JPS5853497Y2 - デンジシキエンカクセイギヨベン - Google Patents

デンジシキエンカクセイギヨベン

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Publication number
JPS5853497Y2
JPS5853497Y2 JP1275674U JP1275674U JPS5853497Y2 JP S5853497 Y2 JPS5853497 Y2 JP S5853497Y2 JP 1275674 U JP1275674 U JP 1275674U JP 1275674 U JP1275674 U JP 1275674U JP S5853497 Y2 JPS5853497 Y2 JP S5853497Y2
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JP
Japan
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spool
port
sleeve
solenoid
cylinder port
Prior art date
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JP1275674U
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JPS50104231U (ja
Inventor
雅彦 大関
Original Assignee
カヤバ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁式遠隔制御弁に関する。
一般に電磁式比例制御弁とをもソレノイドに通電する電
圧又は電流値を外部コントローラにて可変に調整するこ
とによってソレノイドの発生する吸引力が、その任意操
作した信号に見合った力を採出でき、この可変、連続な
ソレノイド力を用いて種々のパルプ操作を可能にした電
気信号に於いて遠隔側m来るものである。
本考案は上記制御弁の内で、特に二次圧側たるシリンダ
ポートの発生圧力を任意に可変、連続的に遠隔比例制御
出来る圧力制御弁に関するものである。
上記の制御弁としては例えば第3図に見られるような制
御弁が知られている。
この電磁式比例圧力制御弁については、上述の説明通り
、外部コントローラの信号に見合ってソレノイドSは吸
引力を発生しパルプ■内部のスプールaを押し込みポン
プ側の高圧油をシリンダポートCへ流し、このシリンダ
ポートCに発生する圧力をスプールaの端面dに導き、
ソレノイド力に対するシリンダポー)Cの圧力をフィー
ドバックさせてバランスさせるようにしている。
従ってソレノイド力を高めるとシリンダポートC側圧力
はその分高圧となる。
一方ソレノイド消準時スプールaは中立位置にあってポ
ンプポートPは閉鎖されている。
又この時シリンダポートCとタンクポートTは通路eを
介して連通しているため、当該シリンダポー)Cには圧
力が発生しなへ しかしながらこの構造に於ける欠点としてはソレノイド
力をF、スプール(又はシャツトル)受圧面積を81シ
リンダポー) (OUTポート)圧力なPとすると常に
F≧PSの関係が必要となる。
しかるにスプールaには加工上の制約がある為シリンダ
ポー)C側圧力を高圧化する場合ソレノイドSの有する
吸引力を大きくせぬばならず、必熱的に、サイズ、重量
も大きなものとなる。
又バルブアッセンブリから判断しても無制限という訳に
もいかない為シリンダポートの高圧化は困難となる0 従って本考案の目的はこれらの欠点を解決すべく、直接
ソレノイドの吸引力とシリンダポート圧力の値をバラン
スさせる構造をやめ、ソレノイドの吸引力の大きなもの
を用いずともシリンダポートに高圧が得られ、又その圧
力は附与する信号値に見合って比例、連続的に遠隔制御
できるようにした電磁式遠隔制御弁を提供することであ
る。
そのため本考案にあっては、スプールをソレノイド作用
によって変位させポンプポートとシリンダポートとを適
宜連通させるようにしたルノイドタイプの制御弁に3い
て、前記制御弁の弁孔内に摺動自在に挿入したスプール
とフィードバック用スリーブとを、これに対して直列に
介装したリターンスプリングとコントロールスプリング
でそれぞれ支持し、又、コントロールスプリングト反対
側におけるスリーブ端にシリンダポートからのフィード
バック通路を導き、前記スプールにフィードバック圧力
が影響しないよう構成したのである。
以下本考案の実施の一例を図面について説明する。
第1図の制御弁はクリンダボート一つを有するシングル
タイプのものである。
バルブ本体1内に弁孔2が横方向に穿たれ、又本体1の
右側にはソレノイ1゛3が設けられている。
弁孔2内にはフィードバック用スリーブ4が摺動自在に
挿入され、該スリーブ4内にはスプール5が摺動自在に
挿入されている。
弁孔2の左端にはストッパー6で固定されたりテーナ7
が設けられ、該リテーナ7の端面とスリーブ4及びスプ
ール5の左端間にはコントロールスプリング8とリター
ンスプリング9が介在されて夫々スリーブ4及びスプー
ル5をソレノイド1方向に附勢している。
又弁孔2の右端にはスト’tバ10が設けられ、スリー
ブ4の右端が中立時数ストッパ10に当接するようにな
っている。
本体1にはポンプポートPに通ずる通路11と、シリン
ダポートCに通ずる通路12と、タンクホー)Tに′通
ずる通路13とが穿たれ、又通路12と弁孔2に於ける
スリーブ4右端側を連結するフィードバック通路14が
穿設されている。
更に本体1には通路13と弁孔2に於けるスリーブ4及
びスプール5左端側を連結する分校通路15とストッパ
10からの油の洩れをタンク側に戻す通路16が形成さ
れている。
スリーブ4には通路11.12.13とスリーブ4内を
連通させる孔17.18.19が半径方向に穿たれ、又
スプール5にはこれらの孔IT。
18.19を開閉する三つのランド20,21゜22が
形成され、ランド20.22は同時にスリーブ4内と弁
孔2の両側間を遮断するようになっている。
上記スリーブ4とスプール5、スリーブ4の孔17.1
8.19とランド20,21.22の位置関係は後述す
るようにソレノイド3の消磁時にはポンプポートPから
シリンダポートCへの通路をカットし、シリンダポート
CとタンクポートTをオープンさせ、又ソレノイド3の
励磁時にスプール5が左方向へ微少でも動くとポンプポ
ートPとシリンダポートCはオープンし、又シリンダポ
ートCとタンクポートTはカットされる。
次にソレノイド3のノ・ウジフグ23内中央左端には固
定鉄心24が設げられ、又該固定鉄心24の外周にはコ
イル25が配設され、該コイル25はコントローラへ誰
続されている。
更に固定鉄心24の中央にはこれを貫通してベアリング
26゜27で支持された可動鉄心28が設けられ、該可
動鉄心28の先端はスプール5の右端面と当接するよう
になっている。
次に作動について述べる。
ソレノイド3に附与する信号が無い場合即ちソレノイド
′3が消磁している時は第1図のように可動鉄心28は
動かず責プール5は消磁時の中立状態となりランド21
が孔1Bとスリーブ4内をカットしている為ポンプポー
トPとシリンダポートC間はカットされ、ポンプポート
Pの高圧油は流れない。
又シリンダポートCとタンクポートT間はランド21が
孔18をランド21左側スリーブ4内に開口させている
為オープンとなり、シリンダポートCには圧力が発生せ
ず零状態となっている。
次にコントローラによって信号を附与するとソレノイド
3の可動鉄心28はその与えられた信号値に見合った吸
引力を発生し、スプール5の左端のリターンスプリング
9のスプリング力に見合った分のストロークだけスプー
ル5を左方向へ移動させる。
この為ランド21がランド21右側スリーブ4内と孔1
8を開口させ、同時にランド21左側スリーブ4内と孔
18を遮断する。
従ってポンプポートPの高圧油はシリンダポートCへ連
絡され、シリンダポートCとタンクポー11間はカット
される。
ここでシリンダポートC側の被駆動要素の負荷圧力はシ
リンダポートCより連絡されているフィードバック通路
14を通ってスリーブ4の右端面に伝わりスリーブ4は
左方向へ、コントロールスプリング8の力に打ち勝って
、再びポンプポートとシリンダポートC1間をカット出
来る迄移動する。
即ち、この時はランド21が孔18をカットするからシ
リンダポートCはポンプポートのみならずタンクポート
とも遮断され、励磁時の中立状態を保持し、この際スリ
ーブ4の受圧面積にシリンダポート圧力を乗じた力はコ
ントロールスプリング8の力とバランスする訳である。
従ってスプール5の移動量を大きくとればそれだけフィ
ードバックするスリーブ4の移動量も増して、スプリン
グをたわませる為それだげ必要とする圧力も増えてくる
訳である。
又リターンスプリング9は革にスプールを中立復帰させ
るだけの力を有するものであれば充分な為、ソレノイド
の吸引力は非常に弱いものでも充分にシリンダポートC
に高圧が得られる。
又コントロールスプリング8を適切に交換すればその最
高圧も任意に決められる訳である。
次にソレノイド励磁から消磁に切換えた時スプール5は
リターンスプリング9によって右方向へ戻されシリンダ
ボート圧 オープンとなり、シリンダポート圧は減じられスリーブ
4もコントロールスプリング8に押されて消磁時の中立
状態に復帰する。
次に他の実施例を第2図に基づいて述べる。
このものは第1図のシングルタイプに対しシリンダポー
トA、Bを二つ有し、これに応じてソレノイド3を左右
に二り設けたものであるが、その作動は実質的に第1図
のものと同じである。
即ち本体1内に弁孔2が横方向に穿たれ、又半径方向に
は該弁孔1とシリンダポー)A、B、ポンプポートP1
タンクボートTを通じさせる通路30゜31.32.3
3が穿たれ、又通路33からは分枝通路34が設げられ
ている。
更に弁孔2の左端と通路31はシリンダポートBの圧力
を受けるフィードバック通路35が設けられ、同様に弁
孔2の右端ど通路30はシリンダポートAの圧力を受け
るフィードバック通路36が形成されている。
弁孔2内にはスリーブ37が摺動自在に挿入され、該ス
リーブ37の両端とストッパ38との間にはコントロー
ルスプリング39a*39bが介在されてスリーブ37
をバランスさせている。
スリーブ37には前記の通路30,31,32゜33.
34と通じる孔40,41.42.43・44が穿たれ
ている。
更にスリーブ3T内にはスプール45が摺動自在に挿入
され、その両端は可動鉄心2Bと当接し、又外周に設け
た四つのランド46.47,48.49は夫々前記の孔
41゜42.43.44を開閉するようになっている。
尚、スプール45のリターンスプリング50は可動鉄心
28の背部に設けられているが、要するにソレノイド3
の可動鉄心に対し対抗出来る様にスプールの直線上に設
置上に設置すれば良いもので機能的には第1図のシング
ルタイプのものと同じである。
ソレノイド3の構造は第1図のものと同じである。
上記のダブルソレノイドの場合はシングルタイプを2つ
まとめたものであるから作動は第1図の場合と同じであ
る。
即ち二つのソレノイド3に対し、シリンダポートはA、
B二つのポートを有しソレノイドAを励磁させるとシリ
ンダポートAに圧力が伝わる。
同じ様にソレノイドBに対してはBポートとなる。
又、スリーブ37、スプール45は各々コントロールス
プリング39、リターンスプリング50にて中立状態と
なり、ポンプポートPの高圧は中立時とこのポートとも
連絡出来ぬ様カットされ、各シリンダポー)A、Bはポ
ンプポートTと連絡されている。
右側ソレノイド3にコントローラより信号を与えると、
その信号値に見合って可動鉄心28は吸引力を発生し対
抗するリターンスプリング39aの力に見合った分だけ
作動を開始しスプール45を左方向へ移動させる。
従ってポンプポー) P Nシリンダポー)A間が連通
され油が流れる。
このシリンダポートAの圧力はフィードバック通路36
を通ってスリーブ37の左側面に伝わり、スリーブ3T
を移動させ再びポートP、Aをカットさせる。
このスリーブ移動量がコントロールスプリングたわみ量
となり、そgのスプリング力に見合った分の圧力がシリ
ンダポート4に発生する訳である。
左側ソレノイドを励磁させても、同様作動をなしシリン
ダポー)Bに圧力が発生する訳である。
従って第1図のシングルタイプの場合と同様吸引力の弱
いルノイドにても、高圧が得られる訳である。
又、ソレノイドを交換することなく適当にコントロール
スプリングを変えてやれば圧力は適宜可変範囲を選べる
訳でもある。
以上のように本考案の制御弁ではスプール自体を小型に
構成できるためソレノイドの吸引力の大きなものを用い
ずとも、二次圧側(シリンダポート)に高圧が得られる
又、その圧力は附与する信号値に見合って比例、連続的
に遠隔制御出来るものである。
【図面の簡単な説明】
添附図面は本考案の実施の一例に係る電磁式遠隔制御弁
を示し、第1図はシングルソレノイドタイプの縦断側面
図、第2図はダブルソレノイドタイプの縦断側面図、第
3図は従来装置を示す縦断側面図である。 2・・・・・弁L 3−・−ソレノイド、4.37・
・・・・・スリーブ、5,45・・・・・・スプール、
8 = 39a 。 39b・・・・・・コントロールスプリング、9.50
・・・−・・リターンスプリング、14,35.36・
・・・・・フィードバック通路、Ae D=C・・・・
・・シリンダポート、P・・・・・・ポンプポート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ソレノイド作用によってスプールを変位させ、ポンプポ
    ートとシリンダポートとを適宜連通させるようなソレノ
    イドタイプ制御弁にかいて、前記制御弁の弁孔内にはフ
    ィードバック用スリーブが摺動自在に挿入され、該フィ
    ードバック用スリーブ内にはスプールが摺動自在に挿入
    されると共にポンプポートとシリンダポートとタンクポ
    ートに通じる通路をそれぞれ設け、スプールにはこれら
    のポンプポートとシリンダポートとタンクポートとを開
    閉させるランドを設け、これにより前記シリンダポート
    に通じる通路はスプールの切換時にポンプポテトに通じ
    る通路又はタンクポートに通じる通路のいずれか一方に
    選択的に連通され、フィードバック用スリーブの一端に
    はコントロールスプリングを直列に介装させると共に前
    記タンクポートから分岐した通路を開口させ、又スリ2
    ブノ他端にはシリンダポートと通じるフィードバック通
    路を導かせ、更にスプールの一端にはスプールと直列に
    リターンスプリングを介装させ、又スプールの他端はリ
    ターンスプリングと対向するソレノイドの可動鉄心と当
    接させてなる電磁式遠隔制御弁。
JP1275674U 1974-01-30 1974-01-30 デンジシキエンカクセイギヨベン Expired JPS5853497Y2 (ja)

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JP1275674U JPS5853497Y2 (ja) 1974-01-30 1974-01-30 デンジシキエンカクセイギヨベン

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JP1275674U JPS5853497Y2 (ja) 1974-01-30 1974-01-30 デンジシキエンカクセイギヨベン

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Publication Number Publication Date
JPS50104231U JPS50104231U (ja) 1975-08-27
JPS5853497Y2 true JPS5853497Y2 (ja) 1983-12-05

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ID=28088402

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JP1275674U Expired JPS5853497Y2 (ja) 1974-01-30 1974-01-30 デンジシキエンカクセイギヨベン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60167275U (ja) * 1984-04-12 1985-11-06 三菱重工業株式会社 サ−ボバルブ

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JPS50104231U (ja) 1975-08-27

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