JPS6344628Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6344628Y2 JPS6344628Y2 JP18012283U JP18012283U JPS6344628Y2 JP S6344628 Y2 JPS6344628 Y2 JP S6344628Y2 JP 18012283 U JP18012283 U JP 18012283U JP 18012283 U JP18012283 U JP 18012283U JP S6344628 Y2 JPS6344628 Y2 JP S6344628Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pilot
- spool
- port
- main
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 7
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
油圧、水溶性作動油等の液圧制御弁において、
小さな消費電力の電磁装置を用いて、主弁に作用
するパイロツト液圧を切換制御して、主弁を切換
えるパイロツト式電磁弁に関する。
小さな消費電力の電磁装置を用いて、主弁に作用
するパイロツト液圧を切換制御して、主弁を切換
えるパイロツト式電磁弁に関する。
(背景技術)
従来、この種の弁として、例えば特開昭56−
35880号公報に示すように、主弁本体の嵌合孔内
へ端部に流体室を形成して流路の切換えをする主
スプールを摺動自在に嵌合し、流体室を主弁本体
の高圧流体を供給する流入路と低圧部へ接続する
排出路とに切換連通するパイロツトスプールを具
えるパイロツト弁本体を主弁本体に取付けて形成
しているものがある。この制御弁において、パイ
ロツト弁本体は主弁本体に組込まれているため、
作動流体中におけるゴミやコンタミによるパイロ
ツト弁のロツク現象が生じた場合や、主弁の交換
の必要が生じた場合などにおいて、分解がやり難
い構造である。また、パイロツトスプールの一端
にスプリングを装着するためにパイロツト弁本体
に底壁が形成されている。パイロツトスプールの
摺動を小さな消費電力のソレノイドで円滑に作動
させようとしたとき、パイロツト弁本体のパイロ
ツトスプール摺動穴の加工精度が影響することは
言うまでもない。しかし、このパイロツト弁本体
の底壁はパイロツトスプールの摺動穴の加工時に
おいて精密加工や仕上加工がやり難いものであ
り、加工精度的及び製造コスト的に負担となるも
のである。また別の例として、例えば実公昭57−
196865号公報では、パイロツト油圧により主弁を
切換えるパイロツト電磁弁において、ソレノイド
コイルの固定鉄心内にパイロツト油圧切換のパイ
ロツト弁を構成するもので、先の例と同様にパイ
ロツト弁の分解が容易ではなく、また、固定鉄心
はソレノイドコイルの磁路になつている部分であ
り、鉄粉などの磁化されるゴミやコンタミがパイ
ロツト弁の摺動部に吸着されてロツク現象の原因
となるものである。また、同様にパイロツト弁本
体の一端に底部を形成しているため、同様な加工
上の問題を含んでいるものである。
35880号公報に示すように、主弁本体の嵌合孔内
へ端部に流体室を形成して流路の切換えをする主
スプールを摺動自在に嵌合し、流体室を主弁本体
の高圧流体を供給する流入路と低圧部へ接続する
排出路とに切換連通するパイロツトスプールを具
えるパイロツト弁本体を主弁本体に取付けて形成
しているものがある。この制御弁において、パイ
ロツト弁本体は主弁本体に組込まれているため、
作動流体中におけるゴミやコンタミによるパイロ
ツト弁のロツク現象が生じた場合や、主弁の交換
の必要が生じた場合などにおいて、分解がやり難
い構造である。また、パイロツトスプールの一端
にスプリングを装着するためにパイロツト弁本体
に底壁が形成されている。パイロツトスプールの
摺動を小さな消費電力のソレノイドで円滑に作動
させようとしたとき、パイロツト弁本体のパイロ
ツトスプール摺動穴の加工精度が影響することは
言うまでもない。しかし、このパイロツト弁本体
の底壁はパイロツトスプールの摺動穴の加工時に
おいて精密加工や仕上加工がやり難いものであ
り、加工精度的及び製造コスト的に負担となるも
のである。また別の例として、例えば実公昭57−
196865号公報では、パイロツト油圧により主弁を
切換えるパイロツト電磁弁において、ソレノイド
コイルの固定鉄心内にパイロツト油圧切換のパイ
ロツト弁を構成するもので、先の例と同様にパイ
ロツト弁の分解が容易ではなく、また、固定鉄心
はソレノイドコイルの磁路になつている部分であ
り、鉄粉などの磁化されるゴミやコンタミがパイ
ロツト弁の摺動部に吸着されてロツク現象の原因
となるものである。また、同様にパイロツト弁本
体の一端に底部を形成しているため、同様な加工
上の問題を含んでいるものである。
(考案の目的)
本考案は、上記欠点を解消するもので、直動形
の電磁弁の本体スプールを利用して1部の追加工
又は変更によつて、パイロツト作動形の分解組立
を容易にするとともにパイロツト部品挿入穴をス
トレート穴とすることによつて穴加工を容易にす
るとともに、低価格な低消費電力のソレノイドで
パイロツト作動する電磁切換弁を提供することを
目的とする。
の電磁弁の本体スプールを利用して1部の追加工
又は変更によつて、パイロツト作動形の分解組立
を容易にするとともにパイロツト部品挿入穴をス
トレート穴とすることによつて穴加工を容易にす
るとともに、低価格な低消費電力のソレノイドで
パイロツト作動する電磁切換弁を提供することを
目的とする。
このため本考案は、パイロツトスプールとパイ
ロツトスプールが切替える3個のパイロツトポー
トおよび各パイロツトポートと供給ポート、液圧
室、タンクポートとそれぞれ対応して連通させる
3個のパイロツト通路を有するパイロツトハウジ
ングと、主スプールの一端およびボデイと協働し
て主スプールを駆動する前記液圧室を形成するよ
うにボデイに固定支持されたプレートと、前記プ
レートまたはボデイを貫通して液圧室と連通する
前記パイロツト通路の延長部と、プレートとパイ
ロツトスプールとの間に相互を離隔する方向に張
設されたパイロツトスプリグと、を含むことを特
徴とするパイロツト式電磁弁としたものである。
かかる構成によると、パイロツト部は液圧室を形
成するプレートと、パイロツトポートを切替える
ようストレート穴に挿入されたパイロツトスプー
ルを有するパイロツトハウジングとに分割される
ので、全般に加工容易かつ組立容易で安価にで
き、しかも作動部分が少いので故障が起りにく
く、かつ作動が確実で消費電力も少くなつた。
ロツトスプールが切替える3個のパイロツトポー
トおよび各パイロツトポートと供給ポート、液圧
室、タンクポートとそれぞれ対応して連通させる
3個のパイロツト通路を有するパイロツトハウジ
ングと、主スプールの一端およびボデイと協働し
て主スプールを駆動する前記液圧室を形成するよ
うにボデイに固定支持されたプレートと、前記プ
レートまたはボデイを貫通して液圧室と連通する
前記パイロツト通路の延長部と、プレートとパイ
ロツトスプールとの間に相互を離隔する方向に張
設されたパイロツトスプリグと、を含むことを特
徴とするパイロツト式電磁弁としたものである。
かかる構成によると、パイロツト部は液圧室を形
成するプレートと、パイロツトポートを切替える
ようストレート穴に挿入されたパイロツトスプー
ルを有するパイロツトハウジングとに分割される
ので、全般に加工容易かつ組立容易で安価にで
き、しかも作動部分が少いので故障が起りにく
く、かつ作動が確実で消費電力も少くなつた。
(実施例の説明)
以下本考案の各実施例を第1図及び第2図に基
づき説明するが、いづれも左右ほぼ対称であるの
で、左側について説明する。供給作動流体をアク
チユエータポートへ接続したり、アクチユエータ
ポートの流体を戻り低圧ラインに接続したりする
主スプール及び主弁ボデイ1と主スプール2の初
期位置を決めるためのスプリング3とリテーナ4
を有する主弁部、電流によつて電磁力を発生して
ストローク変位量を発生するソレノイド部40、
ソレノイド部のストローク変位量によつて作動す
るスライドスプール形又はポペツト形のパイロツ
トスプール21とパイロツトスプールの変位量に
よつてパイロツト流体の流れを換える様に配した
スリープ22、および同スリツブを主弁部に取付
けるためのパイロツトハウジング23及びパイロ
ツト流体の漏れを防止する為のシール24,25
等を有するパイロツト部より構成される。
づき説明するが、いづれも左右ほぼ対称であるの
で、左側について説明する。供給作動流体をアク
チユエータポートへ接続したり、アクチユエータ
ポートの流体を戻り低圧ラインに接続したりする
主スプール及び主弁ボデイ1と主スプール2の初
期位置を決めるためのスプリング3とリテーナ4
を有する主弁部、電流によつて電磁力を発生して
ストローク変位量を発生するソレノイド部40、
ソレノイド部のストローク変位量によつて作動す
るスライドスプール形又はポペツト形のパイロツ
トスプール21とパイロツトスプールの変位量に
よつてパイロツト流体の流れを換える様に配した
スリープ22、および同スリツブを主弁部に取付
けるためのパイロツトハウジング23及びパイロ
ツト流体の漏れを防止する為のシール24,25
等を有するパイロツト部より構成される。
ソレノイド部40およびパイロツト部は、主弁
部の両側に構成したスプリングセンタ形とするこ
とも、片側に装着してその反対側には蓋を装着す
るというスプリングオフセツト形として構成して
使用することも可能であることは言うまでもな
い。
部の両側に構成したスプリングセンタ形とするこ
とも、片側に装着してその反対側には蓋を装着す
るというスプリングオフセツト形として構成して
使用することも可能であることは言うまでもな
い。
主弁部のボデイ1は作動流体の供給ポート11
及びアクチユエータに作動流体を供給又はアクチ
ユエータからの作動流体を戻すためのアクチユエ
ータ接続ポツト12,13、作動流体を低圧の戻
りラインに戻すための戻りポート14を有し、ボ
デイ内でストローク変位する主スプール2によつ
て、供給ポート作動流体をアクチユエータ接続ポ
ートへ、又アクチユエータ接続ポートの作動流体
を戻りポートに連通をそれぞれ切換える働らきを
する。主スプール2はスプリング3で押圧された
リテーナ4によつてボデイのほゞ中央に位置決め
保持されている。主スプールの両端(又は片側
端)にはプレート26及びピストン27(第1
図)により液圧室28が設けられている。
及びアクチユエータに作動流体を供給又はアクチ
ユエータからの作動流体を戻すためのアクチユエ
ータ接続ポツト12,13、作動流体を低圧の戻
りラインに戻すための戻りポート14を有し、ボ
デイ内でストローク変位する主スプール2によつ
て、供給ポート作動流体をアクチユエータ接続ポ
ートへ、又アクチユエータ接続ポートの作動流体
を戻りポートに連通をそれぞれ切換える働らきを
する。主スプール2はスプリング3で押圧された
リテーナ4によつてボデイのほゞ中央に位置決め
保持されている。主スプールの両端(又は片側
端)にはプレート26及びピストン27(第1
図)により液圧室28が設けられている。
パイロツト部のハウジング23はソレノイド部
40と供に主弁ボデイに取付けてもよいし、ハウ
ジング23をボデイ1に取付けたあとでソレノイ
ド部40をハウジング23に取付けることも可能
である。ハウジング23にはパイロツト弁を作動
させるためのスリーブ22を装着するためのスト
レート穴30が貫通して明けられており、ボデイ
の作動流体の供給ポート11に連通し作動流体を
導くパイロツト油路をハウジング23に接続する
パイロツト通路15を介してスリーブ22のパイ
ロツト供給ポート31に連通している。
40と供に主弁ボデイに取付けてもよいし、ハウ
ジング23をボデイ1に取付けたあとでソレノイ
ド部40をハウジング23に取付けることも可能
である。ハウジング23にはパイロツト弁を作動
させるためのスリーブ22を装着するためのスト
レート穴30が貫通して明けられており、ボデイ
の作動流体の供給ポート11に連通し作動流体を
導くパイロツト油路をハウジング23に接続する
パイロツト通路15を介してスリーブ22のパイ
ロツト供給ポート31に連通している。
パイロツトハウジング23内にパイロツトスプ
ール21を摺動可能に装着するための穴はストレ
ートの通し穴30で構成されて居る。従来この種
の弁では上記のようにパイロツトスプールは一端
に復帰ばねの収装孔を窪ませて設けパイロツト弁
本体に底壁を有して形成した嵌合孔内へ圧力平衡
させて摺動自在に嵌合しているが、この様にパイ
ロツト弁本体には底壁を有していると止まり穴加
工となり、パイロツトスプールの摺動を小さな消
費電力のソレノイドで円滑に作動させようとした
とき問題があり、パイロツト弁本体のスプール摺
動穴の加工精度が大きく影響することは言うまで
もない。これに対し本考案ではストレート穴30
とすることによつて、パイロツトスプール穴の仕
上精度及び製造コスト的に負担を大幅に軽減でき
ることゝなつた。
ール21を摺動可能に装着するための穴はストレ
ートの通し穴30で構成されて居る。従来この種
の弁では上記のようにパイロツトスプールは一端
に復帰ばねの収装孔を窪ませて設けパイロツト弁
本体に底壁を有して形成した嵌合孔内へ圧力平衡
させて摺動自在に嵌合しているが、この様にパイ
ロツト弁本体には底壁を有していると止まり穴加
工となり、パイロツトスプールの摺動を小さな消
費電力のソレノイドで円滑に作動させようとした
とき問題があり、パイロツト弁本体のスプール摺
動穴の加工精度が大きく影響することは言うまで
もない。これに対し本考案ではストレート穴30
とすることによつて、パイロツトスプール穴の仕
上精度及び製造コスト的に負担を大幅に軽減でき
ることゝなつた。
主弁部の主スプール2端にはプレート26及び
ピストン27により液圧室28が設けられ、液圧
室28からプレート26、ハウジング23を介し
てスリーブ22のパイロツトポート32にパイロ
ツト通路33およびその延長部33′が連通して
いる。延長部33′はボデイ1に設けてもよい。
ピストン27により液圧室28が設けられ、液圧
室28からプレート26、ハウジング23を介し
てスリーブ22のパイロツトポート32にパイロ
ツト通路33およびその延長部33′が連通して
いる。延長部33′はボデイ1に設けてもよい。
液圧室28はプレート26と主スプール2とピ
ストン27を第1図の如く分離して構成してもよ
いし、又は主スプール2とピストン27を一体に
構成してもよいことは言うまでもない。また第2
図のように、主スプール2端部と直接にプレート
26として液圧室28を形成してもよい。パイロ
ツト通路33からの作動流体の漏れを防止するた
め、プレートとスリーブの接合部にはシール25
が設けられている。
ストン27を第1図の如く分離して構成してもよ
いし、又は主スプール2とピストン27を一体に
構成してもよいことは言うまでもない。また第2
図のように、主スプール2端部と直接にプレート
26として液圧室28を形成してもよい。パイロ
ツト通路33からの作動流体の漏れを防止するた
め、プレートとスリーブの接合部にはシール25
が設けられている。
また。ハウジング内のスリーブ22のもう1つ
のパイロツト戻りポート34からハウジング2
3、ボデイ1を介してパイロツト戻りライン36
がボデイ1の戻りポート14に接続されている。
パイロツト部のハウジング23に装着されたスリ
ーブ22には前述の如く、パイロツト供給ポート
31、パイロツトポート32、パイロツト戻りポ
ート34の3つのポートが導かれている。
のパイロツト戻りポート34からハウジング2
3、ボデイ1を介してパイロツト戻りライン36
がボデイ1の戻りポート14に接続されている。
パイロツト部のハウジング23に装着されたスリ
ーブ22には前述の如く、パイロツト供給ポート
31、パイロツトポート32、パイロツト戻りポ
ート34の3つのポートが導かれている。
(非通電時の作動状態)
ソレノイドコイル41への電流が非通電のと
き、パイロツトスプール21はパイロツトスプリ
ング29によつてソレノイド40側へ寄せられて
居り、主弁部の液圧室28の作動流体はパイロツ
トポート32を介してパイロツト戻りポート34
に連通するのでパイロツト作動流体圧は主弁の戻
りラインと同圧となつている。また、パイロツト
供給ポート31はこのとき閉状態となつているの
で主弁部の液圧室28は圧力が発生せず主スプー
ル2は主スプリング3によつてボデイ1のほゞ中
央に保持される。
き、パイロツトスプール21はパイロツトスプリ
ング29によつてソレノイド40側へ寄せられて
居り、主弁部の液圧室28の作動流体はパイロツ
トポート32を介してパイロツト戻りポート34
に連通するのでパイロツト作動流体圧は主弁の戻
りラインと同圧となつている。また、パイロツト
供給ポート31はこのとき閉状態となつているの
で主弁部の液圧室28は圧力が発生せず主スプー
ル2は主スプリング3によつてボデイ1のほゞ中
央に保持される。
(SOL ON 通電時の作動状態)
ソレノイドコイル41が通電され電流が流れる
と可動鉄心42のストローク変位はロツド43を
介してパイロツトスプール21をストローク変位
させ、パイロツト供給ポート31の作動油がパイ
ロツトポート32を介して、主弁部の液圧室28
へ導かれる。このとき、主弁部の供給ポート11
側の作動流体がパイロツト通路15,33を介し
て液圧室28に作用することになり、液圧室28
内は供給圧とほゞ等しくなる。
と可動鉄心42のストローク変位はロツド43を
介してパイロツトスプール21をストローク変位
させ、パイロツト供給ポート31の作動油がパイ
ロツトポート32を介して、主弁部の液圧室28
へ導かれる。このとき、主弁部の供給ポート11
側の作動流体がパイロツト通路15,33を介し
て液圧室28に作用することになり、液圧室28
内は供給圧とほゞ等しくなる。
このとき、供給圧をPS、パイロツトラインの圧
力をPP、戻りライン圧力をPT、液圧室28のピ
ストン27径をφd、主弁スプリング3力をFと
すると、 PS≒PPであり PP−PT>F/π/4d2 となると、主スプール2のストローク変位が行な
われ、供給作動流体をアクチユエータポート1
2,13に連通させたりアクチユエータポート1
2,13の作動流体を戻りライン14に連通させ
たりすることができる。
力をPP、戻りライン圧力をPT、液圧室28のピ
ストン27径をφd、主弁スプリング3力をFと
すると、 PS≒PPであり PP−PT>F/π/4d2 となると、主スプール2のストローク変位が行な
われ、供給作動流体をアクチユエータポート1
2,13に連通させたりアクチユエータポート1
2,13の作動流体を戻りライン14に連通させ
たりすることができる。
(SOL OFF 時の主弁の復帰作動状態)
次にソレノイドコイル41の通電が止められる
と可動鉄心42に吸引力が発生しなくなるのでパ
イロツトスプリング29によつてパイロツトスプ
ール21、ロツド43、可動鉄心42は元の位置
に戻され、パイロツト供給ポート31の作動体は
パイロツトスプール21によつて閉状態となり、
液圧室28の作動流体はパイロツト戻りポート3
4を介して戻りライン14に連通され液圧室28
の圧力が戻りラインの圧力とほゞ等しくなつて(1)
式が満足されなくなるので、主スプールは主スプ
リングによつて元の位置に戻される。
と可動鉄心42に吸引力が発生しなくなるのでパ
イロツトスプリング29によつてパイロツトスプ
ール21、ロツド43、可動鉄心42は元の位置
に戻され、パイロツト供給ポート31の作動体は
パイロツトスプール21によつて閉状態となり、
液圧室28の作動流体はパイロツト戻りポート3
4を介して戻りライン14に連通され液圧室28
の圧力が戻りラインの圧力とほゞ等しくなつて(1)
式が満足されなくなるので、主スプールは主スプ
リングによつて元の位置に戻される。
(端子箱部についての記述)
外部からの電気入力は端子箱50内でターミナ
ル51に接続され、ソレノイドコイル41に継が
れている。端子箱50内にはインジケータライト
52を付けてソレノイドコイル41の通電状態を
見ることもできる。従来より公知であるので詳述
しない。
ル51に接続され、ソレノイドコイル41に継が
れている。端子箱50内にはインジケータライト
52を付けてソレノイドコイル41の通電状態を
見ることもできる。従来より公知であるので詳述
しない。
第1図および第2図は本考案のそれぞれ異る実
施例を示すパイロツト式電磁弁の横断面図を示
す。 1……ボデイ、2……主スプール、15,3
3,36……パイロツト通路、11……供給ポー
ト、14……戻りポート、21……パイロツトス
プール、23……パイロツトハウジング、26…
…プレート、28……液圧室、29……パイロツ
トスプリング、31,32,34……パイロツト
ポート、40……ソレノイド、43……ロツド。
施例を示すパイロツト式電磁弁の横断面図を示
す。 1……ボデイ、2……主スプール、15,3
3,36……パイロツト通路、11……供給ポー
ト、14……戻りポート、21……パイロツトス
プール、23……パイロツトハウジング、26…
…プレート、28……液圧室、29……パイロツ
トスプリング、31,32,34……パイロツト
ポート、40……ソレノイド、43……ロツド。
Claims (1)
- ソレノイド40によつて駆動されるロツド43
と、ロツドにより駆動されるパイロツトスプール
21と、パイロツトスプールが切替えるパイロツ
トポート31,32,34および各パイロツトポ
ートと供給ポート11、液圧室28、タンクポー
ト14とそれぞれ対応して連通させるパイロツト
通路15,33,36を有するパイロツトハウジ
ング23と、主スプール2の一端およびボデイ1
と協働して主スプールを駆動する前記液圧室28
を形成するようにボデイ1に固定支持されたプレ
ート26と、前記プレートまたはボデイを貫通し
て液圧室28と連通する前記パイロツト通路33
の延長部33′と、プレート26とパイロツトス
プール21との間に相互を離隔する方向に張設さ
れたパイロツトスプリング29と、を含むことを
特徴とするパイロツト式電磁弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18012283U JPS6088176U (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | パイロツト式電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18012283U JPS6088176U (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | パイロツト式電磁弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6088176U JPS6088176U (ja) | 1985-06-17 |
JPS6344628Y2 true JPS6344628Y2 (ja) | 1988-11-18 |
Family
ID=30390637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18012283U Granted JPS6088176U (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | パイロツト式電磁弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6088176U (ja) |
-
1983
- 1983-11-24 JP JP18012283U patent/JPS6088176U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6088176U (ja) | 1985-06-17 |
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