JPS5821921Y2 - 遠隔操作装置 - Google Patents

遠隔操作装置

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JPS5821921Y2
JPS5821921Y2 JP1980112916U JP11291680U JPS5821921Y2 JP S5821921 Y2 JPS5821921 Y2 JP S5821921Y2 JP 1980112916 U JP1980112916 U JP 1980112916U JP 11291680 U JP11291680 U JP 11291680U JP S5821921 Y2 JPS5821921 Y2 JP S5821921Y2
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JP
Japan
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pressure
valve
pilot
remote control
hydraulic
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JP1980112916U
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English (en)
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JPS5737103U (ja
Inventor
雄治 佐藤
Original Assignee
株式会社ボッシュオートモーティブ システム
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、液圧アクチュエータを制御する方向切換弁の
遠隔操作装置に関する。
方向切換弁を遠隔操作する従来の装置は、例えば、実開
昭50−52391のように、主アクチユエータへの油
路に分岐路を設け、分岐路に減圧弁を配し、遠隔操作部
が必要とする圧力より若干高い油圧を分岐路に発生させ
、分岐路内の圧力をリリーフ弁にて遠隔操作部が必要と
する圧力に調整し、この圧力が分岐路内に設けた電磁弁
を介してパイロットシリンダ内に導かれ、電磁弁にてパ
イロットシリンダ内への圧油の導入方向を制御すること
で、パイロットピストンが変位し、この変位により主ア
クチユエータへの油路に設けた主切換弁の位置を制御す
る方法をとっていた。
しかし、以上の構成では、遠隔操作装置の作動時も停止
時も、分岐回路内に圧が立ってしまいエネルギーロスが
大きかった。
本考案は上記問題を解決することを目的とするものであ
り、遠隔操作装置の操作時にのみ液圧ラインにパイロッ
ト圧を確保するように構成したものである。
以上の目的のため、本考案は液圧アクチュエータを制御
する方向切換弁の駆動手段としてパイロットシリンダを
設け、液圧ラインから分岐させたパイロット圧ラインと
前記パイロットシリンダとを遠隔操作部に接続されたバ
イロフトバルブを介して連通させると共に、前記液圧ラ
インの中立循環路に、該液圧ラインに設けたリリーフ弁
より低い圧力で開弁する背圧弁を設け、背圧弁の開弁圧
力を遠隔操作装置の操作により変更可能とした。
以上のように構成し、背圧弁の開弁圧力を遠隔操作時に
はパイロット圧を確保し、それ以外のときには大気圧に
近づけるように変更する。
このようにすることで、遠隔操作装置の操作時にのみ液
圧ラインにパイロット圧が確保できるようになり、手動
操作時等遠隔操作を中断しているときには液圧ライン中
立循環路に圧が立たずエネルギーロスが防止できる。
次に本考案の実施例を図に従い説明する。
第1図において、図示しない液圧ポンプと液圧アクチュ
エータとを結ぶ液圧ラインPには前記液圧アクチュエー
タを制御するための方向切換弁1を設ける。
この方向切換弁1はスプリング2,2により常時中立位
置への復帰力を受け、3はスツールを手動操作するため
の手動レバー、4は液圧ラインPの最高圧力を規制する
リリーフ弁である。
前記液圧ラインPから分岐させたパイロット圧ラインP
pには、常閉の電磁弁5及び減圧弁6とを設けて電磁弁
5が開いた時にのみパイロット圧を取り出すようにして
いる。
そして、前記方向切換弁1に室1,8を持つパイロット
シリンダ9の差動ピストン10を結合する。
第1のパイロットパルプ110入ロポートと第1の室1
とを絞り12を介してパイロット圧ラインPpに接続し
、第1のパイロットパルプ11の出口ポート及び第2の
パイロットパルプ130入ロポートをそれぞれ絞り14
,15を介して第2室8に接続し、第2のパイロットパ
ルプ13の出口ポートをリターンラインRに接続する。
遠隔操作部16には操作レバー11及び操作レバー11
の操作に応じて変位するポテンショメータ18を設け、
このポテンショメータ18の出力を制御回路19を介し
て第1 、第2のパイロットパルプ11.13に供給ス
る。
尚、前記パイロット圧ラインPpに設けた電磁弁5は、
遠隔操作部16に設けた電源スイツチ(図示省略)をO
Nt、ている間開弁作動するようにしても、操作レバー
11を操作している時にのみ開弁作動されるようにして
も良い。
20は差動ピストン10の位置を検出して制御回路19
にフィードバック信号を出力する位置センサであり、前
記液圧ラインPの中立循環通路Nに背圧弁(電磁パイロ
ットリリーフ弁)22を設ける。
この背圧弁22には、パイロットパルプ11.13に供
給される制御信号がダイオード23を介して供給される
ように構成してあり、制御信号が供給されたときに開弁
圧がパイロット圧ラインPpの減圧弁1の閉弁圧より僅
かに高くなり、供給が中断されたとき開弁圧がほぼ大気
圧になるよう構成しである。
以上のように構成しであるため、図示しない液圧ポンプ
が運転されても、方向切換弁1のスプール2が中立位置
に保持されて液圧アクチュエータを停止させている時は
、液圧ラインP、中立循環通路Nの圧力は背圧弁22の
開弁圧である大気圧に保持される。
この状態において、遠隔操作部16の電源スイツチをO
NL、、操作レバー1Tを操作すると、制御回路19か
らパイロットパルプ11゜13への信号がダイオード2
3を介して背圧弁22にも入力し、背圧弁22の開弁圧
力をパイロット圧にまで上昇させる。
このようにしてパイロット圧にまで上昇した液圧ライン
Pの圧力は減圧弁6で調整され、パイロットパルプ11
.13を介してパイロットシリンダ9の各室io、1i
に供給される。
このとき、例えば操作レバー11の操作により第1のパ
イロットパルプ11をONさせると、該パルプ11でパ
イロット圧がブロツクされるので差動ピストン10の左
側に形成された第1の室7にパイロット圧が供給され、
該ピストン10が図中右側に移動する。
又、第2のパイロットパルプ13をONすると1両室1
,8にパイロット圧が導かれるが、ピストン10の受圧
面積差による押圧力の差で差動ピストン10が図中左側
に移動する。
そして、両パイロントバルブ11゜13がともにONさ
れると、両パルプ間、つまり、第2の室8が閉じ込めら
れるので差動ピストン10はその位置を保持し、又、両
パルプ11,13がともにOFFされると、両室7,8
が開放されるので差動ピストン10はスプリング2,2
の押し戻し作用を受けて中立位置(中央部)へと押し戻
される。
即ち、遠隔操作部16からの指令信号に応じて各パイロ
ットパルプ11.13が開閉制御されてパイロットシリ
ンダ9の差動ピストン10を介して方向切換弁1の位置
を制御するのであるが、操作レバー1Tを中立位置に戻
すと液圧ラインPの中立循環圧が大気圧にまで低下し、
エネルギーロスが減少する。
以上のように、本考案装置においては遠隔操作用パイロ
ット圧が遠隔操作を行うときのみ立つようになるため、
エネルギーロスを防止出来る。
尚この実施例ではパイロットパルプの操作に連動させ背
圧弁を作動させたものであるが、構成を簡略化するには
、遠隔操作部16に設けた電源スィッチ(図示省略)を
ONtている時にのみ背圧弁22の開弁圧をパイロット
圧程度に上昇保持させても良い。
第2図は、第1図に示された背圧弁22の具体例を示す
断面図であって、ケーシング22a内にピストンパルプ
22bを摺動自在に嵌挿する。
そして、ピストンパルプ22bを閉弁保持させるスプリ
ング22eを収容したパイロット圧室22dとピストン
パルプ22bの上流とをピストンパルプ22bに設けた
オリフィス22eを介して連通させると共に、前記パイ
ロット圧室22dとピストンパルプ22bの下流とをス
プリング22fで閉弁保持されたパイロットパルプ22
gを介して連通させて平衡ピストン型リリーフ弁を構成
する。
又、この平衡ピストン型リリーフ弁の開弁圧をコントロ
ールする手段として、前記パイロットバルブ22gをバ
イパスする通路22hを設けると共に、この通路22h
に常開の電磁開閉弁22iを設けて常時はパイロット圧
室22dをピストンバルブ22bの下流(リターンライ
ンR)に開放させている。
従って、電磁開閉弁22iが開弁じている時はパイロッ
ト圧室22dの圧力が極めて低く設定されるのでピスト
ンバルブ22bの開弁圧が低くなる。
又、電磁開閉弁22iが閉弁されると、パイロット圧室
22dの圧力がパイロットバルブ22gの開弁圧まで上
昇するので、これにともなってピストンバルブ22bの
開弁圧が上昇する。
即ち、遠隔操作時以外は電磁開閉弁22iを開弁保持さ
せれば、ピストンバルブ22bの開弁圧が低くなって中
立循環圧が極めて低くなるためにエネルギーロスが小さ
くなり、遠隔操作時に電磁開閉弁22iを閉弁させれば
、ピストンバルブ22bの開弁圧が高くなってパイロッ
ト圧を確保できるのである。
尚、電磁開閉弁22iの閉弁時におけるピストンバルブ
22bの開弁圧が前記リリーフ弁5の開弁圧より低く設
定されていることは詳述するまでもない。
第3図は背圧弁を構成する電磁リリーフ弁の他の具体例
を示したものであって、この実施例ではパイロット圧室
22dとピストンバルブ22bの下流とを接続するパイ
ロットバルブ22gとこのバルブ22gを閉弁付勢させ
るスプリング22fとの間にソレノイド22jで付勢さ
れるブテンジャ22kを設けることにより、ソレノイド
22jが励磁されると、プランジャ22kがパイロット
バルブ22gを閉弁付勢させるようにしているがスプリ
ング22fとプランジャ22にとを逆に配設してスプリ
ング22fのセント圧を高くするようにしても良い。
以上説明したように本考案によれば、液圧ラインの中立
循環通路に、開弁圧の変更可能な背圧弁を設けることに
より、遠隔操作装置の使用時にのみ液圧ラインの圧力を
パイロット圧を取り出すに必要な最小値に切換えるよう
にしたものであるから、液圧ラインのエネルギーロスを
小さくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の他の実施例による遠隔操作装置の液圧
回路図、第2図は背圧弁の一具体例を示す断面図、第3
図は背圧弁の他の具体例を示す断面図である。 1・・・・・・方向切換弁、5・・・・・・すIJ−フ
弁、9・・・・・・ハイロットシリンダ、12,13・
・・・・・パイロットバルブ、1γ・・・・・遠隔操作
部、22・・・・・・背圧弁、P・・・・・・液圧ライ
ン、Pp・・・・・・バイロフト圧ラインN・・・・・
・中立循環通路、R・・・・・・リターンライン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液圧アクチュエータを制御する方向切換弁の駆動手段と
    してパイロットシリンダを設け、液圧ラインから分岐さ
    せたパイロット圧ラインと前記パイロットシリンダとを
    遠隔操作部に接続されたバイロフトバルブを介して連通
    させると共に、前記液圧ラインの中立循環路に、該液圧
    ラインに設けたリリーフ弁より低い圧力で開弁する背圧
    弁を設け、背圧弁の開弁圧力を遠隔操作装置の操作によ
    り変更可能としたことを特徴とする遠隔操作装置。
JP1980112916U 1980-08-09 1980-08-09 遠隔操作装置 Expired JPS5821921Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980112916U JPS5821921Y2 (ja) 1980-08-09 1980-08-09 遠隔操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980112916U JPS5821921Y2 (ja) 1980-08-09 1980-08-09 遠隔操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5737103U JPS5737103U (ja) 1982-02-26
JPS5821921Y2 true JPS5821921Y2 (ja) 1983-05-10

Family

ID=29473951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980112916U Expired JPS5821921Y2 (ja) 1980-08-09 1980-08-09 遠隔操作装置

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5052391U (ja) * 1973-09-12 1975-05-20

Also Published As

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JPS5737103U (ja) 1982-02-26

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