JP2642805B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2642805B2
JP2642805B2 JP19408491A JP19408491A JP2642805B2 JP 2642805 B2 JP2642805 B2 JP 2642805B2 JP 19408491 A JP19408491 A JP 19408491A JP 19408491 A JP19408491 A JP 19408491A JP 2642805 B2 JP2642805 B2 JP 2642805B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、普通紙にカラープリ
ントするプリンター装置に係り、特にインクシートの転
写速度の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は専用受像紙へカラープリントする
従来のプリンター装置の構成を示す概略斜視図、図6は
このプリンタ装置の転写原理を示す原理図、図7は従来
のインクシートの配置を示す展開図、図8は従来の転写
速度を示す速度関係図である。
【0003】図において、1は表面に3種の色剤層1
A,1B,1Cの塗布されたインクシート、2は多数の
微小電熱抵抗体2Aを有したサーマルヘッド、3は予め
塗布された受像層3Aを有した専用受像紙、4はいずれ
も図示していないギア列、クラッチなどを介してモータ
により駆動されるプラテンローラである
【0004】次に動作について説明する。インクシート
1には図7に示すように、イエロー1A,マゼンタ1
B,シアン1Cの3種の色剤層が順次等パターンにてコ
ーティングされている。
【0005】次いで、プラテンローラ4に巻き付けた専
用受像紙3の受像層3Aに前記の色剤層をサーマルヘッ
ド2で圧力を加えながら、インクシート1を矢印D方向
に走行させ、選択的に微小電熱抵抗体2Aを作動させ加
熱して選択的に転写する。
【0006】この転写原理を示したものが図6であり、
インクシート1と専用受像紙3とを合わせてサーマルヘ
ッド2とプラテンローラ4の間を通過させ、その際に
サーマルヘッド2の微小電熱抵抗体2Aからの熱で色剤
層1A,1B,1Cが昇華または気化して、専用受像紙
3の表面に塗布された受像層3Aに拡散し、溶解し
定化することにより着色する。これらの色剤層の組合せ
(減色法)でカラー画像が再現される。
【0007】なお、この時のインクシート1は図5に示
矢印Dの方向に一定の速度で進行し、専用受像紙3は
プラテンローラ4に担持されて3回転される。
【0008】この間の第1の回転でイエロー1Aの色剤
層が選択的に転写され、第2の回転でマゼンタ1Bの色
剤層が選択的に転写され、第3の回転でシアン1Cの色
剤層が選択的に転写される。以上のようなプリンタ装置
では専用受像紙3が必要である。
【0009】そこで、後述するこの発明に適用される図
2に示すように、インクシート1に3種の色剤層に加え
て受像層1Dを塗布し、一方で普通紙をプラテンローラ
4にて回転させるようにする。
【0010】このことにより、第1の回転でインクシー
ト1から受像層1Dを普通紙に全面転写し、その上へ第
2の回転でイエロー1Aの色剤層を選択的に転写し、第
3の回転でマゼンタ1Bの色剤層を選択的に転写し、第
4の回転でシアン1Cの色剤層を選択的に転写する
、普通紙にもカラー画像をプリントすることができ
る。
【0011】なお、従来の転写速度においては図8
すように、プラテンローラ4によって決定される転写速
度は受像層1Dと色剤層1A,1B,1Cとも同じ速度
である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のプリ
ンター装置では、受像層1Dと色剤層1A,1B,1C
との転写速度が同じであるので、低温時および高温時等
の周囲温度変化において受像層と色剤層との転写が完全
に行われなくて画質むらがでるなどの課題があった
【0013】なお、近似技術として実開昭63ー136
939号公報がある。
【0014】この発明は、サーマルヘッドの温度を検出
する検出手段と、予め設定された1ドットラインの印刷
処理時間に所望の印刷濃度が得られる最小のサーマルヘ
ッド温度が記憶されている記憶手段と、上記検出手段の
検出結果と上記記憶手段内の温度データとを比較し、検
出結果が温度データより小となった場合に予め設定され
た一定量のエネルギーをサーマルヘッドへ供給し、検出
結果が温度データより大となった場合にはエネルギーを
サーマルヘッドへ供給するのをやめる制御手段 とを備え
たものである。
【0015】また、この目的とするところは印刷速度が
変化することにより発生する白すじのような印刷むら、
ドットライン間隔の変化およびパルスモータの振動を低
減するヘッドドライブ回路を得ることである。
【0016】以上ような発明によれば、1ドットライン
を印刷する時の印刷処理時間内で、所望の印刷濃度が得
られる発熱体の最小温度値を基準とし、この最小温度値
に発熱体の温度が常になるように、電源投入時、1ドッ
トラインの終了から次の1ドットラインの間および被転
写用紙の転写開始位置まで戻る間において、発熱体を予
熱するので、印刷処理時間内で印刷が可能となる。ま
た、印刷処理時間を一定としたので、印刷速度が変化し
ない。これにより、白すじのような印刷むらが発生せ
ず、かつドットライン間隔が変わることがない。また、
パルスモータの振動を低減することができる。
【0017】これに対して、この発明は上記に掲げたよ
うな課題を解消するためになされたもので、周囲の温度
変化において受像層と色剤層との転写を良好に行うこと
のできるプリンタ装置を得ることを目的とする。 また、
インクシートから普通紙への転写エネルギーが最適に保
持されるプリンタ装置を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプリンタ
装置は、表面に3種の色剤層とこれら色剤層を受容しえ
る受像層を塗布したインクシートと、色剤層と受像層と
を熱によって普通紙上に熱転写するサーマルヘッドと、
周囲温度を検知する温度検知手段と、この温度検出手段
の出力に基づいてインクシートと普通紙とをサーマルヘ
ッドで圧接し、インクシートから普通紙への受像層転写
速度と色剤層転写速度とを各別に可変して回転するプラ
テンローラとを備えたものである。 また、プラテンロー
ラが温度検知手段の出力に基づいて、受像層転写速度と
剤層転写速度とを異ならせるように可変するよう構成
されたものである。 また、プラテンローラが温度検知手
段の出力に基づいて、受像層転写速度を可変するように
構成されたものである。 また、プラテンローラが温度検
知手段の出力に基づいて、色剤層転写速度を可変するよ
うに構成されたものである。
【0019】
【作用】この発明におけるプラテンローラは普通紙に転
写する受像層の転写速度と色剤層の転写速度とを可変で
きるので、受像層および色剤層の転写を良好に行うこと
ができる。 また、インクシートから普通紙への受像層の
転写エネルギーが最適値に保持できる。
【0020】
【実施例】以下、この発明のプリンタ装置の実施例を図
基づいて説明する。 図1はこの発明による一実施例
プリンター装置の構成を示す概略斜視図、図2はこの
発明に使用するインクシートの配置を示す展開図、図3
はこの発明の低温時における転写速度を示す速度関係
図、図3はこの発明の高温時における転写速度を示す速
度関係図である。
【0021】図において、1は表面にイエロ1A,マゼ
ンタ1B,シアン1Cの3種の色剤層および受像層1D
が塗布されたインクシート、2は多数の微小電熱抵抗体
2Aを有するサーマルヘッドであり、サーマルヘッド2
には温度検出手段(図示せず)が取り付けられている。
5は普通紙、4はいずれも図示していないギア列、クラ
ッチなどを介してモータにより駆動されるプラテンロー
ラである。
【0022】このプラテンローラ4とサーマルヘッド2
との間に普通紙5と矢印D方向に走行するインクシート
1が圧接され、普通紙5にインクシート1の受像層1
D,イエロ1A,マゼンタ1B,シアン1Cのパターン
が転写されるようになっている。
【0023】ここで、プラテンローラ4は受像層1Dと
3種の色剤層の転写速度を周囲温度の変化よって可変で
きるようになっている。
【0024】次に動作について説明する。インクシート
1には図2に示すように、受像層1Dと、イエロ1A,
マゼンタ1B,シアン1Cの3種の色剤層とが順次等パ
ターンにてコーティングされている。
【0025】この受像層1Dとイエロ1A,マゼンタ1
B,シアン1Cの色剤層をプラテンローラ4に巻き付け
た普通紙5にサーマルヘッド2で圧力を加えながら加熱
して転写する。
【0026】この時、最初に受像層1Dがサーマルヘッ
ド2の微小電熱抵抗体2Aからの熱で普通紙5へ均一に
転写される。その際、受像層1Dの転写速度は、サーマ
ルヘッド2に取り付けられた温度検出手段(図示せず、
例えばサーミスタ)により検知された周囲温度の出力に
基づいてプラテンローラ4を可変する。
【0027】次いで、イエロ1A,マゼンタ1B,シア
ン1Cの各色剤層が受像層1Dの転写された普通紙5の
上に順次転写される。
【0028】このように、普通紙5への受像層1Dと各
色剤層1A,1B,1Cとの転写速度関係は、図3,図
4に示す関係にあり、低温時においては受像層1Dの転
写速度は、イエロ1A,マゼンタ1B,シアン1Cの各
色剤層の転写速度より遅くなる。
【0029】また、逆に温時においては受像層1Dの
転写速度は、イエロ1A,マゼンタ1B,シアン1Cの
各色剤層の転写速度よりも早くなる。
【0030】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、周囲温
度を検知する温度検知手段の出力に基づいてインクシー
トと普通紙とをサーマルヘッドで圧接し、インクシート
から普通紙への受像層転写速度と色剤層転写速度とを各
別に可変して回転するプラテンローラで構成したので、
受像層と色剤層との良好な転写が確実にできることによ
り高画質の画像を得ることができる。
【0031】また、受像層転写速度と色剤層転写速度と
を異ならせるように可変するよう構成したので、インク
シートから普通紙への受像層の転写エネルギーが最適値
に保持できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による一実施例のプリンター装置の
成を示す概略斜視図である。
【図2】この発明に使用するインクシートの配置を示す
展開図である。
【図3】この発明の低温時における転写速度を示す速度
関係図である。
【図4】この発明の高温時における転写速度を示す速度
関係図である。
【図5】専用受像紙へカラープリントする従来のプリン
ター装置の構成を示す概略斜視図である。
【図6】このプリンタ装置の転写原理を示す原理図であ
る。
【図7】従来のインクシートの配置を示す展開図であ
る。
【図8】従来の転写速度を示す速度関係図である。
【符号の説明】
1 インクシート1A,1B,1C 3種の色剤層 1D 受像層 2 サーマルヘッド 2A 微小電熱抵抗体 3A 受像層 4 プラテンローラ 5 普通紙

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に3種の色剤層とこれら色剤層を受
    容しえる受像層を塗布したインクシートと、前記色剤層
    受像層とを熱によって普通紙上に熱転写するサーマル
    ヘッドと、周囲温度を検知する温度検知手段と、この温
    度検知手段の出力に基づいて上記インクシートと普通紙
    とをサーマルヘッドで圧接し、前記インクシートから普
    通紙への受像層転写速度と色剤層転写速度とを各別に可
    して回転するプラテンローラとを備えたことを特徴と
    するプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 プラテンローラは、温度検知手段の出力
    に基づいて、受像層転写速度と色剤層転写速度とを異な
    らせるように可変するよう構成されていることを特徴と
    する請求項1記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 プラテンローラは、温度検知手段の出力
    に基づいて、受像層転写速度を可変するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    プリンタ装置。
  4. 【請求項4】 プラテンローラは、温度検知手段の出力
    に基づいて、色剤層転写速度を可変するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    プリンタ装置。
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