JPS595263Y2 - 複合型独立制御電磁弁 - Google Patents

複合型独立制御電磁弁

Info

Publication number
JPS595263Y2
JPS595263Y2 JP13018279U JP13018279U JPS595263Y2 JP S595263 Y2 JPS595263 Y2 JP S595263Y2 JP 13018279 U JP13018279 U JP 13018279U JP 13018279 U JP13018279 U JP 13018279U JP S595263 Y2 JPS595263 Y2 JP S595263Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
port
solenoid
spool
electromagnetic control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13018279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5647971U (ja
Inventor
秀次 藤谷
Original Assignee
焼結金属工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 焼結金属工業株式会社 filed Critical 焼結金属工業株式会社
Priority to JP13018279U priority Critical patent/JPS595263Y2/ja
Publication of JPS5647971U publication Critical patent/JPS5647971U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS595263Y2 publication Critical patent/JPS595263Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一対の3方向電磁制御弁を一体化した複合型
4方向独立制御電磁弁に関するものである。
本考案者は、先に実願昭54−112097号(実開昭
56−30674号公報)により、ソレノイドへの通電
量に比例してスプールを変位させることにより3ポート
弁における各ポート間の開口量をアナログ制御するよう
にした電磁制御弁を提案している。
このような電磁制御弁の一対を用いて複動シリンダの駆
動を制御する場合には、それぞれの電磁制御弁に電気的
配線を接続すると同時に流体用配管を接続する必要があ
り、特にその流体用配管の接続には比較的大きな配管ス
ペースを必要とするばかりでなく、面倒な配管作業を必
要とする。
本考案において解決すべき技術的課題は、複動シリンダ
等の駆動を制御するための一対の3方向電磁制御弁を一
体化し、それを従来がら用いられている単一の4方向電
磁弁用マニホールド上に固定できるようにして、その配
管を容易化することにある。
上記目的を遠戚するため、本考案の複合型独立制御電磁
弁は、第1及び第2の3方向電磁制御弁における弁本体
を中央の隔壁部を介して一体化することにより対称状に
連結した共通弁本体とし、両電磁制御弁における弁本体
に、供給ポート、出力ポート及び排出ポートを順次配設
して、この弁本体内に上記供給ポートから出力ポートに
至る流路と出力ポートから排出ポートに至る流路を切換
えるスプールを嵌挿し、該スプールの一端をソレノイド
への通電量に応した吸引力で固定鉄心に吸引される可動
鉄心に連結すると共に、他端と弁本体の上記隔壁部との
間にばねを縮設し、上記第1の電磁制御弁と第2の電磁
制御弁の供給ポートを連通させて外部への開口を一体化
した共用供給ポートとなし、弁本体における上記各ポー
トに4方向電磁弁と同じポート配列をもたせることによ
り構成される。
上記構成を有する本考案の複合型独立制御電磁弁は、二
つの3方向電磁制御弁の弁本体を一体化してそのポート
配列を4方向電磁弁と同様にすることにより、4方向電
磁弁用の既存の規格化されたマニホールドに装着可能に
しているので、従来の4方向電磁弁と同様に、一対の3
方向電磁制御弁の配管が著しく容易化されると共に、配
管等の各種部品を共通化することができる。
このような本考案の複合型独立制御電磁弁によれば、次
のような特有の効果がある。
即ち、一般に、ソレノイドへの通電量に比例してスプー
ルを変位させることにより各ポーI・間の開口量をアナ
ログ制御するようにした電磁制御弁においては、スプー
ルを安定的に動作させるために、該スプールの摺動抵抗
をできるだけ小さくする必要があり、そのため機械系の
摩擦を打消すディザを与えて常にスプールを微振動させ
ているが、長時間にわたってスプールを同一位置に保持
すると、スプールの微振動が停止してしまうという問題
がある。
而して、この停止した微振動は、外部から軽いショック
を与えることにより回復させることができる。
しかるに、本考案のように一対の3方向電磁制御弁の弁
本体を一体化した場合には、一方のソレノイドによるス
プールの駆動により発生した振動が共通の弁本体を介し
て他方のスプールに作用し、また上記テ゛イザによるス
プールの微振動が相互に他方のスプールに対しても伝わ
ることになり、従って上述したような動作の不安定化を
防止することができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
に、第1図において、1及び2はそれぞれ第1及び第2
の電磁制御弁を示し、これらはそれぞれの弁本体3A、
3Bを中央の隔壁部4を介して一体化することにより対
称状に連設した共通弁本体3を備え、それぞれの弁本体
3A、3Bに設けた供給ポート5,5を相互に連通させ
て外部への開口を一体化した共用供給ポート6となして
いる。
上記第1及び第2の電磁制御弁1,2は共に同一の構成
を有するものであり、そのためここでは第1の電磁制御
弁1について説明し、第2の電磁制御弁2については同
一の符号を付して説明を省略する。
弁本体3Aは、上記共用供給ポート6に連通ずる供給ポ
ート5に隣接させた出力ポードアを備えると共に、それ
に隣接させた排出ポート8を備え、該弁本体3Aの内部
には、上記各ポートに通じる供給開口9、出力開口10
及び排出開口11を穿設したスリーブ12を内設し、該
スリーブ12内に、上記供給開口9及び排出開口11を
開閉して、供給ポート5から出力ポードアに至る流路と
、出力ポードアから排出ポート8に至る流路とを切換え
ると共にそれらの開口量を制御するスプール13を摺動
自在に嵌挿している。
上記スプール13は、一端のソレノイド部14により駆
動され、他端のばね15により復帰するもので、スプー
ル13の一端の軸杆16を、ソレノイド17への通電量
に応じた吸引力でブツシュ18を備えた固定鉄心19に
吸引される可動鉄心20に連結し、該スプール13の他
端に穿設したばね座式21と弁本体3の隔壁部4との間
に上記ばね15を縮設している。
上記ブツシュ18は、固定鉄心19における可動鉄心2
0との対向面に付設され、可動鉄心20と固定鉄心19
との吸着距離を制限することにより、可動鉄心20のス
トロークを固定鉄心19に対する吸引力がソレノイド1
7への通電量にほぼ比例する範囲内に設定するものであ
り、従って上記スプール13はソレノイド14への通電
量に応じた上記吸引力とばね15の付勢力とがバランス
する位置に変位し、上記各ポート間の開口量が制御され
る。
なお、図中22はスプール13の復帰位置を規制するス
トッパである。
次に、上記構成を有する複合型独立制御電磁弁の作用に
ついて説明する。
第1図は、第1及び第2の電磁制御弁1,2のソレノイ
ド17.17への非通電状態を示し、これらにおいては
共に、出力ポードア、7と排出ポート8.8間の流路が
連通し、一方、供給ポート5゜5と出力ポードア、7間
の流路が閉塞し、該出力ポードア、7からは全く出力が
得られない状態にある。
而して、上記第1及び第2の電磁制御弁1,2は、相互
に全く独立に機能させることができ、例えば第1の電磁
制御弁1のソレノイド17へ通電すると、可動鉄心20
と固定鉄心19との間にはその通電量に比例した吸引力
が作用するため、該可動鉄心20及びスプール13は、
上記吸引力とばね15の付勢力とがバランスする位置に
変位し、そのスプール位置に応じて各ポート間の流路の
開口量が設定され、即ちスプール13の変位が小さいと
きには排出開口11がその変位量に応じて閉塞され、ス
プールの変位量がさらに大きいときには供給開口9がそ
の変位量に応じて開口することになる。
よって、第1及び第2の電磁制御弁1,2のそれぞれの
ソレノイド17,17への通電量を決定すれば、各出力
ポードア、7から相互に独立した任意の出力を得ること
ができる。
第2図は、可動鉄心20のストロークと吸引力との関係
をソレノイド17への通電量をパラメータとして表わし
たものである。
同図に示すように、11の範囲内においては、可動鉄心
20が固定鉄心19に近づくに従って吸引力が急激に増
大し、1□の範囲内においては、ストロークに拘わらず
吸引力が電流値によりほぼ一定の値をとり、電流値と吸
引力とがほぼ比例する。
これに基づいて、本考案は12の範囲のストロークを利
用するものであり、前記ブツシュ18及びストッパ22
は可動鉄心20のストロークを12の範井囲内に設定す
るものである。
第3図は、ソレノイド17への通電量と各ポート間の流
路における流体の流量との関係を示したもので、実線は
出力ポードアから排出ポート8への流れを、点線は供給
ポート5から出力ポードアへの流れをそれぞれ示す。
なお、各ポートとスプールランドの相対位置を適当に設
定することにより、制御対象に応じたオーバーラツプ構
造あるいはアンダーラップ構造とすることができる。
第4図は、上記複合型独立制御電磁弁を用いた空気圧回
路例を示し、同図において、23は上記複合型独立制御
電磁弁、24は空気供給源、25は複動シリンダを示す
第5図は、上記空気圧回路におけるシリンダの応答制御
例を示すもので、ピストンの動作をソレノイド17.1
7に対する通電量の制御によって、同図に実線、点線等
で示すように任意の態様に制御できることを示している
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る複合型独立制御電磁弁の断面図、
第2図はソレノイドにおける可動鉄心のストロークと吸
引力との関係を示す線図、第3図はソレノイドにおける
電流値と流体の流量との関係を示す線図、第4図は上記
複合型独立制御電磁弁を用いた空気圧回路図、第5図は
それによるシリンダの応答制御料を示す線図である。 1・・・・・・第1の電磁制御弁、2・・・・・・第2
の電磁制御弁、3・・・・・・共通弁本体、3A、3B
・・・・・・弁本体、4・・・・・・隔壁部、5・・・
・・・供給ポート、6・・・・・・共用供給ポート、7
・・・・・・出力ポート、8・・・・・・排出ポート、
13・・・・・・スプール、15・・・・・・ばね、1
7・・・・・・ソレノイド、19・・・・・・固定鉄心
、20・・・・・・可動鉄心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1及び第2の3方向電磁制御弁における弁本体を中央
    の隔壁部を介して一体化することにより対称状に連結し
    た共通弁本体とし、両電磁制御弁における弁本体に、供
    給ポート、出力ポート及び排出ポートを順次配設して、
    この弁本体内に上記供給ポートから出力ポートに至る流
    路と出力ポートから排出ポートに至る流路を切換えるス
    プールを嵌挿し、該スプールの一端をソレノイドへの通
    電量に応じた吸引力で固定鉄心に吸引される可動鉄心に
    連結すると共に、他端と弁本体の上記隔壁部との間にば
    ねを縮設し、上記第1の電磁制御弁と第2の電磁制御弁
    の供給ポートを連通させて外部への開口を一体化した共
    用供給ポートとなし、弁本体における上記各ポートに4
    方向電磁弁と同じポート配列をもたせたことを特徴とす
    る複合型独立制御電磁弁。
JP13018279U 1979-09-20 1979-09-20 複合型独立制御電磁弁 Expired JPS595263Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13018279U JPS595263Y2 (ja) 1979-09-20 1979-09-20 複合型独立制御電磁弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13018279U JPS595263Y2 (ja) 1979-09-20 1979-09-20 複合型独立制御電磁弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5647971U JPS5647971U (ja) 1981-04-28
JPS595263Y2 true JPS595263Y2 (ja) 1984-02-16

Family

ID=29361897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13018279U Expired JPS595263Y2 (ja) 1979-09-20 1979-09-20 複合型独立制御電磁弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS595263Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8662039B2 (en) * 2011-03-16 2014-03-04 Delphi Technologies, Inc. Camshaft phaser with coaxial control valves
JP6327418B2 (ja) * 2014-09-04 2018-05-23 Smc株式会社 デュアル4ポート電磁弁
CN108006268B (zh) * 2017-11-10 2019-10-11 宁波索诺工业自控设备有限公司 一种多功能切换电磁阀

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5647971U (ja) 1981-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3703147B2 (ja) ディジタル二方、三方、及び四方ソレノイド制御弁
JPH0440053Y2 (ja)
JP2787600B2 (ja) パイロット制御される方向切換弁
US3698437A (en) Control valve assembly with mechanical feedback
JPS62261775A (ja) 5ポ−ト/3ポジシヨン弁
JPS595263Y2 (ja) 複合型独立制御電磁弁
JP2551538Y2 (ja) パイロット弁
US3054388A (en) Servo valve with flow rate feedback
US3339573A (en) Flow control valve
JPH11218253A (ja) 比例電磁式方向絞り弁
JPS5831008Y2 (ja) 電磁制御弁
JPH07198054A (ja) 電磁弁
JPS6196272A (ja) 方向切換弁
JPS6221830Y2 (ja)
JPS6319601Y2 (ja)
JPH0310440Y2 (ja)
JPH038851Y2 (ja)
JPS6344628Y2 (ja)
JP2585339Y2 (ja) 差圧制御バルブ
JPS60157575A (ja) 電磁比例ロジツク弁
JPH049487Y2 (ja)
JPH0442611Y2 (ja)
JP3034383U (ja) 空気分配スライド弁
JPH0531283Y2 (ja)
JPH0325483Y2 (ja)