JPH0245574Y2 - - Google Patents

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JPH0245574Y2
JPH0245574Y2 JP13350183U JP13350183U JPH0245574Y2 JP H0245574 Y2 JPH0245574 Y2 JP H0245574Y2 JP 13350183 U JP13350183 U JP 13350183U JP 13350183 U JP13350183 U JP 13350183U JP H0245574 Y2 JPH0245574 Y2 JP H0245574Y2
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actuator
way switching
switching valve
solenoid
piston
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JP13350183U
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Priority to US06/645,073 priority patent/US4561628A/en
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Priority to GB8422096A priority patent/GB2146143B/en
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は、ソレノイドによつて駆動される三
方切換弁を備え、該三方切換弁を介して供給され
る油圧によりアクチユエータのピストンを駆動す
る電磁油圧アクチユエータに関する。
従来技術 近年、油圧制御による機械装置の省エネルギー
化が強く要望されているが、中でも油圧システム
に最も多く使用されている電磁弁の消費電力を大
幅に減少させることが望まれている。
そのため、パイロツト駆動式の各種電磁弁等が
開発されている。
第1図は、方向切換弁等の主弁をパイロツト駆
動するためなどに用いる従来の電磁油圧アクチユ
エータの一例を示す。
この電磁油圧アクチユエータは、三方切換弁構
成部1とこれを介して供給される油圧によつて作
動するアクチユエータ2のピストン20及び復帰
スプリング21等を内蔵するパイロツトボデイ3
と、三方切換弁1を切換駆動するためのソレノイ
ド構成部4とからなり、油圧記号で示せば第2図
のように表わせる。
そして、ソレノイド構成部4は、ハウジング4
0内でボビン41に巻かれたソレノイドコイル4
2と、円筒状のコアチユーブ43に固設した固定
鉄心44と、コアチユーブ43内に若干摺動し得
るように内装された磁性体の可動片45とを備え
ており、可動片45に固設したプツシユピン46
を固定鉄心44に摺動自在に貫通させている。
このソレノイド構成部4のソレノイドコイル4
2に通電した時、固定鉄心44と可動片45が励
磁されて吸引し合い、可動片45がプツシユピン
46を伴つて右行することにより、パイロツトボ
デイ3内の三方切換弁構成部1のスプール10を
右行させ、Pポートからのパイロツト油圧をCポ
ート及び油路3aを通してアクチユエータ2に作
用させ、ピストン20を右行させて主弁5を駆動
する。
しかしながら、このような従来の電磁油圧アク
チユエータでは、三方切換弁構成部1とアクチユ
エータ2とをパイロツトボデイ3に内蔵させて小
型化を計つてはいるが、それでもソレノイド構成
部4と別体にパイロツトボデイ3を設けているた
め小型化に限度があつた。
また、三方切換弁構成部1の出力油圧を油路3
aを通してアクチユエータ2に作用させるため、
レスポンスが遅くなり、制御の高速化を計る上で
も問題があつた。
目 的 この考案は、上記の点に鑑みてなされたもので
あり、超小型化を計ることができ、レスポンスが
速い電磁油圧アクチユエータを提供することを目
的とする。
構 成 そのため、この考案による電磁油圧アクチユエ
ータは、ソレノイド構成部の固定鉄心内に、可動
片によつて駆動される弁体と各ポートの油路を形
成する固定部とからなる三方切換弁構成部及びア
クチユエータのピストンを収納して設け、三方切
換弁構成部の出力油圧を直接ピストンに作用させ
るようにしたものである。
実施例 以下、第3図及び第4図を参照してこの考案の
実施例を説明する。
第3図及び第4図はこの考案のそれぞれ異なる
実施例を示すもので、いずれも油圧記号で示せ
ば、第2図に示した従来例と同じになる。
第3図及び第4図において第1図と対応する部
分には同一符号を付してあり、その部分の説明は
省略する。
両実施例とも、レノイド構成部4の固定鉄心4
4内に三方切換弁構成部1及びアクチユエータ2
のピストン20及び復帰スプリング21を収納し
ている。
そして、両者は三方切換弁構成部1が若干相違
するだけで殆んど共通しているので、主として第
3図の実施例について説明する。
ソレノイド構成部4の固定鉄心44内には大径
中空部44a及びそれに続く小径中空部44bが
設けられ、そこに三方切換弁構成部1及びアクチ
ユエータ2が収納されている。
三方切換弁構成部1は、弁体であるポペツトス
プール11と固定部12からなり、固定部12は
大径中空部44aに嵌入している。
この固定部12は、ポペツトスプール11を摺
動可能に嵌入させるスリーブ12aとシート部1
2bの2部材より構成され、スリーブ12aには
パイロツト油が供給されるPポートの油路が、シ
ート部12bにはタンクに接続されるTポート及
びアクチユエータ2に直結されるCポートの油路
が夫々形成されていて、Pポート及びTポートは
夫々固定鉄心44に形成した油路44c,44d
に接続している。
ポペツトスプール11はスプリング13によつ
て左行習性を与えられ、図で左端部は固定鉄心4
4の小径中空部44bを通つて可動片45に嵌着
し、スプリング13より強いプツシユスプリング
14によつて右方への付勢力を与えられている。
また、このポペツトスプール11には、その移
動に伴なつて左右の油室内の油が移動し得るよう
にするための油路11aを貫通形成してあり、可
動片45の外周にも油が流通する溝45aを設け
て、その移動時の抵抗を小さくしている。
また、固定部12に隣接して、アクチユエータ
2のピストン20が固定鉄心44の大径中空部4
4a内に摺動可能に嵌入し、ストツプリング22
との間に係着した復帰スプリング21により固定
部12に密着する方向に付勢されている。ただ
し、負荷側にピストン20を復帰させるスプリン
グが設けられている場合には、この復帰スプリン
グ21は不要になる。
なお、47はコアチユーブ43の小径部43に
嵌入するマニユアルプツシピン、48,49はシ
ール用のOリングである。さらに、61はフラン
ジ板、62はボルトで、これらによつてこの電磁
油圧アクチユエータを主弁5の本体50に固定す
る。
次に、この実施例の動作を説明する。
ソレノイドコイル42に通電されていない時
は、スプリング13の力でポペツトスプール11
が左行して第3図に示す状態になつているので、
そのポペツト部はスリーブ12a側を閉止し、シ
ート部12b側を開放しているので、Cポートと
Tポートが通じている。
ソレノイドコイル42が通電励磁されると、固
定鉄心44と可動片45が互いに吸引し合うので
可動片45が右行し、ポペツトスプール11を押
してスプリング13に抗して右方へ摺動させる。
したがつて、ポペツトスプール11のポペツト
部は、シート部12b側を閉止してスリーブ12
a側を開放するので、CポートとPポートが通ず
るように切換わる。
この時、Pポートより流入するパイロツト油は
Cポートから直接アクチユエータ2流入し、その
油圧によりピストン20を復帰スプリング21に
抗して図で右行させる。
このピストン20の操作力によつて主弁5内の
弁体を駆動し、主回路の流路切換え等を行なう。
その後、ソレノイドコイル42の通電を遮断す
ると、可動片45と固定鉄心44との間の吸引力
が消滅するため、ポペツトスプール11はスプリ
ング13の復帰力によつて左行し、可動片45を
固定鉄心44から離れるように押戻す。
そして、ポペツトスプール11はスリーブ12
a側を閉止しシート部12b側を開放してCポー
トとTポートを連通する。
それにより、アクチユエータ2内の油はCポー
トからTポートを通してタンクへ流れるため、ピ
ストン20は復帰スプリング21の付勢力によつ
て左行し、再び第3図に示す状態に戻る。
なお、スリーブ12a、シート部12b、及び
ポペツトスプール11は非磁性体を用い、油中に
含まれる異物,鉄粉等の付着による悪影響を防い
でいる。
また、プツシユスプリング14は、ソレノイド
コイル42に交流を通電して用いる場合がある
が、寸法上可動片45が固定鉄心44に完全に吸
着されない場合、交流周波数に応じた吸引力の変
動により、ポペツトスプール11、可動片45等
が振動するのを防止するためと、ソレノイド付勢
時のシート力をソレノイドの吸引力と無関係に必
要最少限にするために設けてある。
したがつて、ソレノイドコイル42に直流を通
電して用いる場合には、プツシユスプリング14
を介さずに可動片45にポペツトスプールを直接
固定してよい。
第4図の実施例は、三方切換弁構成部1の弁体
としてポペツトスプール11に代えて、普通のス
プール11′を使用した点が相違し、それに伴つ
て固定部12′が第3図のスリーブ12aとシー
ト部12bを一体とした構造になる点と、プツシ
ユスプリング14が不要になつた点が第3図の実
施例と異なるだけであるから、第4図において第
3図と同一部分は同一符号で、若干異なる部分に
は同一符号にダツシユを付して示し、それらの説
明は省略する。
第3図のようにポペツト式の弁体を用いると、
応答が極めて速くなり、リークも少なくなる利点
があるが、第4図のようにスプール式の弁体を用
いた方が構造が簡単になり安定性もあるので、用
途に応じて選択すればよく、その場合、ソレノイ
ドを直流で使用するタイプであれば、スプール及
びスリーブのみを、また交流で使用するタイプで
あれば、スプール,スリーブ,及び可動片(プツ
シユスプリング14付)等を交換することによ
り、ポペツト式スプール式の変更が可能である。
なお、第3図のスリーブ12aとそれと同じ内
径のシート部12bの組合わせは、いずれの場合
にも使用できる。
効 果 以上の説明によつて明らかなように、この考案
による電磁油圧アクチユエータは、従来のソレノ
イド構成部に三方切換弁の弁体を押すため設けら
れていたプツシユピンを排し、そのスペースに三
方切換弁構成部及びアクチユエータを収納したた
め、第1図に示した従来例におけるパイロツトボ
デイが不要になり、全体を大幅に小型化し得ると
共に、三方切換弁構成部の出力油圧を直接アクチ
ユエータのピストンに作用させるので、レスポン
スも速くなる。
なお、この電磁油圧アクチユエータは、大きな
操作力を得ることができるから、各種開閉操作等
の簡易アクチユエータとして使用できるほか、通
常の直動電磁弁では対応できない大きな操作力を
必要とするストツプバルブやリリーフ弁のON,
OFF駆動用、あるいは液圧(油圧)方向切換弁
等のパイロツト駆動用としても使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の電磁油圧アクチユエータを示
す縦断面図、第2図は、同じくその油圧記号図、
第3図及び第4図は、それぞれこの考案の異なる
実施例を示す電磁油圧アクチユエータの縦断面図
である。 1……三方切換弁構成部、2……アクチユエー
タ、4……ソレノイド構成部、5……主弁、11
……ポペツトスプール(弁体)、11′……スプー
ル(弁体)、12,12′……固定部、20……ピ
ストン、21……復帰スプリング、44……固定
鉄心、45……可動片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ソレノイドによつて駆動される三方切換弁を備
    え、該三方切換弁を介して供給される油圧により
    アクチユエータのピストンを駆動する電磁油圧ア
    クチユエータにおいて、ソレノイドコイルを外装
    したコアチユーブに固定鉄心を固設すると共に磁
    性体の可動片を若干摺動し得るように内装したソ
    レノイド構成部の前記固定鉄心内に、前記可動片
    によつて駆動される弁体と各ポートの油路を形成
    する固定部とからなる三方切換弁構成部及び前記
    アクチユエータのピストンを収納して設け、前記
    三方切換弁構成部の出力油圧を直接前記ピストン
    に作用させるようにしたことを特徴とする電磁油
    圧アクチユエータ。
JP13350183U 1983-08-31 1983-08-31 電磁油圧アクチユエ−タ Granted JPS6041604U (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13350183U JPS6041604U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 電磁油圧アクチユエ−タ
US06/645,073 US4561628A (en) 1983-08-31 1984-08-28 Electromagnetically operated hydraulic actuator
DE19843431853 DE3431853A1 (de) 1983-08-31 1984-08-30 Elektromagnetisch betaetigbares hydraulikstellglied
GB8422096A GB2146143B (en) 1983-08-31 1984-08-31 Electromagnetically operated hydraulic actuator

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JP13350183U JPS6041604U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 電磁油圧アクチユエ−タ

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JPS6041604U JPS6041604U (ja) 1985-03-23
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JP5415880B2 (ja) * 2009-09-15 2014-02-12 都之麿 飯田 積層部材の連結構造

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JPS6041604U (ja) 1985-03-23

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