JPH0419204Y2 - - Google Patents
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- JPH0419204Y2 JPH0419204Y2 JP1983143460U JP14346083U JPH0419204Y2 JP H0419204 Y2 JPH0419204 Y2 JP H0419204Y2 JP 1983143460 U JP1983143460 U JP 1983143460U JP 14346083 U JP14346083 U JP 14346083U JP H0419204 Y2 JPH0419204 Y2 JP H0419204Y2
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
本考案は、液圧により負荷の上昇または下降駆
動を行なう昇降装置の液圧回路に関する。
動を行なう昇降装置の液圧回路に関する。
従来、昇降装置の液圧による昇降駆動に用いら
れる液圧回路としては、例えば第1図に示すもの
が知られている。 第1図において、1は負荷2を昇降駆動する昇
降用液圧シリンダ、3はストレート、中立、クロ
スの3切換位置をもつた6ポートの方向切換弁、
4はパイロツト付きチエツク弁、5はチエツク弁
5a,5b,5c,5dのブリツジ接続した双方
向回路、6は双方向回路を通る流量をパルスモー
タによる絞りの開度調整で可変するデイジタル流
量制御弁である。 この従来回路では、方向切換弁3を右側のクロ
ス位置に切換えると、液圧源7よりの液圧は双方
向回路5のチエツク弁5d、デイジタル流量制御
弁6、チエツク弁5d、更にパイロツト付チエツ
ク弁4を介して昇降用液圧シリンダ1の上昇用液
室1aに液圧を供給し、下降用液室1bは方向切
換弁3を介してタンク8に連通されることから、
負荷2を上昇駆動する。 一方、負荷2の下降駆動は、昇降用液圧シリン
ダ1の各液室1a,1bをタンク8に連通すれば
負荷の自重により下降させることが可能である
が、自重落下では負荷によつて下降速度が変化し
たり、負荷が軽過ぎて動かないか若しくは動いて
も遅い場合がある。 そこで、下降時には、方向切換弁3を右側のス
トレート位置に切換えることで液圧源7から昇降
用液圧シリンダ1の下降用液室1bに液圧を供給
し、液圧の導入で強制的に負荷2を下降駆動する
ようにしている。
れる液圧回路としては、例えば第1図に示すもの
が知られている。 第1図において、1は負荷2を昇降駆動する昇
降用液圧シリンダ、3はストレート、中立、クロ
スの3切換位置をもつた6ポートの方向切換弁、
4はパイロツト付きチエツク弁、5はチエツク弁
5a,5b,5c,5dのブリツジ接続した双方
向回路、6は双方向回路を通る流量をパルスモー
タによる絞りの開度調整で可変するデイジタル流
量制御弁である。 この従来回路では、方向切換弁3を右側のクロ
ス位置に切換えると、液圧源7よりの液圧は双方
向回路5のチエツク弁5d、デイジタル流量制御
弁6、チエツク弁5d、更にパイロツト付チエツ
ク弁4を介して昇降用液圧シリンダ1の上昇用液
室1aに液圧を供給し、下降用液室1bは方向切
換弁3を介してタンク8に連通されることから、
負荷2を上昇駆動する。 一方、負荷2の下降駆動は、昇降用液圧シリン
ダ1の各液室1a,1bをタンク8に連通すれば
負荷の自重により下降させることが可能である
が、自重落下では負荷によつて下降速度が変化し
たり、負荷が軽過ぎて動かないか若しくは動いて
も遅い場合がある。 そこで、下降時には、方向切換弁3を右側のス
トレート位置に切換えることで液圧源7から昇降
用液圧シリンダ1の下降用液室1bに液圧を供給
し、液圧の導入で強制的に負荷2を下降駆動する
ようにしている。
しかしながら、このような従来の液圧回路にあ
つては、電磁ソレノイドへの通電で方向切換弁3
を中立位置からクロスまたはストレート位置に切
換えるときに切換シヨツクが発生する。例えば、
中立位置から下降駆動のためにストレート位置に
切換えたとすると、切換により液圧源7の回路圧
がそれまで無圧状態にあつた昇降用液圧シリンダ
1の下降用液室1b及びその管路に加わり、タン
ク側に切換えられる上昇用液室1bおよびその管
路の液は若干の圧縮正をもつため、昇降用液圧シ
リンダ1で切換シヨツクが発生する。 この切換シヨツクを抑えるために、双方向回路
5にデイジタル流量制御弁6を設け、切換時に流
量を絞り、切換後に徐々に開くようにしている
が、切換時に回路圧力が直接昇降用液圧シリンダ
1に加わつてしまうため、デイジタル流量制御弁
6を使用しても切換シヨツクを取り切れないとい
う問題があつた。 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、昇降用液圧シリンダを昇降切換え
したときの切換シヨツクを防止するようにした昇
降装置用の液圧回路を提供することにある。
つては、電磁ソレノイドへの通電で方向切換弁3
を中立位置からクロスまたはストレート位置に切
換えるときに切換シヨツクが発生する。例えば、
中立位置から下降駆動のためにストレート位置に
切換えたとすると、切換により液圧源7の回路圧
がそれまで無圧状態にあつた昇降用液圧シリンダ
1の下降用液室1b及びその管路に加わり、タン
ク側に切換えられる上昇用液室1bおよびその管
路の液は若干の圧縮正をもつため、昇降用液圧シ
リンダ1で切換シヨツクが発生する。 この切換シヨツクを抑えるために、双方向回路
5にデイジタル流量制御弁6を設け、切換時に流
量を絞り、切換後に徐々に開くようにしている
が、切換時に回路圧力が直接昇降用液圧シリンダ
1に加わつてしまうため、デイジタル流量制御弁
6を使用しても切換シヨツクを取り切れないとい
う問題があつた。 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、昇降用液圧シリンダを昇降切換え
したときの切換シヨツクを防止するようにした昇
降装置用の液圧回路を提供することにある。
この目的を達成するため本考案にあつては、第
2図に示すように構成する。 まず本考案は、負荷2を昇降駆動する昇降用液
圧シリンダ1と、液圧源7から前記昇降用液圧シ
リンダ1に供給する流量及び昇降用液圧シリンダ
1からタンク8に排出する流量の各々を同時に調
整して昇降用液圧シリンダ7の昇降速度を速度制
御するデイジタル方向流量制御弁12と、該デイ
ジタル方向流量制御弁12を液圧源7から前記昇
降用液圧シリンダ1に向つて流れる供給流量によ
る前後差圧および昇降用液圧シリンダ1からタン
ク8に向つて流れる排出流量による前後差圧を同
時に一定に保つように制御する双方向コンペンセ
ータ弁10とを設ける。 ここでデイジタル方向流量制御弁12は、液圧
源7が接続されるポンプポートP、タンク8に接
続されるタンクポートT,液圧源7に接続される
第1のパイロツトポートL、昇降用液圧シリンダ
1の上昇用液室1aに接続される上昇用ポート
B、前記昇降用液圧シリンダ1の下降用液室1b
に接続される下降用ポートA、及び第2のパイロ
ツトポートVを備え、パルスモータ21によるス
プールの移動で、 前記ポンプポートPと上昇用ポートB、タン
クポートTと下降用ポートA、及びポンプポー
トPと第2のパイロツトポートVとを連通する
第1の位置と、ポンプポートPと上昇用ポート
Bとを連通する第1の位置(ストレート位置)
と、 各ポートを全て分離する中立位置と、 ポンプポートPと下降用ポートA、タンクポ
ートTと上昇用ポートB、及びタンクポートT
と第2のパイロツトポートVを連通する第2の
位置(クロス位置)とに切換える。 昇降用液圧シリンダ1を上昇駆動させる第1の
位置(ストレート位置)への切換えでは、液圧源
7からの供給流量を前記スプールの移動に応じて
絞り調整する可変絞り24を備えたメータイン回
路を形成すると共にタンク8への排出流量を前記
スプールの移動に応じて同時に絞り調整する可変
絞り25を備えたメータアウト回路を同時に形成
する。 また昇降用液圧シリンダ1を下降駆動させる第
2の位置(クロス位置)への切換えでは、液圧源
7からの供給流量を前記スプールの移動に応じて
絞り調整する可変絞り28を備えたメータイン回
路を形成すると共にタンク8への排出流量を前記
スプールの移動に応じて同時に絞り調整する可変
絞り27を備えたメータアウト回路を同時に形成
する。 また双方向コンペンセータ弁10は、前記デイ
ジタル方向流量制御弁12の上昇用ポートBと昇
降用液圧シリンダ1の上昇用液室1aとの間に設
けられ、且つ上昇用ポートBおよび第2のパイロ
ツトポートVの液圧を各々パイロツト液室に導入
し、デイジタル方向流量制御弁12の第1の位置
への切換えで形成されたシリンダへの供給流路の
可変絞り24で生ずる差圧を一定に保つように制
御すると共に、デイジタル方向流量制御弁12の
第2の位置への切換えで形成されたタンクへの排
出流路の可変絞り27で生ずる差圧を一定に保つ
ように制御する。
2図に示すように構成する。 まず本考案は、負荷2を昇降駆動する昇降用液
圧シリンダ1と、液圧源7から前記昇降用液圧シ
リンダ1に供給する流量及び昇降用液圧シリンダ
1からタンク8に排出する流量の各々を同時に調
整して昇降用液圧シリンダ7の昇降速度を速度制
御するデイジタル方向流量制御弁12と、該デイ
ジタル方向流量制御弁12を液圧源7から前記昇
降用液圧シリンダ1に向つて流れる供給流量によ
る前後差圧および昇降用液圧シリンダ1からタン
ク8に向つて流れる排出流量による前後差圧を同
時に一定に保つように制御する双方向コンペンセ
ータ弁10とを設ける。 ここでデイジタル方向流量制御弁12は、液圧
源7が接続されるポンプポートP、タンク8に接
続されるタンクポートT,液圧源7に接続される
第1のパイロツトポートL、昇降用液圧シリンダ
1の上昇用液室1aに接続される上昇用ポート
B、前記昇降用液圧シリンダ1の下降用液室1b
に接続される下降用ポートA、及び第2のパイロ
ツトポートVを備え、パルスモータ21によるス
プールの移動で、 前記ポンプポートPと上昇用ポートB、タン
クポートTと下降用ポートA、及びポンプポー
トPと第2のパイロツトポートVとを連通する
第1の位置と、ポンプポートPと上昇用ポート
Bとを連通する第1の位置(ストレート位置)
と、 各ポートを全て分離する中立位置と、 ポンプポートPと下降用ポートA、タンクポ
ートTと上昇用ポートB、及びタンクポートT
と第2のパイロツトポートVを連通する第2の
位置(クロス位置)とに切換える。 昇降用液圧シリンダ1を上昇駆動させる第1の
位置(ストレート位置)への切換えでは、液圧源
7からの供給流量を前記スプールの移動に応じて
絞り調整する可変絞り24を備えたメータイン回
路を形成すると共にタンク8への排出流量を前記
スプールの移動に応じて同時に絞り調整する可変
絞り25を備えたメータアウト回路を同時に形成
する。 また昇降用液圧シリンダ1を下降駆動させる第
2の位置(クロス位置)への切換えでは、液圧源
7からの供給流量を前記スプールの移動に応じて
絞り調整する可変絞り28を備えたメータイン回
路を形成すると共にタンク8への排出流量を前記
スプールの移動に応じて同時に絞り調整する可変
絞り27を備えたメータアウト回路を同時に形成
する。 また双方向コンペンセータ弁10は、前記デイ
ジタル方向流量制御弁12の上昇用ポートBと昇
降用液圧シリンダ1の上昇用液室1aとの間に設
けられ、且つ上昇用ポートBおよび第2のパイロ
ツトポートVの液圧を各々パイロツト液室に導入
し、デイジタル方向流量制御弁12の第1の位置
への切換えで形成されたシリンダへの供給流路の
可変絞り24で生ずる差圧を一定に保つように制
御すると共に、デイジタル方向流量制御弁12の
第2の位置への切換えで形成されたタンクへの排
出流路の可変絞り27で生ずる差圧を一定に保つ
ように制御する。
このような構成を備えた本発明による昇降装置
の液圧回路にあつては、デイジタル方向流量制御
弁12をストレート位置となる第1の位置に切換
えた上昇駆動時には、液圧源7からの供給流量を
スプールの移動に応じて絞り調整する可変絞り2
4を備えたメータイン回路を形成すると共にタン
ク8への排出流量をスプールの移動に応じて同時
に絞り調整する可変絞り25を備えたメータアウ
ト回路を同時に形成する。 またデイジタル方向流量制御弁12をストレー
ト位置となる第2の位置へ切換えた下降駆動時に
も、液圧源7からの供給流量をスプールの移動に
応じて絞り調整する可変絞り28を備えたメータ
イン回路を形成すると共にタンク8への排出流量
をスプールの移動に応じて同時に絞り調整する可
変絞り27を備えたメータアウト回路を形成す
る。 このように上昇駆動時および下降駆動時のずれ
についても、昇降駆動用液圧シリンダ1への供給
流量をメータイン回路によつて制御し、同時に昇
降用液圧シリンダ1からの排出流量をメータアウ
ト回路によつて制御できるため、メータイン回路
とメータアウト回路による同時制御で流量制御の
精度が上がり、特に小流量時の液の圧縮性の影響
を受け易い場合にも、安定した作動速度の制御が
できる。 また昇降用液圧シリンダ1に対する液圧切換え
時に、デイジタル方向流量制御弁12のパルスモ
ータ21の作動で、絞り24,25又は絞り2
7,28を零流量に絞つた状態から徐々に開くこ
とにより、切換時の液圧源7からの回路圧力が急
激に昇降用液圧シリンダ1に加わらず、切換シヨ
ツクを低減することができる。
の液圧回路にあつては、デイジタル方向流量制御
弁12をストレート位置となる第1の位置に切換
えた上昇駆動時には、液圧源7からの供給流量を
スプールの移動に応じて絞り調整する可変絞り2
4を備えたメータイン回路を形成すると共にタン
ク8への排出流量をスプールの移動に応じて同時
に絞り調整する可変絞り25を備えたメータアウ
ト回路を同時に形成する。 またデイジタル方向流量制御弁12をストレー
ト位置となる第2の位置へ切換えた下降駆動時に
も、液圧源7からの供給流量をスプールの移動に
応じて絞り調整する可変絞り28を備えたメータ
イン回路を形成すると共にタンク8への排出流量
をスプールの移動に応じて同時に絞り調整する可
変絞り27を備えたメータアウト回路を形成す
る。 このように上昇駆動時および下降駆動時のずれ
についても、昇降駆動用液圧シリンダ1への供給
流量をメータイン回路によつて制御し、同時に昇
降用液圧シリンダ1からの排出流量をメータアウ
ト回路によつて制御できるため、メータイン回路
とメータアウト回路による同時制御で流量制御の
精度が上がり、特に小流量時の液の圧縮性の影響
を受け易い場合にも、安定した作動速度の制御が
できる。 また昇降用液圧シリンダ1に対する液圧切換え
時に、デイジタル方向流量制御弁12のパルスモ
ータ21の作動で、絞り24,25又は絞り2
7,28を零流量に絞つた状態から徐々に開くこ
とにより、切換時の液圧源7からの回路圧力が急
激に昇降用液圧シリンダ1に加わらず、切換シヨ
ツクを低減することができる。
このような構成および作用をもつ本考案によれ
ば、次の効果が得られる。 まず昇降用シリンダにおいては、大きな負荷変
動があるため、シリンダ作動にシヨツクが出易い
ものである。また絵圧制御において、小流量制御
時には油の圧縮正の影響が出易く、シリンダ等の
負荷を駆動するアクチユエータの作動は不安定に
なり易いものである。 これに対し本考案によれば、両方向のコンペン
セータ弁(圧力補償弁)とデイジタル方向流量制
御弁とを組合わせ、更に両者を制御するパイロツ
トラインを設けることにより、シリンダ上昇時及
びシリンダ下降時のいずれについても同時にメー
タイン回路とメータアウト回路となる液圧回路を
完成したものである。 即ち、負荷上昇時及び負荷下降時のいずれにつ
いてもシリンダに対する高圧ライン側の流量を制
御するメータイン回路を形成すると同時にタンク
に排出する低圧ライン側の流量を制御するメータ
アウト回路を同時に形成することにより、小流量
でも圧縮性の影響を除去して安定したシリンダ制
御が得られる。 また本考案にあつては、デイジタル方向流量制
御弁を用いることにより、小流量からの制御にお
いてもシヨツクの少ない安定した性能を得ること
に成功したものであり、上昇から下降もしくはこ
の逆に切換えても、切換時に切換シヨツクが少
く、シヨツクに弱く取り扱いに注意を要する物の
昇降作業を安全に行なうことができる。 更に、切換後の昇降速度は、パルスモータのパ
ターン制御による絞り開度の制御特性によつて適
宜に決めることができ、最短時間で昇降を行なう
ことができる。 更にまた、デイジタル方向流量制御弁は、従来
個別に設けていた方向切換弁と流量制御弁の機能
を合わせ持つことから、液圧回路は少なくともデ
イジタル方向流量制御弁と双方向コンペンセータ
弁を備えるだけで良く、液圧回路の構成部品を低
減して小型軽量化、信頼性と経済性の向上を図る
ことができる。
ば、次の効果が得られる。 まず昇降用シリンダにおいては、大きな負荷変
動があるため、シリンダ作動にシヨツクが出易い
ものである。また絵圧制御において、小流量制御
時には油の圧縮正の影響が出易く、シリンダ等の
負荷を駆動するアクチユエータの作動は不安定に
なり易いものである。 これに対し本考案によれば、両方向のコンペン
セータ弁(圧力補償弁)とデイジタル方向流量制
御弁とを組合わせ、更に両者を制御するパイロツ
トラインを設けることにより、シリンダ上昇時及
びシリンダ下降時のいずれについても同時にメー
タイン回路とメータアウト回路となる液圧回路を
完成したものである。 即ち、負荷上昇時及び負荷下降時のいずれにつ
いてもシリンダに対する高圧ライン側の流量を制
御するメータイン回路を形成すると同時にタンク
に排出する低圧ライン側の流量を制御するメータ
アウト回路を同時に形成することにより、小流量
でも圧縮性の影響を除去して安定したシリンダ制
御が得られる。 また本考案にあつては、デイジタル方向流量制
御弁を用いることにより、小流量からの制御にお
いてもシヨツクの少ない安定した性能を得ること
に成功したものであり、上昇から下降もしくはこ
の逆に切換えても、切換時に切換シヨツクが少
く、シヨツクに弱く取り扱いに注意を要する物の
昇降作業を安全に行なうことができる。 更に、切換後の昇降速度は、パルスモータのパ
ターン制御による絞り開度の制御特性によつて適
宜に決めることができ、最短時間で昇降を行なう
ことができる。 更にまた、デイジタル方向流量制御弁は、従来
個別に設けていた方向切換弁と流量制御弁の機能
を合わせ持つことから、液圧回路は少なくともデ
イジタル方向流量制御弁と双方向コンペンセータ
弁を備えるだけで良く、液圧回路の構成部品を低
減して小型軽量化、信頼性と経済性の向上を図る
ことができる。
第2図は本考案の一実施例を示した油圧回路図
である。 まず構成を説明すると、1は上昇用液室1aと
下降用液室1bとを備えた昇降用液圧シリンダ、
2は昇降駆動される負荷、4は昇降用液圧シリン
ダ1の停止状態で液の逆流を阻止するパイロツト
付チエツク弁、7は液圧ポンプ等の液圧源、8は
タンクである。 液圧源7及びタンク8と昇降用液圧シリンダ1
とを接続する流路には、昇降用液圧シリンダ1側
よりパイロツト付チエツク弁4に続いて双方向流
量制御弁としての機能を有する双方向コンペンセ
ータ弁10と、デイジタル方向流量制御弁12が
設けられる。 この双方向コンペンセータ弁10は第3図に示
す構成を有する。 第3図において、13は本体、14は本体13
のスプール室に摺動自在に設けられたスプール、
15a,15bはスプール14の大径部、16
a,16bはスプール14の移動でオリフイスを
形成する半円筒状の切欠、17a,17bはスプ
ール14の両側に形成されたパイロツト室、18
a,18bはスプール14を押圧するスプリング
であり、ポートとしては、昇降用液圧シリンダ1
側が接続されるYポート、デイジタル方向流量制
御弁12を介して液圧源7またはタンク8が接続
されるXポート、更にデイジタル方向流量制御弁
12に形成された絞りの下流側の液圧(ポート圧
でも良い)をパイロツト圧力として供給するSポ
ートが設けられる。22はスプール14の大径部
15bに作用する液圧をパイロツト室17aに供
給するスプール14に形成された内部通路、23
a,23bはプラグである。 この第3図に示す構造の双方向コンペンセータ
弁10は、例えば実公昭51−35543号として知ら
れている。 この双方向コンペンセータ弁10は第2図の液
圧回路に示すように、昇降用液圧シリンダ1の上
昇用液圧室1aをパイロツト付チエツク弁4を介
してYポートに接続し、Xポートはデイジタル方
向流量制御弁12を介して液圧源7またはタンク
8に接続される。また、Sポートは後の説明で明
らかにするデイジタル方向流量制御弁12で形成
される絞りの上流または下流に接続される。 次に、デイジタル方向流量制御弁12は、スト
レート、中立、クロスの3位置切換えを行なう6
ポート方向切換弁としての機能を有し、液圧源
7、タンク8側にポンプポートP、タンクポート
T及び第1のパイロツトポートLを有し、また、
双方向コンペンセータ弁10側に下降用ポート
A、上昇用ポートB及び第2のパイロツトポート
Vを有する。 これらの6つのポートの切換えは、左側のスト
レート位置でポンプポートPと上昇用ポートB、
タンクポートTと下降用ポートA、更に第1のパ
イロツトポートLと第2のパイロツトポートVと
を接続し、ポートPとB,TとAとを結ぶ流路に
は流量制御用の可変絞り24,25が形成され
る。また、中立位置では各ポートは完全に分離さ
れ、更に右側のクロス位置にあつては、ポンプポ
ートPと下降用ポートA、タンクポートTと上昇
用ポートBを接続し、更に上昇用ポートBとタン
クポートTを結ぶ流路を第2のパイロツトポート
Vに分岐接続させる。このクロス位置においても
ポートPとA、及びポートBとTを結ぶ流路には
可変絞り27,28が形成される。 この6ポート3位置切換えを行なうデイジタル
方向流量制御弁12のスプール切換えは、パルス
モータ21のデイジタル制御で行なわれ、パルス
モータ21の作動によりストレート、中立または
クロスの各位置への切換えいを行なうと同時に、
ストレートまたはクロス位置におけるスプールの
移動により可変絞り24,25または可変絞り2
7,28の絞り開度を変える流量制御機能を有す
る。 ここで、デイジタル方向流量制御弁12と双方
向コンペンセータ弁10との相互関係を見ると、
まずソトレート位置への切換えで可変絞り24の
上昇側の液圧が双方向コンペンセータ弁10のS
ポートに供給されてパイロツト室17bに加わ
り、一方、絞り24の下流側が第3図におけるス
プール14の内部流路22を介して反対側のパイ
ロツト室17aに供給され、双方向コンペンセー
タ弁10は可変絞り24の前後差圧をパイロツト
圧として受ける。一方、クロス位置への切換えで
は、可変絞り27の下流側が第3図のXポートか
らスプール14の内部流路22を介してパイロツ
ト室17aに加わり、可変絞り27の上流側はX
ポートから反対側のパイロツト室17aに加わ
り、クロス位置にあつても双方向コンペンセータ
弁10は可変絞り27の前後差圧をパイロツト圧
として受ける。 第4図は第2図の液圧回路におけるデイジタル
方向流量制御弁12の構造説明図であり、パルス
モータ21によるスプールの3位置切換機構は、
実公昭58−32004号で知られたデイジタル回転入
力型流体圧ピストン位置制御装置を用いている。 第4図のデイジタル方向流量制御弁12におい
て、50は本体、26は6ポート3位置切換えを
行なうスプール、47はスプール26の右側にリ
ターンスプリング19aの介装をもつて当接され
たパイロツトスプール、48はリターンスプリン
グ29bの押圧によりスプール26の左側の当接
されたパイロツトスプールであり、パイロツトス
プール47、スプール26及びパイロツトスプー
ル48が一体となつてパルスモータの回転入力に
よる流体圧力でスプール位置が制御される。 このスプール位置を制御するため、パイロツト
スプール47の内部流路30に続いて右側にノズ
ル31が設けられ、ノズル31に相対してリング
状のロータリフラツパ32が設けられ、ロータリ
フラツパ32はベアリング33を介して偏心軸3
4に装着される。偏心軸34の軸芯35はパルス
モータ21の回転を伝えるギア機構の回転軸芯3
6に対し偏心量1をもつて装着され、ロータリフ
ラツパ32の偏心回転でノズル31に対する相対
位置をスプール軸方向で可変するようにしてい
る。また、パイロツトスプール47の内部流路に
対してはオリフイス37を介して液圧源よりの液
圧が供給され、オリフイス37で減圧され液圧を
ノズル31よりロータリフラツパ32に噴出させ
るようにしている。一方、パイロツトスプール4
8の左側には液圧源より液圧が直接供給される。 従つて、パルスモータ21によりロータリフラ
ツパ32が偏心回転され、ノズル31の隙間が減
少すると、内部流路30の液圧が上昇し、この液
圧上昇に応じてスプール26は右側に押される。
一方、ロータリフラツパ32の偏心回転でノズル
31との隙間が広がると、内部流路30の圧力が
低下し、スプール26は右側に移動するようにな
る。即ち、ロータリフラツパ32の偏心回転によ
るノズル31との隙間の変化に対し、パイロツト
スプール47は常に一定の隙間を保つように追従
移動し、この結果、パルスモータによる回転入力
でパイロツトスプール47,48及びスプール2
6の位置制御を行なうことができる。 次に、スプール26で形成される各ポート及び
絞り構造を説明する。まず、スプール26を摺動
自在に設けたスプール室38の周壁に形成された
環状溝により、右側からタンクポートT、上昇用
ポートB、ポンプポートP、下降用ポートA、タ
ンクポートTと内部流路39で連通されたタンク
ポートT′が形成される。一方、スプール26に
は右側より大径部40a,40b,40c,40
d,40eが順次形成され、大径部40aと40
b,40bと40c、及び40cと40dの相対
した周側面側には半円筒状の切欠41a,41
b,41c,41dを円周上の4カ所に等間隔で
形成しており、この切欠41a〜41dがスプー
ル26を移動したときの絞りを形成するようにな
る。 一方、第1のパイロツトポートL及び第2のパ
イロツトポートVの切換えは、タンクポート
T′の左側で行なわれ、第1のパイロツトポート
Lは本体25内の内部流路42よつてタンクポー
トT′の左側に位置する環状溝43に連通してお
り、また、第2のパイロツトポートVは第1のパ
イロツトポートLに連通した環状溝43の左側の
環状溝44に連通している。この環状溝43に対
してはスプール26の大径部40fが中立位置で
位置し、大径部40fの両側に大径部40e及び
大径部40gを形成している。大径部40gと4
0fの間には内部流路をもつてタンクポート
T′が連通している。 次に、第4図の弁構造における3位置切換えを
説明すると、図示のスプール26の位置で中立位
置にあり、スプール26の左側への移動でストレ
ート位置、また右側への移動でクロス位置とな
る。 即ち、スプール26が左側へ移動するストレー
ト位置への切換えでは、大径部40bの切欠41
bがポンプポートPに開いて上昇ポートBとポン
プポートPとを連通し、且つ、切欠41bとポン
プポートPとの間に可変絞り(第2図の可変絞り
24)が形成され、スプール26の移動量により
絞り開度が決まる。同時に大径部40dの切欠4
1dがタンクポートT′に開いて下降用ポートA
とタンクポートT′とが連通し、切欠41dは同
様にスプール26の移動量に応じて開度を決める
可変絞り(第2図の可変絞り25)を形成する。
更に、スプール26の左側への移動で第1のパイ
ロツトポートLが第2のパイロツトポートVに連
通する。 次に、スプール26が右側へ移動するクロス位
置への切換では、ポンプポートPが下降用ポート
Aに大径部40cの切欠41cを介して連通し、
また、上昇用ポートBがタンクポートTに大径部
40aの切欠41aを介して連通し、更に、上昇
用ポートBから切欠41aのタンクポートTへの
開口で形成された可変絞り(第2図の可変絞り2
7)を通つた液が内部流路39、タンクポート
T′及び内部流路45より第2のパイロツトポー
トVへ分岐して流れる。 次に、液圧回路の作用を説明する。 まず、デイジタル方向流量制御弁12の中立位
置にあつては、各ポートが遮断された状態にあ
り、且つ昇降用液圧シリンダ1の上昇用液室1a
の液はパイロツト付チエツク弁4により逆流が阻
止されており、停止位置を保つている。 次に、デイジタル方向流量制御弁12を第2図
の中立位置から左側のストレート位置に切換えた
とする。このストレート位置への切換えに対し、
パルスモータ21による切換量は可変絞り24,
25の流量を零と流量から所定のデイジタルパタ
ーンに従つて徐々に増加させるようにスプールを
位置制御するための回転入力を与える。このた
め、ストレート位置への切換え時において、可変
絞り24,25の絞り開度は零であることから、
液圧源7の液圧は昇降用液圧シリンダ1に供給さ
れず、ストレート位置への切換えによる切換シヨ
ツクはきわめて小さい。 続いて、ストレート位置における可変絞り2
4,25の絞り開度が徐々に開かれ、液圧源7よ
りの液はデイジタル方向流量制御弁12の可変絞
り24から双方向コンペンセータ弁10及びパイ
ロツト付チエツク弁4を介して昇降用液圧シリン
ダ1の上昇用液室1aに供給され、一方、下降用
液室1bの液はデイジタル方向流量制御弁12の
可変絞り25を介してタンク8に流れる。勿論、
可変絞り24,25の絞り開度は同じになる。こ
のような可変絞り24,25の絞り開度の増加に
応じて昇降用シリンダ1による負荷2の上昇速度
が決まる。 一方、双方向コンペンセータ弁10には可変絞
り24の前後差圧がパイロツト圧力として供給さ
れており、可変絞り24の絞り開度で決まる前後
差圧を一定に保つように作動する。 即ち、第3図の弁構造において、パイロツト室
17bにはポートSより可変絞り24の上流側の
液圧が加わり、また、パイロツト室17aには可
変絞り24の差圧分だけ低い下流側の液圧がポー
トX及び内部流路22を介して加わり、パイロツ
ト室17bの液圧が上昇する。このため、スプー
ル14の平衡が破れ、パイロツト室17bの液圧
がパイロツト室17aの液圧とスプリング18a
のスプリング力との和に等しくなるまでスプール
14は左方向に移動する。このスプール14の移
動で大径部15bの切欠16bでオリフイスが形
成され、このオリフイスによる差圧分だけXポー
トの液圧よりYポートの液圧が低くなり、可変絞
り24の差圧に応じた昇降用液圧シリンダ1に対
する供給流量を決める。 この状態で、例えば昇降用液圧シリンダ1側、
即ちポートY側の圧力が流量の減少により増加し
たとすると、スプール14は右側に移動して切欠
15bによるオリフイス開度を広げ、差圧を一定
に回復することで減少した流量を増加させる。ま
た、昇降用液圧シリンダ1に対する流量が増えて
ポートY側の圧力が低下したときには、逆に切欠
16bによるオリフイス開度を狭め、流量の増加
で増えたオリフイス差圧を減少させることで増加
した流量を一定流量に回復させる。 従つて、双方向コンペンセータ弁10は、デイ
ジタル方向流量制御弁12の可変絞り24の前後
差圧を一定に保つように作動し、可変絞り24の
前後差圧が一定に保たれることで昇降用液圧シリ
ンダ1に対し可変絞り24の絞り開度で定まる一
定流量を供給する。 次に、デイジタル方向流量制御弁12を第2図
の中立位置から右側のクロス位置に切換えた下降
駆動を説明する。 このクロス位置への切換えにおいても、パルス
モータ21による可変絞り27,28の絞り開度
は零とされており、切換え後に所定の制御パター
ンに従つて絞り開度を徐々に開くようになる。従
つて、クロス位置へ切換えても、液圧源7よりの
液圧は昇降用液圧シリンダ1に供給されず、切換
シヨツクはきわめて小さい。 このクロス位置への切換えでは、液圧源7より
の液はデイジタル方向流量制御弁12の可変絞り
28を介して昇降用液圧シリンダ1の下降用液室
1bに供給され、上昇用液室1aはパイロツト付
チエツク弁4及び双方向コンペンセータ弁10、
更にデイジタル方向流量制御弁12の可変絞り2
7を介してタンク8に接続される。 このような、下降駆動の切換え状態にあつて
は、可変絞り27の前後差圧が双方向コンペンセ
ータ弁10のパイロツト圧力として供給され、可
変絞り27の前後差圧を一定に保つように双方向
コンペンセータ弁10のスプールが移動し、可変
絞り27の絞り開度で定まる前後差圧を一定に保
つように双方向コンペンセータ弁10が作動す
る。 一方、本考案の液圧回路においては、デイジタ
ル方向流量制御弁12が方向切換弁と流量制御弁
の両方機能を兼ね備えているため、流量制御弁及
び方向切換弁を個別に設けた場合に比べ回路構成
が簡単となる。また、双方向流量制御について
も、双方向コンペンセータ弁を使用していること
から、第1図に示しようなチエツク弁を4つ用い
たブリツジ回路による双方向流量制御に比べ回路
構成を簡単にすることができ、高い経済性と信頼
性を得ている。
である。 まず構成を説明すると、1は上昇用液室1aと
下降用液室1bとを備えた昇降用液圧シリンダ、
2は昇降駆動される負荷、4は昇降用液圧シリン
ダ1の停止状態で液の逆流を阻止するパイロツト
付チエツク弁、7は液圧ポンプ等の液圧源、8は
タンクである。 液圧源7及びタンク8と昇降用液圧シリンダ1
とを接続する流路には、昇降用液圧シリンダ1側
よりパイロツト付チエツク弁4に続いて双方向流
量制御弁としての機能を有する双方向コンペンセ
ータ弁10と、デイジタル方向流量制御弁12が
設けられる。 この双方向コンペンセータ弁10は第3図に示
す構成を有する。 第3図において、13は本体、14は本体13
のスプール室に摺動自在に設けられたスプール、
15a,15bはスプール14の大径部、16
a,16bはスプール14の移動でオリフイスを
形成する半円筒状の切欠、17a,17bはスプ
ール14の両側に形成されたパイロツト室、18
a,18bはスプール14を押圧するスプリング
であり、ポートとしては、昇降用液圧シリンダ1
側が接続されるYポート、デイジタル方向流量制
御弁12を介して液圧源7またはタンク8が接続
されるXポート、更にデイジタル方向流量制御弁
12に形成された絞りの下流側の液圧(ポート圧
でも良い)をパイロツト圧力として供給するSポ
ートが設けられる。22はスプール14の大径部
15bに作用する液圧をパイロツト室17aに供
給するスプール14に形成された内部通路、23
a,23bはプラグである。 この第3図に示す構造の双方向コンペンセータ
弁10は、例えば実公昭51−35543号として知ら
れている。 この双方向コンペンセータ弁10は第2図の液
圧回路に示すように、昇降用液圧シリンダ1の上
昇用液圧室1aをパイロツト付チエツク弁4を介
してYポートに接続し、Xポートはデイジタル方
向流量制御弁12を介して液圧源7またはタンク
8に接続される。また、Sポートは後の説明で明
らかにするデイジタル方向流量制御弁12で形成
される絞りの上流または下流に接続される。 次に、デイジタル方向流量制御弁12は、スト
レート、中立、クロスの3位置切換えを行なう6
ポート方向切換弁としての機能を有し、液圧源
7、タンク8側にポンプポートP、タンクポート
T及び第1のパイロツトポートLを有し、また、
双方向コンペンセータ弁10側に下降用ポート
A、上昇用ポートB及び第2のパイロツトポート
Vを有する。 これらの6つのポートの切換えは、左側のスト
レート位置でポンプポートPと上昇用ポートB、
タンクポートTと下降用ポートA、更に第1のパ
イロツトポートLと第2のパイロツトポートVと
を接続し、ポートPとB,TとAとを結ぶ流路に
は流量制御用の可変絞り24,25が形成され
る。また、中立位置では各ポートは完全に分離さ
れ、更に右側のクロス位置にあつては、ポンプポ
ートPと下降用ポートA、タンクポートTと上昇
用ポートBを接続し、更に上昇用ポートBとタン
クポートTを結ぶ流路を第2のパイロツトポート
Vに分岐接続させる。このクロス位置においても
ポートPとA、及びポートBとTを結ぶ流路には
可変絞り27,28が形成される。 この6ポート3位置切換えを行なうデイジタル
方向流量制御弁12のスプール切換えは、パルス
モータ21のデイジタル制御で行なわれ、パルス
モータ21の作動によりストレート、中立または
クロスの各位置への切換えいを行なうと同時に、
ストレートまたはクロス位置におけるスプールの
移動により可変絞り24,25または可変絞り2
7,28の絞り開度を変える流量制御機能を有す
る。 ここで、デイジタル方向流量制御弁12と双方
向コンペンセータ弁10との相互関係を見ると、
まずソトレート位置への切換えで可変絞り24の
上昇側の液圧が双方向コンペンセータ弁10のS
ポートに供給されてパイロツト室17bに加わ
り、一方、絞り24の下流側が第3図におけるス
プール14の内部流路22を介して反対側のパイ
ロツト室17aに供給され、双方向コンペンセー
タ弁10は可変絞り24の前後差圧をパイロツト
圧として受ける。一方、クロス位置への切換えで
は、可変絞り27の下流側が第3図のXポートか
らスプール14の内部流路22を介してパイロツ
ト室17aに加わり、可変絞り27の上流側はX
ポートから反対側のパイロツト室17aに加わ
り、クロス位置にあつても双方向コンペンセータ
弁10は可変絞り27の前後差圧をパイロツト圧
として受ける。 第4図は第2図の液圧回路におけるデイジタル
方向流量制御弁12の構造説明図であり、パルス
モータ21によるスプールの3位置切換機構は、
実公昭58−32004号で知られたデイジタル回転入
力型流体圧ピストン位置制御装置を用いている。 第4図のデイジタル方向流量制御弁12におい
て、50は本体、26は6ポート3位置切換えを
行なうスプール、47はスプール26の右側にリ
ターンスプリング19aの介装をもつて当接され
たパイロツトスプール、48はリターンスプリン
グ29bの押圧によりスプール26の左側の当接
されたパイロツトスプールであり、パイロツトス
プール47、スプール26及びパイロツトスプー
ル48が一体となつてパルスモータの回転入力に
よる流体圧力でスプール位置が制御される。 このスプール位置を制御するため、パイロツト
スプール47の内部流路30に続いて右側にノズ
ル31が設けられ、ノズル31に相対してリング
状のロータリフラツパ32が設けられ、ロータリ
フラツパ32はベアリング33を介して偏心軸3
4に装着される。偏心軸34の軸芯35はパルス
モータ21の回転を伝えるギア機構の回転軸芯3
6に対し偏心量1をもつて装着され、ロータリフ
ラツパ32の偏心回転でノズル31に対する相対
位置をスプール軸方向で可変するようにしてい
る。また、パイロツトスプール47の内部流路に
対してはオリフイス37を介して液圧源よりの液
圧が供給され、オリフイス37で減圧され液圧を
ノズル31よりロータリフラツパ32に噴出させ
るようにしている。一方、パイロツトスプール4
8の左側には液圧源より液圧が直接供給される。 従つて、パルスモータ21によりロータリフラ
ツパ32が偏心回転され、ノズル31の隙間が減
少すると、内部流路30の液圧が上昇し、この液
圧上昇に応じてスプール26は右側に押される。
一方、ロータリフラツパ32の偏心回転でノズル
31との隙間が広がると、内部流路30の圧力が
低下し、スプール26は右側に移動するようにな
る。即ち、ロータリフラツパ32の偏心回転によ
るノズル31との隙間の変化に対し、パイロツト
スプール47は常に一定の隙間を保つように追従
移動し、この結果、パルスモータによる回転入力
でパイロツトスプール47,48及びスプール2
6の位置制御を行なうことができる。 次に、スプール26で形成される各ポート及び
絞り構造を説明する。まず、スプール26を摺動
自在に設けたスプール室38の周壁に形成された
環状溝により、右側からタンクポートT、上昇用
ポートB、ポンプポートP、下降用ポートA、タ
ンクポートTと内部流路39で連通されたタンク
ポートT′が形成される。一方、スプール26に
は右側より大径部40a,40b,40c,40
d,40eが順次形成され、大径部40aと40
b,40bと40c、及び40cと40dの相対
した周側面側には半円筒状の切欠41a,41
b,41c,41dを円周上の4カ所に等間隔で
形成しており、この切欠41a〜41dがスプー
ル26を移動したときの絞りを形成するようにな
る。 一方、第1のパイロツトポートL及び第2のパ
イロツトポートVの切換えは、タンクポート
T′の左側で行なわれ、第1のパイロツトポート
Lは本体25内の内部流路42よつてタンクポー
トT′の左側に位置する環状溝43に連通してお
り、また、第2のパイロツトポートVは第1のパ
イロツトポートLに連通した環状溝43の左側の
環状溝44に連通している。この環状溝43に対
してはスプール26の大径部40fが中立位置で
位置し、大径部40fの両側に大径部40e及び
大径部40gを形成している。大径部40gと4
0fの間には内部流路をもつてタンクポート
T′が連通している。 次に、第4図の弁構造における3位置切換えを
説明すると、図示のスプール26の位置で中立位
置にあり、スプール26の左側への移動でストレ
ート位置、また右側への移動でクロス位置とな
る。 即ち、スプール26が左側へ移動するストレー
ト位置への切換えでは、大径部40bの切欠41
bがポンプポートPに開いて上昇ポートBとポン
プポートPとを連通し、且つ、切欠41bとポン
プポートPとの間に可変絞り(第2図の可変絞り
24)が形成され、スプール26の移動量により
絞り開度が決まる。同時に大径部40dの切欠4
1dがタンクポートT′に開いて下降用ポートA
とタンクポートT′とが連通し、切欠41dは同
様にスプール26の移動量に応じて開度を決める
可変絞り(第2図の可変絞り25)を形成する。
更に、スプール26の左側への移動で第1のパイ
ロツトポートLが第2のパイロツトポートVに連
通する。 次に、スプール26が右側へ移動するクロス位
置への切換では、ポンプポートPが下降用ポート
Aに大径部40cの切欠41cを介して連通し、
また、上昇用ポートBがタンクポートTに大径部
40aの切欠41aを介して連通し、更に、上昇
用ポートBから切欠41aのタンクポートTへの
開口で形成された可変絞り(第2図の可変絞り2
7)を通つた液が内部流路39、タンクポート
T′及び内部流路45より第2のパイロツトポー
トVへ分岐して流れる。 次に、液圧回路の作用を説明する。 まず、デイジタル方向流量制御弁12の中立位
置にあつては、各ポートが遮断された状態にあ
り、且つ昇降用液圧シリンダ1の上昇用液室1a
の液はパイロツト付チエツク弁4により逆流が阻
止されており、停止位置を保つている。 次に、デイジタル方向流量制御弁12を第2図
の中立位置から左側のストレート位置に切換えた
とする。このストレート位置への切換えに対し、
パルスモータ21による切換量は可変絞り24,
25の流量を零と流量から所定のデイジタルパタ
ーンに従つて徐々に増加させるようにスプールを
位置制御するための回転入力を与える。このた
め、ストレート位置への切換え時において、可変
絞り24,25の絞り開度は零であることから、
液圧源7の液圧は昇降用液圧シリンダ1に供給さ
れず、ストレート位置への切換えによる切換シヨ
ツクはきわめて小さい。 続いて、ストレート位置における可変絞り2
4,25の絞り開度が徐々に開かれ、液圧源7よ
りの液はデイジタル方向流量制御弁12の可変絞
り24から双方向コンペンセータ弁10及びパイ
ロツト付チエツク弁4を介して昇降用液圧シリン
ダ1の上昇用液室1aに供給され、一方、下降用
液室1bの液はデイジタル方向流量制御弁12の
可変絞り25を介してタンク8に流れる。勿論、
可変絞り24,25の絞り開度は同じになる。こ
のような可変絞り24,25の絞り開度の増加に
応じて昇降用シリンダ1による負荷2の上昇速度
が決まる。 一方、双方向コンペンセータ弁10には可変絞
り24の前後差圧がパイロツト圧力として供給さ
れており、可変絞り24の絞り開度で決まる前後
差圧を一定に保つように作動する。 即ち、第3図の弁構造において、パイロツト室
17bにはポートSより可変絞り24の上流側の
液圧が加わり、また、パイロツト室17aには可
変絞り24の差圧分だけ低い下流側の液圧がポー
トX及び内部流路22を介して加わり、パイロツ
ト室17bの液圧が上昇する。このため、スプー
ル14の平衡が破れ、パイロツト室17bの液圧
がパイロツト室17aの液圧とスプリング18a
のスプリング力との和に等しくなるまでスプール
14は左方向に移動する。このスプール14の移
動で大径部15bの切欠16bでオリフイスが形
成され、このオリフイスによる差圧分だけXポー
トの液圧よりYポートの液圧が低くなり、可変絞
り24の差圧に応じた昇降用液圧シリンダ1に対
する供給流量を決める。 この状態で、例えば昇降用液圧シリンダ1側、
即ちポートY側の圧力が流量の減少により増加し
たとすると、スプール14は右側に移動して切欠
15bによるオリフイス開度を広げ、差圧を一定
に回復することで減少した流量を増加させる。ま
た、昇降用液圧シリンダ1に対する流量が増えて
ポートY側の圧力が低下したときには、逆に切欠
16bによるオリフイス開度を狭め、流量の増加
で増えたオリフイス差圧を減少させることで増加
した流量を一定流量に回復させる。 従つて、双方向コンペンセータ弁10は、デイ
ジタル方向流量制御弁12の可変絞り24の前後
差圧を一定に保つように作動し、可変絞り24の
前後差圧が一定に保たれることで昇降用液圧シリ
ンダ1に対し可変絞り24の絞り開度で定まる一
定流量を供給する。 次に、デイジタル方向流量制御弁12を第2図
の中立位置から右側のクロス位置に切換えた下降
駆動を説明する。 このクロス位置への切換えにおいても、パルス
モータ21による可変絞り27,28の絞り開度
は零とされており、切換え後に所定の制御パター
ンに従つて絞り開度を徐々に開くようになる。従
つて、クロス位置へ切換えても、液圧源7よりの
液圧は昇降用液圧シリンダ1に供給されず、切換
シヨツクはきわめて小さい。 このクロス位置への切換えでは、液圧源7より
の液はデイジタル方向流量制御弁12の可変絞り
28を介して昇降用液圧シリンダ1の下降用液室
1bに供給され、上昇用液室1aはパイロツト付
チエツク弁4及び双方向コンペンセータ弁10、
更にデイジタル方向流量制御弁12の可変絞り2
7を介してタンク8に接続される。 このような、下降駆動の切換え状態にあつて
は、可変絞り27の前後差圧が双方向コンペンセ
ータ弁10のパイロツト圧力として供給され、可
変絞り27の前後差圧を一定に保つように双方向
コンペンセータ弁10のスプールが移動し、可変
絞り27の絞り開度で定まる前後差圧を一定に保
つように双方向コンペンセータ弁10が作動す
る。 一方、本考案の液圧回路においては、デイジタ
ル方向流量制御弁12が方向切換弁と流量制御弁
の両方機能を兼ね備えているため、流量制御弁及
び方向切換弁を個別に設けた場合に比べ回路構成
が簡単となる。また、双方向流量制御について
も、双方向コンペンセータ弁を使用していること
から、第1図に示しようなチエツク弁を4つ用い
たブリツジ回路による双方向流量制御に比べ回路
構成を簡単にすることができ、高い経済性と信頼
性を得ている。
第1図は従来回路を示した液圧回路図、第2図
は本考案の一実施例を示した液圧回路図、第3図
は第2図の実施例で用いる双方向コンペンセータ
弁の構造説明図、第4図は第2図の実施例で用い
るデイジタル方向流量制御弁の構造説明図であ
る。 1……昇降用液圧シリンダ、1a……上昇用液
室、1b……下降用液室、4……パイロツト付チ
エツク弁、7……液圧源、8……タンク、10…
…双方向コンペンセータ弁、12……デイジタル
方向流量制御弁、13,50……本体、14,2
6……スプール、15a,15b,40a〜40
g……大径部、16a,16b,41a〜441
d……切欠、17a,17b……パイロツト室、
18a,18b……スプリング、21……パルス
モータ、24,25,27,28……可変絞り、
29a,29b……リターンスプリング、30…
…内部流路、31……ノズル、32……ロータリ
フラツパ、33……ベアリング、34……偏心
軸、37……オリフイス部材、38……スプール
室、47,48……パイロツトスプール。
は本考案の一実施例を示した液圧回路図、第3図
は第2図の実施例で用いる双方向コンペンセータ
弁の構造説明図、第4図は第2図の実施例で用い
るデイジタル方向流量制御弁の構造説明図であ
る。 1……昇降用液圧シリンダ、1a……上昇用液
室、1b……下降用液室、4……パイロツト付チ
エツク弁、7……液圧源、8……タンク、10…
…双方向コンペンセータ弁、12……デイジタル
方向流量制御弁、13,50……本体、14,2
6……スプール、15a,15b,40a〜40
g……大径部、16a,16b,41a〜441
d……切欠、17a,17b……パイロツト室、
18a,18b……スプリング、21……パルス
モータ、24,25,27,28……可変絞り、
29a,29b……リターンスプリング、30…
…内部流路、31……ノズル、32……ロータリ
フラツパ、33……ベアリング、34……偏心
軸、37……オリフイス部材、38……スプール
室、47,48……パイロツトスプール。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 負荷2を昇降駆動する昇降用液圧シリンダ1
と、液圧源7から前記昇降用液圧シリンダ1に供
給する流量及び前記昇降用液圧シリンダ1からタ
ンク8に排出する流量の各々を同時に調整して前
記昇降用液圧シリンダ7の昇降速度を速度制御す
るデイジタル方向流量制御弁12と、該デイジタ
ル方向流量制御弁12を液圧源7から前記昇降用
液圧シリンダ1に向つて流れる供給流量による前
後差圧および前記昇降用液圧シリンダ1からタン
ク8に向つて流れる排出流量による前後差圧を同
時に一定に保つように制御する双方向コンペンセ
ータ弁10とを設け、 前記デイジタル方向流量制御弁12は、液圧源
7が接続されるポンプポートP、タンク8に接続
されるタンクポートT,液圧源7に接続される第
1のパイロツトポートL、前記昇降用液圧シリン
ダ1の上昇用液室1aに接続される上昇用ポート
B、前記昇降用液圧シリンダ1の下降用液室1b
に接続される下降用ポートA、及び第2のパイロ
ツトポートVを備え、パルスモータ21によるス
プールの移動で、 前記ポンプポートPと上昇用ポートB、タン
クポートTと下降用ポートA、及びポンプポー
トPと第2のパイロツトポートVとを連通する
第1の位置と、 前記各ポートを全て分離する中立位置と、 ポンプポートPと下降用ポートA、タンクポ
ートTと上昇用ポートB、及びタンクポートT
と第2のパイロツトポートVを連通する第2の
位置とに切換え、 前記昇降用液圧シリンダ1を上昇駆動させる第
1の位置への切換えで液圧源7からの供給流量を
前記スプールの移動に応じて絞り調整する可変絞
り24を備えたメータイン回路を形成すると共に
タンク8への排出流量を前記スプールの移動に応
じて同時に絞り調整する可変絞り25を備えたメ
ータアウト回路を同時に形成し、 また前記昇降用液圧シリンダ1を下降駆動させ
る第2の位置への切換えで液圧源7からの供給流
量を前記スプールの移動に応じて絞り調整する可
変絞り28を備えたメータイン回路を形成すると
共にタンク8への排出流量を前記スプールの移動
に応じて同時に絞り調整する可変絞り27を備え
たメータアウト回路を同時に形成し、 前記双方向コンペンセータ弁10は、前記デイ
ジタル方向流量制御弁12の上昇用ポートBと前
記昇降用液圧シリンダ1の上昇用液室1aとの間
に設けられ、且つ上昇用ポートBおよび第2のパ
イロツトポートVの液圧を各々パイロツト液室に
導入し、前記デイジタル方向流量制御弁12の第
1の位置への切換えで形成された液圧源7から昇
降用液圧シリンダへの供給流路の可変絞り24で
生ずる差圧を一定に保つように制御すると共に、
前記デイジタル方向流量制御弁12の第2の位置
への切換えで形成された昇降用液圧シリンダ1か
らタンク8への排出流路の可変絞り27で生ずる
差圧を一定に保つように制御することを特徴とす
る昇降装置の液圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14346083U JPS6051301U (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 昇降装置の液圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14346083U JPS6051301U (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 昇降装置の液圧回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6051301U JPS6051301U (ja) | 1985-04-11 |
JPH0419204Y2 true JPH0419204Y2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=30320216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14346083U Granted JPS6051301U (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 昇降装置の液圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6051301U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4208755A1 (de) * | 1992-03-19 | 1993-09-23 | Schwing Gmbh F | Hydraulische schiebersteuerung fuer arbeitszylinder mit ungleichen kolbengeschwindigkeiten |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4963023A (ja) * | 1972-10-18 | 1974-06-19 | ||
JPS49104079A (ja) * | 1973-01-24 | 1974-10-02 | ||
JPS567523A (en) * | 1979-06-29 | 1981-01-26 | Tokyo Electric Co Ltd | Off delay timer |
-
1983
- 1983-09-16 JP JP14346083U patent/JPS6051301U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4963023A (ja) * | 1972-10-18 | 1974-06-19 | ||
JPS49104079A (ja) * | 1973-01-24 | 1974-10-02 | ||
JPS567523A (en) * | 1979-06-29 | 1981-01-26 | Tokyo Electric Co Ltd | Off delay timer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6051301U (ja) | 1985-04-11 |
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