JPS5940614Y2 - 超小型電磁弁 - Google Patents

超小型電磁弁

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Publication number
JPS5940614Y2
JPS5940614Y2 JP8371081U JP8371081U JPS5940614Y2 JP S5940614 Y2 JPS5940614 Y2 JP S5940614Y2 JP 8371081 U JP8371081 U JP 8371081U JP 8371081 U JP8371081 U JP 8371081U JP S5940614 Y2 JPS5940614 Y2 JP S5940614Y2
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JP
Japan
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solenoid
valve
movable piece
port
component
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Expired
Application number
JP8371081U
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English (en)
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JPS57196866U (ja
Inventor
吉昭 松島
永光 出沢
孝 高松
眞康 出崎
和生 新妻
昇次 座間
Original Assignee
株式会社トキメック
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、省エネルギー形の油圧回路あるいは電子制
御の油圧回路に適した超小型電磁弁に関する。
近年、油圧制御による機械装置の省エネルギー化が強く
要望されているが、中でも油圧システムに最も多く使用
されている電磁弁の消費電力を大幅に減少させると共に
、弁を所要のシーケンス動作させるのに、超小型のリレ
ーで直接的に駆動させたり、さらにはICなどの無接点
素子を用いて電子的にシーケンス制御を行なうプログラ
マブルコントローラの出力で直接弁を駆動できるように
することが望まれている。
そのため、低消費電力の超小型電磁弁を作ることが急務
となっているが、従来の電磁弁は例えば第1図に示す3
方向電磁弁のように、弁構成部1と端板2とソレノイド
構成部3とから戊っているため小型化に限度があった。
すなわち、第1図に示す電磁弁のソレノイド構成部は、
ボビン31に巻かれたソレノイドコイル32と、円筒状
のコアチューブ33内に固定された固定鉄心34及び若
干摺動し得るように内装された磁性体の可動片35とを
備えており、一端を可動片35に固着したブツシュピン
36を固定鉄心34に摺動自在に貫通させている。
そして、ソレノイドコイル32に通電された時、固定鉄
心34及び可動片35が励磁されて吸引し合い、可動片
35がブツシュピン36を伴って右行し、弁構成部1の
スプール11をスプリング12の力にして右行させ、C
ポートとTポートの連通状態がら、CポートとPポート
の連通状態に切換えるようになっている。
この3方向電磁弁を油圧記号で示すと第2図のようにな
る。
このように、従来は弁構成部1及び端板2が比較的大き
いため、充分小型化することができず、また、ソレノイ
ド構成部3はブツシュピン36を介して比較的大きなス
ピール11を駆動するため、駆動効率が悪く、充分な省
電力化及びレスポンスの高速化を計ることが困難であっ
た。
この考案は、」−記のような問題を解決し、超小型でレ
スポンスも速い低消費電力の電磁弁を安価に提供するこ
とを目的とする。
そのため、この考案による超小型電磁弁は、ソレノイド
コイルを外装したコアチューブ内に、固定鉄心を固設す
ると共に磁性体の可動片を若干摺動し得るように内装し
たソレノイド構成部の固定鉄心内に、上記可動片によっ
て駆動される弁体部と複数のポートを形成する固定部と
からなる弁構成部を収納させて設けて三方切換機能を持
たせ、その固定鉄心に各ポーI・の油路を形成すること
により上記の目的を達成するものである。
以下、第3図及び第4図を参照してこの考案の実施例を
説明する。
第3図及び第4図はこの考案のそれぞれ異なる実施例を
示すもので、いずれも油圧記号で示せば第2図に示すよ
うな3方向電磁弁である。
両図において第1図のソレノイド構成部と対応する部分
には同一符号を付してあり、その部分の説明は省略する
両実施例とも、ソレノイド構成部3の固定鉄心34内に
弁構成部1が収納され、Pポート、Tポート、及びCポ
ートの配管接続口を備えたサブプレート4を一体として
いる。
そして、両者は弁構成部1が若干相違するだけで殆んど
共通しているので、主として第3図の実施例について説
明する。
ソレノイド構成部3の固定鉄心34内に大径中空部34
a及びそれに続く小径中空部34bが設けられ大径中空
部34aにスリーブ12及びシート部13を嵌入し、ス
リーブ12にはポペットスプール14を若干摺動し得る
ように嵌入して弁構成部1としてのポペット弁を横取し
ている。
このポペットスプール14はスプリング15によって左
行習性を与えられ、左端部は固定鉄心34の小径中空部
34bを通って可動片35に嵌着し、スプリング15よ
り強いブツシュスプリング16によって右方への付勢力
を与えられている。
また、このポペットスプール14には、その移動に伴な
って左右の油室内の油が移動し得るようにするための油
路14aを貫通形成してあり、可動片35の外周にも油
が流通する溝35aを設けて、その移動時の抵抗を小さ
くしている。
また、スリーブ12にはPポートが、シート部13には
Tポート及びCポートが設けられ、固定鉄心34には、
この弁構成部1のPポート及びTポートをそれぞれサブ
プレート4のPポート及びTポートへ接続するための油
路34c、34dを形成しである。
なお・、固定鉄心34の大径中空部34aはCポートの
油路の役目をなす。
このように、弁構成部1を固定鉄心34内に収納して設
けたソレノイド構成部3をサブプレート4に連結する。
すなわち、サブプレート4に設けた凹部4aに、コアチ
ューブ33の嵌合部33aに0リング50を装着して嵌
合し、フランジ板51をボルト52でサブプレート4に
固定することにより、サブプレート4とコアチューブ3
3とを固定する。
その際、シート部13とサブプレート4との間にスプリ
ング16より強いスプリング54を介装する。
そして、ソレノイドコイル32をモールドしたコイルハ
ウジング37をコアチューブ33に嵌入すれば、図示の
組立完了状態になる。
なお、36はコアチューブ33の小径端部に嵌合するマ
ニュアルブツシュピン、55.56はシール用のOリン
グである。
次に、この実施例の動作を説明する。
ソレノイドコイル32に通電されていない時は、スプリ
ング15の力でポペットスプール14が左行して第3図
に示す状態になっているので、そのポペット部はスリー
ブ12側を閉止し、シート部13(則を開放しているの
で、CポートとTポートが通じている。
ソレノイドコイル32が通電励磁されると、固定鉄心3
4及び可動片35が互いに吸引し合うので可動片35が
右行し、ポペットスプール14を押してスプリング15
に抗して右方へ摺動させる。
したがって、ポペットスプール14のポペット部は、シ
ート部1y則を閉止してスリーブ12側を開放するので
、CポートとPポートが通ずるように切換わる。
なお、スリーブ12、シート部13、及びポペットスプ
ール14は非磁性体を用い、油中に含まれる異物、鉄粉
等の付着による悪影響を防いでいる。
また、ブツシュスプリング16は、ソレノイドコイル3
2に交流を通電して用いる場合であるが、寸法上可動片
35が固定鉄心34に完全に吸着されない場合交流周波
数に応じた吸引力の変動により、ポペットスプール14
、可動片35等が振動するのを防止するためと、ソレノ
イド付勢時のシート力をソレノイドの吸引力と無関係に
必要最小限にするために設けである。
第4図の実施例は、弁構成部1の弁体としてポペットス
プール14に代えて、普通のスプール14′を使用した
点が相違し、それに伴ってスリーブ12′が第3図のシ
ート部13を一体とした構造になる点と、ブツシュスプ
リング16が不要になった点が第3図の実施例と異なる
だけであるから、第4図において第3図と同一部分は同
一符号で、若干異なる部分には同一符号にダッシュを付
して示し、それらの説明は省略する。
第3図のようにポペット式の弁にすると、応答が極めて
速くなり、リークも少なくなる利点があるが、第4図の
ようにスプール式の弁にした方が構造が簡単になり安定
性もあるので、用途に応じて選択して用いればよく、そ
の場合、ソレノイドを直流で使用するタイプであれば、
スプール及びスリーブのみを、また交流で使用するタイ
プであれば、スプール、スリーブ、及び可動片(スプリ
ング16付)等を交換することにより、ポペット式とス
プール式の変更が可能である。
なお、第3図のスリーブ12とそれと同じ内径のシート
部22の組合わせは、いずれの場合にも使用できる。
以上の説明によって明らかなように、この考案による超
小型電磁弁は、従来のソレノイドにおいて、スプールを
押すために設けられていたブツシュピンを排し、そのス
ペースに弁構成部を全て収納したため、全体を大幅に小
型化し得ると共に、レスポンスも速くなる。
本構造は、従来の構成(第2図)に比べてソレノイド構
成部がパイロット構成部に比して大きく、したがってソ
レノイドコイルの巻回数を多くすることができるので、
消費電力を小さくする目的には有利であり、超小型リレ
ーやプログラマブル・コントローラの出力で直接駆動す
ることも可能になる。
しかも、汎用性、量産性があり、安価に供給できるので
、省電力油圧回路に好適である。
なお、実施例ではサブプレーI・を使用したが、固定鉄
心に形成した各ポートの油路に直接配管するか、あるい
は固定鉄心を直接マニホールドブロック等に取付けるよ
うにしてサブプレー1・を省略してもよく、そのように
すれば一層小型化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁弁の例を示す縦断面図、第2図は同
じくその油圧記号図、第3図及び第4図は、それぞれこ
の考案の異なる実施例を示す超小型電磁弁の縦断面図で
ある。 1・・・・・・弁構成部、2・・・・・・端板、3・・
・・・・ソレノイド構成部、4・・・・・・サブプレー
ト、12.12’・・・・・・スリーブ、13・・・・
・・シート部、14・・・・・・ポペットスプール、1
4″・・・・・・スプール、32・・・・・・ソレノイ
ドコイル、33・・・・・・コアチューブ、34・・・
・・・固定鉄心、35・・・・・・可動片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ソレノイドコイルを外装したコアチューブ内に、固定鉄
    心を固設すると共に磁性体の可動片を若干摺動し得るよ
    うに内装したソレノイド構成部の前記固定鉄心内に、前
    記可動片によって駆動される弁体部と複数のポートを形
    成する固定部とからなる弁構成部を収納させて設けて三
    方切換機能を持たせ、該固定鉄心に前記各ポートの油路
    を形成してなる超小型電磁弁。
JP8371081U 1981-06-09 1981-06-09 超小型電磁弁 Expired JPS5940614Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8371081U JPS5940614Y2 (ja) 1981-06-09 1981-06-09 超小型電磁弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8371081U JPS5940614Y2 (ja) 1981-06-09 1981-06-09 超小型電磁弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57196866U JPS57196866U (ja) 1982-12-14
JPS5940614Y2 true JPS5940614Y2 (ja) 1984-11-19

Family

ID=29879112

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8371081U Expired JPS5940614Y2 (ja) 1981-06-09 1981-06-09 超小型電磁弁

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JPS57196866U (ja) 1982-12-14

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