JP2572679B2 - 立体障害ジアミンから製造したイミド基含有ポリマー製造用混合物 - Google Patents

立体障害ジアミンから製造したイミド基含有ポリマー製造用混合物

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    • C08J2379/08Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、新規のイミド基含有熱安定性ポリマーを
製造するための反応混合物及び該混合物を反応させるこ
とからなるイミド基含有ポリマーの製造法に関する。
[従来の技術] フランス国特許第2,608,613号には、熱硬化性プレポ
リマーの形を取り得るイミド基含有ポリマーが記載され
ており、このポリマーは、次の成分(a)、(b)、
(c)並びに(d): (a)次式: {式中、記号Yは同一であっても異なっていてもよく、
それぞれH、CH3又はClを表わし、 記号Aはシクロヘキシレン、フェニレン、4−メチル
−1,3−フェニレン、2−メチル−1,3−フェニレン、5
−メチル−1,3−フェニレン及び2,5−ジエチル−3−メ
チル−1,4−フェニレン基並びに次式: (式中、Tは単なる原子価結合又は次式: −CH2−、 −O−、 の基を表わし、 記号Xは同一であっても異なっていてもよく、それぞ
れ水素原子又はメチル、エチル若しくはイソプロピル基
を表わす) の基より成る群から選択される2価の基を表わす} のN,N′−ビスイミド又は数種のビスイミドの組合せ
物; (b)次の(i)及び(2i): (i)一般式 (式中、記号R1、R2、R3及びR4は同一であっても異なっ
ていてもよく、それぞれメチル、エチル、プロピル又は
イソプロピル基を表わし、 記号Zは同一であっても異なっていてもよく、それぞ
れ水素原子又は塩素原子を表わす) のもの; (2i)一般式: (式中、アミノ基は互いに対してメタ又はパラ位にあ
り、 記号R5は同一であっても異なっていてもよく、それぞ
れメチル、エチル、プロピル又はイソプロピル基を表わ
す) のもの: より成る群から選択される1種以上の立体障害ジ第1ア
ミン; (c)随意としての、1個以上の重合可能な炭素−炭素
の二重結合を有する、式(I)のビスイミド以外の1種
以上の非ハロゲン化モノマー; (d)随意としての、重合触媒: を50〜300℃の範囲の温度において反応させることから
得られる生成物から成る。
前記のフランス国特許に従う発明の実施に関連する第
1の利点は、反応成分(b)のアミンの立体障害に由来
しており、この立体障害のために、重合用混合物の構成
成分の反応性が立体障害を受けていないジアミンから得
られるポリアミノビスマレイミドの場合より低いという
ことになる。この重合用混合物の構成成分の反応性がよ
り低いということは、溶融状態のプレポリマーの使用を
伴う成形物品の製造のみならず、溶媒中の溶液状のプレ
ポリマーの使用を伴う成形物品の製造にも特に有用であ
る。実際、溶融状態のプレポリマーの粘度又はプレポリ
マー溶液の粘度はほとんど変化せず、このことは、プレ
ポリマーの加工を、特に数時間の作業期間を必要とする
用途において、極めて容易にする。
前記のフランス国特許に従う発明の実施に関連する第
2の利点は、用いられる立体障害ジアミン(b)には立
体障害を受けていない芳香族ジ第1アミンが一般的に伴
う毒性危険がないということのために、衛生学の観点か
ら特別の注意を要しないでポリマーが製造されるという
事実にある。
[発明の概要] ここに、前記のフランス国特許に従うポリマー製造用
混合物にさらに下記の2種の追加成分を添加することに
よって、前記フランス国特許に記載された技術に特定の
改良を行なうことができることがわかり、これが本発明
の第1の主題を構成する。
第1の成分は、 ・塩素化又は臭素化エポキシ樹脂、 ・N,N′−アルキレンビス(テトラハロゲノフタルイミ
ド)、 ・2個のフェニル基を単なる原子価結合によって直接結
合して又は2価の基若しくは原子によって結合して含有
する化合物であってそれぞれのフェニル基がアリル(又
はメタリル)オキシ基及び少なくとも2個の塩素若しく
は臭素原子で置換された前記化合物、 ・非ハロゲン化エポキシ樹脂 並びに ・上記の2種以上の化合物の互いの混合物 より成る群から選択される化合物である。この成分を添
加することによって、特に製造されるポリマーについて
の低い熱膨張係数を得ることができ、そしてハロゲン化
化合物を用いた場合には優れた耐燃焼性を得ることがで
きる。
第2の成分は、アルケニルフェノールである。この成
分を添加することによって、特に硬化ポリマーのレジリ
エンス特性及び例えば銅製シートのような金属基体に対
するその接着性(これは例えば剥離強さ測定によって評
価される)を改善することができる。
本発明の目的は、例えば予備含浸中間物品の製造に有
利に用いることのできるイミド基含有ポリマーを提供す
ることにあり、この中間物品は、切断、機械加工及び特
に穿孔の慣用の操作によって特に離層、層内ひび割れ及
び裂け現象のような一連の欠陥を生ずることのない多層
電子回路をそれ自体周知の方法で製造することを可能に
する。
ここに、一方で本発明において用いることができる立
体障害ジ第1アミンの選択を、2個の立体障害4−アミ
ノフェニル基を含有する式(II)のタイプのものであっ
てしかしこれらフェニル基が−CH2−以外の2価の基で
互いに結合されたものに拡張することができ、他方で随
意としての触媒が遊離基重合開始剤であるということが
わかり、これが本発明の別の主題を構成する。
[発明の具体的な説明] より正確には、本発明は、次の成分: (a)次式: {式中、記号Yは同一であっても異なっていてもよく、
それぞれH、CH3又はClを表わし、 記号Aは、シクロヘキシレン、フェニレン、4−メチル
−1,3−フェニレン、2−メチル−1,3−フェニレン、5
−メチル−1,3−フェニレン、2,5−ジエチル−3−メチ
ル−1,4−フェニレン基並びに次式: (式中、Tは単原子価結合又は次式: −CH2−; −O−; の基を表わし、 記号Xは同一であっても異なっていてもよく、それぞれ
水素原子又はメチル、エチルもしくはイソプロピル基を
表わす)の基より成る群から選択される2価の基を表わ
す}のN,N′−ビスイミド又は数種のビスイミドの組合
せ物; (b)次の(i)〜(2i): (i) 次の一般式: (式中、記号R1、R2、R3及びR4は同一であっても異って
いてもよく、それぞれメチル、エチル、プロピル又はイ
ソプロピル基を表わし、 記号Zは同一であっても異なっていてもよく、それぞ
れ水素原子又は塩素原子を表わし、 記号Bは基−CH2−、 より成る群から選択される2価の基を表わす)のもの;
及び (2i)次の一般式: (式中、 アミノ基は、互いに対してメタ又はパラ位にあり、 記号R5は同一であっても異なっていてもよく、それぞれ
メチル、エチル、プロピル又はイソプロピル基を表わ
す)のもの;より成る群から選択される1種以上の立体
障害ジ第1ジアミン;並びに 次の2種の必須の添加剤(e)及び(f): (e)次の(e1)、(e4)及び(e5)より成る群から選
択される化合物: (e1); (i)2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4
−ヒドロキシフェニル)メチルフェニルメタン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)トリルメタン、レゾルシノ
ール、ヒドロキノン、ピロカテコールおよび4,4′−ジ
ヒドロキシジフェニルからなる群から選択される多価フ
ェノールから由来する芳香核上を塩素化又は臭素化され
た誘導体をエピクロルヒドリンと反応させることによっ
て得られるグリシジルエーテルから成る200〜2000のエ
ポキシ当量を有する塩素化又は臭素化したエポキシ樹
脂; (e4):上記(e1)に関して記載したフェノールの群か
ら選択される芳香環上を塩素化又は臭素化されていない
多価フェノールとエピクロルヒドリンとを反応させるこ
とによって得られるグリシジルエーテルから成る、100
〜1000の範囲のエポキシ当量を有する非ハロゲン化エポ
キシ樹脂;及び (e5):上記した(e1)及び(e4)2種以上の化合物の
互いの混合物; (f)次式: (式中、記号Eは単原子価結合又は次の基: −CH2−、−CH2−CH2−、 −O−、−S−、−SO−及び−SO2− より成る群から選択される2価の基であり、 記号R6は同一であっても異なっていてもよく、それぞ
れ水素原子又はメチル基であり、 記号R7は同一であっても異なっていてもよく、それぞ
れ水素原子、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状若しく
は分枝鎖状のアルキル基又はフェニル基である) の1種以上のアルケニルフェノールよりなる化合物、か
らなるイミド基含有ポリマーを製造用混合物および該混
合物を温度範囲50℃ないし300℃にて反応させるイミド
基含有ポリマーの製造法である。
前記の用語「エポキシ当量」とは、エポキシ官能基 1個を含有する樹脂の重量(g)と定義することができ
る。
250〜500のエポキシ当量を有する塩素化又は臭素化エ
ポキシ樹脂を選択するのが好ましい。樹脂(e1)の詳細
な定義に関して前記した芳香環上を臭素化されたビス
(ヒドロキシフェニル)アルカン類のグリシジルエーテ
ルの類に属する樹脂から成るエポキシ樹脂(e1)を用い
るのが本発明において特に好ましい。
非ハロゲン化エポキシ樹脂(e4)は、150〜300の範囲
のエポキシ当量を有する非ハロゲン化エポキシ樹脂を選
択するのが好ましい。樹脂(e1)の詳細な定義に関して
前記した芳香環上をハロゲン化されていないビス(ヒド
ロキシフェニル)アルカン類のグリシジルエーテルの類
に属する樹脂から成るエポキシ樹脂(e4)を用いるのが
特に好ましい。
混合物(e5)としては、上記の(e1)〜(e4)の好ま
しい化合物の2種以上の混合物を選択するのが好まし
い。
添加剤(e)の量は、一般的にビスイミド(a)とジ
アミン(b)と随意としての反応成分(c)との混合物
の重量の2〜30%、好ましくは3〜15%を占める。
添加剤(e)によって本発明に従うポリマー中に導入
され得る塩素又は臭素の量は、得られる硬化ポリマーの
所定の特性、特に熱安定性に関連する特性及び例えば銅
のような金属に対するポリマーの接着性に関連する特性
に影響を及ぼすということがわかった。この点に関し
て、最も好ましい結果は、この添加剤(e)によって導
入される塩素又は臭素の量が、ビスイミド(a)とジア
ミン(b)と随意としての反応成分(c)と添加剤
(e)及び(f)との混合物の重量に対する元素状塩素
又は元素状臭素の重量百分率で表わして多くとも8%を
占める時に得られる。この塩素又は臭素の量は好ましく
は1〜6%の範囲である。塩素又は臭素の量は、例えば
より多量の若しくはより少量の塩素若しくは臭素を含有
するエポキシ樹脂(e1)を用いることによって、又は塩
素化若しくは臭素化エポキシ樹脂(e1)と非ハロゲン化
エポキシ樹脂(e4)との混合物から出発することによっ
て、又は化合物(e2)及び(若しくは)(e3)と非ハロ
ゲン化エポキシ樹脂(e4)との混合物から出発すること
によって、容易に所望の値に調節することができる。
式(VII)のアルケニルフェノールの特定的な例とし
ては、特に次のものを挙げることができる: ・4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジアリルビフェニル、 ・ビス(4−ヒドロキシ−3−アリルフェニル)メタ
ン、 ・ビス(4−ヒドロキシ−3−アリルフェニル)エーテ
ル、 ・2,2′−ビス(4−ヒドロキシ−3−アリルフェニ
ル)プロパン(即ちo,o′−ジアリルビスフェノール
A)、 ・上記アルケニルフェノールの一方又は他方に対応する
メチルエーテル。
周知のように、アルケニルフェノールはフェノールの
アリルエーテルの熱転位(クライゼン転位)によって製
造され、このアリルエーテルはそれ自体周知の方法で、
例えばフェノールと塩化アリルとをアルカリ金属水酸化
物及び溶媒の存在下で反応させることによって得られ
る。
前記した用語「1種以上のアルケニルフェノールを含
む化合物」とは、添加剤(f)が ・式(VII)の1種以上のアルケニルフェノール又は ・次の(i)及び(2i)を含有する混合物: (i)式(VII)の1種以上のアルケニルフェノール; (2i)該フェノールの対応する1種以上のアリルエーテ
ル、即ち転位反応によって該フェノールを誘導する1種
以上のアリルエーテル: のいずれかから成ることができるということを意味する
ものとする。このような混合物(2i)の有利に用いるこ
とのできるものの例は、対応するアリルエーテルの部分
熱転位によって得られる未精製生成物である。
本発明は、好ましくは、o,o′−ジアリルビスフェノ
ールA単独又はこれとビスフェノールAのジアリルエー
テルとの混合物から成る添加剤(f)を用いて実施され
る。
添加剤(f)の量は、一般的にビスイミド(a)とジ
アミン(b)と随意としての反応成分(c)との混合物
の重量の2%〜30%、好ましくは5〜15%を占める。
式(I)のビスイミド(a)の特定的な例としては、
特にフランス国特許第2,608,613号に示された化合物、
即ち、 ・N,N′−m−フェニレンビスマレイミド、 ・N,N′−p−フェニレンビスマレイミド、 ・N,N′−4,4′−ジフェニルメタンビスマレイミド、 ・N,N′−4,4′−ジフェニルエーテルビスマレイミド、 ・N,N′−4,4′−ジフェニルスルホンビスマレイミド、 ・N,N′−1,4−シクロヘキシレンビスマレイミド、 ・N,N′−4,4′−(1,1−ジフェニルシクロヘキサン)
ビスマレイミド、 ・N,N′−4,4′−(2,2−ジフェニルプロパン)ビスマ
レイミド、 ・N,N′−4,4′−トリフェニルメタンビスマレイミド、 ・N,N′−1,3−(2−メチルフェニレン)ビスマレイミ
ド、 ・N,N′−1,3−(4−メチルフェニレン)ビスマレイミ
ド、 ・N,N′−1,3−(5−メチルフェニレン)ビスマレイミ
ド を挙げることができる。
これらのビスマレイミドは、米国特許第3,018,290号
及び英国特許第1,137,290号に記載された方法によって
製造することができる。本発明は、好ましくは、N,N′
−4,4′−ジフェニルメタンビスマレイミド単独又はこ
れとN,N′−1,3−(2−メチルフェニレン)ビスマレイ
ミド、N,N′−1,3−(4−メチルフェニレンビスマレイ
ミド)及び(若しくは)N,N′−1,3−(5−メチルフェ
ニレン)ビスマレイミドとの混合物を用いて実施され
る。
式(IV)及び式(III)の立体障害ジアミン(b)の
特定的な例としては、特に次のものを挙げることができ
る: ・4,4′−ジアミノ−3,3′,5,5′−テトラメチルジフェ
ニルメタン、 ・4,4′−ジアミノ−3,3′,5,5′−テトラエチルジフェ
ニルメタン、 ・4,4′−ジアミノ−3,5−ジメチル−3′,5′−ジエチ
ルジフェニルメタン、 ・4,4′−ジアミノ−3,3′−ジエチル−5,5′−ジメチ
ルジフェニルメタン、 ・4,4′−ジアミノ−3,3′,5,5′−テトライソプロピル
ジフェニルメタン、 ・4,4′−ジアミノ−3,3′−ジイソプロピル−5,5′−
ジメチルジフェニルメタン、 ・1,4−ビス(4−アミノ−3,5−ジメチル−α,α−ジ
メチルベンジル)ベンゼン、 ・1,3−ビス(4−アミノ−3,5−ジメチル−α,α−ジ
メチルベンジル)ベンゼン、 ・1,3−ジアミノ−2,4−ジエチル−6−メチルベンゼ
ン、 ・1,3−ジアミノ−2−メチル−4,6−ジエチルベンゼ
ン。
これらの立体障害ジアミンは、英国特許第852,651号
及び米国特許第3,481,900号に記載された方法によって
製造することができる。本発明は、好ましくは、4、
4′−ジアミノ−3,3′,5,5′−テトラメチルジフェニ
ルメタン、4、4′−ジアミノ−3,3′,5,5′−テトラ
エチルジフェニルメタン、4、4′−ジアミノ−3,3′
−ジエチル−5,5′−ジメチルジフェニルメタン及びそ
れらの混合物を用いて実施される。
N,N′−ビスイミド(a)及び立体障害ジアミン
(b)の量は、 の比rが一般的に1.5/1〜20/1の範囲、好ましくは2/1〜
5/1の範囲になるように選択される。
ある場合においては、共重合可能な反応成分(c)及
び(又は)触媒(d)を追加的に用いることによって本
発明に従うポリマーを改質するのが有利であることがあ
る。
随意としての反応成分(c)の好適なものとしては、
特に、フランス国特許第2,608,613号に記載された化合
物、即ち、下記の(c1)、(c2)及び(c3)を挙げるこ
とができる: (c1)次式: (式中、アリルオキシ又はメタリルオキシ基は窒素に結
合したベンゼン環の炭素原子に対してオルト、メタ又は
パラ位にある) の1種以上のモノマー; (c2)下記の物質の混合物から選択される配合物: ・次式のモノマー: (式中、アリルオキシ又はメタリルオキシ基は窒素に結
合したベンゼン環の炭素原子に対してオルト、メタ又は
パラ位にある)と、次式の一置換された誘導体の少なく
とも1種 との混合物、及び 前記式(IX)のモノマーと前記式(X)の一置換された
誘導体の少なくとも1種及び1種以上の二置換誘導体: {反応成分(c2)として用いられる上記の配合物におい
て式(IX)、(X)及び(XI)の化合物の混合物の各種
成分の割合は、広い範囲内で変化し得る。一般的にはこ
れら成分の割合は以下の範囲の間から選択される(混合
物中のそれぞれの成分の重量百分率で表わす): ・式(IX)のN−アリル(又はメタリル)オキシフェニ
ルマレイミド:少なくとも30%、好ましくは50〜80%、 ・式(X)のモノアリル(又はメタリル)置換誘導体:5
〜50%、好ましくは10〜35%、 及び ・式(XI)のジアリル(又はメタリル)置換誘導体:0〜
20%、好ましくは0〜15% (但し、それぞれの場合において、成分の和は100重量
%であるものとする)}; (c3)1個以上の炭素−炭素二重結合を含有する1種以
上の置換複素環式化合物。
また、(c1)と(c3)との混合物又は(c2)と(c3
との混合物を反応成分(c)として用いることもでき
る。
随意としての反応成分(c1)は、 ・N−(2−アリルオキシフェニル)マレイミド、 ・N−(3−アリルオキシフェニル)マレイミド、 ・N−(4−アリルオキシフェニル)マレイミド、 ・N−(2−メタリルオキシフェニル)マレイミド、 ・N−(3−メタリルオキシフェニル)マレイミド、 ・N−(4−メタリルオキシフェニル)マレイミド及び ・それらの混合物 から選択される。
式(IX)のマレイミドは、ヨーロッパ特許第0,208,63
4号に記載された周知の物質である。
随意としての反応成分(c2)に関して、式(IX)のN
−アリル(又はメタリル)オキシフェニルマレイミドと
1種以上の式(X)及び随意としての式(XI)のアリル
(又はメタリル)置換誘導体との混合物から成る配合物
として、ヨーロッパ特許第0,274,967号に記載された方
法を実施することによって得られる未精製生成物を用い
るのが好ましい。
随意としての反応成分(c3)は、ビニルピリジン、N
−ビニルピロリドン、アリルイソシアヌレート、ビニル
テトラヒドロフラン及びそれらの混合物から選択され
る。
随意としての反応成分(c)の量は、一般的に、反応
成分(a)及び(b)の合計重量の60%以下、好ましく
は2〜25%を占める。
随意としての触媒(d)は遊離基重合開始剤であり、
これは有利には、例えば過酸化ジクミル若しくは過酸化
ラウロイルのような有機過酸化物、又はアゾビスイソブ
チロニトリルから成る。
化合物(d)の種類及び処理工程における所望の重合
速度に応じて、この触媒は、反応成分(a)と(b)と
随意としての(c)との合計に対して一般的に0.01〜5
重量%範囲、好ましくは0.1〜1重量%の範囲の割合で
用いられる。
種々の助剤を本発明に従うポリマー中に様々な時期に
添加することができる。これらの助剤は通常用いられて
おり、当業者に周知であり、例えば安定剤又は分解防止
剤、滑剤又は離型剤、染料又は顔料、及び珪酸塩類、炭
酸塩類、カオリン、白亜、粉末石英、マイカ又は微小ガ
ラスビーズのような粉状又は粒状の充填剤であることが
できる。また、得られる生成物の物理的構造を改質する
助剤を添加することもでき、このような助剤の例には、
気孔形成剤或いは特に炭素又は芳香族ポリイミド若しく
はポリアミドのフィブリル及びひげ結晶のような繊維補
強材がある。
本発明に従うポリマーは、ビスイミド(a)、反応成
分(b)のアミン並びに添加剤(e)及び(f)を随意
に反応成分(c)及び(又は)触媒(d)の存在下で、
少なくとも均質の液状混合物が得られるまで直接加熱す
ることによって製造することができる。温度は混合物中
に存在させる化合物の物理的状態に応じて変化し得る
が、一般的に50〜300℃の範囲である。出発化合物を加
熱の前及びその期間中に例えば充分に撹拌することによ
って緊密混合物の形にし且つこの状態に維持するのが有
利である。反応成分(c)及び(又は)触媒(d)を用
いる場合、これらは、(a)と(b)と(e)と(f)
との混合物を溶融させた充分に撹拌された反応用混合物
に添加するのが好ましい。触媒(d)が特に活性である
場合、生じるポリマーの網状構造中にそれが封入される
のを防止するために、この触媒(d)を反応用混合物と
相溶性の溶媒又は希釈剤中に添加するのが望ましい。溶
媒又は希釈剤としては、後記の極性有機液体の1種を用
いるのが有利になる得るということがわかった。
本発明に従うポリマーはまた、50〜250℃の範囲の少
なくとも一部の領域で液体である可変量の有機希釈剤の
存在下で反応成分の混合物を加熱することによって製造
することもできる。これらの希釈剤の中では、特にキシ
レン及びトルエンのような芳香族炭化水素、クロルベン
ゼンのようなハロゲン化炭化水素、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、ジブチルエーテル、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン、ジ
メチルアセトアミド、シクロヘキサノン、メチルグリコ
ール及びメチルエチルケトンのような極性有機液体を挙
げることができる。ポリマーの溶液又は懸濁液はそのま
まで多くの目的に用いることができる。またこのポリマ
ーは例えば、必要ならば用いた溶媒と混和性の有機希釈
剤によって沈殿させた後に、過することによって分離
することもできる。
本発明に従うポリマーの特性は、特に用いる反応成分
の正確な種類、反応成分の選択した割合及び前記の範囲
内で採用した正確な温度条件に従って、広範囲に変化し
得る。得られるポリマーは、例えば上記した極性有機液
体のような慣用の溶媒に不溶であり且つポリマーが分解
し始める温度より低い温度において目に見えるほどの軟
化を示さない硬化ポリマーであることができる。
しかしながら、これらのポリマーはまた、例えば上記
したような慣用の極性有機溶媒に可溶であり且つ200℃
より低い温度に軟化点を持つ(一般的にこの軟化点は50
〜150℃の範囲である)プレポリマー(P)の形を取る
こともできる。これらプレポリマーは、反応成分の混合
物を、均質又はペースト状生成物が得られるまで、一般
的に50〜180℃の範囲の温度において数分間〜数時間に
渡り得る時間(この時間は採用温度が高ければ高いほど
より短くすることができる)加熱することによって塊状
で得ることができる。また、反応成分の混合物を加熱す
る前に、前もって撹拌して緊密混合物を形成させること
も有利である。また、反応成分(c)及び(又は)随意
としての触媒(d)を導入する好ましい方法があり、即
ちこれは、硬化ポリマーの直接製造に関連して前記した
方法である。また、プレポリマーは、50〜180℃の範囲
の少なくとも一部の領域で液体である可変量の希釈剤の
存在下で製造することもできる。これに関しては、前記
の極性有機液体を希釈剤として有利に用いることができ
る。
プレポリマー(P)は液状塊の形で用いることがで
き、成形物品を造形・製造するには単なる高温注型で充
分である。また、プレポリマーを、冷却及び粉砕後に、
適宜に粉末、球体、粒体、繊維又はフロックの形の充填
剤の存在下で、圧縮成型操作に極めて好適な粉末の形で
用いることもできる。懸濁液又は溶液の形においては、
プレポリマー(P)は、コーティング及び予備含浸中間
物品の製造に用いることができ、これらにおいて補強材
はアルミニウム若しくはジルコニウム珪酸塩若しくは酸
化物、炭素、黒鉛、硼素、石綿又はガラスを主体とした
繊維材料から成っていてよい。また、これらのプレポリ
マー(P)は、例えばアゾジカルボンアミドのような気
孔形成剤を添加した後に、気泡材料の製造に用いること
もできる。
第2段階において、プレポリマー(P)は、約300
℃、一般的には150〜300℃の範囲の温度に加熱すること
によって硬化させることができる。成形は、必要ならば
真空下又は過圧下で、硬化の間に実施することができ、
また、これらの操作を連続的にすることもできる。
本発明の1つの好ましい具体例に従えば、操作は2段
階で実施され、第1段階は反応成分の混合物を50〜180
℃の範囲に加熱してプレポリマー(P)を形成させて成
り、第2段階はプレポリマー(P)を所望の形にした後
に約300℃、一般的には150〜300℃の範囲の温度に加熱
することによって硬化させて成る。
本発明の他の好ましい具体例によれば、操作を2段階
で実施し、しかし第1段階においてプレポリマー(P)
の製造について連続方法を用い、この方法は押出スクリ
ューを備えた混練機中に ・一方で細分した固体状態のビスイミド(a)を、 ・他方で、固体、液体若しくは溶融状態の反応成分
(b)のアミン及び添加剤(f)、液体状の添加剤
(e)、並びに、所望ならば液体状の反応成分(c)及
び(又は)固体状若しくは溶液状の触媒(d)から成る
反応成分群(この群の各種の反応成分は、50℃〜180℃
の範囲の少なくとも一部の領域で液状の希釈剤を適宜に
存在させた下で、互いに一緒に又は別々に導入すること
ができる) を別々に導入することから成る。
用語「押出スクリューを備えた混練機」とは、物質が
前進する時にデッドゾーンを何ら形成しない装置を意味
するものとする。この種の装置は1個以上のスクリュー
を含有していてよく、E.G.フィッシャー(Fisher)の著
書、「プラスチックスの押出成形(Extrusion of Plast
ics)」{インターサイエンス(Interscience)出版、1
964年}、第104〜108頁に記載されている。これらの混
練機は、緊密にかみ合い同一方向に回転する2個のエン
ドレススクリューを有することができる。この種の装置
(これは、より特定的にはテレフタル酸アルカリ金属塩
の製造用の装置である)は、フランス国特許第1,462,93
5号に記載されている。用いることのできる別の種類の
混練機は、回転運動及び軸方向振動運動を同時に起こさ
せる中断されたねじ山を備えたエンドレススクリュー
を、このスクリューの中断されたフィンと相互に作用す
る歯を有する外囲器中に配置させた装置から成る。この
種の装置は、フランス国特許第1,184,392号、同第1,18
4,393号、同第1,307,106号及び同第1,369,283号に記載
されている。
本発明に従うポリマーは良好な機械的及び電気的特性
並びに200〜300℃の温度で高い化学的不活性を有する材
料を必要とする産業分野において有用である。例とし
て、それらは、例えばガラス繊維織物/プレポリマー
(P)タイプの予備含浸中間物品の製造に特に好適であ
り、これは、コンピューター産業用並びにアストリオニ
クス、アビオニクス及びエレクトロニクス産業用の多層
回路を最良の条件下で製造することを可能にする。これ
らのプレプレグは、回路の穿孔の速度を、部品密度の高
い回路のように孔が互いに非常に接近している場合さえ
も、増大させることができる。
[実施例] 以下の実施例は本発明を単に例示するためのものであ
り、その範囲を何ら限定しない。
馬蹄型撹拌機を備えたガラス製反応器内に、下記のも
のを室温において導入した: ・N,N′−4,4′−ジフェニルメタンビスマレイミド:80g
(0.223モル) ・4,4′−ジアミノ−3,3′,5,5′−テトラエチルジフェ
ニルメタン:20g(0.064モル) ・o,o′−ジアリルビスフェノールA:10g(0.032モル) 及び ・四臭化ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの縮
合から得られる臭素化エポキシ樹脂:9g (これは、約50重量%の元素状臭素含有率及び450のエ
ポキシ当量を有し、ダウ(DOW)社の登録商標名「QATRE
X」6410型の下で商品として入手できる。このエポキシ
樹脂によって導入される臭素の量はビスイミドとジアミ
ンと共重合可能なモノマー(N−ビニルピロリドン:下
記参照)とエポキシ樹脂とアリルフェノールとの組合せ
重量に対する元素状臭素の重量百分率で表わして3.54%
に等しい。この樹脂は、シクロヘキサノン5g中の溶液の
形で反応器中に導入される。)。
反応器を予め160℃に加熱した油浴中に浸積し、用い
た成分が完全に溶融し且つ均質な物質が得られるまで混
合物を撹拌した。この段階に5分間を要した。こうして
得られた溶融混合物を130℃に冷却し、N−ビニル−2
−ピロリドン8gを導入し、次いでこの全体を撹拌しなが
ら20分間反応させた。
こうして、約80℃の軟化点を持つプレポリマーが得ら
れた。この軟化点とは、直径6mmのガラス棒が容易にプ
レポリマー中に数mm侵入することのできるおおよその温
度である。このプレポリマーは、例えば、N−メチルピ
ロリドン、ジメチルホルムアミド、シクロヘキサノン及
びアセトンのような溶媒に可溶である。
上記のようにして製造したプレポリマーの第1のバッ
チを用いて、プレプレグ及び10層銅積層体(10層のプレ
プレグ)を製造した。これは、次のようにして実施し
た。即ち、N−メチルピロリドン中にこのプレポリマー
を50重量%の濃度で含有させた溶液を用いて、ポーチャ
ー(PORCHER)社製の整理番号7628のガラス織物[単位
面積当りの重量200g/m2のものであり、γ−アミノプロ
ピルトリエトキシシラン{ユニオン・カーバイド(Unio
n Carbide)社のシラン(silane)A1100)で処理したも
の]を被覆した。この含浸済の織物は、織物60g当りに4
0gのポレポリマーを含有する。これを換気雰囲気中で16
0℃において5分間乾燥させた。次いで、15×15cmの10
の角片を切り取り、これらを厚さ35μmの銅箔{イエイ
ツ(YATES)社より参照名NT−TWSの下で市販}と共に、
この銅箔が外部表面の一方に配置されるように積層し、
この組立体を下記の条件下でプレスの定盤の間に配置さ
せた: ・圧力:40×105Pa ・プレスの定盤の加熱:190℃において1時間。
200℃において16時間の後硬化の後に、製造された10
層積層体に対する銅の接着性を試験した。張力計を用い
て銅を90゜の角度に引っ張る(MIL規格P−55,617Bに従
って、55mm/分の引張速度)ことによって測定した接着
性は、約23N/cmだった。同じ条件下で、o,o′−ジアリ
ルビスフェノールAを用いなかったことを除いて前記の
ようにして製造したプレポリマーから製造した10層積層
体の接着性は約19.6N/cmだった。
プレポリマーの第2のバッチを用いて、前記の条件下
でプレポリマー45重量%を含有するプレプレグ及び5層
積層体を製造した(ここでは銅箔を用いなかったという
ことに留意されたい)。200℃において16時間の後硬化
の後に、UL94縦型試験によって燃焼性測定を実施した
{積層体を基とする試験片の厚さ:0.8mm;積層体の樹脂
含有率は約40重量%だった;燃焼時間は23℃、相対湿度
50%において48時間コンディショニングした後に測定し
た;格付けは、10回の結果(5個の試験片を用い、それ
ぞれの試験片につき2回試験)の平均値から決定し
た}。
・格付け:VO。
プレポリマーの第3のバッチを粉砕して粉末状にし
て、圧縮成形に用いた。得られた粉末を7.5gの量で円筒
状金型(直径10cm)中に導入し、この全体をプレスの2
枚の円形定盤(これら定盤は金型の寸法に適合され、予
め150℃に加熱されている)の間に配置させ、これに0.1
PMaの圧力をかけた。材料の温度が125℃に達した時に、
4MPaの圧力をかけた。熱的平衡に達した時、即ち材料の
温度が150℃に達した時に、この全体をこれらの条件下
にさらに2時間保持した。次いで金型及びその内容物を
4MPaの圧力下で1時間冷却させた。離型後に、円筒状の
成形物品をNF規格T−51035の指示に従ってチャーピー
(CHARPY)ノッチなし衝撃強さ試験にかけて、23℃にお
ける表面レジリエンスRcを測定した。このレジリエンス
は18kJ/m2に等しいことがわかった。同じ条件下で、o,
o′−ジアリルビスフェノールAを用いなかったことを
除いて前記のようにして製造したプレポリマーから製造
した成形物品のレジリエンスは12kJ/m2に等しいことが
わかった。また、ASTM規格E−399の指示に従って亀裂
生長エネルギーG1Cをも測定した。これは90J/m2に等し
いことがわかった。ジアリルフェノールの不在下におい
てはこれは60J/m2に等しいことがわかった。
プレポリマーの第4のバッチを用いて、前記の条件下
でプレポリマー40重量%を含有するプレプレグ及び22層
積層体を製造した(ここでも銅箔を用いなかった)。22
0℃において16時間の後硬化の後に、積層体のZ軸に沿
った熱膨張係数を測定した(積層体を基とする試験片の
厚さ:3mm)。これらの測定は、デュ・ポン(DU PONT)
社の982型装置による熱機械的分析(TMA)によって、窒
素雰囲気下で10゜K/分の昇温速度で実施した。この係
数の実測値は約35×10-6mm-1K-1だった。
さらに、硬化ポリマーのガラス転移温度(熱機械的分
析によって実施した測定の際に評価した)は250℃に等
しいことがわかった。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の成分: (a)次式: {式中、記号Yは同一であっても異なっていてもよく、
    それぞれH、CH3又はClを表わし、 記号Aは、シクロヘキシレン、フェニレン、4−メチル
    −1,3−フェニレン、2−メチル−1,3−フェニレン、5
    −メチル−1,3−フェニレン、2,5−ジエチル−3−メチ
    ル−1,4−フェニレン基並びに次式: (式中、Tは単原子価結合又は次式: −CH2−; −O−; の基を表わし、 記号Xは同一であっても異なっていてもよく、それぞれ
    水素原子又はメチル、エチルもしくはイソプロピル基を
    表わす)の基より成る群から選択される2価の基を表わ
    す}のN,N′−ビスイミド又は数種のビスイミドの組合
    せ物; (b)次の(i)〜(2i): (i) 次の一般式: (式中、記号R1、R2、R3及びR4は同一であっても異って
    いてもよく、それぞれメチル、エチル、プロピル又はイ
    ソプロピル基を表わし、 記号Zは同一であっても異なっていてもよく、それぞれ
    水素原子又は塩素原子を表わし、 記号Bは基−CH2−、 より成る群から選択される2価の基を表わす)のもの;
    及び (2i)次の一般式: (式中、 アミノ基は、互いに対してメタ又はパラ位にあり、 記号R5は同一であっても異なっていてもよく、それぞれ
    メチル、エチル、プロピル又はイソプロピル基を表わ
    す)のもの;より成る群から選択される1種以上の立体
    障害ジ第1ジアミン;並びに 次の2種の必須の添加剤(e)及び(f): (e)次の(e1)、(e4)および(e5)より成る群から
    選択される化合物: (e1): (i)2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
    ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4
    −ヒドロキシフェニル)メチルフェニルメタン、ビス
    (4−ヒドロキシフェニル)トリルメタン、レゾルシノ
    ール、ヒドロキノン、ピロカテコールおよび4,4′−ジ
    ヒドロキシジフェニルからなる群から選択される多価フ
    ェノールから由来する芳香核上を塩素化又は臭素化され
    た誘導体をエピクロルヒドリンと反応させることによっ
    て得られるグリシジルエーテルから成る200〜2000のエ
    ポキシ当量を有する塩素化又は臭素化したエポキシ樹
    脂; (e4):上記(e1)に関して記載したフェノールの群か
    ら選択される芳香環上を塩素化又は臭素化されていない
    多価フェノールとエピクロルヒドリンとを反応させるこ
    とによって得られるグリシジルエーテルから成る、100
    〜1000の範囲のエポキシ当量を有する非ハロゲン化エポ
    キシ樹脂;及び (e5):上記した(e1)及び(e4)2種以上の化合物の
    互いの混合物; (f)次式: (式中、記号Eは単原子価結合又は次の基: −CH2−、−CH2−CH2−、 −O−、−S−、−SO−及び−SO2− より成る群から選択される2価の基であり、 記号R6は同一であっても異なっていてもよく、それぞれ
    水素原子又はメチル基であり、 記号R7は同一であっても異なっていてもよく、それぞれ
    水素原子、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状若しくは
    分枝鎖状のアルキル基又はフェニル基である) の1種以上のアルケニルフェノールよりなる化合物; からなるイミド基含有ポリマーを製造するための混合
    物。
  2. 【請求項2】反応成分(a)が、 ・N,N′−m−フェニレンビスマレイミド、 ・N,N′−p−フェニレンビスマレイミド、 ・N,N′−4,4′−ジフェニルメタンビスマレイミド、 ・N,N′−4,4′−ジフェニルエーテルビスマレイミド、 ・N,N′−4,4′−ジフェニルスルホンビスマレイミド、 ・N,N′−1,4−シクロヘキシレンビスマレイミド、 ・N,N′−4,4′−(1,1−ジフェニルシクロヘキサン)
    ビスマレイミド、 ・N,N′−4,4′−(2,2−ジフェニルプロパン)ビスマ
    レイミド、 ・N,N′−4,4′−トリフェニルメタンビスマレイミド、 ・N,N′−1,3−(2−メチルフェニレン)ビスマレイミ
    ド、 ・N,N′−1,3−(4−メチルフェニレン)ビスマレイミ
    ド、 ・N,N′−1,3−(5−メチルフェニレン)ビスマレイミ
    ド及び それらの混合物から成る群から選択され、並びに 反応成分(b)が、 ・4,4′−ジアミノ−3,3′,5,5′−テトラメチルジフェ
    ニルメタン、 ・4,4′−ジアミノ−3,3′,5,5′−テトラエチルジフェ
    ニルメタン、 ・4,4′−ジアミノ−3,5−ジメチル−3′,5′−ジエチ
    ルジフェニルメタン、 ・4,4′−ジアミノ−3,3′−ジエチル−5,5′−ジメチ
    ルジフェニルメタン、 ・4,4′−ジアミノ−3,3′,5,5′−テトライソプロピル
    ジフェニルメタン、 ・4,4′−ジアミノ−3,3′−ジイソプロピル−5,5′−
    ジメチルジフェニルメタン、 ・1,4−ビス(4−アミノ−3,5−ジメチル−α,α−ジ
    メチルベンジル)ベンゼン、 ・1,3−ビス(4−アミノ−3,5−ジメチル−α,α−ジ
    メチルベンジル)ベンゼン、 ・1,3−ジアミノ−2,4−ジエチル−6−メチルベンゼ
    ン、 ・1,3−ジアミノ−2−メチル−4,6−ジエチルベンゼ
    ン、及び それらの混合物、 より成る群から選択されることを特徴とする請求項1に
    記載の混合物。
  3. 【請求項3】添加剤(f)が ・式(VII)の1種以上のアルケニルフェノール 又は ・次の(i)及び(2i)を含有する混合物: (i)式(VII)の1種以上のアルケニルフェノール; (2i)該フェノールの1種以上のアリルエーテル のいずれかから成ることを特徴とする請求項1又は2記
    載の混合物。
  4. 【請求項4】式(VII)のアルケニルフェノールが ・4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジアリルビフェニル、 ・ビス(4−ヒドロキシ−3−アリルフェニル)メタ
    ン、 ・ビス(4−ヒドロキシ−3−アリルフェニル)エーテ
    ル、 ・2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−アリルフェニル)
    プロパン、即ちOO′−ジアリルビスフェノールA、 ・上記アルケニルフェノールの一方又は他方に対応する
    メチルエーテル より成る群から選択されることを特徴とする請求項3項
    記載の混合物。
  5. 【請求項5】N,N′−ビスイミド(a)及び立体障害ジ
    アミン(b)の量を、 の比rが1.5/1〜20/1の範囲になるように選択される請
    求項1〜4のいずれか一項記載の混合物。
  6. 【請求項6】(c):以下の(c1)〜(c3): (c1)次式 (式中、アリルオキシ又はメタリルオキシ基は窒素に結
    合したベンゼン環の炭素原子に対してオルト、メタ又は
    パラ位にある)の一種以上のモノマー;並びに (c2)次式のモノマー: (式中、アリルオキシ又はメタリルオキシ基は窒素に結
    合したベンゼン環の炭素原子に対してオルト、メタ又は
    パラ位にある)と、次式の一置換された誘導体の少なく
    とも1種 との混合物、及び 前記式(IX)のモノマーと前記式(X)の一置換された
    誘導体の少なくとも1種及び下記の式の二置換された誘
    導体の1種以上 との混合物から選択される配合物;並びに (c3)ビニルピリジン、N−ビニルピロリドン、アリル
    イソシアヌレート、ビニルテトラヒドロフラン及びそれ
    らの混合物から選択された反応体; から選択される1種以上の非ハロゲン化モノマーをさら
    に含む請求項1ないし5に記載のいずれか一項記載の混
    合物。
  7. 【請求項7】反応体(c)が、反応体(a)+(b)の
    全重量の2〜25%を占める量で用いられ、 一方で、添加剤(e)の量がビスイミド(a)+ジアミ
    ン(b)+反応体(c)の混合物の2〜30重量%を占
    め、他方で、添加剤(e)により導入され得る塩素又は
    臭素の量が、ビスイミド(a)+ジアミン(b)+反応
    体(c)+添加剤(e)及び(f)の全混合物の重量に
    対する元素状塩素又は元素状臭素の重量百分率で表わし
    て1〜6%を占め;及び添加剤(f)の量がビスイミド
    (a)+ジアミン(b)+反応体(c)の混合物の2〜
    30重量%を占めることを特徴とする請求項6に記載の混
    合物。
  8. 【請求項8】(d)有機過酸化物及びアゾ−ビス−イソ
    ブチロニトリルから選択されるフリーラジカル重合開始
    剤である、触媒をさらに含む請求項1〜7のいずれか一
    項記載の混合物。
  9. 【請求項9】触媒(d)を、反応体(a)+(b)+
    (c)の全重量の0.01%〜5%に相当する量で用いるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の混合物。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれか一項記載の混合
    物を温度範囲50℃ないし300℃にて反応させることを特
    徴とするイミド基含有ポリマーの製造方法。
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