JPH0522804U - ブレーキバルブ - Google Patents

ブレーキバルブ

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Publication number
JPH0522804U
JPH0522804U JP7871791U JP7871791U JPH0522804U JP H0522804 U JPH0522804 U JP H0522804U JP 7871791 U JP7871791 U JP 7871791U JP 7871791 U JP7871791 U JP 7871791U JP H0522804 U JPH0522804 U JP H0522804U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
valve
brake valve
port
brands
Prior art date
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Pending
Application number
JP7871791U
Other languages
English (en)
Inventor
忠孝 保里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Nachi Fujikoshi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nachi Fujikoshi Corp filed Critical Nachi Fujikoshi Corp
Priority to JP7871791U priority Critical patent/JPH0522804U/ja
Publication of JPH0522804U publication Critical patent/JPH0522804U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧アクチュエータへの供給流量が増加して
も、チェックバルブを大きくすることなく、供給側のバ
ルブ入口側の圧力損失を少なくして、低圧時の機械効率
を低下させることのない、ブレ−キバルブを提供。 【構成】 各2個のサブランド71、71、72、72
とスプール2をストロークエンド付近まで移動したとき
のみ1次側ポート11、12から対応する2次側ポート
21、22へチェックバルブ31、32を介さず圧油を
直通させる周溝81、82をサブランド間にもつサイド
ランド7をスプール2の両側に形成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、産業車両用油圧バルブに関し、特に油圧ショベルなどの走行モータ において、停止時に油圧アクチュエ−タに発生するブレ−キ圧力を制御するブレ −キバルブの改良に関し特に圧油供給側の圧力損失を低減させたブレ−キバルブ に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の油圧ショベルなどの走行モータにおいて、停止時に油圧アクチュエ−タ に発生するブレ−キ圧力を制御するブレ−キバルブとしては、例えば図4に示す ものがあった。かかる走行モータ用ブレーキバルブの機能として要求されること は、慣性力に打ち勝って油圧モータを止める機能としてのカウンターバランスバ ルブ機能と、自吸性を確保し圧油の供給通路を形成する機能としてのチェックバ ルブ機能とであり、ブレーキバルブはこの2つのバルブを組み合わせた弁である 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
最近、高出力化、高速化に伴い、油圧アクチュエータへの供給流量が増加して いるため、それに伴う供給側のバルブ入口側の圧力損失は、低圧時の機械効率を 低下させる大きな要因の1つとなってきた。ブレーキバルブのカウンターバラン スバルブ機能は油圧モータ出口側の圧油の流れを絞って油圧モータ出口側の圧力 が立つようにし、油圧モータにブレーキ作用を持たせるものであるから、バルブ 入口側の圧力損失を少なくすることは考えられないので、入口側の圧力損失は、 主にチェックバルブに依存する。
【0004】 そこで従来のブレーキバルブでは、バルブ入口側の圧力損失を少なくするため には、チェックバルブを大きくすればよいが、スペースが大きくなることが問題 であり、又、大きくしたチェックバルブは慣性力が大きくなって、動きが遅くな るため、チャタリング等の不具合が発生し易くなった。 本考案の課題は、油圧アクチュエータへの供給流量が増加しても、チェックバ ルブを大きくすることなく、供給側のバルブ入口側の圧力損失を少なくして、低 圧時の機械効率を低下させることのない、ブレ−キバルブを提供することにある 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、実用新案登録請求の範囲記載のブレ−キバルブを提供する ことによって上述した従来技術の課題を解決した。
【0006】
【実施例】
以下添付した図1及び図2に基づきこの考案を詳細に説明する。図1は本考案 の一実施例ブレ−キバルブの断面図、図2は図1のブレ−キバルブを使用した油 圧回路図である。本考案のブレ−キバルブ1は、ハウジング3と、ハウジング3 に設けた、2個の1次側ポート11、12、油圧アクチュエータ4と連通する2 個の2次側ポート21、22とそれぞれ連通する軸方向孔5に摺接挿入され中央 ランド6及びその両側に2個のサイドランド7を有する一本のスプール2と、各 1次側ポート11、12から対応する2次側ポート21、22への順方向流を許 容し逆流を阻止する2個のチェックバルブ31、32と、を有する。
【0007】 本考案では、サイドランド7、7は各2個のサブランド71、71、72、7 2からなり、各2個のサブランド間にスプール2をストロークエンド付近まで移 動したときのみ1次側ポート11、12から対応する2次側ポート21、22へ チェックバルブ31、32を介さず圧油を直通させる周溝81、82を形成した ものである。本考案におけるブレ−キバルブが使用される図2の油圧回路図で見 て、本考案のブレ−キバルブ1は、油圧アクチュエ−タ4入口側41、戻り側4 2、ポンプP及びタンクTとの間に配置される。
【0008】 作動においては、油圧アクチュエ−タ4に圧油が供給されないときは、スプー ル2は図2で示す中立位置にあり、油圧アクチュエ−タ4入口側41、戻り側4 2、ポンプP及びタンクTとの相互間は遮断されている。いま図示しないコント ロ−ルバルブを切換え、油圧アクチュエ−タ4入口側41に圧油を供給し、油圧 アクチュエ−タ4は図示しない負荷を駆動すると、その戻り油は、油圧アクチュ エ−タ4の戻り側42、コントロ−ルバルブを通り、タンクTへ戻る。このとき 、ブレ−キバルブ1スプール2は図2の中立位置から図1の位置に向けて移動さ れ、ポンプPからの圧油は、1次側ポート11から対応する2次側ポート21へ チェックバルブ31を通り供給され、戻り側では2次側ポート22から先ずスプ ール2の切り欠き52で絞られ、ブレーキ作用をして、1次側ポート12を通り タンクTに戻される。
【0009】 このときブレ−キバルブ1のスプール2がさらにストロークされるに従い、ポ ンプPからの圧油はチェックバルブ31を通り供給され、図3で示すように、戻 り側開口面積、流量が増大する。スプール2がさらにストロークされ図1の位置 、即ちスプール2をストロークエンド付近まで移動したとき、1次側ポート11 から対応する2次側ポート21へ、チェックバルブ31を介さず周溝81を通り 、圧油を直通させる。従って、スプール2をストロークエンド付近まで移動した とき、チェックバルブ31と、スプール2周溝81と、を通して両方から圧油が 供給されるため、圧力損失は減少される。
【0010】 このときブレ−キバルブ1のスプール2の入り側開口面積、流量は、図3で示 すように、スプール2をストロークエンド付近まで移動したときのみ発生する。 従って油圧アクチュエータ4にブレーキ作用を与える戻り側スプール2の切り欠 き52の絞り作用・形状は、従来通り任意に行えるので、ブレ−キバルブの不具 合は発生しない。なお上記において、ポンプPからの圧油を1次側ポート12か ら対応する2次側ポート22へ供給して油圧アクチュエータ4を逆転させたとき も、同様な作動をすることはいうまでもない。本考案は、図示しないが、特にス プールにチェックバルブを組み込んだブレ−キバルブにおいて、さらに効果を発 揮する。
【0011】
【考案の効果】
かかる構成により、本考案のブレーキバルブは、スプール2のサイドランド7 、7は各2個のサブランド71、71、72、72からなり、各2個のサブラン ド間にスプール2をストロークエンド付近まで移動したときのみ1次側ポート1 1、12から対応する2次側ポート21、22へチェックバルブ31、32を介 さず圧油を直通させる周溝81、82を形成したので、油圧アクチュエータへの 供給流量が増加しても、チェックバルブを大きくすることなく、供給側のバルブ 入口側の圧力損失を少なくして、低圧時の機械効率を低下させることのない、ブ レ−キバルブを提供するものとなった。本考案は、特にスプールにチェックバル ブを組み込んだブレ−キバルブにおいて、さらに効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例ブレ−キバルブの断面図。
【図2】図1のブレ−キバルブを使用した油圧回路図。
【図3】図1のブレ−キバルブを使用した油圧回路のス
プール開口面積と、スプールストロークとの関係を示す
グラフ。
【図4】従来のブレ−キバルブの断面図。
【図5】図4のブレ−キバルブを使用した油圧回路図。
【符号の説明】
1..ブレ−キバルブ 2..スプール 3..ハウジング 4..油圧アクチュエータ 5..軸方向孔 6..中央ランド 11、12..1次側ポート 21、22..2次側ポート 31、32..チェックバルブ 71、72..サブランド 81、82..周溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、ハウジングに設けた、2
    個の1次側ポート、油圧アクチュエータと連通する2個
    の2次側ポート、とそれぞれ連通する軸方向孔に摺接挿
    入され中央ランド及びその両側に2個のサイドランドを
    有する一本のスプールと、各1次側ポートから対応する
    2次側ポートへの順方向流を許容し逆流を阻止する2個
    のチェックバルブと、を有するブレーキバルブにおい
    て、前記サイドランドは各2個のサブランドからなり、
    各2個のサブランド間に前記スプールをストロークエン
    ド付近まで移動したときのみ前記1次側ポートから対応
    する前記2次側ポートへ前記チェックバルブを介さず圧
    油を直通させる周溝を形成したことを特徴とするブレー
    キバルブ。
JP7871791U 1991-09-04 1991-09-04 ブレーキバルブ Pending JPH0522804U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7871791U JPH0522804U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 ブレーキバルブ

Applications Claiming Priority (1)

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JP7871791U JPH0522804U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 ブレーキバルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0522804U true JPH0522804U (ja) 1993-03-26

Family

ID=13669631

Family Applications (1)

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JP7871791U Pending JPH0522804U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 ブレーキバルブ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006017263A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Nabtesco Corp キャビテーション防止油圧回路
JP2007032788A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 走行式作業機械の流体圧制御装置及び走行式作業機械の流体圧制御方法
KR101499273B1 (ko) * 2010-07-02 2015-03-05 현대중공업 주식회사 건설기계용 선회모터 밸브 케이싱 주 유로구조

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