JP2640496B2 - ジアミンを含有しないイミド基含有ポリマーを製造するための組成物及び前記ポリマーの製造方法 - Google Patents

ジアミンを含有しないイミド基含有ポリマーを製造するための組成物及び前記ポリマーの製造方法

Info

Publication number
JP2640496B2
JP2640496B2 JP63138589A JP13858988A JP2640496B2 JP 2640496 B2 JP2640496 B2 JP 2640496B2 JP 63138589 A JP63138589 A JP 63138589A JP 13858988 A JP13858988 A JP 13858988A JP 2640496 B2 JP2640496 B2 JP 2640496B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
group
acrylate
compound
methyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63138589A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS646010A (en
Inventor
ルネ・アルバン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIBA GAIGII AG
Original Assignee
CHIBA GAIGII AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from FR8709000A external-priority patent/FR2617173B1/fr
Priority claimed from FR8717014A external-priority patent/FR2624124B1/fr
Application filed by CHIBA GAIGII AG filed Critical CHIBA GAIGII AG
Publication of JPS646010A publication Critical patent/JPS646010A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2640496B2 publication Critical patent/JP2640496B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F222/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical and containing at least one other carboxyl radical in the molecule; Salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof
    • C08F222/36Amides or imides
    • C08F222/40Imides, e.g. cyclic imides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
    • C08G73/06Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
    • C08G73/10Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
    • C08G73/12Unsaturated polyimide precursors
    • C08G73/126Unsaturated polyimide precursors the unsaturated precursors being wholly aromatic
    • C08G73/127Unsaturated polyimide precursors the unsaturated precursors being wholly aromatic containing oxygen in the form of ether bonds in the main chain
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F222/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical and containing at least one other carboxyl radical in the molecule; Salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof
    • C08F222/36Amides or imides
    • C08F222/40Imides, e.g. cyclic imides
    • C08F222/404Imides, e.g. cyclic imides substituted imides comprising oxygen other than the carboxy oxygen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
    • C08G73/06Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
    • C08G73/10Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
    • C08G73/12Unsaturated polyimide precursors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
    • C08G73/06Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
    • C08G73/10Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
    • C08G73/12Unsaturated polyimide precursors
    • C08G73/125Unsaturated polyimide precursors the unsaturated precursors containing atoms other than carbon, hydrogen, oxygen or nitrogen in the main chain

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、ビスイミドを一成分とする新規の熱安定
性ポリマーを製造するための組成物に関するものであ
る。また、この発明は、前記ポリマーの製造方法にも関
するものである。
[発明の背景] 不飽和ジカルボン酸のN,N′−ビスイミド、例えばN,
N′−ビスマレイミドをジ第1級ジアミンと反応させる
ことによって得られるポリマーはすでに報告されている
(仏国特許第1,555,564号)。N,N′−ビスイミド及びジ
アミンの量は、 の比が少くとも1であるように選択される。この比は一
般的には50より小さいのが好ましい。苛酷な熱応力に対
して極めて耐性のある熱安定性樹脂が得られる。
上記の仏国特許には、これらの樹脂の製造は、溶媒な
しで予め緊密に混合された反応成分を加熱することによ
って実施することもでき、また、ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン若しくはジメチルアセトアミ
ドのような不活性希釈剤中で実施することもでき、後者
の方法は例えばポリマーの用途が溶液を使用することを
必要とする場合に用いることができると示されている。
最後に、多くの用途のためには、2工程で操作するの
が有利であると述べられている。即ち、第1工程におい
て2種の反応成分の緊密混合物を約100〜250℃の温度に
加熱することによってプレポリマーを製造する。得られ
たプレポリマーは溶液、懸濁液又は粉末の形で使用する
ことができ、また、単に加熱しながら注入することによ
って成形することもできる。第2の工程において、必要
ならば加圧下で、約300℃の温度まで加熱することによ
って、プレポリマーを硬化させることができる。
これらポリマーはフィルムや多孔質材料にすることが
できる。これらは、繊維状若しくは粉末状充填剤を随意
に組み合わされて成形される製品、又は、例えば炭素繊
維、硼素繊維若しくはガラス繊維のような無機繊維(単
なる繊維、繊維若しくは不織繊維)を基とする積層品の
製造に特に有用である。しかしながら、これらポリマー
の製造及び使用の際には、用いられるジ第1級ジアミン
が芳香族性のものである場合にこれらのうちのいくつか
が毒性を示すことがあるために、衛生上の観点から慎重
を期する必要がある。
この欠点を解消するために、本出願人は、製造する際
にジアミンを用いない新規のイミド基含有ポリマーを使
用することに関心を抱いた。
製造の際にジアミンを使用することなく得ることので
きるイミド基含有ポリマーは、ヨーロッパ特許出願公開
第0,167,304号にはすでに記載されている。このような
ポリアミドは、例えば: ・多くのN,N′−ビスマレイミドの組合せ 及び ・アクリル(又はメタクリル)酸と、ポリ(ヒドロキシ
フェニル)アルカン若しくはノボラックタイプのフェノ
ール/ホルムアルデヒド重縮合物のグリシジルエーテル
のようなエポキシ樹脂との反応生成物から成るアクリル
(又はメタクリル)酸エステル から得られる。
本出願人はこの技術分野において研究を重ね、上記特
許出願公開の教示では、ただ1種のN,N′−ビスマレイ
ミドより成るイミド基供給反応成分から出発すると、ビ
スマレイド及びアクリル(又はメタクリル)酸エステル
が共同の共重合反応に携わる場合に均質のプレポリマー
及びポリマーを製造することができないということを確
認した。また、製造することのできるプレポリマーは、
溶媒含浸法を用いる場合に、一般に用いられる溶媒中で
のこれらプレポリマーの溶解性が非常に低いために、予
備含浸中間製品(これは、積層品の製造に用いられる)
を製造するのに適さないということも確認された。
[本発明の説明] ここに、ただ1種のN,N′−ビスマレイミド及びエポ
キシ樹脂のアクリル(又はメタクリル)酸エステルから
得られるイミド基含有ポリマーであって、均質であり、
そしてプレポリマーの形にある時に溶媒中の溶液を使用
することが必要とされる用途に完全に適したポリマーが
見出され、これが本発明の第1の主題を構成する。この
結果に到達するためには、所望のポリアミドを製造する
ための媒体にイミダゾール化合物から成る追加の反応成
分を添加しなければならない。
より詳細には、本発明はその第1の主題において、次の
化合物: (a) 次式: {式中、記号Yは同一であっても異なっていてもよく、
それぞれ水素原子、メチル基又は塩素原子を表わし、 記号Aはシクロヘキシレン、フェニレン、4−メチル
−1,3−フェニレン、2−メチル−1,3−フェニレン、5
−メチル−1,3−フェニレン及び2,5−ジエチル−3−メ
チル−1,4−フェニレン基並びに次式: (式中、Tは単なる原子価結合又は次式: の基を表わし、 記号Xは同一であっても異なっていてもよく、それぞ
れ水素原子又はメチル、エチル、プロピル若しくはイソ
プロピル基を表わす)の基より成る群から選択される2
価の基を表わす} のN,N′−ビスマレイミド; (b) 一般式: (式中、記号R1及びR2は同一であっても異なっていても
よく、それぞれ水素原子又はメチル基を表わし、 nは0.1〜8の範囲の正の数である) に相当するノボラックエポキシアクリレート(若しくは
メタクリレート)(b1)又は 該化合物(b1)と次式: (CH2=CR3−CO−O3B (III) (式中、記号R3は水素原子又はメチル基を表わし、 記号Bは1〜20個の酸素原子を含有する直鎖状又は分
枝鎖状の飽和脂肪族炭化水素であって且つ1個以上の炭
素架橋及び1個以上のヒドロキシル基を含有し得る前記
炭化水素から誘導される3価の有機基を表わす) の化合物(b2)との混合物(但し、化合物(b2)の割合
は(b1)+(b2)の混合物の重量に帯して30重量%以下
であるものとする) のいずれかから成るアクリレート系反応成分 並びに (c) イミダゾール化合物 から成ることを特徴とする、イミダ基含有ポリマーを製
造するための組成物に関するものである。
本発明の他の主題及び利点は、以下の説明から明らか
になるであろう。
式(I)のビスイミドの特定的な例としては、特に以
下のものを挙げることができる: ・N,N′−m−フェニレンビスマレイミド、 ・N,N′−p−フェニレンビスマレイミド、 ・N,N′−4,4′−ジフェニルメタンビスマレイミド、 ・N,N′−4,4′−ジフェニルエーテルビスマレイミド、 ・N,N′−4,4′−ジフェニルスルホンビスマレイミド、 ・N,N′−1,4′−シクロキシレンビスマレイミド、 ・N,N′−4,4′−ジフェニル−1,1−シクロヘキサンビ
スマレイミド、 ・N,N′−4,4′−(2,2−ジフェニルプロパン)ビスマ
レイミド、 ・N,N′−4,4′−トリフェニルメタンビスマレイミド、 ・N,N′−2−メチル−1,3−フェニレンビスマレイミ
ド、 ・N,N′−4−メチル−1,3−フェニレンビスマレイミ
ド、 ・N,N′−5−メチル−1,3−フェニレンビスマレイミ
ド。
これらビスマレイドは、米国特許第3,018,290号及び
英国特許第1,137,290号に記載の方法に従って製造する
ことができる。本発明の実施には、N,N′−4,4′−ジフ
ェニルメタンビスマレイミドを用いるのが好ましい。
式(II)ノボラックエポキシアクリレート(又はメタ
クリレート)(b1)は公知の化合物であり、そのうちの
いくつかは商品として入手できる。これらはアクリル
(又はメタクリル)酸とノボラックタイプのエポキシ樹
脂とを反応させることによって製造することができる。
ノボラックタイプのエポキシ樹脂は、エピクロルヒドリ
ンとフェノール−ホルムアルデヒド重縮合物(この場
合、前記式(II)中のR2は水素原子である)又はクレゾ
ール−ホルムアルデヒド重縮合物(この場合、式(II)
中のR2はメチル基である)との反応生成物である。式
(II)のこれらのオリゴマー状重縮合物(b1)及びその
製造方法は、例えば米国特許第3,535,403号に記載され
ている。
ノボラックエポキシアクリレート(又はメタクリレー
ト)(b1)に加えて用いることのできる式(III)の化
合物(b2)の特定的な例としては特に、1,2,4−ブタン
トリオールトリアクリレート(又はメタクリレート)、
1,2,6−ヘキサントリオールトリアクリレート(又はメ
タクリレート)、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート(又はメタクリレート)及びペンタエリトリットト
リアクリレート(又はメタクリレート)のようなポリオ
ールアクリル(又はメタクリル)酸エステルを挙げるこ
とができる。
本発明の実施には、式(II)においてR1及びR2が水素
原子を表わし且つnが0.1〜5の範囲の正の数であるノ
ボラックエポキシアクリレート(b1′)を単独で又はト
リメチロールプロパントリアクリレートから成る化合物
(b2′)と混合(但し、化合物(b2′)の割合は
(b1′)+(b2′)の混合物の重量に対して25重量%以
下であるものとする)して使用するのが好ましい。
N,N′−ビスイミド(a)及びアクリレート系反応成
分(b)の量は、比r: が1.7/1〜10/1の範囲、好ましくは2/1〜8/1の範囲にあ
るように選択される。ここで「反応成分(b)によるア
クリル二重結合」とは、化合物(b1)によるCH2=CR1
全部及び場合によって用いられる化合物(b2)によるCH
2=CR3基全部を意味するものと解されたい。
イミダゾール化合物(c)は、一般式: (式中、R4、R5、R6及びR7は同一であっても異なってい
てもよく、それぞれ水素原子、1〜20個の炭素原子を含
有するアルキル若しくはアルコキシ基又はビニル、フェ
ニル若しくはニトロ基を表わし、 R6は、R7及びそれらが結合している炭素原子と一緒に
なって、例えばベンゼン環のような単環を形成すること
もできる) に相当する。
イミダゾール化合物の特定的な例としては、特に、イ
ミダゾール(即ちグリオキサリン)、1−メチルイミダ
ゾール、2−メチルイミダゾール、1,2−ジメチルイミ
ダゾール、1−ビニルイミダゾール、1−ビニル−2−
メチルイミダゾール及びベンゾイミダゾールを挙げるこ
とができる。
イミダゾール化合物は触媒量で用いられる。イミダゾ
ール化合物の種類に応じて、そして実施段階において望
まれる重合速度に応じて、イミダゾール化合物は、ビス
イミド(a)100g当りの化合物(c)のモル数で表わし
て0.15×10-3〜6×10-3の範囲、好ましくは0.3×10-3
〜4×10-3の範囲の割合で用いられる。
また、前記のポリマーを製造する反応媒体に塩素化若
しくは臭素化エポキシ樹脂を単独で又は非塩素化若しく
は非臭素化樹脂と混合して追加的に添加することによっ
て、このポリマーに特別な特性を付与することができる
ということも見出され、これが本発明の第2の主題を構
成する。
より詳細には、第2の主題において本発明は、
(a)、(b)及び(c)に加えて、 塩素化若しくは臭素化エポキシ樹脂(d1) 又は 該樹脂(d1)と非塩素化若しくは非臭素化エポキシ樹
脂(d2)との混合物 のいずれかから成るエポキシ樹脂(d)を追加的に含有
させた場合のイミド基含有ポリマーに関する。
塩素化又は臭素化エポキシ樹脂(d1)とは、より詳細
には、 ・エピクロルヒドリンと、 ・2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)メチルフェニルメタン及びビス(4−
ヒドロキシフェニル)トリルメタンのようなビス(ヒド
ロキシフェニル)アルカン;レゾルシン;ヒドロキノ
ン;ピロカテコール;4,4′−ジヒドロキシジフェニル;
並びにこれらフェノールとアルデヒドとの縮合生成物よ
り成る群から選択される多価フェノールから得られ且つ
芳香族環上を塩素化又は臭素化された誘導体 とを反応させることによって得られるグリシジルエーテ
ルから成る、100〜500の範囲のエポキシ当量を有するエ
ポキシ樹脂である。
非塩素化又は非臭素化エポキシ樹脂(d2)とは、より
詳細には、 ・エピクロルヒドリンと ・前記フェノールの群から選択される非塩素化又は非臭
素化多価フェノール とを反応させることによって得られるグリシジルエーテ
ルから成る、100〜500の範囲のエポキシ当量を有するエ
ポキシ樹脂である。
前記した用語「エポキシ当量」とは、エポキシ基 1個を含有する樹脂の重量(g)と定義することができ
る。
好ましくは、150〜300の範囲のエポキシ当量を有する
エポキシ樹脂が選択される。このことは、樹脂(d1)に
も、樹脂(d1)と混合して用いることのできる樹脂
(d2)にも適用される。この樹脂の物理的性質について
言えば、これらは、低粘度(25℃において約2×10-3Pa
・s)の液状樹脂のものから融点が約60℃のペースト状
樹脂のものまでに渡る。
エポキシ樹脂(d)を用いる場合には、樹脂(d1)の
詳細な定義に関連して前記したような、芳香族環上を臭
素化されたビス(ヒドロキシフェニル)アルカングリシ
ジルエーテルの類に属する樹脂(d1)又はこの種の樹脂
(d1)と臭素化されていないビス(ヒドロキシフェニ
ル)アルカングリシジルエーテルとの混合物のいずれか
から成るエポキシ樹脂を使用するのが特に好ましい。
エポキシ樹脂(d)を用いる場合に、その量は、ビス
イミド(a)+アクリレート系反応成分(b)の混合物
の重量の2%から20%、好ましくは3%から15%を占め
る。
さらに、エポキシ樹脂(d)を用いた場合には、本発
明の組成物から得られるポリマーに対するこのエポキシ
樹脂による塩素又は臭素の量が、得られる硬化ポリマー
のある種の特性、特に熱安定性に関する特性及びこのポ
リマーの例えば銅のような金属に対する接着性に関する
特性に影響を及ぼし得るということがわかった。この場
合、エポキシ樹脂(d)による塩素又は臭素の量がビス
イミド(a)+アクリレート系反応成分(b)+エポキ
シ樹脂(d)の混合物の総重量に対する元素状塩素又は
元素状臭素の重量百分率で表わして6%以下である場合
に、最良の結果が得られる。この塩素又は臭素の量は、
好ましくは1〜4%の範囲である。塩素又は臭素の量
は、より高い若しくはより低い塩素若しくは臭素含有率
を有するエポキシ樹脂(d1)を(ビスイミド+アクリレ
ート系反応成分の混合物の重量の2〜20重量%、好まし
くは3〜15重量%の量で)用いることによって及び(又
は)塩素化若しくは臭素化樹脂(d1)と非塩素化若しく
は非臭素化樹脂(d2)との混合物から出発することによ
って、容易に所望の値に調節することができる。
本発明の組成物から得られるポリマーは、溶媒なしで
ビスイミド(a)、アクリレート系反応成分(b)及び
イミダゾール化合物(c)を随意にエポキシ樹脂(d)
の存在下で、少なくとも均質の液状混合物が得られるま
で直接加熱することによって製造することができる。こ
の温度は存在させる化合物の物理的状態に応じて変化し
得るが、しかし一般的には50℃〜300℃の範囲である。
加熱前及び加熱の間、出発の化合物を例えば充分に撹拌
することによって緊密に混合された状態にし且つ保持す
るのが有利である。イミダゾール化合物(c)は迅速に
分散するように反応成分(a)及び(b)+随意として
の(d)のよく撹拌された混合物に初めから添加するの
が好ましい。このイミダゾール化合物が特に活性である
場合には、これが得られるポリマーの網状構造物中に封
入されるのを回避するために、この化合物を反応媒体と
相溶性の溶媒中に含有させた状態で添加するのが望まし
い。溶媒としては、下記の極性有機液体の1種を有利に
使用することができるということがわかった。
また、本発明の組成物から得られるポリマーは、50℃
〜300℃の範囲の少なくとも一部の温度範囲において液
状である有機希釈剤中で反応成分の混合物を加熱するこ
とによって製造することもできる。これら希釈剤の中で
特に挙げることのできるものは、キシレン及びトルエン
のような芳香族炭化水素;クロルベンゼンのようなハロ
ゲン化炭化水素;ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジ
ブチルエーテル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、N−メチルピロリドン、ジメチルアセトアミ
ド、メチルグリコール、メチルエチルケトン及びシクロ
ヘキサノンのような極性溶媒である。このポリマー溶液
又は懸濁液は多くの用途にそのまま使用することができ
る。また、例えば、必要ならば好適な非溶剤によって沈
殿させた後に、過することによってポリマーを単離す
ることもできる。
本発明の組成物から得られるポリマーの特性は、特
に、使用する反応成分の正確な性状、選択した反応成分
の割合及び前記範囲内の正確な採用温度条件に応じて広
く変化し得るということを解されたい。得られるポリマ
ーは、例えば上記した液体のような慣用の極性溶媒に不
溶な硬化ポリマーであってこれが分解し始める温度以下
において明らかな軟化を示さないものであることができ
る。
しかしながら、これらポリマーはまた、例えば上記し
たもののような極性有機溶媒に可溶であり且つ200℃以
下の軟化点(この軟化点は一般的には50℃〜180℃の範
囲である)を有するプレポリマー(P)の形を取ること
もできる。これらプレポリマーは、均質又はペースト状
生成物が得られるまで、一般的に50℃〜180℃の範囲の
温度に数分から数時間に渡り得る時間(この時間は、採
用温度が高くなるに比例して短くなる)、反応成分の混
合物をそのまま加熱することによって製造することがで
きる。この場合にも、反応成分の混合物を加熱する前に
撹拌することによって反応成分を緊密に混合しておくの
が有利である。また、この場合にもイミダゾール化合物
(c)の好ましい使用方法があり、この方法は硬化ポリ
マーの直接製造に関して前記した方法である。また、こ
のプレポリマーは、50〜180℃の範囲の少なくとも一部
の温度範囲において液状である希釈剤中で懸濁状又は溶
液状で製造することもできる。
このプレポリマー(P)は液状で使用することがで
き、成形品を造形し且つ製造するのには単なる高温注型
で充分である。また、冷却し且つ粉砕した後に、随意に
粉末、球、顆粒、ファイバー又はフレークの形の充填剤
の存在下で、圧縮成形操作に特に適した粉末の形で使用
することもできる。このプレポリマー(P)は、溶液の
形で、予備含浸中間製品{その強化材は、珪酸アルミニ
ウム、酸化アルミニウム、珪酸ジルコニウム、酸化ジル
コニウム、炭素、グラファイト、硼素、石綿又はガラス
を基とする繊維材料(単なる繊維、織繊維又は不織繊維
の形のもの)から成っていてよい}を製造するのに使用
することもできる。また、これらプレポリマー(P)
は、例えばアゾジカルボンアミドのような発泡剤を添加
した後に、気泡材料を製造するのに使用することもでき
る。
第2工程において、プレポリマー(P)を約300℃、
一般的には150〜300℃の範囲の温度に加熱することによ
って硬化させることができる。この硬化の間に、随意に
真空下又は大気圧以上の圧力下において最終的な成形を
実施することができ、また、これらの操作は連続形式で
実施することもできる。
本発明の好ましい実施態様によれば、この操作は、反
応成分の混合物を50℃〜180℃の範囲に加熱してプレポ
リマー(P)を形成させて成る第1工程及びこのプレポ
リマー(P)を所望の形にした後に約300℃、一般的に
は150℃〜300℃の範囲の温度に加熱することによって硬
化させて成る第2公定の2つの工程で実施される。
しかしながら、本発明の特に好ましい実施態様によれ
ば、この操作は2工程で、しかし第1工程において、押
出スクリューを備えた混練機中に、 ・粉砕された固体状のビスイミド(a) 並びに ・液状又は溶融状態のアクリレート系反応成分(b)、
固体状又は溶液状のイミダゾール化合物(c)及び随意
としての液状のエポキシ樹脂(d)より成る反応成分の
グループ(このグループ中の各反応成分はこれら自体一
緒に導入することも別々に導入することもできる) を別々に導入して成るプレポリマー(P)の連続製造方
法を用いて実施される。
用語「押出スクリューを備えた混練機」とは、物質が
前進する時にデッドゾーンを何ら形成しない装置を意味
するものとする。この種の装置は1個以上のスクリュー
を含有していてよく、E.G.フイッシャー(Fisher)の著
著、「プラスチックスの押出成形(Extrusion of Plast
ics)」{インターサイエンス(Interscience)出版、1
964年}、第104〜108頁に記載されている。これらの混
練機は、緊密にかみ合い同一方向に回転する2個のエン
ドレススクリューを有することができる。この種の装置
(これは、より特定的にはテレフタル酸アルカリ金属塩
の製造用の装置である)は、仏国特許第1,462,935号に
記載されている。使用することのできる別の種の混練機
は、回転運動及び軸方向振動運動を同時に起こさせる中
断されたねじ山を備えたエンドレススクリューを、この
スクリューの中断されたフィンと相互に作用する歯を有
するケーシング中に配置させた装置から成る。この種の
装置は、仏国特許第1,184,392号、同第1,184,393号、同
第1,307,106号及び同第1,369,283号に記載されている。
使用上の便利さの理由から、粒径0.1〜5mmの範囲の粒
子の形のビスイミド(a)を使用するのが好ましい。こ
れらの混練機への導入は、この用途において既知の装
置、例えば計量スクリュー又は天秤によって調節するこ
とができる。
アクリレート系反応成分(b)は、液状で混練帯域中
に供給される。その導入は、計量ポンプを用いて実施す
ることができる。反応成分(b)は、好ましくはビスイ
ミド(a)供給帯域の下流に位置する、1つ以上の地点
で供給される。
イミダゾール化合物(c)は、固体状で、アクリレー
ト系反応成分(b)と共に導入することができる。しか
しながら、イミダゾール化合物(c)は前記したような
極性溶媒中の溶液の形で、アクリレート系反応成分と共
に導入するのが好ましい。また、その混練機への導入
は、好ましくはアクリレート系反応成分(b)が供給さ
れる帯域の下流に位置する、混練帯域の任意の他の地点
において実施することもできる。
エポキシ樹脂(d)を使用する場合、このエポキシ樹
脂は、これも好ましくはビスイミド(a)が供給される
帯域の下流に位置する、1つ以上の地点において、液状
で混練帯域に導入される。この場合、アクリレート系反
応成分(b)、イミダゾール化合物(c)及びエポキシ
樹脂(d)は、ビスイミド(a)が供給される帯域の下
流に位置する1つ以上の地点において、混合物の形で一
緒に混練帯域に導入するのが好ましい。
一般に混練帯域は、装置のエンドレススクリューのジ
ャケットを制御加熱することによって50℃〜180℃、好
ましくは130℃〜160℃の範囲の選定温度に保持すること
ができる。ジャケットに関しては、その全長にわたって
均一に加熱してもよいが、混練帯域に例えば物質の前進
方向につれて上昇し得る温度を提供する多くの隣接加熱
帯域を配置させることもできる。(b)+(c)+随意
としての(d)の群の1種以上の反応成分をイミド反応
成分(a)が導入される帯域の下流において供給する好
ましい実施態様においては、この温度は、上記の群の反
応成分が導入される第1の地点の上流で20〜130℃の範
囲にあるのが好ましい。
物質の混練帯域滞留時間は、使用するビスイミド
(a)、採用温度及び反応成分の使用量に依存して、あ
る程度変化し得る。一般的には、この時間は約1〜30分
である。混練機から出てきたプレポリマー(p)を所定
の温度及び時間条件下でオーブン中で加熱することによ
って、このプレポリマーの軟化点を調節することができ
る。
本発明の組成物から得られるポリマーは、良好な機械
的及び電気的特性を有し且つ200℃〜300℃の温度におい
て化学的に非常に不活性であるような材料が要求される
産業分野において有用である。例えばこれらは、予備含
浸された中間製品の製造に特に好適である。予備含浸製
品は、例えば航空通信産業のような多くの産業分野にお
いて種々の形状及び機能を有する部品を製造するのに使
用することができる。これらの部品は積層板と呼ばれ、
これは回転操作によって製造される部品であってよく、
巻型や支持体上に数層のプレプレグを積層することによ
って得られる。また、このプレプレグは強化材として損
傷部品の修理手段として使用することもできる。
[実施例] 以下の実施例は本発明を単に例示するためのものであ
り、その範囲を何ら限定しない。
例1 反応成分(a)、(b)及び(c)から不連続法によっ
て製造された本発明の組成物から得られるポリマーの例 撹拌機を備えた反応器を160℃に温度設定された油浴
に入れ、この中に以下のものを導入した: ・157℃の軟化点を有するN,N′−4,4′−ジフェニルメ
タンビスマレイミド(ビスイミド100gにつきマレイミド
基0.558個):320重量部 ・式(II)においてR1=R2=Hであり且つnが2〜4の
範囲の数であるノボラックエポキシジアクリレート約80
重量%とトリメチロールプロパントリアクリレート20重
量%との基本混合物から成るアクリレート系反応成分
(この反応成分はUCB社から登録商標名「エベクリル(E
becryl)629」の下で市販されており、100g当りに遊離
のアクリル二重結合約0.5個を含有する):78重量部。
均質混合物が得られるまで、この混合物を40分間撹拌
した。次いでイミダゾール0.20重量部を、N−メチルピ
ロリドン中にイミダゾール10重量%を含有させた溶液の
形で添加した。
この反応用混合物の撹拌を160℃において20分間続
け、次いでこの混合物を平板上に流延させた。冷却後
に、得られたプレポリマーを粉砕して、例えばN−メチ
ルピロリドン、シクロヘキサノン及びジメチルホルムア
ミドのような溶媒に可溶な黄色の粉末が得られた。得ら
れたプレポリマーの軟化点は83℃であり、シクロヘキサ
ン中の50重量%の濃度の溶液状で測定した粘度は、0.35
Pa・sだった。
N−メチルピロリドン中にこのプレポリマーを50重量
%の濃度で含有させた溶液を用いて、ポーチャー(Porc
her)社製の整理番号7628のガラス織物[単位面積当り
の重量200g/m2のものであり、γ−アミノプロピルトリ
エトキシシラン{ユニオン・カーバイド(Union Carbid
e)社の「シラン(Silane)A1101」}で処理したもの]
を被覆した。この含浸済の織物は、織物65g当りにプレ
ポリマー35gを含有する。これを換気雰囲気中で130℃に
おいて5分間乾燥させた。次いで、15×15cmの6個の角
片を切り取り、これらを厚さ35μmの銅製シートと共
に、この銅製シートが外部表面の一方に配置されるよう
に積層し、この組立体を下記の条件下でプレスのプラテ
ンの間に配置させた: ・圧力:40×105Pa ・プレスのプラテンの加熱:150℃において15分間、次い
で200℃において45分。
この積層操作の際に、ポリマークリープ速度約20重量
%が観察された。235℃において6時間、追加の熱処理
をした後に、製造した6層積層体に対する銅の接着性を
試験した。張力計を用いて銅を90゜の角度に引っ張る
(MIL規格P−55,617Bに従って、55mm/分の引張速度)
ことによって測定した接着性は、約15N/cmだった。200
℃において1,000時間老化させた後にもこの値は維持さ
れていた。
比較試験として、イミダゾールを存在させずに上記の
例1を再現した。160℃に加熱された反応溶混合物は、
混合の1時間30分後に固体になった。冷却し、粉砕した
後に、得られた粉末は70℃の軟化点を有していた。これ
は前記の溶媒中での溶解性が非常に低かった。分析の結
果、ビスマレイミドがアクリレート系反応成分との反応
にほとんど又は全く関与していないことが示された。こ
うして得られたプレポリマーは、前記の用途、特に積層
体の製造に不適だった。
例2 反応成分(a)、(b)及び(c)から連続法によって
製造された本発明の組成物から得られるポリマーの例 使用した装置は、「コニーダー(Ko−Kneader)」PR
46型の名称で知られているバス(Buss)式実験室用混練
機である。この混練機は、中断された螺旋状のねじ山を
有し且つ中断区間が分離したフィンを構成する軸から成
るエンドレススクリューを含み、このスクリューは適宜
な機構によって駆動される。このスクリューは、3つの
隣接した二重壁付き同軸円筒状ジャケットから成る本体
中に納められている。混練機本体の内壁面には、歯型の
突出部がある。このスクリューには、回転運動及び同時
に軸方向振動運動がもたらされ、これによって2方向に
物質の交換が起こる。
第1のジャケットに20℃の水を循環させ、他の2つの
ジャケット中に155℃に加熱した流体を循環させる。ス
クリューの回転速度は毎分60回転(即ち60rpm)であ
る。
混練機の第1の部分(第1のジャケットに対応する)
中に、N,N′−4,4′−ジフェニルメタンビスマレイミド
を、計量天秤を用いて毎時1,200gの速度で導入する。こ
のビスマレイミドは、平均粒径0.25mmの粒状で導入す
る。
混練機の第2の部分(第2のジャケットに対応する)
中には、例1に従うアクリレート系反応成分+N−メチ
ルピロリドン中にイミダゾール25重量%を含有させたイ
ミダゾール溶液の組合せ物を、毎時304.8gの速度で導入
する。
反応成分は、ビスマレイミドがビスマレイミド+アク
リレート系反応成分の合計量の79.9%を占め且つイミダ
ゾールが前記合計重量の0.05%を占めるように計量す
る。
物質の混練機中における平均滞留時間は6分30秒であ
る。装置の出口において、軟化点約55℃のプレポリマー
が採集された。170℃に17分間加熱した後に、このプレ
ポリマーの軟化点は80℃になった。これは例えばN−メ
チルピロリドン、シクロヘキサノン及びジメチルホルム
アミドのような溶媒に可溶であり、その粘度は例1に記
載したように測定して、0.35Pa・sだった。
得られたプレポリマーを用いて、例1に記載の条件下
で、但しこの場合には銅製シートを用いずに、プレプレ
グ及び18層積層体(18層のプレプレグ)を製造した。23
5℃において6時間硬化させた後に、この積層体は次の
機械的特性を有していた: ・200℃における曲げ強さ(NF規格T−51,001に従う):
350MPa; ・曲げ弾性率:28,000Mpa。
また、得られたポリマーについてTMA測定{熱機械的
分析(Thermal Mechanical Analysis)、ASTM規格E−8
31−81に従い、昇温速度5℃/分)を行なった。235℃
において硬化させた生成物を用いて、40℃〜300℃の範
囲における平均膨張係数が40μm/m/℃であること及びガ
ラス転移温度が340℃であるということがわかった。
例3 反応成分(a)、(b)、(c)及び(d)から連続法
によって製造された本発明の組成物から得られるポリマ
ーの例 使用した装置は、例2に記載の「コニーダー(Ko−Kn
eader)」PR46型の名称で知られているバス(Buss)式
実験室用混練機である。
混練機の第1のジャケットに20℃の水を循環させ、他
の2つのジャケット中に155℃に加熱した流体を循環さ
せる。スクリューの回転速度は60rpmである。
混練機の第1の部分(第1のジャケットに対応する)
中に、N,N′−4,4′−ジフェニルメタンビスマレイミド
を、計量天秤を用いて毎時1,200gの速度で導入する。こ
のビスマレイミドは、平均粒径約0.25mmの粒状で導入す
る。
混練機の第2の部分(第2のジャケットに対応する)
中には、アクリレート系反応成分+N−メチルプロリド
ン中にイミダゾール25重量%を含有させたイミダゾール
溶液+臭素化エポキシ樹脂の組合せ物を、毎時495.4gの
速度で導入する。
反応成分は、ビスマレイミドがビスマレイミド+アク
リレート系反応成分の合計重量の78%を占め、イミダゾ
ールがビスマレイミド+アクリレート系反応成分の合計
重量の0.05%を占め且つ臭素化エポキシ樹脂がビスマレ
イミド+アクリレート系反応成分の合計重量の10%を占
めるように計量する。
このアクリレート系反応成分は、例1に記載の混合物
から成る。
この場合に用いる臭素化エポキシ樹脂は、四臭素化ビ
スフェノールAとエピクロルヒドリンとの縮合生成物で
ある。これは臭素含有率20重量%及びエポキシ当量220
を有する。これは、チバ・ガイギー(Ciba Geigy)社よ
り登録商標名「Araldite」LY 8047型の下で商品として
入手できる。エポキシ樹脂による臭素の量は、ビスイミ
ド+アクリレート系反応成分+エポキシ樹脂組成物の合
計量に対する元素状臭素の重量百分率で表わして1.82%
である。
物質の混練機中における平均滞留時間は6分30秒であ
る。装置の出口において、軟化点約53℃のプレポリマー
が採集された。160℃に15分間加熱した時に、このプレ
ポリマーの軟化点は75℃になった。これは例えばN−メ
チルピロリドン、及びジメチルホルムアミドのような溶
媒又はこれらの溶媒とメチルイソブチルケトンのような
低沸点溶媒との混合物に可溶だった。
得られたプレポリマーの第1の部分を用いて、プレプ
レグ及び6層積層体(6層のプレプレグ)を製造した。
この目的のために、N−メチルピロリドン中にこのプレ
ポリマーを50重量%の濃度で含有させた溶液を用いて、
ポーチャー(Porcher)社製の整理番号7628のガラス織
物[単位面積当りの重量200g/m2のものであり、γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン{ユニオン・カーバイ
ド(Union Carbide)社の「シラン(Silane)A1100」}
で処理したもの]を被覆した。この含浸済の織物は、織
物65g当りに35gのプレポリマーを含有する。これを換気
雰囲気中で130℃において5分間乾燥させた。次いで、1
5×15cmの6個の角片を切り取り、これらを厚さ35μm
の銅製シートと共に、この銅製シートが外部表面の一方
に配置されるように積層し、この組立体を下記の条件下
でプレスのプラテンの間に配置させた: ・圧力:40×105Pa .プレスのプラテンの加熱:150℃において15分間、次い
で200℃において45分。
この積層操作の際に、ポリマークリープ速度約20重量
%が観察された。235℃において4時間、追加の熱処理
をした後に、製造した6層積層体に対する銅の接着製を
試験した。張力計を用いて銅を90゜の角度に引っ張る
(MIL規格P−55,617Bに従って、55mm/分の引張速度)
ことによって測定した接着性は、約15N/cmだった。200
℃において1,000時間老化させた後にもこの値は維持さ
れていた。
前記の得られたプレポリマーの第2の部分を用いて、
例1に記載の条件下でプレプレグ及び6層積層体を製造
した(この場合には銅製のシートを用いていないという
ことに留意されたい)。235℃において4時間の後硬化
の後に、UL94竪型試験を用いて燃焼性測定を実施した
{積層体を基とする試験片の厚さ:0.8mm;燃焼時間は23
℃、相対湿度50%において48時間コンディショニングし
た後に秒で与える;格付けは、10回の結果(5個の試験
片を用い、それぞれの試験片につき2回試験)の平均値
から決定した}: ・燃焼時間:3秒; ・格付け:VO。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の化合物: (a)次式: {式中、記号Yは同一であっても異なっていてもよく、
    それぞれ水素原子、メチル基又は塩素原子を表わし、 記号Aはシクロヘキシレン、フェニレン、4−メチル−
    1,3−フェニレン、2−メチル−1,3−フェニレン、5−
    メチル−1,3−フェニレン及び2,5−ジエチル−3−メチ
    ル−1,4−フェニレン基並びに次式: (式中、Tは単なる原子価結合又は次式: −CH2−、 の基を表わし、 記号Xは同一であっても異なっていてもよく、それぞれ
    水素原子又はメチル、エチル、プロピル若しくはイソプ
    ロピル基を表わす)の基より成る群から選択される2価
    の基を表わす} のN,N′−ビスマレイミド; (b)一般式: (式中、記号R1及びR2は同一であっても異なっていても
    よく、それぞれ水素原子又はメチル基を表わし、 nは0.1〜8の範囲の正の数である) に相当するノボラックエポキシアクリレート(若しくは
    メタクリレート)(b1)又は 該化合物(b1)と次式: (CH2=CR3−CO−O3B (III) (式中、記号R3は水素原子又はメチル基を表わし、 記号Bは1〜20個の炭素原子を含有する直鎖状又は分枝
    鎖状の飽和脂肪族炭化水素であって且つ1個以上の炭素
    架橋及び1個以上のヒドロキシル基を含有し得る前記炭
    化水素から誘導される3価の有機基を表わす) の化合物(b2)との混合物(但し、化合物(b2)の割合
    は(b1)+(b2)の混合物の重量に帯して30重量%以下
    であるものとする) のいずれかから成るアクリレート系反応成分 並びに (c) イミダゾール化合物 から成ることを特徴とする、イミド基含有ポリマーを製
    造するための組成物。
  2. 【請求項2】 塩素化若しくは臭素化エポキシ樹脂
    (d1) 又は 該樹脂(d1)と非塩素化若しくは非臭素化エポキシ
    樹脂(d2)との混合物のいずれかから成るエポキシ樹脂
    (d)をもまた含有させたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の組成物。
  3. 【請求項3】式(I)のビスマレインミド(a)が N,N′−m−フェニレンビスマレイミド、 N,N′−p−フェニレンビスマレイミド、 N,N′−4,4′−ジフェニルメタンビスマレイミド、 N,N′−4,4′−ジフェニルエーテルビスマレイミド、 N,N′−4,4′−ジフェニルスルホンビスマレイミド、 N,N′−1,4′−シクロヘキシレンビスマレイミド、 N,N′−4,4′−ジフェニル−1,1−シクロヘキサンビス
    マレイミド、 N,N′−4,4′−(2,2−ジフェニルプロパン)ビスマレ
    イミド、 N,N′−4,4′−トリフェニルメタンビスマレイミド、 N,N′−2−メチル−1,3−フェニレンビスマレイミド、 N,N′−4−メチル−1,3−フェニレンビスマレイミド、
    及び N,N′−5−メチル−1,3−フェニレンビスマレイミド より成る群から選択されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1又は第2項記載の組成物。
  4. 【請求項4】アクリレート系反応成分(b)が、 式(II)においてR1及びR2が水素原子を表わし且つ
    nが0.1〜5の範囲の正の数であるノボラックエポキシ
    アクリレート(b1′) 又は 該化合物(b1′)とトリメチロールプロパントリア
    クリレートから成る化合物(b2′)との混合物(但し、
    化合物(b2′)の割合は(b1′)+(b2′)の混合物の
    重量に対して25重量%以下であるものとする) より成る群から選択されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1〜3項のいずれかに記載の組成物。
  5. 【請求項5】イミダゾール化合物(c)が一般式: (式中、R4、R5、R6及びR7は同一であっても異なってい
    てもよく、それぞれ水素原子、1〜20個の炭素原子を含
    有するアルキル若しくはアルコキシ基又はビニル、フェ
    ニル若しくはニトロ基を表わし、 R6は、R7及びそれらが結合している炭素原子と一緒にな
    って、例えばベンゼン環のような単環を形成することも
    できる) に相当することを特徴とする特許請求の範囲第1〜4項
    のいずれかに記載の組成物。
  6. 【請求項6】イミダゾール化合物(c)がイミダゾール
    (即ちグリオキサリン)、1−メチルイミダゾール、2
    −メチルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、
    1−ビニルイミダゾール、1−ビニル−2−メチルイミ
    ダゾール及びベンゾイミダゾールより成る群から選択さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の組成
    物。
  7. 【請求項7】下記のエポキ樹脂(d): エポキシ樹脂(d1)として、 エピクロルヒドリンと、 2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン,ビス
    (4−ヒドロキシフェニル)メタン,ビス(4−ヒドロ
    キシフェニル)メチルフェニルメタン及びビス(4−ヒ
    ドロキシフェニル)トリルメタンのようなビス(ヒドロ
    キシルフェニル)アルカン、レゾルシン、ヒドロキノ
    ン、ピロカテコール、4,4′−ジヒドロキシジフェニル
    並びにこれらフェノールとアルデヒドとの縮合生成物よ
    り成る群から選択される多価フェノールから得られ且つ
    芳香族環上を塩素化又は臭素化された誘導体 とを反応させることによって得られるグリシジルエーテ
    ルから成る、100〜500の範囲のエポキシ当量を有するエ
    ポキシ樹脂; 所望により、エポキシ樹脂(d2)として、 エピクロルヒドリンと、 前記フェノールの群から選択される非塩素化又は非臭素
    化多価フェノールとを反応させることによって得られる
    グリシジルエーテルから成る、100〜500の範囲のエポキ
    シ当量を有するエポキシ樹脂 を用いることを特徴とする特許請求の範囲第2〜6項の
    いずれかに記載の組成物。
  8. 【請求項8】N,N′−ビスイミド(a)及びアクリレー
    ト系反応成分(b)の量が、比: が1.7/1〜10/1の範囲にあるように選択されること 並びに イミダゾール化合物(c)の含有率がビスイミド(a)
    100g当りの化合物(c)のモル数で表わして0.15×10-3
    〜6×10-3の範囲にあること を特徴とする特許請求の範囲第1〜7項のいずれかに記
    載の組成物。
  9. 【請求項9】エポキシ樹脂(d)の量がビスイミド
    (a)+アクリレート系反応成分(b)の混合物の重量
    の2%〜20%を占めること 及び エポキシ樹脂(d)による塩素又は臭素の量がビスイミ
    ド(a)+アクリレート系反応成分(b)+エポキシ樹
    脂(d)の混合物の総重量に対する元素状塩素又は元素
    状臭素の百分率で表わして6%以下であること を特徴とする特許請求の範囲第2〜8項のいずれかに記
    載の組成物。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第1〜9項のいずれかに
    記載の組成物を50℃ないし300℃の温度範囲で反応させ
    ることからなるポリマーの製造方法。
  11. 【請求項11】第1工程において特許請求の範囲第1〜
    9項のいずれかに記載の組成物を50℃〜180%の範囲に
    加熱してプレポリマー(P)を形成させ、次いで第2工
    程においてこのプレポリマー(P)を150℃〜300%の範
    囲の温度に加熱することによって硬化させることから成
    ることを特徴とする特許請求の範囲第10項記載の方法。
  12. 【請求項12】押出スクリューを備えた混練機中に、 粉砕された固体状のビスイミド(a) 並びに 液状又は溶融状態のアクリレート系反応成分(b)、固
    体状又は溶液状のイミダゾール化合物(c)及び所望に
    より液状のエポキシ樹脂(d) より成る反応成分のグループ(このグループ中の各反応
    成分はこれら自体一緒に導入することも別々に導入する
    こともできる) を別々に導入して成るプレポリマー(P)の連続製造方
    法を用いることを特徴とする特許請求の範囲第11項記載
    の方法。
JP63138589A 1987-06-23 1988-06-07 ジアミンを含有しないイミド基含有ポリマーを製造するための組成物及び前記ポリマーの製造方法 Expired - Fee Related JP2640496B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8709000A FR2617173B1 (fr) 1987-06-23 1987-06-23 Polymeres a groupements imides sans diamine et leur procede de preparation
FR87/9000 1987-12-02
FR87/17014 1987-12-02
FR8717014A FR2624124B1 (fr) 1987-12-02 1987-12-02 Polymeres a groupements imides sans diamine et leurs procedes de preparation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS646010A JPS646010A (en) 1989-01-10
JP2640496B2 true JP2640496B2 (ja) 1997-08-13

Family

ID=26226060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63138589A Expired - Fee Related JP2640496B2 (ja) 1987-06-23 1988-06-07 ジアミンを含有しないイミド基含有ポリマーを製造するための組成物及び前記ポリマーの製造方法

Country Status (13)

Country Link
US (1) US4994536A (ja)
EP (1) EP0296994B1 (ja)
JP (1) JP2640496B2 (ja)
KR (1) KR940004721B1 (ja)
AT (1) ATE91290T1 (ja)
BR (1) BR8803001A (ja)
CA (1) CA1307605C (ja)
DE (1) DE3882174T2 (ja)
DK (1) DK340988A (ja)
ES (1) ES2056950T3 (ja)
FI (1) FI882985A (ja)
NO (1) NO170338C (ja)
PT (1) PT87791B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2628111B1 (fr) * 1988-03-03 1992-01-24 Rhone Poulenc Chimie Polymeres a groupements imides faits a partir de diamines encombrees et leurs procedes de preparation
FR2653130B1 (fr) * 1989-10-16 1992-01-03 Rhone Poulenc Chimie Polymeres a groupements imides faits a partir de diamines encombrees.
US5043368A (en) * 1990-12-28 1991-08-27 General Electric Company Polyetherimide/epoxy chopped fiber reinforced laminates and the preparation thereof
FR2672898B1 (fr) * 1991-02-15 1993-07-09 Rhone Poulenc Chimie Prepolymeres a groupements imides et leur procede de preparation, utilisables pour la realisation de resines durcissables sous rayonnement ionisant.
US20050288457A1 (en) * 2002-10-22 2005-12-29 Puwei Liu Co-curable compositions

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1720433B1 (de) * 1967-01-28 1972-02-03 Chisso Corp Verfahren zur polymerisation von vinylverbindungen
FR2259860B1 (ja) * 1974-02-04 1976-12-03 Rhone Poulenc Ind
US3970535A (en) * 1974-06-12 1976-07-20 Scm Corporation Photopolymerization process utilizing a 2-methyl-substituted benzimidazole as a photosensitizer
JPS5112900A (ja) * 1974-07-23 1976-01-31 Sumitomo Bakelite Co Seikeiyotainetsusetsujushisoseibutsu
IT1016749B (it) * 1974-08-01 1977-06-20 Fiat Spa Dispositivo ad ultrasuoni per la misura della portata d aria in mas sa in un condotto
US4066621A (en) * 1974-10-10 1978-01-03 Ciba-Geigy Corporation Curable mixtures based on polyimides of unsaturated dicarboxylic acids and indole compounds
US3912606A (en) * 1974-11-21 1975-10-14 Eastman Kodak Co Photosensitive compositions containing benzoxazole sensitizers
CH615935A5 (ja) * 1975-06-19 1980-02-29 Ciba Geigy Ag
JPS531298A (en) * 1976-06-25 1978-01-09 Toshiba Chem Corp Thermosettig resin compositions
JPS5433587A (en) * 1977-08-22 1979-03-12 Sumitomo Bakelite Co Ltd Preparation of thermosetting resin molding composition
FR2427345A1 (fr) * 1978-05-30 1979-12-28 Rhone Poulenc Ind Polymeres a groupements imide
JPS59818B2 (ja) * 1979-03-23 1984-01-09 東洋紡績株式会社 感光性樹脂組成物
FR2473528A1 (fr) * 1980-01-09 1981-07-17 Rhone Poulenc Ind Procede pour eviter la cristallisation des n,n' diphenylene bis imides dans les compositions thermodurcissables en contenant
US4354965A (en) * 1980-04-07 1982-10-19 General Electric Company Polyetheramideimide resins and electrical conductors insulated therewith
JPS582332A (ja) * 1981-06-30 1983-01-07 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 液状硬化性樹脂組成物の製造法
JPS60252628A (ja) * 1984-05-28 1985-12-13 Mitsui Petrochem Ind Ltd 熱硬化性樹脂組成物
GB8414594D0 (en) * 1984-06-07 1984-07-11 British Petroleum Co Plc Addition polyimide composition
DE3587534T2 (de) * 1984-10-15 1994-01-05 Sumitomo Chemical Co Hitzehärtbare Harzzusammensetzung.
FR2577229B1 (fr) * 1985-02-08 1987-02-20 Rhone Poulenc Spec Chim Compositions thermodurcissables a base de prepolymere a groupements imides stables au stockage et procede de preparation
FR2589868B1 (fr) * 1985-11-13 1988-05-13 Rhone Poulenc Spec Chim Polymeres a groupements imides et procede de preparation

Also Published As

Publication number Publication date
CA1307605C (fr) 1992-09-15
EP0296994A2 (fr) 1988-12-28
ES2056950T3 (es) 1994-10-16
US4994536A (en) 1991-02-19
NO882736L (no) 1988-12-27
DK340988A (da) 1988-12-24
PT87791A (pt) 1988-07-01
NO882736D0 (no) 1988-06-21
PT87791B (pt) 1992-10-30
DE3882174D1 (de) 1993-08-12
KR890000558A (ko) 1989-03-15
EP0296994A3 (en) 1989-10-18
FI882985A (fi) 1988-12-24
BR8803001A (pt) 1989-01-10
DE3882174T2 (de) 1993-11-25
FI882985A0 (fi) 1988-06-22
JPS646010A (en) 1989-01-10
EP0296994B1 (fr) 1993-07-07
KR940004721B1 (ko) 1994-05-28
NO170338B (no) 1992-06-29
ATE91290T1 (de) 1993-07-15
DK340988D0 (da) 1988-06-22
NO170338C (no) 1992-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0225174A2 (en) Thermosetting resin composition and a composite material comprising the cured product of the resin composition as its matrix
JP3735119B2 (ja) 多官能性シアネートエステルとエポキシのブレンド物
JPH01201310A (ja) ビスマレイミド用反応性希釈剤としてのアルケニルフェノールのエチレン不飽和エーテル類
US5223584A (en) In situ thermoset molecular composites
JP2640496B2 (ja) ジアミンを含有しないイミド基含有ポリマーを製造するための組成物及び前記ポリマーの製造方法
US5075410A (en) Imide/epoxy thermosetting compositions
EP0078039B1 (en) Thermosetting resin composition, prepolymer thereof and cured article thereof
US5053474A (en) Novel imido polymers
JPS6026494B2 (ja) 硬化性樹脂組成物
JP2572679B2 (ja) 立体障害ジアミンから製造したイミド基含有ポリマー製造用混合物
JPH04227913A (ja) 新規の硬化性組成物
JP2572662B2 (ja) ヒンダードジアミンから製造するイミド基含有ポリマー製造用混合物
KR930006340B1 (ko) 디아민을 사용하지 않는 이미드기-함유 중합체 및 그의 제조방법
JPS6354419A (ja) 熱硬化性樹脂組成物
US5221723A (en) Thermally stable bisimido copolymerizates
US5037923A (en) Novel imido polymers
JPH01123831A (ja) 耐熱性樹脂組成物
JP2910957B2 (ja) 不飽和イミド樹脂組成物
JPH04253713A (ja) イミド基含有ポリマーの製造方法
JPH0135847B2 (ja)
FR2624124A1 (fr) Polymeres a groupements imides sans diamine et leurs procedes de preparation
JPH02286704A (ja) ポリマー組成物およびそれを含む複合材料
JPH0418443A (ja) 熱硬化性樹脂組成物
JPH0521932B2 (ja)
JPS60185784A (ja) ポリイミド

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees