2
次通路19aと連通ずる。この時該可変オリフィス18
aに油か流れないとすれば、入口通路12に接続したボ
ンブライン3と、ロードセンシング通路38に接続した
パイロットライン5との間の差圧かなくなり、これを検
知したロードセンシング装置4か可変容量ポンプlの吐
出流量を可変オリフィス18aの前後に規定の圧力差が
発生するまで吐出量を増加させる。なおパイロットスプ
ール26bはスプール弁17の移動に先行して、図で左
側に移動するように圧縮バネ27bの力が調節されてお
り、アクチュエータ6からの戻り油がアクチュエータ通
路11bに流れ、該アクチュエータ通路に圧力が発生す
れば、パイロット油がオリフィス24b、ロードチェッ
ク弁大径室23b。
パイロット通路28b、ドレン通路29bを通ってタン
ク2へ流れ、オリフィス24b前後に差圧か発生し、図
で右側のロードチェック弁20bがリフトする。
ク2へ流れ、オリフィス24b前後に差圧か発生し、図
で右側のロードチェック弁20bがリフトする。
また、スプール弁17の移動量に応して、開口面積か定
まる可変オリフィス37bを介して、図で右側の2次通
路19bと出口通路13bの間も連通ずるので、ル制御
されたメータイン流量は、入「1通路12.メータイン
流量制御用可変オリフィス18a、2次通路19a、ロ
ートチニック弁20a、アクチュエータ通路11a、ア
クチュエータライン10aを経てアクチュエータの一方
の側の開口8aに流れ、アクチュエータからの戻り油は
該アクチュエータの他方の側の開口8bから、アクチュ
エータライン10b、アクチュエータ通路11b、2次
通路19b、メータアウト流量制御用可変オリフィス3
7b、出口通路13bを経てタンク2へ流れる。
まる可変オリフィス37bを介して、図で右側の2次通
路19bと出口通路13bの間も連通ずるので、ル制御
されたメータイン流量は、入「1通路12.メータイン
流量制御用可変オリフィス18a、2次通路19a、ロ
ートチニック弁20a、アクチュエータ通路11a、ア
クチュエータライン10aを経てアクチュエータの一方
の側の開口8aに流れ、アクチュエータからの戻り油は
該アクチュエータの他方の側の開口8bから、アクチュ
エータライン10b、アクチュエータ通路11b、2次
通路19b、メータアウト流量制御用可変オリフィス3
7b、出口通路13bを経てタンク2へ流れる。
以上スプール弁17が図て左側へ移動する場合を説明し
たか2図で右側へ移動する場合は、これと同様であるの
で説明の重複を省略する。
たか2図で右側へ移動する場合は、これと同様であるの
で説明の重複を省略する。
[発明の効果]
以上述べたように、ポペット弁のリフト量を制御するた
めの複雑な制御機構を使用することなく、従来技術と同
等の性能を有する低コストな油圧方向it/J御弁装置
を提供できる。
めの複雑な制御機構を使用することなく、従来技術と同
等の性能を有する低コストな油圧方向it/J御弁装置
を提供できる。
第1図は本発明による油圧方向制御弁装置の機略図であ
る。 l・・・可変容量ポンプ、2・・・タンク、6・・・油
圧アクチュエータ、9・・・弁体、lla、1lb−ア
クチュエータ通路、12・・・入口通路、13a。 13b・・・出口通路、14・・・パイロット操作弁、
17−・・スプール弁、18a、18b・−・可変オリ
フィス、19a、19b−=2次通路、20a。 20 b−・・ロートチxツク弁、23a、23b・・
・チェック弁大径室、24a、24b−・・オリフィス
、25a、25b−バイtl’ット弁体。 26a、26b−−−パイロットスプール。 37a、37b−−−可変オリフィス、42−・・固定
容量ポンプ
る。 l・・・可変容量ポンプ、2・・・タンク、6・・・油
圧アクチュエータ、9・・・弁体、lla、1lb−ア
クチュエータ通路、12・・・入口通路、13a。 13b・・・出口通路、14・・・パイロット操作弁、
17−・・スプール弁、18a、18b・−・可変オリ
フィス、19a、19b−=2次通路、20a。 20 b−・・ロートチxツク弁、23a、23b・・
・チェック弁大径室、24a、24b−・・オリフィス
、25a、25b−バイtl’ット弁体。 26a、26b−−−パイロットスプール。 37a、37b−−−可変オリフィス、42−・・固定
容量ポンプ
Claims (1)
- 油圧アクチュエータおよび前記アクチュエータに油を
供給するための可変容量ポンプを有し、前記アクチュエ
ータはアクチュエータ機素を両方向に動かすために入口
と出口として交互に作用することのできる対向した開口
を有し、前記アクチュエータと前記ポンプの間に油圧制
御弁を有し、前記制御弁の弁体は前記アクチュエータの
開口に別々に接続した一対のアクチュエータ通路と、前
記ポンプに接続した入口通路と、タンクに接続し前記ア
クチュエータからの戻り油が流入する出口通路と、パイ
ロット圧力によって位置制御されるスプール弁と、一対
の2次通路と、一対のロードチェック弁を有し、前記ス
プール弁は、パイロット圧力によって中立位置から一方
の側に操作される時、前記一対の2次通路のうち一方の
2次通路と出口通路の間をブロックし、前記入口通路と
該2次通路の間を可変オリフィスを介して連通させてメ
ータイン流量制御を行ない、前記一対のロードチェック
弁は各々前記2次通路と前記アクチュエータ通路の間に
設置され、チェック弁シート径より直径の大なる大径側
をアクチュエータ側になるようにし、前記チェック弁の
大径の面が面した大径室をオリフィスを介して前記アク
チュエータ通路に連通させ、前記スプール弁が中立位置
にある時、前記大径室をブロックし、前記スプール弁が
中立位置から一方の側に操作される時、前記入口通路に
開口しない側の2次通路に面したロードチェック弁の大
径室をタンクと接続すると共に、入口通路に開口しない
側の該2次通路と出口通路の間を可変オリフィスを介し
て連通させてメータアウト流量制御を行なうこととした
油圧方向制御弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63027902A JP2603495B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 油圧方向制御弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63027902A JP2603495B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 油圧方向制御弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01203702A true JPH01203702A (ja) | 1989-08-16 |
JP2603495B2 JP2603495B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=12233816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63027902A Expired - Fee Related JP2603495B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 油圧方向制御弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603495B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007146945A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Kubota Corp | バルブ |
JP2009209999A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Kayaba Ind Co Ltd | 制御弁装置 |
JP2012017819A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-26 | Kyb Co Ltd | コントロールバルブ |
JP2012193789A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Kyb Co Ltd | 制御弁 |
Citations (3)
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JPS59197603A (ja) * | 1983-04-13 | 1984-11-09 | リンデ・アクチエンゲゼルシヤフト | ハイドロスタテイツクな駆動系 |
JPS6011702A (ja) * | 1983-06-18 | 1985-01-22 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | ハウジングをもつ液圧方向制御弁 |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP63027902A patent/JP2603495B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2012193789A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Kyb Co Ltd | 制御弁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2603495B2 (ja) | 1997-04-23 |
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