JPS6319601Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6319601Y2
JPS6319601Y2 JP1186782U JP1186782U JPS6319601Y2 JP S6319601 Y2 JPS6319601 Y2 JP S6319601Y2 JP 1186782 U JP1186782 U JP 1186782U JP 1186782 U JP1186782 U JP 1186782U JP S6319601 Y2 JPS6319601 Y2 JP S6319601Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
flow rate
spool
valve
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1186782U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58114959U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1186782U priority Critical patent/JPS58114959U/ja
Publication of JPS58114959U publication Critical patent/JPS58114959U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6319601Y2 publication Critical patent/JPS6319601Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Servomotors (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、スプールの軸方向移動によつて流
体の流量および方向を制御するスプール型流量方
向制御弁に関するものである。
従来の技術 スプール型流量方向制御弁が種々の分野で使用
されているのは周知のとおりである。たとえば、
油圧式材料試験機もスプール型流量方向制御弁を
組み込んだものが多い。普通、油圧式材料試験機
は試験片に荷重を加えるための油圧シリンダなど
の流体圧作動装置を有し、流体圧作動装置はスプ
ール型流量方向制御弁を介して油圧ポンプに接続
されている。スプール型流量方向制御弁はスプー
ルを軸方向に移動させるようにしたもので、スプ
ールは流体の流量および方向を制御するための流
量方向制御ランドなどの流量方向制御部を有す
る。したがつて、油圧を制御弁を介して流体圧作
動装置に供給すると、スプールの軸方向移動によ
つて油の流量および方向を制御することができ、
試験片に所望の荷重を加えることができる。
ところで、この種の油圧式材料試験機におい
て、最近、試験の高度化との関係上、試験機を自
動制御することが多い。一方、試験によつては、
試験機を手動操作せねばならない場合もある。こ
れに伴ない、制御弁の流量制御特性として、種類
の異なつた流量制御特性が要求されてきた。試験
機を自動制御するには、制御弁の応答性および感
度を高くする必要がある。反対に、試験機を手動
操作するには、制御弁の流量0付近の領域を広く
し、応答性および感度が低くても、安定性がある
ようにする必要がある。このため、従来は1台の
試験機に2つの制御弁を装備し、各制御弁のスプ
ール上に流量制御特性の異なつた流量方向制御部
を設けていた。これによつて、自動制御および手
動操作に適した流量制御特性を得ていたものであ
る。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、1台の試験機に2つの制御弁を
装備するには、その配管構成が複雑になるのはさ
けられず、制御弁自体のコストだけでなくその配
管構成に付随するコストも高くなり、これが試験
機全体のコストに大きく影響するという問題があ
つた。この考案は、この問題点を解決すべくなさ
れたもので、1つの制御弁だけで異なつた流量制
御特性が得られ、2つの制御弁を使用する必要が
ないようにすることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この考案は、スプールの軸方向移動によつて流
体の流量および方向を制御するスプール型流量方
向制御弁において、単一のスプール上に、流量制
御特性の異なつた複数の流量方向制御部を設け、
前記各流量方向制御部をそれぞれストツプ弁また
は切換弁を介して流体圧作動装置に接続し、これ
によつて前記問題点を解決したものである。
作 用 したがつて、この考案のスプール型流量方向制
御弁において、ストツプ弁または切換弁を操作す
ると、複数の流量方向制御部のうち、ストツプ弁
または切換弁によつて特定の流量方向制御部を選
択し、流体圧をその流量方向制御部から流体圧作
動装置に供給することができる。したがつて、選
択した流量方向制御部によつて流体の流量および
方向を制御することができ、異なつた流量制御特
性を得ることができる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面について説明す
る。
図において、1はスプール型流量方向制御弁の
弁本体、2は弁本体に内蔵したブツシユ、3はブ
ツシユに軸方向変位可能に嵌合させたスプールで
ある。4,5はスプールを変位させるためのソレ
ノイドで、電流値に比例した推力を発生する。
6,7はソレノイドの推力を支持するバランスス
プリングである。
P1,P2はブツシユに形成した2つのポンプポ
ートで、弁本体1に形成したポンプ接続口P0
連通するものである。R1,R2は同様にブツシユ
に形成した2つのタンクポートで、弁本体に形成
したタンク接続口R0に連通する。C1,C2はブツ
シユに形成した2つのシリンダポートである。
S1,S2は前記スプールに設けた2つの流量方向
制御ランドで、それぞれポンプポートP1,P2
シリンダポートC1,C2およびタンクポートR1
R2間の流体の流量および方向を制御するための
ものであり、後述するように異なつた流量制御特
性を有し、それぞれシリンダポートC1,C2およ
びストツプ弁8,9を介してシリンダ接続口C0
に連通し、油圧シリンダなどの流体圧作動装置に
接続されている。
前記のように構成されたスプール型流量方向制
御弁において、一方のソレノイド4を励磁し、推
力を発生させると、スプール3は軸方向に変位
し、図において右方向に変位する。他方のソレノ
イド5を励磁し、推力を発生させると、スプール
3は図において左方向に変位する。ソレノイド
4,5の推力はスプリング6,7によつて支持さ
れるため、スプール3はソレノイド4,5の推
力、すなわちその電流値に応じた位置まで変位す
る。これによつて、流体の流量および方向を制御
することができる。
たとえば、ストツプ弁8を開き、ストツプ弁9
を閉じ、スプール3を右方向に変位させると、ポ
ンプ接続口P0の流体がポンプポートP1、制御ラ
ンドS1、シリンダポートC1およびストツプ弁8
を通つてシリンダ接続口C0に導びかれる。反対
に、スプール3を左方向に変位させると、シリン
ダ接続口C0の流体がストツプ弁8、シリンダポ
ートC1、制御ランドS1およびタンクポートR1
通つてタンク接続口R0に導びかれる。
また、ストツプ弁8を閉じ、ストツプ弁9を開
き、スプール3を右方向に変位させると、ポンプ
接続口P0の流体がポンプポートP2、制御ランド
S2、シリンダポートC2およびストツプ弁9を通
つてシリンダ接続口C0に導びかれる。スプール
3を左方向に変位させると、シリンダ接続口C0
の流体がストツプ弁9、シリンダポートC2、制
御ランドS2およびタンクポートR2を通つてタン
ク接続口R0に導びかれる。
各制御ランドS1,S2は、スプール3の位置、す
なわちソレノイド4,5の電流値に応じて、シリ
ンダ接続口C0またはタンク接続口R0に導びかれ
る流体の流量を制御する。
したがつて、たとえばシリンダ接続口C0に油
圧式材料試験機の油圧シリンダを接続し、ポンプ
接続口P0とタンク接続口R0に油圧ポンプとタン
クを接続すると、ソレノイド4,5の電流値を調
節することによつて、油圧シリンダに供給される
油の方向および流量を制御することができる。
第2図は各制御ランドS1,S2の流量制御特性を
示す。制御ランドS1は、流量0付近の領域が広い
特性を有する。これは、油圧シリンダをその内圧
によつて保持することのできる範囲が広く、安定
性があるため、手動操作に適している。しかしな
がら、不感帯が広いため、応答性が悪く、感度が
低いということもでき、自動制御には適さない。
制御ランドS2は、流量0付近の領域がせまい特性
を有する。これは、応答性が良く、感度が高いた
め、自動制御には適するが、安定性がないため、
手動操作には適さない。
制御ランドS1,S2は、このように異なつた流量
制御特性、すなわち自動制御および手動操作に適
した特性を有しているものである。したがつて、
ストツプ弁8,9によつて特定の流量方向制御ラ
ンドS1,S2を選択し、油圧をその流量方向制御ラ
ンドS1,S2から油圧シリンダに供給すると、選択
した流量方向制御ランドによつて油の流量および
方向を制御することができ、自動制御および手動
操作に適した流量制御特性を得ることができる。
自動制御するときは、ストツプ弁8を閉じ、スト
ツプ弁9を開き、制御ランドS2から制御流量を取
り出せばよい。手動操作するときは、ストツプ弁
8を開き、ストツプ弁9を閉じ、制御ランドS1
ら制御流量を取り出せばよい。
なお、この考案には前記実施例の他に種々の変
形例が考えられる。前記実施例では、スプール3
の軸方向変位によつてシリンダポートC1,C2
ポンプポートP1,P2およびタンクポートR1,R2
間の流体の方向を制御する三方制御弁について説
明したが、四方制御弁に適用することも可能であ
る。スプール3に2つではなく、3つ以上の制御
ランドを設けてもよい。ランド以外の流量方向制
御部を設けてもよい。また、必ずしもストツプ弁
8,9を弁本体1に組み込む必要はない。ストツ
プ弁8,9に代えて、切換弁を使用し、各流量方
向制御部をそれぞれ切換弁を介して流体圧作動装
置に接続してもよい。
考案の効果 前記実施例から明らかなように、この考案は、
スプール型流量方向制御弁の単一のスプール上
に、流量制御特性の異なつた複数の流量方向制御
部を設け、各流量方向制御部をそれぞれストツプ
弁または切換弁を介して流体圧作動装置に接続し
たから、1つの制御弁だけで異なつた流量制御特
性を得ることができる。したがつて、前記従来の
ように、2つの制御弁を使用する必要がなく、制
御弁自体のコストを低くすることができる。その
上、配管構成を簡単にすることができ、それに付
随するコストを低くすることができ、所期の目的
を達成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図は第1図の制御ランドの流量制御特性を示す
グラフである。 3……スプール、S1,S2……流量方向制御ラン
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スプールの軸方向移動によつて流体の流量およ
    び方向を制御するスプール型流量方向制御弁にお
    いて、単一のスプール上に、流量制御特性の異な
    つた複数の流量方向制御部を設け、前記各流量方
    向制御部をそれぞれストツプ弁または切換弁を介
    して流体圧作動装置に接続したことを特徴とする
    流量方向制御弁。
JP1186782U 1982-01-30 1982-01-30 流量方向制御弁 Granted JPS58114959U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1186782U JPS58114959U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 流量方向制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1186782U JPS58114959U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 流量方向制御弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58114959U JPS58114959U (ja) 1983-08-05
JPS6319601Y2 true JPS6319601Y2 (ja) 1988-06-01

Family

ID=30024456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1186782U Granted JPS58114959U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 流量方向制御弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58114959U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0531283Y2 (ja) * 1988-07-23 1993-08-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58114959U (ja) 1983-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3792715A (en) Single seat holding valve
US5640987A (en) Digital two, three, and four way solenoid control valves
EP1186784B1 (en) Bidirectional pilot operated control valve
US4478250A (en) Pressure control valve
US4624445A (en) Lockout valve
US4811649A (en) Hydraulic control apparatus
US5170692A (en) Hydraulic control system
JP2000516885A (ja) 電気油圧式の制御装置
JPH05134766A (ja) 比例・圧力調整弁
JPS6319601Y2 (ja)
US3924656A (en) Direction control valve having float mode
EP0046524B1 (en) Hydraulic remote controller
JPS62237180A (ja) 5ポ−ト3位置方向制御弁ユニツト
JPH11218253A (ja) 比例電磁式方向絞り弁
JPS595263Y2 (ja) 複合型独立制御電磁弁
JPH0426722Y2 (ja)
US3872883A (en) Spool-type relief valve
JPH0331841Y2 (ja)
JPH0413481Y2 (ja)
JPS6196272A (ja) 方向切換弁
JPS6319604Y2 (ja)
JP2000120913A (ja) 圧力補償弁付き比例電磁方向流量制御弁
JPS6188008A (ja) 油圧制御装置
JPS626321Y2 (ja)
JPS6134927Y2 (ja)