JPH0419483A - 電磁切換弁 - Google Patents

電磁切換弁

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JPH0419483A
JPH0419483A JP2119920A JP11992090A JPH0419483A JP H0419483 A JPH0419483 A JP H0419483A JP 2119920 A JP2119920 A JP 2119920A JP 11992090 A JP11992090 A JP 11992090A JP H0419483 A JPH0419483 A JP H0419483A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電磁切換弁さらに詳細には、油圧式クラッチの
制御に使用するのに好適な電磁切換弁に関する。
〔従来の技術及びその技術的課題〕
トラクタで代表される車両系建設機械において。
油圧式の低速段クラッチ(以下ロークラッチと称す)と
高速段クラッチ(以下ハイクラッチと称す)を用い、こ
れら油圧アクチュエータへの油圧の給排により使用クラ
ッチを選択作動する電子制御式の走行システムが知られ
ている。
第4図はそのような油圧クラッチの系統例を示しており
、C1はロークラッチ、C2はハイクラッチである。そ
れらロークラッチC工とハイクラッチC2は、それぞれ
クラッチを遮断する方向に付勢するばね34,35を備
えた油圧アクチュエータ(単動式油圧シリンダ)31.
32で断・接されるようになっており、これらと油圧ポ
ンプ38の間には、2位[4ポートの単一の電磁切換弁
37が配され、これの通電オン・オフにより油圧アクチ
ュエータに対する作動油の流れを切換えている。
この電磁切換弁37として、従来では、非通電時にP−
A、B−T接続、通電時にP−B、A−T接続の単純な
ものが使用されていた。このため、第4図のように、油
圧ポンプ38から圧油がロークラッチC工の油圧アクチ
ュエータ31に供給され、ハイクラッチC2の油圧アク
チュエータ32の油室の油がタンク39に戻されている
状態で。
クラッチを切り替えるべく電磁切換弁37を通電すると
、油圧アクチュエータ31の油圧はA−Tの経路で素早
くタンク39に戻され、ロークラッチC工はすぐに遮断
される。
しかし、油圧ポンプ38からの吐出油が油圧アクチュエ
ータ32の油室に入り、ここの圧力を上昇させピストン
に所要のストロークを生じさせるまでの間はハイクラッ
チC2は接続されない。すなわち、従来の電磁切換弁3
7では、Aポート圧がゼロになった後、Bポート圧が上
昇する。このタイムラグによりクラッチの作動時間のズ
レが生じ、車両の走行負荷が大きいような場合に、車速
が減速ないしは停止してしまい、ハイクラッチが接続さ
れると急発進するという不都合な動作が生じやすかった
この対策としては、第4図のA、8両ポートに電磁比例
減圧弁を接続し、A、Bポートの圧力変化をプログラム
制御する手法も考えられる。しかし、この方法では、制
御が複雑になるばかりか、バルブ構造も複雑、大型化し
、高価になることを避けられない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記のような問題点を解消するために創案され
たもので、その目的とするところは、2位置4ポート弁
において、通常時にポンプポートと接続している成るシ
リンダポートの圧力が、切換時にも一定圧に保持され、
他のシリンダポート圧が規定圧に達してはじめて成るシ
リンダポート圧がゼロになる特性を備え、たとえば油圧
クラッチ用油圧回路において、ロークラッチからハイク
ラッチへの切換え時の減速を抑制し、スムーズな切換を
行えるこの種の電磁切換弁を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、油圧ポンプと2つの
アクチュエータの間に配され、電磁部への非通電時にP
−A、B−T、通電時にP−B、A−Tの各接続関係を
構成する2位置4ポートの電磁弁において、バルブボデ
ィのスプール孔に摺動自在に嵌まるスプールが5内部に
軸孔を有し。
該軸孔にピストンとシーケンスバルブとが同軸上に配さ
れ、軸孔は、一方のシリンダポートに常時連通し該シリ
ンダポートから油圧を導入しピストンをスプリングに抗
してシーケンスバルブ側に移動させる第1の径方向孔と
、タンクポートと常時連通する第2の半径方向孔と、前
記第2の半径方向孔の近傍にあって非通電時にタンクポ
ートと通じ、通電によるスプールの移動時に他方のシリ
ンダポートから圧油を導き前記スプリングよりもばね力
の弱いスプリングに抗してシーケンスバルブを開弁させ
るための第3半径方向孔を有している構成としたもので
ある。
〔作  用〕
2つのシリンダポートはそれぞれ油圧アクチュエータに
接続されており、電磁部の非通電時にはスプールはリタ
ーンスプリングのばね力で戻され、ラントがポンプポー
ト(P)と一方のシリンダポート(B)との連通を遮断
している。したがって、油圧ポンプの吐出油はポンプポ
ートがら他方のシリンダポー1〜(、’l)に流入し、
一方の油圧アクチュエータ(たとえばロークラッチ用シ
リンダ)ピストンを押し上げる3、このときには、他方
の油圧アクチュエータ(たとえばハイフランチ用シリン
ダ)内の油は一方のシリンダポート(B)からタンクポ
ートおよび第2、第3の半径方向孔を経てタンクに戻さ
れる。第1の半径方向孔からピストンに作用する押圧力
はほぼゼロであり、したがってシーケンスバルブはばね
力で閉じられている。
この状態から電磁部に通電し、ブツシュロッド等により
スプールが移動されると、それまで遮断されていたシリ
ンダポート(B)がポンプポートと連通じ、いままでポ
ンプポートと連通していたシリンダポート(A)が遮断
される。その結果、他方の油圧アクチュエータに圧油が
供給され始める。
シリンダポート(B)に流入した油は第1の半径方向孔
から軸孔に入ってピストンを押圧するが、そのときには
スプリングのセット力がまだ勝っているため、ピストン
は動かない。また、前記切換時に一方の油圧アクチュエ
ータ内の保持圧油は、シリンダポート(A)から第3の
半径方向孔を経て流入し、シーケンスバルブを開弁方向
に押圧する。
その押圧力がスプリングに設定したセット力に勝るとシ
ーケンスバルブは開弁じ、一方の油圧アクチュエータの
保持圧油はタンクポートに少しずつ流出し始める。この
段階が半クラツチ状態である。
その間シリンダポート(B)にはポンプポートから圧油
が供給されており、他方の油圧アクチュエータは内部圧
力が高くなる。すると第1の半径方向孔からピストンに
作用する押圧力も強くなり、ピストンはスプリングのセ
ット力に抗して移動する。これによりシーケンスバルブ
はピストンに押されて全開状態となり、シリンダポート
(A)とタンクポートとが完全に連通される。
それにより他方の油圧アクチュエータの保持圧油は急激
にタンクに戻される。このときには他方の油圧アクチュ
エータはすでに半クラツチ状態を過ぎ、一方の油圧アク
チュエータの圧力も規定圧に達している。したがって、
2つの油圧アクチュエータの切換えに時間的すれかなく
、スムーズに切換えることができる。
〔実 施 例〕
以下本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第2図は本発明をトラクタ等の車両建設機械における油
圧式クラッチのハイ・ロー切換えシステムに適用した実
施例を示しており、電磁切換弁を除き第4図の先行技術
の場合と同じである。すなわち、C1はロークラッチ、
C2はハイクラッチ、31はロークラッチ用油圧アクチ
ュエータ、32はハイクラッチ用油圧アクチュエータ、
34,35はバイアス用スプリング、38は油圧ポンプ
、39はタンクである。
1は本発明による電磁切換弁であり、その詳細は第1図
と第1−A図と第1−B図に示されている。第1図は非
通電時(通常時)の状態、第1−A図と第1−B図は通
電時の状態である。第3図は本発明による通電時の圧力
波形を示している。
電磁切換弁1は、スプール孔4を有するバルブハウジン
グ2と、スプール孔4に摺動自在に内挿されたスプール
5と、バルブハウジング2の端に固定された電磁部3と
を有している。
スプール孔4はバルブハウジング2を貫通じ、左端側が
プラグ6により閉じられている。スプール孔4は中央に
ポンプポートPが、その両側にシリンダポートA、Bが
、さらにそれらシリンダポートの両側にタンクポートT
、、T2がそれぞれ環状溝として形成されている。
ポンプポートPはポンプ通路pにより第2図の油圧ポン
プ38に接続され、シリンダポートAはシリンダ通路a
によりロークラッチ用油圧アクチュエータ31のピスト
ン側に、シリンダポートBはシリンダ通路すによりハイ
クラッチ用油圧アクチュエータ32のピストン側にそれ
ぞれ接続されている。そして、タンクポートT工、T2
は前記各通路と対称側のハウジングに穿設した連絡通路
T、により連通じ、タンクポートT□はタンク通路tに
より第2図のタンク39に接続されている。
スプール5は、前記ポンプポートPとシリンダポートB
を断接する第1ラント5bと、ポンプポートPと他方の
シリンダポートAを断接する第2ラント5aと、この第
2ランド5aに近く短いロット部5eを介して形成され
た幅狭の第3ランド5cを有し、該第3ランド5cは非
通電時にタンクポートT1内に位置し、通電時にタンク
ポートT4とシリンダポートA図のスプール孔4に嵌ま
るようになっている6前記第1ランド5bと第2ラント
5aの間は完全なロッドかまたは図示するような切欠状
のロッド5dが形成されている。
スプール5は、本発明においては、左端から右端に向か
って順次径の小さくなった複数の段付き孔からなる軸孔
50が形成され、該軸孔50の右端は拡大孔51となっ
て開孔している。ぞして、軸孔50の左端開孔にはばね
受けを兼ねた栓体9がねじ込み固定され、拡大孔51に
も栓体1oがねじ込み固定されている。前記栓体9とプ
ラグ6の間にはリターンスプリング11が配され、これ
によりスプール5は右方に付勢され、栓体1oが電磁部
3の押圧部材(たとえばプランジャ)30に当接し、第
1図に示す非通電時に、ポンプポートPとシリンダポー
トAとが接続し、シリンダポートBがタンクポートT2
.連絡通路T、およびタンクポートT1と通じるように
なっている。
前記軸孔50にはピストン7が摺動自在に内挿されてい
る。このピストン7は、本体70の左右にロッド部71
,72を一体に有し、本体70の右端と段部500間に
介装したコイルスプリング12により左方に付勢され、
左側のロッド部71が栓体9に受は止められている。こ
の状態で右側のロット部72は3段目の段付き孔まで伸
びている。
これに対し、拡大孔51から第4段の段付き孔にかけて
はシーケンス弁8が内挿されている。シーケンス弁8は
、ロット部80とこれに続くテーバ部81とばね受は部
82とを有し、ばね受は部82と前記栓体10の間には
リリーフ用のコイルスプリング13が介装され、このば
ね力でテーパ部81は前記拡大孔51の底部開孔にシー
トされ。
そして、このシート状態でロット部80は前記ピストン
7の右側ロット部72と適度の間隔で対峙している。
前記スプール5には、シリンダポートBからの油をピス
トン7に導くため、軸孔5oの第1段付き孔から第1ラ
ント5bに開孔してシリンダポートBと常時連通する第
1の半径方向孔52が穿設されており、また、スプール
5の右端領域には。
拡大孔51から外面にかけて、タンクポートT。
と常時連通する第2の半径方向孔53が穿設されている
。さらに、前記第2の半径方向孔S3の近傍には、シー
ケンスバルブ8を開弁させるため、軸孔50の最奥の段
付き孔から幅狭ロッドSeの外面に開孔する第3の半径
方向孔54が穿設されており、この穿設位置により、第
3の半径方向孔54は非通電時にタンクポートT□と連
通じ、通電時にはシリンダポートAと連通ずるようにな
っている。
前記コイルスプリング12.13は半クラツチ状態の程
度を規定する役目を果たす。すなわち、ロークラッチ用
油圧アクチュエータ31の保持圧を10〜15kgf/
dとした場合、コイルスプリング12は、通電によりス
プール5が動き、それによりシリンダポートBの設定圧
(■)がたとえば約7kgf/adに達したときにピス
トン7が右行するようなばね力を有している。また、コ
イルスプリング13は、通電によりスプール5が動いて
シリンダポートAへの設定圧(1)がたとえば3〜5k
gf/alfに達したときにシーケンスバルブ8が開弁
するようなばね力を有している。
なお、本実施例では、右側ロット部72の位置するロッ
ド5d領域に、軸孔50に通じるオリフィス55が穿設
している。これは、ポンプポートPからの圧油を本体付
勢側の室に導入し、切換時にシリンダポートAの圧力を
補助し、シーケンスバルブ8を開弁じやすくするためで
ある。これはシリンダポートAに対応する油圧アクチュ
エータ31の容積が小さい場合に好適であり、そうでな
い場合には必ずしも設ける必要はない。
〔実施例の作用〕
@磁部3に通電しないときには、スプール5はリターン
スプリング11のばね力により第1図と第2図の状態に
置かれる。このときには、シリンダポートBはポンプポ
ートPと遮断されており。
油圧ポンプ38からの圧油はポンプポートPがらロット
5dとスプール孔4の隙間を通ってシリンダポートAに
流入し、ロークラッチ用油圧アクチュエータ31に供給
される。
この状態から電磁部3の図示しないコイルに通電し、ア
ーマチュアを吸引させると抑圧部材3゜により栓体10
が押圧され、スプール5はリターンスプリング11のば
ね力に抗して左方に移動する。これにより第1−A図の
ように、シリンダポートAはポンプポートPと遮断され
るとともに、ポンプポートPがシリンダポートBと連通
され、油圧ポンプ38からの圧油はロッド5dとスプー
ル孔4の隙間からシリンダポートBを経てハイクラッチ
用油圧アクチュエータ32に供給される。
このとき油圧ポンプ38からの圧油の一部は第1の半径
方向孔52から軸孔50に流れ込み、ピストン7を押圧
する。しかし、ハイクラッチ用油圧アクチュエータ32
のピストン側室の圧力は低いためこの段階ではコイルス
プリング12のばね力が勝り、ピストン7はそのまま動
かない。
一方、前記入プール5の移動により幅狭の第3ランド5
CはシリンダポートAとタンクポートT□を区画するス
プール孔部位に嵌合し、第3の半径方向孔54はシリン
ダポートAに連通する。これにより、第1−A図の矢印
の如くロークラッチ用油圧アクチュエータ31の保持圧
はシリンダポートAから第3の半径方向孔54を通って
軸孔SOに流入する。その圧力でシーケンスバルブ8は
シートから離間して開弁し、保持圧は拡大孔51とテー
パ部81間のリング状隙間から第2の半径方向孔53を
経てタンクポートT□に流出し、したがって、シリンダ
ポートAの圧力はコイルスプリング13による設定圧■
まで低下する。この状態が第3図におけるA1の圧力線
であり、ロークラッチC□は半クラツチ状態である。
この状態では、コイルスプリング13の付勢力がばね受
け82側から閉弁方向に作用しているためシーケンスバ
ルブ8はまだ全開状態には到らない。この間、ポンプポ
ートPからハイクラッチ用油圧アクチュエータ32への
圧油の供給は継続しているため、シリンダポートBの圧
力は上昇し、したがってピストン7に作用する押圧力は
次第に増加する。
かくしてシリンダポートBの圧力がコイルスプリング1
2の設定圧■まで上昇するとピストン7は第1−B図の
ように右行し、ロッド部72がシーケンスバルブ8のロ
ッド部80に当接し、直接かつ強制的にシーケンスバル
ブ8を開弁側に押圧する。これにより通過面積が大きく
なり、ロークラッチ用油圧アクチュエータ31の保持圧
残量は。
第2図の圧力線A2のように急激に抜け、シリンダポー
トAの圧力はゼロになる。それゆえ、ロークラッチ用油
圧アクチュエータ31は半クラッチから滑らかに切り動
作し、ハイクラッチ用油圧アクチュエータ32は作動時
間のズレなく滑らかに接動作し、切換時に車両の速度が
減速したり、停止することがなくなる。
なお、本発明は油圧式速度クラッチの切換弁として好適
であるが、これに限らず、2つの油圧アクチュエータを
時間のズレなく切換える制御全般に使用できるものであ
る。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明によれば、油圧ポンプと2つのアク
チュエータの間に配され、電磁部への非通電時にP−A
、B−T、通電時にP−B−A−Tの各接続関係を構成
する2位WL4ポートの電磁弁において、スプールにピ
ストンとリリーフ機能付きのシーケンス弁を内蔵させ、
スプールに、方のシリンダポートに常時連通し該シリン
ダポートから油圧を導入しピストンをスプリングに抗し
てシーケンスバルブ側に移動させる第1の径方向孔と、
タンクポートと常時連通する第2の半径方向孔と、前記
第2の半径方向孔の近傍にあって非通電時にタンクポー
トと通じ、通電によるスプールの移動時に他方のシリン
ダポートから圧油を導き前記スプリングよりもばね力の
弱いスプリングに抗してシーケンスバルブを開弁させる
ための第3半径方向孔を設けているため、切換時に後圧
側のシリンダポートの圧力を急激にドロップさせること
なく一定圧に保ち、加圧側のシリンダポートの圧力が十
分に大きくなってから波圧を完了させることができる。
このため、2つの油圧アクチュエータの切換え動作を時
間のズレなく非常にスムーズに行え、しかも電磁比例減
圧弁のような特別なバルブを使用しないですむためシス
テムを安価にすることができるなどのすぐれた効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電磁切換弁の一実施例を非通電時
の状態で示す断面図、第1−A図と第1−B図は同じく
通電時の状態を段階的に示す断面図、第2図は本発明を
建設機械の油圧式速度クラッチシステムに適用した場合
の油圧回路図、第3図は本発明における通電時の圧力波
形図、第4図は従来の電磁切換弁を建設機械の油圧式速
度クラッチシステムに適用した油圧回路図である。 2・・・バルブハウジング、3・・・電磁部、4・・・
スプール孔、5・・・スプール、7・・・ピストン、8
・・・シーケンスバルブ、12・・コイルスプリング、
13・・・コイルスプリング、P・・・ポンプポート、
A・・・シリンダポート、B・・・シリンダポート、T
i、T2・・・タンクポート、31・・・油圧アクチュ
エータ、32・・・油圧アクチュエータ、52・・・第
1半径方向孔、53・・・第2半径方向孔、54・・・
第3半径方向孔、C・・ロークラッチ、C2・・・ハイ
クラッチ特許出願人 ヂーゼル機器株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  油圧ポンプと2つのアクチュエータの間に配され、電
    磁部への非通電時にP−A、B−T、通電時にP−B、
    A−Tの各接続関係を構成する2位置4ポートの電磁弁
    において、バルブボデイのスプール孔に摺動自在に嵌ま
    るスプールが、内部に軸孔を有し、該軸孔にピストンと
    シーケンスバルブとが同軸上に配され、軸孔は、一方の
    シリンダポートに常時連通し該シリンダポートから油圧
    を導入しピストンをスプリングに抗してシーケンスバル
    ブ側に移動させる第1の径方向孔と、タンクポートと常
    時連通する第2の半径方向孔と、前記第2の半径方向孔
    の近傍にあって非通電時にタンクポートと通じ、通電に
    よるスプールの移動時に他方のシリンダポートから圧油
    を導き前記スプリングよりもばね力の弱いスプリングに
    抗してシーケンスバルブを開弁させるための第3半径方
    向孔を有していることを特徴とする電磁切換弁。
JP2119920A 1990-05-11 1990-05-11 電磁切換弁 Expired - Lifetime JP2784836B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2119920A JP2784836B2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 電磁切換弁
US07/695,431 US5115722A (en) 1990-05-11 1991-05-03 Solenoid-operated selector valve

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