JPS6123736Y2 - - Google Patents

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JPS6123736Y2
JPS6123736Y2 JP19388981U JP19388981U JPS6123736Y2 JP S6123736 Y2 JPS6123736 Y2 JP S6123736Y2 JP 19388981 U JP19388981 U JP 19388981U JP 19388981 U JP19388981 U JP 19388981U JP S6123736 Y2 JPS6123736 Y2 JP S6123736Y2
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JP
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valve
output port
port
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solenoid
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JP19388981U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、流体流路を切換える電磁弁に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来の電磁弁として、第1の3方切換弁の出力
口をパイロツト圧として第2の3方切換弁の弁体
を駆動し、これによつて全体的には4方切換弁と
して機能するように構成したものは公知である。
上記公知の電磁弁は、第4図に示すように、ソ
レノイド1で駆動される可動鉄心6上の弁体1
7,22が第1出力口12を入力口11とパイロ
ツト排気口20とに交互に通断させる第1の3方
切換弁と、この第1の3方切換弁の出力圧をピス
トン室31においてピストン36に作用するパイ
ロツト圧として、第2の3方切換弁の弁体30を
駆動させて、ピストン室31にパイロツト圧が供
給されたときに第2の出力口13を排気口14に
連通させて入力口11と第2の出力口13の連通
を遮断し、ピストン室31のパイロツト圧が排出
されたときに入力口11と第2の出力口13とを
連通させて第2の出力口13と排気口14の連通
を遮断するように構成されている。
而して、上記電磁弁は、ソレノイド1を励磁状
態から消磁して図示の状態にすることにより、弁
体17が第1の入力路15に設けた弁座16を閉
鎖すると共に、弁体22が出力口12をパイロツ
ト排気口20に連通させた場合、第2の3方切換
弁の弁体30の切換速度は、パイロツト圧即ち第
1の3方切換弁における出力圧の降下速度に応じ
たものになる。
しかるに、ソレノイド1の通電を断つて消磁し
たときには、第1の3方切換弁の出力口12から
送出されていた流体が第1の3方切換弁に還流す
るため、パイロツト圧の降下速度即ち第2の3方
切換弁の切換速度が遅延し、しかもその切換速度
は還流する流体量によつて一定せず、そのため電
磁弁の実用性が大きな制約を受けるという難点が
あつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、第1の3方切換弁の第1の出力口か
らの還流流体を第2の3方切換弁を通して排出さ
せることにより、上述した第2の3方切換弁にお
ける流体流路の切換えを一定の速度で且つ迅速に
行うことのできる電磁弁を提供することを、解決
すべき問題点とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上述した公知の電磁弁において、第
1の出力口とピストン室、並びに第1の出力口と
第2の3方切換弁の排気口とを連通させる通路
に、それぞれ弁座を設けると共に、ピストン室の
流体圧及び第1の出力口の流体圧によりそれらの
弁座を交互に開閉する弁体を設け、それによつて
上記問題点を解決したものである。
〔作 用〕
ソレノイドが励磁されると、第1の3方切換弁
の弁体が駆動して入力口を第1の出力口に連通さ
せると共に、入力口とパイロツト排気口の連通を
遮断するので、第1の出力口から圧力流体が流出
すると共に、第2の3方切換弁のピストン室にも
該圧力流体が供給されることにより第2の3方切
換弁の弁体を駆動して、第2の出力口を排気口に
連通させると共に、入力口と第2の出力口の連通
を遮断する。
この場合、第2の出力口に設けた弁体は、第1
の出力口とパイロツト排気口及びピストン室に連
通する弁座を開放すると共に、該出力口と排気口
とを連通させる弁座を閉鎖するので、第2の出力
口からの圧力流体の流出に支障がなく、またこの
圧力流体が上記通路を通つて第2の3方切換弁の
排気口にリークすることはない。
ソレノイドを消磁すると、第1の3方切換弁の
弁体が入力口と第1の出力口の連通を遮断すると
共に、第1の出力口をパイロツト排気口に連通さ
せる位置に切換わることによつて、ピストン室の
パイロツト圧が降下して第2の3方切換弁の弁体
が入力口を第2出力口に連通させると共に、第2
の出力口と排気口の連通を遮断する位置に切換わ
り、第2の出力口から圧力流体が流出する。ま
た、第1の出力口に設けた弁体が該出力口をパイ
ロツト排気口及びピストン室に連通させる弁座を
閉鎖すると共に、排気口に連通する通路の弁座を
開放するので、出力口からの還流流体は第2の3
方切換弁の排気口から排出される。
したがつて、ピストン室におけるパイロツト圧
は第2の出力口からの還流流体の影響を受けるこ
となく速やかに降下するので、第2の3方切換弁
は一定の速度でかつ迅速に切換わる。この場合、
第2の3方切換弁の弁体は、第2の出力口と排気
口との連通を遮断しているので、第1の3方切換
弁の還流流体の排出が妨げられることはない。
〔考案の効果〕
本考案は、ソレノイド駆動の弁体によつて流路
が切換えられる第1の3方切換弁の出力圧を、第
2の3方切換弁のパイロツト圧として、そのピス
トン室に導入することにより、第2の3方切換弁
の弁体を駆動するようにした電磁弁において、第
1の出力口とピストン室、並びに第1の出力口と
第2の3方切換弁の排気口とを連通させる通路
に、それぞれ弁座を設けると共に、ピストン室の
流体圧及び第1の出力口の流体圧によりそれらの
弁座を交互に開閉する弁体を設け、第1の3方切
換弁の出力口からの排出流体圧を第2の3方切換
弁の排気口に流出させて、該排出流体圧がピスト
ン室に作用して第2の3方切換弁の動作を遅延さ
せるのを防止したので、第2の3方切換弁におけ
る流体流路の切換えを、第1の出力口から還流す
る流体量に拘らず、常に一定の速度でかつ迅速に
行うことができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明すると、第1図及び第2図において、1はソ
レノイド、2は弁部で、ソレノイド1の励磁及び
消磁により弁座2における流体流路を切換えられ
るように構成している。
上記ソレノイド1は、励磁用コイル3を捲回し
たボビン4を備え、その中心の孔4aに固定鉄心
5を嵌入固定すると共に、復帰ばね7で付勢され
た可動鉄心6を摺動可能に挿嵌したものである。
一方、上記弁部2における弁本体10は、流体
の入力口11、第1及び第2の出力口12,1
3、及び排気口14を備えている。而して、第1
の3方切換弁は、上記入力口11からの第1の入
力路15に設けた弁座16に対して接離する弁体
17をもつた前記可動鉄心6を弁室18内に設
け、この弁室18と第1の出力口12とをチエツ
ク弁19を介して連通させると共に、該弁室18
を固定鉄心5内の通路を経てパイロツト排気口2
0に連通させ、固定鉄心5内の流路の内端に設け
た弁座21に接離する弁体22を上記可動鉄心6
に設けることによつて構成したものである。この
第1の3方切換弁は、第1の出力口12に出力圧
が得られるものであるが、該出力圧をパイロツト
圧として第2の3方切換弁の弁体30を駆動する
ものであり、そのため上記弁室18を第2の3方
切換弁におけるピストン室31に連通させてい
る。
上記第2の3方切換弁は、入力口11からの第
2の入力路32が連通する弁室33内に、該入力
路32から第2の出力口13に到る流路に設けた
弁座34、及び該出力口13から排気口14に到
る流路に設けた弁座35に接離して、その一方を
開放すると共に他方を閉鎖する弁体30を備え、
この弁体30に、ピストン室31内において前記
第1の3方切換弁の出力圧により駆動されるピス
トン36に連結し、さらに復帰ばね37を作用さ
せている。
また、前記弁室18から第1の出力口12に至
る流路に設けたチエツク弁19は、出力口12と
弁室18、並びに出力口12と排気口14とを連
通させる通路の弁座40,42を交互に開閉する
弁体41を備え、弁室18からの圧力流体を上記
出力口12を流通させるときにはその流体圧で弁
座42を閉鎖し、出力口12側からの圧力流体を
排気口14に流出させるときにはその流体圧で弁
座40を閉鎖するように構成されている。
次に、上記構成を有する電磁弁の動作について
説明する。
ソレノイド1の消磁状態においては、第1図に
示すように、入力口11に通じる第1の入力路1
5が閉鎖され、第1の出力口12における圧力流
体はチエツク弁19において弁室18側への流れ
を阻止されるため、排気口14に排出され、また
入力口11から第2の入力路32に流れる流体
は、弁室33から第2の出力口13に導かれる。
即ち、ソレノイド1の消磁状態においては、可動
鉄心6が復帰ばね7の付勢力により固定鉄心5か
ら離間して、弁体17が弁座16を閉鎖すると共
に、弁体22がパイロツト排気口20に至る弁座
21を開放している。そのため、弁室18内の流
体がパイロツト排気口20から外部に流出して降
圧し、これに伴つてチエツク弁19における弁体
41が弁座40を閉鎖するため、第1の出力口1
2から還流する流体は排気口14から外部に排出
される。また、上記弁室18の降圧に伴い、ピス
トン室31の圧力も低下するため、ピストン36
及び弁体30が復帰ばね37の付勢力及び上記ピ
ストン36の下面に作用する流体圧力により第1
図の上動位置に保持され、弁体30が弁座34を
開放すると共に弁座35を閉鎖するため、第2の
入力路32から流入する流体が第2の出力口13
を通じて送出される。この場合に、第1の出力口
12から還流する流体によつてピストン室31の
降圧に時間的な遅れが生じるようなことはなく、
従つてソレノイド1の消磁に伴う流体流路の切換
えが、一定の速度でしかも極めて迅速に行われる
ことになる。
今、ソレノイド1を励磁すると、第2図に示す
ような状態に切換えられる。即ち、ソレノイド1
の励磁によつて、可動鉄心6が固定鉄心5に吸着
され、弁体17が弁座16を開放すると共に弁体
22が弁座21を閉鎖するため、入力口11から
の流体が弁室18に流入し、さらにチエツク弁1
9を開いて第1の出力口12に供給される。ま
た、弁室18内の流体圧がピストン室31に導入
されるため、ピストン36により弁体30が復帰
ばね37に抗して切換えられ、弁座34を閉鎖す
ると同時に弁座35が開放される。従つて、第2
の出力口13の流体が弁室33及び弁座35を通
じて排気口14から排出される。
この後、ソレノイド1を消磁すれば、第1図の
状態に復帰する。
第3図は、本考案の異種実施例を示し、チエツ
ク弁19の構造が前記実施例と相違している。即
ち、弁本体50に形成したチエツク弁の弁室51
を流入側の弁座52により第1の3方切換弁にお
ける弁室18に連通させると共に、第1の出力口
53と連通させ、また弁本体50の外部から弁座
体54を密嵌状態に螺挿し、弁室51を該弁座体
54における流出側便座55を介して排気口14
に連通させ、該弁室51内における弁座52,5
5間に弁体56を配設している。なお、その他の
構成は前記実施例と実質的に同一であり、従つて
同等の部分に同一の符号を付して説明を省略す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図はそ
の異なる切換状態の断面図、第3図は本考案の異
種実施例の断面図、第4図は従来公知の電磁弁の
断面図である。 1……ソレノイド、11……入力口、12,1
3,53……出力口、14……排気口、17,2
2,30……弁体、19……チエツク弁、20…
…パイロツト排気口、31……ピストン室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ソレノイド駆動の弁体によつて、第1の出力口
    と入力口及びパイロツト排気口とを交互に通断さ
    せる第1の3方切換弁と、上記第1の3方切換弁
    の出力圧をピストン室におけるパイロツト圧とす
    るパイロツト駆動の弁体によつて第2の出力口と
    入力口及び排気口とを交互に通断させる第2の3
    方切換弁よりなり、 上記ソレノイド駆動の弁体が入力口を第1の出
    力口に連通させたときに、パイロツト駆動の弁体
    が第2の出力口を排気口に連通させ、ソレノイド
    駆動の弁体が第1の出力口をパイロツト排気口に
    連通させたときに、パイロツト駆動の弁体が入力
    口を第2の出力口に連通させ、これによつて4方
    切換弁として機能する電磁弁において、 上記第1の出力口とピストン室、並びに第1の
    出力口と第2の3方切換弁の排気口とを連通させ
    る通路に、それぞれ弁座を設けると共に、ピスト
    ン室の流体圧及び第1の出力口の流体圧によりそ
    れらの弁座を交互に開閉する弁体を設けたことを
    特徴とする電磁弁。
JP19388981U 1981-12-29 1981-12-29 電磁弁 Granted JPS58101059U (ja)

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JP19388981U JPS58101059U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 電磁弁

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JPS58101059U JPS58101059U (ja) 1983-07-09
JPS6123736Y2 true JPS6123736Y2 (ja) 1986-07-16

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ID=30107225

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