JPH0342486Y2 - - Google Patents

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JPH0342486Y2
JPH0342486Y2 JP18002280U JP18002280U JPH0342486Y2 JP H0342486 Y2 JPH0342486 Y2 JP H0342486Y2 JP 18002280 U JP18002280 U JP 18002280U JP 18002280 U JP18002280 U JP 18002280U JP H0342486 Y2 JPH0342486 Y2 JP H0342486Y2
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JP
Japan
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pressure
port
main piston
main
pressure port
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JP18002280U
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JPS57102771U (ja
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  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気信号によつて圧力を自由に制御
できるようにした減圧弁に関するもので、たとえ
油圧シヨベル、クレーンのような建設機械の自動
化や遠隔操作、油圧ポンプや油圧プレス、その他
の一般産業機械や圧力制御でコントロールされる
クラツチなど、諸種の油圧回路の複雑な制御に広
く利用できるものである。
従来でも、電気信号で圧力を制御するようにし
た減圧弁には、電気油圧サーボ弁とスプール式減
圧弁とを組合せた複合形のサーボ式減圧弁や、減
圧弁と2次圧制御用のフオースモータ、ノズルフ
ラツパ機構を組合せたもの、フオースモータ、ノ
ズルフラツパ機構と三方向弁方式のスプール弁に
より構成されたもの、あるいは直流ソレノイドリ
リーフ弁をパイロツト部にした減圧弁などが広く
知られている。しかし、これらの従来のものは、
概して構造的に複雑で高価であること、電流値を
0にしても圧力が発生しているので、0Kg/cm2
からの制御ができないこと、配管取付構造がサブ
プレート取付型になつているため、建設機械など
のように多数の弁を使用する場合には、配管が複
雑になり、コストが高くなるとともに油洩れの原
因にもなるという共通の欠点をもつている。ま
た、ノズルフラツパ機構のような精密な機構を有
するものは、流体の汚染に弱く、耐久性に劣ると
いう欠陥もある。
本考案はこのような欠点を改善するため、比較
的簡単な機構によつて圧力を精密に制御できるよ
うにし、また最小制御圧力範囲を0Kg/cm2から
制御でき、さらに多数の弁を用いるとき配管をコ
ンパクトにまとめ得るようにした、高性能でコス
トが安く、耐久性にも優れた電磁比例減圧弁を目
的としたものである。
以下、本考案の実施例を第1図について説明す
る。
本考案の電磁比例減圧弁は、メイン制御部とパ
イロツト制御部とからなり、メイン制御部は、本
体3内に設けられ、かつスリーブ2と主ピストン
1を有しており、スリーブは、一次側圧力ポート
12と二次側圧力ポート18とタンクポート15
を有しており、 二次側圧力ポートは、主ピスト
ンと同軸であつて、かつその一端側に配置されて
おり、主ピストンは一次側圧力ポートと二次側圧
力ポート間の制御オリフイス13、又は二次側圧
力ポートとタンクポート間の制御オリフイス14
を選択的に開閉するものであり、パイロツト制御
部は圧力室20とポペツト7と電磁駆動部を有
し、圧力室は本体内において主ピストンの一端側
で、かつ二次側圧力ポートと対向する位置で、か
つ同軸上に配置されており、圧力室は一側を主ピ
ストン端部のスリーブ内に連通するとともに他側
をポペツトを介してタンクポートに連通してお
り、かつオリフイス6を有する本体内流路19を
介して一次側圧力ポートに連通するものであり、
電磁駆動部は可動鉄心9とコイル10を有し、か
つ可動鉄心がバネ8を介してポペツトを押圧する
ものであり、上記主ピストンは圧力室の圧力と二
次側圧力ポートの背圧との平衡位置まで摺動する
ように構成されたものである。なお、室22は、
穴16、流路17を経て二次側圧力ポート18に
通じている。また、図中5はカバープレート、1
1はカバーである。
以上の構成において、コイル10を流れる電流
が0のときは可動鉄心9に作用する電磁力も0で
あるから、一次側圧力源からの流体は本体3の横
穴(紙面に垂直方向)を介して、一次側圧力ポー
ト12に入り、流路19、オリフイス6を経て圧
力室20に導かれてポペツト7を押し、流路21
を通つてタンクポート15を介して横穴で連通す
るタンクに逃げる。このときポペツト7を図面の
左側に押す力は0であるから、圧力室20の圧力
も0である。主ピストン1は、左側の弱いバネ4
に押されており、右端面には圧力がかかつていな
いので、図示の位置にとどまつている。この状態
では、一次側圧力ポート12は、制御オリフイス
13が閉じているので室22に通じていない。
負荷が接続される二次側圧力ポート18は、流
路17、穴16、室22、制御オリフイス14を
経てタンクポート15に通じているので、二次側
圧力ポート18の圧力はタンクポート15の圧力
と等しく、通常0になつている。
さて、コイル10に電流が流れると、電流×コ
イル巻数に比例した電磁力が可動鉄心9に発生す
る。一次側圧力ポート12から流路19、オリフ
イス6を通つて圧力室20に導かれた流体は、ポ
ペツト7がバネ8を介して電磁力により閉じられ
ているから、圧力室20に閉じ込められ、圧力が
発生する。即ち、圧力室20にはコイル10に流
れる電流値に比例した圧力が発生する。この圧力
×ポペツト受圧面積が電磁力よりも大きくなる
と、ポペツト7は図面の右側に押されるから、流
体は流路21を経てタンクポート15へ流れる。
圧力室20で発生する圧力は、主ピストン1の右
端の受圧部に作用し、バネ4の力に抗して主ピス
トン1を左方向に押すから、制御オリフイス13
が開き、制御オリフイス14が閉じる。
したがつて、一次側圧力ポート12は制御オリ
フイス13、室22、穴16、流路17を経て二
次側圧力ポート18に通ずることとなり、図中矢
印で記載したように流体の流れが発生する。この
二次側圧力ポート18には、通常シリンダなどの
負荷が接続されているから、一次側圧力ポート1
2からの流体と負荷により背圧が発生し、この背
圧が主ピストン1の左端の受圧部に作用する。図
示の例では、主ピストン1の左右の受圧部の受圧
面積を等しくしてあるので、二次側圧力ポート1
8の背圧が圧力室20の圧力よりも大きくなると
(バネ4の弾力は小さいのでこれを無視する)、主
ピストン1は右方向へ移動し、その結果、制御オ
リフイス13が閉じ、制御オリフイス14が開い
て二次側圧力ポート18の圧力が低下する。そし
て、二次側圧力ポート18の圧力が、圧力室20
の圧力よりも小さくなると、主ピストン1は左方
向へ移動し、制御オリフイス13が開き、14が
閉じて二次側圧力ポート18の圧力が上昇する。
このような動作によつて、二次側圧力ポート18
の圧力は、圧力室20の圧力、すなわち、コイル
10に流れる電流の値によつて制御される。流路
19内に設けられたオリフイス6は、パイロツト
制御部(リリーフ弁)に流れる流量を制限し、リ
リーフ弁のオーバライド特性(流量とリリーフ圧
力の関係)によるメイン制御部(減圧弁)の特性
を選択するためのものである 本考案によれば、電気信号によつて設定圧力を
自由に制御できる減圧弁を、従来よりも簡単な構
成によつて達成でき、安価な電磁比例減圧弁を提
供することができる。また、この構造では、ノズ
ルフラツパ機構などの精密な機構がないので、ゴ
ミなどの流体の汚染に強く、耐久性もよく、メイ
ンテナンスも簡単である。
しかも、従来のこの種の減圧弁では制御不能で
あつた0Kg/cm2からの制御が可能である。さら
に、配管取付構造が従来のようなサブプレート取
付形でないから、多数の弁を使用する場合には、
たとえば第2図に例示したように、多数の弁を積
重ねて一次側圧力ポート(ポンプポート)とタン
クポートをそれぞれ共通化できるので、弁の数の
割には配管は少なくなり、コンパクトにまとめる
ことができる。したがつて多数の制御弁を必要と
する建設機械などに使用する場合には、コスト的
にもスペース的にも有利である。
なお、第2図において18は二次側圧力ポー
ト、12′は共通化された一次側圧力ポート、1
5′は共通化されたタンクポート、23はOリン
グ、24はエンドプレートを示している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電磁比例減圧弁の一実施
例を示す断面図。第2図はその多数を重ねて使用
する場合を例示した線図である。 図において;1……主ピストン、2……スリー
ブ、3……本体、4……バネ、5……カバープレ
ート、6……オリフイス、7……ポペツト、8…
…バネ、9……可動鉄心、10……コイル、11
……カバー、12……一次側圧力ポート、13,
14……制御オリフイス、15……タンクポー
ト、16……穴、17……流路、18……二次側
圧力ポート、19……流路、20……圧力室、2
1……流路、11……室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 メイン制御部とパイロツト制御部とからなり、 メイン制御部は、本体3内に設けられ、かつス
    リーブ2と主ピストン1を有しており、 スリーブは、一次側圧力ポート12と二次側圧
    力ポート18とタンクポート15を有しており、 二次側圧力ポートは、主ピストンと同軸であつ
    て、かつその一端側に配置されており、 主ピストンは一次側圧力ポートと二次側圧力ポ
    ート間の制御オリフイス13、又は二次側圧力ポ
    ートとタンクポート間の制御オリフイス14を選
    択的に開閉するものであり、 パイロツト制御部は圧力室20とポペツト7と
    電磁駆動部を有し、 圧力室は、本体内において主ピストンの一端側
    で、かつ二次側圧力ポートと対向する位置で、か
    つ同軸上に配置されており、 圧力室は一側を主ピストン端部のスリーブ内に
    連通するとともに他側をポペツトを介してタンク
    ポートに連通しており、かつオリフイス6を有す
    る本体内流路19を介して一次側圧力ポートに連
    通するものであり、 電磁駆動部は可動鉄心9とコイル10を有し、
    かつ可動鉄心がバネ8を介してポペツトを押圧す
    るものであり、 上記主ピストンは圧力室の圧力と二次側圧力ポ
    ートの背圧との平衡位置まで摺動するように構成
    されたことを特徴とする電磁比例減圧弁。
JP18002280U 1980-12-17 1980-12-17 Expired JPH0342486Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18002280U JPH0342486Y2 (ja) 1980-12-17 1980-12-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18002280U JPH0342486Y2 (ja) 1980-12-17 1980-12-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57102771U JPS57102771U (ja) 1982-06-24
JPH0342486Y2 true JPH0342486Y2 (ja) 1991-09-05

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ID=29976241

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JP18002280U Expired JPH0342486Y2 (ja) 1980-12-17 1980-12-17

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JP (1) JPH0342486Y2 (ja)

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JPS57102771U (ja) 1982-06-24

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