JPH0247820Y2 - - Google Patents

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JPH0247820Y2
JPH0247820Y2 JP17325486U JP17325486U JPH0247820Y2 JP H0247820 Y2 JPH0247820 Y2 JP H0247820Y2 JP 17325486 U JP17325486 U JP 17325486U JP 17325486 U JP17325486 U JP 17325486U JP H0247820 Y2 JPH0247820 Y2 JP H0247820Y2
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fluid
orifice
passage
valve
opening
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JP17325486U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電磁作動流体制御弁に関し、特に航空
機等のように軽量化を要求される装置へ適用する
のに適した電磁作動流体制御弁に関する。
〔従来の技術〕
従来の加圧流体作動回路を示す第1図、第2図
において、一般に、アクチユエータ1のピストン
8を等速移動させる最も簡単な方法として次のよ
うな方法が採用されている。
第1図に示すように、復動形のアクチユエー
タ1の両シリンダ室を、それぞれオリフイスと
逆止弁4を具備した流量制御弁2を介して、電
磁四方切替弁3の2つの出口ポートに連結し、
流量制御弁2の開度によりアクチユエータ1の
ピストン8の移動速度を制御する。
第2図に示すように、単動形アクチユエータ
1のスプリング5を内蔵していないシリンダ室
を電磁三方切替弁3の出口ポートに連結してお
り、三方切替弁3の2つの入口ポートはそれぞ
れオリフイスを具備した流量制御弁2を介して
油圧ポンプおよび油圧タンクに連結し、流量制
御弁2の開度によりアクチユエータ1へ流入す
る流体の流量を調節して、ピストン8の移動速
度を制御する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の方法では、電磁装置と切
替弁と流量制御弁とを組合せるために構造が複雑
となり、製造コストが高くなり、重量も重くなる
という問題がある。
特に、近年航空機では、安全性とともに低コス
ト、軽量化が重視され、すなわち、使用頻度の低
い部品においては、安全性が保証される限り、機
能、効率等の性能よりもコストが低く軽量である
ことが優先される傾向にある。
〔考案の目的〕
本考案は上述した点り鑑み、電磁開閉弁の開閉
に一体にオリフイスを設けたのみの簡単な構造と
して、低コストで軽量であり、アクチユエータの
ピストンを等速で移動させることができる電磁作
動流体制御弁を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案においては、流体の流入出および閉止を
制御する電磁作動制御弁において、流体供給口と
流体排出口間に流体の通路を開閉する電磁弁が設
けられ、該流体通路開閉電磁弁と、前記流体排出
口との間に外部作動機器への流体の流入出通路が
開口しており、前記流体通路開閉電磁弁と流入出
通路の開口部との間に第1オリフイスが設けら
れ、流入出通路の開口部と流体排出口との間には
第2オリフイスが設けられており、該第1オリフ
イスおよび第2オリフイスの流体の通過量が2:
1となるように構成されている電磁作動流体制御
弁により上述した目的を達成する。
〔実施例〕
以下、図示した実施例を参照して本考案を詳細
に説明する。第3図において、本考案の電磁作動
制御弁6により作動を制御するアクチユエータ1
は単動形であり、ピストン8は前進時は油圧によ
りスプリング5を圧縮しつつ進行し、後退はスプ
リング5のばね力により行われる。
制御弁6には、流体供給口14と流体排出口1
8との間に流体の通路を開閉する電磁弁7が設け
られている。
すなわち、第4図に示すように、電磁弁7のバ
ルブ凹部7aにアーマチユア10が摺動可能に嵌
合されており、アーマチユア10は常時はスプリ
ング13によりバルブシート面15に付勢されて
いるとともに、コイル11に通電時はその電磁吸
着面10aはコイル11により吸着される。この
ようにして、アーマチユア10は軸線方向に移動
され流体の通路を開閉する。
バルブシート面15と流体排出口18との間
に、アクチユエータ1への流体の流入出通路19
が開口している。
更に、制御弁6の内部には2つのオリフイス1
6,17が一体に設けられている。すなわち、バ
ルブシート面15と流入出通路19の開口部との
間に第1オリフイス16としてのオリフイスaが
設けられ、流入出通路19の開口部と流体排出口
18との間には第2オリフイス17としてのオリ
フイスbが設けられている。
オリフイスbを通過する流体の流量がアクチユ
エータ1のピストン8を所定の速度で移動させる
ために必要な流量と等しくなるように、オリフイ
スbの絞りの大きさを設定している。一方、オリ
フイスaの絞りの大きさは、そこを通過する流体
の流量がオリフイスbの2倍となるように設定し
ている。すなわち、オリフイスaおよびオリフイ
スbの流体の通過量が2:1に構成されている。
上記のようにオリフイス通過流量を設定する方
法としては、オリフイスの直径比率の設定によつ
ても良いし、オリフイスの長さの比率の設定によ
つても良いし、両者を組合せてもよい。
〔作用〕
以上の構成とした本考案においては、アクチユ
エータ1のピストン8を前進させる場合には、コ
イル11に通電し、アーマチユア10を吸引し、
アーマチユア10をバルブシート面15から離
す。流体供給口14から流入した圧力流体がオリ
フイスaを通り流体流入出通路19の開口部に至
り、流量の2分の1は17のオリフイスbを通り
流体排出口からタンクへリターンし、残りの流量
(2分の1)は流体流入出通路19を通りアクチ
ユエータ1に入り、スプリング5に抗してスプリ
ング5を押圧しつつピストン8をほぼ一定速度で
前進させる。なお、理論上はスプリング5が圧縮
されるにつれて荷重が増加するのでピストン8の
作動速度は低下することになるが、実際問題とし
て、ばね定数を低く設定しておけば、通常問題を
なることはない。
次にコイル11への通電を断つと、スプリング
13の作用によりアーマチユア10はバルブシー
ト面15に着座し、流体供給口14からの流体の
供給を止める。流体の流入が止まることにより、
ピストン8はスプリング5に押されて後退し、ア
クチユエータ1内の流体は流体流入出通路19か
ら17のオリフイスbを通り排出される。従つ
て、ピストン8は一定速度を保ちながら後退す
る。
前述のように、オリフイスaおよびオリフイス
bの流体の通過量が2:1となるように構成とし
ている。すなわち、オリフイスbを通過する流体
の流量がアクチユエータ1のピストン8を所定の
速度で移動させるために必要な流量と等しくなる
ように、オリフイスbの絞りの大きさを設定し、
一方、オリフイスaの絞りの大きさは、そこを通
過する流体の流量がオリフイスbの2倍となるよ
うに設定している。従つて、アクチユエータ1の
ピストン8を前進、後退の何れも同一速度で作動
させることができる。
〔考案の効果〕 本考案により、電磁開閉弁にオリフイスを設け
たのみの簡単な構造として、低コストで軽量であ
り、しかも電磁開閉弁の本体に一体にオリフイス
構成することにより小さいスペースでよい。従つ
て、本考案により、アクチユエータのピストンを
等速で移動させることができる電磁作動流体制御
弁が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来装置の回路図、第3
図は本考案の回路図、第4図は本考案の実施例の
断面図である。 1……アクチユエータ、5……スプリング、6
……電磁作動制御弁、7……電磁開閉弁、8……
ピストン、10……アーマチユア、10a……電
磁吸着面、11……コイル、13……スプリン
グ、14……流体供給口、15……バルブシート
面、16……オリフイスa、17……オリフイス
b、18……流体排出口、19……流体の流入出
通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体の流入出および閉止を制御する電磁作動制
    御弁において、流体供給口と流体排出口間に流体
    の通路を開閉する電磁弁が設けられ、該流体通路
    開閉電磁弁と前記流体排出口との間に外部作動機
    器への流体の流入出通路が開口しており、前記流
    体通路開閉電磁弁と流入出通路の開口部との間に
    第1オリフイスが設けられ、流入出通路の開口部
    と流体排出口との間には第2オリフイスが設けら
    れており、該第1オリフイスおよび第2オリフイ
    スの流体の通過量が2:1となるように構成され
    ていることを特徴とする電磁作動流体制御弁。
JP17325486U 1986-11-11 1986-11-11 Expired JPH0247820Y2 (ja)

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JP17325486U JPH0247820Y2 (ja) 1986-11-11 1986-11-11

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JP17325486U JPH0247820Y2 (ja) 1986-11-11 1986-11-11

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JPS6378773U JPS6378773U (ja) 1988-05-25
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JP17325486U Expired JPH0247820Y2 (ja) 1986-11-11 1986-11-11

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JP2003106303A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Teijin Seiki Co Ltd アクチュエーションシステム
JP6484042B2 (ja) * 2015-01-23 2019-03-13 Kyb株式会社 ソレノイドバルブ

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JPS6378773U (ja) 1988-05-25

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