JPH0610910A - 液圧サーボ弁装置 - Google Patents

液圧サーボ弁装置

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JPH0610910A
JPH0610910A JP10418193A JP10418193A JPH0610910A JP H0610910 A JPH0610910 A JP H0610910A JP 10418193 A JP10418193 A JP 10418193A JP 10418193 A JP10418193 A JP 10418193A JP H0610910 A JPH0610910 A JP H0610910A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定減速度で被制御アクチュエータを下降さ
せるためにスプールをセット位置まで穏やかに移動させ
得る非係合機構を具えたサーボ弁を提供する。 【構成】 第1及び第2制御チャネルは、ブシュ部材内
のスプール部材の位置に依存する第1及び第2制御流体
圧の各々で流体を分配し、第1及び第2増幅流体チャネ
ルは、第1及び第2増幅ポートからスプール部材の各第
1及び第2端部に制御増幅流体圧を伝え、第1増幅流体
チャネル内に配置された減速制御機構は、スプールの第
1端部及び第1増幅ポートの間の流体の流れを許す及び
止める第1及び第2の位置を有するポジショナ手段を包
含し、各リリーフチャネルは、そのゼロ位置までのスプ
ールの円滑な移動を可能にするために電磁弁入力ポート
及びスプール部材の第1端部の間の液圧流体の流れを制
限するように計量オリフィスを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液圧サーボ弁に関し、
更に詳細には、第1段液圧増幅及び第2段スプール弁を
包含する高性能・高速タイプのアクチュエータを制御す
るサーボ弁に関する。本発明は特に、アクチュエータ故
障やサーボ故障の場合にサーボ弁によって操作されたア
クチュエータ内の大きな力のような高い加速を防止する
ための減速制御機構を含むサーボ弁に向けられている。
【0002】
【従来の技術】流体制御弁、すなわち液圧サーボ弁は、
良く知られており、多くの例が存在する。1つの典型的
なサーボ弁は、米国特許明細書第3,228,423号
に開示されている。これらの弁は、正確な移動制御及び
迅速なレスポンスが要求されるような液圧アクチュエー
タの移動制御のためにしばしば用いられる。これらのサ
ーボ弁は、広範囲にわたって出力が入力に比例するよう
な、レスポンスの良好な直線性を有する。このタイプの
弁において、第1段は、増幅ポートに連結されている、
一対の流体ジェットの間に配置されるフラッパを制御す
る、いわゆるトルクモータを包含する。供給圧及びリタ
ーン又はドレンは、この第1段に連結され、トルクモー
タは、フラッパを制御し、これにより、トルクモータの
電機子に供給される信号に比例する異なる圧力が増幅ポ
ートに供給される。
【0003】スプールタイプの第2段は、適当なチャネ
ル及びポートを具えた弁本体と、精密切削されたポート
及び開口を具えた円筒状スリーブ又はブシュと、ブシュ
内を前後に移動するスプール、とを包含する。スプール
は、円筒状面の上に溝及びランドを有し、これにより、
ブシュ内のポート及びランドは、増幅出力に比例する流
れを第1及び第2制御ポートに供給する精密可変オリフ
ィスを画成する。増幅ポートでの出力は、中央又はゼロ
位置の右若しくは左にそれを強要するために、スプール
の第1及び第2端部に供給される。ゼロ位置において、
制御ポートでの出力圧は、釣り合っている。
【0004】アームは、フラッパのスプールに機械的に
連結され、且つ第1段に機械的フィードバックを提供す
る。液圧サーボ弁の基礎的設計には、多数の変更があ
り、それらの幾つかは、米国特許明細書第3,221,
760号、第4,617,966号、及び第4,45
6,031号に現出する。第2段のブシュ及びスプール
は、米国特許明細書第4,337,797号に記載され
ている。
【0005】高速・高性能アクチュエータの場合、液圧
増幅段又はその上流側の制御回路の故障時に被制御液圧
アクチュエータの加速を制限する機構を包含することが
望まれる。これを達成するために、第1段を乗り越える
と共にそのゼロ位置近傍のセットポイントまで迅速且つ
円滑に第2段のスプールを強要することが必要である。
ここでの目的は、その衝程又はストロール長の僅かな部
分内でのアクチュエータの走行を減速させること、及
び、許容レベルまで、理想的には0.4g以下まで加速
又は減速を制限するように所定形式で実行することであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、制御
された非係合機構を具えたサーボ弁、すなわち、最大タ
ーゲットを超過しない減速で被制御アクチュエータの下
降を可能にするためにスプールをそのセット位置まで穏
やかに移動させる、いわゆる『アボート弁』を提供する
ことにある。
【0007】本発明の別の目的は、反響やハンチングな
しにサーボ弁スプールをそのセット位置まで移動させる
制御された非係合機構を提供することにある。本発明の
更に別の目的は、非係合信号の開始時からの被制御アク
チュエータの移動及び走行時間を最少化するためにスプ
ールをそのセット位置まで移動させる制御された非係合
機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の態様に従い、ス
プールタイプの液圧サーボ弁と関係する減速制御機構
は、第1段からスプールの一端に流体を供給する関係の
増幅流体チャネルのスプールの一側に配置されている。
減速制御機構において、液圧的にオープンポジションに
付勢されるが、クローズドポジションにばね付勢され
る、ピストン形式を有する、液圧駆動ポジショナが存在
する。ポジショナは、ポジショナがその各オープンポジ
ション及びクローズドポジションにあるときに、サーボ
弁スプールの端部及び関係する増幅ポートの間の流体流
れを許す及び塞ぐための増幅ポートと相互作用する増幅
ポートシャットオフランドを有する。制御信号入力を受
容する電磁弁は、ドレン又はリターンに連結される第2
ポート及び供給圧の源に滴下オリフィスを介して連結さ
れる入力ポートを有する。電磁弁の作動状態において、
入力ポートは、供給圧であり、非作動状態において、入
力ポートは、低圧まで下降する。好ましくはピストン形
式を有するポジショナ液圧アクチュエータは、電磁弁入
力ポートと連通する。電磁弁が作動されるときに、ピス
トン又はアクチュエータは、ポジショナを付勢してオー
プン状態にし、これにより、サーボ弁のスプールは、流
体増幅チャネルに直結される。しかしながら、電磁弁の
非作動時には、ピストンへの流体圧は、下降し、また、
ピストン又はアクチュエータの残りの流体圧の力よりも
大きいばね力を有する付勢ばねは、ポジショナをクロー
ズドポジションに強要し、且つサーボ弁のスプールから
増幅チャネルを切り離す。
【0009】少なくとも1つのリリーフチャネルと、サ
ーボ弁スプールの関係する端部と流体連通するように配
置される、好ましくは一対のリリーフチャネル、とが存
在する。これらのリリーフチャネルの各々は、電磁弁の
入力ポートでの減圧及びスプールのその端部の間の液圧
流体の流れを制限する計量オリフィスを有する。それら
は、そのゼロ位置へのスプールの円滑な通行を実現する
ために選択される。先ず、スプール通行オリフィスは、
所定流速で流体流れを制御するように作用し、次いで、
ゼロオーバーライドオリフィスは、サーボ弁スプールが
そのゼロ位置に近付くにつれて、スプールがそのセット
位置に至るまで、流れを更に減少させるように作用す
る。
【0010】ポジショナは、サーボ弁スプールの関係す
る端部に向かって軸方向に突出するステムを包含する。
ポジショナがそのクローズドポジションにあるときに、
このステムは、サーボ弁スプールの端面に遭遇し、その
時、後者は、ゼロ位置にある。ポジショナは、ポジショ
ナ通行オリフィスを介して電磁弁入力ポートと連通する
ポジジョナ通行ポートに液圧アクチュエータから流体流
れを通すポジショナ通行ランドを有する。ポジショナ通
行ランドは、所定走行後にポジショナ通行ポートを閉じ
る。電磁弁入力ポート及び液圧アクチュエータ又はピス
トンの間を連通するリリーフ通路があり、このリリーフ
通路は、内部配置されたポジショナゼロオーバーライド
オリフィスを有する。ポジショナ通行オリフィス及びポ
ジショナゼロオーバーライドオリフィスは、それがその
ゼロ位置を介してそのセット位置までスプール部材を押
圧する際に、ポジショナの円滑な移動を実現するような
オリフィス寸法を有する。
【0011】この機構の効果は、減速制御機構の電磁弁
が作動されるや否や、すなわちその制御電流が低くなる
とき、被制御形式のサーボ弁スプールをそのセット位置
まで移動させることである。その関係するスリーブ又は
ブシュのポジショナの移動は、幾つかの許容可能な最大
値以下、すなわち約0.4g以下にアクチュエータの加
速又は減速を保持するように、サーボ弁によって制御さ
れる連続するアクチュエータ段の一定の減速を実現する
ように設計される。
【0012】本発明の上記及び他の多くの目的、特徴、
利点は、添付図面に関連して理解されるべき、好適実施
例の以下の記載からより完全に理解されよう。
【0013】
【実施例】図面を参照するに、先ず図1及び2を参照す
ると、2段サーボ弁組立体10は、第1段12又は液圧
増幅器が取着される弁本体11を有する。第1段12
は、増幅出力チャネル16及び17を介して調和的な流
体圧A1 及びA2 を供給するフラッパ弁15を有するト
ルクモータ14が位置決めされるハウジング13を有す
る。流体増幅圧A1 及びA2 は、第1段12の下の弁本
体11内に配置される第2段18を制御する。第2段に
おいて、円筒状スリーブ又はブシュ19は、サーボ弁ス
プール20を包含し、その両者は、公知の設計から成
る。ブシュは、各制御チャネル22及び23を介して所
定制御流速で制御流体圧C1 及びC2 を供給する多数の
出力ポート21を有する。制御圧C1 及びC2 は、図示
しない、連続するアクチュエータ段に提供される。圧力
及び流速は、1以上のリターン又はドレンのチャンバ2
5及び圧力チャンバ24と協働するブシュ19の協働ポ
ート及びスプール20の各ランドの位置に依存して、制
御出力チャネル22及び23に現出する。好適実施例に
おいて、圧力チャンバ24は、高圧力下の流体圧が供給
され、リターンチャンバに現出するリターン圧Rは、最
少に維持される。
【0014】この実施例において、各内側ブシュ又はス
リーブ27内に嵌合されるスプール20の右端及び左端
には、切株状シャフト26がある。切株状シャフト26
は、ブシュ19内部でスプール20を位置決めするため
の往復ピストンとして機能する。通常モードにおいて、
第1段12からの増幅チャネル16及び17は、切株状
シャフト26の2つの外面、すなわちスプール20の各
左端及び右端に連結されている。これを達成するため
に、増幅流体圧A2 をスプール20の右端の切株状シャ
フト26に連通する流体チャネル29を包含する、図2
に示されたような、右手側に添えられた端部キャップ2
8が存在する。
【0015】制御される非係合弁組立体30は、図2に
示されたように、サーボ弁本体11の左手側に取着され
ている。この機構の詳細は、図3,4,5、及び6を参
照して更に詳細に記載される。制御される非係合組立体
30は、通常状態で端部キャップ28のチャネル29と
同様の効果を奏する流体チャネルを包含し、弁本体11
の左端に取着される端部キャップ本体31を有する。通
常チャネル32は、チャネル16から左端の切株状シャ
フト26へ増幅流体圧A1 を伝える。本体31内部に
は、スリーブ34又はブシュ内にスライド自在に取着さ
れるスピンドルタイプのポジショナ33があり、スリー
ブ34又はブシュは、本体31の軸穴に挿入される。ポ
ジショナ33の末端ステム35は、切株状シャフト26
の端面の位置に接するために、図2及び4の右に突出す
る。このステム35の近傍には、スリーブ34の増幅ポ
ート37を開閉(オープン又はクローズ)する増幅ポー
トシャットオフランド36がある。このポート37は、
チャネル32と連通する。ポジショナ33の作動又は引
っ込み位置において、ランド36は、近傍、すなわち増
幅ポート37の左に位置決めされ、チャネル16及び3
2を介しての第1段12から切株状シャフト26のピス
トン面への増幅流体の流れをオープンさせ得る。しかし
ながら、図示のように、ポジショナ33の末端又はクロ
ーズドポジションにおいて、ランド36は、ポート37
を塞ぎ、スプールのこの端部から第1段液圧増幅を切り
離す。図6に良好に示されるように、ポジショナ通行ラ
ンド38は、ポジショナ33上に形成されたアクチュエ
ータピストン40からの又はそこへの流体圧の流れを許
容するために、スリーブ34内のポジショナ通行オリフ
ィス39と協働する。ポジショナゼロオリフィス41
は、ピストン40のチャンバと直接協働する。このポジ
ショナゼロオリフィス41は、ポジショナ通行オリフィ
ス39よりも制限的である。ポジショナ42及びピスト
ン40の近傍に示されているのは、一連のばね43が積
み重ねられるポジショナシャフト42である。これらの
バネ43は、ワッシャ44によってクランプされ、ワッ
シャ44は、本体31にボルト止めされるカップ状ばね
ハウジング45内に保持され、ロックカラー調整ナット
46は、シャフト42の突出するねじ付き端部上に位置
決めされる。ロックカラーナット46は、ポジショナの
最終的セット位置の調整を可能にする。金属カバー47
は、ばねハウジング45の上の組立体30に取着され
る。この実施例において、ばねは、スプール20上の流
体力を克服するために充分なばね力を有するように選択
される。
【0016】この実施例において、軸穴を介してステム
端部に流体圧を伝えるために、ステム35には開口48
が設けられる。図6に詳細に示されているように、スリ
ーブ27は、相互作用する切株状シャフト26の基
(左)部でスプール通行ランド50に面するスプール通
行ポート49を有する。それからスプール通行ポート4
9を介して逃出する流体は、スプール通行オリフィス5
1を貫通する。
【0017】圧力B1 ′であるこの流体は、図3に示さ
れるように、チェック弁52を貫通する。チェック弁
は、スプール通行ポート49、ランド50、及びオリフ
ィス51がサーボ弁の通常作動に干渉しないようにする
ために、設けられる。切株状シャフト26の一方側又は
両側には、ゼロオーバーライド開口53が設けられ、こ
れは、切株状シャフト26のピストン面に開く別の軸穴
と連通する。このゼロオーバーライド開口53は、切株
状シャフト26の多数のランドによって保護される。ス
リーブ27のゼロオーバーライドポート54は、スプー
ル20がそのゼロ位置に接近する際にゼロオーバーライ
ド開口53と流体連通する。ポート54は、チェック弁
52(図3)を介しての圧力B2 で且つ所定制御速度で
の流体流れを可能にするために、ゼロオーバーライドオ
リフィス55が設けられる。
【0018】ゼロオーバーライドオリフィス55は、ス
プール通行オリフィス51よりも制限的である。図5に
示されているように、高圧流体は、流体フィルタ56及
び滴下オリフィス57を介して本体31内の流体導管5
8内に流入する。図3に戻るに、導管58は、電磁弁5
9の入力側に連結される。電磁弁59は、クローズドポ
ジションに通常励磁されるが、信号喪失時には、弁は、
ドレン又はリターン圧にある別のチャネル60に導管5
8を連結するようにオープン状態になる。従って、導管
58において、通常供給圧である流体圧Dが存在する。
しかしながら、電磁弁が開いている故障の場合、圧力D
は、リターン圧に近い低圧まで下降する。図3にも示さ
れているように、スプール通行オリフィス51及びスプ
ールゼロオーバーライドオリフィス53は、チェック弁
52を介して導管58と連通する。チェック弁52は、
圧力Dが低いときのみ、すなわち電磁弁59がオープン
しているときのみ、流体流れを可能にする。
【0019】通常作動において、電磁弁59は、クロー
ズ状態で作動し、導管58に現出する圧力Dは、供給圧
である。全流体圧は、ポジショナピストン40に供給さ
れ、ピストン力は、ばね43の力を克服し、ポジショナ
33をそのオープン位置まで強要する。これは、第1段
増幅チャネル16及びスプール20の左手側の間の非妨
害的な流体連通を可能にする。
【0020】故障の場合、電磁弁59は、導管58内の
圧力Dを減少させるように、消磁状態にされる。ばね3
4からのばね力は、ピストン40に対する流体力よりも
高く、ばね43は、クローズドポジション(すなわち右
側)へ迅速にポジショナを強要する。ランド36は、チ
ャネル16及び32から流体経路を外すために増幅ポー
ト37を塞ぐ。もしスプール20が図2で左外れに示さ
れている位置にあると、ポジショナ33は、スプール2
0に対して押圧するように作動し、これにより、ステム
35は、スプール20がそのセット位置に至るまで、切
株状シャフト26を右方向に強要する。最初に、流体
は、ポジショナ通行オリフィス39を介してピストン4
0から流出する。しかしながら、ポジショナ通行ランド
38がオリフィス39を介した流れを止めるために充分
に一度移動されると、ピストン40からの残っている流
れは、より低い流速にあるポジショナゼロオリフィス4
1を介する。
【0021】図7に示されているように、スプール20
上のポジショナ33のこの動作の効果は、スプール20
がそのゼロ位置に向かって移動するにつれて、ブシュ1
9のポートを漸次閉じる(クローズする)ことである。
ポジショナ通行及びゼロオーバーライドオリフィスの結
合効果は、一般的な放物曲線をもたらすことである。こ
の効果は、時間TSET でスプール20がそのゼロ位置に
至るまで、時間T0 で故障の場合の開始から出来る限り
一定減速度を達成することである。好ましくは、加速
は、最大の許容レベル以下に保持される。
【0022】故障時にスプール20が最右端又は末端位
置にある場合に、ポジショナ33は、既述のように、そ
のクローズドポジションまで移動する。これは、増幅チ
ャネル16及び32から切株状シャフト26までの増幅
段圧力を切り離す。増幅チャネル17及び29内に残る
流体圧は、切株状シャフト端部の間の圧力不平衡のため
にゼロ位置に向かってスプール20及び切株状シャフト
26を駆動する。流体は、スプール通行オリフィス51
を介して流出し始める。スプール20がそのゼロ位置に
近付くにつれて、スプール通行ランド50は、オリフィ
ス51を介した流れを止め、流体は、ゼロオーバーライ
ドオリフィス55を介して流れ続ける。これらの2つの
オリフィス51及び55は、スプール20をそのゼロ位
置に漸次移動させ、且つ出来るだけ丁寧に連続する段に
減速効果を及ぼすために、図7に示されているような制
御的な特徴を達成するように選択される。いずれの場合
にあっても、故障時には、スプール20は、そのセット
位置まで運ばれ、且つそこに停留される。増幅チャネル
29内の圧力は、ポジショナ33内に残るばね負荷に対
してスプール20を付加する。セット位置の周りには、
ハンチングや反響は無い。その結果、連続する又は次の
段には、もっと振動が起きることはない。セット位置に
おいて、ポジショナステム35は、スプール20の端部
に対して当接する。調整ナット46は、セットポイント
のためのポジショナの調整を可能にする。
【0023】本発明は、1つの好適実施例に関して詳細
に記載されたが、本発明は、その正確な実施例に限定さ
れない、ということが理解されるべきである。本明細書
において、記載又は構造の用語は、図示実施例の理解の
補助のために単に与えられている。左、右、上方、上及
び下といった用語は、制限的に解釈されるべきでない。
別のタイプの第1段増幅器又は多段スプール駆動装置の
ような、上記実施例の様々の変化や変更は、添付した請
求の範囲に記載されたような本発明の範囲を逸脱するこ
となく、当業者にとって明らかになろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の1の好適実施例に係る減速制
御機構を組み込んだサーボ弁組立体の部分破断端面図で
ある。
【図2】図2は、図1のII−II線に沿う断面正面図であ
る。
【図3】図3は、図2のIII −III 線に沿う、減速制御
機構の部分断面図である。
【図4】図4は、図3のIV−IV線に沿う、減速制御機構
の拡大断面図である。
【図5】図5は、図1のV−Vでの詳細断面図である。
【図6】図6は、図2に示された減速制御機構の一部を
示している拡大図である。
【図7】図7は、本発明の減速制御機構の作動後の時間
の関数としてのスプール弁ポート領域の漸次変化を示し
ているチャート図である。
【図8】図8は、時間の関数としての連続する段の減速
を示しているチャート図である。
【符号の説明】
12…第1段 13…ハウジング 14…トルクモータ 15…フラッパ弁 19…ブシュ 20…スプール 22,23…チャネル 24…チャンバ 26…切株状シャフト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧に規定される液圧源に連結された高
    圧ポートと、低圧で液圧流体をそこから引き出すドレン
    に連結されたリターンポートと、上記高圧及び低圧の間
    の制御された各増幅圧で液圧流体を提供し且つ制御信号
    の関数として変化する第1及び第2増幅ポート、とを有
    し、制御信号が供給される液圧増幅段を包含する液圧サ
    ーボ弁装置であって、流体弁段は、ブシュ部材内のスプ
    ール部材の位置に依存して流体がそこを選択的に貫流す
    る複数個の開口が穿設され且つ一般的な円筒状の内面を
    有するブシュ部材内に摺動自在に配置されたスプール部
    材を包含し、スプール部材は、上記開口と共に、流体流
    れを制御する計量オリフィスを画成する複数個のランド
    を包含し、弁本体は、上記ブシュ部材の各開口を上記液
    圧源及びドレンに連結する内部形成された圧力及びリタ
    ーンチャネルを有し且つ上記ブシュ部材を包含し、第1
    及び第2制御チャネルは、ブシュ部材内のスプール部材
    の位置に依存する第1及び第2制御流体圧の各々で流体
    を分配するためのブシュ部材の別の各開口に連結され、
    第1及び第2制御流体圧は、スプール部材の中央のゼロ
    位置において釣り合い、第1及び第2増幅流体チャネル
    は、増幅流体圧に従う形式でスプール部材の移動を強要
    するために第1及び第2増幅ポートからスプール部材の
    各第1及び第2端部に制御増幅流体圧を伝え、上記第1
    増幅流体チャネル内に配置された減速制御機構は、スプ
    ールの上記第1端部及び上記第1増幅ポートの間の流体
    の流れを許す及び止める第1及び第2の位置を有するポ
    ジショナ手段と、ポジショナ手段をその第1位置に強要
    するための液圧アクチュエータ手段と、ポジショナ手段
    をその第2位置に強要するための弾力性付勢手段、とを
    包含し、電磁弁手段は、制御信号入力と、滴下オリフィ
    スを介して供給源に連結された入力ポートと、ドレンに
    連結された第2ポート、とを有し、入力ポートは、作動
    時に供給圧力であるが、非作動時には入力圧が低い圧力
    まで下降し、液圧アクチュエータは、電磁弁入力ポート
    と流体連通し、少なくとも1つのリリーフチャネルは、
    スプール部材の第1端部及び電磁弁入力ポートと流体連
    通するように配置され、各リリーフチャネルは、そのゼ
    ロ位置までのスプールの円滑な移動を可能にするために
    電磁弁入力ポート及びスプール部材の第1端部の間の液
    圧流体の流れを制限するように計量オリフィスを有する
    ことを特徴とする液圧サーボ弁装置。
  2. 【請求項2】 上記スプール部材の第1端部は、外側ラ
    ンド及び外側ランドから移動された溝を有するピストン
    を包含し、上記少なくとも1つのリリーフチャネルは、
    スプール部材がゼロ位置から移動され且つスプール部材
    がゼロ位置に近付くにつれてそれによって閉じられると
    きに、ランドによってさらされ且つピストンに面するポ
    ートを有するスプール通行チャネルと、ピストンがゼロ
    位置に近付くときに上記溝まで開かれるゼロオーバーラ
    イドチャネル、とを包含することを特徴とする請求項1
    に記載の液圧サーボ弁装置。
  3. 【請求項3】 上記スプール通行チャネル及びゼロオー
    バーライドチャネルは、各々が異なる流速を提供するゼ
    ロオーバーライドオリフィス及びスプール通行オリフィ
    スを包含することを特徴とする請求項2に記載の液圧サ
    ーボ弁装置。
  4. 【請求項4】 上記ピストンは、ピストンの端面及び上
    記溝の間を連結するチャネルを包含することを特徴とす
    る請求項3に記載の液圧サーボ弁装置。
  5. 【請求項5】 上記ポジショナは、ポジショナがその第
    2位置にあるときに、スプール部材の第1端部に対して
    実質的に軸方向に突出するステムを包含することを特徴
    とする請求項1に記載の液圧サーボ弁装置。
  6. 【請求項6】 上記ポジショナは、ポジショナ通行オリ
    フィスを介して電磁弁入力ポートと連通するポジショナ
    通行ポートを介して液圧アクチュエータからの流体流れ
    を開くポジショナ通行ランドを有し、ポジショナ通行ラ
    ンドは、所定走行後にポジショナ通行ポジショナを閉
    じ、減速制御機構は更に、液圧アクチュエータ及び電磁
    弁入力ポートの間を連通し且つポジショナゼロオーバー
    ライドオリフィスを内部に有するリリーフ通路を包含
    し、ポジショナ通行オリフィス及びポジショナゼロオリ
    フィスは、スプール部材をそのゼロ位置に押圧するため
    に、ポジショナの円滑移動を可能にする各寸法を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の液圧サーボ弁装置。
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